西郷どん(大河ドラマ) ニュース

「大久保正助を忘れてきた」回想かぶせに反響 「ずるい」「涙腺崩壊」… <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が12月16日放送され、大久保(瑛太さん)の暗殺(紀尾井坂の変)直後に、第13回「変わらない友」(4月8日放送)のラストで描かれた“西郷が大久保を迎えに来る”シーンが回想として登場。視聴者の反響を呼んだ。

 “西郷が大久保を迎えに来る”シーンは、若き2人の熱き友情と絆を描いた名場面の一つ。再び江戸に向かったはずの西郷が、来た道を駆け戻ってくると、薩摩を出ることを決めた大久保に「忘れもんした。おはんじゃ、大久保正助を忘れてきた」と告げ、大久保も「行っどお!」と応える……という展開。

 最終回のまさかの“かぶせ”に、SNS上は「一蔵どんの最期に『大久保正助を忘れてきた』のシーン入れるとか反則ですやん」「このタイミングで『大久保正助を忘れてきた』はずるい」「めっちゃ泣いた」「完全に涙腺をやられました」「涙腺崩壊」との言葉が並ぶ一方、「『道連れ』っていう解釈もできるんやな……」「すごくホラーじゃない?」「どう考えても怨念かたたりにしか見えない」といった反応もあった。

 大久保役の瑛太さんは、ドラマの公式サイトで「大久保さんが暗殺された時、西郷さんからの手紙を懐に持っていたという史実がありますが、最期のシーンで思ったのはやっぱり吉之助さぁでした。青年期からの回想がドラマで流れるように、僕の頭の中にも吉之助さぁがいて、胸にグッとくるものがありました。その顔は、僕と抱擁する笑顔の吉之助さぁでした」と告白。

 さらに「この1年3カ月、とにかく僕は亮平君のことしか見てこなかったんです。2人で目を見つめ合って、呼吸を感じて、心の機微を感じ取る芝居をずっと重ねてきました。こんなドラマチックな関係ってそうそうないですよね。僕の中では、恋愛ドラマをやっていたような感覚があります」と思いを明かしていた。

鈴木亮平「今までのことがフラッシュバック」 “地元”鹿児島で「西郷どん」最終回見届ける

大河ドラマ「西郷どん」最終回のパブリックビューイングに登場した鈴木亮平さん(中央)ら (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」最終回のパブリックビューイングに登場した鈴木亮平さん(中央)ら (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが12月16日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回パブリックビューイングに登場。自身が演じた主人公・西郷隆盛の地元で最終回(第47回)「敬天愛人」を見届けた鈴木さんは、「(鹿児島は)僕の魂の帰る場所の一つになったと思っています。今日、皆さんと一緒に最終回を迎えられて良かったです。この後『西郷どん』というドラマが少しでも皆さんの心に残ればいいと思っています。ありがとうございました」と思いを語った。

 さらに「皆さんに見てもらったものが僕らの全てでした。全国の皆さんに見てもらいたい思いで演じてましたが、一番は鹿児島の人が見てもらって、誇りを感じてもらえる平成最後の大河ドラマにしたいと思っていました」と告白。「今日、皆さんと最終回を見させていただき、先にDVDで最終回を見ていた時とは違う感動が湧いてきました。いろいろなことを思いました。吉之助が一蔵に『異国に負けん強い国を作ってくれ』と頼んだことが、こんなにも彼を追い詰めてしまったのかなど、今までのことがフラッシュバックしている最終回でした」と感慨深げに振り返った。

 パブリックビューイングの会場には約2000人のファンが集結し、村田新八役の堀井新太さん、辺見十郎太役の持永雄恵さんも登場した。堀井さんは「1年半、微力ながら生まれた時から死ぬ間際まで一緒にいられたこと、この作品を見て誇りに思いました。鈴木亮平さんに拍手を送りたいです。本当にありがとうございました!」、持永さんは「鹿児島の人間としてこの作品に携われて本当に幸せでした。本当にありがとうございました!」と感謝していた。

ついに完結!西郷の“最期”に意見割れる 「素晴らしい」「なんかモヤモヤ」… <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」最終回(第47回)「敬天愛人」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が12月16日放送され、物語はついに完結。視聴者から「あかん、悲しすぎて……」「ただただ、号泣です」「60分間、鳥肌と涙が止まらんかった」「胸が苦しかー!」といった声が上がった。

 一方で、視聴者の意見が割れたのが、主人公・西郷隆盛(鈴木さん)の“最期”の描かれ方。城山での最終決戦で腹と足を打たれ、瀕死の状態になった西郷が、大久保の暗殺(紀尾井坂の変)や回想シーン、エンドロールを経て、最後の最後になって登場。息も絶え絶え、空を見上げると「もう、ここらでよか」と言い残し……。

 SNSでは「西郷の最期、大好きです」「素晴らしいラストでした」「ああいう終わり方できたか!と思いました」「通説とは異なっていたが、あれはあれで良かったと思う」といった好意的な意見があった一方、「唖然」「衝撃すぎて、泣けなかった」「なんかモヤモヤ」「なんか微妙な終わり方だったな」などとどこか腑(ふ)に落ちない視聴者もいた。

 それでも「西郷どん、一年間ありがとう」「言いたいことはたくさんあるけれど、それでも1年、欠かさずに見てきて良かった。おやっとさーでした!」「鈴木亮平さん、瑛太さん、その他の役者さんたちも、本当にすごかったです」と感謝とねぎらいの言葉が送られた。

西田敏行、最終回「西郷どん」への思い… 後輩・鈴木亮平に“おねだり”も?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で語りと西郷菊次郎役を務めた西田敏行さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で語りと西郷菊次郎役を務めた西田敏行さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が12月16日放送される(総合・午後8時ほか)。ドラマの初回から語りを担当し、明治編では西郷菊次郎役も務めた西田敏行さんがコメントを発表。「大河ドラマは長くずっと続いている番組ですので、作品ごとにさまざまな進化をしていきますが、『西郷どん』では、その進化が顕著に表れたのではないかと思います」と明かすと、「西郷隆盛や大久保利通はこれまで何度もドラマ化されている中、『西郷どん』は今の時代の解釈と思いで作られた、新しい視点の西郷さんと大久保さんだったと思います」と語った。

 1990年放送の大河ドラマ「翔ぶが如く」で、鈴木さんと同じく西郷隆盛役として、大河ドラマの主演を務めた西田さんは「僕の経験上、この達成感は他の現場では味わえない達成感です」と説明した上で、「(鈴木)亮平君はその達成感を胸に秘めながら、次のステップを踏むための準備をされていると思います。亮平君の持っている素晴らしいポテンシャルをどんどん発揮して、次なるステップ、また大きなステージを踏んでいただきたいと思います」と鈴木さんの今後に向けてエール。さらに「亮平君、私も役者仲間ですので、亮平君のそのときのお仕事に加えていただけるよう、役を一つくださいね(笑い)」とおねだりしてみせた。

 さらに西田さんは「いよいよ最終回を迎えますが、この1年間、長きにわたって皆さんにずっとご覧いただいた西郷隆盛、大久保利通、そして糸さん、愛加那さん、皆さんとのお別れの時がやってきました。その思いをかみ締めながら、『西郷どん』最終回をご覧いただき、ゆっくりと楽しんでください。そして、別れを惜しんでください。ついでに語りの私にもちょっぴり『お疲れ様』みたいなことを言っていただけたらうれしいです」と視聴者に呼びかけていた。

渡辺謙、鈴木亮平の大河主演ぶりに「俺の目に狂いはなかった」 斉彬としてねぎらいの言葉も

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬を演じた渡辺謙さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬を演じた渡辺謙さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が12月16日放送される(総合・午後8時ほか)。島津斉彬としてドラマの前半戦を大いに盛り上げた渡辺謙さんがコメントを発表。「大河ドラマは撮影期間が長いので、役とずっと向き合い続けるという意味では、他に類を見ないドラマ」という渡辺さんは、主人公・西郷隆盛役を全うした鈴木さんについては「『よくやった!』というよりは、少し口幅ったい言い方ですが『俺の目に狂いはなかった』ということですね」と印象を語った。

 自身がクランクアップした後も、オンエアで鈴木さんの演技をほぼ見てきたと話す渡辺さんは、「鈴木が『今、いい感じで迷っているな』『今、壁に当たっているんだろうな』というところが垣間見えた」といい、「それこそが大河ドラマだと思います。『悩め、悩め』と親戚のような感覚で見ていました。ただ鈴木にとっては、本当に充実したいい1年だったと思います」と語る。

 また、「鈴木の顔つきが回を重ねていくにしたがって変わっていきましたが、それは大河の主役をやる上での使命です。齢(よわい)を重ね、経験を重ね、表情、目の奥、心の奥にあるものの変化に、視聴者の皆さんは心を奪われるわけですから。それはよくやったと思います。斉彬としては、ですよ(笑い)」とねぎらうと、「これから先、思い悩むことがいい意味で増えていくと思いますが、それは経験した者しか味わえないので、十分苦しんで、十分悩んで、これから先も頑張っていってほしいです」とエールを送った。

 最終回については「『西郷どん』は歴史ドラマですから、結末は歴史をご存じの方は分かっていらっしゃると思いますが、そこに西郷がどう向き合っていったのか、また、俳優・鈴木亮平が西郷隆盛にどう向き合っていったのか、それを楽しみにご覧いただきたいと思います」と視聴者に呼びかけていた。

鈴木亮平、西郷どん最終回「すごく温かく明るい回に」 西郷の人生追体験し「とても幸せ」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛を演じた鈴木亮平さん  (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛を演じた鈴木亮平さん  (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回(第47回)「敬天愛人」が12月16日放送される(総合・午後8時ほか)。主人公・西郷隆盛役の鈴木さんは最終回について、「僕が演じた感想としては、すごく温かく明るい回になっています。鹿児島の城山で西郷さん、そして最後のラストサムライたちが、この国にどういう思いを託して散っていったのか。そして、彼らの死を通して、皆さんがそれぞれの人生をどのように生きていくのかについても考えさせられる回になっていますので、ぜひご覧いただきたいと思います」とコメントを寄せた。

 長い撮影期間の中で「本当にその人間を生きることができる作品は、大河ドラマ以外にはないと思います」と話す鈴木さんは、「特に西南戦争のシーンでは『これ、神様が見て許してくれるのかな』と思うくらい壮絶でしたが、一人の人生をここまで時間をかけて追体験できたことは貴重な体験でしたし、とても幸せな時間でした」としみじみ。

 また「人が生きること、何十年もかけて人生を全うすることはすごいことだと、改めて感じました」と明かし、「『この人間の人生を本当に生きている』という感覚を大切にしながら、これからの全ての作品に向き合っていきたいです。『西郷どん』をさらに超えるものを今後作っていきたいと思いましたし、『西郷どん』がこれからの一つの指針になりました」と思いを語った。

 第47回「敬天愛人」は、明治10(1877)年9月、西郷は残った兵士と共に包囲網を突破し、鹿児島の城山に到達する。大久保(瑛太さん)は内国勧業博覧会の準備にまい進していた。その頃、従道(錦戸亮さん)は、片足を失い政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴さん)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最終決戦へと向う。刻一刻と迫る最期の時。そして、糸(黒木華さん)は夫・西郷の真意を息子たちに語り始める……。

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最終回直前特番12月15日放送 鈴木亮平、知られざる奮闘の日々

大河ドラマ「西郷どん」で主人公の西郷隆盛を演じてきた鈴木亮平さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」で主人公の西郷隆盛を演じてきた鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終回直前スペシャル番組「西郷どんと鈴木亮平の500日」がNHK総合で12月15日午後5時15分から放送される。

 西郷隆盛を演じた鈴木さんの撮影は16カ月にも及んだといい、膨大な量が残されたメーキング映像や共演者、スタッフのインタビューなどを交え、知られざる奮闘の日々に迫る。鈴木さんのほか、瑛太さん、西田敏行さん、渡辺謙さんも登場する。

終盤の展開に賛否両論も「号泣」「悲しいのオンパレード」 次週ついに最終回!<SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」第46回「西南戦争」のラストシーン (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第46回「西南戦争」のラストシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第46回「西南戦争」が12月9日に放送され、戦闘シーンの短さや終盤の展開に賛否両論あったものの、SNS上には「号泣」「しんどい、しんどいよ」「泣きっぱなし」「悲しいのオンパレード」といった視聴者の言葉が並んだ。

 第46回「西南戦争」は、明治10(1877)年2月、雪の中、西郷(鈴木さん)は私学校の生徒たちと共に政府の真意を問いただすため、東京へ向けて進軍する。西郷が立ったことに衝撃を受けた大久保(瑛太さん)は直ちに征討令を発する。賊軍となってしまった西郷たちは戦う覚悟を決めるが、激しい戦闘で小兵衛(上川周作さん)は戦死。菊次郎(今井悠貴さん)は足を銃弾で撃ち抜かれてしまう。次第に劣勢となり、敗戦が色濃くなる中、西郷は軍の解散を宣言する……という展開だった。

 歴史ファンの注目を集めた「田原坂(たばるざか)の戦い」では、「田原坂、ものの数分」「田原坂の戦いがあっという間で物足りない」「田原坂あっさりやねー」といった不満の声が上がったものの、「警視抜刀隊、来た!」「抜刀隊きたーーーーー!」「キタ! 抜刀隊!」と一部のファンは興奮。またかつての同士による斬り合いに「田原坂は悲惨すぎる」「分かっていても、つらくて仕方がない」といった意見もあった。

 また、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)が鹿児島を訪れた勅使に、政府が私学校に密偵を送り込んだのは西郷のことを「刺殺」するつもりだったのか、と逆に問いただすシーンもあり、「久光、グッジョブ」「久光、よく言った」「後半ぐんぐんと株を上げる久光公」とファンを喜ばせていた。

 さらにこの日の終盤は、敗走を続ける西郷の元に、妻の糸(黒木華さん)が会いにやってきてしまうという展開で、視聴者から驚きの声が上がったが、2人の最後の逢瀬に「なんのかんの言ってても、泣きっぱなしで見ています」「糸さぁの『旦那さぁが西郷隆盛じゃなかったらどんなによかったか』のシーンでウルウル」「最後の抱擁に涙腺が崩壊」と、さらなる涙を誘った。

<インタビュー>堀井新太 鈴木亮平の大きな背中を追い続けた1年 西郷どんは「かけがえのない期間」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に村田新八役で出演している堀井新太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に村田新八役で出演している堀井新太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、元薩摩藩士の村田新八役で出演している堀井新太さん。ドラマには第2回から登場し、「精忠組」メンバーの“末っ子”として、役と同様に鈴木さん、瑛太さんら“兄”の背中を追い続けた1年を振り返り、「かけがえのない期間でしたね」と語る。村田新八として体が勝手に動くくらい「考えなくていい境地」に達したという堀井さんに、最終盤を迎えたドラマへの思いを語ってもらった。

 ◇死の間際まで西郷に付き添う村田新八

 村田新八は、同じ郷中(町内)に育った西郷を兄と慕い、常に同行した弟分。西郷の2度目の島流しでは、新八も喜界島に流刑となった。大久保利通(瑛太さん)にも明治新政府の担い手として期待をかけられ、岩倉具視欧米視察団にも参加するが、西郷と共に下野し、死の間際まで西郷に付き添うことになる……。

 新八の帰郷を大久保も大変惜しんだという逸話も残るほど、西郷からはもちろん、大久保からも信頼を置かれていた新八という人物を端的に言い表したのが、第41回「新しき国へ」(11月4日放送)での西郷の言葉。「明るくはらわたまで清い」と評していた。堀井さんは「あの時は本当にうれしかったですね」と自分のことのように喜ぶ。

 「新八は天子様(天皇)のお守り番を任されるんですけど、自分でいいのかって自信はなかった。でも西郷さんから、お前がそういう心まで清い人間だから選んだんだって言われた時に、初めて認めてもらえたって感じました。いつもは弟扱いだったのが、大人の一人の人間として、今の政府にはお前が必要だって言われた気がして、とってもうれしかったです」と笑顔を見せる。

 ◇西南戦争は「起こってはいけないもの」 正解がない中で…

 そんな新八を「常に西郷隆盛の一番の味方でありたいと思いながら演じてきた」と明かす堀井さんだからこそ、西南戦争に突入せざるを得なかった当時の状況や西郷と大久保のすれ違いには複雑な思いを抱いているようだ。「この戦争は起こってはいけないものって、ずっと思いながら参加してきたんですけど……。西郷さんも引くに引けなくなってしまったというか。だからこそ、すごい悲しいですね」としんみり。

 「私学校の血気盛んな連中に比べると、僕は西郷さんの思いがすごく分かるし、大久保さんの本当の気持ちも何となく感じ取ることができるんですよ、お芝居をしながら。そういうのもあって、うかつなことは言えなくて。西郷さんがほほ笑みながら『やるしかなか』ってなった時に『この人が一番、悲しいんだな』って思ったし、僕自身も正解がない中でやっている感じはしました」と振り返る。

 ◇鈴木亮平だけじゃない? 北村有起哉から学んだ「記号にならない意地」

 改めて、西南戦争における西郷と大久保の関係について「どうにかして話し合いで済まなかったのかって、今でもずっと考えていますし、つらいですね」と心情を明かす堀井さん。ドラマは幸せな結末を迎えるわけではないが、それでも新八として過ごした日々は「かけがえのない期間」だったことは間違いない。堀井さんも「すごい貴重な経験をさせてもらったなって思っています」と認めている。

 「大河ドラマって日本一長いドラマじゃないですか。素晴らしい先輩の役者さんが大勢いらっしゃって。その人たちの背中を1年、特に(鈴木)亮平さんの大きな背中を見てきた感じで。ストイックさや気配り、思いやりや優しさ、なかなかできるものじゃないですし、そういった中で僕も体が勝手に動くくらい、(役として)考えなくていい境地に達することができた。それは役者にとって一番、大事なことなんじゃないかって思いますし、心と心で通じ合う、じゃないですけど、最初は考えながらやっていたことが考えずにできるようになったし、そういった時こそすごいものが生まれるんだなって」

 堀井さんは「これは(大山綱良役の)北村有起哉さんから学んだんですけど、有起哉さんはワンシーンでいろいろなことをやるんですね。あの人の“記号にならない意地”というか、後ろでわちゃわちゃしていても、何か爪痕を残そうとする。それって役者にとってすごく大事なことで、とても勉強になりましたね。だからこの先が楽しみ。この経験を次の現場に持っていけるっていうのが、今一番の楽しみですね」と目を輝かせていた。

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<インタビュー>井戸田潤、「西郷どん」桂久武好演でオファー殺到? 本人否定も時代劇俳優転身に色気

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に桂久武役で出演しているお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん。 (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に桂久武役で出演しているお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん。 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、桂久武役で出演しているお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん。時代劇初挑戦ながらカツラ姿も板に付いた感じ。錚々(そうそう)たる役者陣に囲まれても決して埋没することのない存在感を随所に発揮している。好演を受けて「時代劇への出演オファーが相当数、舞い込んでいる」といった内容の記事が出たりもした。「マネジャーさんに確認したら、『1本もオファー来てない』って言われた」と否定しつつも、今後に向けては「マネジャーにはしっかり、その気はあるぞって伝えてあります」と色気を見せる井戸田さんに、初の大河ドラマを振り返ってもらった。

 ◇桂久武は争いを好まず穏やかなイメージ 共通点は…

 今回、井戸田さんに与えられたのは、薩摩藩の重臣・赤山靱負の弟・桂久武役。西郷隆盛と親しく、西郷と入れ違いで大島警衛として奄美大島に赴任したときは、島に残された愛加那や息子・菊次郎の面倒を見ていたことも。藩の家老となった後は、さらに西郷と親交を深め、生涯、西郷を支えたといわれている。

 西郷をはじめ、多くの元薩摩藩士が命を散らすことになる西南戦争にも従軍。出発する西郷を見送りに来て、その足で戦争に身を投じてしまったという逸話も残る。井戸田さんも「久武自身は争いは好んでなかったと思うんですね。ただ居ても立ってもいられなくなってしまったというか。いい意味で流されやすい方でもあったのかな」と推測する。

 血気盛んな薩摩の男の中にあっては少々異質な存在で、「劇中でもはっきりとものを言う感じではない。柔らかい印象を持っているし、穏やかな方っていうイメージを持って演じてきた」と振り返る井戸田さん。

 「久武は歴史的にそれほど表には出てこない人なんですが、鹿児島ではヒーローっていうのと、あとはすごくイケメンだったという話を、鹿児島ロケのときに学芸員の方から聞いて。写真も見せていただいたんですけど、学芸員の方は井戸田さんにぴったりだって言ってくださって。すごく気分が良かったです」と笑っていた。

 ◇“斉彬様”渡辺謙の迫力に圧倒される 「西南戦争」では弓の名手として見せ場も!?

 「西郷どん」の撮影は「初めてのことばかりで、どれも楽しかった」と明かす井戸田さんだが、さすがに最初のシーンでは、対面した(西郷吉兵衛役の)風間杜夫さんの存在にのまれて「緊張で体がカッチカチ」に。それも今になってはいい思い出だ。

 井戸田さんの印象に残っているのは、(台)本読みのときの渡辺謙さんとのエピソード。「僕の向かいに斉彬様、渡辺謙さんがいて。『久武!』って呼ばれて『ハッ』ていうだけだったんですけど。テーブル越しに本気で来るから“うわ、ハリウッド攻めてきた!”って(笑い)、『ハッ』のボリュームがおかしくなってしまいました」と思い返して苦笑い。

 薩長同盟では、薩摩側の人間として歴史的会談に同席する幸運に恵まれるも、井戸田さんの見せ場が一つカットされたという。「薩摩と長州の人間が向き合って並んでいて、お互いに意地を張って沈黙が続くところで、久武が茶菓子をつまんで『うまい、皆さんもどうぞ、召し上がってください』っていうふうになるはずだったんですけど。ドライ(カメラなしのリハーサル)やってリハやって、本番で急に無しになってしまった」と残念そうな表情も。

 それでも「西南戦争」では弓の名手・桂久武としてのちょっとした見せ場があるといい、「弓をうまく引けるか、自信は無いですけど、めちゃくちゃかっこよくしたい」と気合を見せていた。

 ◇時代劇俳優への転身についてはオファー次第?

 今回、桂久武として大河ファンへのアピールに成功した井戸田さん。かつら姿など、時代劇の扮装も「自分自身も悪くはないなって思います」と自信を深めた様子。

 「時代劇への出演オファー殺到」の真相こそ、「その噂をいろいろな現場で言われたので、これはいよいマジかって思ってマネジャーさんに確認したら、『1本もオファー来てない』って言われて……」と笑顔で否定したが、今後の時代劇俳優への転身については「こればっかりはオファーが来ないとやれないんですけど」と理解しつつ、「マネジャーにはしっかり、その気はあるぞって伝えてあります。その気はありますし、大河ドラマにもう一度出たいですね」と語っていた。

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鈴木亮、大河ドラマ主演をバトンタッチ 撮影スタジオ様変わりに「さみしい」

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した(左から)阿部サダヲさん、中村勘九郎さん、鈴木亮平さん
「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した(左から)阿部サダヲさん、中村勘九郎さん、鈴木亮平さん

 放送中のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で主演を務める俳優の鈴木亮平さんと2019年の同ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に主演する中村勘九郎さん、阿部サダヲさんが12月5日、東京・渋谷の同局でバトンタッチのセレモニーを行った。セレモニーは「いだてん」のセットで行われ、勘九郎さんと阿部さんに大河ドラマの主演をバトンタッチした鈴木さんは「ついこの間まではここはウチ(「西郷どん」)のスタジオだったんですね。『オレたちのスタジオが!?』ってさみしい気持ちになりました」と語った。

 また鈴木さんは「それと同時にこのセットが明治45年のセットとお聞きして。西郷さんは明治10年に亡くなられているんですが、自分たちが一生懸命、築いた新しい国の先にこういう時代があり、そこに生まれた新しい世代の方たちが、日本というものをある種、象徴する、オリンピックに向かって行くんだなって感慨深いものもあります」と告白。

 さらに鈴木さんは「僕は(西郷どんが)大河ドラマが初めてだったのですが、本当にその人間を生きている気持ちにさせて。本当にその人間として散っていく、そんな“本物”を感じさせていただける大切な作品になっています。ちょうど今、その時間を過ごしている2人をうらやましく思うと共に、2人の作られる作品を見ていくのが楽しみです。期待しております」とエールを送った。

 この日鈴木さんは「さつまあげ」、勘九郎さんと阿部さんは「特製マラソン足袋」とお菓子と民芸品からなる「スウェーデンお楽しみセット」とそれぞれドラマのゆかりの地にちなんだ品を贈り合った。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。16日に最終回を迎える。

 「いだてん」は「オリンピック」をテーマに、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年まで、およそ50年にわたって描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になる。2019年1月6日からスタートする。

ついに西南戦争へ「つらい」「切ない」 西郷と大久保のすれ違いに「悲しすぎる」… <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」第45回「西郷立つ」より 西郷(鈴木亮平さん)に電文を見せる桐野(大野拓朗さん) (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第45回「西郷立つ」より 西郷(鈴木亮平さん)に電文を見せる桐野(大野拓朗さん) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第45回「西郷立つ」が12月2日に放送され、主人公の西郷隆盛(鈴木さん)が、なぜ西南戦争に突入せざるを得なかったのかが描かれ、視聴者から「悲しい始まり方」「つらいつらいつらい」「なんか切ないなあ」「心臓が痛い」などの声が上がった。

 第45回では、西郷が創設した私学校に続々と若者たちが集結。一方、それを警戒する大久保(瑛太さん)と川路(泉澤祐希さん)は、薩摩に密偵を送り込む。その頃、各地で不平士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちも暴発寸前に。西郷はその思いを何とか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が起こってしまう……。

 大久保が密偵として私学校に送り込んだ元薩摩藩士の中原(田上晃吉さん)が「ボウズヲシサツセヨ」と書かれた電文を持っていたことから、生徒たちは大久保が西郷を「刺殺」するつもりだったと解釈。その事実に直面した西郷も、政府の政を問いただすという大義を抱え、兵を率いて東京へ向かうことを決めるという展開で、SNSでは「シサツは刺殺じゃなくて視察だよね」「これって視察じゃないの?」「視察と刺殺、本当はどっちだったんだろう」「日本語って難しいね」といった意見も。

 一方で、西郷が「挙兵した」と聞いた大久保が「嘘じゃ!」と自分の耳を疑い、さらに「俺が吉之助さあに会いに行く」と取り乱すシーンもあり、「最後の一蔵どんの行動に泣けた」「大久保はやっぱり西郷ラブ」「西郷と大久保のすれ違い愛」「西南戦争の始まりがすれ違いって悲しすぎる」とファンの心を揺さぶった。

<インタビュー>前川優希、2.5次元から大河俳優へ 「西郷どん」で琴の長男役…「ここからステップアップできたら」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に市来宗介役で出演中の前川優希さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に市来宗介役で出演中の前川優希さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、桜庭ななみさん演じる市来琴の長男・宗介役で出演している前川優希さん。マンガやアニメ、ゲームなどを原作にした「2.5次元舞台」を主戦場にしてきた前川さんは、今回が大河ドラマ初出演で、「最初にお話をいただいたときは驚きを通り越して信じられなかった。次に湧き上がってきたのはありがたいなっていう、周囲への感謝の気持ちでした」と明かしている。また「作品に大小はない」としながらも、「大河ドラマに出させていただいたことで、見てもらえる機会が増えるっていう自覚はあります。だから、ここからステップアップできたら」と力を込める前川さんに話を聞いた。

 ◇「A3!」など話題の舞台に出演する新進俳優 歴史好きも市来宗介の名は…

 前川さんは1997年12月17日生まれ、東京都出身の20歳。NHK・Eテレの教育バラエティー番組「Rの法則」出身で、「RICE on STAGE『ラブ米』」や「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズといった舞台を中心に活躍してきた新進俳優の一人だ。

 演じる市来宗介は、西郷隆盛の妹で、市来家に嫁いだ琴の長男。隆盛の長子・菊次郎が12歳のとき、宗介も共に米国に留学。帰国後は、吉野開墾社や私学校で指導者となるが、29歳で西南戦争に従軍。城山まで隆盛に同行するも、政府軍に捕縛され斬首される……という運命をたどる。

 元々、歴史に興味があり、好きな武将に織田信長や真田幸村の名前を挙げる前川さんだが、さすがに宗介については「全く知らなかったですね」と告白する。「歴史は好きでしたけど、あくまで学校の授業レベル。西郷隆盛のおいとなると、名前も聞いたことはなかった。ただその分、想像で膨らませることができる余地はあるんじゃないかなって、前向きにとらえて演じることはできました」と振り返る。

 ◇舞台と「求められるものは大きく異なる」 驚きと苦労の連続だった「西郷どん」

 とはいえ、前川さんにとって初の大河ドラマかつ初の時代劇となった「西郷どん」の撮影は、決して容易なものではなかったはずだ。

 前川さん自身「ドラマに出させていただいた経験がほとんどなくて……。舞台は始まりから終わりまで、通しで役を生き続けるんですけど、ドラマはこの回のこのシーンって瞬発的にやらなくてはいけない。求められるものは大きく異なる」と認めていて、「自分の経験から引き出したくても、これまでほぼ舞台しかやってこなかったから、その引き出しがない。適応するのは大変でしたね」と話している。

 また、所作や時代考証のディテールなど、現場は前川さんにとって驚きの連続だったといい、「刀の置き場所で相手への気持ちが分かるとか。目上の人への接し方も現代よりずっと重んじていた時代なので、所作一つとっても他者への思いや気遣いが感じられて、いろいろと勉強になりました」としみじみ。

 薩摩ことばについては「東京出身の自分にとって方言はとてもなじみのないもの。方言と武士としての言葉遣いを自分の中に一回取り込んでから、そのときどきの気持ちでせりふを話すってすごい苦労しましたね」と明かしていた。

 ◇混沌とした明治を生きて、散っていた市来宗介として

 今回、ドラマを通じて“動乱の時代”を追体験した前川さんは、「歴史好きからしても、ことさら幕末から明治にかけてって、混沌(こんとん)としているイメージがある」と印象を語ると、「ずっと武士の時代が続いていたのに、急に海外の文化が一気に入ってきて、いろいろなものが入り乱れている。そういう時代に生きた人って、何を見て、何を感じ、どう生きたのかなって。そういうのを想像するのは、仕事を抜きにしてもやっぱり楽しいですね」とうれしそうな笑顔も。

 さらに前川さんは「宗介は史実では最後、西南戦争で捕縛されて斬首されるんですけど。なぜそのような運命をたどることになったのか。そこには志士としての誇りや西郷隆盛への思い、いろいろなものがあったと思う」と改めて思いをはせ、「宗介は西郷先生も一目置くような冷静さと内に秘めた熱さを持っていたと思うんですけど。そんな宗介が自分なりに考え、生き、そして散っていったんだって思いながら、最後まで見ていただけたらなって思います」とアピールも忘れなかった。

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八木優希、「ひよっこ」の優子が「西郷どん」出演 菊次郎の妹役

「西郷どん」の第45回「西郷立つ」から菊草役で登場する八木優希さん(左) (C)(C)NHK
「西郷どん」の第45回「西郷立つ」から菊草役で登場する八木優希さん(左) (C)(C)NHK

 女優の有村架純さん主演で2017年に放送されたNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」で、乙女寮メンバーの一人、夏井優子を演じた八木優希さんが、同局の大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演することが分かった。

 八木さんは、「風林火山」(07年)、「龍馬伝」(10年)に続いて3度目の大河ドラマ出演となる。西郷隆盛(鈴木さん)と愛加那(二階堂ふみさん)の娘で、菊次郎(今井悠貴さん)の妹の菊草として、12月2日放送の第45回「西郷立つ」から登場する。

 第45回「西郷立つ」は、西郷が創立した私学校には続々と若者たちが集まってくる。一方、それを警戒する大久保(瑛太さん)と川路(泉澤祐希さん)は、薩摩に密偵を送り込む。

 そのころ、各地で不平士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちは暴発寸前に。西郷はその思いをなんとか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が起こってしまう。西郷はついに自らが立つことを決断する……という内容。

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「佐賀の乱」より長かった? 大久保の正妻VS愛人に視聴者は… 半次郎のアクションも話題 <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」第44回「士族たちの動乱」より 西郷(鈴木亮平さん)の元を訪れて、力を貸してほしいと頼む江藤(迫田孝也さん) (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第44回「士族たちの動乱」より 西郷(鈴木亮平さん)の元を訪れて、力を貸してほしいと頼む江藤(迫田孝也さん) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第44回「士族たちの動乱」が11月25日に放送され、大久保利通(瑛太さん)の妻・満寿(美村里江さん)と愛人のおゆう(内田有紀さん)が対面するシーンが描かれ、視聴者から「ついにおますとおゆうが対面」「大久保家、静かなる修羅場」「正妻VS愛人、こえええ」などの声が上がった。

 第44回「士族たちの動乱」は、政府を辞職した西郷(鈴木さん)を追って、桐野(大野拓朗さん)ら士族たちが次々と鹿児島に帰郷。政府に対して不満を募らせていく。そんな折、佐賀で江藤(迫田孝也さん)が挙兵。「佐賀の乱」を起こすと、事態を憂慮した西郷は、鹿児島県令の大山(北村有起哉さん)を訪れ、士族たちに働く場所を与えるための「私学校」の設立を働きかける……という展開だった。

 この日は「佐賀の乱」が一瞬で終わったことや、江藤の死がナレーションのみの描写だったことから、SNSには「一瞬で鎮圧される佐賀の乱」「あっちゅー間に佐賀の乱が終わった」「江藤さん、ナレ死」「ナレ死で晒し首」などの言葉が並んだほか、「江藤の戦いより女の戦い」「佐賀の乱より尺が長い大久保家の正妻戦争」「大久保家の正妻対愛人>>>江藤新平の佐賀の乱」「佐賀の乱は省略されるが正妻戦争は描写される」といった意見も。

 また終盤には、かつて「人斬り半次郎」として恐れられた桐野(大野さん)による怒濤(どとう)のアクションシーンもあり、「人斬り半次郎、鮮烈の再デビュー!」「半次郎がひたすらカッコイイ回だった」「半次郎の殺陣、見事でした」「今日は桐野利秋に心を持ってかれた」と盛り上がりを見せていた。

桂久武役・井戸田潤 島津発祥まつりに登場! 「息吹を感じて感動」

大河ドラマ「西郷どん」に桂久武役で出演している「スピードワゴン」の井戸田潤さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」に桂久武役で出演している「スピードワゴン」の井戸田潤さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に桂久武役で出演しているお笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さんが11月23日、宮崎県都城市で開催された島津発祥まつりに役衣装で登場。都城島津家や島津家の歴代領主に扮(ふん)した約300人の隊列と共にパレードに参加し、沿道から歓声を送られた井戸田さんは、パレードのゴール地点である神柱宮で、桂久武が明治6年に献上したという手水鉢(ちょうずばち)を前に「桂久武さんの息吹を感じて感動している」と語った。

 井戸田さんは「西郷どん」で大河ドラマに初出演。最初オファーをもらった時は、「ドッキリかなと思った」という。桂久武については「演じることが決まってから、文献などを調べて勉強した」と明かしていて、「品のある真面目な方だったとも聞いて、演じるプレッシャーはあったが、末裔(まつえい)の方に励ましの手紙をもらい、一族が応援していると言っていただき頑張ろうと思った」と撮影当初のことを振り返った。

 ドラマは25日放送の第44回「士族たちの動乱」を含めて残り4回となったが、井戸田さんは「これから西南戦争の話に入りラストスパート。この地域で起きた話だからこそ、地元の人にぜひ最後まで楽しんでほしい」と地元のファンに呼びかけていた。

 またこの日は、パレードの出発地点である都城島津邸で開催中の「西郷どん」全国巡回展にも立ち寄った。

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城桧吏からバトンタッチ! 菊次郎役・今井悠貴が登場「覚悟を持って演じたい」

「西郷どん」の第44回から菊次郎役で登場する今井悠貴さん (C)NHK
「西郷どん」の第44回から菊次郎役で登場する今井悠貴さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第44回「士族たちの動乱」(11月25日放送)から、主人公・西郷隆盛(鈴木さん)の息子・菊次郎役で今井悠貴さん(19)が登場する。城桧吏さんからバトンを受け、14歳以降の菊次郎を演じる今井さんは「激動の時代を生きた人々の心意気に負けぬよう、覚悟を持って演じたいと思います」とコメントしている。

 菊次郎は西郷と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも、負傷によって右足の膝下を失い、投降する。ドラマの語りも担当している西田敏行さんが、菊次郎が40歳を過ぎて2代目京都市長に就任してからの姿を演じることも話題になっている。

 今井さんは「僕自身も、15歳の時にドラマの撮影で奄美に2カ月間滞在したことがあり、島の雰囲気やあの頃感じた気持ちは特別なものとして、今でも残っています」と菊次郎役に縁を感じており、劇中での活躍に注目だ。

<インタビュー>塚地武雅「西郷どん」熊吉に「癒やされる」の声続々 変わらない西郷家の象徴として…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で熊吉を演じてきた「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で熊吉を演じてきた「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に西郷家の使用人・熊吉役で出演しているお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん。ドラマには今年1月の第1回から登場と、今や島津久光(青木崇高さん)と並ぶ最古参の一人に。幕末から明治にかけての動乱の時代にあって、見た目も性格も一切変わらない熊吉に対しては、視聴者から「熊吉っていくつ?」「年齢不詳」といった疑問に加えて、「見るとほっこりする」「癒やされる」などの声が続々。「熊吉=(イコール)妖精」説も飛び出すなど、ちょっとしたアイドル人気を博している。そんな熊吉を1年近く演じてきた塚地さんに、役柄やドラマへの思いを語ってもらった。

 ◇西郷家は「若さぁがリセットされる場所」 熊吉が果たした役割は…

 主人公の西郷隆盛(鈴木さん)をはじめ、吉二郎(渡部豪太さん)、従道(錦戸亮さん)、小兵衛(上川周作さん)ら兄弟の成長を見守ってきた熊吉は、どんなに時代が進もうとも、隆盛が心を落ち着けることができる、変わらない西郷家の象徴と言える。その点について塚地さんも「変わらずにありたいなってやっていた部分もある」と認める。

 そんな熊吉の暮らす西郷家は、塚地さんによると「若さぁ(隆盛)がリセットされる場所」といい、「若さぁはどんどんとすごい人物になっていくけど、ここに帰ってきた時は昔のまま。妹(琴、桜庭ななみさん)に怒られたり、僕が変なことを言って、それに隆盛が突っ込むっていう関係は小さい時からずっと変わっていない。僕以外のみんなも、そういうふうに考えてやっていたと思う」と明かす。

 明治編に入るまで衣装は一着のみ。あまりの見た目の変わらなさに「熊吉、不老不死」説や「熊吉、妖精」説も持ち上がったが、塚地さん自身は「僕(熊吉)が変わらずにいればいるほど、若さぁの変わり様がより分かる」と前向きにとらえている。「熊吉は、若さぁの周りや、日本で何か起こったとしてもそれに左右はされない。あまり下界を知らない感じ(笑い)。熊吉が政治うんぬんに関係ない人間だからこそ、若さぁは素を見せられているのかな」とうれしそうに笑う。

 ◇熊吉の体形が物議も「水を飲んでも太りもす」で万事解決?

 今やすっかりお茶の間の人気者になった熊吉だが、「貧乏な西郷家にあって使用人の熊吉が太っているのはおかしい」と物議を醸したことも。塚地さんも「西郷家って最初からずっと貧乏で、明日の食事すらままならないくらいなのに、あいつは腹を満たしている体格をしているって言われたこともありましたね」と思い返す。

 その謎を解いた(?)のが、7月15日放送の第26回「西郷、京へ」における熊吉の一言。塚地さんも長い撮影にあって思い出のシーンに挙げている。「熊吉の体形についてはバラエティー番組などでネタにしていたんですけど……。第26回でボロボロのままの西郷家に若さぁが戻ってきたときに、熊吉が『おいだけ太っちょってすんもはん、水を飲んでも太りもす』って言うところがあって。そこの台本を読んだ時に『俺は水を飲んで太ったのか!』って、(脚本の)中園ミホさんは『さすがだな』ってなりました」と振り返る

 塚地さんは「せりふ一つで、僕がいろいろなところで面白おかしく話していたこと、視聴者が疑問に思っていたことを解決していただいて本当に助かりました」と改めて中園さんに感謝。「もちろん大きな転換のシーン、薩長同盟や無血開城とかありましたけど、僕にとって忘れられない、すてきな思い出です」と笑顔を見せる。

 さらに「時代が時代とはいえ、貧乏な家庭でも太っていた人はいたと思うんですけどね。僕だって若手の頃、ごはん食べられなかったですけど、太ってましたから」とさりげなく自己弁護。「下男なんで一人で畑仕事していただろうから、さほど出来の良くない芋とか陰で食べていたんじゃないのかなって、勝手に解釈しているんですけど」と持論を語ってみせた。

 ◇トークショーでファンが熊吉うちわ 最後まで「ほっこりしてもらえるのが理想」 

 ドラマは18日放送の第43回「さらば、東京」で再び大きく転換。盟友の大久保利通(瑛太さん)と決別した「若さぁ」と共に熊吉も東京を離れ、鹿児島に帰った。

 物語はここから最終盤。残すところわずかとなってきた。塚地さんは「去年の7月にクランクインしてから1年以上、当たり前のように『西郷どん』の撮影がありましたから、もうすぐ熊吉でいられなくなるのかって思うと不思議な感じがしますね」としみじみ。

 「でも、芸人仲間で見ている人間も多くて、会うと『熊吉』って呼ばれたり。薩摩川内市のトークショーに出た時も『熊吉』って書かれたうちわを持ってる人もいたりして、ありがたいことですし、うれしい限りです。熊吉が出てくると『ヒーローの一人なんじゃないのか』って言ってくださる方も多いらしくて。最後まで大きな事件が起こりますが、若さぁと一緒にいる熊吉を見て、ほっこりしてもらえるのが理想です」と視聴者にメッセージを送っていた。

盟友・西郷との最後の時… 大久保の“別れの涙”に視聴者もらい泣き <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」第43回「さらば、東京」より 瑛太さん演じる大久保利通 (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第43回「さらば、東京」より 瑛太さん演じる大久保利通 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第43回「さらば、東京」が11月18日に放送され、主人公の西郷隆盛(鈴木さん)と盟友・大久保利通(瑛太さん)との別れが描かれた。

 第43回「さらば、東京」は、明治6(1873)年10月、欧米使節団の帰国後初の閣議で大久保(瑛太さん)は、富国強兵を最優先すべきとして西郷の朝鮮使節派遣に猛反発。留守政府を担ってきた西郷や江藤(迫田孝也さん)らと対立を深めていく。

 数日後、心労で倒れてしまった三条(野村万蔵さん)に代わって太政大臣を務めた岩倉(笑福亭鶴瓶さん)は、使節派遣を延期してしまう。強引なやり方に抗議し、西郷は政府を辞職。鹿児島帰郷を決意すると、盟友の真意を知るため大久保宅を訪ねる……という展開だった。

 元には戻れぬほど反目し合うようになってしまった西郷と大久保に、ついに訪れた最後の時。西郷が自分の前から去ろうとする瞬間、一度は「吉之助(西郷)さあ……」と呼び止めようとした大久保が、自分の涙を押し止めようとする姿が流れると、視聴者からSNSに「大久保さんの涙がヤバい……」「一蔵(大久保)さあ、切ないよ」「大久保さんの涙に号泣」「大久保の涙にグッと心をつかまれました」などの声が投稿された。

<インタビュー>瑛太、大久保と向き合った1年3カ月 「胃痛も起こった」苦悩と盟友・西郷への思い

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通を演じてきた瑛太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通を演じてきた瑛太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に大久保利通(一蔵)役で出演している瑛太さん。鈴木さん演じる西郷隆盛とは、幼少期から盟友でありライバルとして共に過ごしてきたが、11月11日放送の第42回「両雄激突」では、1年半ぶりに帰国したものの政府内で孤立してしまった大久保が、単独で朝鮮に渡ろうとする西郷の提案に反対。目に不気味な光を宿し、西郷に反発する姿が描かれ、今後の両者の“対立激化”を予感させた。瑛太さんに、西郷を演じる鈴木さんへの思いや両者の対立シーンについて、長い期間にわたって大久保を演じた心境などを聞いた。

 ◇西郷との決別シーンで葛藤も…

 第42回「両雄激突」でついに、長い間の盟友だった西郷と対立する大久保。18日放送の第43回「さらば、東京」では、大久保と岩倉(笑福亭鶴瓶さん)の策謀で、決定していたはずの朝鮮使節派遣が延期に。その強引なやり方に抗議して西郷や江藤(迫田孝也さん)らは政府を辞職することになり、西郷と大久保についに別れの時がやってくる……。

 1年3カ月にわたり、鈴木さん演じる西郷の盟友・大久保を演じてきた。西郷との決別について、「人として好き同士なのに、思想の違いで離れていく感覚は、台本を読んですごく面白みを感じました」と瑛太さん。「(大久保は)たまっていた毒素が腹の底から出てくるんですよね。人間臭さというか……。でも、ダークヒーローにはしたくなくて……。僕は大久保利通という人を尊敬の念をもって演じていたので、芝居でも葛藤がありました。でも2人の“月と太陽”のような関係性が、終盤はものすごく色濃くはっきりと見えてくるので、ドラマチックで面白いなと思っていました」と明かす。

 これからの展開について、「大久保なりの誠実さや、何をもって日本を動かさなきゃいけないかという思いがはっきりしてくる」と瑛太さん。その結果として西郷と対立するが、「欧米の文化を日本に取り入れるために何をしなければいけないか、強い決断力と、残酷性を持ちながら(行動する)。大久保は真実を知っているという気がしたんです。あの時代に大久保と西郷で考えが食い違った理由が、僕はすっと(腑=ふ=に)落ちてきたんですよ」といい、「でも、(西郷)吉之助のことは死ぬまで好きですからね。離れ離れになるし、ぶつかり合うけれど、死ぬまで、最後まで、吉之助と心がつながっていたという部分は、ドラマの見どころでもあると思います」と力を込める。

 第43回「さらば、東京」で西郷は政府を辞職し、鹿児島に帰る決断をする。それは、大久保との明確な決別を意味することでもある。決別のシーンを演じ、瑛太さんはどのように感じたのか。「冷徹さを持って吉之助をはねのけなきゃいけない部分もあるし、逆に吉之助の言葉を受け入れてしまう部分も大久保にはあるから、『どっちなんだろう』ってすごく悩んでいた」と撮影前の心境を明かし、本番では「亮平君のここまで積み上げてきたものの重さや、西郷から見た大久保への愛情みたいなものを受けてしまった」と語る。「つい涙腺が緩んでしまって……。もう一生会えなくなるという、後の展開を知っているから」と振り返る。

 ◇大久保とともに悩み続けた1年3カ月 「撮影に行く足が重い…」

 10月に約1年3カ月におよぶ撮影を終えた瑛太さん。「終わってしまうと、意外とあっという間だった」としみじみ語る。だが、大久保の人生のように、その道のりは苦労の連続だった。「自分の中で80点以上は出せないんですよ。プロである以上は100点に近づけなきゃいけないと思うんです。でも撮り終わったとき、『だめだったかな、今の全然違うな、これでよかったのかな』とずっと思い続けた1年3カ月なんです」と苦労を語る。

 特に前半の青年時代について、瑛太さんは「大久保は希望を持って生活しているのに、物事がうまく運ばない。それによって生じるもどかしさを抱えながら、いつか見ていろよ、と……。光か闇か分からないけど、『いつか何かを起こしてやる』という、硬いバネを縮めたような状態を続けていた」と表現する。

 そのような大久保を演じていたことで、「僕自身にも負荷がすごくかかっていて……。演じていても、終盤まで、演じがいが分からなくなったときもありました。毎日、消化不良で終わる。本当に大久保のように胃痛も起こりましたし、撮影に行く足が重く感じました。大久保と一体化することで、自身にも多大な負荷がかかっていたことを打ち明け、「でも、(大久保の見せ場が)終盤にすべて集約されているといっても過言ではない」と今後の活躍もほのめかす。

 大久保役を演じる上で、常に一貫していたことは“孤独感”だったという。「今回の現場では、スタジオに入る前の憩いの場のような前室に、一度も行っていないんです。とにかく雑談はしていない。すぐに控室に一人でこもる」と瑛太さん。「大久保の中に、孤独は絶対にあるな、と思っていたから。役作りでそうしようとしたつもりはなく、自然にそうなっていきました」と明かす。

 長期にわたり、西郷を演じる鈴木さんを見続けた。「鈴木亮平君という人間を、ほぼ毎日、ずっと見続けるんですよ。何を食べているのか、どれぐらい疲れているのか、何時間ぐらい寝たのか。または、せりふが完璧に入っているなとか、それなのにこの人ずっと笑っているなとか、とか。期間が長いほど、ものすごく苦しいし、ものすごい恍惚(こうこつ)感が得られたり。感受性が敏感になってくる感じはあります。ちょっとした“吉之助さあ”の機微や呼吸の仕方、息の吐き方、目の動かし方……そんなところの変化まで、感じ続けられるんです」と語る。

 大久保にとって、そして瑛太さんにとって、吉之助と鈴木さんはどのような存在だったのか。「ずっと背中を追いかけているという感覚はありましたね」という。「亮平君をうらやましくなっちゃうこともあったり。実際『亮平君、いいなー』って思います。芝居でも『いろいろな武器持るなあ』と思います」と鈴木さんと西郷への思いを語る。最後に、「普通に好きですけどね。亮平君も、吉之助さあも」とほほ笑んだ。

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菊次郎役・城桧吏が“ゆかりの”京都を訪問 功績に触れ「実際にいたんだ」

琵琶湖疏水記念館を訪問した城桧吏さん (C)NHK
琵琶湖疏水記念館を訪問した城桧吏さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、主人公・西郷隆盛(鈴木さん)の息子・菊次郎役で出演していた城桧吏さんが11月17日、京都市・琵琶湖疏水記念館(左京区)を訪問した。2代目京都市長として、第2琵琶湖疏水の建設をはじめ、明治期京都の近代化を推し進めた菊次郎の功績に触れた城さんは、「疏水記念館では、西郷菊次郎の写真も見せていただき、より身近に感じましたし、実際にいたんだなと改めて思いました」と語った。

 菊次郎は吉之助(隆盛)と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い、投降。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長に4年半就任。帰国後、京都市長となる。

 「西郷どん」では、9~12歳までを城さんが演じ、14歳以降は今井悠貴さんにバトンタッチ。ドラマの語りも担当している西田敏行さんが、菊次郎が40歳を過ぎて2代目京都市長に就任してからの姿を演じることも話題になっている。

 城さんはこの日、門川大作京都市長とも会い、霊山歴史館(京都市東山区)や角屋もてなしの文化美術館(同下京区)も訪れた。「3カ所行きましたが、3カ所とも歴史あるところで、とてもきれいで、西郷菊次郎がどんなことを京都でしていたのかも学べて、とても京都が好きになりました」と笑顔を見せ、「最初は菊次郎のことはあまりよく知らなかったのですが、菊次郎を演じて、歴史を学び、いろいろなところで活躍していてすごい方だと知ることができて楽しかったです」と振り返った。

 また、菊次郎を演じることができて「本当にうれしかったです」と話す城さんは、今回の訪問により「京都に行きたい気持ちがより強くなりました」といい、「幕末のドラマもまたやってみたいです。歴史の人物を演じるのはとても楽しいので、すごくやりたいです。『西郷どん』では、僕の出番は終わってしまいましたが、この後の西郷菊次郎のことも分かるし、すごく勉強になるので、最終回までぜひ見てほしいです」と思いを語っていた。

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菊次郎・城桧吏の洋装が「可愛い」と話題 「どうやったら西田敏行に…」 <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」の第42回「両雄激突」より 城桧吏さん演じる洋装の菊次郎 (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」の第42回「両雄激突」より 城桧吏さん演じる洋装の菊次郎 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第42回「両雄激突」が11月11日に放送され、主人公の西郷隆盛(鈴木さん)の息子・菊次郎(城桧吏さん)が留学先の米国に旅立つ姿が描かれた。出発の際、洋装でおめかししていた菊次郎に対して、SNSでは「洋装になった菊次郎の美少年ぶりすごい」「菊次郎の洋装、めっちゃ可愛い」「洋装の菊次郎、七五三みたい」といった声が上がった。

 菊次郎は吉之助(隆盛)と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い、投降。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長に4年半就任。帰国後、京都市長となる。

 「西郷どん」では、9~12歳までを城さんが演じ、14歳以降は今井悠貴さんにバトンタッチ。ドラマの語りも担当している西田敏行さんが、菊次郎が40歳を過ぎて2代目京都市長に就任してからの姿を演じることも話題になっている。

 そのため、「この菊次郎がどうやったら西田敏行になるの?」「このあと西田敏行になるの、全く理解が追いつかない」といった意見も多く、一部の視聴者は「あの可愛い子が帰ってきたら西田敏行に(嘘)」「本当に帰ってきたら西田さんになってたらどうしようーー。行かないでえ」と“戦々恐々”としていた。

瑛太、鈴木亮平は「日本一の役者バカ」「和製ロバート・デ・ニーロ」 ハリウッド進出に期待

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークショーに登場した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーが11月4日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)で行われ、西郷隆盛役の鈴木亮平さんと大久保利通役の瑛太さんが登場した。

 鈴木さんは瑛太さんについて、「かっこいいし、芝居がうまいし、憧れの存在だった」といい、「共演できてうれしかった。しかも、本当に幼少期から一緒に生きてきた感覚を持つことができて、改めて大河ドラマのすごさを実感した」とコメント。一方で瑛太さんは、研究熱心で肉体改造までしてしまう鈴木さんのことを「日本で一番の『役者バカ』」と称賛し、「まさに和製ロバート・デ・ニーロといえる存在であり、ハリウッドや海外に進出して活躍してほしい」とエールを送った。

 この日の会場には約2000人のファンが集結。サプライズで「クランクアップ、おやっとさあー!」との声が客席から飛び、鈴木さんと瑛太さんは地元の人々の温かさに触れ、感無量の様子だった。

 クランクアップの次の日には「気持ちをすぐ切り替えることができた」という鈴木さんは、「最後まで悔いを残さずに散った西郷さんの気持ちだった」としみじみ。瑛太さんは「僕の中ではまだ終わっていない。演じた役が自分の肉体に刻まれるので、今も大久保が体の中で生きている。篤姫で演じた小松帯刀も今も体の中で生きている」と明かした。

 最後に鈴木さんは、「西郷を生き切ったので、その集大成を最終回まで見届けてほしい。そして、最後まで見ていただいた人たちに、西郷は鈴木亮平が演じてよかった、大久保は瑛太が演じてよかったと思っていただけたら幸せ」と地元ファンに思いを伝えた。

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鈴木亮平、「西郷どん」最終回は「ものすごく明るい回に」 鹿児島・おはら祭りで「感無量」

鹿児島のおはら祭にてパレードに参加した(左から)瑛太さん、鈴木亮平さん、田上晃吉さん (C)NHK
鹿児島のおはら祭にてパレードに参加した(左から)瑛太さん、鈴木亮平さん、田上晃吉さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で主演を務める俳優の鈴木亮平さんが11月3日、鹿児島市で開催された「第67回おはら祭」のパレードに参加した。主人公の西郷隆盛を演じた鈴木さんは「皆さんの熱気を浴びて、こんなに愛されてたんだと分かって感無量でした。明治編の最終回、実はものすごく明るい回になっています。最後の侍としてこの場所で散っていった人たちが、泣きながら悲しみながら死んでいったのではないぞというところ、最後の侍がどういうことを日本に託して散っていったのかというところも見ていただきたいです」とアピールした。

 パレードには西郷の盟友・大久保利通役の瑛太さんや、ドラマの「薩摩ことば指導」と中原尚雄役を務める田上晃吉さんも参加した。瑛太さんは「今日、おはら祭でパレードをさせていただいた時に、本当にたくさんの人の笑顔を見られて、感極まるものがありました」と明かした。

 また最終回について瑛太さんは「見どころは、やっぱり鹿児島からこれだけの偉人が生まれたんだということを、鹿児島の皆さんが誇りに思ってほしいなということです。鍛冶屋町からたくさんの偉人が生まれて、日本人としての誇りを感じられる最終回になっていますし、僕自身としては西郷と大久保が何を日本に残したか、ということについて見た人それぞれ感想が生まれると思うので、その感想が楽しみです」と語った

久光、渾身の「やっせんぼ!」が視聴者のハート射抜く 「クソかっこいい」「国父様がデレた!」 <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」第41回「新しき国へ」の島津久光(青木崇高さん)と西郷隆盛(鈴木亮平さん)の“最後の対峙”シーン (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第41回「新しき国へ」の島津久光(青木崇高さん)と西郷隆盛(鈴木亮平さん)の“最後の対峙”シーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第41回「新しき国へ」が11月4日に放送され、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)と西郷隆盛(鈴木さん)の“最後の対峙”が描かれた。

 久光は、新しき国造りに迷う西郷を「こん、やっせんぼ!」と一喝すると、さらに「やり抜け。最後までやり抜くんじゃ。やって、やって、そいでも倒れたときは、こん薩摩に帰ってこい」とまさかの叱咤激励。視聴者から「うおおお! かっけええ!!」「ひさみっちゃん!」「国父様!!」「久光公、クソかっこいいじゃない」「ひさみちゅ。かっこいいよ、ひさみちゅ」との声が上がった。

 かつては遠島を申し付けるなど、何かと西郷を目の敵にしてきた久光だけに「久光公が長い長いツンツン時期を経て、唐突にデレてる」「国父様がデレた!」「久光公、ついにデレたか」「最大のデレを見せてくれたひさみちゅ。ありがとうひさみちゅ」との意見も多く、SNSは“久光劇場”に大いに沸いた。

 第41回「新しき国へ」は、廃藩置県が突如断行され、薩摩では久光(青木崇高さん)が怒って打ち上げ花火を連発。岩倉(笑福亭鶴瓶さん)や大久保(瑛太さん)はその後、不平等条約改正のため欧米視察へ出る。西郷(鈴木さん)は留守政府を任されて宮中改革などを推進するも、汚職騒動など難題が続発。やがて天皇行幸に同行して帰郷する……という展開だった。

鈴木亮平、「西郷どん」完走を墓前に報告「一つ区切りついた」 瑛太は「俳優としての財産に」

鹿児島市・城山で行われた「西郷どん」クランクアップ報告会に出席した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK
鹿児島市・城山で行われた「西郷どん」クランクアップ報告会に出席した鈴木亮平さん(左)と瑛太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんと瑛太さんが11月3日、鹿児島市・城山で行われたNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」のクランクアップ報告会に出席。主人公の西郷隆盛を演じた鈴木さんは、「昨日鹿児島に入り、南洲墓地へ行き、西郷さんはじめ一人一人の方に『無事撮影を終了させていただきました』という報告をしました。斉彬公のお墓でも同じ報告をさせていただき、そこでやっと本当のクランクアップを迎えられたと思います」と完走を実感。「これまで毎日毎日西郷さんに見られて恥ずかしくないお芝居、あとは人間としてそうあれているかということを自問自答してきました。ようやく、お墓で報告できたことで、一つ区切りがついたと思います」と語った。

 一方、西郷の盟友・大久保利通役の瑛太さんは、「少しでも多くの人に大久保利通という人が成し遂げたことを伝えたいということをクランクインするときに思っていたので、今回のドラマでは今までとは全然違う大久保利通像を見せられたのではないかということを感じています。自分自身が最後まで大久保を愛し、その大久保の生き様を見せられた結果として、自分としても俳優としての財産になりました」と話した。

 鈴木さんは瑛太さんとの共演を振り返り「なんとも言えない、強烈な、印象に残るシーンをたくさん重ねてきたので、本当に昔からずっと一緒に大きな目標に向かってやってきた仲間だという気になっています。実際初めて一緒にお仕事させていただいたのは1年ちょっと前なのですが、子供の頃からやっているような不思議な感覚があります」と語った。

 さらに「打ち上げのスピーチで瑛太君が壇上から『亮平君、生きたね』って言ってくれたんですよ。まさにその言葉に尽きるなと。俺たちはそれぞれの人生を生きたし、2人のシーンでは絶対に心から西郷と大久保の2人を生きていたと自信を持って言える関係というのはなかなかないと思いますので、一緒に生きたというところに尽きると思います」と感慨深げに語った。

 瑛太さんも「自分の中では鈴木亮平=西郷隆盛だったので、ずっと青年期から演じていく中でも背中を見てきて、やっぱり鈴木亮平はすごいなということを常に感じながらシーンを作っていきました。2人の芝居では、予定調和ではなく、より良く変化させて2人にしかできない世界観・空間をいかに作れるか、そしてそれを作品として残せるか。そしてそれを実際に実践できたので、それは本当に亮平君としかできないことだと思いました。絆というか、深い友情が生まれました」と“友”をたたえていた。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

青木崇高、西郷隆盛“英雄視せず”存在感 最後まで貫いた国父・久光の美学…

大河ドラマ「西郷どん」に島津久光役で出演している青木崇高さん
大河ドラマ「西郷どん」に島津久光役で出演している青木崇高さん

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に島津久光役で出演している青木崇高さん。ドラマには今年1月の第1回から登場と、今や熊吉(塚地武雅さん)と並ぶ、“最古参”の一人となった。久光は5月27日放送の第20回「正助の黒い石」で“国父”として藩の実権を握ると、随所に存在感を発揮。喜怒哀楽の激しさも手伝ってか、その一挙手一投足がファンに注目されてきた。なぜここまで久光はみんなの「愛されキャラに」なったのか? その裏には主人公・西郷隆盛(鈴木さん)を“英雄視”しないという、国父・久光としての美学があり……。

 ◇主人公をはなからヒーローとして認識してしまう怖さ… 意識したのは「距離感」

 今回、青木さんが久光を演じる上で最も意識したのが、幕末のヒーローで明治維新の立役者の一人、西郷隆盛との「距離感」だ。「タイトルが『西郷どん』で、主人公が西郷隆盛となると、彼をはなからヒーローとして認識してしまう怖さがある。でもあえて主人公と思わないことが大切なんだと思っていました」と振り返る。

 「150年後に大河ドラマの主人公となる人物が家臣にいるなんて、当時の久光からしたら思ってもみないこと。それこそ久光からしたら(西郷は)家臣の一人でしかないわけで。のちに頭角を現すとしても、最初から距離が近いのはおかしい。そこの距離感はやっぱり意識しました」と改めて強調する。

 さらに「(西郷を)自分の真ん中に据えないようにするというか。仲間たちだったら『やっぱりどこか違う、すごいな』ってなるところ、そこを最後まで感じない存在として久光がいることで、逆に歴史のど真ん中に躍り出てくる西郷隆盛の引力が見えるのではないか考えましたし、主役を主役として見ないことが自分のテーマというか、距離感を取ることで西郷隆盛という人物やドラマの世界が広がると思ったんです」と持論を展開する。

 ◇西郷との“最後の対峙”は「本当に難しかった」 “ご褒美の花火”も!

 「西郷どん」の久光といえば、感情がそのまま顔に出る、または感情を押し殺そうとしても顔に出てしまう、人間臭さも魅力。その豊かな表情はファンの間で“顔芸”と捉えられ、人気を博してきた。

そんな久光のとっておきの見せ場が、4日放送の第41回「新しき国へ」に用意されている。これまで何があっても薩摩ファースト(薩摩のため)を貫いてきた久光が、廃藩置県を断行した明治新政府への抗議のため、藩中の花火を集めて一晩中、打ち上げたというエピソードの再現だ。

 青木さんは「花火のところは、久光について調べたときに一番、気になったエピソードで、なんて魅力のある人なんだと思わせてくれた、役を演じる上でモチベーションにもなったエピソードでもある。この花火は久光の怒りを表現していますが、自分にとっては“ご褒美の花火”になったんじゃないのか……」と笑顔を見せる。

 第41回には西郷との“最後の対峙(たいじ)”もある。青木さんは「本当に難しかったシーン」と言い、「亮平君、演出の方ともすごいやり取りをしましたし、それぞれの思い、このドラマが向かっていく方向、どこまで本音を言うべきなのか。ピリオドを打ってしまうのか、余白を作るのか、さらにちょっと足して、そこの意味を考えてもらうのか。長いことやってきた者同士の関係もありましたから、実際に撮って、このドラマにとってこの形かなって感じにはなりましたけど……。これは見てみないと分からないですし、僕自身も放送が楽しみなシーンになりました」としみじみと思い返す。

 ◇話題を呼んだ大久保との別れは「儀式」? 自分もちゃんと「さよなら」できた

 10月28日放送の第40回「波乱の新政府」で、一足先にお別れをした大久保利通(瑛太さん)への思いも聞いた。同回では仮病を使い、東京行きを拒んだことで、大久保に見限られてしまった久光の哀れな姿と、涙を流しすがる久光をその場に残し立ち去っていく大久保の表情が印象的だった。

 青木さんは「いい緊張感の中でできたと思います」と切り出すと、「最後、大久保が去っていくところは、久光としては怒りや悲しみがありましたが、僕個人としては大久保を送り出したような気持ちでした。芝居なんですけど、儀式に近い。1年間、役を演じてきて、自分の中でキャラクターが育ってきて、自分もちゃんと『さよなら』をしたい、昇華したいという思いがあったので、それができたんじゃないかな」と語った。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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11月4日放送の第41回に山県有朋が登場 演じるのは「真田丸」の兼続!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に山県有朋役で出演する村上新悟さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に山県有朋役で出演する村上新悟さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第41回「新しき国へ」(11月4日放送)から、俳優の村上新悟さん演じる元長州藩士、山県有朋(やまがた・ありとも)が登場する。村上さんは2016年放送の大河ドラマ「真田丸」の直江兼続役などで知られ、「西郷どん」が6度目の大河出演。

 山県有朋は松下村塾門下生で、高杉晋作の奇兵隊創設に参画して頭角を現す。維新後は、西郷従道と共に渡欧し、各国の軍事制度を視察。陸軍省や海軍省の設置など軍制改革に取り組むが、汚職事件の嫌疑を受け辞職。後に復職し「西南戦争」では政府軍の指揮をとる。

 第41回「新しき国へ」は、廃藩置県が突如断行され、薩摩では国父・久光(青木崇高さん)が怒って打ち上げ花火を連発。岩倉(笑福亭鶴瓶さん)や大久保(瑛太さん)はその後、不平等条約改正のため欧米視察へ。西郷(鈴木さん)は、菊次郎(城桧吏さん)に留学を勧め、西郷家にも波紋が広がる。西郷は留守政府を任されて宮中改革などを推進するも、汚職騒動などの難題が続発する。やがて天皇行幸に同行し帰郷……という展開。

瑛太、大久保利通役“完走”に「大きな達成感」 次の大河出演は原始時代希望「マンモス倒す」 クランクアップ

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通を演じてきた瑛太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通を演じてきた瑛太さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主人公の西郷隆盛(鈴木さん)の盟友・大久保利通を演じてきた瑛太さんが、このほどクランクアップを迎え、コメントを発表した。「日々の生活の中にずっと大久保が入っていたので、達成感をすごく大きく感じています」と感慨深げで、「大久保の一生涯を演じるのは、やはり大変なこと。大久保は濃密な人生を送られた方だなと、史実からも台本からも受け取ることができました。大久保はとにかく突っ走り、いろいろな困難に向かって全力投球をした方じゃないかなと。すごくカッコいい人だと思います」と思いを寄せた。

 また、「西郷と大久保の2人の関係性がすごく大きかったので、暗殺されるシーンは“吉之助さあ”のことを思い出して、胸が熱くなるところがありました」という瑛太さんは、「ラストシーンを撮る前に、鹿児島にいる祖父と電話で話したのですが『西郷どん、毎週楽しみに見てるよ』と言ってくれて、おじいちゃん孝行ができたかな」とも語る。

 さらに「大河ドラマの1年3カ月という期間は過酷でしたが、作品を終えてクリアすると、必ず自分にプレゼントがもらえるといいますか、これを乗り越えただけの底力みたいなものが絶対につく気がするんです」と考えを明かすと、「大河ドラマは2度目ですが、これで2度目のクリアをしたので、少しは底力がついたかなと感じています」と手応えも語る。

 最後に瑛太さんは「次に誰が大久保をやるのか。いつになるのか全然分からないですけど、とても楽しみですね」と話し、「僕は昔から言っていますが、原始時代を大河ドラマでやりたいんですよね。第15話くらいでマンモスを倒すんです。ないかな(笑い)」と冗談交じりに“3度目の大河”を夢見ていた。
 
 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

鈴木亮平、「西郷どん」撮了もすぐに「ペン習字」 旅行で「もう一度奄美に行きたい」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが10月29日、東京・渋谷のNHKで行われた同局の大河ドラマ「西郷(せご)どん」のクランクアップ報告会に出席。10月26日に関東近郊のロケでクランクアップを迎え、約15カ月間にわたる撮影から解放されたばかりの鈴木さんだが、「早寝早起きしています」とにやり。さらに「ペン習字講座やっています」と明かし、会場の笑いを誘った。

 鈴木さんは理由を聞かれると「僕は字が汚くて。コンプレックスだった。キレイな字を書きたいとずっと思っていたので、(この機会に)一つコンプレックスをなくそうと思った」と説明。また旅行にも「行きたい」といい、「南半球、南アフリカとかいいですね、ケープタウンとか。あと国内ではもう一度奄美に行きたい。海がものすごくキレイでおすすめです」と笑顔で語っていた。

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鈴木亮平、肋骨にひびも? 「西郷どん」では「ずっとどこかケガ」 代わりのいないプレッシャーの中…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが10月29日、東京・渋谷のNHKで行われた同局の大河ドラマ「西郷(せご)どん」のクランクアップ報告会に出席。昨年7月5日のクランクインから約15カ月間にわたって主人公の西郷吉之助(隆盛)を演じてきた鈴木さんは、「自分が体調を崩すと代わりがいないプレッシャーは感じていました」といい、「ずっとどこかケガしていた」と振り返った。

 相撲をとるシーンでは肋骨(ろっこつ)をケガしていたと報じられていた鈴木さんは「肋骨だけではなくて……」と苦笑い。「時代劇なんで、ずっとどこかケガをしていて、つねにどこか痛かった。肋骨はおそらくひびじゃないかと思いますが、医者に行ってもそのままなので、ずっと無視していました」と明かした。

 ドラマは26日に関東近郊のロケでクランクアップを迎えた。最後の収録は明治10(1877)年9月24日、政府軍による城山総攻撃の末、西郷隆盛が最期を迎える……という、12月16日放送予定の第47回の一場面だった。

 鈴木さんは最後の収録の前「何も考えないようにしていた」といい、「ふと空を見上げるシーンがあるのですが、西郷さんがどういうふうに思うんだろうって楽しみに演じました。これは僕の中だけにとどめておきたいのですが、意外な人の顔が浮かんで“ああ”ってなりました」と話していた。

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鈴木亮平、「西郷どん」クランクアップ報告 西郷役“完走”に「生き切った」 “ロス”もなく笑顔

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが10月29日、東京・渋谷のNHKで行われた同局の大河ドラマ「西郷(せご)どん」のクランクアップ報告会に出席。昨年7月5日のクランクインから約15カ月にわたって主人公の西郷吉之助(隆盛)を演じてきた鈴木さんは、現在の心境を聞かれ「一言で言うと生き切ったなと。すがすがしい」と晴れやかな笑顔を見せた。

 ドラマは10月26日に関東近郊のロケでクランクアップを迎えた。最後の収録は明治10(1877)年9月24日、政府軍による城山総攻撃の末、西郷隆盛が城山で最期を迎える……という、12月16日放送予定の第47回の一場面だった。

 鈴木さんは「(クランクアップしたら)抜け殻の状態、感極まったりするのかなって思ったんですけど、“ロス”みたいなものもあまりなくて。西郷さんとしても生き切った」と語った。

久光が大暴れ?「国父チャンネル」開設  喜怒哀楽コマ撮り動画も

「西郷どん」公式SNS企画「国父チャンネル」を開設した島津久光(青木崇高さん) (C)NHK
「西郷どん」公式SNS企画「国父チャンネル」を開設した島津久光(青木崇高さん) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の公式SNSの新企画として動画コンテンツ「国父チャンネル」が29日、開設された。薩摩の魅力を世界に発信する特別動画で、“薩摩の国父”島津久光を演じる青木崇高さんとドラマの薩摩ことば指導と中原尚雄役を務める田上晃吉さんが登場。10月29日から毎週月曜に番組ホームページや公式ツイッターにて配信する。

 「国父チャンネル」は、薩摩の魅力を世界に知らしめるため、久光公がドラマ「西郷どん」の世界から時空を超えて21世紀にやってきた……という設定。久光公が視聴者からの質問に答えたり、現代を体験して楽しんだり、怒ったりと斬新な内容になっているといい、久光公の喜怒哀楽をとらえたスチール写真をつなげたコマ撮り動画も楽しめる。

 青木さんは「伝統ある大河ドラマにこのような大胆で斬新な企画。 ほんのこてワシでよかか? いや、こいは千載一遇、盲亀の浮木! 芋づる式にチャンスを引っこ抜くんじゃ! 泣こよかひっ翔べ、チェストー!! 亀光、ツン吉を引き連れた芋太郎が現代のNHKで大暴れ! 乞うご期待じゃ!!」とメッセージを送っている。

(C)NHK
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【悲報】国父・久光、大久保に見捨てられる 「上下関係が逆転」「まるで恋人に…」 <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」第40回「波乱の新政府」の一場面 (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第40回「波乱の新政府」の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第40回「波乱の新政府」が10月28日放送され、“薩摩の国父”島津久光(青木崇高さん)が大久保利通(一蔵、瑛太さん)に“見捨てられる”シーンが描かれ、視聴者の注目を集めた。

 大久保は、新政府に不満を持つ士族と久光を引き離そうと岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)と画策。薩摩から西郷隆盛(鈴木さん)と共に久光も新政府に引き入れようとするが、久光は仮病を使い東京行きを拒む。大久保は、そんな“かつての主君”久光に「私はもう島津ではなく天子様に仕える身です」と立場の違いを突きつけると、涙を流しすがる久光をその場に残し去る……。

 同シーンに対して、SNSでは「久光と一蔵の上下関係が逆転したな」「国父様、捨てられた」「【悲報】国父様、大久保どんに見捨てられる」「まるで恋人に捨てられたかのような国父様」「あーあ、泣いちゃったよ国父様」「国父様の顔芸を堪能できてうれしゅうございもす」と盛り上がりを見せた。

 また、第40回では西郷に同行し、熊吉(塚地武雅さん)が上京。視聴者は「熊吉が東京にまで来ちゃった」「熊吉さんが一緒に東京に来てくれて良かったね」「熊吉マジ天使」「熊吉は癒やし」と出番の多さ(?)でファンを喜ばせていた。

 第40回「波乱の新政府」は、新政府への不満が高まる中、大久保と岩倉は、薩摩から西郷と島津を新政府に引き入れようとするが、久光は東京行きを拒む。一方で西郷は、日本の近代化を一気に推し進めるため、「廃藩置県」を断行したいという大久保に賛同。明治4(1871)年、熊吉を連れ、上京する。しかし西郷は、資金がないと言いながら、ぜいたく三昧な日々を送る新政府の役人たちに違和感を抱き……という展開だった。

<インタビュー>「西郷どん」息子・菊次郎役で話題 城桧吏が語る初大河 “2人の母”「とても明るくて優しかった」

大河ドラマ「西郷どん」に菊次郎役で出演している城桧吏さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」に菊次郎役で出演している城桧吏さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に西郷隆盛(鈴木亮平さん)と愛加那(二階堂さん)の長子・菊次郎役で出演している城桧吏(じょう・かいり)さん。10月21日放送の第39回「父、西郷隆盛」で初登場すると、視聴者から「菊次郎、目がクリクリしていて可愛い」「菊次郎君、可愛いし、いとしい」「子役の菊次郎は愛加那に激似」「いい演技するし、愛加那にも似てる」との声が上がった。映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で注目を浴びた12歳の城さんに初大河の印象を聞いた。

 菊次郎は吉之助(隆盛)と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い、投降。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長(4年半)に就任。帰国後、京都市長となる。

 「西郷どん」では、9~12歳までを城さん、14歳以降を今井悠貴さんが演じ、西田敏行さんは菊次郎が40歳を過ぎ、2代目京都市長に就任してからの姿を演じる。

 城さんは「最初は初めての大河ドラマだったので、とても緊張しました。でも、現場に行ったらすっごく楽しくて。皆さんとても優しくて、居心地が良かったです」と明かす。

 一方で、方言には苦労した。「薩摩の言葉とか奄美大島の言葉とか、普段は標準語をしゃべってるので、そこは難しかったですね」と照れ笑い。時代劇初挑戦となったが、「菊次郎のこととか、歴史を知れたり、覚えることができたのはとても良かったです。それから時代劇のセットが素晴らしいなと思いました」と話す。

 城さんが初登場した第39回「父、西郷隆盛」では、母・愛加那の元を離れ、父・隆盛と暮らすため、薩摩へと渡った菊次郎。同回では、二階堂さん扮(ふん)する愛加那と黒木華さんが演じる糸という菊次郎にとって“2人の母”が対面するシーンも話題に。

 城さんは「愛加那さんが糸さんに(菊次郎のことを)『立派な薩摩の男にしてください』って言って、菊次郎も薩摩に行かなくちゃいけないんだって決心したんだと思います」と気持ちを代弁する。自身と菊次郎を比べて、「似ているところはあまりないですね」という城さんは、「僕だったら、お母さんの元を離れるのは嫌ですね。でも菊次郎は母の思いを受け入れて、薩摩に行くと決めたので、すごいなって思いましたし、僕も勇気を出せたら」と笑顔で語った。

 最後に“偉大なる父”と“2人の母”の印象を聞くと「鈴木亮平さんはとてもカッコよくて、とても男らしい。強そうなイメージ。撮影のときはアドバイスとかももらいました」といい、「黒木さんと二階堂さんはとても明るくて、優しくて。休憩中は一緒に手遊びをやったりしていました」と語った。

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西田敏行、今宵「西郷どん」本編に登場 語り続投も「チェスト! 」「きばれ!」は封印?

大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の息子・菊次郎を演じる西田敏行さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の息子・菊次郎を演じる西田敏行さん (C)NHK

 俳優の西田敏行さんが、鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第39回「父、西郷隆盛」(10月21日放送)から、主人公・西郷隆盛(鈴木さん)の息子・菊次郎役で登場する。ドラマは同回から最終章となる“通称・明治編”に突入。西田さんは引き続き、語り(ナレーション)も担当するが、「息子が父を語る」という色合いが濃くなるため、ファンにはおなじみの「チェスト! 」「きばれ!」は封印され、締めの言葉は「今宵(こよい)はここらでよかろうかい」がメインになるという。

 菊次郎は吉之助(隆盛)と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い、投降。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長(4年半)に就任。帰国後、京都市長となる。

 「西郷どん」では、9~12歳までを城桧吏さん、14歳以降を今井悠貴さんが演じ、西田さんは菊次郎が40歳を過ぎ、2代目京都市長に就任してからを演じる。

 10日、東京・渋谷の同局で行われた第39回の試写会に西田さんと共に出席した鈴木さんは、「西田さんはずっとナレーションをされてきたので、最初に思ったのは『あの野郎、父親に向かって、“きばれ!”って言っていたのか』でした(笑い)。尊敬する大先輩が演じる菊次郎の心に強烈に残っている父親という重みは何らかしらの形で表現しようと思いました」とコメント。

 さらに鈴木さんが「あと子役の城桧吏君はものすごく美少年でして。決して西田さんが美少年ではないということではないんですけど……」と明かすと、西田さんは「城君が演じている少年時代の菊次郎ですが、私の少年時代の写真にそっくりでびっくりしました。僕の写真を見て、オーディションされたのかな?」と応じ、周囲の笑いを誘っていた。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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<インタビュー>浜野謙太、若い頃の伊藤博文と顔「似ていて」大河抜てき? 「ホクロで役もらえたんじゃないか」

大河ドラマ「西郷どん」で伊藤博文(俊輔)を演じている浜野謙太さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」で伊藤博文(俊輔)を演じている浜野謙太さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に伊藤博文(俊輔)役で出演している浜野謙太さん。8月26日放送の第32回「薩長同盟」で初登場すると、視聴者から「伊藤俊輔めっちゃ似てる。笑っちゃうレベル」「伊藤博文役の人、本人にめっちゃ似てる」「めっちゃ似てる、伊藤博文」との反響があった。浜野さんも「プロデューサーさん、ディレクターさんにお会いした時、『似ているんです』って言われて。若い頃の写真を見たら本当に似ていた。『似ている』始まりというか」と認める。伊藤博文のイメージは「ヒゲ。あとは(顔の)ホクロ。それで役をもらえたんじゃないかな」と笑顔で明かす浜野さんに、役柄について語ってもらった。

 ◇初大河でいきなり後の初代内閣総理大臣 顔が似ていることが「根拠のない自信に」

 10月から始まった同局の連続テレビ小説「まんぷく」では、白馬の「蘭丸」が相棒で、移動はいつも蘭丸にまたがる牧善之介役でも話題を集めている浜野さんだが、大河ドラマ初出演でいきなり、後の初代内閣総理大臣・伊藤博文役を与えられた。

 浜野さんは「最初は荷が重いんじゃないかって思いましたね。伊藤は政治的にも象徴的で、きわどい役。『自分で大丈夫かな』って思ったんですけど」と笑う。

 「(似ていると言われ)そこで根拠のない自信がついた」と明かす浜野さんは「登場の時に一発で視聴者に『ああ! 似ている!!』って思わせたかったので、そういう顔を心掛けてやってたら、オンエアを見た(桂小五郎役の)玉山鉄二さんに『なんで最初あんな間抜けな顔をしているの? あんな顔で大河出る人いる?』って言われて。失敗しました」と苦笑い。

 そんな初登場回の「薩長同盟」では、図らずして薩摩の西郷と長州の桂をつなぐ影のキーマンとなった伊藤として、両藩の歴史的会談にも同席。浜野さんは「みんなの気迫を感じているだけでポロポロ泣けてきて。僕は撮影初日だったんですけど、気合の薩長同盟シーンは楽しかったですね。みんなの気合についていけるのかと心配ではありましたけど、自分では意識はしなくても感情が高まってしまって、感動してしまった。それくらい充実した一日でした」と振り返っていた。

 ◇明治編での伊藤博文は? 「飄々とした中の怖さ」を意識 虎視眈々と…

 ドラマは21日放送の第39回「父、西郷隆盛」から最終章の通称・明治編へ突入。維新後は、政権内で力を発揮し岩倉使節団の副使となる伊藤もヒゲを蓄え、再登場を果たす。

 浜野さん演じる伊藤は、第39回以降どうなっていくのか? 「飄々(ひょうひょう)としているけど、ちょっと怖いなっていう部分は出てくる。総理大臣にまで上り詰めた人が、怖くないわけがない。そういう政治家に見えたらいいなって、僕はやろうと思っている」と演技プランを披露。

 「伊藤って史実を知れば知るほど、人柄に偉人感のない人だなと思いました。そういう雰囲気も出していけたら」と笑うと、「西郷さんが突っ走って、大久保さんは策略を張り巡らせるのを後ろで見つつ、どんどんと権力を手にしていく伊藤、みたいなのは虎視眈々(たんたん)と狙っています。大久保さんがどんどんと闇が深くなっていくので、そこに引っ張られる伊藤を僕自身楽しみにしています」と話していた。

 「西郷どん」は大河ドラマ57作目で、西郷隆盛の生涯を描く。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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愛加那・二階堂ふみ再登場! 菊次郎役で「万引き家族」城桧吏が大河デビュー

愛加那(二階堂ふみさん)が再登場するNHKの大河ドラマ「西郷どん」第39回の一場面 
愛加那(二階堂ふみさん)が再登場するNHKの大河ドラマ「西郷どん」第39回の一場面 

 鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第39回「父、西郷隆盛」(10月21日放送)に二階堂ふみさん演じる愛加那が再登場する。また、同回では、西郷隆盛(鈴木さん)と愛加那(二階堂さん)の長子・菊次郎役で、映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で注目を浴びた12歳、城桧吏(じょう・かいり)さんが大河デビューを果たす。

 第39回「父、西郷隆盛」は、隠居し、故郷で穏やかな日々を過ごしていた隆盛は、奄美大島から9歳になる息子・菊次郎(城さん)を引き取る。しかし、菊次郎は継母となった糸(黒木華さん)とその息子・寅太郎に遠慮し、心を開かない。

 明治新政府は版籍奉還など急激な改革を進めるも、不平士族や農民たちが各地で反乱を起こす。そこで大久保利通(瑛太さん)は事態を収拾すべく、隆盛を東京に呼び戻そうと従道(錦戸亮さん)を派遣する……という内容。城さんは菊次郎の9~12歳までを演じる。

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西田敏行、「西郷どん」息子役に「まさか」 語りに続き本編出演 「翔ぶが如く」では西郷隆盛演じ… <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の息子・菊次郎を演じる西田敏行さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の息子・菊次郎を演じる西田敏行さん (C)NHK

 俳優の西田敏行さんが、鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第39回「父、西郷隆盛」(10月21日放送)から、主人公・西郷隆盛(鈴木さん)の息子・菊次郎役で出演することが15日、明らかになった。1990年の大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛を演じ、「西郷どん」でも第1回から語り(ナレーション)を務めてきた西田さんは、「まさかこういう形で出演するとは夢にも思っていなかったので、びっくりいたしました」と驚いている。

 菊次郎は吉之助(隆盛)と愛加那の長子。奄美大島の龍郷で育つが、9歳の時に薩摩の西郷家に引き取られ、糸が継母となる。12歳で米国に留学。17歳で西南戦争に従軍するも負傷によって、右足の膝下を失い、投降。戦後は、外務省に入り「日清戦争」後は台湾の支庁長(4年半)に就任。帰国後、京都市長となる。

 「西郷どん」では、9~12歳までを城桧吏さん、14歳以降を今井悠貴さんが演じ、西田さんは菊次郎が40歳を過ぎ、2代目京都市長に就任してからを演じる。

 第39回以降も引き続き、語りを担当する西田さんは「出演オファーをいただいたとき、このナレーションは菊次郎だったのか、菊次郎の目線から(語りを)やらせていただいているんだと、いろいろな意味で腑(ふ)に落ちたというか。菊次郎目線でこれまでを見返してみると、うまいことつながっているなと思った。自分の中で意図していなかったにもかかわらず、制作者の意図を汲(く)んでナレーションしているんだって分かって、ハメられたなって、気持ちのいいだまされ方をした」と話している。

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吉二郎、死す! 鈴木亮平の号泣演技に視聴者も涙 “革命編”完結で来週から… <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」第38回「傷だらけの維新」の一場面 (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第38回「傷だらけの維新」の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第38回「傷だらけの維新」が10月14日に放送され、西郷家の次男・吉二郎(渡部豪太さん)が戦死。終盤には、悲しみを押し殺してきた吉之助(鈴木さん)がこらえきれずにむせび泣く姿が登場し、視聴者の胸を打った。

 SNSでは「やばい。涙とまらない」「涙が止まらん!」「西郷どんで泣きすぎました」「嗚咽(おえつ)出そうになるほど泣いた」「西郷どん見て号泣」といった言葉が並んだほか、鈴木さんの演技に対しても「鈴木亮平すごいな」「本当に心揺さぶられる」「相変わらずの熱演」「泣きのシーンはこの大河で一番でした」などの反響があった。

 一方で、鈴木さんの号泣シーンと「巨人・菅野智之投手がノーヒットノーラン クライマックスシリーズで初の快挙」というニュース速報のテロップがかぶってしまい、「何というタイミング(笑い)」「空気読め」「雰囲気ぶち壊し、もっと考えてほしい」との苦情の声も上がった。

 第38回「傷だらけの維新」は、江戸無血開城後も旧幕臣や浪士の抵抗は続き、戦火は拡大。苦境に立たされた新政府軍は、薩摩藩に援軍を要請する。討伐軍を編成するため、帰郷した吉之助(鈴木さん)に、西郷家の次男・吉二郎(渡部さん)は「自分も戦働きがしたい……」と訴える。

 妻の園(柏木由紀さん)の後押しもあり、ほどなくして吉二郎は信吾(錦戸亮さん)らとともに越後へ出立。戦場では、長岡藩が導入した新式の武器により新政府軍に多くの死傷者が出る中、さらなる悲劇が起こる……という展開だった。

 初陣で銃弾に倒れ、命を落とした吉二郎については「吉二郎さんが……」「悲しすぎるよ 吉二郎さあ」「ああああー死んじゃったーーー」 「吉二郎さんが不憫(ふびん)すぎる」と死を悲しむ声が上がった。

 「西郷どん」は第38回で通称・革命編が完結。21日放送の第39回「父、西郷隆盛」から最終章に突入し、新たな出演者も続々登場する。

<インタビュー>西郷どん 吉二郎役・渡部豪太が語る「傷だらけの維新」 「西郷家の兄弟たちに悲しい別れ…」

NHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷家の次男・吉二郎を演じている渡部豪太さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷家の次男・吉二郎を演じている渡部豪太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第38回「傷だらけの維新」が10月14日放送される。鈴木さん扮(ふん)する主人公・西郷吉之助に代わって西郷家を守ってきた次男・吉二郎役の渡部豪太さんは「温かく無垢(むく)だった西郷家の兄弟たちに悲しい別れが訪れます」と予告している。

 上野の彰義隊は一日で討伐されたものの、会津ほか東北各地の諸藩が同盟を結び、新政府軍に抵抗を始めた。吉之助(鈴木さん)は援軍を送り込むため、急きょ薩摩へ戻る。兄に代わって西郷家を守ってきた弟の吉二郎(渡部さん)は自分も戦に行きたいと言う。吉之助が兵をまとめて越後に着くと、先に参戦していた吉二郎が銃弾に倒れたとの知らせが……。

 渡部さんは第38回について、「戊辰戦争で旧幕府軍、新政府軍共にたくさんの命が奪われていきます」とコメント。「戦争の悲惨さとむごさ」が描かれているといい、「私の演じる西郷吉二郎はこの戦争で命を失います」と明かすと、「温かく無垢だった西郷家の兄弟たちに悲しい別れが訪れます。このことが兄、西郷吉之助にどう影響を与えていくのか。ますます展開から目が離せなくなってきた大河ドラマ『西郷どん』、これからもよろしくお引き立てくださいますよう、お願いいたします」と視聴者にメッセージを送っている。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。西郷は斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<インタビュー>柏木由紀、初大河「西郷どん」でアイドルの“顔”消す? 人生で一番緊張「ほぼ記憶がない」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に西郷園役で出演している柏木由紀さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に西郷園役で出演している柏木由紀さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主人公・西郷吉之助(鈴木さん)の弟・吉二郎(渡部豪太さん)の妻・園を演じているアイドルグループ「AKB48」兼「NGT48」の柏木由紀さん。今回が初の大河ドラマで、クランクイン時のことを「緊張しすぎて、ほぼ記憶がないですね。人生で一番緊張したし、(AKB48の)オーディションより緊張しました」と振り返る。また、鹿児島出身で「理想の薩摩おごじょを目指した」という柏木さんに、役やドラマへの思いを聞いた。

 ◇クランクインの前日は「1時間も眠れなかった」

 地元・鹿児島が舞台だけに、「西郷どん」は第1回から見ていたという柏木さん。「まさか、自分が見ているものに出演させていただけたことにびっくり。うれしかったです」と話す。また「両親や身内も喜んでくれて、毎週感想が届いたりする」といい、「友達は『チェスト!』、薩摩ことばで『気張れ』という意味なのですが、そういうメールを送ってきます」と笑う。

 クランクインの前日は「1時間も眠れなかった」とも明かす柏木さんは、「初めてのときに『西郷園役の柏木由紀です』と紹介するのですが、めちゃくちゃ緊張するんですよ。しかも私はリハーサルに参加できず、ぶっつけ本番だったので、緊張しすぎて、ほぼ記憶がないですね。人生で一番緊張したし、(AKB48の)オーディションより緊張しました」と振り返る。

 アイドルとして常に注目され、緊張とは無縁のような柏木さんだが、「人と比べると緊張しない方なのですが、初めての大河の現場で頼れる人は誰もいない。一生あんな思いはしたくない」と言い切るほどで、その緊張をほぐしてくれたのが、夫役の渡部さんだった。「全然寝てなくて……」という柏木さんに、渡部さんは「寝ないとダメだよ」と優しくアドバイスしてくれたといい、「渡部さんには気持ちを素直に打ち明けることができたし、助けていただきました」と感謝していた。

 ◇夫・吉二郎を戦場へと送り出す園 台本「読むたびにつらく」

 演じる園の印象は「自分が理想としている『薩摩おごじょ』」。「男性を立てて、三歩後ろでついていく。母もそうですが、昔からそう感じることが多かった」と明かす。14日放送の第38回「傷だらけの維新」では、そんな園が「戦働きがしたい」という思いを抱く夫・吉二郎の背中を押すことになる……。

 柏木さんは「台本を読んで泣いてしまいました。戦争に行くという夫の背中を押すことはなかなかできないものですが、夫が『薩摩隼人らしく働きたい』と。その言葉はカッコいいと思ったし、園さんも幸せだっただろうなと」としみじみ。

 さらに「台本を読んでいる段階では(気持ちが)追いつかなかったのですが、吉二郎さんが『戦争に行きたい』と勇気を出して言ったことを応援できるのは、自分しかないと実感した」といい、「『私が送り出してしまった』という後悔よりも、『頑張りました。お疲れ様でしたね』という気持ちが素直に出てきました」と思い返す。

 他の仕事をしていても、第38回のことは頭から離れなかったようで、「台本を撮影の3週間前にいただいたのですが、読むたびにつらくなってしまって。だったら読まなきゃいいのですが(笑い)。毎日、読んでは『はあ……』とため息をつくの繰り返しで、シーン的にも大変でした」と語った。

 ◇アイドルと大河女優の切り替え「すんなり」 実は肌を黒く塗っている…

 そんな柏木さんに、アイドルと大河女優の“兼任”について聞くと、「切り替えは大変ですが、かつらを着け、着物を着るとすんなり(役に)入っていけるのです。現代ドラマとは違って、(時代劇の大河は現実と)あまりにかけ離れているので」との答えが。一方でメンバーやファンから「赤ちゃんの抱っこの仕方が下手」と言われたといい、「確かに赤ちゃんと接する機会がないので……。そこは猛反省ですね」と苦笑しつつ、「私は常に演技の仕事をしているわけではないので、演技に対して引け目に思うことがある。まずは迷惑をかけないようにしようと心がけています」と本音をちらり。

 それでも柏木さんは「『女優ではない私が大河に出させていただいていいのか』と今も思っているのですが、現場はすごく楽しい。ご一緒させていただくだけで糧になる。今は西郷家の皆さんに会えるのが楽しいし、緊張が楽しめるようになった」と笑顔も見せ、今後については「かなり頼もしくなった園が見られると思います」とアピールする。

 最後に、「大河では、いい意味でアイドルとしての“顔”(オーラ)が消えているが……」と尋ねると、柏木さんは「それはうれしいですね」とにっこり。「AKB48として見られるのは仕方ないけれど、一方で西郷園として見られないといけないと思う。自然となじめればいいなと」と決意を見せつつ、「実は肌を黒く塗っているのです。『これで大丈夫かなあ?』という不安も正直あったのですが、(アイドルオーラを消せたのであれば)いいかな」と照れ笑いを浮かべていた。

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渡部豪太、「西郷どん」で1年間撮影も衣装はわずか3着 秘話も披露

NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん
NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、西郷家の次男・吉二郎役で出演している渡部豪太さんが10月8日、東京都内で行われたトークショーに登場。すでに撮影を終えているという渡部さんは、約1年間の撮影を通して衣装が3着だったこと明かすと、「これはどうなのかと申しますと、とても少ないです(笑い)。1年間撮影していて3着目のお着物をようやく最後の(撮影の)日に着させてもらいました。物持ちがいいんです」とアピールをした。

 また撮影中に着用していた袴の一つは、渡部さんが知り合いの女性から父親の遺品として譲り受けたものを、NHKの衣装部が“お直し”して使用し、この日は会場にも展示された。

 「女性に『あなた着物、着るでしょう』っていただいたんですけど、ちょっと丈が足りなくて。最初はお返ししようと思ったんですけど、その女性から『NHKの衣装部さんに引き取っていただいて』って言われて。ボクがその旨を衣装部さんに伝えたら、喜んで受け取って。袴に当て布をし、吉二郎の衣装にしてくださったんです」とエピソードを披露。さらに「いろいろなスタッフのいろいろな思いと、いろいろな力が『西郷どん』には詰まっていて、皆さんに伝えることができてうれしい」と笑顔を見せていた。

渡部豪太、“妻”柏木由紀は「本当におしとやかな女性」 「西郷どん」で夫婦役 現場では…

NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん(右)
NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん(右)

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、西郷家の次男・吉二郎役で出演している渡部豪太さんが10月8日、東京都内で行われたトークショーに登場した。渡部さんは吉二郎の妻・園を演じているアイドルグループ「AKB48」兼「NGT48」の柏木由紀さんについて、「本当におしとやかな女性ですよ」と印象を語った。

 渡部さんは「柏木さんは大河ドラマが初めてで、緊張なさっていたんですね。時代劇も『初めて』とおっしゃっていて、二重に緊張なさっていたのが見て取れたので、現場では緊張していていいことなんて一つもないので、私もいいお芝居をしたいと思ったから、率先して『今日は天気がいいですね』『月がキレイですね』と話しかけていた」と現場の様子を語った。

 また、柏木さんと「一緒にどれだけ楽しい会話ができるかなって、模索した」という渡部さんは、司会者から「本当に夫婦のやりとりみたいですね」と聞かれると、「そうなんですか?」と照れ笑いを浮かべていた。

 渡部さん自身、2012年放送の「平清盛」以来、6年ぶりの大河ドラマとなったが、「『平清盛』のときは初めての大河ドラマで、現場でのまれていた。息ができないほどで、呼吸も浅かった」と反省。今回の「西郷どん」では「前回の経験が生かされている」と成長を実感していた。トークショーには「西郷どん」芸能指導の友吉鶴心さんも登場した。

「西郷どん」エンケン勝の涙と笑顔に「グッときた」 初登場・大村益次郎の“でこ”も話題に <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」の一場面 (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」が10月7日に放送され、新政府軍の江戸総攻撃の前日の、西郷隆盛(吉之助)と勝海舟(安房守)の歴史的会談が描かれた。

 鈴木さん扮(ふん)する吉之助を目に涙を浮かべながら説得し、最後には晴れやかな笑顔を見せた勝役・遠藤憲一さんの演技に対し、視聴者からは「身もだえするほどカッコいい」「さすがの一言」「エンケン勝先生が優しすぎて……」「涙と笑顔が最高」「涙と笑顔にグッときた」「エンケン勝さんの涙・笑顔、染みました」などの声が上がった。

 この日の終盤には、落語家の林家正蔵さん演じる大村益次郎も初登場。大村といえば肖像画で伝わる大きなおでこが特徴で、「西郷どん」でも2時間近くかけた特殊メークで再現。「大村益次郎の額の完成度高けえな」「大村益次郎のでこが印象に残った」「大村益次郎、頭のアップでの登場が素晴らしかった」「大村益次郎のでこアピール半端なかった」と視聴者に大きなインパクトを残した。

 江戸城明け渡しの後、上野寛永寺でのろしを上げた彰義(しょうぎ)隊を、見事な軍略で、わずか一日で攻略したことでも知られ、維新の十傑の一人に数えられる大村の登場に、歴史好きも反応。Yahoo!のリアルタイム検索で「大村益次郎」がトレンド入りを果たした。

 第37回は、慶応4(1868)年、新政府軍は江戸総攻撃を3月15日と定める。吉之助(鈴木さん)は、幾島(南野陽子さん)の手引きで秘密裏に再会を果たした天璋院(篤姫、北川景子さん)から、徳川家存続のためなら自分の命も差し出す覚悟と伝えられる。

 迎えた総攻撃前日、吉之助は満開の桜咲く江戸薩摩藩邸で勝(遠藤さん)と対面する。勝は吉之助に、江戸の民を救うため総攻撃を中止するよう求め、吉之助は大きな決断を迫られる……という展開。吉之助と天璋院、吉之助と勝、吉之助と慶喜(松田翔太さん)という三者三様の会談も描かれた。

 天璋院(篤姫)役の北川さんについては「相変わらずキレイやなあ」「やばいって、美人すぎるってこの篤姫」「美しか、篤姫さま!」「天璋院さんきれいすぎて、ほれてまう」とSNS上では“美”を絶賛する言葉が並んだ。

「西郷どん」休止の第37回「江戸無血開城」は10月7日放送 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 9月30日に台風24号関連のニュースに差し替わり、放送休止となっていたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」(総合)が、10月7日午後8時から放送されることが2日、分かった。BSプレミアムでは9月30日に放送済みだが、7日午後6時から再放送される。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

「西郷どん」9月30日の放送休止 台風24号の影響で関連ニュースに差し替え 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 30日午後8時からNHK総合で放送される予定だった鈴木亮平さん主演の同局の大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」の休止が決まった。同時間帯は台風24号関連のニュースに差し替わる。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第37回「江戸無血開城」は同日午後6時からBSプレミアムでは放送された。総合での放送予定は現時点では未定。

<インタビュー>鈴木亮平、西郷隆盛と勝海舟の“歴史的会談” 見どころは「長い間」 庭の桜に秘められた思い… 

鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」の一場面 (C)NHK
鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」が9月30日放送される(総合・午後8時ほか)。新政府軍の江戸総攻撃の前日の、西郷隆盛(吉之助)と勝海舟(安房守)の歴史的会談が描かれるといい、西郷役の鈴木さんは「西郷さんの人生の中でハイライトとなる大きなシーンということで、並々ならぬ気合を持って臨みました」と明かしている。

 ◇無血開城を受け入れるまでの「長い間」 舞い散る桜の花びらが「啓示」に?

 勝が提案する無血開城を西郷はどう受け入れるのか。「非常に興味があった」と話す鈴木さんは「台本を開いたら(ト書きで)『長い間』。そのあとに(せりふで)『分かりもした』と書いてあった。この無血開城を受け入れるまでの長い間をどう埋めるのか。監督と(勝役の)遠藤憲一さんとかなり話し合いました」と振り返る。

 また鈴木さんは今回、リハーサル段階で美術スタッフに、会談している薩摩藩邸の庭に「圧倒的な自然の美しさを作ってほしい」とオーダー。

 「長い間で吉之助がふと庭を見たとき『これを自分が焼いてしまうのか』と思わせるような美しい春の世界。そうしたらスタッフさんがいろいろなことをやってくれた。遠藤さんも『桜の花びらが落ちてくるってどうだろう』って言ってくれて。吉之助がその花びらと庭を見たときに圧倒的なこの世界の美しさがあって、何か啓示みたいなものを感じるみたいな」と狙いを説明。

 「どれだけ視聴者に伝わるかは分かりませんが、終わったときに遠藤さんが『おおー、よかったよね』と言ってくださって。僕の中で強烈に印象が残っている。何よりも遠藤さんに褒めていただいたっていうのが自信にもなりましたね」とうれしそうな笑顔を見せていた。

 ◇最初は天璋院、次に勝、最後は慶喜 鈴木亮平の受ける力を100%発揮し…

 第37回では、慶応4(1868)年、新政府軍は江戸総攻撃を3月15日と定める。吉之助(鈴木さん)は、幾島(南野陽子さん)の手引きで秘密裏に再会を果たした天璋院(篤姫、北川景子さん)から、徳川家存続のためなら自分の命も差し出す覚悟であると伝えられる。

 迎えた総攻撃前日、吉之助は満開の桜咲く江戸薩摩藩邸で勝安房守(遠藤さん)と対面する。勝は吉之助に、江戸の民を救うため総攻撃を中止するよう求め、吉之助は大きな決断を迫られる……という内容。

 鈴木さんは「吉之助は3人の人物と一対一で話をする回になっています。最初は天璋院様。次は勝さん。最後は慶喜(松田翔太さん)と。この3人を吉之助がどう“受けて”いくのか。ここから吉之助は攻めるではなく、受ける人間になっていくので。監督さんからも『三者三様の受け方を、鈴木亮平の受ける力を100%発揮してほしい』と言われて、僕の中でもそこを意識して演じたところです」とアピールしていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。

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<インタビュー>林家正蔵、初大河「西郷どん」で特殊メーク 大村益次郎役…見どころは「おでこ」!?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大村益次郎を演じる林家正蔵さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で大村益次郎を演じる林家正蔵さん (C)NHK

 9月30日に放送される鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」から長州藩医・大村益次郎が登場する。演じているのは落語家の林家正蔵さん。今回が初の大河ドラマで、出演決定時の心境を「まさかお声がかかるとは思っていなかったので『ヤッター!』という感じ。非常にうれしかったですね」と笑顔で明かす。見どころは特殊メークによる「おでこです」と力を込める正蔵さんに、役や、大村ら時代を変えた英傑たちへの思いを聞いた。

 ◇大村益次郎という人は世の中を見渡す目を持っていた

 一人の噺家(はなしか)として落語に重心を置きつつ、俳優に声優にとマルチな活動をしてきた正蔵さんにとって、大河ドラマとは? 「大河に出演できるというのは、ある種、歌手にとっての紅白(歌合戦)出場みたいな。僕にはそんな経験は無いのですが、そういうことを役者の先輩がおっしゃっていて、『なるほどな』って思いました」と実感する。

 維新の十傑の一人に数えられる大村益次郎。医学や蘭学を学ぶと、兵学者となり、長州征伐や戊辰戦争で、長州藩兵を指揮し勝利に導く。江戸城明け渡しの後、上野寛永寺でのろしを上げた彰義(しょうぎ)隊を、見事な軍略で、わずか一日で攻略したことでも有名だ。

 正蔵さんの父(初代)林家三平さんの影響もあり、昔から大河ドラマをよく見ていて、1977年放送の「花神」で(四代目)中村梅之助さんの演じた大村を「かすかに覚えてはいる」とも話す正蔵さん。「『大村益次郎役をやってもらいたい』とのお話をいただいたとき、すぐにインターネットで司馬遼太郎さんの『人斬り以蔵』を買いましたね。その中に大村の半生をつづった『鬼謀の人』という短編があって。あとは伝記的なものを何冊か読んだのですが、私としては、そんなに変わった人とは思わなかった」と振り返る。

 大村は医家の出身で、武士のしきたりや作法に無頓着だった変わり者かつ合理主義者としても知られている。「おでこが膨らんでいて、豆腐が好きで、当時の常識としてのあいさつもろくにできない。それでも未来をしっかりと見据えていて、付いてこられない人が多かった。そのために誤解を生むような発言もあったかもしれないけれど、大村益次郎という人は世の中を見渡す目を持っていた。こういう人って、身の回りにたまにいたりするので、僕自身はそれほど奇人変人とは思えず、こうやって生まれ育ったのだから、それはそうだろうって腑(ふ)に落ちた」と印象を語る。

 ◇2時間近くかけて特殊メーク 登場シーン「おでこが歩いているように見える」

 記念すべき初大河の撮影現場はどのようなものだったのだろうか。「大村がいきなり江戸城へ乗り込んできて、西郷さんやらなんやらがいる中で『何だ、お前は?』って思われないといけないから、なるべく人と接することもなく、楽屋にこもっていましたね」と少し残念そうに話す正蔵さん。それでも「日本でもトップといわれる特殊メークの方に来ていただいて、撮影開始3時間前には楽屋に入って、あの特徴的なおでこを丁寧に2時間近くかけて作ってもらったので、その分、役への気持ちは入りやすかったですね」と思い返す。

 役作りに関しては「特別に何かをしたというよりかは、手元に集めた文献、資料を読みあさることに没頭して、とにかく大村という人物をおなかの中に入れておくってことが一番だった」と言うが、撮影前日は大村にならって「豆腐しか食べなかった」といい、「一日、豆腐だけで過ごして『オレは益次郎だ、オレは益次郎だ』って暗示もかけたりして」と、ちょっとした小咄(こばなし)も披露。

 撮影現場では、1980年代の小劇場ブームを知る者として、思いもよらない出会いもあったようで、「(有栖川宮役の)小須田康人さんは元々『第三舞台』の役者さんで、僕なんかは紀伊國屋ホールの客席で目をキラキラとさせながら見ていた思い出があるので、ドキドキでしたね」とうれしそうな表情も。

 そんな正蔵さんに改めて大村としての見どころを尋ねると、「おでこ」とにやり。「まずは第37回で、長い廊下を歩く大村益次郎のおでこを見てください。おでこが歩いているように見えますから。そこはぜひ見てもらいたいですね」とアピールした。

 ◇時代を変えた英傑たちに父親を重ねる 「選ばれてしまったという部分が…」

 時代を変えた英傑たちへの思いも語った。正蔵さんによると「何か時代にピックアップされた、選ばれてしまったという部分が、自分の父親にも重なるところがある」と持論を展開。

 「父はテレビの普及が無かったら、ただただちょっと変わった一人の落語家で終わっていたのだろうなって思うんですね。ところが昭和33(1958)年に真打ちになった時、テレビタレントなるものが他にいなかったから、噺家さんがテレビに出されて、ブラウン管の中の人気者になってしまった。そういった意味では、うちの父親も時代にピックアップされた人なんだろうな」と説明する。

 「きっと西郷さんや大村も、時の流れの中、その変わり目に『あなたは必要だから』と選ばれてしまったような気がする。自ら進んでというよりかは、時代に巻き込まれて、自分の役目を果たすと、その時代から去っていった。ふと父親の姿が浮かんだというか、なんか似ているのだろうなって思いましたね」と思いをはせていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

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<インタビュー>遠藤憲一、西郷隆盛と歴史的会談「心が震えました」 普段の飾らぬ勝海舟で…

大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」に勝海舟役で登場している遠藤憲一さん  (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第37回「江戸無血開城」に勝海舟役で登場している遠藤憲一さん  (C)NHK

 9月30日に放送される俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第37回「江戸無血開城」。新政府軍の江戸総攻撃の前日、西郷隆盛と勝海舟の歴史的会談が描かれるといい、勝を演じた遠藤憲一さんは「心の奥底にある思いを正直に語り抜くことに集中しました。西郷さんと何かが通じ合えた瞬間は心が震えました」と明かしている。

 第37回は、江戸総攻撃を前に、天璋院(北川景子さん)は幾島(南野陽子さん)の手引きで秘密裏に吉之助(鈴木さん)と再会し、江戸の町を救ってほしいと懇願する。吉之助は江戸城から逃げるよう伝えるが、天璋院は徳川の名にかけて自決する覚悟だと語る。

 総攻撃前日、吉之助は勝(遠藤さん)と薩摩藩邸で対面。勝は江戸の民を救うため総攻撃中止をするよう求め、吉之助は大きな決断を迫られる……という展開。

 遠藤さんは「無血開城に至るまでの間に、(脚本の)中園ミホさんが西郷さんとの交流の場面をいくつか書いてくださっていたので、無血開城の際の話し合いも、今まで通り普段の飾らぬ勝海舟で挑みたいと思いました。演出の方とも話し合い、気張らずありのままの勝海舟で西郷さんに向かわせてもらいました」と振り返っていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

<インタビュー>北川景子、「西郷どん」篤姫演じ切り「自信ついた」 「セーラームーン」以来の長丁場で寂しさも…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で天璋院(篤姫)を演じている北川景子さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で天璋院(篤姫)を演じている北川景子さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に天璋院(篤姫)役で出演している北川景子さん。9月23日に放送された第36回「慶喜の首」では、鈴木さん演じる西郷吉之助との再会シーンが話題を集めた。30日放送の第37回では“江戸無血開城”につながる重要なシーンも控えている。北川さんに久々の登場や吉之助との再会シーンの感想、撮影を終えた感慨や大河ドラマ出演への思いなどを聞いた。

 ◇吉之助との再会に感慨 “幾島”南野さんへの思いも…

 第36回で、天璋院は吉之助と12年ぶりの再会を果たした。徳川家を巡る立場は以前と大きく変わったが、「再会のシーンのおけいこをさせていただいた時、立場とかすべてを抜きにして再会を懐かしむ、感慨深い気持ちが最初に出てきたので、その気持ちを視聴者の皆さんにお伝えできればと思っていました」と北川さん。

 吉之助を演じる鈴木さんについても「鹿児島の最初の方のロケでご一緒してから1年もたっていないのに、すごく精悍(せいかん)な西郷さんになっていて。大人っぽいというか、たくましい西郷さんになっている気がしました。たくさん大変な撮影を乗り越えてこられたのだなと思います」と印象を語る。

 ドラマ内では長い年月がたっている。北川さんは「一つのキャラクターとして違和感が無いように見ていただくことが一番の課題でした」といい、「描かれてはいないけど、(出演していない間に)歴史的事実としてこういうことがあったということはちゃんと学んで。見ている方に『別人だな』とか『つながっていないな』と思われないように、想像で膨らませた部分もあったと思います」と役作りを語る。

 もちろん難しい部分もあった。北川さんは「西郷さんとは輿(こし)入れ以来だったので、(天璋院を)どれくらい大人にしたらいいんだろう……と考えていました。声もどれくらい低くしようか、どれくらいかつらや着物で年齢を出していこうか……とか、外見的な部分も含めてすごく悩みました」と吐露。

 だが、「結局は頭で考えたことより、鈴木さんとおけいこして生まれたものが残った」とし、「気持ちで演じていたのかなと思います。急に大人になって誰か分からなくなることがないよう、気を付けてやっていました」と語る。

 第36回では、篤姫の指南役としてそばにいる、南野陽子さん演じる幾島も再登場。南野さんとは、共演シーンについて特に相談するようなことはなかったというが、撮影の合間には「たくさんお話しさせていただいた」といい、「同じ兵庫県出身ということで、南野さんがめちゃくちゃ可愛がってくださったので、幾島が天璋院を思う気持ちと、南野さんが私を思う気遣いがリンクしていた。温かい目で見てくださっていました」と笑顔を浮かべる。

 「天璋院は大奥で幾島だけが頼りだった。私も大河ドラマの撮影で緊張している中で、南野さんが気遣ってくれたのがうれしかったし頼りにしていましたので、自然に演じれば、そうなった。久しぶりでしたが、これまでの撮影で信頼関係ができていたので、スッと(役に)入れたと思います」

 ◇「セーラームーン」以来の長丁場 演じ切り「自信付いた」

 第37回「江戸無血開城」で出番を終える北川さん。長期間の撮影が終了した今、どのような心境にあるのか。「寂しかったですね」とクランクアップ時の気持ちを明かし、「他の作品をやりながらも、ずっと『西郷どん』は見ていたし、次にいつ呼ばれても、天璋院の気持ちが途切れていないように、撮ってはいなくてもずっと現場に参加していた気持ちでした」

 「こんなに長い現場は、デビュー作で特撮(『美少女戦士セーラームーン』)をやらせていただいた時以来。一つの役柄のことをずっと考えているのは珍しいことだったから、寂しかったし、『終わりたくない、まだ出たい』という気持ちでした」と「西郷どん」への思いを明かす。

 初の大河ドラマで、大役を演じ切って、何を得たのか。「これまで私の顔と名前が一致していなかった方も『篤姫の子』と覚えてくださったり、新しい方々から『応援しているよ』と言っていただいたりもして……。大河ドラマに出ることの反響ってこんなに大きいんだ、と感じました」と北川さん。

 撮影前は「これまでそうそうたる女優さんが演じてこられた役だから、『うまくいかないかもしれない』という思いもあった」とプレッシャーもあったが、「最終的には『良かったよ』とたくさんの方に言っていただいて……。自信もついたし、また呼んでいただけるように頑張ろう、と励みにもなりました」と語る。「一つの役柄を演じたという以上のものが、たくさんあった」と。

 最後に北川さんは「俳優をずっと頑張って続けてきて良かったな、今回参加できて良かったな、と思いました」と晴れ晴れとした表情で語った。

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鈴木亮平、西郷どん「演じたものにしか分からない感覚がある」 瑛太との関係「コメントできないほど…」 

「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場した鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK
「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場した鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんと女優の黒木華さんが9月23日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)で行われた「明治維新150周年 西郷どんトークショー」に登場。主人公の西郷隆盛(吉之助)を演じている鈴木さんは「役の時間が膨大で、成長を描けるのが面白い」といい、さらに「演じたものにしか分からない感覚がある」と約2000人の観客たちの前で、ドラマや役への思いを語った。

 撮影では「役と自分が一緒になっていく感覚。新たなシーンの撮影中に過去のシーンがフラッシュバックする」「本だけでは分からなかった西郷のことが腑(ふ)に落ちていく」とも明かす鈴木さん。この日は、サプライズで大久保利通(一蔵)役の瑛太さん、西郷の妹・市来琴役の桜庭ななみさんからのビデオメッセージも披露され、鈴木さんは瑛太さんについて「言葉にならない瞬間を数多くやってきて、コメントできないほど特別」と力を込めた。

 西郷の妻・糸役の黒木さんは、撮影中に「西郷にとっての糸のように、鈴木さんが安心してお芝居ができるように心掛けている」といい、「時代を作る人の妻、そして母、家を守る者としての成長を演じている。皆さんも一緒に西郷どんを支えてほしい」と観客に呼びかけた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

鈴木亮平、“西郷どん”命日に墓参り 終盤も「魂の芝居をお届けできたら」

西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲神社で墓参りした鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK
西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲神社で墓参りした鈴木亮平さん(右)と黒木華さん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で主演を務める俳優の鈴木亮平さんが9月24日、西郷隆盛の命日に合わせて鹿児島市の南洲神社を訪れ、墓参りをした。鈴木さんは「命日である今日、実際に鹿児島の地を踏んでお参りができて、身が引き締まる思いがしました。これからいよいよ撮影が西郷さんの最後の日々に入ってまいりますので、気持ちを新たに責任感を持ってやりたいなという気持ちを強くしました」と語った。

 ここまで西郷隆盛(吉之助)役を務めてきた鈴木さんは、「墓前では、毎回来るたびにいつも同じですが、精いっぱい自分にできることを、西郷さんに恥ずかしくないようにやらせていただくつもりですとお伝えしました」と明かした。

 この日は、西郷の“3人目の妻”糸を演じている黒木さんも墓参り。黒木さんは「西郷さんの命日の日に鹿児島に来て、昨日も鹿児島市でトークショーがありましたが、鹿児島の方と直接お話ししたり、お会いすることができて、しっかり西郷さんを支える糸として生きていければいいなと改めて思いました。墓前では、無事に撮影が最後まで終わるよう、見守ってくださいとお伝えしました」と話していた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 鈴木さんは終盤について「明治編に入ると西郷さんと大久保さんの話になっていきます。瑛太さんと今まで積み重ねて来た信頼関係を基に思い切りぶつかって、魂の芝居をお届けできたらなと思います。今までは、西郷吉之助のお話でしたが、息子の西郷菊次郎から見た父親の話になっていきます」と予告した。

 さらに「今までの愚直で優しいことが取り柄だった男が戦を経験し、国を変えたその後に、どういうことを背負い、どういう重みを持って生きていくのか、ここからが、鈴木亮平の西郷隆盛はどうあるのかと問われると思いますので、ぜひご覧いただきたいと思います」と視聴者にメッセージを送った。

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「西郷どん」天璋院・北川景子の“美”に視聴者うっとり 山岡鉄舟の迫力、幾島の再登場も話題 

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第36回「慶喜の首」の最後で再登場した天璋院(篤姫、北川景子さん) (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第36回「慶喜の首」の最後で再登場した天璋院(篤姫、北川景子さん) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第36回「慶喜の首」が9月23日放送され、北川景子さん演じる天璋院(篤姫)が再登場。視聴者から「篤姫様、相変わらずお美しい」「美しすぎて鳥肌が立った」「天璋院様が美しくてシビれる」「えげつないくらい美人」といった声が上がった。

  第36回「慶喜の首」は、砲声がとどろき新政府軍と旧幕府軍との戦闘がついに始まる。「鳥羽伏見の戦い」は、岩倉(笑福亭鶴瓶さん)が仕掛けた「錦の御旗」で新政府軍が一気に優勢となるが、激しい銃撃戦で吉之助(鈴木さん)の弟の信吾(錦戸亮さん)が銃弾に倒れてしまう。

 一方、朝敵となることに恐れおののく慶喜は、あろうことか味方の兵を置き去りにして、ひそかに大坂城を抜け出し江戸へ逃亡する。吉之助は慶喜追討の勅命を受け、東征軍の参謀として兵を江戸へ進める……という展開だった。

 この日は、旧幕臣の山岡鉄太郎(鉄舟、藤本隆宏さん)が初登場。勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)の命を受け、単身吉之助と対面を果たすと、命に代えても江戸への進軍を止めようとする姿に、SNSでは「山岡鉄舟がひたすら熱かった」「山岡鉄舟が寺田屋騒動以来のド迫力」「山岡鉄舟がやたらカッコいい」などの好意見が並んだ。

 また幾島(南野陽子さん)の再登場にも「幾島キター!」「出た! 控えよ」「もす!」「南野陽子さんの年老いた演技に感心」と盛り上がりを見せた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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明治を生きる西郷&大久保 高千穂峰の頂に並び立つも… 「西郷どん」最終章ビジュアル解禁!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」最終章のメインビジュアル (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」最終章のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の最終章のメインビジュアルが9月18日、公開された。明治を生きる西郷隆盛(鈴木さん)と大久保利通(瑛太さん)が高千穂峰(たかちほのみね)の頂に出現。背後に広がる雲海と差し込む光、「傷だらけの維新 二人が夢見た明日は、まだ遠く」とのコピーも印象的で、西郷と大久保の“これから”を暗示するような不思議なビジュアルに仕上がっている。

 最終章のビジュアルは、海を中心とした自然をフィールドとして活動するクリエーティブ集団「L.S.W.F」が作成した。高千穂峰の頂に明治を生きる西郷と大久保を立たせるアイデアは、青木肇ディレクターによるもので、「歩み続けた険しき棘(いばら)の道」「欧米列強に負けない強き日本を築くため、『武士の世』を終わらせるという、多くの犠牲と重責」「やがて袂(たもと)を分かち敵味方となる宿命の二人が見据えた明日」といった最終章の世界観をビジュアル化した。

 撮影は8月に行われ、西郷役の鈴木さんと大久保役の瑛太さんは共に本格登山を体験。体格をさらに大きくした鈴木さんにとってかなりシビアな登山だったようで「膝が笑うー!」とこぼしていたという。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

龍馬、最期の言葉は小栗旬が発案 ファンは“小栗龍馬”の退場を惜しむ… <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第35回「戦の鬼」で吉之助(鈴木さん)にカステラを差し出す坂本龍馬(小栗旬さん)。このあと… (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第35回「戦の鬼」で吉之助(鈴木さん)にカステラを差し出す坂本龍馬(小栗旬さん)。このあと… (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第35回「戦の鬼」が9月16日放送され、小栗旬さん演じる坂本龍馬が、京の近江屋で何者かに惨殺された「近江屋事件」が描かれた。

 龍馬は、大政奉還直後の慶応3(1867)年11月15日、京の近江屋で盟友の中岡慎太郎と一緒にいたところを何者かに襲われ、命を落とした。劇中で龍馬が最期に口にした「まだ死ねん。今じゃないぜよ」の言葉は小栗さん自ら発案したものといい、公式サイトでは「暗殺シーンの台本をいただいたとき、『やっぱりまだ龍馬は死ぬところじゃない』と思ったんですよ。どんな歴史本を読んだって、坂本龍馬はあの時点でまだ殺しちゃいけない人だったと思えてならないんです」と思いを明かしている。

 さらに小栗さんは「命を落とす覚悟はどこか持っていただろうけど、いざ近江屋で斬られた瞬間に、“せめてあと2、3日でいいから待ってくれないか。今じゃないんだよ”って思ったんじゃないでしょうか。だから、それを言わせてもらえないですか?って演出の盆子原(誠)さんにお願いして。『こりゃいかん。まだ死ねん。今じゃないぜよ』というセリフを加えさせてもらいました」と語っている。

 その最期に対して、ネット上では「小栗龍馬、すごかった」「小栗龍馬さんは死に際までイケメン」「小栗龍馬、最後までカッコよかった」「何だかんだで小栗旬の龍馬は悪くなかった」といった声が上がり、ファンは“小栗龍馬”の退場を惜しんでいた。

 第35回「戦の鬼」は、慶喜(松田翔太さん)の「大政奉還」断行の裏側には龍馬(小栗さん)の手引きがあったと判明し、吉之助(鈴木さん)は龍馬と討幕をめぐり決裂するが、その直後、京の近江屋で龍馬が惨殺されてしまう。薩摩藩邸に現れた龍馬の妻・お龍(水川あさみさん)は、吉之助に「あんたが殺した!」と怒りをぶつける。

 吉之助の弟の信吾(錦戸亮さん)は「戦の鬼」と化していく兄に戸惑い、反発する。それでも吉之助は、大久保(瑛太さん)とともに慶喜を排除するため「王政復古」のクーデターを決行する……という展開だった。

松田翔太、「将軍になれる立場の人間の強がりが悲しく見えたら…」 “ヒール”慶喜への思い

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で慶喜を演じている松田翔太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で慶喜を演じている松田翔太さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、一橋(徳川)慶喜役で出演している松田翔太さん。通称・革命編に突入した第26回「西郷、京へ」(7月15日放送)での再登場以降、回を増すごとに主人公・吉之助(鈴木さん)と敵対し、今やすっかりヒール(悪役)が板に付いた感もある慶喜だが、松田さんの胸中は? 演じる上では「将軍になれる立場の人間の強がりが、悲しく見える方がいい」と、「うつむいたり、悲しそうであるとか、影があるような感じは、自分からはやらないようにしている」と明かす松田さんに話を聞いた。

 ◇「西郷どん」における慶喜は「完全に悪役」

 慶喜は言わずと知れた“徳川家最後の将軍”。父・斉昭が「我が最高傑作」と自慢するほど英明誉れ高く、井伊直弼と対立して「安政の大獄」で謹慎処分となるも、のちに復権。将軍・家茂の後見職を担い、幕政に参画すると、家茂の死後は大方の予想を覆して第15代将軍の座に就く……。

 2008年放送の大河ドラマ「篤姫」では、第14代将軍の家茂を演じていた松田さんは「『今度は慶喜なのか』と不思議な感覚がありました。家茂をやっていたとき、慶喜がすごくプレッシャーをかけてきて、それが原因で家茂が亡くなったんじゃないかっていうくらい苦しい思いをしたので(笑い)、慶喜には嫌なイメージがありましたね。ただ今回は、家茂が亡くなったあとの世界をどう見られるのかという期待はありました」と振り返る。

 松田さんによると「西郷どん」における慶喜は「完全に悪役」。「僕が事前にリサーチした慶喜像というのは、しっかりとした政治家、戦略家というイメージ。今回は感情的で、乱暴なお殿様というか(笑い)、すべて『慶喜のせいで』みたいなことになっている」と苦笑いを浮かべる。

 将軍職に目もくれず、いなせな町人風を決め込んだ“ヒー様”は今は昔。最近は命令したり、怒鳴ったりと感情をあらわにすることも多い。せりふの最後につく「!」に「『これはどういう意味なのか?』と悩むこともありますが、大河ドラマのように長い間、役として生きている中では、筋にこだわりすぎると混乱してしまうこともあるので、そこ(筋)はこだわらず。分からない部分を逆に楽しもうって感じでやっています。ここで笑ってみてほしいと言われれば、思いっきり笑ってみたり。そうしたら自分はどういう気分になるのかって、期待を持って現場に来ている感じです」とどこまでも前向きだ。

 ◇ダークサイドに落ちた慶喜… 演技は変えずに二面性を表現?

 慶喜が「ダークサイドに落ちた」と言われているのが第26回のラストだ。側近が自分の身代わりとなり何者かに殺されたことから、態度をひょう変。これまでさんざんこき下ろしてきた薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)への謝罪の言葉を口にすると、吉之助の手を取り、「お前の熱い心を俺にくれ。西郷、信じておるぞ」と“ダメ押し”したシーンは話題になった。

 このときの松田さんの顔に張り付いた笑顔には、「ヒー様の笑顔、お面みたいやった」「ヒー様、不気味だ」「一橋のひょう変ぶりが気持ち悪い」など、視聴者から困惑する声が上がったが、慶喜のひょう変ぶりや二面性について「扮装が変わればイメージも変わるっていうのはあるので、逆に演技は変えなかったですね。でも、変わったように見えたんじゃないでしょうか」とにやり。さらに「裏がありますよって分かりやすくするよりも、本当のことを言っているのか分からないようにしていったほうが、逆に見る人が考えてくれるんじゃないかなと思いました」と狙いを明かす。

 以降、ヒールとして物語を盛り上げてきた慶喜は、第34回「将軍慶喜」(9日放送)でタイトル通り、第15代将軍の座に就くと、“起死回生の策”として、倒幕派をあざ笑うかのように、ついに大政奉還を断行した。

 「ヒールを演じるのは好きだし、どこか同情できるというか、ヒールに思いを寄せるのも好き」と話す松田さんは、「幕末のような新しいことが起きるときは、自分の正しさを信じたやつの勝ち。これは間違っているかもしれないと思うような人間は歴史に名が残らないし、ある意味、全員が正しい。善悪ではない」ときっぱり。その上で「慶喜は、ああだこうだいろいろと言われながら、80歳近くまで生きているから。生き延びることが正しいのなら、彼は正しかったってことになりますよね」と結論づけていた。

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城桧吏、「万引き家族」で注目の12歳が「西郷どん」で大河初出演

NHKの大河ドラマ「西郷どん」への出演が決まった城桧吏さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」への出演が決まった城桧吏さん

 「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞を受賞した映画「万引き家族」(是枝裕和監督)で息子役を演じ、注目を浴びた城桧吏(じょう・かいり)さん(12)が、鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演することが9月10日、分かった。同日、NHKから発表された。城さんは鈴木さん演じる西郷吉之助と二階堂ふみさん演じる愛加那の長子、菊次郎を演じる。

 城さんが演じるのは9~12歳の菊次郎で、14歳からは今井悠貴さんが務める。さらに、上白石萌音さんが西郷従道の妻・清を演じるほか、明治天皇を大河ドラマ初出演の野村万之丞さん、三条実美を野村万蔵さん、山県有朋を村上新悟さんがそれぞれ演じる。榊英雄さん、篠原悠伸さん、持永雄恵さん、前川優希さん、忍成修吾さん、渋川清彦さん、尾上寛之さんの出演も発表した。

 城さんは2006年9月6日生まれ、東京都出身の12歳。7人組ユニット「スタメンKiDS」のメンバーとしても活動中で、趣味はゲーム、特技は短距離走、ダンス。この夏、山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系)にゲスト出演し、地上波ドラマデビューを果たしている。

「西郷どん」家茂死去から大政奉還まで一気に… 将軍慶喜、在位わずか30分の「超スピード展開」 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第34回「将軍慶喜」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第34回「将軍慶喜」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第34回「将軍慶喜」が9月9日放送された。第14代将軍・徳川家茂(勧修寺保都さん)の死去から「大政奉還」まで一気に描かれ、「展開早すぎ」「超スピード展開」「すげえ。大政奉還まで行ってしまった」「家茂の死からここまで1話で進むとは……」など視聴者から驚きの声が上がった。

 第34回「将軍慶喜」は、第二次長州征伐が始まるも、戦の最中に家茂が病で他界。慶喜(松田翔太さん)は、大方の予想を覆して第15代将軍の座に就く。間もなく孝明天皇(中村児太郎さん)が崩御。吉之助(鈴木さん)と一蔵(瑛太さん)は、朝廷と幕府を引き離す好機と考え、公家の岩倉(笑福亭鶴瓶さん)と共に有力藩主たちで四侯会議を開き、慶喜をけん制しようとするが、うまくあしらわれてしまう。

 さらに慶喜は、フランスから軍事支援を取り付けるが、その裏に危険な取り引きがあることを知った吉之助は、ついに武力討幕を決意。そこで慶喜は政権を朝廷に返上してしまう……という展開。劇中での「将軍慶喜」の在位はわずか30分だった。

 またこの日は、慶喜の「大政奉還」断行の裏に坂本龍馬(小栗旬さん)の手引きがあったと判明。龍馬と吉之助が討幕を巡り決裂する様子も描かれ、「龍馬さんに死亡フラグ立った」「龍馬暗殺の黒幕は薩摩説を採用?」などとネットで盛り上がりを見せていた。

「西郷どん」“お龍”水川あさみ、初登場回を大阪でファンと視聴 「たくさん笑っていただき…」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」パブリックビューイングに出演した水川あさみさん(中央) (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」パブリックビューイングに出演した水川あさみさん(中央) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第33回「糸の誓い」のパブリックビューイング(PV)が、大阪市中央公会堂(大阪市北区)で9月2日に行われ、女優の水川あさみさんが出演。水川さんは、小栗旬さん演じる坂本龍馬の妻・お龍(りょう)役で、同回からの登場となったが「(観客の皆さんと一緒に本編を見るのは)緊張しましたし、恥ずかしい気持ちにもなりました。パブリックビューイング、このあと私が出てなくても行きたいです」と笑顔を見せた。

  大阪出身の水川さんは「自分の生まれ育った場所で大河ドラマのパブリックビューイングイベントができたことがとてもうれしかったですし、そこで呼んでもらえたことが光栄だなと思いました」としみじみ。「関西の皆さんにも、たくさん笑っていただき、台本ではそんなに笑うところではないんじゃないのかなと思ったところもウケていて、すごくうれしかったです。反応がダイレクトに伝わるのはうれしいですよね。楽しかったです」と振り返っていた。

 また水川さんは「お龍は、思ったことがそのまま口に出てしまう、感情をそのままぶつけるような人です。空気をかき乱す役どころで、ある意味自由にのびのびとやらしてもらいました」と明かし、会場に集まったファン650人に「『西郷どん』はまだまだ続きますので、お龍含め、最後までぜひご覧ください」と呼びかけていた。

「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

糸どん“ご懐妊”ファン祝福 龍馬の妻・お龍が初登場 パークス役セイン・カミュも話題に <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第33回「糸の誓い」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第33回「糸の誓い」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第33回「糸の誓い」が9月2日に放送され、水川あさみさん演じる坂本龍馬(小栗旬さん)の妻・お龍(りょう)が初登場。また、黒木華さん扮(ふん)する吉之助(鈴木さん)の妻・糸の“ご懐妊”が最後に判明し、「糸どん、よかったね」「おめでとう。糸どん」とファンから祝福の声が上がった。

 第33回は、前の結婚で子供ができず離縁されたことや、吉之助の前妻・愛加那(二階堂ふみさん)が子供を2人生んでいたことに対して、後ろめたさやある思いを抱いていた糸が、お龍の龍馬への真っすぐな愛に心を動かされ……という展開。

 糸役の黒木さんは公式サイトの「週刊 西郷どん」で「糸さんは心の中に、子供ができない後ろめたさや、愛加那さんへの遠慮をずっと秘めていたと思うんですよね。そんな中でお龍さんと出会い、新しい夫婦の形を見て、“自分もちゃんと旦那さまと向き合おう”と覚悟ができたんだと思います」と気持ちを代弁。

 「『愛加那さぁはどげなお方でしたか』という投げかけは、単なる嫉妬ではなく、『どんなことも受け入れて乗り越えよう』という決死の言葉だったと思います。それを口にしたことによって、『西郷吉之助の妻として、私は支えていくんだ』という決心と、夫婦としての関係性がまた新たに生まれたのではないかと思います」と説明している。

 またこの日は、イギリス公使のパークス役でセイン・カミュさんも登場。「パークスどこか見覚えが…と思ったら、セイン・カミュか」「ちょっとアクセント変えてきてる」「イギリスなまりでしゃべってる」など、その熱演ぶりが話題を集めていた。

水川あさみ、「西郷どん」で龍馬の妻・お龍役 “密着”意識? いちずさ「似ていると思います」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬の妻・お龍を演じる水川あさみさん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬の妻・お龍を演じる水川あさみさん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、小栗旬さん演じる坂本龍馬の妻・お龍(りょう)役で出演する水川あさみさん。9月2日放送の第33回「糸の誓い」からの登場で、「『西郷どん』の中でのお龍さんは、とても気が強くて、思ったことをそのまま口にしてしまうような女性。男勝りな部分も面白いと思ってもらえる、すごく魅力的な人物です」とアピールする。また「龍馬のことがとにかく好きで好きで、愛してやまない」といい、「そこだけ『現代か』っていうくらい龍馬に密着しています」とも明かす水川さんに、お龍のことはもちろん、愛する夫である“小栗龍馬”や“夫婦仲”についても語ってもらった。

 ◇“べったり”いることが「西郷どん」における龍馬とのお龍の在り方

 お龍は、安政の大獄で禁固に処された父が亡くなり困窮していたとき、龍馬と出会い結婚。薩長同盟成立後に龍馬が命を狙われた寺田屋事件では、お龍の機転で危機を脱する。負傷した龍馬の療養のため、2人で鹿児島を訪れ、霧島の温泉を巡ったことが、日本で初めての“新婚旅行”といわれている。

 お龍の生まれは京都とされ、「京都の人の“人たらし”っぽい部分が台本からもにじみ出ていて。龍馬のことがとにかく好きで好きで、愛してやまないので、そういうやりとりの中に、(人たらしな部分が)垣間見えると面白いのかなって思ってやっています」と笑顔で語る。

 「掘り下げてお龍という人物が描かれているわけではない」と前置きしながらも、「彼女には何があっても譲らない信念があって、それは何があっても龍馬についていく、彼をとにかく愛しているってこと。『西郷どん』においてはすごく大事な部分であって、旦那さまと同じくらい前に出て、思ったことをすぐ口にするけど、そこにうそがないっていうのも魅力的」と印象を明かしている。

 小栗さん演じる龍馬への接し方や密着ぶりは、まるで現代のカップルのように見えたりもする。「あの時代において、人前で男女がべったりとくっついているのは、あり得ないことなんですけど、そこは『西郷どん』における龍馬とのお龍の在り方なのかな」と理解している。龍馬に対して、とにかくいちずなところは「そこは(自身と)似ていると思います」と照れながら、認めていた。

 ◇龍馬役・小栗旬の魅力は圧倒的な存在感? 華やかさ? 「昔から、すごくヒーロー」

 愛する夫の龍馬を演じる小栗さんとは、10代のころから「何度も共演してきた」という水川さん。今回が約10年ぶりの共演になるといい、「同世代でもあって、もう不思議な感覚ですね。10代、20代のころにいろいろな仲間を交えて飲んでたりした役者の友達と、夫婦の役を、しかも大河ドラマという大きな舞台で一緒にできるのは誇らしいし、うれしいこと」と喜んでいる。

 小栗さんには、最初のリハーサルのとき「とにかくひっついていきますよ」と伝えたようで、「『光栄です』って言ってました。私は『うそつけ』って思いましたけど」とにやり。「でも、そういったことが自然にできる空気、関係性なんだと思います」としみじみとする場面も。

 改めて小栗さんの魅力を聞くと「昔からですけど、すごくヒーロー性を感じる」と即答。「そこはやっぱり龍馬に通じる部分でもあり、圧倒的な存在感を放つ、魅力や能力にたけているなって思いますね。すてきなところがたくさんあって、いろいろなアイデアが出てくる人。存在感や立ち回り、手足が長いから動きが大きくなるので、華やかに見えるし、やっぱりヒーローですよね」と幕末の英雄に重ねていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

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「西郷どん」セイン・カミュ、明日放送の第33回に登場 イギリス公使のパークス役

NHK大河ドラマ「西郷どん」第33回にイギリス公使パークス役で登場するセイン・カミュさん(一番右) (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第33回にイギリス公使パークス役で登場するセイン・カミュさん(一番右) (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第33回「糸の誓い」(8月2日放送)に、タレントのセイン・カミュさんが出演していることがこのほど、分かった。セイン・カミュさんは、イギリス公使のパークスを演じている。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。

 第33回「糸の誓い」は、慶応2(1866)年、無事「薩長同盟」が結ばれるも、今度は京の旅籠(はたご)・寺田屋で坂本龍馬(小栗旬さん)が襲われ、手に深い傷を負ってしまう。龍馬の身を案じた吉之助(鈴木さん)は、龍馬と妻のお龍(水川あさみさん)を薩摩に連れ帰ることにする。

 療養のため、西郷家に滞在することになる龍馬とお龍。吉之助とまだ夫婦らしい時間を過ごせていない糸(黒木華さん)は、龍馬とお龍の大胆な行動に驚かされる一方、お龍の龍馬への真っすぐな愛に心を動かされる。

 そして、幕府が第二次長州征伐に動き出す中、薩摩藩はイギリス公使のパークス(セイン・カミュさん)を迎える……というストーリー。

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「ゴールが見えないまま」本番へ 「薩長同盟」撮影秘話 

NHK大河ドラマ「西郷どん」第32回「薩長同盟」のワンシーン (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第32回「薩長同盟」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第32回「薩長同盟」が8月26日に放送され、タイトル通り、薩摩と長州による“歴史的会談”の模様が描かれた。西郷吉之助役の鈴木さんは同シーンについて、「本番までに完全に固まっていなくて、何度も何度もリハーサルして、最終的には気持ちのままにやってみよう、そこから生まれていくものを拾っていこうって。僕らもゴールが見えないまま、本当の『薩長同盟』に臨むような気持ちで『よーい、スタート』って(本番の)声を聞いたのを覚えています」と明かした。

 ◇鈴木亮平、小栗旬、瑛太、玉山鉄二らの演技に「胸熱」「感動」

 第32回「薩長同盟」は、倒幕のため、長州と手を結ぶことをあきらめきれない吉之助(鈴木さん)は、坂本龍馬(小栗旬さん)に、再び長州との仲を取り持ってほしいと頼み込む。龍馬は動き、長州のために薩摩名義で銃や軍艦を買いそろえると、桂小五郎(玉山さん)の説得を試みる。長州の行く末を思い、一人苦悩する桂は、薩摩と吉之助に対して複雑な思いを抱きつつ、急転直下で、会談に臨むことに。だが、両藩の意地がぶつかり合い……。

 ここに長州と手を結ぶことに納得がいかない海江田(高橋光臣さん)らが乱入。桂は立ち上がり、破談になりかけるが、吉之助は英国から伊藤俊輔(浜野謙太さん)の元に届いた“ある一枚”の写真を見せ、桂を思いとどまらせると、小松帯刀(町田啓太さん)や桂久武(井戸田潤さん)との取り決めを破って先に頭を下げ、さらに大久保一蔵(瑛太さん)や帯刀らも……という展開。

 ここでついに桂が“負け”を認め、吉之助と“シェイクハンド(握手)”し、文字通りに手を結ぶという結末で、鈴木さんのほか、小栗さん、瑛太さん、玉山さんらの緊張感みなぎるやりとりと演技に「薩長同盟、胸熱」「薩長同盟感動した」「すごい迫力だった」などの声が視聴者から上がった。

 ◇茶菓子食う井戸田潤の“寄り”はカット 「それが使えないくらいの緊張感」

 玉山さんは「台本にして10ページくらい。監督が想像した以上に尺が伸びてしまって、あのシーンだけで10分くらいあったと思うんですが。変なアドレナリンが出てきて、みんな自分のキャラを際立たせる、自分が前に出るではなく、この薩長同盟がよりよくなることをゴールとして、そこに向かって突き進んだ」と告白。冒頭で井戸田さんが茶菓子を食べる場面では、顔の寄りもあったようだがカットされ、「それが使えないくらい緊張感のあるシーンになったんじゃないかって、僕は思っている。僕の役者人生において、とても貴重な時間でした」と振り返った。

 さらに鈴木さんは、「いろいろな史実はあると思うのですが、『西郷どん』では史実は史実として。実際には利益、今でいう国益で動いていると思うのですが、『西郷どん』はその裏にある人間的な感情を純粋化して、見てくれるお客さんに届けていくっていう、実に『西郷どん』らしい薩長同盟になっているのかなって思っています。人々の感情が世の中を動かしていくっていうところが、とてもよく表れている回じゃないかな」としみじみと語っていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<インタビュー>玉山鉄二「西郷どん」桂小五郎の裏に“二つの義” 「マッサン」や会津、東北への思い…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に桂小五郎役で出演している玉山鉄二さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に桂小五郎役で出演している玉山鉄二さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、桂小五郎役で出演している玉山鉄二さん。玉山さんで大河ドラマと聞いて、同じ幕末を舞台にした「八重の桜」(2013年)を思い出す人も多いだろう。当時、会津の知将・山川大蔵を演じた玉山さんが「西郷どん」で与えられたのは、会津人にとっては憎き相手である長州藩士の桂というのは興味深いところ。オファーを受けて「正直“そちら側”なんだと思った」と率直に明かす一方、「今回、僕は“そういった意味”でも意気込んでいます」と力を込める玉山さんに、桂小五郎役への思いなどを聞いた。

 ◇朝ドラ「マッサン」への恩義 「成長も見てほしかった」

 桂小五郎は長州を代表する志士で、維新三英傑の一人だ。藩校明倫館で学び吉田松陰に師事し、剣術にもたけ、江戸修業時代にペリー艦隊の来航を体験。以来、西洋の優れた技術や学問を貪欲に学ぶ。藩の中心人物となり新選組にも命を狙われるが、過激な挙兵へと気運高まる長州において慎重な態度をとり、薩長同盟の中心的役割を担い、明治新政府の中枢となる……。

 「僕はどちらかというと頭の中を整理するのが苦手で、自分が積み上げてきた、やってきた役に対しての責任をすごく大事にするタイプ」と語る玉山さん。“やってきた役に対しての責任”には当然「八重の桜」での山川大蔵も含まれ、今回の桂小五郎役を引き受けるに至るには、逡巡(しゅんじゅん)することもあったという。

 そんな玉山さんを決断させたのが、ドラマの制作統括の櫻井賢さんの存在だ。14年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「マッサン」で、玉山さんは櫻井さんとタッグを組んでいた。

 玉山さんは「正直、櫻井さんではなかったら桂小五郎役はやっていなかったと思います」と言い切ると、「今でも街中で気づかれると『マッサン、マッサン』って言われるくらい、皆さんの記憶にもとても大きい存在で。僕もあの作品に巡り会えて感謝していますし、『マッサン』が終わって3、4年がたちますけど、その分の恩返しというか、僕自身の成長も見てほしかった」と思いを明かす。

 ◇会津、東北の方に「いい意味で傷を」と秘めたる熱い思い

 そんな玉山さんの「“そういった意味”でも意気込んでいます」発言の裏に見え隠れするのが“もう一つの義”、すなわち会津や東北への思いだ。

 過去の発言などから読み解くと、一つの役を引き受けるのに、慎重な姿勢を崩さないタイプに見える玉山さんは「たぶん会津の方は僕が桂小五郎として出てきたとき、『裏切り者』と思ったはず(笑い)。櫻井さんのせいで、今後3年くらいは会津に足を踏み入れることができないんじゃないかな」と冗談めかしつつ、本音をちらり。

 それでも「僕たち役者が背負っている宿命なので、そこは向き合っていかないといけない部分。会津、東北の方を含めて『さすがだな』って思っていただけるようにしたいですし、僕が長州側を演じ、卑屈さはもちろん、新政府に向けていろいろなことを成し遂げるというところをしっかりとやればやるほど、『八重の桜』を見てくださっていた方の心や気持ちに、いい意味で傷をつけることができるのではないのかなって思っています」と秘めたる熱い思いを語った。

 ◇意識したのは「卑屈さ」 「薩長同盟」では心の揺れ、動きを大事に

 玉山さんが「西郷どん」の桂小五郎を演じるにあたり意識したのは、吉之助(鈴木さん)や一蔵(瑛太さん)ら薩摩の人間に対しての、ある種の卑屈さ。「長州の薩摩に対する恨みつらみを表現するのが僕しかいなかったので、そこは卑屈さが増してでも強めにやらないと、薩長同盟へといく流れで、分が悪くなるんじゃないかと思っていて、そこは気をつけながらやっていた」という。

 26日放送の第32回「薩長同盟」では、「吉之助は受けるのがうまい、懐の深い人物なので、時に『自分が間違っているんじゃないか』と、桂が揺れる瞬間があるっていうのが、ポイント、ポイントで出ているんじゃないか」と話す。「当時の長州と薩摩の関係性ってすごくシンプルで、どっちが先に頭を下げるかという話。桂一人なら容易なことなんですけど、自分の下にはたくさんの藩士がいて、長州のためなら命をささげると意気込んでいるところを目の当たりにしていたり、そういったものを背負えば背負うほど、こちらから頭を下げることができない」と桂の心情を代弁する。

 その上で「亮平君とは『キレイにはまりすぎるのはちょっと嫌だよね』という話はしましたし、二つの藩が結ばれるっていうのは皆さんご存じなわけで、そこに対するプロセス、どういうラインをたどっていくのかが、楽しめるポイント。上から水を落とすときにどこに落ちるか分からないような、右に行ったり、左に行ったり揺さぶりながら、あのシーンを作りたいねっていう話をしたので。心の動きを大事にしました」と振り返った。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

(C)NHK
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ハマケン「薩長同盟」から登場 伊藤博文役で大河デビューも“ポンコツ”? 8月26日放送

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に伊藤俊輔(博文)役で出演する浜野謙太さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に伊藤俊輔(博文)役で出演する浜野謙太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第32回「薩長同盟」(8月26日放送)から、ミュージシャンで俳優の浜野謙太さんが登場する。後の初代内閣総理大臣の長州志士・伊藤俊輔(博文)役で大河ドラマデビューを果たす。

 伊藤俊輔は、松下村塾の門下生。貧しい百姓の出だったため、塾外で立ち聞きしていたという。吉田松陰の推薦で京都派遣に随行、桂小五郎の従者となる。久坂玄瑞、高杉晋作らの尊王攘夷運動にも参画するが、英国留学で圧倒的な国力差を目の当たりにし開国論に転じる。維新後は、政権内で力を発揮し、岩倉使節団の副使となる。

 桂小五郎役の玉山鉄二さんは浜野さんについて「初代総理大臣ということで僕も楽しみにしていたんですけど……。僕たちは変装シーンが多くて、町人とか。伊藤さんの変装姿のポンコツっぷりがすごくて、キャラが立ち過ぎていて、これは大丈夫なのかって不安感に襲われたりもしました。小栗旬君とか亮平君からいじられていました」と明かす。その演技に注目(?)だ。

 第32回「薩長同盟」は、孝明天皇から二度目の長州征伐の勅命が下された。それに対し、大久保一蔵(瑛太さん)は、「義のない勅命は勅命にあらず」と幕府に従わない姿勢を明確に打ち出す。吉之助(鈴木さん)は龍馬(小栗さん)に、再び長州との仲を取り持ってほしいと頼み込む。龍馬は動き、長州のために薩摩名義で銃や軍艦を買いそろえると桂小五郎(玉山さん)を説得するが、薩摩に対する不信感が強い桂は腰を上げようとせず……という展開。

「西郷どん」次回「薩長同盟」も裏で24時間テレビ みやぞんゴールを警戒?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第32回「薩長同盟」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第32回「薩長同盟」のワンシーン (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第32回「薩長同盟」(8月26日放送)の試写会が8月22日、東京・渋谷の同局で行われた。同回の裏では日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」が放送され、チャリティーランナーを務めるお笑いコンビ「ANZEN漫才」のみやぞんさんがゴールを迎える時間とかぶるのではないかと言われている。桂小五郎役の玉山鉄二さんは「彼(みやぞんさん)は24時間走ってゴールを目指す感じかと思うんですけど、(鈴木)亮平君はね、1年弱走り続けていますから、ある種、重みが違う部分があるんじゃないかと思っている」と冗談交じりにアピールした。

 西郷吉之助役の鈴木さんは「薩長同盟は幕末のとても大きな出来事の一つ。特に西郷さんや(坂本)龍馬の人生においてもハイライトの一つになるかと思う」と話し、「いろいろな史実はあると思うのですが、『西郷どん』では史実は史実として。実際には利益、今でいう国益で動いていると思うのですが、『西郷どん』はその裏にある人間的な感情を純粋化して、見てくれるお客さんに届けていくっていう、実に『西郷どん』らしい薩長同盟になっているのかなって思っています。人々の感情が世の中を動かしていくっていうところが、とてもよく表れている回じゃないかな」と訴えていた。

 第32回「薩長同盟」は、ついに孝明天皇より二度目の長州征伐の勅命が下された。それに対し、大久保一蔵(瑛太さん)は、「義のない勅命は勅命にあらず」と幕府に従わない姿勢を明確に打ち出す。吉之助(鈴木さん)は龍馬(小栗旬さん)に、再び長州との仲を取り持ってほしいと頼み込む。龍馬は動き、長州のために薩摩名義で銃や軍艦を買いそろえると桂小五郎(玉山さん)を説得するが、薩摩に対する不信感が強い桂は腰を上げようとせず……という展開。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」吉之助励ます一蔵の姿に「さすが正妻」の声 渾身の「チェストーッ!」も <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第31回のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第31回のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第31回「龍馬との約束」が8月19日に放送され、瑛太さん演じる大久保一蔵が、鈴木さん扮(ふん)する主人公・西郷吉之助を「しかたがなか。天が味方せんときは、おいが味方してやる」と励ます姿に、視聴者からは「さすが正妻」「安定の正妻」「一蔵どんの本妻感」「一蔵どんが本妻説、決定」などの声が上がった。

 第31回「龍馬との約束」は、土佐を脱藩し、海軍操練所も廃止され、帰る場所のない龍馬(小栗旬さん)を薩摩に連れ帰った吉之助(鈴木さん)は、国父・島津久光(青木崇高さん)と龍馬を引き合わせる。既に幕府を見限り、長州は朝敵ではなく倒幕のため共闘すべき相手だと考え始めていた吉之助に、龍馬は自分なら犬猿の仲の両藩の手を結ばせることができると告げると早速、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)に接触する……。

 物語の終盤、桂と龍馬が待つ下関に向かわず、京へと上ったことから結果的に約束を破ってしまった吉之助。再会した龍馬から「おまんは信用も義理も人情も、何もかも失うたぜよ」と三行半を突きつけられ、涙目で打ちひしがれていると、一蔵は「しかたがなか。天が味方せんときは、おいが味方してやる」と優しく励まし、渾身の「チェストーッ!」で元気づけるという展開。

 吉之助をけなげに支え続ける姿から、以前からファンに「正妻」や「本妻」などと呼ばれ、親しまれてきた一蔵。SNS上では「一蔵どんの本妻感が出た回だった」「一蔵の絶対的な本妻ぶり」「やっぱり吉之助の正妻は一蔵どん」「一蔵さん、やっぱり正妻だわ」などの意見が並んだ。

「西郷どん」岩倉具視の息子・周丸役の美少年って? 福山康平が大河ドラマ初出演

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第30回で岩倉具視の息子・周丸を演じた福山康平さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第30回で岩倉具視の息子・周丸を演じた福山康平さん (C)NHK

 鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第30回「怪人 岩倉具視」が12日に放送され、笑福亭鶴瓶さん演じる岩倉具視の息子・周丸(かねまる)役で俳優の福山康平さんが登場。福山さんは今回が大河ドラマ初出演で、視聴者から「周丸君イケメンやないか!」「周丸イケメン」「美少年発見!」「めっちゃ美少年やんけ」などの声が上がった。

 福山さんは1998年3月13日生まれ、東京都出身の20歳。2013年春、 ピアノの発表会で業界関係者の目に留まり、スカウトされ、15年公開の映画「予告犯」でヒョロ/ネルソン・カトー・リカルテ役に抜てきされ、俳優デビュー。NHKのドラマ「大河ファンタジー 精霊の守り人」シリーズにも出演していた。

 制作統括の櫻井賢さんは福山さんについて、「今後まだ出てくるのかは分からないんですけど、あのワンシーンにキャスティングするにはあまりにもぜいたく。突如、出てくる息子っていうものが、ある説得力も持っていただかないといけないいうところで、彼の持っている憂いや強さが欲しいと、出ていただいた」と起用理由を明かしている。

 第30回「怪人 岩倉具視」では、倒幕に向けて動き出した吉之助(鈴木さん)が、閉居中の岩倉具視(鶴瓶さん)と対面する。岩倉は夜中にゴソゴソと動き回り、金づるを探すことから「ヤモリ」と呼ばれている不気味な男。しかし、吉之助は岩倉の新しい国造りの考え方に共感し、力を貸してほしいと頼む。そんな時、吉之助は岩倉が家で開いていた賭場で、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)と偶然、再会するが……という展開だった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」岩倉具視が本格登場「どう見ても鶴瓶」「鶴瓶のまんま」 桂と一蔵が“一触即発”も… <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第30回のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第30回のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第30回「怪人 岩倉具視」が8月12日に放送され、笑福亭鶴瓶さんが演じる岩倉具視が本格的に登場。SNS上は「どう見ても鶴瓶」「普通に鶴瓶なんだが」「鶴瓶のまんまやん」「岩倉具視が笑福亭鶴瓶以外の何者にも見えなかった」などの感想であふれた。

 第30回「怪人 岩倉具視」は、倒幕に向けて動き出した吉之助(鈴木さん)が、閉居中の岩倉具視と対面する。岩倉は夜中にゴソゴソと動き回り、金づるを探すことから「ヤモリ」と呼ばれている不気味な男。しかし、吉之助は岩倉の新しい国造りの考え方に共感し、力を貸してほしいと頼む。そんな時、吉之助は岩倉が家で開いていた賭場で、長州の桂小五郎(玉山鉄二さん)と偶然、再会する……。

 ここで「薩摩は裏切り者」と憤る桂に一蔵(瑛太さん)が激怒。2人は刀を抜き、まさに“一触即発”となるが、ここで岩倉が「はいはい、お開き」「あかんやろ、あんた。あんたも」「そんなもん、はよ、しまい」「そんな物騒なもん、出されてはかなわんわ」と割って入るという展開。

 視聴者も「ただの鶴瓶が登場」「普通に鶴瓶、出てきた」「ただの鶴瓶の家族に乾杯」と反応。そのほかにも「今週は鶴瓶の独壇場」「終始、笑福亭鶴瓶のワンマンショー」などの声が上がっていた。

町田啓太、帰省はいつも「湘南新宿ライン」 地元・東吾妻町で「西郷どん」トーク

NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した町田啓太さん(左)と迫田孝也さん=NHK提供
NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した町田啓太さん(左)と迫田孝也さん=NHK提供

 「劇団EXILE」の町田啓太さんが8月11日、群馬県東吾妻町で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーに、俳優の迫田孝也さんと出演した。東吾妻町の出身で、今回が正月以来の帰省という町田さんは「いつも湘南新宿ラインを使って帰っている」と明かしたほか、真面目だったという学生時代のエピソードも多数披露した。

 トークショーが行われた東吾妻コンベンションホールは、成人式の会場だったというゆかりの場所。中学生の頃、バレンタインデーにチョコレートを渡そう追いかけてくる女子2人から逃げようとして、校長室に走り込み、トロフィーをなぎ倒してしまった話や、生徒会では書記を務め、自転車で図書館に通って勉強したり、部活動に打ち込んだりと、真面目だった学生時代を振り返っていた。

 町田さんは「西郷どん」に小松帯刀役で出演中。「文献などを調べれば調べるほど、才能があって人柄が良くて、自分が演じきれるかどうか大きなプレッシャーがあったが、気高い人物像をしっかり演じることで、子孫の方々に見ていただいても恥ずかしくないように頑張った」と話し、今後の見どころとして「岩倉(具視)、坂本(龍馬)、勝(海舟)らが登場し、明治維新にまっしぐら。薩長同盟に向けての小松帯刀の活躍ぶりに注目してほしい」とアピールした。

 一方、佐賀藩士の江藤新平役で登場する迫田さんは「勉強する中でとても信念が強い男であることを知り、西郷(吉之助)や大久保(一蔵)とぶつかり合えることを楽しみにしている」と期待。ドラマでは薩摩ことば指導も担当しているものの、江藤役では「佐賀弁の特訓に苦心しているので、その上達ぶりに注目してほしい」と力を込めていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<特集>「西郷どん」岩倉具視が本格登場 鶴瓶の起用は脚本家の“鶴の一声” その魅力は…

NHK大河ドラマ「西郷どん」に岩倉具視役で出演している笑福亭鶴瓶さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」に岩倉具視役で出演している笑福亭鶴瓶さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第30回「怪人 岩倉具視」(8月12日放送)から、笑福亭鶴瓶さんが演じる岩倉具視が本格的に登場する。劇中での岩倉は、尊皇攘夷派によって朝廷から追放され、洛外の小さな農村で生活しながら、虎視眈々(たんたん)と再興の機会をうかがっている……ようでいて、その実、ボロボロになった小さな母屋で賭場を開催するなど、夜中にゴソゴソと動き回り、金づるを探すことから「ヤモリ」と揶揄(やゆ)されている怪しい男。風貌も公家らしさは一切なく、言葉遣いや話し方に至っては「ほぼ現代の関西弁?」、または「鶴瓶師匠のまんま?」と評判の、かなりクセの強いキャラクターとなっているが……。

 ◇脚本の中園ミホが直感 岩倉具視は「鶴瓶さんみたいな人」

 岩倉具視といえば、下級公家出身でありながら、朝廷を動かし、西郷、大久保らと協力して幕府を倒すと、明治新政府でも活躍。また和宮降嫁(かずのみやこうか)や王政復古などを実現させた類いまれな策謀家であり、時流を見極める冷徹な目と、ユーモアや大胆な行動力を持ち合わせた「傑物」としても知られ、500円札の肖像画も有名だ。

 鶴瓶さんの起用は、脚本の中園ミホさんの“鶴の一声”で決まったという。制作統括の櫻井賢さんは「かなり初期の段階で、中園さんの中で『鶴瓶さんみたいな人』というある直感があったようです」といい、「『目の奥が笑っていない』とか。いわゆる侍、もののふ(武士)の価値観とはまた違う『傑物』というものをどう表現するか。千年の都というお公家の社会の表も裏もみんな見てきた人の強さやしたたかさが岩倉の魅力であり、そういう我々の思いを鶴瓶師匠には受け止めてもらった」と経緯を明かす。

 ◇役者・鶴瓶の魅力は底知れない? 「瞬発力」「人の懐に入っていく強さ」…

 実際に役を演じてもらった鶴瓶さんの印象を聞くと、「ここまでお公家言葉がフランクだったかは分かりませんが(笑い)、ものすごく瞬発力を持っていらっしゃる」と感心する。「吉之助(鈴木さん)が岩倉に迫るところでのドキッとするような表情。ああいう瞬発力は(鶴瓶)師匠ならでは。人の懐に入っていく強さ、エネルギーみたいなものも、役にうまく乗り移っている」と今回のキャスティングに自信をのぞかせている。

 さらに櫻井さんは「いろいろな人を知っていらっしゃるというか。人間の深みを知っていらっしゃる。『こんなに力が抜けていていいんだろうか』っていうくらい、収録の待ち時間もよくしゃべっているのですが、本番に入ると、グワッとすごい顔をする。その中で出てくる説得力のある表現。奥底の知れない、俳優としてのすごい才能を持っていらっしゃる」と手応えを感じている。そして「岩倉という人の魅力をまた見つけていただける機会になるでしょうし、西郷、大久保とは全く違うタイプの岩倉が、どう時代を切り開いていくのか、楽しんでいただけるんじゃないでしょうか」と力を込めた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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<インタビュー>笑福亭鶴瓶「西郷どん」岩倉具視に驚き クセの強さに「こんなんでええの?」 

NHK大河ドラマ「西郷どん」に岩倉具視役で出演している笑福亭鶴瓶さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」に岩倉具視役で出演している笑福亭鶴瓶さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、岩倉具視役で出演している笑福亭鶴瓶さん。8月12日放送の第30回「怪人 岩倉具視」から本格登場する岩倉は、鶴瓶さんによると「躁鬱(そううつ)の激しい人」で、「ものすごく(感情の)起伏の激しい人だったから、『こんなんでええの?』ってずっと思っています」と驚きも大きかったようだ。岩倉について「500円札でしか知らなかった」と明かす鶴瓶さんに、役の印象や撮影中のエピソード、劇中でトライアングルを形成する西郷吉之助役の鈴木さんと大久保一蔵役の瑛太さんとの「絆」などについて聞いた。

 ◇“クセが強い”岩倉のキャラクター「そんな公家おる?」

 鶴瓶さんが演じる岩倉は、下級公家出身でありながら、朝廷を動かし、西郷、大久保らと協力して幕府を倒し、明治新政府設立の立役者として活躍する。和宮降嫁(かずのみやこうか)や王政復古などを実現させた類いまれな策謀家であり、時流を見極める冷徹な目と、ユーモアや大胆な行動力を持ち合わせた「傑物」としても描かれる。

 吉之助と出会ったころの岩倉は、台頭してきた尊皇攘夷派によって朝廷から追放され、洛外の小さな農村で生活しながら、虎視眈々(たんたん)と再興の機会をうかがっている……ようでいて、その実、ボロボロになった小さな母屋で賭場を開催するなど、夜中にゴソゴソと動き回り、金づるを探すことから「ヤモリ」と揶揄(やゆ)されている人物。風貌も公家らしさは一切なく、言葉や話し方にいたっては「ほぼ現代の関西弁?」、または「鶴瓶師匠のまんま?」という評判の、かなりクセの強いキャラクターとして描かれている。

 岩倉については「500円札でしか知らなかった」という鶴瓶さんは、「ジタバタしてもしゃあないので、脚本の中園(ミホ)さんに任せようかなと思いました」と話しつつ、「悩みましたよ。(台本上は)躁鬱(そううつ)の激しい人みたいになっているから」と本音を吐露。また「ものすごく(感情の)起伏の激しい人だったから、『こんなんでええの?』ってずっと思っていますよ。『そんな公家おる?』って」と率直な感想を語る。

 劇中の岩倉は目つきの悪さも特徴的で、周囲から鶴瓶さんの「適役」という声も上がっているようだが、「あれは演技じゃなくてそのままやっているんやけど、何でそんなこと言うんやろ」と苦笑い。一方で岩倉に対しては「賭場で金を稼いだり、下級公家でずっと抑えられている悔しさもあって、『このままで終わらへんで』という思いがあるのが面白い。僕もそうですけど、自分がこの位置でいいとは思わない」と共感を寄せ、「あの時代ですから、志高くしていないとのし上がれないじゃないですか。最後は右大臣ぐらいになるんですけど。公家の中で一番下で苦労していて、そこから逃れたいというか、その屈折から、あんだけのことになったんだと思いますね」と理解を示す。

 ◇きっかけは脚本家・中園ミホからのオファー

 大河ドラマ出演は1999年に放送された「元禄繚乱」以来、19年ぶりとなる鶴瓶さん。今回、鶴瓶さんを岩倉役に選んだのは、脚本の中園さんだという。鶴瓶さんは「初台(東京都新宿区)に芝居を見に行ったら、中園さんとロビーで会ったんですよ。バーッと走ってきて『岩倉具視やって!』って急にね(笑い)」と明かし、「スケジュールもレギュラー番組をたくさんやっているけど。そこまで言われたら『分かりました』とオーケーしたんですけどね」と経緯を語る。

 鶴瓶さんは、普段から仲が良いという鈴木さんと瑛太さんの存在も、出演を決める後押しになったといい、「亮平やし、瑛太やし、(一緒にやったら)楽しそうやから」と笑顔で語る。さらに「亮平とはよく飲みに行くので。(主役が)亮平やし、何か役に立ったらと思ったんですよ」と説明し、「瑛太は『ディア・ドクター』(2009年)でずっと一緒で。ええ芝居するなとは思ってたんですけど、また瑛太とがっつり会えるなって」と再共演を喜んでいる。

 その仲の良さからか、撮影現場では鈴木さんから「ぼろかすに言われる」と鶴瓶さんは冗談めかす。「あいつら(役者陣)は人のせりふまで全部覚えていますから、僕がちょっと間違ったら分かるんですよ。せりふを間違えたら亮平が『ヨレヨレじゃないですか』『大河ですよ、せりふを覚えてください』って、いっつも怒られますよ」と現場ではタジタジの様子。それでも「だんだん面白くなってきましたよ」と言い、「亮平が『ここをこうやった方がいい』って言って、言われる通りにやったら、『やっと本気になりましたね』って(褒めてくれた)。そこからですよ」と撮影が順調なことをアピールしていた。

 ◇反響次第で紅白歌合戦の司会も?

 俳優としての評価も高い鶴瓶さんだが、演技する心構えを聞くと、「非常に無責任なんですけど、僕はバラエティーのタレント、落語家であって、落語やテレビの司会は職業として受け取るんですけど。役者は本職やとは思っていないという意識がどっかにあるんでしょうね」としみじみ語る。

 大河ドラマ出演が与える影響は大きいが、「これで当たったら、また紅白(歌合戦)の司会も」とニヤリ。「(2007年の)あれ1回だけですからね、僕。普通は2年とか続くじゃないですか、中居(正広さん)とか。僕、声かかるのかなって思っていたら、1回だけ。返り咲きで紅白の司会もあるかもしれないですよ」と笑っていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

(C)NHK
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「西郷どん」糸の“初恋成就”に視聴者「よかった~」 初登場・柏木由紀はいきなりの出産! <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」第29回のワンシーン (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第29回のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第29回「三度目の結婚」が8月5日に放送され、タイトル通り、主人公・西郷吉之助(鈴木さん)の三度目の結婚が描かれた。吉之助の“3人目の妻”となった岩山糸(黒木華さん)は初恋が成就した形で、「糸どん、見事に初恋を実らせた」「糸どん、よかったねー!」「ほんとよかった~、糸どん」「糸さぁ、よかったね」といった祝福の声が視聴者から上がった。

 第29回「三度目の結婚」は、一橋慶喜(松田翔太さん)への不信感を強めた吉之助(鈴木さん)は、一蔵(瑛太さん)に倒幕への決意を語る。一方、西郷家の人々は、そんな吉之助に「嫁を」と願い、周囲も「これ以上ない相手」として幼なじみの糸(黒木さん)を薦めるが、前の結婚で子供ができず離縁されていた糸は、「自分は吉之助にふさわしくない」と固辞するが……という展開だった。

 同回からは、アイドルグループ「AKB48」兼「NGT48」の柏木由紀さんが、西郷家の次男・吉二郎(渡部豪太さん)の妻・園役として初登場。身重&いきなりの出産に「ゆきりん、いきなり妊婦か」「ゆきりん初登場からの~いきなりの出産」などの声も。さらに石橋蓮司さん演じる川口雪篷も再登場し、西郷家に集まった吉之助の“お嫁さん候補”の前で「いっそ、わしを嫁にせえ~」と迫る場面もあり、「嫁は雪篷さあに決定」「おしかけおっさんずラブ」「もうおっさんでいいじゃん」とファンは反応していた。

「西郷どん」柏木由紀が明日放送「三度目の結婚」から登場! 西郷家支える献身妻役?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に西郷園役で出演する柏木由紀さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に西郷園役で出演する柏木由紀さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第29回「三度目の結婚」(8月5日放送)から、アイドルグループ「AKB48」兼「NGT48」の柏木由紀さんが登場する。演じるのは、西郷家の次男・吉二郎(渡部豪太さん)の妻・園。吉之助(鈴木さん)の島流しや、三男の信吾(錦戸亮さん)の謹慎により収入が断たれ、極貧の生活を余儀なくされてきた西郷家を、明るく切り盛りしてきた献身妻として描かれる。

 柏木さんは今回が大河ドラマ初出演。物語の舞台である鹿児島県出身で、6月に行われた会見では「私の出身である鹿児島にゆかりのある西郷さんの物語に出させていただけるということで、大変、光栄に思っております」と喜びを語っていた。

 また園は、糸(黒木華さん)の良き相談相手となり、戊辰戦争では、一度も薩摩を出たことがない夫を戦地に送り出すことになる。「吉二郎の妻として、西郷家の一員として明るく支えていきたい」と意気込んでおり、その演技に注目だ。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

(C)NHK
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「西郷どん」吉之助の後ろから龍馬と勝先生が“ひょっこり” ナイスな3ショット写真公開

「西郷どん」公式ツイッターなどにアップされた鈴木亮平さん、小栗旬さん、遠藤憲一さんの“ひょっこり”写真=NHK提供
「西郷どん」公式ツイッターなどにアップされた鈴木亮平さん、小栗旬さん、遠藤憲一さんの“ひょっこり”写真=NHK提供

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の公式ツイッターなどで、主人公・西郷吉之助役の鈴木亮平さんの後ろから、坂本龍馬役の小栗旬さんと勝安房守(海舟)役の遠藤憲一さんが、“ひょっこり”しているスリーショット写真が公開された。

 ドラマの公式ツイッターおよびインスタグラムには「勝先生! 龍馬さぁ! よかひょっこり~!」とのタイトルで写真がアップされ、ファンから「可愛い」「ナイスひょっこり」などの声が上がっている。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

NHK提供
NHK提供

「西郷どん」龍馬、本格登場も謎のラテン系BGMに視聴者「?」 吉之助とヒー様の決別には… <SNS反響>

大河ドラマ「西郷どん」第28回の吉之助と慶喜の決別シーン (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」第28回の吉之助と慶喜の決別シーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第28回「勝と龍馬」が7月29日に放送され、タイトルの通り、勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)と坂本龍馬(小栗旬さん)という2人の幕末のキーマンと、主人公・西郷吉之助(鈴木さん)との出会いが描かれた。

 遠藤さん演じる勝海舟に対して視聴者は、「エンケンさんかっこいい~」「江戸っ子なエンケンさんすてき」「勝先生に一番キュンキュン」「粋な勝海舟だなあ」と歓迎の声。また小栗さん扮(ふん)する坂本龍馬に関しては、吉之助の前に現れたシーンのBGMが謎のラテン調だったことから「なんだこのBGM?」「なんじゃ、この曲?」「坂本龍馬の登場BGMがラテン系」「ラテンっぽい音楽と共に龍馬登場」とファンの笑いを誘った。

 また終盤には、国と民を守りたい吉之助と、徳川家さえ残ればいいと考える一橋慶喜(松田さん)が“決別”するシーンも描かれた。戦ではなく交渉で“長州征伐”を成し遂げた吉之助を慶喜は「裏切り者」と呼び激高。「腹を切れ」と命じる慶喜に対して、吉之助はかつて慶喜の命を守った刀を畳に突き刺し、昔の“縁を断ち切る”という展開で、「ヒー様、一人ぼっちになっちゃった」「ヒー様、愛想尽かされた」「西郷どんがヒー様を見限っちゃった」などの声が上がった。

<インタビュー>小栗旬、鈴木亮平との再共演に「胸熱く」 「西郷どん」龍馬役で感じた“現在地”

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に坂本龍馬役で出演している小栗旬さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に坂本龍馬役で出演している小栗旬さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、坂本龍馬役で出演している小栗旬さん。西郷役の鈴木さんとの再共演について、「熱い気持ちになりますよね。亮平君とは24(歳)くらいのときに知り合って、ちょうど干支(えと)が一周したくらい時間がたって、その亮平君が、今や大河ドラマの“ど真ん中”をやっている。人生って面白いなあ」と感慨深げに語る。加えて「背負っているものは間違いなく大きいだろうし、ただ単純に大河ドラマの主役を一年間やるってことに対しては、とてつもなく尊敬はしています」と率直な思いを語る小栗さんに、龍馬役や大河ドラマへの思いを聞いた。

 ◇坂本龍馬のバイタリティーに感嘆 「批判も評価もありがたく受け止める」覚悟

 坂本龍馬は言わずと知れた幕末の風雲児で、これまでもさまざまな名優が演じてきた人気のキャラクターだ。常識破りの行動力と折衝力も龍馬を語る上では欠かせない要素で、小栗さんも「彼のバイタリティーはただただすごいなって思いますし、自分の足を使って赴くしかない時代に、あれだけの人に会い、間を取り持つ作業をしていたっていうのは、僕には考えられない」と感嘆の声を上げる。

 自分のことを「影響を受けやすいタイプ」とも話す小栗さんは、「ちゃんと人と話をするときは“会いに行かなくてはいけないな”と思いました」といい、「今はコミュニケーションのツールがたくさんありますが、当時は直接会うか手紙。その手紙も、何日後に着くか分からない、本当に届いたのかどうかも分からない状況で。その時代に生きることができたら、“生きる”ってことをすごく全うできたんじゃないのかな」と憧れを抱くことも。

 さらには、「そういう“先人たち”が、自分の国にいたんだって思わせてくれるのはいい」と笑顔を見せると、「龍馬さんは、僕自身も幕末の中では『一番、カッコいい』と思えるキャラクターではあるので、役として演じることができるのはありがたいですし、うれしくもあります。何をしても、やったらやったで自分の坂本龍馬にしかならないとは思っているので、批判も評価もありがたく受け止めたい」と気持ちの強さを見せていた。

 ◇「西郷どん」参加で感じたこと 俳優としての“現在地”と大河主演への思い…

 「西郷どん」が7度目の大河ドラマとなる小栗さんは、今回は「演出の方が、それぞれの俳優さんに任せているっていう印象がある」といい、「それがいいか悪いかは別にして、亮平君を中心に俳優同士が積極的にディスカッションできる状況があって、実際に現場で議論できているというのは、俳優や演出、スタッフがいい関係性にあるってことだと思います。亮平君も、彼なりに意識してそういうふうにしようと思ってやっている部分がある」と感心する。

 一方で、“盟友”の鈴木さんが大河ドラマの主演を張るのを目の当たりにし、「本当に大変だと思います。月から金曜までリハやって撮影して、土日に薩摩弁をチェックしながらせりふを覚えてって、大変なことをやっている」と痛感した様子で、「もちろん、自分もいつかは(大河ドラマの主演を)やれたらとは思います。1年以上一つの役をやりきるってことはすごくやりがいがあるし、自分に返ってくるものはすごく大きなものがあるとは思うんですけど、実際に話が来たら、受けるかどうか考えちゃいますね」と本音をポロリ。

 さらに小栗さんは「『西郷どん』に参加して感じたことなんですが、僕はたいして芝居がうまくない。(民放の連続ドラマのように)3カ月ぐらい見るぶんならいいんですけど、これが1年となると『あれ、期待外れ?』ってなりそう」と冗談交じりに俳優としての自分の“現在地”を示すと、「芝居って結局、うまい、下手とかは重要ではなく、ある意味、演じるキャラクターとしてどう“存在するか”なので、役への洞察力であるとか、普通の人が感じないような心のひだの表現とか、自分はぼんやりしているので、もう少し頑張らないといけないなとは思っています」と、改めて力を込めた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」長州力のせりふ「聞き取れた!」とファン安堵? 「池田屋事件」は超高速… <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第27回「禁門の変」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第27回「禁門の変」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第27回「禁門の変」が7月22日に放送され、タイトル通り、元治元(1864)年7月、「八月十八日の政変」で朝敵とされた長州藩と、御所の護衛にあたっていた会津藩・桑名藩・薩摩藩などが繰り広げ戦い「禁門の変」が描かれた。

 “革命戦士”の異名を持つプロレスラーの長州力さんが長州藩士・来島又兵衛役で登場。戦闘シーンでは必殺技「リキラリアット」を繰り出すシーンもあり、「リキラリアット(本物)」「リキラリアットきたー!!」「リキラリアット炸裂」と視聴者も興奮。心配されたせりふについても「相手はにっくき、会津の兵どもじゃ。遠慮はいらん。たったきつぶせ!」をはじめいくつか用意され、「力さんのせりふ聞き取れた!」「長州力、せりふ聞き取れた!」「せりふ、ちゃんと聞き取れました」とファンは安堵(あんど)?していた。

 またこの日は、“人斬り半次郎”こと中村半次郎(大野拓朗さん)と吉之助(鈴木さん)との再会に加え、長州藩士が集結する池田屋を新選組が襲撃する「池田屋事件」も描かれたが、わずかな時間で「池田屋事件!と思ったらすぐ終わった!」「超高速! 池田屋事件」「新選組きたー! 池田屋きたー!と思ったらあっという間に終わったー!」などの声が上がった。

<インタビュー>泉澤祐希、「西郷どん」鈴木亮平に“弟子入り”? 筋トレで体重増量…“長州討ち”も!

NHK大河ドラマ「西郷どん」で川路利良を演じる泉澤祐希さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で川路利良を演じる泉澤祐希さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、薩摩藩士の川路利良役で出演する泉澤祐希さん。昨年放送された同局の連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」の三男として人気を博した泉澤さんが、後に日本の初代警視庁大警視となる川路を、どのように演じるのかも大きな見どころだ。西郷吉之助役の鈴木さんに“弟子入り”し、体を大きくするため筋トレ中とも明かす泉澤さんに、役柄や“相方”半次郎との関係、「禁門の変」での“長州討ち”について話を聞いた。

 ◇大野拓朗演じる半次郎とは“ボケとツッコミ”? 身長差は「気持ちでカバー」

 泉澤さん演じる川路は、頑固で人を簡単に信用しない男だったが、生真面目な仕事ぶりや人柄が評価され、西郷が大抜てき。戊辰戦争での働きが認められ、警察を任される。その後は、西郷と大久保(一蔵、瑛太さん)がたもとを分かつ中、新政府に残ると、大久保の右腕となり、「西郷暗殺の刺客を送った男」といわれることになる……という役どころだ。

 2006年の「功名が辻」、 15年の「花燃ゆ」に続いて3度目の大河ドラマ出演となる泉澤さんは、「今回、がっつりと芝居をさせていただけるというのが、うれしくて。歴史上の人物を演じるとき、『何をした人なんだろう?』と実感が湧かないこともあるのですが、川路さんの場合は警察を作った人で、今もその警察が残っているという事実があるから、その分、責任を感じますし、やりがいもあります」と力を込める。

 正義感の強さや強い信念にも共感を寄せ、「とても無口な方だったらしく、あいさつや相づちもせず、無言で意思疎通を交わしていたっていうところは、すごく格好いいと思います。でもすごく優しい人で、他人を怒ったことがなかったらしいので、そういった部分は意識をして演じられたら」と演技プランも披露。

 大野拓朗さん演じる中村半次郎との、“コンビ感”も見どころの一つで、泉澤さんは「単純にいうとボケとツッコミ。半次郎がおかしなことを言うと『そうじゃねーよ』って。でも本当は常に意識し合っているライバル。一つ間違ったら、どちらかがどちらかに斬られる、というか。そこも意識はしてやっていけたらなって思います」と話すと、「なんせ半次郎(大野さん)の方が背が高くて……。史実では川路さんの方が頭一つ大きかったって書いてあったので、そこは自分の努力で、役に対する気持ちでカバーしていけたら」と意気込んでいた。

 ◇「禁門の変」ではあの長州力を!? 鈴木亮平との筋トレ秘話も

 22日放送の第27回「禁門の変」では、川路に早くも見せ場が訪れる。狙撃手として、プロレスラーの長州力さん演じる長州藩士・来島又兵衛を討ち取るシーンがあるといい、泉澤さんは「来島又兵衛を討ち取ることで、川路は認められていくというのと、物語が大きく動くところでもあるので、大事に演じさせていただきました」と振り返っている。

 薩摩軍の司令官を務める吉之助の印象は「でっかいですね、いろいろな意味で。懐が深いというか。“先生”は本当に大きい存在。人を好きにさせてしまう何かを持っていて、言わなくても感じることができる器のでかさ、説得力がある。亮平さん自身もストイックで、歩き方やたたずまいを普段から常に意識している」と尊敬のまなざしを送る。

 そんな鈴木さんに「筋トレに連れていってもらった」といい、「皆さん、体が大きいじゃないですか? 横にいると自分が子供に見えちゃって、これはよろしくないと思い、『鍛えたいんです』って話をしたら、すごく親身に“ここの筋肉の鍛え方はこう”みたいに、しっかりと“先生”として教えてくださいました」と感謝。

 泉澤さんは現在も肉体改造中で、「始めてから、まだそんなに時間はたってないんですけど、プロテインを毎日飲んで、炭水化物をめちゃくちゃ食べて、あとは肉もとって。最初は(体重)47キロだったのが、53、4キロくらいにまで増えてきた」と“増量”を告白。「体に自信を持てると、芝居にも出てくると思うし、歩き方であったりとか、構え方、心持ちも変わってくる。体がどんどん大きくなっていくことが今はうれしくて、ナルシストになっていくというか……」と笑っていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる18年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」7月22日放送「禁門の変」に長州力が登場! 戦闘シーンでリキラリアット!?

NHK大河ドラマ「西郷どん」第27回「禁門の変」に来島又兵衛役で出演する長州力さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」第27回「禁門の変」に来島又兵衛役で出演する長州力さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第27回「禁門の変」が7月22日に放送され、“革命戦士”の異名を持つプロレスラーの長州力さんが登場する。長州藩士の来島又兵衛役で、戦闘シーンでは必殺技「リキラリアット」を繰り出すシーンもあるという。

 来島又兵衛は、長州藩の過激な尊王攘夷(じょうい)派を率いて遊撃隊を組織した豪傑。「八月十八日の政変」で朝敵とされた長州藩の復権と失地回復のため、京への進軍を藩内で猛烈に主張し、「禁門の変」を引き起こし、長州軍の総督として、西郷吉之助(鈴木さん)率いる薩摩軍と対決する。

 制作統括の櫻井賢さんは「長州藩ゆかりの山口県のご出身で『革命戦士』とうたわれたプロレス界のレジェンド・長州力さんを、来島又兵衛役にお迎えすることは私どもの夢でした」といい、「夢がかない、薩摩軍に迫る存在感あふれる来島又兵衛の戦闘シーンが撮影できました。皆様お見逃しなく!」とアピールしている。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

鈴木亮平、「西郷どん」新章は“鬼モード” 転機は「禁門の変」 慶喜との対立では…

NHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷吉之助を演じている鈴木亮平さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷吉之助を演じている鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」は、7月15日放送の第26回「西郷、京へ」から新章に突入した。二度にわたる島流しを経た西郷吉之助(鈴木さん)が、動乱の幕末を舞台に揺るぎない革命家へと覚醒していく姿を描く……という“通称・革命編”。勝海舟(遠藤憲一さん)、坂本龍馬(小栗旬さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)、桂小五郎(玉山鉄二さん)という4人の英傑と西郷との出会いとともに、見どころとなっていくのが一橋慶喜(松田翔太さん)との再会と対立だ。徐々に打倒・徳川=倒幕へと傾いていく西郷を「鬼モード」と呼ぶ鈴木さんに話を聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 ◇「禁門の変」でいきなり司令官 「ここからググッとシリアスに」

 新章“革命編”では、「禁門の変」に始まり、「長州征伐」や「薩長同盟」、「大政奉還」に「戊辰戦争」などといった歴史的事件が目白押し。まさに動乱の時代で、西郷にとっても今までの人生で経験したことのないような、怒濤(どとう)の4年間を過ごすことになる。

 人間的にも大きく変貌を遂げる西郷。その最初にして最大のターニングポイントになるのが、元治元(1864)年7月、長州藩と御所の護衛にあたっていた会津藩・桑名藩・薩摩藩などが激戦を繰り広げる「禁門の変」だ。

 ここで西郷は初めて戦というものを体験する。鈴木さんも「吉之助だけじゃなく薩英戦争を経験した薩摩以外、日本全国で250年ぶりくらいに経験する戦。吉之助自身、鎧を着るのも初めてで、罪人として流された島から戻ってきて、その3カ月後には司令官になっています。変わらなくてはいけないよう追い詰められていくというか、結果、京の町がだいぶ燃えてしまうわけで、じゃあ自分は何をしていけばいいのかと、本気になるきっかけ。ここからググッとシリアスになっていきますね」と語る。

 また、鈴木さんによると「禁門の変」では松田翔太ファンを喜ばす“ある一つ”の見どころがあるといい、「慶喜様も出陣するシーンがあるんですけど、 陣羽織にハチマキをしていて、ちょっとある有名な方を想像しました。そんなところも楽しんで見ていただけたら」と笑っていた。

 ◇慶喜を「地の果てまで追い詰める」? 複雑な胸中も

 かつて、心酔していた“殿”こと薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)の命を受け、慶喜の将軍擁立に奔走したこともある西郷だが、民のため、そして日本をよくするため、“倒幕”へと傾くに連れ、“ヒー様”こと慶喜、盟友の橋本左内(風間俊介さん)との3人で「磯田屋」で過ごした楽しい日々が忘却の彼方になるほど、慶喜との対立を深めることになる。

 鈴木さんは「誤解を恐れずにいうと、島に流される前の吉之助は、『斉彬様が言ったから』ということだけで突っ走っていた。本当の慶喜様を見極めていたわけではないと思う」ときっぱり。「島から戻ってきて面と向かって話し合ったとき、お互い当時とは状況も変わっていて、一人の男としてどうも考えが違うとなる。慶喜様も徳川を背負うようになり、僕らが信じていた一橋さまとは違う人間になってしまった、このままでは民が苦しむと分かる瞬間があるんですけど……。ただ完全に『徳川を討つ』と決めるまでは、あの磯田屋での日々をちゃんと心の中にはとどめておきたいっていうのはあったので、その両方向に気持ちが引っ張られっるというところは大事に演じたいなって思いましたね」としみじみ。

 「地の果てまでも追い詰めてやる」というせりふに代表されるように、西郷は打倒・徳川=倒幕に向け、“鬼と化す”。鈴木さん自身「ポジションや地位って、責任を与えられるということだと思うのですが、ここまで人を変えるのかって思いましたね」と、その変化に驚きつつ、最後には「西郷さん自身、どこかで人情を捨てきれない苦しさが積み重なってきていて、人情家過ぎるということを自覚し始めているところ。徳川を倒して、新しい体制を作ることで、民が豊かになり、みんながおなかいっぱいご飯が食べられる国にできるんじゃないか、そのために犠牲になる命があることは仕方がないというふうに今は思ってはいますが、果たしてそれを成し遂げたとき、自分の中で何かを得たと思うのか。それは別問題かなという気はしています」と複雑な胸中を明かした。

勝、龍馬、岩倉が登場! 慶喜の笑顔に視聴者は恐怖? 次週「禁門の変」も話題に <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第26回「西郷、京へ」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第26回「西郷、京へ」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第26回「西郷、京へ」が7月15日、放送された。ドラマは今回から“通称・革命編”に突入し、冒頭には勝海舟(遠藤憲一さん)、坂本龍馬(小栗旬さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)ら吉之助(鈴木さん)の人生に関わる英傑たちが登場。また吉之助は、岩山糸(黒木華さん)やふき(高梨臨さん)、“ヒー様”こと一橋慶喜(松田翔太さん)との再会を果たした。

 終盤には、側近の平岡が自身の身代わりとなり何者かに殺されたことから、慶喜は態度を豹変(ひょうへん)。吉之助に「謝りたい、国父殿に。これまでのご無礼、本心でないと伝えてくれ」と告げると、最後に吉之助の手を取り「お前の熱い心を俺にくれ。西郷、信じておるぞ」と“ダメ押し”するシーンがあり、慶喜の顔に張り付いた笑顔に視聴者は反応。「ヒー様、怖い」「ヒー様の笑顔、お面みたいやった」「ヒー様、不気味だ」「一橋の豹変ぶりが気持ち悪い」などの声が上がった。

 また次週第27回のサブタイトルが「禁門の変」と発表され、予告編が流れると、放送直後から「禁門の変」がYahoo!のリアルタイム検索で上昇。「来週は禁門の変か」「予告に長州力が出てた!」「新撰組、出るの? 池田屋事件?」など盛り上がりを見せた。

 第26回「西郷、京へ」は、元治元(1864)年2月、足かけ5年にわたる島暮らしを終えた吉之助(鈴木さん)。そのころすでに「西郷」のうわさは広まり、勝海舟(遠藤憲一さん)や坂本龍馬(小栗旬さん)、そして岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)までもが、その名前を口にするようになっていた。

 薩摩に戻った吉之助は、大久保一蔵(瑛太さん)の求めに応じて京へと向かうが、そこでは朝廷と幕府、そして有力諸藩が合議で政を行う「参与会議」が開かれており、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)は、将軍後見職の慶喜に愚弄(ぐろう)され、激怒。完全な決裂状態に陥ってしまう。久光と慶喜の関係修復のため奔走する吉之助は、“ヒー様”と再会を果たす……という内容だった。

<インタビュー>鈴木亮平、小栗旬は「最大のライバル」 「“受け”の芝居」意識 「西郷どん」四英傑語る…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷吉之助を演じている鈴木亮平さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷吉之助を演じている鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」は、7月15日放送の第26回「西郷、京へ」から新章に突入する。西郷吉之助(鈴木さん)が二度にわたる島流しを経て、動乱の幕末を舞台に揺るぎない革命家へと覚醒していく姿を描く……“通称・革命編”に懸ける鈴木さんの思いとは? 勝海舟(遠藤憲一さん)、坂本龍馬(小栗旬さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)、桂小五郎(玉山鉄二さん)という4人の英傑と西郷との出会いも大きな見どころで「主役をやらせていただくときは、“受け”のお芝居を意識している」という鈴木さんに話を聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 ◇勝海舟の言葉に“ガツン”! 「今までとは違う英傑たちの一面が見られる」

 新章“革命編”では、「禁門の変」に始まり、「長州征伐」や「薩長同盟」、「大政奉還」に「戊辰戦争」などといった歴史的事件が目白押し。まさに動乱の時代で、西郷にとっても今までの人生で経験したことのないような、怒濤(どとう)の4年間を過ごすことになる。

 島から戻ったあと、民のため、そして日本をよくするため、徐々に“倒幕”へと傾いていく西郷。その変化の裏には4人の男たちとの宿命の出会いがあったとされる。鈴木さんも「それぞれと初めて会うシーンは面白かったです。勝(海舟)さんと初めて会ったときに『もう幕府を見限っちまえ』と言われるんですけど、そこで西郷さんは“ガツン”と衝撃を受ける」と明かす。

 坂本龍馬や桂小五郎と関わる中で実現する「薩長同盟」も、「今までと違った切り口で描かれている」といい、「岩倉(具視)さんは岩倉さんで面白くて。僕が思っていた人と大分違いました。そこは非常に楽しんでいただけるのかなと思います。今でいうカジノを自分の家で開いていたりして、こんなことあるのかって思ったんですけど、時代考証の先生に聞くと『当時の公家たちは意外とそういうことをやっていた』と。そこも面白いですし、ちょっと今までとは違う英傑たちの一面が見られると思います」と予告する。

 ◇西郷と龍馬の“コンビ感”も見どころ 小栗旬との芝居「どこか緊張感がある」

 今までとは違う一面といえば、劇中で龍馬と西郷が家の雨漏りを直すシーンも登場する。鈴木さんは「龍馬の人間性がすごく面白いので、昔の吉之助を引き出してくれる」といい、「気がつかないうちに築き上げていたバリア、本音を見せない部分を一気に突き破ってくれるのが龍馬。龍馬は西郷家に2回来るのですが、西郷さんと龍馬ってこんなにも仲が良かったんだと、コンビ感を感じていただけるはずです。雨漏りのシーンもそうですし、西郷さんの家族と龍馬との関わりも描かれているので、今まで龍馬の物語を見慣れてきた人でも、西郷さんとこんなにも近かったんだなってことが分かっていただけると思いますし、最終的には同じ方向を向いてはいられなくなる、そのシーンもまたいいと思います」と力を込める。

 また、鈴木さんによると「小栗旬さんの坂本龍馬は文句なしにカッコいい」といい、「龍馬と桂さん、勝さんは非常に色っぽい。その3人と接しているときは、自分も色っぽくいなくてはいけないんじゃないのかって危機感を感じるくらい(笑い)」と笑顔で語る。

 「みんなすごく濃いキャラクターで魅力的な人たち。彼らといるときは、彼らが何を思っているか、どう自分が翻弄(ほんろう)されるか、かなり“受け”のお芝居を意識しています。彼らに吉之助が影響されて、じわじわと変わっていくかをうまく見せられたらと思っています」と語る。

 最後に「特別な存在」とも明かす、龍馬役の小栗さんについて聞くと「“引っ張り上げてくれた”方です。すごくお世話になっている、恩人で、同時に最大のライバルでもある」と告白。「友人ではありますけど、一緒にやる(演じる)とどこか緊張感がある。その関係性が僕は好きで、西郷さんと龍馬さんの関係性にも似ているなって思います。仲がいいんだけど、お互いどこかに緊張感があるというのは似ているなって。“2人ならでは”のシーンになっているか……そこは自信があります」と断言していた。

「日本が動きだす」 四英傑に宿敵、女性たち… 「西郷どん」第2弾キャストポスター解禁

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第2弾キャストポスタービジュアル (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第2弾キャストポスタービジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第2弾キャストポスターが7月11日、公開された。テーマは「日本が動きだす」 。西郷が新たに出会う英傑4人・勝海舟(遠藤憲一さん)、坂本龍馬(小栗旬さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)、桂小五郎(玉山鉄二さん)に加え、一橋慶喜(松田翔太さん)、島津久光(青木崇高さん)、大久保一蔵(瑛太さん)といった宿敵や盟友、さら岩山糸(黒木華さん)に愛加那(二階堂ふみさん)、天璋院(篤姫、北川景子さん)といった女性たちが勢ぞろいしている。

 制作統括の櫻井賢さんは「二度の島流しから帰還した西郷どんが、権謀術数渦巻く幕末の動乱の真っただ中を、一筋縄ではいかない傑物たちとの出会いを引き寄せながら、盟友・大久保とともに突き進みます。そんな天下を揺るがす男たちを、しかと支える宿命の女性たち。そして西郷どんにはいつも、生まれ故郷・薩摩があります」と説明している。

 また、櫻井さんは「禁門の変、薩長同盟、王政復古、江戸無血開城、戊辰戦争。ドラマはいよいよ歴史の表舞台に突入し、そのど真ん中に立つ西郷どん。時代を切り開くエネルギー、たくましき人間力、そして覚悟と愛が詰まった『西郷どん』の次なる物語の世界を表現した新たなポスタービジュアルが完成しました。 怒濤(どとう)の展開が待ち受けるこれからの大河ドラマ『西郷どん』をどうぞお見逃しなく!! 」とアピールしている。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」特番「いざ革命へ!西郷と4人の男たち」 龍馬ら四英傑の魅力と金言を探る!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬を演じる小栗旬さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬を演じる小栗旬さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の特別番組「『西郷どん』スペシャル(2)~いざ革命へ!西郷と4人の男たち」が7月8日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。歴史家の磯田道史さんが中心となり、西郷が出会う英傑4人・勝海舟(遠藤憲一さん)、坂本龍馬(小栗旬さん)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶さん)、桂小五郎(玉山鉄二さん)の魅力とその金言を探る歴史バラエティーだ。

 本編を休止し、日曜夜の大河ドラマ枠で放送する特番の第2弾。MCを人気グループ「関ジャニ∞」の横山裕さんと、お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基さんが担当する。鈴木さんのほか、人気アイドルグループ「乃木坂46」の山崎怜奈さんやマンガ家の江川達也さん、ドラマにも出演しているお笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんに、米国出身のピン芸人・厚切りジェイソンさんもゲストとして登場する。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

(C)NHK
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<特集>「西郷どん」久光役・青木崇高の“怪演”にファン熱視線 “顔芸”も話題…

NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、島津久光を演じている青木崇高さんが話題だ。ドラマには第1回(1月7日放送)から登場し、SNS上では「ひさみちゅ」と呼ばれ、ひそかな人気を集めていたが、久光が薩摩の国父として藩の実権を握った第20回「正助の黒い石」(5月27日放送)を境に、その存在が大きくクローズアップ。青木さんは「西郷生涯の敵」として、以前とは異なる“怪演”を随所に披露と、ファンからは熱い視線が注がれている。その“変化”を追った。

 ◇体を大きくし、もみあげも自前 ひさみちゅファンから歓迎の声

 第20回「正助の黒い石」では、カリスマ的存在の兄・斉彬(渡辺謙さん)の陰に隠れていた久光が、父・斉興(鹿賀丈史さん)の死により、国父として藩の実権を掌握。国父となるシーンは、青木さん自身「そこはもう、お話をいただいたときから、重要になるような部分とは思っていた」と語るなど、役を演じる上でターニングポイントと考えていたようで、自ら体を大きくし、もみあげも伸ばすなど、見た目も変化させた。

 青木さんは「『国父』というキーワードを得ることによって光が差したというか、光明が見えた。自分の中で歯車がかみ合い始めて、動き始めた」と振り返ると、「薩摩を自分がコントロールしていくってことで、見た目もかっぷくのいい感じにしましたし、メーク、小物、帯刀しているもの、芝居の動き、すべて変えてみた」と解説。その変化に対して、ひさみちゅファンからも「威厳が出てきた」「人相が変わった」「急に調子乗りはじめた(笑い)」といった歓迎の声が上がった。

 ◇一蔵への“愛”と吉之助への“憎”が一気にエスカレート

 以降、青木さん演じる久光は、当初の(見た目の)可愛さが鳴りを潜め、どんどんと怪しさを増していく。顕著なのが、吉之助(鈴木さん)を敵対視する姿と一蔵(瑛太さん)に対しての寵愛(ちょうあい)ぶりで、その愛憎の振り幅も一気にエスカレート。

 第23回「寺田屋騒動」(6月17日放送)では、吉之助のことを持ち上げる海江田(高橋光臣さん)に、キセルをぷかぷかさせながら「切腹」の2文字を突きつけると、金ぴか衣装で上洛(じょうらく)。対面した吉之助を一度は自らの手で「たたき斬ろう」とするも、小松帯刀(町田啓太さん)の進言と一蔵の「国父様なら、(吉之助を)使いこなせます」のダメ押しに翻意し、刑を島流しにとどめるなど、スリリングな愛憎劇を展開した。

 さらに久光は、天皇から京の治安維持を任されると、大張り切り。倒幕派の志士たちを弾圧すると、薩摩藩士の同士討ちという悲劇的な事件「寺田屋騒動」も引き起こす。ここでは一蔵の説得を受け入れることはなかった久光だが、「大久保、大久保~、お前は俺のそばにいてもらわなければならん」と言いながら一蔵の頬を“ペチペチ”し、溺愛モードに入りつつあることをうかがわせ、ファンを喜ばせた。

 ◇VS慶喜で見せた怪演と変顔に大反響

 翌週の第24回「地の果てにて」(6月24日放送)において久光は、京の治安を取り戻した功績を朝廷に認められ、意気揚々と江戸まで到達。将軍後見職となった慶喜(松田翔太さん)とドヤ顔で対面を果たすも、「亡き兄上(斉彬)の猿まね」「お主にこの日本の何が分かるのだ」「お主のことは江戸では誰も知らねえよ」「ただの芋じゃねえか」と、側近の前で散々こき下ろされ、面目丸つぶれに。

 ここで青木さんは、こみ上げる怒りと羞恥を必死に抑え込もうと、変顔を連発。口に手を突っ込んで悔しがる姿に、ネット上では「久光の顔芸www」「久光様の顔芸、エスカレートしてる」のほか、「青木さんの怪演に再び笑う」に「今日の西郷どんは青木さんの怪演に尽きる」と大きな反響を呼んだ。

 ◇「とことん人間的、感情的に」 今後も目が離せない?

 青木さんは以前、久光役のキーワードに「人間味や人間らしさ」を挙げていて、「兄弟として、西郷の扱いの違いだったり、斉彬とは対照的に演じることによってドラマチックになっていくのかなって思っていたりもした。斉彬がヒーローであるのだったら、とことん人間的に、感情的にやってやろうって」と演技プランを明かしていた。

 また青木さんは、「僕個人としては久光公も偉業をなし遂げたすごい人だと思っていますし、どこかに光が当たると、影ができるというか。歴史の見方にもよるのですが、しっかりと血の通った人間らしい久光を演じたい」と話していて、「久光と慶喜の対決は2ラウンド目もある」「大久保(一蔵)を久光が溺愛して放さなくなる」とも予告していた。今後も青木さんの怪演と顔芸に目が離せなくなりそうだ。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」村田新八役・堀井新太が喜界島を訪問 屋敷跡でスピリチュアル体験「体中に電気が…」

鹿児島県・喜界島で村田新八のゆかりの地をめぐった堀井新太さん (C)NHK
鹿児島県・喜界島で村田新八のゆかりの地をめぐった堀井新太さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のイベント「明治維新150周年記念トークイベント 堀井新太と語る村田新八~“西郷の右腕”と呼ばれた男」が、鹿児島県・喜界島で7月1日に行われ、村田新八役の堀井新太さんが登場。初めて喜界島を訪れたという堀井さんは「暖かい気候、そして穏やかな時間が流れていて、本当に居心地が良かった。今日会った島の人たちみんな温かくて村田新八という人を心から愛しているのを感じ、このパワーを胸に僕も芝居をもっと頑張りたいなと改めて思いました」と気持ちを新たにしていた。

 堀井さんはこの日の午前中、実際に新八が島に流された際に暮らしていたという喜島家の屋敷跡を訪問。「新八が使っていた井戸の跡では、思わずそこに生えている巨木に触りたくなり、触った瞬間に体中に電気が走るというスピリチュアルな体験をした」といい、「村田新八という実在の人物を演じることの重要性を改めて痛感した」と語った。

 そのほかトークでは「末っ子的な存在なので、先輩方になるべくため口をきかないようにしているが、たまに飛び出してしまい時々怒られてしまう」「(西郷吉之助役の)鈴木さんが体を鍛えて大きくなっているので、自分でもトレーニングしているが、どうしても並ぶと小さく見えてしまう」といった撮影現場のエピソードを披露。

 また堀井さんは「スタッフに頼んで釣りに行き、とてもきれいな海を見て感動したのと、カワハギを釣ることができてうれしかった」や「お昼ごはんに、豚骨(骨付きの豚の角煮)やジーマミー豆腐やゴーヤといった地元の料理をいただき、とてもおいしかった。将来住んでみたくなるぐらい魅力的な場所」と印象を明かすなど、島を満喫した様子だった。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

“つかの間の逢瀬”と愛加那のいちずな愛に涙… 薩英戦争スルーには不満の声? <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第25回「生かされた命」のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第25回「生かされた命」のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第25回「生かされた命」が7月1日、放送された。終盤には吉之助(鈴木さん)と愛加那(二階堂ふみさん)の“つかの間の逢瀬(おうせ)”が描かれ、別れの言葉を告げる吉之助に対して、「遠く離れてても、もう二度と会えなくても、私のこの体の中、あなたでいっぱいじゃ!」と気丈にふるまう愛加那に、SNS上では「可愛すぎる」「切ない」「泣ける」のほか、「吉之助に対するいちずな思いに涙」「愛加那とてもいちずでもう……」などの声が上がるなど、視聴者の涙を誘った。

 一方、薩英戦争の描写がなかったことに関しては、「超高速薩英戦争!」「ナレ終戦!」との驚きの声や、「歴史の重要な事件をすっ飛ばしすぎ」「まるごと飛ばされるとは……」「しっかり描いてほしかった」といった不満の声も聞かれた。

 またこの日は、川口雪蓬(石橋蓮司さん)から「ナポレオン」の名前が飛び出し、「薩英戦争」「生麦事件」「愛加那」と共に、Yahoo!のリアルタイム検索で「ナポレオン」が急上昇。ネット上での盛り上がりをうかがわせた。

 第25回「生かされた命」は、野ざらしの牢(ろう)で死に直面した吉之助(鈴木さん)を救うため、島役人の土持政照(斎藤嘉樹さん)は「座敷牢」を作ることを思いつく。土持の機転で、ようやく人間らしい生活を取り戻した吉之助は、そこで島の子供たちに学問を教え始める。その頃、武蔵国生麦村付近で、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)の行列を乱した英国人に、憤慨した藩士が斬りかかるという、世にいう「生麦事件」が起こり、薩摩と英国は一触即発の緊張状態に陥る。

 久光に、英国に屈せず戦うことを進言する一蔵(瑛太さん)。一方、薩摩との賠償交渉が進まないことに業を煮やした英国の艦隊は、薩摩へと迫る。その知らせは沖永良部(おきのえらぶ)島にも届き、そこで吉之助は、川口雪蓬(石橋さん)らと島民を守るために立ち上がる……という内容だった。

「西郷どん」“ひさみちゅ”青木崇高に地元ファンから「半端ねえ~」の声 トークショーに1900人

「明治維新150周年記念 西郷どんトークショー」に登場した(左から)増田修一朗さん、高橋光臣さん、青木崇高さん、堀井新太さん、田上晃吉さん (C)NHK
「明治維新150周年記念 西郷どんトークショー」に登場した(左から)増田修一朗さん、高橋光臣さん、青木崇高さん、堀井新太さん、田上晃吉さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のイベント「明治維新150周年記念 西郷どんトークショー」が、地元・鹿児島で6月30日に行われ、青木崇高さんらが登場。SNS上で一部のファンから「ひさみちゅ」と呼ばれ、人気を集めている薩摩の国父・島津久光を演じている青木さんは、舞台中央で「予が国父である」とのせりふを披露すると、客席から「久光、半端ねえ~」との声が上がるなど、大きな盛り上がりを見せた。

 この日は海江田武次(信義)役の高橋光臣さん、村田新八役の堀井新太さん、有馬新七役の増田修一朗さん、薩摩ことば指導でドラマにも中原尚雄役で登場する田上晃吉さんが出演。会場の鹿児島市民文化ホールには約1900人が集まった。「鹿児島ロケのエピソード」として、堀井さんは仙巌園での相撲シーンの際、渡辺謙さん扮(ふん)する斉彬に対して、エキストラの人たちが自然に“本当の殿様”のように接していたことや、吉之助役の鈴木さんの屈強な体を見ただけで「もう負けた」とビビってしまった話などを紹介。

 増田さんは寺田屋に吉之助が説得にくるシーンが印象に残っているといい、撮影の当日は緊張感に包まれて、あえてさいさつも交わさず撮影に臨んだと言うエピソードを披露。さらに、精忠組のメンバーが川に入ってうなぎを取る場面では、演出から「自由にやってくれ」と言われ、それまでに培ってきた信頼と友情があり、自然と素晴らしいシーンになったが、実はうなぎは「生焼けだった」ことを明かし、会場は笑いに包まれた。

 高橋さんは「本当に楽しい時間でした。初めに来たときよりも、皆さんが本当に西郷どんを愛しているのを感じられてよかったなと思います」としみじみ。堀井さんは「皆さまの熱量を感じられました。これをエネルギーに変えてこれからも精いっぱい村田新八を演じていきたいと思います!」と力を込め、増田さんは「鹿児島の皆さまの元気のおかげで、西郷どんがあるのだと感じました。私はもう出ませんが、引き続き西郷どんを楽しんでいただきたいです!」と客席に呼びかけた。

 田上さんは「一年強、西郷どんに携わっていますが、このような形でふるさとに帰って来られてうれしい限り。これを糧にまた来週からの現場も日々、頑張っていきたいです」と宣言。青木さんは「すごく熱いトークショー。この熱を東京のスタジオに持って帰って、視聴者の方がさらに楽しめるドラマを作りたいと思います。ぜひまた鹿児島のすてきな場所、すてきなメンバーで交流したいです!」と再訪を誓っていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<インタビュー>高橋光臣、「西郷どん」海江田は「だんだん重々しい、陰のある人物に」 変化の裏に嫉妬や怒り…

NHK大河ドラマ「西郷どん」に海江田武次役で出演している高橋光臣さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」に海江田武次役で出演している高橋光臣さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に海江田武次役で出演している高橋光臣さん。これまで明るくお調子者として振る舞っていた海江田だが、弟や幼なじみの有馬新七(増田修一朗さん)といった近しい人間の死に直面し、「今までの明るさや快活な部分も消えていって、だんだん重々しい、陰のある人物になっていく」と語る。さらに、その“変化”の裏には、子供のころから一緒だった西郷吉之助(鈴木さん)や大久保一蔵(瑛太さん)に対しての「嫉妬」や「怒り」もあると明かす。高橋さんに話を聞いた。

 ◇西郷との距離感、大久保への嫉妬

 高橋さんが演じる海江田は、11歳で島津斉興(鹿賀丈史さん)の茶坊主として出仕。大人の世界に早くから入り込み、世渡り上手な一面を持つ「精忠組」のお調子者で、江戸に出るのも吉之助よりも早かった。そんな海江田も、弟の有村次左衛門が桜田門外の変で自害し、さらに精忠組の仲間である有馬新七が寺田屋騒動で壮絶な死を迎えたことで心境にも変化が表れる。これまでの明るさは鳴りを潜め、薩摩藩を動かす立場になっていく吉之助や一蔵との距離も感じるようになるという。

 高橋さんは海江田を演じるにあたり「精忠組の中でもムードメーカーとして、若い幼なじみの中でも明るく、とにかく快活な感じで作っていきたかった」といい、中盤以降は「それぞれに役職に付いてくると、そうもいかなくなってくる。今までの軽妙な感じはなくなって来てくるのかなと思っています」と明かす。

 海江田は今後、めきめきと出世し活躍していく西郷に嫉妬し、西郷と対立する島津久光(青木崇高さん)に近づくこともあるという。高橋さんは「吉之助はただの尊皇攘夷、過激派、保守派ではなく、もっと大きなものを見ているので、そこを理解しようとするのはなかなか難しい」と説明。一蔵についても「能力もない弟(久光)に取り入る大久保のしたたかさ。それを導いていく大久保のうまさ、頭の良さ。そういうところは海江田にはなくて、尊敬しつつも嫉妬というか、怒りはあるのかなと思っています」と考えている。

 また高橋さんは、海江田自身は「出世にこだわりはなかったのかな」と推測。「西郷隆盛、大久保利通など、日本の中心になっていく人たちと一緒にいるので、(海江田も)中枢にいる」というが、「一緒に過ごしてきた大久保たちが上のポストに行くのを見ていて、(海江田は)出世したいというよりも、『同じことをしていたのに、こいつらは自分のやりたいことを実現していく』と嫉妬している」と感じている。

 ◇うなぎ捕りのシーンは「楽しいはずなのにすごく悲しいシーン」

 6月17日の第23回では、吉之助の呼びかけで、海江田ら精忠組の仲間が激動の渦中にあることすら忘れて、川でうなぎ捕りをするシーンが描かれた。幼いころのように和気あいあいとうなぎ捕りを楽しみ、間柄も雪解けになったかと思った直後、吉之助は久光に捕らえられた。さらに薩摩藩士が同士打ちする寺田屋騒動が発生し、精忠組の仲間である有馬が壮絶な最期を迎えた。うなぎ捕りのシーンと、その後の展開が光と影のように描かれたことが話題になった。

 高橋さんは「生き死にの表現がある中で、幼なじみの、若い日の楽しかった時間が表現されていたり。(台本を)読んでいて、すごくチャレンジングだな」と感じたといい、「あそこは単純に楽しいんですけど、切なかった」と複雑な思いも吐露する。

 撮影では「とにかくこの一瞬を楽しもうと思った」といい、「時代の激動を背負っているにもかかわらず、あれだけ楽しい時間を過ごせるというのは、昔の思い出があったから。普段の大久保、吉之助ではなく、みんな子供に戻って、うなぎを捕っている。今までの精忠組じゃないし、これからの精忠組をどうしていくのかっていう、新たな出発点。楽しいはずなのに、すごく悲しいシーンでしたね」としんみりと語った。

 ◇生麦事件では「礼節をもってとどめ」 海江田の行動「カッコいいなと思います」

 7月1日の第25回では、その後の薩摩藩の行く末に大きな影響を与える事件が発生する。久光の大名行列を横切った英国人を斬りつける、生麦事件だ。ここで海江田は、英国人の商人チャールス・リチャードソンの殺害に関与。奈良原喜左衛門(宮澤寿さん)がリチャードソンを斬りつけ、絶命寸前のリチャードソンを「助かる見込みがない」と判断した海江田が介錯する。この事件をきっかけに、薩摩藩は英国と争う薩英戦争が勃発する。

 生麦事件について、高橋さんは「薩摩の人間のプライドというか。外国に対しても対等に渡り合える、渡り合うつもりなのに、自分たちの殿様が愚弄(ぐろう)されたというのは、それを見逃すわけにはいかないところだと思う。彼らには(英国人に)臆していないという思いは、あっただろうな」と考える。一方で「日本の礼節を乱した外国人に対して、許さないという気持ちもあるけど、(介錯の)直前に武士としての礼節も持ち合わせている」と海江田の複雑な胸中を代弁する。

 「リチャードソンをただ残忍に刺し殺すというのではなくて、最後に対人として関わって、とどめ刺すというようにしたかった。敵対している外国の人に対しても一対一の人間として、最後に礼節をもって刺すようにしました」と明かし、海江田のとった行動に「僕は海江田の行動はカッコいいなと思います」と理解を示していた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

石橋蓮司と鈴木亮平の“キス”に衝撃 「破壊力がすごい」「全て持っていかれた」 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第24回に登場した川口雪篷役の石橋蓮司さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第24回に登場した川口雪篷役の石橋蓮司さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第24回「地の果てにて」が6月24日に放送され、川口雪篷役で石橋蓮司さんが登場。今週は吉之助(鈴木さん)と愛加那(二階堂ふみさん)の再会と2度目の別れ、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)と将軍後見役となった一橋慶喜(松田翔太さん)との対峙(たいじ)もあったが、終盤に雪篷が吉之助に口移しで水を飲ますという、まさかの“キスシーン”が描かれ、視聴者に衝撃を与えた。

 久光の命に背いた罪で徳之島、さらに南の“地の果て”沖永良部(おきのえらぶ)島へと流された吉之助を待っていたのは、野ざらしの牢(ろう)に入れられるという極めて異例の極刑。そこで風雨にさらされ生死をさまよう吉之助は、雪篷に口移しで水を飲ましてもらい一命を取り留める……という展開で、視聴者から「えらいものを見てしまった」「破壊力がすごい」「全て持っていかれた」と驚きの声が上がったほか、「おっさんずラブ!」「突然のおっさんずラブ」「唐突なおっさんずラブに驚愕」などの反応もあった。

 また“ヒー様”こと慶喜の再登場には「ヒー様久しぶり」「ヒー様キター!」「お久しぶりのヒー様!」とファンは歓喜。一方、慶喜にさんざんこき下ろされ、「ただの芋」扱いされてしまった久光は「久光様の顔芸、エスカレートしてる」「久光の顔芸が最高だった」と顔芸に注目が集まった。

久光VS慶喜“第1ラウンド”は久光の完敗? 「ただの芋」扱いに青木崇高は… <SNS反響>

NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第24回「地の果てにて」(6月24日放送)で、青木崇高さん扮(ふん)する島津久光と松田翔太さん演じる一橋慶喜との“対決”が描かれる。京の治安を取り戻した功績を朝廷に認められ、意気揚々と江戸へと上った久光は、当の慶喜から側近の前で散々こき下ろされ、“ただの芋”扱いされるという。青木さんは「こっちは自信満々で乗り込んでいって、“平等”とまではいかないものの『これからは対等にやっていきましょう』って感じ。でも慶喜にしたら『どこぞの田舎侍がやってきたんだ』とカーン!ってひっくり返される。そのやりとりが面白かったです」と振り返りつつ、「行くところ行くところでけんかしているので疲れる」とボヤいた。

 また青木さんは、久光と慶喜の対決は「2ラウンド目もある」と予告。「朝からアクションシーンをやっているようで。吉之助(鈴木さん)がボロをまとって駆けずり回っているのも面白いんですけど、こっちの着物、“色をまとった人間”がワーッ!てやるところも迫力があって面白いし、興奮はしましたね。慶喜はずっと田舎者って久光のことを思っていて、トップ同士のやりとりの場で“天下の大愚物”って本当に言ったと聞いてますし、よっぽど腹に据えかねていたんでしょうね」としみじみ。

 改めて見どころを聞くと「日本を動かしている人たちの中枢で、冷静さを欠くバチバチとしたやりとり。ここはそういう場所でもあるという威厳とドラマチックさ」と話し、「薩摩から京を抜けて江戸まで行く、そこのバイタリティーは久光の魅力。人生を懸けた大勝負だったと思うので、勝ち得たものもすごかったと思いますね」と思いをはせていた。

(C)NHK
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「寺田屋騒動」凄惨な同士討ちに「悲しすぎる…」 北村有起哉の熱演に称賛の声 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第23回の一場面 (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第23回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第23回「寺田屋騒動」が6月17日に放送され、タイトル通り、文久2(1862)年4月23日に京の旅籠(はたご)「寺田屋」で起こった悲劇的な事件「寺田屋騒動」が描かれた。薩摩藩士の同士討ちにより、主人公・西郷吉之助(鈴木さん)の幼なじみ・有馬新七(増田修一朗さん)が絶命。視聴者から「悲しすぎる」「切ない」などの声が上がった。

 また同シーンについては「大河では珍しいくらい直接的な流血描写満載」「凄惨さがよく出ていた」と評価する声も多く、幼なじみの有馬を救えず、悲しみの叫び声を上げた大山格之助(綱良)役の北村有起哉さんの演技には、「すごかった」「血気迫る」「号泣です」など称賛する言葉が並んだ。

 第23回「寺田屋騒動」は、京で、吉之助(鈴木さん)は有馬たちを思いとどまらせようと力を尽くすが、下関を勝手に離れたことに国父・島津久光(青木崇高さん)は激怒。切腹は免れない状況に。吉之助の行動を責めつつ、友を救えない自分の無力さを嘆く一蔵(瑛太さん)。そこへ、大山や海江田(高橋光臣さん)が合流すると、吉之助たちは幼いころのように川でうなぎ取りをし一時、旧交を温めるが、ほどなくして吉之助は捕らえられ、久光のもとへ送られる。

 やがて京の旅籠「寺田屋」には、有馬ら倒幕派の浪士が集結。久光はその動きを察知し、大山を寺田屋に向かわせるが、信吾(錦戸亮さん)の目の前で事件は起こり……という展開だった。

小栗旬、「西郷どん」“坂本龍馬”お披露目「冒険家みたいな人になれば」 <スタジオ取材会>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬を演じる小栗旬さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬を演じる小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが6月13日、東京・渋谷のNHKで行われた大河ドラマ「西郷(せご)どん」のスタジオ取材会に出席し、坂本龍馬役の姿を報道陣の前でお披露目した。小栗さんは「今回の『西郷どん』で描かれている龍馬は、すごい商売をしたいという気持ちが色濃く書かれているので、何か冒険家みたいな人になればいいなってやっている」と明かした。

 スタジオ取材会には主人公・西郷吉之助役の鈴木亮平さん、西郷の3人目の妻となる岩山糸役の黒木華さん、龍馬の妻・お龍役の水川あさみさんらも出席。小栗さんは「亮平君とは実際、(一緒に)お仕事させてもらうのはもう10年以上ぶりで、でも、もう約1年近くも、西郷吉之助という役に向き合ってきているので、非常に大きな存在感を感じながら、撮影させていただいてます。その亮平君の演じる西郷さんにとって、何か考え方が変わったり、背負わなければいけないものであったり、そのような形で坂本龍馬が残っていければいいなって思いながら演じさせていただいています」と語った。

 この日は、西郷吉二郎(渡部豪太さん)の妻・西郷園役でAKB48兼NGT48の柏木由紀さん、中岡慎太郎役で山口翔悟さん、伊藤博文役で浜野謙太さん、松平容保役で柏原収史さんも大河ドラマに初出演することも明らかになった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」薩摩ことば指導の2人が念願の本編出演 迫田孝也「感無量」 田上晃吉“男泣き” <新キャスト発表>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり、“男泣き”する田上晃吉さん(左)
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり、“男泣き”する田上晃吉さん(左)

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが発表され、ドラマの薩摩ことば指導を担当してきた迫田孝也さんと田上晃吉さんの本編出演が6月13日、明らかになった。迫田さんが佐賀藩士の江藤新平、田上さんが薩摩藩士の中原尚雄を演じる。

 同日、東京・渋谷のNHKで行われたスタジオ取材会に出席した迫田さんは「やっとこのときを迎えて感無量なんですけども、鹿児島県の方からどんなツッコミがくるのか」と心配しつつ、「それも踏まえて、この激動の時代を一人の志士、歯車の一つとして、駆け抜けていきたいと思います」と力を込めた。

 田上さんは「薩摩ことば指導として1年。役をもらったときはすごくうれしかったですけど、それ以上にスタッフの皆さんが喜んでくださって……。僕にとって大河ドラマは甲子園のようなものなんです。皆さんどうか、私も歯車の一つとして、『西郷どん』を盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」と“男泣き”しながら思いを語った。

 この日は、水川あさみさんが坂本龍馬(小栗旬さん)の妻・お龍を演じることも発表。西郷吉二郎(渡部豪太さん)の妻・西郷園役で柏木由紀さん、中岡慎太郎役で山口翔悟さん、伊藤博文役で浜野謙太さん、松平容保役で柏原収史さんも大河ドラマに初出演することも明らかになった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

柏木由紀、「西郷どん」で大河ドラマ初出演 水川あさみも <新キャスト発表>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まった柏木由紀さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まった柏木由紀さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが発表され、AKB48兼NGT48の柏木由紀さんが出演することが13日、明らかになった。柏木さんが大河ドラマに出演するのは初めてで、西郷吉二郎(渡部豪太さん)の妻・西郷園を演じる。

 柏木さんは「人生で初めて、大河ドラマに出させていただけるということで、とても緊張しているんですけれども。私の出身である鹿児島にゆかりのある西郷さんの物語に出させていただけるということで大変、光栄に思っております」と喜びを語った。

 また、水川あさみさんが坂本龍馬(小栗旬さん)の妻・お龍を演じる。中岡慎太郎役で山口翔悟さん、伊藤博文役で浜野謙太さん、松平容保役で柏原収史さんも大河ドラマに初出演することも分かった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」龍馬の妻・お龍に水川あさみ 柏木由紀が大河ドラマ初出演 <新キャスト発表>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に坂本龍馬の妻・お龍役で出演が決まった水川あさみさん(左)と坂本龍馬役の小栗旬さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に坂本龍馬の妻・お龍役で出演が決まった水川あさみさん(左)と坂本龍馬役の小栗旬さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが発表され、龍馬の妻・お龍役で水川あさみさんが新たに出演することが6月13日、明らかになった。

 中岡慎太郎役で山口翔悟さん、伊藤博文役で浜野謙太さん、大村益次郎役で林家正蔵さん、西郷吉二郎の妻・西郷園役でAKB48の柏木由紀さんが大河ドラマ初出演することも決まった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

錦戸亮、内田有紀の登場にネット沸く 幕末ファンは「寺田屋」に反応 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第22回の一場面 (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第22回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第22回「偉大な兄 地ごろな弟」が6月10日に放送され、錦戸亮さん演じる西郷家の三男・西郷信吾(従道)、内田有紀さん演じる祇園の芸妓(げいこ)おゆうが登場。ネット上では、視聴者から「錦戸さんキターーっ!」「きた! 信吾」「亮ちゃん 待ってたよ~」のほか、「有紀ちゃん美しか」「内田有紀さん若いわ」「内田有紀美人やなあ」などの声が並んだ。

 また劇中では脱藩した有馬新七(増田修一朗さん)の潜伏先として伏見の宿、寺田屋が登場。歴史好き、幕末ファンから歓喜の声が上がり、ドラマ放送中から「寺田屋」がYahoo!のリアルタイム検索で急上昇し、午後9時過ぎにはトレンドの1位に。次週第23回のサブタイトルが「寺田屋騒動」と発表されると、「来週は薩摩の悲劇……」「粛清の始まり」「ついに有馬新七が……」といった声も上がった。

 第22回「偉大な兄 地ごろな弟」は、一蔵(瑛太さん)の助力により、3年ぶりに薩摩に戻り「大島三右衛門」と名を改めた吉之助(鈴木さん)。国父・島津久光(青木崇高さん)と対面を果たした吉之助だったが、薩摩を一度も出たことがない久光では兵を率いて京へと上がり、天皇から詔を賜り、幕府に改革を迫るという「上洛(じょうらく)計画」は無謀であると批判し、久光を怒らせてしまう。

 一方で一蔵は、他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしていた有馬新七(増田さん)らを止めようと必死で説得を試みる。血気にはやるメンバーの中には、有馬の影響を受けた吉之助の弟・信吾(錦戸さん)もいて、久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていた吉之助は、その命を破り、急ぎ京へ向かう……という展開だった。

<インタビュー>青木崇高 “ひさみちゅ”の「可愛らしさ」が倍増する? 島津久光役「とことん人間的、感情的に」 

NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で島津久光を演じている青木崇高さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、島津久光を演じている青木崇高さん。5月27日放送の第20回「正助の黒い石」では、カリスマ的存在の兄・斉彬(渡辺謙さん)の陰に隠れていた久光が、父・斉興(鹿賀丈史さん)の死により、“国父”として藩の実権を握ると、その存在と“変化”がクローズアップされ、SNS上では「威厳が出てきた」「人相が変わった」「急に調子乗りはじめた」などの声が上がった。一部のファンから「ひさみちゅ」と呼ばれ、ひそかな人気を集めている久光の今後について、「可愛らしさはより増しているんじゃないか」と笑う青木さんに、話を聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 ◇斉彬と対照的に演じることでドラマチックに 西郷への“圧”も予告

 久光は、斉興と由羅(小柳ルミ子さん)との子で、類いまれな才能を持った異母兄・斉彬に憧れ、その背中を追い続ける。兄と父の死により薩摩藩の最高権力者となった後は、斉彬に心酔し、自らを田舎者扱いする西郷(吉之助、鈴木さん)を疎み、遠島に処すなど対立を深め、“西郷生涯の敵”となる。10日放送の第22回「偉大な兄 地ごろな弟」では、3年ぶりに薩摩に戻った吉之助から、いきなり「地ごろ(田舎者)」呼ばわりされ、久光が激怒するシーンもあるという。

 青木さんが久光を演じる上でキーワードに挙げるのが「人間味や人間らしさ」だ。今までの久光のイメージは「とても光り輝いているスーパースターの兄上がいて、ジメジメしてネガティブ。頭が悪くて、兄弟仲も悪い」といったところだが、青木さんは「実はそんなことはなくて、斉彬も評価をしていた」と否定した上で、「兄弟として、西郷の扱いの違いだったり、斉彬とは対照的に演じることによってドラマチックになっていくのかなって思っていたりもした。斉彬がヒーローであるのだったら、とことん人間的に、感情的にやってやろうって」と演技プランを明かす。

 また「のちに廃藩置県を知ったとき藩中の花火を集めて、(政府への抗議のため)一晩中、打ち上げていたっていう話もあって。久光という人物をひもとくエピソードなんじゃないかなって思ったし、大島から戻った西郷を自分のところに呼び寄せたとき『田舎者』って言われて、キセルに(久光が歯ぎしりしてできた)歯形が残っていたっていう話も、どれも人間的だな」としみじみ。

 西郷との対立についても、「現代的な視点では西郷はすごい偉人ですけど、当時の島津の人間からしたら『西郷ってどこぞのもんや』という感じ」と地位や位の違いを説明し、「そこの距離感は大切にしたいですし、自分のよく知らない人間が、兄上に可愛がられていたからと言って、自分に異を唱えるなんて『ふざけるな』ってこと。西郷をスターとして見ている方に対して、当時はそういう状況だったってことは強めに出さないとっていうのはありますね」と“圧”を予告。「久光は最初から『ライバル、ライバル』とは思ってはないですし、段階をもって彼のことをライバル視していけたら」と話している。

 ◇大久保を溺愛して放さなくなる 「しっかりと血の通った人間らしい久光を」

 ドラマには第1回から登場していた久光だが、見せ場となったのはやはり第20回での国父になったシーンだろう。大久保正助(現・一蔵、瑛太さん)の口車に乗せられた面があったとはいえ、ようやく藩の実権を握ったことによる変化には目を見張るものがあった。青木さんも「そこはもう、お話をいただいたときから、重要になるような部分とは思っていた」と振り返る。

 「『国父』というキーワードを得ることによって光が差したというか、光明が見えた。自分の中で歯車がかみ合い始めて、動き始めたというか……」といい、「薩摩を自分がコントロールしていくってことで、見た目もかっぷくのいい感じにしましたし、メーク、小物、帯刀しているもの、芝居の動き、すべて変えてはみたのですが。ただそんなに簡単にはいかないところもあるので、まずは第一段階」と解説する。

 久光と大久保の関係については「のちに立場がひっくり返るので、それまでは偉そうにしていたい」とニヤリ。「大久保がどんどんと久光に近づいて、久光を押し上げていく。大久保はそこで手応えを感じるんですけど、そんな大久保を久光が溺愛して放さなくなる。この人から抜けられない怖さっていうのをできたら面白いって思うんですけど……。ひっくり返る瞬間を演じる楽しみもあるし、僕個人としては久光公も偉業をなし遂げたすごい人だと思っていますし、どこかに光が当たると、影ができるというか。歴史の見方にもよるのですが、しっかりと血の通った人間らしい久光を演じたい」と力を込める。

 国父になってからも、これまで同様に可愛げのある「ひさみちゅ」を期待する声もあるが、青木さんからは「可愛らしさはより増しているんじゃないですかね、今後」とうれしい答えが返ってきた。「すごみも出ますけど、人間らしい弱さや、どこか芯の部分は残っている。彼自身は愛情たっぷり受けて育ってきた人間なので、安心できる家臣ができたら大切にするし、溺愛する。マザコン的な感じはなくなるかもしれないですけど、どこか可愛らしい。尊厳、威厳を保ちながら、そういった部分も見せていきたいなって」と話していた。

 ◇久光が生まれてから200年後の日に墓参り? 時代劇への思いも!

 鹿児島ロケの前日には久光の墓参りをし、いも焼酎をお供えしてきたという青木さん。「ちょうどその日が、久光公が生まれてから200年後の日だったんですね。当時は旧暦であったりと、ぴったりかどうか定かではないんですけど『(記念日と重なった奇遇に)これはもらった。よっしゃ、これは見てくれている!』と思いましたね。これ以上のことはないなって、自分の中で大きかった出来事。1年間、頑張りますので、失礼なことあるかもしれないんですけど(笑い)、しっかりとやらせていだきますっていうことは、ちゃんと言わせていただきました」と語るなど役への思い入れは強い。

 また時代劇に対しての思いも同じで、青木さんは「先輩方がいうには殺陣と日舞と馬は、役者だったら当然のようにやっていないといけない話。やっぱり自分から見つけて、個人で勉強し続けないといけないですし、着物の理屈、所作を知ることで分かることとか、基礎は大切なこと。年配の方も安心して見られるようにはしたいですし、それは海外の人が見てもカッコいいものだと思うので、文化、そこはできる限り勉強していきたいなって」と意欲を見せていた。

 大河ドラマ「西郷どん」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

(C)NHK
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錦戸亮、西郷信吾役で「西郷どん」に本格登場 6月10日放送の第22回から

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷信吾(従道)を演じる錦戸亮さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で西郷信吾(従道)を演じる錦戸亮さん (C)NHK

 人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが、NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、6月10日放送の第22回「偉大な兄 地ごろな弟」から本格的に登場する。

 大河ドラマ初出演となる錦戸さんは、西郷家の三男・西郷信吾(従道)役。血気盛んな性格で、有馬新七(増田修一朗さん)ら過激な藩士たちと伏見の寺田屋に潜伏し、京都所司代暗殺を謀る。2度目の島流しから召還された兄・西郷吉之助(鈴木亮平さん)に従い、戊辰戦争にも従軍。明治新政府となると、西郷は大久保らと袂(たもと)を分かつが、従道は明治政府に残り、“西南戦争”で兄を追い詰める側に立つ。

 第22回「偉大な兄 地ごろな弟」は、一蔵(瑛太さん)の助力により、3年ぶりに薩摩に戻り「大島三右衛門」と名を改めた吉之助(鈴木さん)。国父・島津久光(青木崇高さん)と対面を果たすが、薩摩を一度も出たことがない久光では、兵を率いて京へと上がり、天皇から詔を賜り、幕府に改革を迫るという、「上洛(らく)計画」は無謀であると批判し、久光を怒らせてしまう。

 一方で一蔵は、他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしていた有馬新七(増田さん)らを止めようと必死で説得を試みる。血気にはやるメンバーの中には、有馬の影響を受けた吉之助の弟・信吾(錦戸さん)もいて、久光の上洛軍を下関で迎える役目を与えられていた吉之助は、その命を破り急ぎ京へ向かう。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

30秒の超高速「桜田門外の変」に反響 「あっさりし過ぎ…」の声も <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第20回の「桜田門外の変」シーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第20回の「桜田門外の変」シーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第20回「正助の黒い石」が5月27日に放送され、幕末の歴史的事件「桜田門外の変」が描かれたが、わずかな時間での描写だったため、視聴者から「桜田門外の変、短かっ!」「随分とあっさり」「あっさりし過ぎ」「超高速」など驚きの声が上がった。

 「桜田門外の変」は、大島で愛加那(二階堂ふみさん)と幸せに暮らす吉之助(鈴木さん)の元に文が届いたところからいきなり転換し、スタートすると、わずか30秒足らずで終了した。大老・井伊直弼(佐野史郎さん)が水戸の脱藩浪士らに襲われ、命を落としたことに対しては、井伊家の先祖・直虎が主人公だった昨年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」のファンから、「なんか複雑」「いろいろと切ない」などの意見も見られた。

 また第20回では、島津斉興(鹿賀丈史さん)が亡くなり、久光(青木崇高さん)が“国父”に。SNS上では「威厳が出てきた」「人相が変わった」「急に調子乗りはじめた」と、その変化に反響があり、斉興や久光に近づいたことは全て、吉之助を1日も早く島から呼び戻すためだったと判明した正助(瑛太さん)の行動や本心には「かっこいい」「今週は大久保正助回」「西郷どんではなく大久保どん」との声もあった。

 第20回「正助の黒い石」では、薩摩では幕府や藩政に対して藩士たちの不満が高まる中、島津斉興(鹿賀さん)が亡くなり、久光(青木さん)が国父として藩の権力を握る。薩摩を変えたい正助(瑛太さん)は、久光に急接近。少しずつ信頼を得ていく。しかし、有馬新七(増田修一朗さん)らは、正助のやり方が気に入らず、対立を深めると、脱藩を口にする者が続出。正助はなんとか仲間の暴走を水際で防ぐことに成功するが、江戸では、大老・井伊直弼(佐野さん)が桜田門外で水戸の脱藩浪士らに襲われ、命を落とす……という展開だった。

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「西郷どん」二階堂ふみが大島紬で奄美PVイベントに 「帰ってくることができてうれしかった」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」奄美パブリックビューイングに出演した愛加那役の二階堂ふみさん(左から4番目)と里千代金役の里アンナさん(同5番目)
NHKの大河ドラマ「西郷どん」奄美パブリックビューイングに出演した愛加那役の二階堂ふみさん(左から4番目)と里千代金役の里アンナさん(同5番目)

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のパブリックビューイングが5月20日、奄美文化センター(鹿児島県奄美市)で行われ、愛加那(とぅま)役の二階堂ふみさん、里千代金役の里アンナさんが登場した。二階堂さんはこの日、初めて大島紬(つむぎ)を着たといい、「着物が好きでよく着る機会があるのですが、またちょっと違う感じがします。帰ってきた島で、奄美んちゅとして登場することができたかなと思っています。高級なものとお聞きしていたので、こうして、皆さんの前に登場することができ光栄です」と語った。

 会場にはファン1200人が来場し、トークイベント中は、里さんらと島唄を歌ったり、島唄に合わせて踊ったりと楽しんだ様子の二階堂さん。「島唄の方々のすごく温かい空気が会場の中にいっぱいあって、今日はとにかく私も楽しませていただきました。また久しぶりに自分の中でいろいろな思いであったり、感情の揺さぶりみたいなものがあったり、たくさんの出会いがあった奄美に帰ってくることができてうれしかったです」と振り返った。

 また今後の見どころとして、二階堂さんは「愛加那さんとしては出産という女性にとっては本当に大きなことがあって、激動の中での2人(吉之助と)の関係性が変わっていくところももちろん注目していただきたいです」とアピール。「それと同時に今までたくさんの歴史の中で、女性が陰で男性を支えて、そして涙をたくさん流していたというようなシーンもたくさん出てくると思いますので、そういったところに寄り添って見ていただければと思います」と思いを明かした。

 一方、奄美出身の里さんは「島唄、そして奄美の歴史を皆さんに知っていただける機会ができうれしく思っております。皆さんに見てほしいですし、改めて奄美のことを知っていただきたたいですし、知っていただきたいことがいっぱい詰まっているので、ぜひ見ていただきたいです」とファンに呼びかけていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 「西郷どん」は、NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

吉之助ととぅまの結婚に祝福の声 求婚シーンや「愛加那」命名にも反響 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第19回の祝言シーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第19回の祝言シーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第19回「愛加那」が5月20日に放送され、主人公・吉之助(鈴木さん)が島娘のとぅま(愛加那、二階堂ふみさん)に求婚するシーンや、2人の祝言シーンが描かれ、SNS上では「いい結婚式だね」「本当にお似合い」「感動した」など視聴者から祝福の声が上がった。

 求婚シーンは「アンゴにして……」と迫るとぅまに対して、吉之助が「アンゴになんてできん……。おいの妻になってくいやんせ」と告げる……という展開で、「何とすてきなプロポーズ」「あのプロポーズは格好よすぎる!」「男前!」などの声が上がった。

 また、とぅまが吉之助から「愛(加那)」と新しい名前をもらい喜ぶ姿には「可愛い」との声が圧倒的に多く、「感動した。全て二階堂ふみの演技力がなせる技」「二階堂ふみの島人ぶりを見るだけでも価値がある」と、前回に引き続き二階堂さんの演技にも大きな反響があった。

 第19回「愛加那」では、吉之助が大島に来てから1年近くがたち、島娘のとぅまらの優しさに触れ、元来の姿を取り戻す。ある日、黒糖隠しの嫌疑で、吉之助の世話人の佐民(柄本明さん)ととぅまの兄・富堅(高橋努さん)が捕らえられてしまいとぅまは激怒。島民たちと代官所に押しかけるが、そこに吉之助が現れる。とぅまは「薩摩の人間は信じない!」と言い放つが、吉之助は予期せぬ行動に出る……という展開だった。

<インタビュー>鈴木亮平、島は西郷隆盛を形作る「不可欠なピース」 愛加那役・二階堂ふみは「感受性の塊」   

NHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん=NHK提供
NHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん=NHK提供

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」。物語は5月13日放送の第18回から奄美大島や沖永良部島といった“南の島”に舞台が移り、新章がスタートした。鈴木さんは、心酔していた“殿”こと薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)と、思いを共にしてきた京の僧侶・月照(尾上菊之助さん)を亡くし、精神的にどん底の状態で島流しにされる主人公・吉之助について「気持ちは死に向かっていた」と推測する。また島での暮らしを、のちに維新を成し遂げる「西郷隆盛」を形作る「不可欠なピース」とも語る鈴木さんに話を聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 ◇島のスタートは「絶望と自己嫌悪」 愛加那のタメ口にキュンキュン?

 5月6日放送の第17回の最後で、幕府に追われ、藩にも裏切られ、月照と2人、海に身を投げた吉之助。その後、一人奇跡的に助かったものの、生きる気力を失った吉之助は「菊池源吾」と名を変えて、奄美大島に身を隠すことになる。

 島で暮らし始めたころの吉之助の心境について、鈴木さんは「絶望と自己嫌悪です。自分だけが生き残り、気持ちは死に向かっていましたね」と推測し、「つらいことも、つらいと感じないぐらいゼロだった。何も感情がなく、自然の美しさも、人の優しさも感じず、島の風習さえも見下す。今までの吉之助と違っていたので、驚きながら演じていました」と振り返る。

 そんな吉之助を変えたのが、2番目の妻となる島娘・とぅま(愛加那、二階堂ふみさん)との出会いだ。「二階堂さんが演じる愛加那さんは、吉之助さんに遠慮がないんです。吉之助さんは母親からも敬語を使われていましたが、愛加那さんはタメ口で来るわけです。吉之助さんの中では『おっ!』という“キュンキュン”ポイントでした」と笑顔を見せる。

 愛加那役の二階堂さんについても「感受性の塊で、客観的に状況を見ながら、アイデアを出すなど演技に対してストイック。自分より年は下ですが、かなり引っ張っていただきました。もう『二階堂さんの感性に染まるほうがいい』と思いました」と信頼を寄せる。

 ◇薩摩の搾取と支配構図を知った吉之助は… 妻子への愛と葛藤「生々しさ出せたら」

 第18回では、島民たちが薩摩からの搾取に苦しんでいることをとぅまから聞いたものの、自分で目にしたことさえも信じられず、怒りに震えるシーンもあった。それは民のために働いてきたと自負する吉之助を根底から覆すような出来事で、「吉之助さんは政治に関わっていたけれど、すべての民を平等に扱えるかは別問題。ただこの時期の吉之助さんは『こんなことはあってはならないこと』と思いましたね」と思いを重ねる。

 一方で鈴木さんは、本国からは見えない、薩摩の搾取と支配構図を知ったことは「吉之助が広い視点を持つきっかけになった」といい、「昔は殿(島津斉彬)についていくだけだったのが、世界を見る視点になった。島ではこれまで見えなかった国のことが見えてくるわけで、どっしりした存在感につながったんじゃないか」と考える。

 加えて、この時期は「吉之助から西郷隆盛になっていくための時期」で、「のちに頼もしくなるのは、島での幸せな生活と過酷な体験だと思います。島での暮らしは西郷隆盛を形作る不可欠なピース」と断言する。

 また島で吉之助は、愛加那との間に子供をもうけるが、やがて藩から帰還命令が届く。「愛加那さんから見たら悲しいことで、妻子を置いて出ていく葛藤はありますが、自分の中で正当化させすぎず、美化することなく演じたい。武士の使命は強かったと思うのですが、でも同じ人間ですから、妻や子への愛情を持っていたでしょうし、生々しさを出せたら」と力を込めた。

 大河ドラマ「西郷どん」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

NHK提供
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<インタビュー>二階堂ふみ、「西郷どん」島唄で「心が丸裸に」 出産シーンに新生児「不思議な気持ちに」

NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演している二階堂ふみさん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」に出演している二階堂ふみさん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主人公の2番目の妻となる奄美の島娘・とぅま(愛加那)を演じている女優の二階堂ふみさん。劇中では二階堂さんの歌う現地の島唄が効果的に使われ、二階堂さん自身も「心の状態が丸裸になるんです」と明かす。また、撮影期間を「私も島で大きな海を見て、自然のパワーをいただきながらやっていた。自分自身が愛加那さんになっているような気持ちでした」と振り返る二階堂さんに話を聞いた。

 ◇奄美大島には簡単に言い表せない複雑な歴史的背景がある…

 二階堂さんが演じるとぅま(愛加那)は、生命力にあふれ、誰にも媚(こ)びない島の娘。13日放送の第18回から登場した。心酔していた“殿”こと薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)と、思いを共にしてきた京の僧侶・月照(尾上菊之助さん)を亡くし、精神的にどん底の状態で島流しされた吉之助(鈴木さん)を文字通り、身も心も救うことになる……。

 二階堂さんはとぅま(愛加那)について、「人として、臆さないところ。大きな壁を打ち砕いていく強さがある」といい、「強さと同時に繊細さも持っていて、人が背負っていた過去を感じ取るところは、女性として本当にすてきだなと思います」と印象を明かす。

 また「私も意外とそういうところはあるかな。愛加那さんほど強くないけれど」と役と自身とを照らし合わせると、島での撮影を振り返り、「奄美大島には簡単に言い表せない複雑な歴史的背景があると思いました。それでも島の人に会うと『(二階堂さんの故郷である)沖縄は仲間だと思っている。家族だよ』と……。それがうれしかった」と笑顔を見せる。

 島唄についても「私は(当初)島唄が歌えなかったのですが、練習をしたら気持ちの高まる曲が多くて。悲しい気持ちを伝えることもあるし、鼓舞する、相手を励ますことにもなる。心の状態が丸裸になるんです」と思い返していた。

 ◇吉之助との子供「命に代えても守りたい大事な存在」に

 やがて、とぅま(愛加那)と吉之助は恋に落ち、結婚。子宝にも恵まれるが、二階堂さんは吉之助に心を引かれたポイントを「積み重ねだと思います。頭を下げて『島のことを僕に教えてください』と吉之助から謝られるシーンが、愛加那の心が動いた瞬間かな」と明かす。

 今回は出産シーンも撮影し、二階堂さんは「赤ちゃんは可愛かった。(出演した乳児は)生まれて5日ぐらいの子で、抱っこをしました。エネルギーに満ちあふれていて、(私が)奄美大島に来たときはこの子は、この世にいなかったと考えると不思議な気持ちになりましたね」とうれしそうな表情を見せる。

 母親役については「以前も(他のドラマで)ありましたが、今回は子供たちといる時間が濃密で、子供たちは西郷さんがいた証しですから、『命に代えても守りたい』と思うぐらい大事な存在でした」と母性ものぞかせる。

 ◇吉之助と愛加那は「互いに大きな愛を体感し合った」

 吉之助が奄美大島に流されてから2年が経過したころ、藩からの帰還命令が届き、とぅま(愛加那)と吉之助の島での生活は終わりを告げる。

 二階堂さんも役を通じて「吉之助さんはいつか遠くに行ってしまう父親、旦那さん。どうしてもそれが押し寄せる実感がありました。愛加那さんはたくさん涙を流したのだろうなと思います」と思いを重ねつつ、最後には「愛加那さんと吉之助さん(の別れ)は悲劇だと思っていたのですが、お互いに大きな愛を体感し合っていたのだったら、(別れはあっても)幸せでもあったんじゃないか、と。それは大きな発見でした」としみじみと語っていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

(C)NHK
(C)NHK
(C)NHK
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「西郷どん」奄美ことばに日本語字幕で視聴者から賛否 橋本佐内の最期には…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第18回のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第18回のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第18回「流人 菊池源吾」が5月13日に放送され、奄美大島の島民が話す奄美ことばに日本語字幕が付いたことで、SNS上では視聴者から「ついに字幕付き!」「奄美大島は、字幕でるのか」と驚きの声が上がった。

 一方で、「薩摩弁のほうが分かりづらい」「奄美の言葉に字幕付けるなら、薩摩弁もつけてよ」という反応や、「字幕は個人的にはいらなかったな」「理解できるところはあるので全部字幕にしなくても良いと思う」との意見もあった。

 またこの日は、風間俊介さん演じる橋本左内の最期が描かれ、「号泣した」「涙が止まらん」などの悲しみの声や、左内が大老・井伊直弼(佐野史郎さん)の政治弾圧「安政の大獄」により処刑されたことで、「風間くんの橋本左内好きだったのに」「大好きな左内どんを殺した罪は重いぞ、井伊直弼」と憤るファンもいた。

 第18回「流人 菊池源吾」では、幕府に追われ、月照(尾上菊之助さん)と共に海に身を投げた吉之助。一人奇跡的に助かり、名前を変えて奄美大島に身を隠すことになるが、全てに絶望し、かたくなに心を閉ざしてしまう。やがて島民たちが薩摩からの搾取に苦しんでいることを島の娘とぅま(愛加那、二階堂ふみさん)から聞き、がくぜんとする吉之助。嵐の夜、悲嘆にくれる吉之助に追い打ちをかけるような衝撃的な内容の手紙が届く……という展開だった。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」吉之助と月照の“入水”に「美しすぎて泣ける」の声 <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第17回のワンシーン (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第17回のワンシーン (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第17回「西郷入水」が5月6日に放送され、鈴木さん扮(ふん)する主人公・西郷吉之助と尾上菊之助さん演じる月照の入水シーンが最後に描かれた。視聴者からは 「月照さまが美しすぎて泣ける」「あまりに悲し過ぎる」「まことに美しい入水」などの声が上がった。

 実質、処刑を意味する“日向送り”の沙汰が下る吉之助と月照。どうしても友を救いたい、正助(瑛太さん)は、藩の実権を握る島津斉興(鹿賀丈史さん)に直談判。吉之助には「月照様を斬(き)れば、おはんの命だけは助けてくださるち……」と告げる。しかし吉之助は、正助に「あいがとなぁ、おいのために、そこまでやってくれて」と感謝しつつも、月照との死を選ぶ。

 小舟の上で震えが止まらない月照の手を握り、胸に引き寄せた吉之助は「共に参りもんそ、月照様」と海の中へ入っていく……と展開。辞世は「二つなき道にこの身を捨て小舟 波立たばとて風吹かばとて」だった。

 視聴者からは「月照さまが美しすぎて泣ける」「あまりに悲し過ぎる」「まことに美しい入水」などのほか、「今日の西郷どんはBLすぎない?」「ここにも おっさんずラブが!」などの声も上がった。Yahoo!のリアルタイム検索で、6日午後9時5分現在で、「月照」「幾島」などの関連ワードが20位内に入り、SNSやネットで盛り上がりを見せた。

 第17回「西郷入水」では、大老・井伊直弼(佐野史郎さん)による幕府の政治弾圧「安政の大獄」により追われる身になった吉之助と月照。ボロボロになりながら、やっとの思いで薩摩にたどり着き、2人は身を隠すが、斉彬(渡辺謙さん)亡き後、再び藩の実権を握った斉彬の父・斉興は、幕府に刃向かうなど言語道断とし、吉之助と月照を日向に追放する処分を下す。それは、実質的には処刑を意味するもので、正助は吉之助の命を救うため、斉興に直訴し、ある取引を申し入れる……という内容だった。

「西郷どん」舞台は南の島へ 西郷&愛加那「最高にすてき」な2ショット 新ビジュアル公開

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の新ビジュアル (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の新ビジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新ビジュアルが5月6日、公開された。5月13日放送の第18回から物語の主な舞台が奄美大島や沖永良部といった“南の島”に移ることに伴い、ビジュアルを刷新した。

 テーマは「神秘の島から、新たな時代の幕開け」で、制作統括の櫻井賢さんは「実際に西郷さんが過ごした奄美大島、沖永良部にて壮大なロケーションを敢行。吉之助(鈴木さん)と愛加那(二階堂ふみさん)の最高にすてきなショットが『西郷どん』の新たな顔となります」と力を込めている。

 櫻井さんは今後の展開について、「エメラルドグリーンの海、亜熱帯の大自然、未知の文化あふれる神秘の島で、『一度死んだ男』は、島娘とぅま(愛加那)と出会い、“愛を知り”生きる喜びに目覚めていきます」といい、「同じころ『桜田門外の変』が起こり、倒幕ののろしを上げた血気盛んな志士たちは気勢を上げ、天下は揺れ、薩摩は揺れ、人々は『西郷吉之助』を待望します。西郷隆盛がなぜ唯一無二の存在感を放ち、明治維新を成し遂げられたのか、その最大の秘密が島にあります」と予告する。

 さらに「愛する人と神秘の島に立つ男のまなざしの向こうに、新たな時代が幕開けようとしています。大河ドラマ『西郷どん』のこれからをどうぞお楽しみに!」と視聴者に呼びかけている。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

斉彬が亡霊となって早くも再登場 マント姿に漂う“ジェダイ感” <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第16回で亡霊の斉彬と“再会”した吉之助
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の第16回で亡霊の斉彬と“再会”した吉之助

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第16回「斉彬の遺言」が4月29日に放送され、ラストシーンに渡辺謙さん扮(ふん)する薩摩藩主・島津斉彬が亡霊となって再登場。鈴木さん演じる主人公・西郷吉之助との「最後の時間」が描かれた。

 ラストシーンは、死に引き寄せられ、自刃を遂げようとする吉之助の前に亡霊の斉彬が現れ、「お前は一体、何を学んできた。答えよ、西郷!」と一喝し、吉之助を思いとどまらせる……という展開。ネット上では「斉彬さまの亡霊が」「斉彬の亡霊出てきた」「斉彬さまの亡霊キター!」などの声が上がった。

 亡霊の斉彬が、脚まで隠れる洋風のマント姿だったことから、人気SF映画「スター・ウォーズ」と重ねるファンも多く、「斉彬さまのジェダイ感」「斉彬様はジェダイの騎士だったのか?」「やはり斉彬公はジェダイだった」といったつぶやきも見られた。

 渡辺さんは同シーンをもってクランクアップを迎えたといい、鈴木さんは「最後の最後まで、ずっと揺れていたシーンですね」としみじみ。「現場で感じた思いのままにやってみたら、吉之助さんの痛みがよく分かりました、最後に湧いたのは感謝の気持ち。一介の下級武士だった自分に世の中を教え、厳しく引っ張り上げ、ここまで成長させてくださった」と吉之助の気持ちを代弁し、「心から『あいがとございもした』。ようやく殿の死を受け入れた僕には、感謝しかありませんでした」と明かしている。

 第16回「斉彬の遺言」では、斉彬が突然、病で世を去る。そのことを京で知った吉之助は、悲しみを押し殺して月照(尾上菊之助さん)とともに、なんとか斉彬の志を引き継ごうとする。近衛家を通じ、朝廷に働きかけ、水戸藩を動かそうとする吉之助。その動きを知った井伊直弼は、一橋慶喜(松田翔太さん)と慶喜の父・斉昭(伊武雅刀さん)を蟄居(ちっきょ)・謹慎処分にしてしまう。

 さらに井伊直弼は、“一橋派”ら幕府に刃向かう者たちを一気に粛清しようとする。世に言う「安政の大獄」の始まりで、そこで吉之助は月照を連れ、京から薩摩へと逃亡を図るが、盟友・橋本左内(風間俊介さん)も捕まってしまい……という内容だった。

渡辺謙、「西郷どん」斉彬の“真実” 「分かりにくさ」意識、「賛否両論」も歓迎

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で薩摩藩主・島津斉彬を演じている渡辺謙さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で薩摩藩主・島津斉彬を演じている渡辺謙さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、薩摩藩主・島津斉彬役で出演している渡辺謙さん。1月7日放送の第1回に登場すると、欧米列強の脅威から国を守るため、幕政を根本から変えようとする強い意志を前面に押し出した、どこかエキセントリックで新しい斉彬像を構築。視聴者に強い印象を与えてきた。「これまでの斉彬って人柄的に温かくて“ふくよか”なイメージ。でも僕はこの方の生き様を見ていると、いろいろなことをすごく急いでいる感じがしていて、その部分をかなりエッジを効かせてやっている」と話す渡辺さんに、斉彬や17年ぶりとなる“大河”への思いを聞いた。

 ◇最近のドラマは「分かりやすすぎる」? 役では端境をどんどんとにじませ…

 渡辺さん演じる今回の斉彬は、聡明で卓越した知識を持ち、壮大な政治哲学で時代を牽引(けんいん)した“カリスマ”として描かれている。最初に大きなインパクトを残したのが、1月28日に放送された第4回。父の斉興(鹿賀丈史さん)と次期藩主を巡って“ロシアンルーレット”で対決するというまさかの展開にネットは騒然となり、以降も、御前相撲での吉之助(鈴木さん)との“大一番”(第5回)、激高しての“蹴飛ばし”(第11回)など名シーンを生み出し、その一挙手一投足がSNS上で議論の的になってきた。

 なぜここまで「西郷どん」の斉彬は視聴者の耳目を集めたのか。渡辺さんは「ここのところ役者や脚本、ドラマそのものというか映画も含めて、表現が非常に分かりやすく、懇切丁寧に奥の奥まで、説明しちゃっていることが多くて。今の“分かりやすいドラマ”の中では、面白がってくれてはいるのかなって気はしますね」と推測する。

 俳優として長年、第一線で活躍してきた渡辺さんから見ると、最近のドラマは「分かりやすすぎる」といい、「だから僕は、この人が何を考えているのか、分かりにくくしたい」ときっぱり。現在のドラマのあり方としては「ネット上で賛否両論あったり物議を醸したりするのはいいこと」と認め、「この人はいい人間なのか、実は悪い人なのか、そのへんの端境(はざかい)みたいなものも、どんどんとにじませようとしてやっている部分はある」と説明する。

 あえて“分かりにくさ”を信条とする渡辺さんだけに、斉彬役については「あとは見る方に委ねている感じ」と多くは語らず、「とにかく『西郷どん』の中の斉彬を、僕はこういうふうに思って、こういうふうに生きていますってやっているので、魅力的と思ってくださる方もいるだろうし、『こんなのは斉彬じゃない』と思っている方も多くいるだろうし、そのへんはお任せします」と話していた。

 ◇「全てをたたき込まれた」大河ドラマ よぼよぼになっても…

 そんな渡辺さんにとって大河ドラマとは? 初めて出演したのは1984年の「山河燃ゆ」。87年の「独眼竜政宗」では主演を務め、一気にスターダムにのし上がった。「基礎中の基礎をすべてたたき込まれた。歩き方や立ち居振る舞い、着物や鎧(よろい)の着方まで、ありとあらゆるベースを教えていただいた。ここまで時間をかけて、教わるということはないですから」と当時を振り返りしみじみ。「大河がなかったら今の自分は考えられない」と思い入れも相当強い。

 30年以上の時間が経過し、俳優としてベテランの域に入りながらも「今、自分がやりたいこと、やらなければならないこと、与えられたことに対して、どこまで真摯(しんし)に“たたき壊せるか”、日々やっているだけの話」と気持ちや情熱は昔と比べて何も変わらない。鈴木さんら“後進”に対しても「役でいえば藩主と配下という関係ではありますが、俳優としては同じまわしを巻いて同じ土俵で戦っているつもり」とまだまだ道を譲る気配はない。

 さらに渡辺さんは、以前NHKが大河ドラマと連続テレビ小説(朝ドラ)を「野球の3番、4番」に例えたことを引き合いに、「大河に出る、作るという気概みたいなものは僕も持っているので、この伝統は失わないでほしいですし、よぼよぼになっても、また出たいなって」と笑う。

 時代劇についても「制約が多くていいんですよ。携帯電話とかなくて、なかなか連絡もとれないし、すれ違うことも多い。人間の感情や情熱、情念。思いの深さというものが、僕らが今を生きているのと比べて、(当時は)3倍くらいある」と実感し、「だからこそ生きるの死ぬのっていうのが成立する。そういった思いや情念の深さの中で、生きていられるっていうのは俳優としての醍醐味(だいごみ)」と感慨深げに語った。

 「西郷どん」の第15回「殿の死」は、22日午後8時からNHK総合で放送される。

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「西郷どん」“ラッピングジェット”就航 鈴木亮平も感動「ロマン感じます」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のラッピングジェット
NHKの大河ドラマ「西郷どん」のラッピングジェット

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主要キャストが描かれた“ラッピングジェット”が就航し、東京・羽田空港で4月21日、お披露目された。機体の後方左右に主人公の西郷吉之助(鈴木さん)を中心に、盟友の大久保正助(瑛太さん)、薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)、篤姫(北川景子さん)、岩山糸(黒木華さん)が並んだ特別塗装機(ボーイング767-300機)で、JAL国内線として同日から運航される。

 運航期間は11月末まで。東京と札幌、大阪、福岡、鹿児島、沖縄を結ぶ。お披露目会には鈴木さんも出席。「ちょっとすごいですね。感動します。飛行機に自分の顔、今一番大切に思っている作品の共演者が載って、日本の空を飛ぶってロマンを感じます」と語った。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

「西郷どん」坂本龍馬役は小栗旬! 鈴木亮平「たまらなく楽しみ」

小栗旬さん
小栗旬さん

 俳優の小栗旬さんが、鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で坂本龍馬を演じることが、分かった。小栗さんが大河ドラマに出演するのは、2013年放送の「八重の桜」で吉田松陰を演じて以来、7度目。小栗さんは「この度、出演させていただくことになりました。幕末において、非常に人気の高い人物なので、それぞれ皆様の中にいろいろな龍馬像があると思いますが、鈴木君演じるたくましく優しい西郷さんと出会い、感じ、思い、風雲を駆け巡り、鈴木君の西郷だからこそ、出せる龍馬像をお届けできたらと思います」と意気込んでいる。

 鈴木さんは「圧倒的な人間力と行動力で、周りの人間を嵐のように魅了していくカリスマ。僕が持つ坂本龍馬のイメージは、まさに小栗旬君という人物そのものです。そんな小栗君演じる坂本龍馬と、成長し変化した西郷吉之助がどんな絡み合いを見せるのか。自分でも予想がつかず、たまらなく楽しみです。皆さんもぜひ期待して待っていてください」とメッセージを寄せている。

 制作統括の櫻井賢さんは、小栗さんの起用に「二度の島流しから召還された西郷どんは、いよいよ歴史の表舞台に立ち、勝海舟、岩倉具視、桂小五郎といった、一癖も二癖もある傑物たちとの出会いを引き寄せていきます。中でも坂本龍馬は、幕末唯一無二の孤高のヒーローです。『西郷どん』チームがイメージする龍馬は、映画『スター・ウォーズ』のハン・ソロ船長。ヤンチャで型破りな『海の王者』です。そんな龍馬との出会いを西郷が引き寄せたように、小栗旬さんと鈴木亮平さんとの厚い親交が実を結び、これ以上ない最高に魅力的な龍馬が誕生します。新たな時代を切り開くこれからの『西郷どん』どうぞお楽しみに!」とコメントしている。

 小栗さんは、5月から撮影に入る予定で、第26回(7月放送)から登場する。

北川景子、篤姫の見どころは“家定”又吉との出会い 「ぜひ楽しんで」とアピール <「土曜スタジオパーク」ゲスト出演>

鹿児島市民文化ホールから生放送された「土曜スタジオパーク」にゲスト出演した北川景子さん(左)と鈴木亮平さん
鹿児島市民文化ホールから生放送された「土曜スタジオパーク」にゲスト出演した北川景子さん(左)と鈴木亮平さん

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に篤姫役で出演している女優の北川景子さんが4月7日、鹿児島市民文化ホール(鹿児島市)から生放送された同局のトーク番組「土曜スタジオパーク」にゲスト出演。北川さんは4月8日放送の第13回の見どころは、篤姫と又吉直樹さん扮(ふん)する徳川家定との出会いのシーンといい、「徳川家定におこし入れします。家定との出会いのシーンが、コミカルに描かれているので、出会いのシーンをぜひ楽しんでいただければと思います」とアピールした。

 会場には1800人が来場し、北川さんは「放送が始まって鹿児島に来て、たくさんの方のリアクションを見ることができたことがすごくうれしかったですし、こんなにたくさんの方が『西郷どん』をご覧になっているということを感じられたので、来てよかったなと思いました」と笑顔で語った。

 この日は主人公・西郷吉之助を演じている鈴木亮平さんもゲスト出演。「実際に皆さんの顔を見てお話しできて、実際に鹿児島の盛り上がりを肌で感じることができて、大変うれしかったです。『西郷どん』が皆さんに愛されているんだということを実感できて、また気を引き締めてやっていかないといけないなと思いました」と振り返ると、今後について「吉之助が殿(島津斉彬)に追いついていくという成長。殿の背中を見ていたのが、だんだん追いついてくるという成長ぶりを、ワクワクしながら見ていただきたいです」と語っていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<インタビュー>北川景子、篤姫熱演の裏側 初大河で感じた「苦しみ」「重圧」と「自己責任」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で篤姫を演じている北川景子さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で篤姫を演じている北川景子さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に篤姫役で出演している北川景子さん。2月4日放送の第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」で初登場してからここまで、少女らしい無邪気さと姫としての凜(りん)とした美しさやたたずまいで、新しい篤姫像を作り上げ、視聴者からも好評を得ている。一方で「いろいろな方が演じていたから、自分だけのオリジナリティーのある篤姫をどうやったら演じることができるんだろうって、苦しみもありました」と明かす北川さんに、撮影の裏側を聞いた。

 ◇“自分らしさ”意識も「プレッシャーがすごかった」

 篤姫と大河ドラマといえば、2008年放送の「篤姫」での宮崎あおいさんがあまりにも有名だ。今回、初めての大河ドラマ出演で、この大役を担うことになった北川さんも「10年前に宮崎あおいさんが演じられたってことは皆さんの記憶の中にもまだまだ新しいと思う」と認める。

 まず意識したのは「自分らしさ」で、北川さんは「今回はあくまで西郷隆盛が中心になった作品で、あくまで篤姫は脇を固める役。(原作者の)林真理子先生と(脚本の)中園ミホ先生が作ってくださった、最初は男勝りではつらつとしていて、いい意味で“普通の女の子”って部分を出せたらいいなと思いましたし、そこから少しずつお姫さまらしさを出していけたらというのはありました」と振り返る。

 どんなに意識したからといって、簡単に体現できるものではなかったようで、「(撮影に)入る前はすごく緊張していて不安もあって、初登場の第5回の放送を見たときに何かをつかむことはできたんですけど……。でも、もっとこうすればよかったというのもあって、放送の翌日にプロデューサーに『評判、よかったよ』って言ってもらうまで全然、肩の荷が下りない感じ。そこでようやくこれで1年頑張っていけそうだって思ったくらい、プレッシャーがすごかった」としみじみと思い返す。

 ◇課題は「どこまで気持ちを篤姫に近づけられるか…」

 「篤姫」という役名の大きさからくる「重圧」。さらに一人の人物の一生を描く大河ドラマならではの展開の早さにも手を焼いたという北川さん。「1年で47回あるとはいえ、史実を全部追っていくと収まりきらないし、飛ばすところはどんどん飛ばしていくので。私もあっという間に於一(おいち)から篤姫になりましたし、天璋院になるもあっという間。一人の人物の一生を演じるというのも初めてで、気付いたら台本は1年後になっていたりするので……」と説明する。

 「ト書きではたった一行のことでも、その1年の間に篤姫にもいろいろなことがあったと思うので、想像して、膨らませて、深めていきながらやっていくしかない。ただ自分には経験のないことも多いので、お家のために嫁ぐとか、お世継ぎを必ず生まなくてはいけない、その責任であるとか、どこまで気持ちを篤姫に近づけられるかが自分の課題にはなっている。今でも放送を見ると、こうしたほうがよかったなとか、課題はたくさん出てきますね」と苦笑いで語る。

 「でも、そのときに自分が出せる力を100%出して、全力で生きるってところは、篤姫と自分がリンクする部分でもあると思うので、やりがいはあります。今回の篤姫がどういう最期を迎えるのか、まだ分からないんですけど、どのシーンがラストになってもいいよう、日々演じています」と力を込めた。

 ◇役作りは完全自己責任「当たり前にできる人しかここには来ていない」

 今回、大河ドラマ初出演ということで、せりふはもちろん、所作に方言(薩摩ことば)、お琴、なぎなたまで、教育係の幾島(南野陽子さん)と出会ってからの篤姫と同様、覚えること、学ばなくてはいけないことが多かった。北川さんを、さらに驚かせたのがリハーサルでのある出来事だ。

 監督からの具体的な指示は「1ミリもなく」、それぞれキャストが一人一人が「私はこういうふうに役を考えてきましたっていうのを披露する場」だったといい、「演技に関しては、リハに行けば監督さんが指示をしてくれると思っていたから、びっくりしましたね」と北川さん。

 「それが当たり前にできる人しか、ここには来ていない。所作も時代劇特有のせりふの言い回しも当然、分かった上。そこはもう基本中の基本で、その上に自分はどういう役作りをしてきたのか披露する。本当に自己責任なんだっていうのを知って驚きましたし、すごく信頼して役を預けてくれているんだと思って、責任感も増しました」と語る。

 ◇評価は甘くない大河「役作りへの意見は真摯に受け止め」

 そんな北川さんの努力や思いは確実に篤姫の演技に結実している。3月25日放送の第12回「運の強き姫君」では、将軍・家定(又吉直樹さん)との婚儀が正式に決まった篤姫が、吉之助への思いを断ち切り、養父・斉彬(渡辺謙さん)の思惑や、自分の運命をすべて受け入れる姿が描かれ、北川さんの熱演と共に視聴者の涙を誘った。

 北川さんは「大河をやらせていただけると聞いて、決して評価は甘くないなって思ったので、日々、ワンカット、ワンカットを全力でやってきました。1年やり終えたときには、皆さまからいただいた声が励みになり、明日からの精進につながっていくと思うので、今後も役作りへの意見は真摯(しんし)に受け止めたいです」と最後まで真剣なまなざしで語っていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬(渡辺謙さん)が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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桜庭ななみ、「西郷どん」現場で塚地といちゃいちゃ? 鹿児出身なのに「イントネーション直され…」 <「西郷どん」トークショー>

鹿児島県霧島市で行われた「西郷どん」トークショーに登場した桜庭ななみさん(右)と渡部豪太さん (C)NHK
鹿児島県霧島市で行われた「西郷どん」トークショーに登場した桜庭ななみさん(右)と渡部豪太さん (C)NHK

 女優の桜庭ななみさんと俳優の渡部豪太さんが、鹿児島県霧島市で3月31日に行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーに登場。鹿児島県出身で「かごしま明治維新博PR大使」も務める西郷琴役の桜庭さんだが、劇中の薩摩ことばは「鹿児島出身であっても難しい。出身者なのにイントネーションを直されることも(ある)。せりふを覚えるのに、家族や親戚に電話をしている」と苦労話を披露。撮影現場の雰囲気は「明るく、故郷や家族のよう」で、「塚地武雅さんとは仲が良い。塚地さんの”汚し”メークの具合をチェックしている」と語った。

 桜庭さんは、「会場の皆さんと『西郷どん』について語り合うことができて楽しかったし、私の知らない琴さんについてあらためて知ることができて、自分にとっても良かったです。すごく楽しい時間でした」とイベントを振り返った。

 一方、西郷吉二郎役の渡部さんは、「鹿児島の方々と鹿児島のヒーロー、西郷さんについて話せたし、(かごしま探検の会代表理事の)東川(隆太郎)さんのお話も目からウロコで、これからの役作りに役立ちます。今日は皆さんとすてきな時間を共有できて良かったと思います。ありがとうござました」と感謝していた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木亮平さん)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

風間俊介、“地元”福井の西郷どんファンに「愛してください」 「西郷どん」トークショーに1200人集結

福井市内で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーに出演した橋本左内役の風間俊介さん (C)NHK
福井市内で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーに出演した橋本左内役の風間俊介さん (C)NHK

 俳優の風間俊介さんが3月25日、福井市内で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーに登場。福井藩士の蘭方医・橋本左内を演じている風間さんは「皆さんに会って、改めて福井のことが好きになりました。『西郷どん』という作品を僕は愛しています。ここに集まってくださっている皆さんも愛してくださっていると思います。本当に個人的に『西郷どん』という作品を、多くの方に愛してもらいたいです。一緒に愛してください」と会場に集まった“地元のファン”1200人に向けて呼びかけた。

 イベント後に取材に応じた風間さんは「自分たちが作っているものが、こんなにも喜んでいただけているということが実感できてすごく幸せです。本当に福井の人たちがとても大切に思っている橋本左内さんを今日感じて、それを演じた僕もいっしょに迎え入れてくれたことは、とてもうれしいことでした。本当に福井が大切な場所になりました」と笑顔で振り返っていた。

 また撮影で印象に残っていることを聞かれると、風間さんは「何か物事が動き出したとき、立ち上がるタイミングなどで、必ず佐内さんと吉之助(鈴木亮平さん)が目を合わせています。記者会見の時に、一橋慶喜を演じている松田翔太さんが『2人が必ず目を見合わせて仲よさそうだなと思っていた』という話をしていたのですが、今思い起こすと、目配せというか、2人の信頼関係というのが、一番心に残るなと、尊い時間だったんだなと思いました。『よし行こう』となった場合、同じタイミングで、2人で目を見て動くことが多かったですし、これからも山ほどあります」と話していた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

鈴木亮平、“2番目の妻”二階堂ふみの印象は… 奄美ロケで「不思議な見えない力を感じた」

鹿児島県奄美市で行われたNHKの大河ドラマ「西郷どん」のロケ取材会に登場した鈴木亮平さん(右)と二階堂ふみさん (C)NHK
鹿児島県奄美市で行われたNHKの大河ドラマ「西郷どん」のロケ取材会に登場した鈴木亮平さん(右)と二階堂ふみさん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんと女優の二階堂ふみさんが3月14日、鹿児島県奄美市の薗家の庭園で行われたNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のロケ取材会に出席。鈴木さんは主人公・西郷吉之助の2番目の妻・愛加那を演じる二階堂さんについて、「愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんのエネルギーが合わさって、すごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっていますので、ぜひ二階堂さんの愛加那さんを楽しみにしていただければと思います」と印象を語った。

 この日は5月13日放送の第18回で、斉彬(渡辺謙さん)を失い幕府にも追われ、絶望の中で奄美大島に島送りとなった吉之助(鈴木さん)が、菊池源吾と名乗り、龍佐民(柄本明さん)らの世話になりながら生活をする……というシーンが撮影された。

 鈴木さんは「実際に西郷さんがいた地で、空気を感じながら撮影できるというのは、特別なものがあり、自然と、西郷さんの当時の思いに近づいていっているような気がします。天気も島の不思議な見えない力を感じます」とコメント。二階堂さんも「奄美に来て、島の方々とお話をしていると、皆さんすごく愛加那さんを愛していらっしゃって、そういう方々の気持ちであったりとか、見えない力みたいなものに、助けられながら撮影させていただいているなと感じています」と話していた。

 さらに二階堂さんは「島の西郷さんは、今放送で皆さんがご覧になっている西郷さんとかなり違います。島に来たばかりの西郷さんは、悲しく、やさぐれていて、そんな姿を一視聴者として楽しみにしています。今回、鈴木さんが演じられる西郷さんは、人間味と温かさがありますので、島編でもそんな西郷さんの姿を楽しみにしていただければと思います」と視聴者にメッセージを送っていた。

「西郷どん」徳井優が“殿”渡辺謙の素顔語る 脇役の“極意”も? 鹿児島でトークショー

大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した山田為久役の徳井優さん (C)NHK
大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した山田為久役の徳井優さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークショーが鹿児島市内で3月10日に行われ、山田為久役の徳井優さんが登場した。山田為久は、渡辺謙さん扮(ふん)する薩摩藩主・斉彬の側近で、徳井さんは「お芝居の上手な人とやると上手に見えると役者仲間でよくいわれるが、今回は渡辺謙さんとのお芝居が多かったので、とてもありがたかった。謙さんは半端ない熱量をもって芝居に向き合っている」と“殿”の素顔を語った。

 山田為久は、国難に向けて「日本の国の形を変える」と宣言する斉彬の壮大な計画を支え、忠義を尽くそうとするが、その本意が時折理解できず、翻弄(ほんろう)される……という役どころ。徳井さんは「山田という役は、わりと多い苗字なので、架空の人物なのかと思って、最初に衣装合わせで監督に聞いたら、実在の山田為正というモデルの方がいらっしゃると怒られた」と苦笑い。さらに「何回も同じシーンを撮影しているうちに肝心の自分の方にカメラが向くときに、3回もセリフを間違えたうえに、声がかれてしまった」と鹿児島ロケの思い出を語った。

 また、徳井さんは「渡辺謙さんほど、お芝居に厳しく向き合う方を見たことがない。謙さん自身も、殿の役への思いもあるのだと思う」「自分も呼ばれる前に現場に入るタイプだが、渡辺謙さんはものすごく早く現場に入って、いろいろとチェックをしたりスタッフとお話ししたりしている」と“殿”に心酔の様子で、「実際の撮影では、渡辺謙さんのアイデアで、山田がとぼけたお芝居をするシーンもあったが、残念ながら編集では落ちてしまった」と撮影の裏話も語った。

 そんな徳井さんは観客から「脇役を演じる醍醐味(だいごみ)」を聞かれると、「ワンカットで、『あー、出ていたんだ!』と思われるような芝居をしたい。怒られてもいいから、思いっきり芝居をして、その姿を見てもらえたらありがたい」と回答。「他の人と違ったトーンで返事をするなど、わざと目立ってみたりしている」と“極意”を明かし、来場者の笑いを誘っていた。

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「西郷どん」 「見てくいやんせ!」 「薩摩ことば」も楽しく学べる関連番組、今夜放送

10日放送の番組「見てくいやんせ!西郷どん」 (C)NHK
10日放送の番組「見てくいやんせ!西郷どん」 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の関連番組「見てくいやんせ!西郷どん」が3月10日午後8時15分に放送される。これまでの物語を振り返りつつ、今後の見どころも一気に紹介。1月の放送開始から話題の「薩摩ことば」を楽しく学べる授業も行われ、日常からビジネスまで使えるさまざまな薩摩ことばのフレーズを丁寧に解説する。

 出演は主人公・西郷吉之助役の鈴木さんや薩摩ことば指導を担当する迫田孝也さん。桜庭ななみさんや塚地武雅さん、今野浩喜さんも登場する。NHK総合で10日8時15分~同43分に放送。なお、同日午後7時半~同8時15分放送のバラエティー番組「ブラタモリ」では「西郷どん」の舞台でもある鹿児島県を紹介する。

「西郷どん」薩摩ことば指導・迫田孝也 西郷ゆかりの地で地元民に叱られる?

山形県酒田市で行われたNHK公開セミナー大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した迫田孝也さん(右)と高橋光臣さん (C)NHK
山形県酒田市で行われたNHK公開セミナー大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した迫田孝也さん(右)と高橋光臣さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、薩摩ことば指導を担当している俳優の迫田孝也さんが3月4日、山形県酒田市で開催されたトークショーに、有村俊斎役の高橋光臣さんと登場。2人は午前中、市内にある西郷隆盛をまつる南洲神社を参拝。迫田さんはトークで「南洲神社を訪ねて地元の方と話していたら『あなたは鹿児島出身なのに(こんなことも)知らんのか~』と3回くらい叱られました」と明かし、会場の笑いを誘った。

 全国4カ所にある南洲神社だが、九州以外では酒田市のみ。明治元年の戊辰戦争で、庄内藩(現在の山形)は、幕府側として官軍に激しく抵抗した末、帰順降伏。厳しい処分を覚悟するも、西郷の指示により、公明正大で極めて寛大な降伏条件の言い渡しを受けたとされる。

 迫田さんと高橋さんは、庄内南洲会の水野貞吉理事長や阿曽昇常務理事から聞いたという、西郷と庄内藩の関係やエピソードに加え、撮影の裏話として、薩摩ことばに取り組む俳優陣の苦労話などを明かし、会場を沸かせた。

 迫田さんは「鹿児島から遠く離れた山形で、これほどまでに西郷さんのことを愛していらっしゃる方がいること、東北の地にこれほど西郷さんが存在していることを、町の雰囲気やいろいろな史跡を歩いた中で、すごくつながりを感じました。皆さん興味を持って『西郷どん』をご覧いただいていて、鹿児島とはまた違った熱さを感じました」としみじみ。

 高橋さんは「今回の庄内、鶴岡、酒田を回らせていただきましたが、庄内や鶴岡の土地には縁があって、帰ってきた感じがありましたし、皆さんとても温かく迎え入れてくれました。西郷どんの話をこの土地で聞いて『薩摩の西郷さん』のイメージが『日本の西郷さん』、薩摩だけではなく、日本のいろいろなところで西郷さんが敬愛されていることがわかり、良い時間でした」と振り返っていた。

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<インタビュー>高梨臨、吉之助と再会果たす不思議な縁を持つ女性演じる 大河初挑戦に「プレッシャー」

NHK大河ドラマ「西郷どん」でふきを演じる高梨臨さん=NHK提供
NHK大河ドラマ「西郷どん」でふきを演じる高梨臨さん=NHK提供

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、大河初挑戦となる女優の高梨臨さん。西郷吉之助(鈴木さん)と不思議な縁を持つ女性ふきを演じる。3月4日放送の第9話では、2話で吉之助の奮闘もむなしく身売りされたふきが、何と品川宿の「磯田屋」で吉之助とドラマチックな再会を果たす。高梨さんに役どころや作品の感想などを聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬(渡辺謙さん)が目を留め、斉彬の密命を担って西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容だ。

 ◇磯田屋はオアシス

 ふきは、2話で貧しい農家の子供として登場。困窮する農民のために奮闘する吉之助に心を寄せるが、薩摩藩の財政難のしわ寄せから、身売りされてしまう。だがふきは美しい女性に成長し、江戸・品川宿の「磯田屋」で働くことになり、吉之助とドラマチックな再会を果たす。

 大河初挑戦の高梨さんは、起用が決まったときの感想を「うれしいという気持ちが一番ですが、大河は歴史好きの方々も見ているので、『ちゃんとやらないと』というプレッシャーがありました。西郷さんの地元(鹿児島)は西郷さんを尊敬しているし、『西郷どん』への期待を感じました」と振り返る。

 ふき役について「時代劇自体はほぼやったことがなかったし、ふきのような役柄もやったことがないので、自分の中でもチャレンジでした。そして多くの役者さんとご一緒できるのも大河ならでは。いろいろなことを吸収して、新しい自分を見せられたら」と意気込む。

 9話の再会シーンについて「再会時の吉之助さんは、こっちがビックリしちゃうぐらいの衝撃の表情でした。(身売りをして)こんなに心配してくれたんだ……ということ、私の装いが(華やかな着物に)変わっている衝撃もあります」と話しつつ、「さらにスタッフさんから『ふきちゃん、こんなに大きくなっちゃって……』と言われて。みんなそういう目線なんだと思いましたね」と笑う。

 そして撮影時には、「磯田屋のシーンに入るときに、他のキャストさんたちが『女の子がいっぱいいる。オアシスだ』と言ってくれましたね。お侍さんたちの癒やしになれば」と明かす。

 ◇吉之助は「尊敬するお侍さん」

 ふきの悲劇について高梨さんは「2話は悲しい話ですが、今をたくましく生きる女性だと思ってやりました」といい、「磯田屋のセットが豪華で、華やかな着物を着ているだけで、その世界に入った気分になれますね」と笑顔で語る。2話を見たときも「私自身が感動しましたし、切ない気持ちになりました。その気持ちを大切にしようと思いました」という。鹿児島に足を運び、自身のクランクインの前には2話を見返したという。

 吉之助に対するふきの思いを、高梨さんは「西郷さんに対しては尊敬の気持ちがあります。確かに西郷さんはふきを助けられなかったのですが、ふきは感謝の気持ちは持っていたと思います。だから西郷さんは、お客さんではなく、尊敬するお侍さんですね。他の人とは全然違う感じで接していました」と分析。さらに「西郷さんに出会ったことで、ふきは心が折れずに生きていけたと思うんですよ」と説明した。

 ◇鈴木亮平は存在感抜群

 主演の鈴木さんとは2014年に放送されたNHK連続テレビ小説「花子とアン」以来の共演となる。鈴木さんは「花子とアン」で主人公の村岡花子の夫で村岡印刷の2代目の村岡英治を、高梨さんは花子の友人で貿易会社の社長の娘・醍醐(だいご)亜矢子を演じた。「西郷どん」の鈴木さんの印象について「見た目が別人で、本当に亮平君?と思いました。座長ですし、存在感、安心感もあり、さらに頼れる人になっていてすごい!」と驚きながら「亮平君が西郷さんに見えるときがあります。違う人になった感じですね。もちろん、根本は変わってないのですが。ただ、村岡印刷の面影はなくなっていました」と笑っていた。

 高梨さんは「実は歴史に詳しくなくて、役が決まってから西郷さんのことを調べ始めたんです」といい、「西郷さんだったり、歴史の偉人としゃべっている感覚は楽しいのですが、『でもこの人、もう少ししたら死ぬんだな』って……。これは、ふきではなく、高梨臨の視点での楽しみ方なんですが。一見楽しいシーンも急に切なくなるときがあるのが新鮮です」と笑顔で語った。

 大河ドラマ「西郷どん」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

NHK提供
NHK提供

<インタビュー>ピース又吉、奇人・家定が「可愛くて…」 初大河で“慣例”に戸惑い 現場に綾部の写真…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に徳川家定役で出演する又吉直樹さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に徳川家定役で出演する又吉直樹さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」。3月4日放送の第9回から、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さん演じる徳川家定が登場する。又吉さんは今回が大河ドラマ初出演。現場では「みんなから『家定さん』って呼ばれていて、一回『お殿様』ってスタッフに呼ばれたときは変な気がしましたね。そういう経験もなかったので、こういう感じ、こういうルールでやっているんだなあ」と慣例に多少、戸惑いつつ、初大河を楽しんでいる様子だ。又吉さんに、役への思いや相方の綾部祐二さんを巡る撮影エピソードなどを聞いた。

 ◇一般的なイメージは奇行がある“愚鈍な殿“”だが…

 又吉さんが演じる家定は、江戸幕府十三代将軍で、北川景子さん演じる於一(篤姫)の夫となる。「ぼけた発言や奇行がある“愚鈍な殿“”で、子宝も望めない」といううわさもある人物で、2008年の大河ドラマ「篤姫」では、堺雅人さんが家定役を務め話題を集めた。

 「イメージ的には病弱で変わっていて、不思議な行動をとるっていう、奇人っていう印象があるんですけど……。脚本を読んでみると、もちろんそういう部分はありつつ、根底には優しさのようなものがあって、優しさが家定という人間を動かしているっていう(脚)本になっていて。実は優しさや思いやりにすごく固執しているってところが『西郷どん』の家定の大きな特徴なのかな」と役への印象を明かす。

 また「お芝居の経験はほとんどないので、すごく緊張感を持ってやっている」と話す又吉さん。家定については「すごく可愛くて」と愛着を持ち、「いいやつだな、可愛らしい人物だなって、やっていると笑ってしまうときがある。お殿様のことをそんなふうに言ってはダメなんでしょうけど、人間としてのすごく可愛らしさが出ているなって」とほほ笑む。

 普段は芸人として他者を笑わすことが仕事の又吉さんだが、「家定って人は、決して笑わそうとはやっていない。一生懸命やった結果、それが普通ではないように見えたりする」と理解を示し、「だから、(変わり者の部分を)実はやり過ぎないほうがいいのかなって僕は思ったりもしているんです」と演技プランを語った。

 ◇篤姫・北川景子と近距離で目を合わせるシーンも!

 家定は将軍継嗣を巡る権力争いの中、一橋慶喜を推す島津斉彬の養女・篤姫と結婚。姫の優しさにやがて心を開き、江戸城内で穏やかな日々を送るが、病に倒れてしまう。北川さん演じる篤姫とは心温まるシーンも用意されているが、「篤姫さんを迎えてからの家定の感情、言葉とかは、可愛らしいんですけど、その先にある展開が(史実として)分かっているから悲しみもあるというか。そこは家定さんらしいのかなって、思いやる感じがちょっとずつ出ている」としみじみ。

 北川さんの印象は、「脚本の中でも篤姫は強いし、パワーがあるんですけど、北川さんご自身もかなり力強い」といい、「今までいろいろな女優さんと接してきて、皆さん優しかったのですが、北川さんの雰囲気はまた違うというか、不思議な方ですね。具体的にいうと、自分が北川景子だってことを周りが思っているより分かっていないんじゃないかって。別に僕に話しかけなくてもいいというか(笑い)、そういう“壁”がないところも、篤姫と重なる」とどこかうれしそうだ。

 「お互い関西の出身なので、そういう話もしますし。ドラマの中での関係性としては、家定はお殿様なんですけど、篤姫のことがすごく好きで、ちょっとたじろいでもいる。この感覚は自分にも近い。近距離で目を合わせるシーンもあるんですけど、そこは意識をしなくても戸惑えるというか。この脚本にはウソはないなって」と共演シーンを振り返った。

 ◇そうそうたる役者の中で一人場違い?「ちょっと怖かった」

 そんな又吉さんにとって、そうそうたる役者が居並ぶ大河ドラマの現場は新鮮さと戸惑いの連続だという。「失礼がないようにと思って、せりふを全部入れてリハーサルを迎えたんですけど、本読みの段階からみんな和服を着ていて。本番の歩き方や作法をその場でできるようにと。僕だけラフな格好していて、誰からも何も聞かされていないから、ちょっと怖かったですね、他の人に聞いたら、そんな決まりはないってことだったんですけど……」と苦笑いを浮かべる。

 さらに「本番に映らないところに道具とか置いてあるじゃないですか。そこにある人形に誰かの顔写真を貼っていて、近づいていってよく見たら、その写真は(相方の)綾部(祐二さん)だったんですよ!」と明かすと、「たぶん僕をリラックスさせようとしてスタッフさんがやってくださったみたいなんですけど、かなり昔の、髪が短い頃の綾部だったので気づけなくて。けっこう長い時間、殿様の格好して腕を組んで『なんなんだろう』って見ていたので、僕が怒っていると思ったかも」とエピソードを披露し笑っていた。

 綾部さん本人は現在、米ニューヨークで活動中と報じられている。又吉さんによると大河ドラマに出演することをいまだ伝えていないといい、「(NYの)どこにいるのかもよく分かりませんから(笑い)。どうしても自慢みたいになってしまうので、伝えてはいないです。うらやましがるとは思いますね」と話していた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬(渡辺謙さん)が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

(C)NHK
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田中道子、9頭身美女「西郷どん」で大河デビュー 鈴木亮平に感謝も“引き出しの少なさ”痛感?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演する田中道子さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演する田中道子さん (C)NHK

 「9頭身美女」などと言われているモデルで女優の田中道子さんが、俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に3月4日放送の第9回から登場する。大河ドラマ初出演で、品川宿にある宿屋「磯田屋」で働く給仕のタマを演じる田中さんは「デビューして1年ちょっと、3作目の作品が時代劇で、しかも大河ドラマということで、最初はすごく不安でした。ただ、主演の鈴木亮平さんに最初から役名の“たまどん”と呼んでもらったり、鹿児島のお土産をいただいたりして緊張がほぐれて非常に助けていただきました」と明かしている。

 タマは、薩摩を離れた農家の娘ふき(高梨臨さん)の同僚で、街道をやってくる旅人やさまざまな国の藩士たちが行き交う旅籠(はたご)で、大山格之助(北村有起哉さん)や有村俊斎(高橋光臣さん) たち薩摩藩士の顔なじみとなる……という役どころ。

 田中さんは初の時代劇で「衣装に関しては、お芝居する際に着崩れしないように所作や演技も工夫してやらせていただきました。大変だったのは日本髪で横になったりする演技の際に頭がすごく痛くて驚きましたが、初めての経験なのですごく勉強になりました」と振り返っている。

 また「大河ならではだなと思ったのは、セットが壮大で作り込まれていて『現代劇の芝居の動きではセットにのまれてしまう、これは大げさな芝居かなと思うくらいがちょうど良い』とみなさんがおっしゃっていたことです。私にはその引き出しがまだまだ少ないのでもっと経験を積まなければと思いましたね」と気持ちを新たにしていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 第9回「江戸のヒー様」は、吉之助(鈴木さん)は藩主の斉彬(渡辺謙さん)とともに江戸の薩摩藩邸に到着。仲間と向かった品川宿の磯田屋でふき(高梨さん)と再会する。ふきはかつて吉之助と出会い、紆余(うよ)曲折の末に 江戸に流れてきた薩摩の貧しい百姓の娘。そのふきをひいきにしているのは周囲から「ヒー様」 呼ばれる町人風の謎の男(松田翔太さん)だった……という内容。

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堀井新太、「西郷どん」鈴木亮平はプライベートでも兄貴分 村田新八と「負けず嫌いは似てるかな」

名古屋市内で行われた九州の観光イベント「ほっと@九州フェア 2018」でトークショーを行った堀井新太さん=NHK提供
名古屋市内で行われた九州の観光イベント「ほっと@九州フェア 2018」でトークショーを行った堀井新太さん=NHK提供

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演している俳優の堀井新太さんが2月25日、名古屋市内で行われた九州の観光イベント「ほっと@九州フェア 2018」でトークショーを行った。鈴木さん演じる西郷吉之助(隆盛)の幼なじみで弟分の村田新八役を務めている堀井さんは、鈴木さんとの関係を「収録後にギョーザ屋さんに行ったり、一緒に行こうと誘われてジムで筋トレする仲。お兄ちゃんみたいな存在」とプライベートでも“兄貴分”的な存在であることを明かした。

 また、村田新八は、勝海舟に「宰相の器」と評されたことのある人物で「自分とは似た部分がない」と話して観客を笑わせながらも、「負けず嫌いなところは似てるかな」と自己分析。「今日は、堀井新太という名前を覚えてください」とアピールし、「村田新八として後々まで(ドラマに)出てくるので、何か爪痕を残したいと思っています」と意気込んでいた。

NHK提供
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松田翔太、「西郷どん」で“最後の将軍”慶喜役 「色気と才覚」がイメージと合致

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で一橋(徳川)慶喜を演じることになり会見に出席した松田翔太さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で一橋(徳川)慶喜を演じることになり会見に出席した松田翔太さん

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われ、俳優の松田翔太さんが、徳川家最後の将軍となる一橋慶喜を演じることが明らかにされた。制作統括の櫻井賢さんは起用理由について「品があって、敵としてのオーラがあり、あの時代を生きた人の個性を表現していただける色気と才覚を持っている方としてイメージがとてもあった」と明かした。

 会見に出席した松田さんは「今回の大河で’(大河出演は)3回目になるのですが、本当に(出演を)うれしく思っています。ちょっと変わった切り口から入っていくので最初は戸惑いがあったのですが、この最後の将軍を素直に演じていけたらなと思っています」と話していた。

内田有紀、「西郷どん」で初の芸妓役「私の挑戦」 鈴木亮平スマイルに「やられちゃいました」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり会見に出席した内田有紀さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演が決まり会見に出席した内田有紀さん

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われ、女優の内田有紀さんが祇園の芸妓、おゆうを演じることが明らかになった。会見に出席した内田さんは、初の芸妓役といい、「脚本家の中園ミホさんとはここ数年、何度もお仕事をさせていただいていまして、きっと私の色を知ってくださって、今回のおゆうという役を任せていただけたのかなと思っています。いつも中園さんからの台本は私の挑戦、チャレンジでもある」と語った。

 おゆうは大久保一蔵(利通)と出会って恋に落ちる……という役柄だが、内田さんは西郷役の鈴木さんの「スマイルにすっかりやられちゃいました」と明かし、「鈴木さんが本当にすてきなスマイルを見せてくださって、優しく包んでくれる感じがすごく伝わるので、一生懸命演じさせていただきたいと思います」と笑顔を見せていた。

ハリセンボン近藤春菜、「西郷どんじゃねーよ!」がまさかの初大河 脚本・中園ミホの鶴の一声で?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で京の旅籠「鍵屋」の仲居の虎を演じる近藤春菜さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で京の旅籠「鍵屋」の仲居の虎を演じる近藤春菜さん

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われ、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんが京の旅籠「鍵屋」の仲居の虎を演じることが明らかになった。近藤さんは大河ドラマ初出演で、会見は欠席したが「いままで『西郷どんじゃねーよ!』と言わせていただいたことがあるので、『西郷どん』にはシンパシーを感じていました。『西郷どん』に出させていただけること本当に幸せです。皆さまから愛されるお虎になりますよう頑張りますので、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

 制作統括の櫻井賢さんは、近藤さんの起用について「脚本家の中園ミホさんから『ぜひ、お虎ちゃんを』と(要請があった)」と明かした上で、「お虎ちゃんはいろいろな形で登場していきますので、熱い薩摩藩士の中にお虎ちゃんがいるだけで、なんかほっこりする。そういう意味では新しい魅力を添えてくれるでしょう」と期待を寄せていた。

町田啓太、「西郷どん」で大河初出演 “若き家老”小松帯刀役に「気合を持って…」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に小松帯刀役で出演することになり会見に出席した町田啓太さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に小松帯刀役で出演することになり会見に出席した町田啓太さん

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われ、「劇団EXILE」の町田啓太さんが島津家家老の小松帯刀を演じることが明らかになった。町田さんは大河ドラマ初出演で、会見に出席し「帯刀は弱冠28歳で家老職に就いたということで、僕も今年28歳になりますので、僕自身も家老職を命じていただいたくらい、気合を持ってこの役に取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 さらに町田さんは「こうやって壇上に立たせていただいた瞬間に、亮平さんからすてきなスマイルをいただいて、なんかこれは『もう安心していんだぞ』って言っていただいたようで、思いっきり楽しみながら頑張らさせていただきたいと思います」と力を込めていた。

風間俊介、「西郷どん」で大河初出演 西郷の盟友・橋本左内役「楽しく幸せに思っている」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に橋本左内役で出演することになり会見に出席した風間俊介さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に橋本左内役で出演することになり会見に出席した風間俊介さん

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャスト発表会見が2月14日、東京・渋谷の同局で行われ、風間俊介さんが福井藩士で蘭方医学を学ぶ橋本左内を演じることが明らかになった。風間さんは大河ドラマ初出演で、会見に出席し「初めての大河がこの『西郷どん』で良かったなと感じながら撮影をさせてもらっています」と語った。

 また風間さんは「鈴木亮平君が作る空気、器が大きくて、みんなを包み込むような、そんな空気の中で伸び伸びやらせていただいて、楽しく幸せに思っている毎日です」と笑顔を見せた。

 左内と主人公の西郷は、深い絆で結ばれ、そろって一橋(徳川)慶喜将軍擁立に奔走する間柄。風間さんは「西郷さんが亡くなったときに懐に左内からの手紙があったという話もあって。2人の間の友情や思いがたくさん詰まってたのであろう人物」と印象を語り、「そこが描かれる物語をあまり見たことがなくて、本当のことは左内と西郷さんに聞いてみないと分からないのですが、僕と亮平君なりの、これが2人の絆だったと(いうことが)、皆さんに伝わればいいなと(思いながら)、演じさせていただきたい」と思いを明かしていた。

「西郷どん」新キャスト発表!松田翔太が徳川慶喜役に 勝海舟は遠藤憲一 桂小五郎は玉山鉄二

放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の新キャスト発表会見に出席した鈴木亮平さん(前列左から4人目)ら
放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん」の新キャスト発表会見に出席した鈴木亮平さん(前列左から4人目)ら

 俳優の鈴木亮平さん主演で放送中のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新たなキャストが2月14日、発表され、徳川最後の将軍、慶喜を松田翔太さん、勝海舟を遠藤憲一さん、桂小五郎(木戸孝允)を玉山鉄二さんが演じることが明らかになった。

 ほかに福井藩士で蘭方医学を学ぶ橋本左内役で風間俊介さん(大河ドラマ初出演)、大久保一蔵(利通)と出会って恋に落ちる祇園の芸妓、おゆうを内田有紀さん、京の旅籠「鍵屋」の仲居、虎を近藤春菜さん(大河ドラマ初出演)、島津家家老の小松帯刀を町田啓太さん(同)が演じる。ほかに泉ピン子さん、柄本明さん、木内みどりさん、石橋蓮司さん、秋山菜津子さん(同)、里アンナさん(同)、斎藤嘉樹さん(同)、大島蓉子さんが出演することも発表された。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる今年、放送されている57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

<インタビュー>黒木華、イメージ定着への不安「払拭したい」 西郷どん“3人目の妻”役に秘めた思い

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に岩山糸役で出演している黒木華さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」に岩山糸役で出演している黒木華さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で岩山糸を演じている黒木華さん。黒木さんといえば、2016年の大河ドラマ「真田丸」や17年に同局で放送された「みをつくし料理帖」などで、すっかり時代劇の扮装(ふんそう)の似合う女優のイメージが定着しつつある。一方で「時代劇に出演させていただく中で『誰かを支える役が多い』と言われていて、全部(役柄が)一緒に見えてしまうんじゃないかという不安が自分の中にある」と認める黒木さん。“好奇心旺盛なおてんば娘”の糸役を通して、その不安を「払拭したい」と話す黒木さんに、ドラマへの思いや共演者の印象を聞いた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬(渡辺謙さん)が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容。

 ◇“歴史上の人物”を1年間演じるプレッシャーの中で…

 黒木さん演じる糸は吉之助と同じ城下に住む武家の娘。好奇心旺盛で、時に無類の行動力を発揮するなど“芯の強さ”も魅力だ。また幼いころから吉之助にひそかに思いを寄せ、一度は心ならずも他家に嫁ぐが、紆余(うよ)曲折の末に吉之助の「3人目の妻」となる、物語には欠かせない“運命の女性”といえる。

 「真田丸」でも主人公・真田信繁(堺雅人さん)の妻・梅を演じた黒木さんだが、「西郷どん」ではより“歴史上の人物”として有名な糸役を務めるということで「正直プレッシャーがありました」という。「糸はみんなが知っているというか、有名なせりふ(上野公園の西郷像を見て「こんな人じゃない」と言っている第1回冒頭のシーン)もありますし、1年間やるプレッシャーもありました」と本音もぽろり。

 それでも「いい意味で新鮮にやらせていただいています」と笑顔を見せる黒木さん。「歴史は苦手」といいながらも、「資料として入ってくること(人物像)と、興味として入ってくることがすごく違っているので、あまり史実に引っ張られず、人間ドラマとして、生き生きとやっていけたらと思いながらやっています」とあくまで前向きだ。

 ◇若き糸の三原則?「明るさと元気と力強さを大事に」

 黒木さんから見た糸は、吉之助や正助(大久保利通、瑛太さん)の「日本を良くしたい」という闘志、熱さと同じものを秘めた女性といい、「『もっと勉強して、外にも出ていきたい』という意思を持った糸は、見てくださっている方たちにも熱さは伝わると思います。若いころに男たちに混じって走ったり、そういう天真爛漫(てんしんらんまん)な姿が糸らしさだと思って演じています。成長して変わっていくところはあると思うのですが、意志の強さが糸の核になるものなのかな」と考える。

 また糸には「女、男にとらわれず、強い意志を持った明るい女性」という印象を抱いているようで、「見ている人に『チャーミングだな』と思ってもらえるように演じたいですし、3人目の奥さんということで、(2人目の妻の)愛加那(二階堂ふみさん)の子供を引き取ったり、どんなふうに西郷さんを支えられるかなと考えたりはしていますが……。だからこそ、若い時というのは熱さを前面に出していきたいですし、明るさと元気と力強さを大事にやっていますね。“躍動感”ではないですが、足腰のしっかりとした、西郷さんをそばで支えられる力強さが大事」と自覚する。

 ◇第6回で糸がひと騒動! 淡い三角関係の行方は?

 2月4日放送の第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」では糸に縁談話が舞い込んでいることが判明し、2月11日放送の第6回「謎の漂流者」では、吉之助が切腹させられるかもしれないと聞いた糸が牢の前でひと騒動を起こすシーンがあり、若き糸の熱さや思いの強さがあらわになる。

 さらに糸は正助(瑛太さん)に背中を押され吉之助にある思いを伝えるなど、淡い三角関係の行方も見どころだ。黒木さんは「糸はすごく昔から西郷さんのことが好きだったんだろうなと女性としてではなく、糸という一人の人間としてちゃんと見てくれたのが西郷さんが初めてだったと思うので。でもみんな鈍感ですよね」としみじみ。「西郷さんは自分に関することよりも、家族や困っている人へすごく真っすぐというか、ある意味視野が狭い。糸も糸で正助さんの気持ちに気がつかないというのも可愛いなと思います」と楽しそうに語っていた。

 大河ドラマ「西郷どん」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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「西郷どん」キャストポスター解禁 主要登場人物ずらり…「躍動感あふれる西郷どんの原点」表現

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のキャストポスタービジュアル (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」のキャストポスタービジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」のキャストポスターが2月9日、公開された。主人公の西郷吉之助(鈴木さん)を中心に、盟友の大久保正助(瑛太さん)、薩摩藩主の島津斉彬(渡辺謙さん)、篤姫(北川景子さん)に岩山糸(黒木華さん)ら主要登場人物が囲む「躍動感あふれる西郷どんの原点」表現したビジュアルになっている。

 制作統括の櫻井賢さんは 「“日本がほれた男”の西郷どんが、故郷への愛、家族への愛、友への愛、師弟愛を育み、運命の出会いを経て、波乱の生涯を生き抜いていく。そんな『躍動感あふれる西郷どんの原点』となる世界観を表現した」と説明。さらに「このポスタービジュアルに向き合うとき、皆さんに沸き起こるワクワク感! ドキドキ感! それこそが大河ドラマ『西郷どん』です」と思いを明かしている。

「西郷どん」相撲回に視聴者興奮! 世界遺産で“大一番”に「神回」の声も <SNS反響>

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第5回の一場面 (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」第5回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」(4日放送)で、薩摩藩主の代替わりの祝いとして開かれた「御前相撲」の様子が描かれた。相撲大会で順当に勝ち上がり、決勝も制した吉之助(鈴木さん)が、最後に藩主の斉彬(渡辺謙さん)と“大一番”に挑むというまさかの展開。さらに吉之助は斉彬に“勝ってしまい”、視聴者から「ほぼ相撲しかしてないけど見応えありすぎ」「殿様との相撲に勝ってしまった……」「相撲で勝って投獄されるという稀(まれ)に見る展開」「西郷どん第5話、神回でした。相撲祭りじゃあ~」などの声が上がった。

 今回の「御前相撲」は世界遺産に登録されている名勝・仙巌園(鹿児島市)の庭園に土俵のセットを作って撮影されたといい、鈴木さんもインタビューで「景色も良くて、世界遺産の庭園に土俵を作って、御前相撲をやらせていただいて。あれは特別な経験でしたね、ずっと晴れて、地元の大きな力にも歓迎されているのかなって感じましたね」としみじみ。

 渡辺さんとの取り組みについては「『本番一発でいこう』って、リハーサルも軽くやっただけで、どっちが勝つのか、台本にはもちろん書いてあるんですけど、その緊張感はすさまじいものがありました。この緊張感を感じることができるって、役者としてすごく幸せでした」と振り返っている。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」では、藩主に就任した斉彬が、父・斉興(鹿賀丈史さん)派の重鎮たちを罰せず重用すると宣言。一方で斉興に弾圧された人たちの放免は進まず、いまだ謹慎中の正助(瑛太さん)は、斉彬のやり方に憤る。吉之助たちは御前相撲で勝ち上がれば、斉彬にお目通りがかない、直接話を聞いてもらえると考え、懸命に相撲のけいこに励む。迎えた当日、突然の腹痛に襲われた新八(堀井新太さん)の代役として、御前相撲に出場することになった吉之助は、島津家の姫・於一(後の篤姫、北川景子さん)が見守る中、順当に勝ち進み……という展開だった。

西郷どん、“篤姫”北川景子が成田山で豆まき「新鮮で楽しかった」 瑛太も「すがすがしい気持ちに」 

成田山新勝寺の節分会に参加した(左から)沢村一樹さん、黒木華さん、瑛太さん、北川景子さん、桜庭ななみさん (C)NHK
成田山新勝寺の節分会に参加した(左から)沢村一樹さん、黒木華さん、瑛太さん、北川景子さん、桜庭ななみさん (C)NHK

 NHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演する女優の北川景子さんが2月3日、成田山新勝寺(千葉県成田市)で開かれた毎年恒例の節分会(せつぶんえ)に瑛太さん、黒木華さんら主要キャストと共にと参加。於一(篤姫)役の北川さんは「仕事で豆まきをしたのは人生初めてでしたので、新鮮で楽しかったです。『西郷どん』では、明日放送の第5回から篤姫が初登場です。吉之助(鈴木亮平さん)との出会いのシーンもありますので、ぜひお楽しみに」と視聴者にメッセージを送っている。

 一方、大久保正助役の瑛太さんは「成田山の豆まきは2回目」といい、「こんなに心が浄化されるといいますか、すがすがしい気持ちになることは、日々の生活の中ではなかなか経験できないので、すごく良い時間を過ごすことができました」と振り返り、岩山糸役の黒木さんは今回が初参加で「すごい人数の方がいらしているんだなと思いましたし、参加させていただき光栄だなと思いました。皆さんも私も含めて、幸せになればいいなと、大河ドラマが成功すればいいなと、『みんな幸せになれ!』という気持ちを込めて、豆をまきました」と明かした。

 この日は節分会には、西郷琴役の桜庭ななみさん、赤山靱負(ゆきえ)役の沢村一樹さんも参加。桜庭さんは「『こっちに投げて!』と言ってくださる人もたくさんいたので、できるだけ遠くに投げられるように頑張りました。みなさんに幸せが届くといいなと思いながら、豆をまきました」とコメントを寄せ、沢村さんも「『西郷どん』の放送では、出演が終わってしまったんですけど、撮影終わってもみんなと会えてうれしかったです。このような経験は、縁と運がないとできないので、参加させていただき感謝です」と語っていた。

橋本愛、「西郷どん」最初の妻役で大河初出演 “不吉な嫁”も「史実にとらわれず」

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主人公の最初の妻・須賀を演じる橋本愛さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主人公の最初の妻・須賀を演じる橋本愛さん (C)NHK

 女優の橋本愛さんが、俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主人公・西郷隆盛(吉之助)の最初の妻・須賀を演じることが分かった。橋本さんが大河ドラマに出演するのは今回が初めてで、第7回(2月18日放送)と第8回(2月25日放送)に登場する。

 吉之助は3度結婚するが、須賀は最初の妻となる女性で、西郷家の暮らした下加治屋町から徒歩10分ほどの上之園にあった伊集院家の娘。嫁いでから西郷家に立て続けに不幸が重なったため「不吉な嫁」とやゆされ、夫婦生活も大変短く、離縁の真相も良く分かっていない。林真理子さんの原作では「純文学の匂いを感じるような奥ゆかしい中に強さを秘めるすてきな女性」として描かれ、中園ミホさん脚本によるドラマでは「原作とはまた違う表情を持つ、素直で愛情深い女性」になっているという。

 橋本さんは「彼女についての子細な記録がないため、ほとんど想像で演じることの難しさもありましたが、それ故に史実やイメージにとらわれず、物語により豊かさを与えるということだけを考えて取り組めたのはとても良い経験になりました」と振り返っている。

 さらに「須賀さんは感情の組み合わせが複雑な女性だったので、見てくださった方の想像力や経験などで、須賀という女性の見え方が変わってくると思います。皆さんそれぞれの受け取り方で、彼女の生き方から何かを感じてもらえたらいいな、と楽しみにしています」と期待している。

  制作統括の櫻井賢さんは「中園ミホさんは、見事な愛の物語を書き上げてくださいました」とドラマの中での須賀と吉之助に満足し、橋本さんについても「女優としてますます磨きがかかり、映画、ドラマの話題作に出演し続ける橋本さんは、とても着物姿やカツラがお似合いで、本格時代劇が初めてとは思えない存在感を見せてくれます」と語っている。

劇団ひとり、“謎の漂流者”役で「西郷どん」出演 「土佐弁はとても難しかったです」

NHK大河ドラマ「西郷どん」で“謎の漂流者”を演じる劇団ひとりさん (C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で“謎の漂流者”を演じる劇団ひとりさん (C)NHK

 お笑い芸人の劇団ひとりさんが、俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、“謎の漂流者”役でゲスト出演することが1月21日、明らかになった。劇団ひとりさんは、2015年放送の「花燃ゆ」以来2回目の大河ドラマ出演で、2月4日放送の第5回と同11日放送の第6回に登場する。

 謎の漂流者は洋服を着ていて衰弱し、自分について何も語らないが、意味不明の異国の歌を口ずさむ……というミステリアスな役どころ。この男が薩摩にやってきたことで、大波乱が巻き起こるといい、劇団ひとりさんも「その男は奇妙な人生を歩み、当時の日本にとんでもない新しい風を吹き込んだ人物ですので、その瞬間をぜひ皆さんに見てほしいです」とメッセージを送っている。

 また、出演オファーをもらい「渡辺謙さんとお芝居ができるとテンション上がりました」と明かす劇団ひとりさん。「謙さんは、僕にも演技プランを相談してくれて、意見を聞いていただき、うれしかったです」と話し、「僕の父が高知出身であることと、ご先祖様の中には幕末にゆかりがある人もいるので、高知とは縁が深いと思っています。ご先祖様のことを考えると、高知関連のお仕事ができることは、とてもうれしいです。ただ、 土佐弁はとても難しかったです」とさりげなく役柄のヒントも明かした。

 制作統括の櫻井賢さんも「ひとりさんは、高知出身のお父上をお持ちで、米国在住の経験もある。不思議なご縁です。歴史に詳しい方、勘の良い方は、もうお気づきかもしれません。でも、気づいても胸の奥にしまっていてください。幕末において大変重要な人物だということは間違いなく、その謎の答えは放送にて!」と力を込めていた。

<特集>「西郷どん」鹿児島弁指導の舞台裏 「生きた言葉」に悪戦苦闘

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の方言指導を担当している迫田孝也さん(左)と田上晃吉さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の方言指導を担当している迫田孝也さん(左)と田上晃吉さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演の2018年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」が1月7日、スタートした。ドラマの内容と共に話題となっているのが、登場人物たちが話す「薩摩ことば(鹿児島弁)」だ。ネットなどでは「難しい」「分かりにくい」との声も上がっているが、裏を返せば、それだけしゃべっている言葉が「本物」に近いといえる。ドラマの方言指導を担当し、現場で「生きた言葉」作りに悪戦苦闘している俳優の迫田孝也さんと田上晃吉さんに、指導の舞台裏と薩摩ことばへの思いを聞いた。

 ◇反響は「予想の範囲内」 言葉は「生き物」で作業の9割は「現場」

 第1回と第2回の放送を終え、迫田さんは「自分が準備をしてきた中では、これくらいの反響は予想の範囲内。インパクトはあったのかなって思うし、これだけ反響があるっていうのは、ある意味では成功ではあったのかな」と考えを明かす。

 一方で「1、2話と結構、前に撮っているので、オンエア(放送)を見ていて『こういう言い方にすればよかったな』っていう反省点はありますね。周りの意見どうこうというより、自分のやっていることへの反省点」と言い、田上さんも「僕も“前のめりすぎたな”って、もっと客観的に(ドラマを)見る視点が必要だったのかなっていうのもありますし、そういった観点からいくと、これから工夫の余地はあると思います」と反省を口にする。

 方言指導として一番、難しい点は薩摩ことばを「一定のレベルにそろえる」ということ。時代はもちろん、同じ鹿児島県内でも薩摩ことばに地域差があるのが大きな理由で、「僕と田上さんでも使っている鹿児島弁が違うので。作業はまずそこから」と苦労を明かす。

 とはいえ、言葉にとらわれすぎて物語やキャストの熱量を失っては元も子もない。迫田さんによると作業の9割は「キャスト本人たちがどう言いたいかっていうのを優先し、その場で言い方を変えて、イントネーションをつけていくこと」で、「言葉も“生き物”ですから、現場が第一といいますか、どうやったら生きた言葉になるか」と悪戦苦闘の日々を送っている。田上さんも「その場で生まれていく言葉が多いので、シチュエーションや役柄に合わせて、適切な言葉を選ぶのは大切な作業」と話した。

 ◇言葉のマイルドさは5割弱? 正解か不正解かで判断するのではなく…

 方言指導の2人は、ドラマ内での言葉のマイルドさを「昔の言葉からしたら、今ボクたちがしゃべっている鹿児島弁は2割くらいでしょうから、『西郷どん』で使っているのは5割はいかないくらい」と分析する。

 田上さんは「言葉によっても変わってくるんですけど、“聞こえ”として聞き取れない鹿児島弁っていうのはほとんど使っていない」と言い、迫田さんは「僕は厳密に(正しい言葉に)こだわらなくてもいいと思いますし、正解か不正解かで判断するのではなく、アリかナシかでちょっとでもアリなら、それでいいっていう判断にはなってきている」とも明かす。

 その上で迫田さんは、「シーンが成立していれば、言葉は二の次といいますか。明らかに間違っていなければ、僕はオーケーを出すんですよね。視聴者にはあまり言葉に引っ張られてはほしくないんですけど、聞き慣れない言葉ですから、引っ張られてしまう気持ちも分かる。だからこれは“慣れ”しかないのかなって。キャストの皆さんのお芝居は間違いなくエネルギッシュで、人を引きつけるものですから、そのうちそうなって(慣れて)くれるんじゃないのかっていうのが本音」と方言指導としての思いを率直に語る。

 田上さんも「その通りで、いろいろな言葉にとらわれてほしくはない」と迫田さんの言葉に同意しつつ、「最初のうちに理解してもらえると今後、分かりやすくなるんだろうなっていうのがあって。『おい(自分、私)』っていうのと『わい(相手、あなた)』っていうのが誰に対してなのかが一番の入り口になってくると思う。『わい』っていうと自分のことっていうニュアンスが全国的に広がっているので、そこの違いを頭の片隅に置いておくとより分かりやすいのかな」と薩摩ことばを理解するちょっとしたヒントを教えてくれた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

笑福亭鶴瓶、大河ドラマ「西郷どん」で岩倉具視役に! 「鶴瓶の家族に乾杯」で発表

NHK大河ドラマ「西郷どん」で岩倉具視を演じることが決まった笑福亭鶴瓶さん(左)と鈴木亮平さん(C)NHK
NHK大河ドラマ「西郷どん」で岩倉具視を演じることが決まった笑福亭鶴瓶さん(左)と鈴木亮平さん(C)NHK

 落語家の笑福亭鶴瓶さんが、俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演することが1月15日、明らかになった。同日に放送されたNHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」で発表された。鶴瓶さんは岩倉具視を演じる。

 岩倉具視は下級公家でありながら、行動力とすさまじい胆力で朝廷を動かし、西郷隆盛や大久保利通らと協力して幕府を倒し、明治維新を成し遂げる。人間の裏表を知り尽くした怪物公家。鶴瓶さんは春ごろより撮影開始予定。

 この日の番組は「西郷どんSP 鈴木亮平と鹿児島市ぶっつけ本番旅」と題して放送され、鈴木さんがゲストで出演。「西郷どん」ゆかりの鹿児島市が旅の舞台で、ドラマさながらに鈴木さんと鶴瓶さんが相撲で対決したほか、鈴木さんは旅の最初に出会った少年の自宅を一人で訪問。鶴瓶さんは15年前に番組で訪れた桜島に渡り……という内容だった。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

 ◇コメントは以下の通り

 笑福亭鶴瓶さん「大河ドラマ出演と聞いたときは、ほんまかいなと思いました。岩倉具視については500円紙幣の肖像で、下級の公家の出だとは知っていましたが、いったいどうやって明治新政府の要職までのし上がっていったのか全く知らないので、興味がわきます。主演の鈴木亮平さんとは、お酒を飲みに行ったりする仲ですが、本格的に一緒に仕事ができることを楽しみにしています。映画で共演した瑛太さんもいますし、不安はありません。ただ、男ばっかりなのが嫌です(笑い)。歴史上の人物としてアプローチするのか、はたまた、自分自身が感じるままに演じるのか、ちょっと悩んでいるところですが、その辺をどうとらえていくのか楽しみですね」

 鈴木亮平さん「鶴瓶さんが岩倉具視役とうかがったとき、役にピッタリだと思いました。鶴瓶さんはとてもフレンドリーな方ですが、きっと人には見せない、底知れぬ奥深さがあると思います。鶴瓶さんが岩倉具視役になったら、頼れるけど、どことなく怖い、油断ならない役になるのではないでしょうか。普段のバラエティー番組で見せない鶴瓶さんのダークな一面を垣間見ることができれば、震えるような緊張感のあるシーンが出来上がると思っています。鶴瓶さんの撮影が始まったら、一緒にご飯に行けたらいいなと、それも楽しみにしています」

 制作統括・櫻井賢チーフプロデューサー「貧しい下級武士が反旗を翻し、そのエネルギーが時代を動かした明治維新。公家社会も同様に既得権益はびこる封建社会でした。貧乏な公家として生まれた岩倉具視には、人一倍反骨精神がありました。逆境の中で岩倉は、人間社会の裏表を知り尽くし、ユーモアと行動力で時代を動かした“胆力の人”だったといいます。そんな怪物公家を演じることができる人は『この人しかいない!』。すでに俳優としても多くの実績を重ねてこられた鶴瓶師匠をお迎えすることは、中園ミホさんや私たちの夢でした。師匠の怪演が、鈴木亮平さんや瑛太さんと火花を散らす場面を、皆様どうぞお楽しみに!」

「西郷どん」ラッピング新幹線が九州を走る! 鈴木亮平「感動して、泣きそう」

九州新幹線・大河ドラマ「西郷どん」ラッピングトレイン出発式に登場した鈴木亮平さん (C)NHK
九州新幹線・大河ドラマ「西郷どん」ラッピングトレイン出発式に登場した鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが1月14日、博多駅で行われたNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」ラッピング新幹線の出発式に出席。ラッピング新幹線は、6月上旬まで博多と鹿児島中央の間を運行するといい、鈴木さんは「九州新幹線に写真が載るというと、鹿児島だけではなく、九州全体が盛り上がってくれたんだと思い、うれしかったです」と明かした。

 また、鈴木さんは「45分間があっという間に終わるような、スピーディーな新幹線のようなドラマにしたい」と力を込めると、「僕はとにかく一生懸命誠実に演じることが鹿児島、そして九州を盛り上げることに直結すると思っているので、ひたすら目の前の西郷隆盛の役だけを見て、誠実に演じていきたいと思います」と気を引き締め直していた。

 鈴木さんは出発式の後、鹿児島中央駅に移動し、パネルにサイン。「新幹線に自分たちの顔が載っているのが、博多駅に入って来た時に思った以上に感動して、泣きそうになりました。ちょうど今日放送される第2回から登場するので、放送当日に新幹線に乗れて、鹿児島に来られて、とても良かったです」と語っていた。

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風間杜夫、“隆盛の父”を自画自讃「いい芝居してる」 「西郷どん」ドラマ館で松坂慶子とトーク

「西郷どん 大河ドラマ館」のオープン記念トークショーに登場した風間杜夫さん(右)と松坂慶子さん (C)NHK
「西郷どん 大河ドラマ館」のオープン記念トークショーに登場した風間杜夫さん(右)と松坂慶子さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の地元・鹿児島に1月13日、「西郷どん 大河ドラマ館」がオープン。主人公の西郷隆盛(吉之助)の父・吉兵衛を演じる風間杜夫さんと、母の満佐を演じる松坂慶子さんが来場し、トークショーを行った。風間さんは「初回(7日放送)は、放送当日に見たいと思い、僕は先に完パケをもらっているけど見ませんでした。初回を見てワクワクして、どんどんドラマに引きずられて、いいドラマだなと思いました。また風間杜夫がいい芝居しているんですよ(笑い)。松坂さんが優しいお母さんで。この2人だけで十分ですよね」と、自画自讃を交えてドラマの印象を語った。

 さらに風間さんは「大河ドラマ嫌いの友人が、クギ付けになって見たと言ってくれて大変うれしかったです。 今後もっとよいドラマになるのではないかと思います」と“予告”。自分の役柄については「侍ですから厳格な父親でありたいと思っているが、なかなかそうはいかない、奥さんの尻に敷かれている、子供たちを愛しているちょっとドジな父親ですが、憎めない愛嬌(あいきょう)がある。西郷家はホームドラマみたいなところがありますが、こんなお父さんでもオッケーだというような、そんなところを意識して演じています」と明かした。

 一方、2008年放送の大河ドラマ「篤姫」にも出演していた松坂さんは、「篤姫の時も幾島を演じさせていただき、その節もお世話になりました。鹿児島の精神も気持ちも元気で前向きで、満佐を演じさせていただき、とても楽しくて、元気をもらいました」と振り返った。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

 「西郷どん 大河ドラマ館」は鹿児島市加治屋町の鹿児島市立病院跡地にオープン。西郷家、大久保家をイメージした撮影セットの一部再現や、鹿児島ロケのメーキング映像の上映、プロジェクションマッピングを活用したクイズコーナー、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示など、大河ドラマ「西郷どん」の世界観を体験できる。19年1月14日まで。

 松坂さんは「西郷家、大久保家のセットが懐かしいです。広々したセットで、まるでそこに住んでいる気分で撮影していました。皆さんにお楽しみいただければと思います」とファンに呼びかけていた。

「西郷どん」鈴木亮平は薩摩ことばで「自由にアドリブ」 方言指導が上達ぶり明かす

鹿児島県姶良市で行われたNHKの大河ドラマ「西郷どん」初回パブリックビューイングの様子 (C)NHK
鹿児島県姶良市で行われたNHKの大河ドラマ「西郷どん」初回パブリックビューイングの様子 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の初回(7日放送)のパブリックビューイングが、鹿児島県姶良(あいら)市のシネマサンシャイン姶良で行われた。同市はドラマのロケ地になっており、この日は薩摩ことばの方言指導を担当する俳優の迫田孝也さんと田上晃吉さんが登場。満員の会場で「鈴木亮平さんは上達ぶりがすごくて、自由にアドリブを入れることができるようになった」と明かした。

 迫田さんと田上さんは「青木崇高さんが本番で全く違うセリフを言ったときは腰を抜かした」「瑛太さんが、なかなかリハーサルまでうまくいかなくて。でも本番で一回で決めたときはものすごくうれしかった」と方言指導としての喜びや驚きを語った。また、鹿児島出身の沢村一樹さんは、言葉が早くなりすぎて聞き取れないときがあるといい、「先輩、ちょっとネイティブすぎちゃって、もう少しスローリーにお願いします」という“殺し文句”でなだめていることも明かして盛り上げていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

 第1回「薩摩のやっせんぼ」は15分拡大で放送。天保11(1840)年、薩摩の国が舞台。西郷小吉(渡邉蒼さん)は、大久保正助(石川樹さん)ら町内の仲間たちと学問や剣術を切磋琢磨(せっさたくま)する日々を過ごしていた。「妙円寺詣り」という藩最大の行事で、小吉たちは一番乗りで寺に到着し、褒美をもらう。そこで薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺謙さん)と運命的な出会いをする小吉だが、後日、恨みを持った他の町の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなってしまう……という展開だった。

「西郷どん」地元・鹿児島で初回PV 林真理子が子役絶賛 “西郷家の血を受け継ぐ女優”は感涙

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の初回パブリックビューイングに登場した(左から)藤真利子さん、西郷真悠子さん、桜庭ななみさん、渡邉蒼さん、林真理子さん (C)NHK
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の初回パブリックビューイングに登場した(左から)藤真利子さん、西郷真悠子さん、桜庭ななみさん、渡邉蒼さん、林真理子さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の初回(1月7日放送)のパブリックビューイング(PV)が同日、地元・鹿児島の宝山ホールで実施され、原作者の林真理子さん、西郷琴役の桜庭ななみさん、主人公の子供時代を演じる渡邉蒼さんらが登場。林さんは「地元の方の反応が良くて、びっくりしました。茶坊主のお菓子を運ぶところなど、皆さんが思わぬところで笑っていて、すごくうれしかったです。蒼くんの演技が素晴らしくて、感動しました」と語った。

 原作者から“お墨付き”をもらった渡邉さんは「今日いい反応してもらえるかどうか緊張していましたが、自分の演技で笑っていただいたり、感動していただいたりと、少し安心しましたし、とてもうれしかったです」と安堵(あんど)の笑顔。桜庭さんも「会場の皆さんの反応が良くて、すごくうれしかったです。第1回を改めて見て、私も毎週楽しみになりました。皆さん、キュンキュンすると思いますし、私と同世代の方も楽しめると思います」と自信を深めていた。

 この日の会場には1100人が来場。「西郷家の血を受け継ぐ女優」として注目を集める西郷桜子役の西郷真悠子さんに加え、大久保福役の藤真利子さんもサプライズゲストとして登場した。西郷真悠子さんは初回を見終え、「最初から涙が出てしまいました。隆盛と従道は最後、西南戦争で戦いますが、隆盛は最後に名誉回復して銅像が建てられます。この銅像の除幕式のシーンに携われて、本当にありがたく思っています」と感謝。藤さんは「私は来週から少しずつ出ますので、来週もぜひパブリックビューイングいかがでしょうか」と笑顔で呼びかけていた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送される。

 第1回「薩摩のやっせんぼ」は15分拡大で放送。天保11(1840)年、薩摩の国が舞台。西郷小吉(渡邉さん)は、大久保正助(石川樹さん)など町内の仲間たちと学問や剣術を切磋琢磨(せっさたくま)する日々を過ごしていた。「妙円寺詣り」という藩最大の行事で、小吉たちは一番乗りで寺に到着し、褒美をもらう。そこで薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺さん)と運命的な出会いをする小吉だが、後日、恨みを持った他の町の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなってしまう……という展開だった。

「西郷どん」スタート 男にも女にもめっぽうモテた“人間・西郷”の友情、恋、革命…

鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷どん」 (C)NHK
鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷どん」 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」が1月7日スタートする。誰もがその名を知る明治維新のヒーロー・西郷隆盛(吉之助)が、時代の波に翻弄(ほんろう)されながらも、数々の逆境を乗り越えて新しい国づくりに尽力する姿を描く。脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」などで知られる中園ミホさん。原作者の林真理子さんとのタッグで、男にも女にもめっぽうモテて、周囲から親しみを込めて「西郷どん」と呼ばれたという“人間・西郷隆盛”に迫る。

 西郷の盟友で生涯のライバルとなる大久保利通(正助)を瑛太さん、西郷が心酔する薩摩藩主・島津斉彬を渡辺謙さんが演じ、西郷の3番目の妻・岩山糸役で黒木華さん、斉彬の養女・篤姫役で北川景子さんも出演。ドラマでは、大久保ら仲間たちとの友情と反目、篤姫との淡い恋や3度目の結婚、2度の島流しなどを経験した西郷が、どのように時代を動かす「革命家」となるかが、見どころとなる。

 第1回「薩摩のやっせんぼ」は、天保11(1840)年、薩摩の国が舞台。西郷小吉(渡邉蒼さん)は、大久保正助(石川樹さん)など町内の仲間たちと学問や剣術を切磋琢磨(せっさたくま)する日々を過ごしていた。「妙円寺詣り」という藩最大の行事で、小吉たちは一番乗りで寺に到着し、褒美をもらう。そこで薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺さん)と運命的な出会いをする小吉だが、後日、恨みを持った他の町の少年から刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなってしまう。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。<br /> NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送され、初回は15分拡大。

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<インタビュー>瑛太、「西郷どん」鈴木亮平と「特別な景色見たい」 “逆境の効能”語る

7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通(正助)を演じる瑛太さん (C)NHK
7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通(正助)を演じる瑛太さん (C)NHK

 鈴木亮平さん主演で1月7日にスタートする2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(NHK総合で日曜午後8時ほか)に、大久保利通(正助)役で出演する瑛太さん。大久保利通といえば、西郷隆盛と並ぶ維新の立役者の一人だが、「大久保利通(正助)のパブリックイメージって、どこか冷徹な知識人。でも(脚本家の)中園ミホさんが書かれるこの世界の正助は純粋な面もあり、常識人であって、見てくださる方のイメージが変わるんじゃないか」と手応えを語る。また08年放送の「篤姫」以来10年ぶりの大河ドラマで、西郷役の鈴木さんと「特別な景色を見たい」と意気込む瑛太さんに、「西郷どん」への思いを聞いた。

 ◇鈴木亮平の思いの強さに引っ張られながら…

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマで、林真理子さんの小説が原作。薩摩(現在の鹿児島県)の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 今作で描かれるのは、男にも女にもめっぽうモテて、周囲から親しみを込めて「西郷どん」と呼ばれたという“人間・西郷隆盛”だ。大久保利通は、そんな西郷の生涯の盟友でありライバルになる男。瑛太さんは「特に序盤は2人の友情が描かれていて、亮平君の思いの強さに引っ張っていってもらっている感覚が強くて。お芝居もつばは飛んでくるし、ものすごい勢いで僕に体当たりしてきてくれるので、すごくやりやすいです」と明かす。

 さらに「吉之助と正助の本当の意味での、深いところでつながっている友情っていうのが、いま築けているなと感じていて……。台本のト書きでは『涙する』なんて書いてはいないんですけど、すごく熱いものがこみあげてくるシーンが生まれたなって、そういうときもありましたね」とここまでの撮影で得た手ごたえを語る。

 ◇一目ぼれに純粋さや嫉妬…序盤は「鬱屈した状態」?

 また中園さんが手掛ける脚本には大久保の「すごく常識人な部分が描かれている」と言い、「黒木華さん演じる糸に再会してから一目ぼれして、恋心が描かれていく中、傷ついたり。前を向こうとして、吉之助に思いをぶつけてみたり。純粋でありながら吉之助の原動力に対して嫉妬したり」と正助の人間くささを強調する瑛太さん。

 物語の序盤は、そんな大久保の「鬱屈した状態が続く」と言い、「そこからはい上がっていく力をため込んでいる時期なのかなって気がしていて、そこで吉之助との違いが出てくる。どこか理論武装して攻めるというか、勢いだけじゃなくて、世界を変えるということの手段が吉之助とは相反してくる。でも、正直そこが難しくて、自分自身との戦いでもあるなって」とも語る。

 「ずっと吉之助の背中を見ながら、うらやましくて、悔しくて、自分が今、何をしたらいいのかって正助なりの感情に基づいた動きをしていくというところを見て、視聴者がどんな感想を持たれるのかは楽しみ」と期待していた。

 ◇逆境に打ち勝った先に見える景色は「特別なもの」

 瑛太さんの言う「鬱屈した状態」をはじめ、ドラマの中には時代を変えた男たちの「逆境」が数多く登場する。瑛太さんによると、今作の撮影自体が「逆境」といい、「謹慎になって、みんなで相撲をとったり、筋肉の話で盛り上がっている中、僕は泣かなくてはいけないような、苦しい状況下にあるというシーンが多い。撮影のスタイルも『篤姫』とはだいぶ変わっていて、いろいろな角度から頭から最後までとにかく撮るんですよね」と笑う。

 「本番の緊張感も半端なくて、決してそんなことはないんでしょうけど、絶対にミスしてはいけないって空気も流れていて。その場で斬られるかもしれないって場面でも突き進んでいく正助のエネルギーにも引っ張られて、気持ちがどんどんと上がって、呼吸もしていないこともある」と告白する。

 それでも瑛太さんは「逆境に打ち勝った先に見える景色っていうのは、ものすごい特別なものでもあって。それを僕は吉之助を演じる亮平君と見たいなって思っているんですよね」ときっぱり。「それは『篤姫』でもすごく感じたことで、1年2カ月、撮影を続けることで、積み上げてきた思い、悔しさ、野心によって、想像している以上の芝居の感覚が生まれて。『篤姫』でいうと、ただ宮崎あおいちゃんと向き合っただけで、感極まるものがあった。俳優やってきて幸せだなって思える瞬間が絶対に来るので」と確信していた。

 NHK大河ドラマ「西郷どん」は、7日から毎週日曜午後8時にNHK総合ほかで放送。

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鈴木亮平、西郷隆盛の先輩・西田敏行と初対面 新旧“西郷どん”そろい踏みでがっちり握手 

3日放送の番組「もうすぐ!西郷どん」で対談している鈴木亮平さん(右)と西田敏行さん (C)NHK
3日放送の番組「もうすぐ!西郷どん」で対談している鈴木亮平さん(右)と西田敏行さん (C)NHK

 1月7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に主演する鈴木亮平さんが、同ドラマの語りを担当する西田敏行さんと対談したことが2日、分かった。3日放送の番組「もうすぐ!西郷どん」の収録で、鈴木さんと西田さんは今回が初対面。西田さんは1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛を演じており、新旧の“西郷どん”がトークを展開する。鈴木さんは「今回このような場を設けていただき、西田さんとお会いできたので、とてもよかったです」と明かし、2人ががっちりと握手を交わす写真も公開された。

 鈴木さんは「西田さんにずっとお会いしたいと思っていたのですが、先輩・西郷さんということで、お会いするのが怖いような気がしていました」と本心をのぞかせつつ、「西田さんを感情的にして、ディレクターさんからダメ出しを受けるほど、僕らがいいお芝居をお見せできたらと思います」と気持ちを新たにしていた。

 一方、西田さんは「僕は鈴木亮平君に初めてお会いして、これぞ『西郷どん』を演じる唯一無二の役者さんと確信しました。きっと今年の年末は、親しみと敬愛を込めて『西郷どん、西郷どん』と呼ばれ、『西郷どん、すばらしかった』と皆さんから言われていると思います」と活躍に太鼓判を押した。番組はNHK総合で3日午後0時15分~同44分に放送される。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマで、林真理子さんの小説が原作。薩摩(現在の鹿児島県)の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木亮平さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。18年1月7日から毎週日曜午後8時にNHK総合ほかで放送。

<インタビュー>中園ミホ、西郷どんは「餅のような人」 時代劇初挑戦も多彩な“愛の形”を描く

7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」の脚本を担当する中園ミホさん (C)NHK
7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」の脚本を担当する中園ミホさん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務める2018年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」(NHK総合で日曜午後8時ほか)が1月7日、スタートする。脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」などで知られる中園ミホさん。主人公・西郷隆盛(吉之助)について「私が聞いたのは『餅のような人』。お餅を二つ並べて焼くとくっついて、同化してしまうじゃないですか。それほど近くにいる人の心に寄り添い、同化してしまう。男にも女にも子供にも愛されていましたし、相手の懐に入り、共感して行動する人だったんじゃないかって。そんな西郷を人間として有機体になるよう、生き生きと描きたいと思っています」と話す中園さんに、ドラマへの思いを聞いた。

 ◇大河ドラマで時代劇初挑戦 信頼寄せる林真理子に「高みを目指す」姿勢を教わった

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩(現在の鹿児島県)の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 原作は連続ドラマ「不機嫌な果実」(TBS系、1997年)や「anego[アネゴ]」(日本テレビ系、2005年)などで中園さんがタッグを組んできた林真理子さんの小説。中園さんは今回が時代劇初挑戦で、「正直、私に務まるかなと戸惑いもあったのですけど、林さんの原作と聞いたら、そこは絶対に他の人には渡したくはないって(笑)。執筆を決めたのは原作の林さんの存在が大きかったです」と明かす。

 また、中園さんは「大河ドラマを書く日がくるとは思ってなかった」と話し、「林さんとは何度もご一緒させていただきましたが、『常に高みを目指しなさい』といつもおっしゃっていただいて、根性なしの私に高い山を登らせているのは、間違いなく林さんなんです」と断言する。

 そんな中園さんにとって林さんへの信頼は絶大だ。「林さんの原作が骨太で、しっかりしているからこそ、私は思いっきりジャンプをして、エンターテインメントとして描ける」といい、「林さんほど寛大な原作者はいないと思います。『映像に関してはあなたはプロだから』といつも任せてくださいます。原作から大きく離れても、それはそれで面白がってくれる。今回は歴史という大きな原作があり、その歴史をどういう切り口で見せるかが難しいのですが、そこは原作に色濃く書いてあるので、私はそれを生き生きとした人間ドラマとして描きたいと筆を進めています」と語った。

 ◇女性目線で描く薩摩の男社会 前半の見どころは西郷と島津斉彬の師弟愛

 男尊女卑が色濃い薩摩の男社会を、林さんと中園さんという2人の女性が描くのも今作の魅力だ。「私は彼らがどんな生活をしていて、何も食べていたのかってすごく気になりますし、実は西郷は草鞋を編んだり、味噌を作ったり、とても器用で細やかな一面も持っていたそうです。さらに、極めて男尊女卑の薩摩にあって、女性にも優しい人で、3度結婚しますがその度に、ひとりずつきちんと愛し抜き、そして別れを経験する中で、(人間的に)大きくなっていったのではないかと。政(まつりごと)において、大きな働きをするけれど、スケールの大きな男になっていったのは女性からの影響もあると思います」と自身の考えを明かす。

 さらに「歴史に明るくない私でも興味津々で書いているほど、この時代の若者たちの群像劇は本当に面白い。歴史に詳しくない方にもぜひ見ていただきたいです。もちろん、歴史考証の素晴らしい先生が付いていますから、歴史好きの方にも十分楽しんでいただけると思います」とほほ笑む。

 また今作には、西郷と3人の妻をはじめとする男女の愛に加え、友情や師弟などたくさんの愛がちりばめてあると中園さんは話す。「前半は島津斉彬と西郷の忠義を超えた強い愛。西郷はもともと情の濃い人で、斉彬も西郷をすごく愛していたと思います。それは前半の見どころです。大久保(利通)と西郷も子供のころからずっと一緒で、あれだけ互いに刺激し合って、思い合っていたのが、対立する関係に変わってしまうのは、相手への愛が強いからこそだと思う」と、物語に様々な愛を散りばめたことを話してくれた。

 ◇登場人物は皆「逆境の人」? 作品に秘めたメッセージは…

 最後に西郷や大久保らの人物像や生きざまを通して、現代に伝えたいことを聞くと、中園さんは「逆境」をキーワードに挙げ、「本当に今、先が見えない時代だと言われ、今まさに逆境に立たされている人もたくさんいると思いますが、逆境というのは必ずみんなに起こることですし、そういう逆境こそが人を強くするんだ、というメッセージやエールを送れれば」と明かす。

 「西郷も大久保も逆境の人で、数年間、辛酸をなめて、理不尽な理由で表舞台から引っ込んでいた時期がある。後から出てくる岩倉具視や徳川慶喜もそうです。特に西郷の人生は逆境の連続で、侍なのに少年時代に右手の腱を切って、剣術ができなくなるというのは、大変な挫折だったと思います。しかし、そういう逆境がこの人を計り知れないスケールの人間にしたのだというところに注目していくと、一層、その人が魅力的に見えてくると思うんです」としみじみと語った。

 NHK大河ドラマ「西郷どん」は、7日から毎週日曜午後8時にNHK総合ほかで放送。

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<インタビュー>鈴木亮平、「西郷どん」の西郷隆盛は「草食系」? 見た目は「意識せず」

7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK
7日にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務める2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(NHK総合で日曜午後8時ほか)が1月7日、スタートする。誰もがその名を知る明治維新のヒーロー・西郷隆盛(吉之助)を演じる鈴木さんだが、「吉之助さんの魅力は共感力。すごく泣きますし、いつの時代でも相手の立場になって考えられる、当時としては女性っぽい繊細さを兼ね備えた人で、ある種“草食系”に寄っているかもしれない」と明かす。また上野の銅像をはじめとする一般的なイメージや原作に描かれた“目力”についても「あえて気にせず、意識しないようにしています」とあくまで自然体を貫く鈴木さんに、ドラマへの思いを聞いた。

 ◇男にも女にもめっぽうモテた西郷どん 一番の魅力は「共感力」

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマで、林真理子さんの小説が原作。薩摩(現在の鹿児島県)の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 今作で描かれるのは、男にも女にもめっぽうモテて、周囲から親しみを込めて「西郷どん」と呼ばれたという“人間・西郷隆盛”だ。鈴木さんは「すごく人間力があって、愛された方という印象があります。目の前にいる人の痛みを自分の痛みのように感じてしまう、僕は『共感力』って呼んでいるんですけど……。とにかく考えるより先に行動する。当たって砕けろ精神を生まれたときから持っている人。すごくうらやましいですし、僕もそうありたい」と明かす。

 西郷隆盛といえば東京・上野の銅像や弟の従道をモデルに描かれたという肖像画が有名だ。鈴木さんは、役作りへの真摯(しんし)な姿勢で知られるが、今作に限れば「あえて気にせず、意識しないようにしています」と話す。原作で強調されている“目力”についても、「文献を見ると、西郷さんって目が異常に大きくて、黒目に吸い込まれそうだって書かれていて、かたや僕は正反対の目をしている。最初そこは悩みましたが、今までも肖像画に似ても似つかない人はたくさんいたわけで、自分が持っていないものを追いかけてもしょうがないので、吉之助さんの慈愛に満ちた目を意識しながらやっています」と説明する。

 ◇薩摩の男たちの逆境の物語 薩摩弁には苦戦?

 ドラマには西郷隆盛の盟友・大久保利通(正助)をはじめ薩摩の男たちが数多く登場する。彼らが逆境を乗り越え、愛と勇気で時代を切り開いていく姿も見どころとなる。「考えるよりまず動くっていう、そういう部分を“美徳”とする精神は薩摩には昔からあって。実行力、行動力は本当にすごいなって思います。吉之助さんはすぐ安請け合いし、すごく身分の高い人に意見して危ない目に遭ったりする。でも動かないと見えてこない世界、出会うことのない人がいて、西郷さんの財産に後々なっていくので、無鉄砲でいいから当たってみるのは大事なことなんだなって学んでいます」と語る。

 また当時の薩摩にあって、実は「男が泣く」ことが一つの美徳でもあったいい、「人に感動して泣く、悔しさで泣くってことは美徳のうちだったって歴史公証の先生に聞いて。僕らが思う男らしさってことにこだわらず、人間くささを強調しながら今はやっています。時代によって男らしさの尺度が変わることはあると思いますけど、特に男らしさはあまり意識はしていないです」ときっぱり。

 さらに「男らしい社会の中でもいろいろなキャラがいて、吉之助さんは当時としては女性っぽい繊細さを兼ね備えた人で、ある種“草食系”に寄っているかもしれないです。あの時代にしては珍しいっていう、そこを生かしながら演じることができれば」と演技プランを披露する。

 一方で、薩摩弁には苦戦中で「短い文章なら大体アクセントの位置が分かってきたんですけど、長い文章になると、自分で想像していたものと、(学習用にせりふが吹き込まれた)テープを聴いたときの、差がすごくあって。こんなにやっていてもまだ分からないものかっていうくらいです。せりふはすぐ覚えることはできるんですけど、アクセントの位置を覚えるのに、普段の何倍も時間がかかり、台本と向き合っている時間がすごく多いです」と苦労を明かした。

 ◇島津斉彬役・渡辺謙から“金言” 相撲シーンは「本番一発」

 薩摩藩主・島津斉彬役の渡辺謙さんからは、顔合わせのときに「とにかく気にせず、前だけを向いて、前のめりに突っ走って、転んでもいい、それを俺たちが全力でサポートするから、心配ごとは全部俺らに預けて、お前は突っ走っていけ」と声を掛けられたという。「これぞ自分が目指すべき道というか、尊敬できる先輩に改めて出会えました」と充実の表情を浮かべる。

 鹿児島ロケの思い出を聞くと、「仙巌園(鹿児島市)でずっと撮影をしていたんですけど、景色もよくて、世界遺産の庭園に土俵を作って、御前相撲をやらせていただいて。あれは特別な経験でしたね、ずっと晴れて、地元の大きな力にも歓迎されているのかなって感じましたね」と振り返っていた。

 中園ミホさんの脚本については、「せりふがグッとくるものが多いです。自分が言うせりふより、言われたせりふが印象に残るんですけど、一つ一つが吉之助さんや視聴者の気持ちに残るような強烈なせりふで、いちいちグッとくる。あと愛情の描き方っていうのが、中園さんらしいと思います。女性的というか、男女の恋愛のように、主従や親友の関係を描いていて、より濃い人間関係になっている。それが当時の薩摩の気風にマッチしているような気がしていて。男が男にほれるっていう、本当に素晴らしくて、演じがいがあります」と心酔していた。

 NHK大河ドラマ「西郷どん」は、7日から毎週日曜午後8時にNHK総合ほかで放送。

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「西郷どん」ドランクドラゴン鈴木が出演 「真田丸」に続く大河ドラマで「塚地超え」?

2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークイベントに登場した(左から)鈴木拓さん、高梨臨さん、沢村一樹さん、高橋光臣さん (C)NHK
2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」のトークイベントに登場した(左から)鈴木拓さん、高梨臨さん、沢村一樹さん、高橋光臣さん (C)NHK

 2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のトークイベントが、鹿児島市内で12月21日に行われ、お笑いコンビ「ドランクドラゴン」の鈴木拓さんの出演が発表された。鈴木さんは16年放送の「真田丸」に続く大河ドラマ出演で、今作では高梨臨さんが演じるふきの父・平六役を務める。

 鈴木さんは「メガネを外して撮影をしていたので恥ずかしかった」としながらも、「今年1発目の仕事が死体役だったので生きている役でうれしかったです」と喜びのコメント。一方、登場は第2回のみで、同ドラマには相方の塚地武雅さんも西郷家に仕える下男・熊吉役で出演することから、「大河でたくさん出させてもらったので、そろそろ塚地超えができるなと思っていましたが、そうでもなかったです」と残念がっていた。

 トークショーには約900人が来場。鈴木さん、高梨さん、高橋光臣さんに加え、沢村一樹さんがサプライズゲストで登場した。沢村さんは「徐々に徐々に、始まるんだなと僕自身がすごく感じていて、早く始まらないかというのと、もっともっと宣伝する機会があるといいなと複雑な気持ちです」と明かし、「鹿児島出身の西郷さんが主人公ということで、きっと全国からいろいろな人が来ると思います。しっかりと鹿児島を全国にアピールするチャンスでもあるので、鹿児島の人の良さがドラマと一緒に全国に拡散していくといいなと思っています」と語っていた。

レキシが「西郷どん」パワープッシュソング制作! SPムービー公開も出演オファーと勘違い?

2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のパワープッシュソングを制作した「レキシ」こと池田貴史さん (C)NHK
2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のパワープッシュソングを制作した「レキシ」こと池田貴史さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演で2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のパワープッシュソングを、日本史を題材とした楽曲でおなじみの池田貴史さんソロユニット「レキシ」が制作。ドラマの公式サイトでスペシャルムービー「西郷像 挨拶編」が12月19日、公開された。

 「西郷像 挨拶編」は、楽曲制作の依頼を大河ドラマの出演オファーだと勘違いしたレキシ(池田さん)が“柴犬”を連れ、役作りのために東京・上野にある西郷隆盛像まであいさつに行く……という内容。「この度は大変な役目を仰せつかり誠に光栄でございもす。 西郷どん(SEGODON)の名に恥じぬようしっかりと努めもす。よろしくお願いしもす」とコメントを寄せている。

鈴木亮平、西郷隆盛の“先輩”西田敏行の語りは「心強い」

2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん
2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが12月6日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2018年のNHK大河ドラマ「「西郷(せご)どん」の第1回完成試写会に登場。1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛を演じた俳優の西田敏行さんが語りを担当することについて、鈴木さんは「『西郷どん』の撮影に入る前に歴代の西郷を一通り見て、やっぱり西田さんの西郷さんというのは強烈なイメージがあって。鹿児島弁も完璧ですし、正直プレッシャーを感じた」と明かしつつ、「そのプレッシャーをいい方に変えて、負けるわけにはいかないと思ったし、目標でもありライバルでもある西田さんにナレーションをやっていただけるのは心強い」と語った。

 さらに鈴木さんは、「実際の西田さんの声は西郷さんの声ではなく、吉之助を見守る西田さんの声になっていて、僕は西郷の先輩がエールを送ってくれていると思ったんですけど、それをはるかに超える温かさで包んで、見守ってくれていたので感動しました」ともコメント。また体調を考慮して語りを降板した女優の市原悦子さんについては「大変、残念」と話していた。

鈴木亮平、「西郷どん」第1回完成「間違いなく自信ある」と確信

2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん(右)と渡邉蒼さん
2018年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」第1回完成試写会に登場した鈴木亮平さん(右)と渡邉蒼さん

 俳優の鈴木亮平さんが12月6日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2018年のNHK大河ドラマ「「西郷(せご)どん」の第1回完成試写会に登場。誰もがその名を知る明治維新のヒーロー・西郷隆盛(吉之助)を演じる鈴木さんは、「今日この日を迎えてどんな気持ちになるのかと思ったんですけど、不思議と緊張感やドキドキはない。それは自分の中に間違いなく自信があるから」と力を込め、「1年間、皆さん応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 この日は、主人公の子供時代を演じる渡邉蒼さん(13)も登場。鈴木さんは渡邉さんの演技について「子供時代の吉之助の大事なシーンは見ていましたが、渡邉蒼君の後ろから同じ光景を見ようとしていたので正直、演技は見ていません(笑い)。顔が似ているので、それだけで十分」と話し、会場の笑いを誘った。

柴咲コウ「一人では生きていけない」としみじみ 鈴木亮平には“狭い空間”のススメ?

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん
「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん

 NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演を務める女優の柴咲コウさんが11月30日、東京・渋谷の同局で行われた「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に出席。柴咲さんは「(撮影は)本当にあっという間と言う感覚だった。夢中でやっていたら終わっていたなって、作品に没頭できた」と振り返ると、「スタッフさんとも仲良くなり、励ましてもらって、支えてもらって、強くなれた。やっぱり一人では生きていけない、お互い励ましながら高め合っていかなくてはいけないって、勉強になりました」としみじみと話していた。

 この日は2018年のNHK大河ドラマ「「西郷(せご)どん」に主演する鈴木亮平さんに大河主演のバトンをつないだ柴咲さん。鈴木さんから1年間の撮影を乗り切るために気を付けることを聞かれると、「どうやって集中力を保つか(が大事)」といい、自身は「せりふを覚えるのと寝るだけ」の狭い部屋に引っ越し、そこから「NHKに通っていた」と告白。これには鈴木さんも驚きつつ、「狭い空間にいるようにします」と肝に銘じていた。

 「おんな城主 直虎」は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継承。今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。12月17日に最終回を迎える。

 「西郷どん」は、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)の愚直な姿にカリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。放送は18年1月7日からスタートする。

鈴木亮平、“宿敵の先祖”井伊直虎との対面に「迷いが…」

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した鈴木亮平さん(左)と柴咲コウさん
「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した鈴木亮平さん(左)と柴咲コウさん

 2018年のNHK大河ドラマ「「西郷(せご)どん」に主演する俳優の鈴木亮平さんが11月30日、東京・渋谷の同局で行われた「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に出席。維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛を演じる鈴木さんは、“宿敵”にあたる徳川幕府の大老・井伊直弼の先祖の直虎役の柴咲コウさんと対面。「明日は井伊家がいかに幕府で強大な力を持っていて、あいつらを何とかしなければいけないってシーンを撮るので、いま柴咲さんと会ってしまうと、迷いが出てしまう」と明かし、周囲の笑いを誘った。

 そんな鈴木さんだが、最後には「『西郷どん』の西郷隆盛はとにかくよく笑ってよく泣いてよく走る。日曜日ドラマを見ていただいて、あんなにも体の大きな男が必死になって走り回っているなら、月曜から私も頑張ろう、オレも頑張ろうって思ってもらえるようなドラマになっていると自信は持っていますので、ぜひ2018年1月からは『西郷どん』をよろしくお願いします」と力強くアピールしていた。

鈴木亮平、直虎・柴咲コウから大河のバトン 「本当に重い重いもの」

「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(右)と鈴木亮平さん
「大河ドラマ主演 バトンタッチセレモニー」に登場した柴咲コウさん(右)と鈴木亮平さん

 放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で主演を務める女優の柴咲コウさんと2018年の同「「西郷(せご)どん」に主演する俳優の鈴木亮平さんが11月30日、東京・渋谷の同局でバトンタッチのセレモニーを行った。柴咲さんは浜松市のみかん、鈴木さんは鹿児島県の伝統工芸品・薩摩(さつま)切子のグラスを贈り合い、鈴木さんは「僕はまだ走り始めたところなんですけど、大河のバトンというのは本当に重い重いものと思っております」とかみしめるように語った。

 柴咲さんは「(撮影は)本当にあっという間という感覚だった。夢中でやっていたら終わっていたなって、作品に没頭できたなって」と振り返ると、「鈴木さんは楽しみながら撮影してください」とエール。一方、鈴木さんは「明日は井伊家がいかに幕府で強大な力を持っていて、あいつらを何とかしなければいけないってシーンを撮るので、いま柴咲さんと会ってしまうと、迷いが出てしまう」と困っていた。

 最後に鈴木さんは「『西郷どん』の西郷隆盛はとにかくよく笑ってよく泣いてよく走る。日曜日ドラマを見ていただいて、あんなにも体の大きな男が必死になって走り回っているなら、月曜から私も頑張ろう、オレも頑張ろうって思ってもらえるようなドラマになっていると自信は持っていますので、ぜひ2018年1月からは『西郷どん』をよろしくお願いします」と呼びかけていた。

 「おんな城主 直虎」は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継承。今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。12月17日に最終回を迎える。

 「西郷どん」は、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)の愚直な姿にカリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。放送は18年1月7日からスタートする。

「西郷どん」語り市原悦子が降板 代わって西田敏行に 決めぜりふ「チェスト!」もすでに収録

西田敏行さん
西田敏行さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の語りを担当することが決まっていた女優の市原悦子さんが体調を考慮して降板し、俳優の西田敏行さんが代わりに担当することが11月22日、明らかになった。同日、東京・渋谷のNHK放送センターで開かれた放送総局長会見で発表された。

 今回の交代について、番組の櫻井賢制作統括は「定期的にスタジオに通い、ナレーションの収録を続けていくには、リハビリにもう少し時間がかかるということで、今回は残念ながら降板いただくという結論になった。最後まで西田さんが担当する」と話した。

 自己免疫性脊髄(せきずい)炎のため休養しているという市原さんの状況は「夏ごろに退院されて、リハビリの様子も伺いながら進めてきたがもう少しお時間がかかるということで(降板が)決まった」と言い、「西田さんは先日、第1回の収録をした」とすでに収録も済ませていることを明かした。

 女性から男性に代わったことについては「西田さんの語り口、女性から男性に代わったと言うこともあるので、ふさわしい語りを目指して、(脚本家の)中園(ミホ)さんと相談しながら、語りを制作している。(以前、西郷隆盛を演じたことがある)西田さんに鈴木亮平の1年を見守っていただくので、なにか温かい語りをしていただけるのではないかと感じている。語りの決めぜりふ『チェスト!』は残る。先日、たまらない語り口で西田さんはやってくれた」と現状を説明した。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される57作目の大河ドラマで、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)の愚直な姿にカリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容

 原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」やテレビ朝日系の人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当する。放送は18年1月からで全50回を予定している。

  ◇市原悦子さんコメント

このたびのこと、本当に申し訳ありません。

大河ドラマ「西郷どん」の語りをお引き受けすることとなり、たくさんの方々から激励のお手紙やメッセージをいただいてまいりました。

心から感謝しております。

皆さんの声に支えられ、すてきな台本を傍らに置き、リハビリを続けてまいりましたが、元気にNHKに通うにはもう少し時間がかかりそうです。

関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。

元気になって再び皆様にステキな物語をお届けできる日を楽しみに、リハビリに励んでおります。その日を皆様もお待ちになってくださいませ。

 ◇西田敏行さんコメント

「翔ぶが如く」(1990年)で西郷隆盛を演じさせていただいた私が、今度は西郷の生涯を見守る「語り」のお役目を仰せつかりました。

先日は、同じくNHKの番組「ファミリーヒストリー」にて、私の先祖が薩摩藩士だったことも分かり、鹿児島との不思議な縁に驚いております。

鈴木亮平さん演じる「西郷どん」をしかと最後まで見守らせていただきます。

そして、市原さんが、一日も早く元気な姿を私どもにお見せいただけること、心より祈っております。

大河ドラマ「西郷どん」メインビジュアル解禁 桜島をバックに若き主人公と題字が「どん」!

鈴木亮平さん主演で2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」のメインビジュアル (C)NHK
鈴木亮平さん主演で2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷どん」のメインビジュアル (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演で2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」のメインビジュアルが11月7日、公開された。雄大な桜島をバックに、エネルギーをほとばしらせる若き主人公・西郷隆盛の姿を映し出し、大きく「どん」との題字も乗った力強いビジュアルになっている。

 題字やビジュアルは、海を中心とした自然をフィールドとして活動するクリエーティブ集団「L.S.W.F」が制作。NHKはコンセプトについて「大地のエネルギーに満ちた鹿児島、そしてその象徴とも言える桜島にてまだ見ぬ未来に向かって、桜島に負けないエネルギーをほとばしらせる若き西郷どんを表現しました」と説明している。またビジュアルに併せて、ドラマのプレサイトもオープンした。

「西郷どん」地元・鹿児島で初回パブリックビューイング 林真理子、桜庭ななみら登場でトークも

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の原作者の林真理子さん(左)と西郷琴役の桜庭ななみさん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の原作者の林真理子さん(左)と西郷琴役の桜庭ななみさん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の初回(18年1月7日放送)のパブリックビューイングが、地元の鹿児島で実施されることが分かった。当日はトークショーも行われ、原作者の林真理子さん、西郷琴役の桜庭ななみさん、西郷桜子役の西郷真悠子さん、主人公の子供時代を演じる渡邉蒼さんも登場する。

 パブリックビューイングの会場は宝山ホール(鹿児島市)で、NHK・BSプレミアムの放送に合わせて午後6時にスタートする。トークショーは午後5時からで、同7時からアフタートークもある。ドラマロケ地の鹿児島県姶良市のシネマサンシャイン姶良でも初回パブリックビューイングを予定している。

鈴木亮平、「西郷どん」地元・鹿児島おはら祭に飛び入り参加 「薩摩の風を感じられた」

鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に飛び入り参加した鈴木亮平さん
鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に飛び入り参加した鈴木亮平さん

 2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主演を務める俳優の鈴木亮平さんが11月2日、鹿児島市で開催された「第66回おはら祭」に登場。原作者の林真理子さんと熊吉役のお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんの参加は事前に発表されていたが、鈴木さんは“飛び入り”で、地元の人たちと一緒に踊りを楽しんだという。

 鈴木さんは「これほど大きなお祭りだと思わなくて、スケール感に驚きました。踊っている人も見ている人も、みんなが本当に楽しみながら参加していて、僕も楽しかったです。盆踊りは子供のとき以来で、事前に動画は見ていたんですけど、行ったら前の人が教えてくれたので、踊りは簡単に覚えられました」と振り返っている。

 さらに鈴木さんは「『西郷どん』で、地元の鹿児島がどのくらい盛り上がっているのか僕らは全然分からないので、実際に皆さんと触れ合えて、盛り上がりを肌で感じました。薩摩の風を感じられてよかったです。鹿児島の人の期待とか、裏切らない芝居をしていかないといけないなと、さらに思いました」と気持ちを新たにしていた。

 原作者の林さんは「とてもエネルギーにあふれたすてきなお祭りでした。最後に少しだけ踊りに参加させていただきましたが、シンプルでありながらも見ている以上に難しい踊りですね。来年はきっともっと盛り上がっていらっしゃるので、また踊りに参加したいですね」とコメント。塚地さんも「周りのご年配の方々とか若い子供たちとかも振り返るたびにワーワー言ってくれて、一緒に踊っている僕たちも楽しくできたので、本当に貴重な体験でした。これが薩摩の地で薩摩の盛り上がりなんだ、みたいな感じで、『西郷どん』にも生かしていけたらなと思います」と話していた。「第66回おはら祭」は3日も開催され、2日と合わせて約2万4000人を超える踊り手が参加する予定。

「西郷どん」原作者・林真理子が鹿児島おはら祭に参加 ドランク塚地も!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」の原作者の林真理子さん(左)と熊吉役の塚地武雅さん
NHKの大河ドラマ「西郷どん」の原作者の林真理子さん(左)と熊吉役の塚地武雅さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演し、2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の原作者・林真理子さんが、11月に鹿児島市で開催される「第66回おはら祭」に参加することが分かった。林さんは、ドラマで西郷家に仕える下男・熊吉を演じるお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さんと共に、祭りの特別ゲストとして11月2日午後7時ごろに登場する予定。

南野陽子、斉藤由貴の代役で幾島に 大河「西郷どん」

NHK大河ドラマ「西郷どん」に幾島役で出演する南野陽子さん
NHK大河ドラマ「西郷どん」に幾島役で出演する南野陽子さん

 女優の南野陽子さんが、来年1月から放送されるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、斉藤由貴さんの代わりに篤姫の女中頭、幾島(いくしま) を演じることが10月18日、分かった。同日、NHKの公式サイトで発表された。斉藤さんは不倫報道を受けて、今年9月に所属事務所を通じて「出演を辞退したい」と申し出ていた。

NHK、「西郷どん」出演の南野陽子に「期待とエール送りたい」

NHK大河ドラマ「西郷どん」に幾島役で出演する南野陽子さん
NHK大河ドラマ「西郷どん」に幾島役で出演する南野陽子さん

 NHKの木田幸紀放送総局長は10月23日、東京・渋谷の同局で行われた定例会見で、2018年1月から放送されるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で斉藤由貴さんの代わりに篤姫の女中頭、幾島(いくしま) を演じる南野陽子さんについて、「(準備する時間が少なく)南野さんに役作りなど負担が重いと思う。そのことについては申し訳ない。素晴らしい幾島役を作り上げていただきたいと、期待とエールを送りたい」と語った。

ピース又吉、「西郷どん」起用は脚本家の“鶴の一声” 中園ミホ「いいわよね」で徳川家定役

又吉直樹さん
又吉直樹さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新たなキャストが10月3日、東京・渋谷の同局で発表され、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが徳川家定役で出演することが明らかになった。又吉さんは同日に行われた会見には欠席。一方、制作統括の櫻井賢プロデューサーは、又吉さんの起用は脚本家の中園ミホさんの「又吉さん、いいわよね」の一言で決まったことを明かした。

 又吉さんが演じる家定は、江戸幕府十三代将軍で、北川景子さん演じる於一(篤姫)の夫となる。「ぼけた発言や奇行がある“愚鈍”な殿で、子宝も望めない」といううわさもあるが……という人物。2008年の「篤姫」では堺雅人さんが演じて話題を集めた。

 櫻井プロデューサーは、「中園さんが『又吉さん、いいわよね』と言って、僕も『いいですね』って感じで(出演が決まった)。ちゃんとしているのかよく分からない存在の、不思議な魅力のある家定の登場を楽しみにしていただきたい」と自信をのぞかせていた。

「西郷どん」関ジャニ錦戸、ピース又吉が大河初出演 主人公の“運命の女性”に二階堂ふみ

大河ドラマ「西郷どん」に主演する鈴木亮平さん(左)と“運命の女性”を演じる二階堂ふみさん
大河ドラマ「西郷どん」に主演する鈴木亮平さん(左)と“運命の女性”を演じる二階堂ふみさん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新たなキャストが10月3日、東京・渋谷の同局で発表された。「関ジャニ∞」の錦戸亮さん、お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤さん、「ピース」の又吉直樹さんらの大河ドラマ初出演が決まった。錦戸さんは西郷従道役、井戸田さんが桂久武役、又吉さんは徳川家定役を務める。また主人公と結婚する“運命の女性”愛加那を二階堂ふみさんが演じることも明らかになった。

 そのほか田中道子さんが品川宿にある宿屋「磯田屋」で働く給仕のタマ役で大河ドラマ初出演。大久保満寿役でミムラさん、阿部正弘役で藤木直人さん、月照役で尾上菊之助さん、調所広郷役で竜雷太さん、井伊直弼役に佐野史郎さん、徳川斉昭役で伊武雅刀さんの出演も発表された。

 錦戸さんが演じる従道は西郷家の三男で、幕末期は兄・西郷と行動を共にするがその後、“西南戦争”で兄を追い詰める側に立つ。又吉さんが演じる家定は、江戸幕府13代将軍で、北川景子さん演じる於一(篤姫)の夫となる。「ぼけた発言や奇行がある“愚鈍”な殿で、子宝も望めない」といううわさもあるが……という人物。2008年の「篤姫」では堺雅人さんが演じて話題を集めた。

 会見で錦戸さんは、兄役の鈴木さんから会って早々「『オレら似ているよな』と言われた」といい、「僕自身、きっちりと役割を果たして、精いっぱい頑張っていきたいと思う」と意気込み。鈴木さんは「(従道の)子役がぽっちゃりしていたので、(青年役では)どんな僕にそっくりな人が来るのかと思ったら、まさかの亮君。やっているうちに兄弟に見えるようになるんじゃないかと思う。亮君は美男子ですてきなお芝居を見せてくれるので、兄弟の絆をしっかりと見せていきたい」と力を込めていた。なお、又吉さんは会見を欠席した。

斉藤由貴、NHK大河「西郷どん」降板

NHK大河ドラマ「西郷どん」を降板した斉藤由貴さん
NHK大河ドラマ「西郷どん」を降板した斉藤由貴さん

 女優の斉藤由貴さんが、来年1月から放送されるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」を降板することが9月21日、分かった。同局の公式サイトで発表された。

 公式サイトによると「(斉藤さんの)所属事務所から、本日、出演を辞退したいという申し出がありました。これを受けてNHKとして検討した結果、予定通りご出演いただくのは難しいと判断し、出演者を変更することとしました」としている。斉藤さんは、篤姫の女中頭、幾島(いくしま) を演じる予定だったが、代役は「今後、早急に出演者の選考を進めてまいります」とつづられている。「西郷どん」は、主演の鈴木亮平さんが西郷隆盛を演じる57作目の大河ドラマ。

鈴木亮平、“西郷どん”の肉体に瑛太「男でもほれぼれ」 相撲シーンで上半身裸に

2018年大河ドラマ「西郷どん」に出演する(左から)黒木華さん、鈴木亮平さん、瑛太さん、沢村一樹さん=NHK提供
2018年大河ドラマ「西郷どん」に出演する(左から)黒木華さん、鈴木亮平さん、瑛太さん、沢村一樹さん=NHK提供

渡辺謙、「西郷どん」島津斉彬役で出演

大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬を演じる渡辺謙さん
大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬を演じる渡辺謙さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストとして、渡辺謙さんが主人公・西郷隆盛の生涯の師となる島津斉彬(しまづ・なりあきら)役で出演することが6月27日、明らかになった。渡辺さんがNHK大河ドラマに出演するのは、2001年の「北条時宗」で時宗の父・時頼を演じて以来17年ぶり。

 渡辺さんはNHK大河ドラマに、デビューして間もない1984年の「山河燃ゆ」に出演、87年には「独眼竜政宗」で主役を演じ、「俳優としての基礎を育てていただいた『大河ドラマ』に恩返しさせていただく機会をいただきました」と意気込んでいる。

 また、渡辺さんは役どころについて、「鹿児島で絶大な人気を持つ斉彬公ですが、彼の苦悩、無念、希望、勇気、さまざまな思いを感じながら、生きていこうと思っております」とビジョンを語っている。斉彬の異母兄である島津久光役で青木崇高さん、斉彬の側室・喜久役で戸田菜穂さん、斉彬の側近・山田為久役で徳井優さんが出演。語りは女優の市原悦子さんが担当することも発表された。

 新キャストについて、制作統括の櫻井賢さんは「日本を代表するものすごい才能に結集いただきました。才能と才能がぶつかり合う中、どんな物語が生まれてくるか、私もすでに視聴者の一人として、身震いするほどワクワクしております」と語り、渡辺さん演じる斉彬について、「西郷の生涯を生き抜く鈴木亮平さんが、俳優として、西郷どんとして、その大きな背中を追いかけ、大いにぶつかり合い、撮影現場に虚実ない交ぜの“師弟関係”が生まれ、大河ドラマ『西郷どん』に力強いエネルギーがあふれ出すことを期待しています」とコメントを寄せている。

鈴木亮平、「西郷どん」方言も妥協せず 「明治維新のようなドラマに」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に出席した主演の鈴木亮平さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に出席した主演の鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の出演者発表会見が4月12日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われ、主人公・西郷吉之助を演じる鈴木さんや、於一(篤姫)を演じることが発表された北川景子さん、農民の娘・ふきを演じることが発表された高梨臨さんらが出席した。鈴木さんは「理想のキャストの方が集まってくださった」と喜び、「歴史で大きな事件が動く瞬間は、絶対に一人(の力)では動かないものだと強く思っています。みんなの熱い心とタイミングのうねりの中で、強烈に一つにとがったときに、大きな事件が起こる。このドラマもみんなが一つの方向に向かって熱い気持ちを持って、それが爆発するような、明治維新のようなドラマにできたら」と意気込んだ。

 会見には、ほかに高橋光臣さん、堀井新太さん、沢村一樹さん、斉藤由貴さん、鹿賀丈史さん、小柳ルミ子さんらが出席した。

 鈴木さんは、鹿児島県出身の沢村さんから「鹿児島弁(の練習を)やっているか」と聞かれるといい、「『ちょこちょこ』と言ったら、『今からやっとかないとやばいよー』とすごくプレッシャーをかけられ……」とエピソードを明かしつつ、「大学のときに言語学を先行しており、言葉というものがとても好きで大事にしているので、方言も妥協せず、演技の前にある大きなハードルとして乗り越えていきたい」と意欲的に語った。

 また方言について、薩摩藩主の島津斉興(なりおき)を演じる鹿賀丈史さんは、1990年に放送された大河ドラマ「翔ぶが如(ごと)く」で大久保利通を演じた際を振り返り、「薩摩弁を大事にしていこうと、なるべく薩摩弁でしゃべりました。それで、視聴者の方から『よく分からん』ということで、字幕が出た」と当時を回顧していた。

 斉藤さんは、篤姫の女中頭の幾島(いくしま)を演じる。昨年の「真田丸」に続く大河ドラマ出演となり、「昨年に引き続きなので、お話をもらったときは『え、また? いいのかな』と思ったことは事実です」と笑いながらコメント。篤姫役の北川さんの教育係という役どころで「常に(北川さんと)一緒にいることになると思うので、来年1年、眼福ということで楽しみたいと思ってます」と語った。

 また沢村さんは、島津斉彬を次期藩主にと尽力する赤山靱負(ゆきえ)を演じる。自身の“エロキャラ”について触れ、「朝の番組(連続テレビ小説『ひよっこ』)で父さん(役)をやっているのもあって、(エロキャラは)完全に封印しています」ときっぱり。「引き続き大河ドラマに出させていただくということで、完全封印、持続したいと思っています」とコメント。斉興の側室、由羅(ゆら)を演じる小柳さんは「私が演じるのだから、まっすぐで普通の役ではないんだろうなとうすうす感じています。『お由羅騒動』というのが実際にあったそうで、騒動といえば小柳ルミ子、と思われているのかなと」と笑わせ、「ひと癖もふた癖もある役のほうがやりがいがあります」と意気込んだ。

北川景子が「西郷どん」篤姫役で大河ドラマ初出演 「身の引き締まる思い」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に出演することになり会見に登場した北川景子さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に出演することになり会見に登場した北川景子さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演する2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが4月12日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表され、島津家の分家に生まれた姫・篤姫役で北川景子さん、農民の娘・ふき役を女優の高梨臨さんが演じることが明らかになった。北川さんと高梨さんが大河ドラマに出演するのは初。

 北川さんは「とても緊張しています。私にとって、NHKの作品も大河ドラマも初めての経験になります。いつか出演させていただきたいと心の中で思っていた大河ドラマに携わることができ、すてきなみなさんとすてきな作品でご一緒できてとても光栄に思っていますし、とても身の引き締まる思いですが、とっても緊張しています」とあいさつ。

 さらに「過去にも篤姫を演じた方はいらっしゃいますが、先輩方の演じた篤姫からたくさんのことを勉強して、史実も勉強して、(脚本を担当する)中園(ミホ)先生がお書きになる『西郷どん』の中の篤姫のオリジナリティーも大切にしながら、一生懸命努めてまいりたいと思います」と意気込みを語った。

 ほかに篤姫の女中頭、幾島(いくしま) を斉藤由貴さん、島津家第27代当主で薩摩藩主の島津斉興(なりおき) を鹿賀丈史さんが演じ、斉興の側室、由羅(ゆら) を小柳ルミ子さん、島津斉彬を次期藩主にと尽力する赤山靱負(ゆきえ) を沢村一樹さんが演じることも発表された。また西郷や大久保利通らが結集した「精忠組」に参加した大山格之助を北村有起哉(ゆきや)さん、有村俊斎を高橋光臣さん、西郷の弟分、村田新八を堀井新太さんが演じることも発表された。

西郷・鈴木亮平が大久保・瑛太を語る 「陰と陽なのかな」と直感

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛役の鈴木亮平さん(右)と大久保一蔵(利通)役の瑛太さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛役の鈴木亮平さん(右)と大久保一蔵(利通)役の瑛太さん

 俳優の鈴木亮平さんが3月27日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の会見に登場した。主人公の西郷隆盛を演じる鈴木さんは、西郷の盟友でライバルでもある大久保一蔵(利通)役を演じる瑛太さんについて「僕が陽なら(瑛太さんは)陰なのかな」とイメージを語った。

 瑛太さんが演じる大久保は、西郷の幼なじみで、町内一の秀才とうたわれていたが不遇な青春時代を過ごす。後に島津斉彬の弟・久光に近づいて頭角を現し、西郷と共に倒幕に活躍。明治維新の立役者の一人となった。

 鈴木さんは「『西郷どん』を受けたときからずっと考えていたのが『大久保役を誰がやるんだろう?』ということ。個人的には『瑛太君がいい』と思っていた。これは本当の話です」と力説。理由について鈴木さんは「まず何より黒い部分を感じます」と言って会場を笑わせた後で、「半分冗談で半分本気です。インタビューで『誰を意識するか?』と聞かれたら、瑛太さんの名前を出していた。自分にできない芝居をする」と明かした。

 瑛太さんは「鈴木亮平さんとは初共演。(以前鈴木さんが)電車のホームでたたずんでいて、ホームにこんなに存在感がある方がいるとは」と過去のエピソードを披露。「久しぶりにお会いしても、このまま撮影を続行してもいいと思うぐらい安心感がある。(西郷隆盛が敗北して自刃する)西南戦争まで紆余曲折(うよきょくせつ)あるので、とても楽しみにしています」と話した。

黒木華、真田信繁から西郷隆盛の妻に 「今度は3番目の奥さん。最後まで生きていられる」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の3人目の妻となる岩山糸を演じる黒木華さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の3人目の妻となる岩山糸を演じる黒木華さん

 女優の黒木華さんが3月27日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた鈴木亮平さんが主演の2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の会見に登場した。西郷隆盛の3人目の妻となる岩山糸(いわやま・いと)を演じる黒木さんは、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で、主人公・真田信繁(堺雅人さん)の最初の妻・梅役を演じたものの、戦で命を落としてドラマの途中で“退場”した。黒木さんは「大河は2回目で、今度は3番目の奥さん。(ドラマの)最後まで生きていられるだろうな」と話して、会場を笑わせた。

 黒木さん演じる岩山糸は、西郷と同じ城下に住む好奇心のある武家の娘で、幼いころから「西郷どん」にひそかに思いを寄せている。一度は心ならず他家へ嫁ぐが、西郷の3人目の妻となる運命の女性だ。黒木さんは「糸として、この撮影が終わるまで、亮平さんを愛し続けられたらいいなと思う」と意気込みを語った。

「西郷どん」新キャスト発表 大久保利通役に瑛太、運命の女性役は黒木華

瑛太さん(左)と黒木華さん
瑛太さん(左)と黒木華さん

 鈴木亮平さんが主演の2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の新キャストが3月27日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。大久保一蔵(利通)役を瑛太さんが演じるほか、西郷3人目の妻となる運命の女性、岩山糸を黒木華さんが演じる。

 さらに西郷の妹、琴を大河初出演となる桜庭ななみさん、弟の吉二郎を渡部豪太さん、父の吉兵衛を風間杜夫さん、母の満佐子を松坂慶子さん、大久保の父、次右衛門を平田満さんがそれぞれ演じる。西郷家に親子代々仕える熊吉役で塚地武雅さんも出演する。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される、57作目の大河ドラマで、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。だが、そんな愚直な姿に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へ奔走。そして、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……。

 原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」や人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当。維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛は、2度の島流し、3度の結婚を経て、類いまれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げるが、最後は明治新政府と戦い、命を散らす。肖像写真は一枚も残っておらず、その謎に満ちた西郷の生涯に、林さん、中園さんという女性コンビが「女の視点」で切り込んでいく。

 放送は18年1月からで全50回。

「西郷どん」の“BL”要素にNHK放送総局長「ちょっと怖いところもある」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に登場した(左から)中園ミホさん、鈴木亮平さん、林真理子さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に登場した(左から)中園ミホさん、鈴木亮平さん、林真理子さん

 NHKは11月16日、渋谷の同局で定例会見を行い、木田幸紀放送総局長は、2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」を手掛ける脚本家の中園ミホさんから「ボーイズラブ」(BL)というワードが飛び出したことについて、「楽しみにしていますが、ちょっと怖いところもあります」と苦笑いを浮かべた。

 中園さんは今月2日に行われた「西郷どん」の主演発表会見で、「原作はいろいろな愛にあふれている。師弟愛、家族愛、男女の愛、ボーイズラブまで、そういうラブストーリーがちりばめられている」とコメント。制作統括の櫻井賢さんも「ドラマの中でそこ(BL)をどう表現していくか。ボーイズラブというものをどうとらえるか。楽しみにしていてください」と劇中での描き方に含みを持たせていた。

 木田放送総局長は、「西郷(せご)どん」同様、明治維新の立役者・西郷隆盛ら“鹿児島の男”にスポットを当てた1990年の大河ドラマ「翔ぶが如く」の制作に携わった経験がある。「中園さんがどういうイメージで言われたかは、よく分からない」としながらも、「鹿児島のあの(当時の)少年から青年にかけては、四六時中、寝食をともにしていた。そういう世界だったんですけども、ラブなのか友情なのか、それは微妙だったんですけれども。汗臭い世界が描かれるのではないか」と話していた。

林真理子×中園ミホの大河「西郷どん」にNHK自信 原作の“BL”要素「楽しみにして」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に登場した(左から)中園ミホさん、鈴木亮平さん、林真理子さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の会見に登場した(左から)中園ミホさん、鈴木亮平さん、林真理子さん

 NHKは11月2日、2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公・西郷隆盛役に、俳優の鈴木亮平さんを起用したことを発表した。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見には鈴木さんに加え、原作者の林真理子さん、脚本を手がける中園ミホさんも出席。維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛の謎に満ちた生涯を、林さん、中園さんが「女の視点」で切り込んでいく同作について、制作統括の櫻井賢さんは「私たち男性の発想からは出てこないところで、新しい、『人間・西郷』を裸にできるのでは。日曜8時にいろいろな人に見ていただける大河に」と期待と自信をのぞかせた。

 櫻井さんは鈴木さんの起用理由について「舞台、映画、テレビとさまざまな役割を演じてこられて、この人まだまだ化けるぞと。そういう方をお迎えして、西郷を託せるのはこの人しかいないと、ますます実感をしています」とコメント。さらに「見たこともなかった『これが西郷だ』という人物を演じてくれる。誰も見たことがなかった鈴木亮平さんを見られる」と語った。

 また林さんの原作小説には「BL(ボーイズラブ)」要素も含まれているが、櫻井さんは「自分の尊敬する人に対して、恋愛感情に近い尊敬があったり、あの時代の男たちのあり方であったりとかをひもといていく中で、恋愛に近い心情があったんじゃないか」と理解を示すと、「林さんも原作で書かれているんですけども、ドラマの中でそこをどう表現していくか。ボーイズラブというものをどうとらえるか。楽しみにしていてください」と笑みを見せた。

鈴木亮平、18年大河で西郷隆盛役も肉体改造は“未定” 「今はまっさらの状態」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で主人公・西郷隆盛を演じることになり会見に出席した鈴木亮平さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で主人公・西郷隆盛を演じることになり会見に出席した鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが、2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公・西郷隆盛役に決まり、12月2日にNHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見に出席した。役に合わせた肉体改造で知られる鈴木さんは、恰幅(かっぷく)のいい男性として描かれることの多い西郷隆盛の役作りについて「正直、今はまっさらの状態。何も考えないようにしている」と明かした。

 鈴木さんは「世間の皆さんの西郷像からかけ離れたものにはしたくない」としながらも、約30キロ体重を増量した主演映画「俺物語!!」の時のような過酷な肉体改造については「世間のイメージは外見だけじゃないと思う。こういう人だったんだという内面もある」とあくまで未定であることを強調。脚本を手がける中園ミホさんからは「いつ脱いでもいいような体に」とのリクエストを受けているといいながらも、鈴木さんは「方向性はこれからスタッフや脚本の方と決めていきたい」と語った。

 また鈴木さんは今回は初の大河出演で「正直に言いまして、大変な抜てきをしていただいた自覚がある。うれしいよりも、責任感が大きく、その責任感に身がひきしまる思い」と心境を明かすと「大河ドラマは実在の人物を1年かけて描く、俳優としてこれ以上のものはないことで、楽しみでもあります」といい、「しっかり自分ならではの西郷隆盛を提示できたらと思う。大河の長い伝統に恥じないよう情熱的でエネルギッシュなものにしたい」と意気込んでいた。

NHK大河ドラマ「西郷どん」主演は鈴木亮平 「身がひきしまる思い」

2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で主演に決まり会見に出席した鈴木亮平さん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」で主演に決まり会見に出席した鈴木亮平さん

 2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の主人公・西郷隆盛を、俳優の鈴木亮平さんが演じることが11月2日、明らかになった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれた会見で発表された。鈴木さんが大河ドラマに出演するのは今回が初。

 会見に出席した鈴木さんは「正直に言いまして、大変な抜てきをしていただいたという自覚がある。うれしいよりも、責任感が大きく、その責任感に身がひきしまる思い」と心境を明かすと「大河ドラマは実在の人物を1年かけて描く、俳優としてこれ以上のものはないことで、楽しみでもあります」と語った。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される、57作目の大河ドラマで、維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛が主人公。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。だが、そんな愚直な姿に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へ奔走。そして、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……

 原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」や人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当。維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛は、2度の島流し、3度の結婚を経て、類いまれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げるが、最後は明治新政府と戦い、命を散らす。肖像写真は一枚も残っておらず、その謎に満ちた西郷の生涯に、林さん、中園さんという女性コンビが「女の視点」で切り込んでいく。

 放送は18年1月から。全50回。2017年は柴咲コウさん主演の「おんな城主 直虎」が放送される。

NHK大河ドラマ:2018年は「西郷(せご)どん」 林真理子原作×中園ミホ脚本で西郷隆盛描く

2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の原作者・林真理子さん(左)と脚本の中園ミホさん
2018年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の原作者・林真理子さん(左)と脚本の中園ミホさん

 2018年のNHK大河ドラマが、明治維新の立役者の一人として知られる西郷隆盛を主人公にした「西郷(せご)どん」に決まったことが9月8日、明らかになった。原作は人気作家・林真理子さんの「西郷どん!」で、脚本は連続テレビ小説(朝ドラ)「花子とアン」や人気ドラマ「ドクターX」シリーズなどの中園ミホさんが担当する。

 維新の“ヒーロー”として知られる西郷隆盛は、2度の島流し、3度の結婚を経て、類いまれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げるが、最後は明治新政府と戦い、命を散らす。肖像写真は一枚も残っておらず、その謎に満ちた西郷の生涯に、林さん、中園さんという女性コンビが「女の視点」で切り込んでいく。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる18年に放送される、大河ドラマ第57作。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。だが、そんな愚直な姿に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)が目を留める。西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へ奔走。そして、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……。

 原作の林さんは「以前、最後の将軍徳川慶喜とその妻・美賀子を書いたときに、幕末の複雑さにつくづく苦労しました。しかし、それゆえに歴史の主役たちにすっかり魅了されてしまったのです。中でも一番難解で面白いのが、西郷さんです。彼を巡る女性たち、流された島々を深く描くことによって、今まで誰も書かなかった西郷どんを作り上げているという自負があります」とコメント。

 脚本を手がける中園さんも「セゴドンという男の魅力に、女の視点で切り込みます。林真理子さんの原作は愛にあふれています。命懸けで彼を愛した男たち、女たちの視線を交え、テレビの前の皆様にも一年間どっぷりセゴドンに惚れていただきたいと思っています」とメッセージを寄せている。

 放送は18年1月から。全50回。2017年は柴咲コウさん主演の「おんな城主 直虎」が放送される。