まんぷく(朝ドラ) ニュース

福ちゃんの“おめでた”視聴者祝福 「心もほっこり」「武士の娘に孫が~」 <SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」で主演を務める安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」で主演を務める安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第42回が11月17日に放送され、ヒロインの福子(安藤さん)が妊娠3カ月であることが判明し、視聴者から祝福の声が上がった。

 第42回では、福子の密会疑惑で揺れる「たちばな塩業」。萬平(長谷川博己さん)はモヤモヤして、母・鈴(松坂慶子さん)はイライラ。一方、福子は闇市を歩き回り、世良(桐谷健太さん)が塩を密売した業者を見つけ出し、売り上げをかすめ取っていたことを突き止める。福子が世良を問い詰めようと向かった先には、大阪商工会の三田村会長(橋爪功さん)がいて……。

 福子は世良の悪事を暴いただけでなく、三田村会長から投資を引き出す大活躍。さらに終盤、福子は萬平と鈴に「妊娠3カ月ですって」と告げ、3人で喜び合うという展開に、SNSでは「福ちゃん、おめでた!」「おめでたを報告する福ちゃん、ホントに可愛らしかった!」「福ちゃん、おめでたで心もほっこり」「おめでたを喜ぶシーンで流れる涙にうれし泣き」「武士の娘に孫が~」などの言葉が並んだ

<インタビュー>橋爪功「まんぷく」を朝ドラと知らず出演快諾 「泥臭く人間臭いドラマになれば」と

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に三田村亮蔵役で出演している橋爪功さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に三田村亮蔵役で出演している橋爪功さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、大阪経済界の重鎮の三田村亮蔵役で出演している俳優の橋爪功さん。橋爪さんが朝ドラに出演するのは1999年度前期の「すずらん」以来、19年ぶりで「朝ドラの収録でどれだけNHKに通ったことか……」と懐かしむ。また「実は今回『まんぷく』が朝ドラって知らないで出演を受けてしまったんです」と笑顔で明かす橋爪さんが、役作りの一端やドラマへの思いを語った。

 ◇良くできた台本から受け取れる情報は無尽蔵にある

 三田村亮蔵は、大阪商工会の会長で実業界の大物。面倒見がよく、人望も厚い。誰もが一目置く大人物でありながらも性格は温厚。困っている人を見ると放っておけず、ついつい情にほだされてしまう一面があり、萬平(長谷川博己さん)の危機を救うため一肌脱ぐことになる……。

 橋爪さんは「三田村という男は大阪商工会会長で実業界の大物です。実は僕自身はあまり役作りをしないで、演出担当に任せているところもあります。とはいえ何もしないわけではなく、良くできた台本から受け取れる情報は無尽蔵にありますし、自分の役だけではなく、その周りの人物たちの背景などをいろいろ想像して演じています」と語る。

 また、「現場でいつでも修正できるようにアンテナを張っています」という橋爪さんは、「自分の目線で考えてきたことと、台本を読み込んできた演出陣の目線では、どこかですれ違いやギャップが生じてしまう」とベテランらしく理由を説明。「撮影したあとに演出担当がしっくりきていない顔をしてたら、『じゃあ次はこういうふうに演じるのはどうでしょう?』と僕は(考えを)提供する役割。だから現場ではエネルギーを使いますね」とも明かす。

 ◇登場するのは英雄ではなく、普通だけどちょっと面白くて魅力的な人々

 ドラマについて聞くと、「インスタントラーメンという世紀の発明品の物語ですが、そこに登場するのは英雄ではなく、普通だけどちょっと面白くて魅力的な人々です」と力を込める。「終戦後、価値観ががらりと変わった世の中でも、大阪の商人や研究者たちはエネルギッシュでしたし、そのタフさを伝えるのに関西言葉がしっくりとはまっています。大阪を舞台にしているので、泥臭く、そして人間臭いドラマになればいいなと思っています」と思いを語った。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

芦田愛菜、“福ちゃん”呼びも好評 朝ドラ「まんぷく」語りへの思い

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で語りを担当している芦田愛菜さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で語りを担当している芦田愛菜さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)の“まんぷく夫婦”をはじめとする愛らしいキャラクターたちと共に、人気の要因の一つになっているのが芦田愛菜さんによる語り。視聴者からも「芦田愛菜ちゃんが“福ちゃん”って呼ぶから、福ちゃんに余計に親しみを感じる」といった声が上がっている。朝ドラ史上最年少14歳で全編の語りを担当する芦田さんの思いとは……。

 ◇芝居をより分かりやすくするために語りがある 「いい意味で存在感を消して」

 ドラマの語り(ナレーション)を務めるのは今回が初めて。芦田さんは「これまでいろいろなお仕事をさせていただきましたが、“語り”のように、そのシーンの雰囲気を壊さないように声を入れていくのは、やはり難しいです」と素直に明かす。

 一方で、「1話15分という短い時間の中でお芝居をより分かりやすくするためにナレーションがある」と、ある種の使命感を持って収録に臨んでいるようで、「いい意味で存在感を消して、少し離れたところから登場人物たちを見守るような存在でいられたら」と語りに対して、芦田さんならでは思いも。

 また「雰囲気に合った声でナレーションするというのは、女優として“演じる”という部分に通じるところもある」とも捉えている芦田さん。ドラマは戦前から始まる「女の一代記」ではあるが、制作陣から視聴者の方々に「昔の話だ」と思われてしまわないよう「今と昔をつなぐ懸け橋」になってほしいとのオーダーがあったようで、「特に声を作ったりせずに自然体でナレーションしてほしいというリクエストもあったので、等身大の私で自分らしくナレーションさせていただいています」と明かしている。

 ◇気持ちはテレビの前の視聴者と同じ? 「福ちゃんを応援しながら」…

 そんな芦田さんに台本の印象を聞くと「ちょっとおっちょこちょいで、どこか周りをクスッと笑わせてくれる福ちゃんが憎めなくて、愛らしい可愛らしい女の子だなと思いました。映像を見ても、福ちゃんはみんなからの愛情をたっぷりに受けて育てられてきたことが感じられて、ほっこりと温かい気持ちになっています」と笑顔を見せる。

 今後についても「本当に可愛らしい福ちゃんが、萬平さんを支える強い女性になっていくところが楽しみです」と期待し、「私もテレビの前の皆さんと同じ気持ちで福ちゃんを応援しながら、『まんぷく』という物語をより一層楽しく親しみやすいお話だと感じていただけるような語りを目指します」と力を込めていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

<インタビュー>中尾明慶、「まんぷく」で“塩軍団”の一人に 「朝から元気に男臭く」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に出演している俳優の中尾明慶さん。萬平(長谷川博己さん)の下で働くことになる青年・岡幸助(おか・こうすけ)として、11月7日放送の第33回に初登場した。岡は撮影現場で「塩軍団」と呼ばれる男たちの一人。「5日の放送回から塩作りの話が始まって、ドラマの雰囲気もガラッと変わります。朝から元気に男臭く……。これまでなかなか、男臭い朝ドラはなかったと思うので、見てもらえなくなったらどうしよう(笑い)」とちょっぴり心配そうな中尾さんに、ドラマについて語ってもらった。

 ◇初の朝ドラ「すごく光栄」 岡は「戦後に数多く存在していたであろう、男の一人」

 今回が初の朝ドラで「すごく光栄に思っています」と明かす中尾さん。「出演が決まったという報告をすると、皆さんから『おめでとう』と返ってくるので、やっぱり朝ドラってすごいんだなって思います。国民的に人気のある、本当にみんなが見ているドラマだということを実感し、改めて出演することをうれしく思います」と驚きと喜びを語っている。

 演じる岡は、萬平が後に開く製塩会社で働く従業員。出征前は乾物屋で奉公をしていたが、空襲で店が燃え、路頭に迷っていたところ、人手を集めていた神部(瀬戸康史さん)から声をかけられる。真面目な性格ではあるが、自尊心が高くけんかっ早いので、同僚とぶつかることもしばしば。時に騒ぎを起こして会社に迷惑をかけることも……という役どころ。

 中尾さんは岡という男について、「曲がったことが嫌いで、真面目で、一生懸命働くときは働く、とにかく真っすぐな男だと思います」と印象を明かし、「ちょっとけんかっ早いところもありますが、戦争というつらい経験をして、帰ってきたら周囲からいろいろと批判され、苦しい思いをしている。戦後の時代に数多く存在していたであろう、男の一人なんです」と共感を抱く。

 岡は塩作りを担う集団の中でも、特定の同僚に偏ることなく、みんなと分け隔てない関係を築いていく。中尾さんは「リーダーぶってるわけでもありませんし、いろいろな人とけんかにはなりますが、それをいつまでも引きずることもありません。社長である萬平さんも岡のことを信頼してくださっているので、きっと仕事のできる男なのだと思います」と推測する。

 その一方で岡は、戦争によって苦しい思いをしてきて、心を閉ざしている部分もあるという。中尾さんは「『お金がもらえるのならなんでもやる!』という思いで塩作りに参加してみたら、そこが意外にも温かいところで、時間と共につらい気持ちも薄れてきて、人の温かみを感じていっている」といい、「自分がトラブルを起こしても『気にしないから、明日から頑張ろう』と言ってくれる同僚のみんなに心を動かされ、岡なりにだんだん成長していっているのでしょう。物語が進んでいくにつれて、せりふも柔らかくなっている気はします」と変化を予告していた。

 ◇ヒロイン・安藤サクラは癒やし系?

 そんな中尾さんに撮影現場の様子を聞くと「とにかくにぎやかです」と回答。ヒロイン・福子役の安藤さんは「癒やし系」で、「すごく不思議な雰囲気を持った方。とても気さくでやさしいです」とコメントしている。一方、萬平役の長谷川さんについては「役の雰囲気のままで、落ち着いていて『こんな大人になりたいな』と思う方」といい、「本当にすてきな方々が出演しているドラマだと思います」と実感する。

 中尾さんによると、塩作りの開始と共にドラマの雰囲気はガラッと変わり、青春偶像劇になっていく。「ヒロインの家族だけではなく、塩作りの男たちを含めて登場人物のさまざまな人間模様が描かれているので、人と人とのつながりの大切さを教えてくれている気がします。誰とどのような話をしながら食事をするのか、萬平さんの『人間は食べることが一番大事だ』というせりふにもつながっていくのではないでしょうか」と話している。

 「塩軍団」のふんどし姿も見どころ(?)で、中尾さんは「ふんどし姿の男たちを、ここまでたくさんドラマで見ることはそうないと思いますし、視聴者の皆さんからどんな反響が届くのか楽しみにしています」と笑っていた。

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桐谷健太、「まんぷく」世良は“今”の自分に正直に生きる男 「不公平の時代」に視聴者共感

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で世良勝夫を演じている桐谷健太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で世良勝夫を演じている桐谷健太さん (C)NHK

 NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん。上昇志向が強く、自信家で押しが強い性格の世良は、10月30日放送の第26回で再登場すると、戦後の闇市で福子(安藤サクラさん)の母・鈴(松坂慶子さん)から買い取った着物を3倍の値で売ろうとするなど、早くも“らしさ”を発揮。自分をとがめる福子らを前に「今は不公平の時代。戦死した人間と無事で帰ってきた人間。抑留された人間と帰国できた人間。飢えてる人間とたらふく食うてる人間。不公平が当たり前やのに、それを文句言うてる時点であかんのです」と持論を展開し、視聴者から「ぐうの音も出ない正論」「真理ついてる」との声が上がった。物事を善悪だけで判断しない世良という男の存在を改めて見せつける名シーンとなったが、桐谷さんはどう考えているのか……。

 元は技術屋だった世良。福子の夫・萬平(長谷川博己さん)の優れた技術と才能に圧倒され、「作る方」から「売る方」に転身し、販売の道へと突き進んでいく。常に損得勘定で行動し、親しくないにもかかわらず、萬平を「親友」と呼んだりするが、得にならないと分かるとあっさり見捨てたりする。要領が良く、状況を判断する力にたけた、たくましい男だ。 
 桐谷さんは世良について、「常に“今”の自分に正直に生きている男。福子のせりふに『世良さんが分からなくなった』とあるのですが、それは一見、世良がつじつまの合わない行動をしているようでも、すべてそのときどきの正直な気持ちによって動いているだけなんです。例えば、昨日いいと思っていなかったことでも、今日の自分がいいと思えたら、素直に行動に移すことができる人。他人から『ウソつきやん』って言われるかもしれませんが、『いや昨日と今日は違うんだ、時代は変わっているんですよ』と素直にそう言える、人の目を気にせず生きてる人だと思います」と印象を明かす。

 さらに「世良には幼いころから苦労して育ったような感じがあります。生きていく上で不公平で当たり前ということに直面し、子どものころはそれですごく悔しい思いをしてきたのではないでしょうか。ただそのことを受け入れて強く笑っていかないと、どんどん自分の心がすさんでいってしまうだけだということにもそのとき気付いたのでしょう。世良には人を蹴落とすという感覚はなく、自分が思うままに前進しているだけです。他人の足を踏んでも『ごめんな、わざと足を踏もうと思ってたわけやないで』と、サラッと言ってのける感じがあります」とも語っている。

 第26回では「ええも悪いもない!」と何があっても生き抜こうとする世良のたくましさが、発明家としてくすぶっていた萬平の闘志に火をつける結果に。「世良は『なんでも笑い飛ばせばいい』と鈍感でたくましい一面とともに、繊細さや洞察力も併せ持っています。だからこそ、萬平の才能にもいち早く気付いたのでしょう。ストーリーが進むにつれて世良の言葉が、萬平にとって刺激になり、彼の背中を押していきます。福子の支え方とはまた違った『もう一人の嫁』的な立場なのではないでしょうか」と語っていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

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牧善之介“生存確認”にファン歓喜! 恵と夫婦そろって再登場「きたー!!」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第25回が10月29日に放送され、浜野謙太さん扮(ふん)する牧善之介と橋本マナミさん演じる恵が夫婦そろって再登場。視聴者から「牧善之介きたー!!」「牧善之介と恵さん生きてたー!!!!」と歓喜の声が上がった。

 第25回は、昭和20年、終戦を迎え、疎開していた福子(安藤さん)、萬平(長谷川博己さん)、鈴(松坂慶子さん)は大阪に戻り、かろうじて焼け残った克子(松下奈緒さん)の家に身を寄せることに。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で食料を買わなければならず、福子たちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとする。ある日、福子と萬平は闇市でラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし……という展開。

 終盤、福子と萬平が屋台で一杯のラーメンを仲良く分け合っていると、隣に“ある男女”が。福子がその顔を見ると牧善之介と恵で、2組のカップルは思わぬ再会に大喜び。SNS上も「エンディングで、ひゃっほーっとなった」「いつ出てくるかと思ったら! 恵さんも牧ベビーもご無事で何より!!」「うおぉぉぉ~!! 牧・善之介ぇぇぇと、なった朝」と大きな盛り上がりを見せた。

10月29日(第25回) 終戦し、大阪に戻った福子ら 闇市ではラーメンの屋台に行列が…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第25回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第25回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第5週「信じるんです!」を放送。10月29日の第25回では、昭和20年、終戦を迎え、疎開していた福子(安藤さん)、萬平(長谷川博己さん)、鈴(松坂慶子さん)は大阪に戻り、かろうじて焼け残った克子(松下奈緒さん)の家に身を寄せることに。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で食料を買わなければならず、福子たちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとする。そんなある日、福子と萬平は闇市でラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし……。

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“馬に乗った歯医者”牧善之介は実在 ハマケン「ハマり役」ににんまり

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。10月1日放送の初回で平均視聴率23.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録すると、ここまで一度も20%を下回ることなく大台をキープしている。その要因の一つになっているのが、ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)の“まんぷく夫婦”をはじめとする愛らしいキャラクターたち。中でも“馬に乗った歯医者”こと牧善之介(浜野謙太さん)が人気を集めている。

 ◇脚本家が明かす実話エピソード…

 牧善之介は当初、「福子の姉の咲(内田有紀さん)のかかりつけの歯医者」という設定で登場。どこへ行くのにも白馬の「蘭丸」に乗って移動し、礼儀正しく「牧善之介です」と必ず自己紹介する……というコミカルキャラで、咲に交際を断られるも、福子が働くホテルで恵(橋本マナミさん)と運命的な出会いを果たし、その後、見事にゴールイン。視聴者からは「おめでとう!」と祝福の声が上がった。

 見た目も含めて、まるでマンガの登場人物のような牧善之介。だが、脚本を手掛けた福田靖さんによると、ヒロイン・福子のモデルとなった安藤仁子(まさこ)さんの子孫の方に伺った“実話エピソード”の一つとして、「歯医者さんが長女さんに何度もプロポーズに来られて、その方が馬に乗って家の前までいらっしゃったとか。そのエピソードで生まれたのが、牧善之介です」と“実在していた”ことを明かしている。

 ◇ハマケン「馬に乗る役は初めて」「まさか朝ドラで」

 さらに福田さんは“馬に乗った歯医者”牧善之介について、「このドラマの中で最も僕が好きなキャラクターで、NHKさんのことだから、スタジオに馬を入れるんだろうと思ったら、案の定……」と笑顔で語っていたが、役を演じた浜野さんも、「実は馬に乗る役は初めてです。大河なら分かりますが、まさか朝ドラで乗るとは……」と振り返っている。

 劇中では、白馬で登場するわりに馬の乗り降りに苦戦し、視聴者に一笑い提供するのもお約束になっていた。浜野さんは「これまで、いろいろなドラマでさまざまな役を演じてきましたが『今回はハマり役だね!』って周りに言われると、うれしい半面『運がいいわけじゃないぞ。俺が(腕前で)寄せているんだよっ!』って心の中で思うこともありますが(笑い)、この牧という役はまさに『ハマり役』です! 運が良かった! すごく肩の力を抜いて演じられるんです~」とまんざらでもない様子だった。

 「まんぷく」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

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10月27日(第24回) 意識不明だった萬平、目を覚ます 数日後に入隊も…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第24回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第24回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月27日の第24回では、意識不明だった萬平(長谷川博己さん)が目を覚ます。それから数日後、萬平は入隊するものの、適性検査で落とされ、その日のうちに戻されてしまう。情けなさと悔しさで落ち込む萬平を、福子(安藤さん)は散歩に連れ出す。そこへ突然、米軍の戦闘機がやってきて……。

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朝ドラは「手をかけた家庭料理」 登場人物も「献立」 脚本家が明かす執筆の裏側…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。その要因の一つになっているのが、ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)夫婦をはじめとする愛らしいキャラクターたち。「私は武士の娘です」が口癖で、干渉したがりの福子の母・鈴(松坂慶子さん)、何かと缶詰をプレゼントする純な料理人・野呂幸吉(藤山扇治郎さん)、白馬の「蘭丸」に乗って現れるロマンチストな歯医者・牧善之介(浜野謙太さん)……。朝ドラの執筆を「手をかけた家庭料理を毎日作るイメージ」とし、登場人物のことも「献立」と表現する脚本の福田靖さんに話を聞いた。

 ◇朝ドラの王道“女の一代記”も「ほぼオリジナルの世界」

 「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマだ。

 「物語を作るにあたって、まず『オリジナルにしますか?』『それともモデルを探しますか?』というところから打ち合わせをして、結果、モデルを探すことになりました」と話す福田さん。プロデューサーが用意した「いくつかのモデル候補」の中に安藤夫妻の名前があったといい、「調べれば調べるほど、成し遂げてこられた内容が素晴らしくて。インスタントの袋麺を作ったこと、カップ麺を作ったことは、本当に画期的だということで決定した」と振り返る。

 ところが、仁子さんに関する資料はほぼ皆無。朝ドラの王道ともいえる“女の一代記”でありながら、これは異例のケースで、福田さんも「インターネットで検索しても出てこないし、『大宅壮一文庫』というマスコミの方がよく調べ物をなさる雑誌の博物館でも「安藤仁子」でヒット数はゼロ。本当に表に出てこない方なんです。この方を主人公にするということは、ほぼオリジナルの世界」と認める。

 ◇毎日献立を考えるお母さんに似た大変さある

 その一方で「実在のモデルがありながら、ほぼフィクションですので、物語を一から起こしていくことについての大変さはありますが、それが僕の仕事ですので」とさらりと言ってのける福田さん。

 1話15分という尺についても「大河ドラマのように45分あれば、冒頭のシーンがラストに生きてくる、うねりや流れのある物語を作ることができます。それは週に1度、ちゃんとしたレストランでフルコースの料理を食べるようなもの」と前置きした上で、「朝ドラの場合、例えば月曜日に伏線があり、それが金曜日に生きてくるという作り方をすることはできません。月曜日に何が起こったか、うちのお袋なんて絶対に忘れています(笑い)。ということはフルコースではなく、手をかけた家庭料理を毎日作るイメージです」と説明する。

 「だから、特別すごいものではないかもしれませんし、号泣するほどのことはないかもしれません。もちろん号泣していただけたらうれしいのですが、1回1回が、一品一品ですので、毎日献立を考えるお母さんに似た大変さはありますよね」と苦労はありつつ、「登場人物に関しては、やはり流れの中で、このタイミングで、こういう人物が欲しいということを考慮します。これも献立なんですね。ここは緑黄色野菜が出てきた方がいいとか、お肉が続いたから、次はお魚も食べなさいという感じで入れていきます。毎日のことなので、視聴者の方が飽きないように考えます」と明かしている。

 ◇気をつけているのは登場人物のリアリティー

 また福田さんは「どんなキャラクターにするかというのは、化学反応がどういうふうに起こってくるのかを考えながら采配しています」といい、「物語を描くときに気をつけているのは登場人物のリアリティーです。人にはそれぞれの正義や信念があり、それぞれに愛情を持ち、愛するものがあり、それゆえに互いにぶつかっていくのだろうと思いますし、それを描きたい」と力を込める。

 一人の脚本家として「僕の仕事は日常から逸脱した何かを発明することではありません」とも言い切る福田さんは、「普段の家族での会話や、ワイドショーで今話題になっていることなどをチェックして、視聴者のみなさんと同じ目線でいることを心がけています」とも告白する。

 さらに「実在の人物がモデルである以上、実際に起こった事件というものが存在します。その出来事についての記述は残っていますが、いざ脚本に起こし始めると『なぜその事件にたどり着くのか』ということまでは分かりません。例えば、萬平さんは逮捕されますが、それはある日突然起こるのではなく、そこにたどり着くまでの空気感が必ずあるはずです。それがある時、パッと裏返る。そんなカードの出し方を心がけながら書いています。どのタイミングで、どのカードを出していけば、最後にそのカードが裏返った時に、見ている人が『そうきたか!』と受け入れることができるかどうか、常に考えています」と語った。

 「まんぷく」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

10月25日(第22回)福子、疎開して1カ月 萬平は、魚取りをしている子に遭遇し…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第22回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第22回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月25日の第22回では、福子(安藤さん)たちが疎開して1カ月たった。福子と鈴(松坂慶子さん)は台所仕事をしており、手持ち無沙汰な萬平(長谷川博己さん)が、散歩に出かけると、川で魚取りをしている子どもたちに遭遇。子どもたちと一緒に網で魚をつかまえているうちに、もっと効率よく魚を取る方法を思いつく。だが後日、村役場の職員が家にやってきて……。

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10月24日(第21回) 福子が萬平、鈴と疎開 マイペースな夫と母に挟まれ…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第21回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第21回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月24日の第21回では、昭和20年3月、福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)と鈴(松坂慶子さん)は、萬平の親戚を頼って、危険の迫る大阪から、兵庫にある上郡という土地に疎開することに。いろりのある昔ながらの一軒家で、3人の生活が始まる。マイペースな夫と母の間に挟まれ、福子は気を使って……。

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咲姉ちゃん・内田有紀の“退場”に「早すぎる」の声 変わらぬ“美”にも再注目 <SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第11回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第11回の一場面 (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第11回が10月12日に放送され、ヒロイン・福子(安藤さん)の姉・咲(内田有紀さん)の“最期”が描かれた。同回では、福子の大好きな“咲姉ちゃん”の病状は回復せず、ついに帰らぬ人に。視聴者は「咲姉ちゃんがこんなに早くいなくなっちゃうなんて」「咲姉ちゃん、早すぎる……」「咲姉ちゃん、もう出ないの? 早すぎる」と“退場”を惜しんだ。

 内田さんは今回が初の朝ドラ出演。以前と変わらぬ“美”に改めて注目が集まり、SNSでは「美人薄命とは咲姉ちゃんのことを言うんだ」「内田有紀さん美しいな」「こんなにも美人薄命が似合う女優さんになられるとは」との声も上がっていた。

 12日の第11回では、咲の深刻な病状を知らされ、福子、鈴(松坂慶子さん)、克子(松下奈緒さん)は悲しみにうちひしがれる。一方、大阪東洋ホテルでは、福子の先輩・恵(橋本マナミさん)が突然2人の男性から交際を迫られる“大事件”が。恋愛経験がほとんどない恵は……という展開だった。

新朝ドラ「まんぷく」スタートで視聴者の反応は? 史上最年少語り・芦田愛菜に「さすが」の声 <SNS反響>

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第1回の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第1回の一場面 (C)NHK

 安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が10月1日スタートした。前作「半分、青い。」とは好対照な、朝ドラの王道とも言える「女の一代記」ということで、注目を集めた初回。視聴者からは「ザ・朝ドラ!って感じ」「朝ドラはこうでないと!と思わせてくれる第1話」「なんだろう。このホッコリ感」「朝ドラ的朝ドラで安心する」などの声が上がった。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんはヒロインの福子を演じる。

 今回はヒロインの子供時代がなく、第1話から安藤さんが18歳の福子として登場。SNSでは「福ちゃん可愛い」「無邪気な笑顔に、こちらも自然と笑顔になる」「安藤サクラさんの鉄板の演技力と笑顔最高」「違和感なく18歳に見えた」といった言葉が並ぶなど、評判はは上々。早速ラーメンを食べるシーンも描かれ、「ラーメン食べたくなる」「ラーメンおいしそう」「朝から飯テロの予感」といった意見も見られた。

 また、安藤さんと共に注目を集めたのが、朝ドラ史上最年少14歳で全編の語りを担当する芦田愛菜さん。「芦田愛菜ちゃんのナレがめっちゃ良かった!」「愛菜ちゃんのナレ、とても自然で心地よかった」「芦田愛菜ちゃんさすがの芦田プロだった」「芦田先生、さすがの貫禄です」「芦田愛菜さんの安定感。さすが芦田先輩」と、こちらも視聴者から好評を得ていた。

 1日の第1回では、1938年、大阪。女学校を卒業した今井福子(安藤さん)は、母の鈴(松坂慶子さん)と一番上の姉・咲(内田有紀さん)と3人で暮らしていた。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようと、福子は大阪東洋ホテルの電話交換手として働くことに。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる立花萬平(長谷川博己さん)で……という展開だった。

<インタビュー>安藤サクラ「子育て」と「朝ドラヒロイン」 葛藤と喜び…母親になり「パワーみなぎる」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じる安藤サクラさん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じる安藤サクラさん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんがヒロインのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が10月1日スタートする。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんと妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたドラマ。安藤さんはヒロインの福子を演じる。2017年に第1子を出産し、朝ドラ史上初、子育て中のヒロインとなった安藤さんに、オファー直後の苦悩や喜び、ヒロイン役への思いなどを聞いた。

 ◇朝ドラのヒロイン役「今だからこそできる」

 「まんぷく」は99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を長谷川博己さんが演じ、福子の母・鈴を松坂慶子さん、長姉・咲を内田有紀さん、次姉・克子を松下奈緒さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。

 朝ドラ史上初、子育て中のヒロインとなった安藤さん。だが、昨年10月にオファーを受けた直後は子育てに専念しようと決めていて「やる可能性はゼロ」だったという。「悔しかったですね、このタイミングでできるわけがないって」と安藤さんは当時の心境を振り返り、「どうやったらこの悔しさを、子供を育てる上で、より良い方向に自分の気持ちをもっていけるかなと。『悔しい』とか『やりたかった』『この子がいなかったら、やっていた』と考えるのは絶対に嫌だったので、どうやったらハッピーな出来事として子育ての糧にできるか、すごく悩みました」と打ち明ける。

 気持ちを変えたのは、夫の柄本佑さんら家族の後押しだった。「特に、義理の母(角替和枝さん)から言われた言葉に強く背中を押されて。柄本のお父ちゃん(柄本明さん)も、うちのお父ちゃん(奥田瑛二さん)も、夫も、子供は産んでいないじゃないですか。でも、子供を産んで、なおかつ女優としてやってきた義理の母が『これやらないなら、事務所もお仕事も辞めちゃいな』と言ってくれたのが、すごく心強くて。覚悟を決める一つのきっかけになりました」と安藤さん。

 続けて「両方のお父さんも、夫も、『なんでそんなに一大事みたいな顔してんの?』って感じで。やればいいじゃん、と軽く背中を押してくれたことが、一歩踏み出しやすかった」と晴れ晴れとした表情で明かす。

 撮影が始まってみると、家族の存在の心強さを改めて実感したという。安藤さんは「いざ始まってみたら、これはやっぱり自分の家族じゃなかったら絶対できなかったな、と思いました。悩んでいる時にすごく具体的な細かいアドバイスをくれるんです。細かいアドバイスを家族みんながくれて……」と明かし、「楽しくみんなで手をつないで冒険しているんです。みんなで背中を貸し合って山を登っている感じ。みんなで、はあはあ言いながら、ニコニコしながら冒険している時間は、すごくいとおしすぎて。人生の中のすごく貴重な時間。1分、1秒でも、この時間を体中で味わいながら過ごさなきゃいけない、と、セットの中でいつも幸せをかみ締めています」と満面の笑みで喜びを語る。

 母親になったことで、女優としてはどのような変化があったのか。安藤さんは「すごく変わりました」と即答し、「演じる体力も含め、全てにおいて、母ちゃんになったらパワーがみなぎるようになりまして。すごく体力があるんです」と笑う。「心も体も疲れ切って演じていたら出るものって違うと思うんですけど、皆さんのサポートもあるし、日々の生活も含め、すべてがエネルギーに満ちあふれている感覚に驚いています。子供を産む前の体力と違うことが、自分でも不思議。福子という役も、朝ドラのヒロインという役割も、今だからこそできるんだなと感じています」と充実ぶりを語り、「(自身の出産から)まだそんなに年月はたってないので、陣痛のシーンは楽しかったです。新しい陣痛のシーンをお届けできると思います(笑い)」と楽しそうな表情をみせる。

 ◇今までにない真っすぐな役で「生まれ変われる」

 朝ドラについて、安藤さんはどんな印象を抱いていたのか。「映画やドラマより、もっと日本の隅々まで届けられる作品で、携帯の電波が入らないような地域のおばあちゃんも見ている印象。映画のロケでそういう山奥に行き、お住まいの方々にお世話になることが多いんですが、自分が出演した映画って、そういうところにはなかなか届かないこともある。ロケに行く度に『いつか朝ドラに出たら、この地域の方々にも恩返しできるかな』と思っていました」と語る。

 多くの人に見られることへのプレッシャーは? 安藤さんは「無いです」と答え、「商店街で、知らないおばあちゃんたちと売っているお魚の話とかするのが好きで(笑い)。(朝ドラに出演することで)そういう親戚みたいなおじちゃん、おばちゃんが全国に増えるのかなと思っています」と強心臓ぶりものぞかせる。

 安藤さんといえば、「第71回カンヌ国際映画祭」でパルムドールを受賞した「万引き家族」をはじめ、“曲がった役”が多かったイメージがある。真っすぐで明るい福子役を演じることについて安藤さんは「明るい役が無かったわけではないけど、曲がった役が多かったですね。真っすぐに立っていない、真っすぐに座れない、真っすぐに物を見られない、という女性」と振り返り、「今回、カメラテストをして思ったことは、福ちゃんを演じるためには、自分が真っすぐ立てなきゃだめだな、ということ。真っすぐ立って、真っすぐ前を見られる肉体を持たなきゃいけないなと思いました。ここまで真っすぐな役は、今までに無いですから。今回、本当に真っすぐな女性を時間をかけて演じる機会があることで、人として、女性として、すごくいい生き物に生まれ変われるのではないかと思っています」と力を込める。

 ◇台本に大笑い「やっていて楽しい」

 撮影は順調なスタートを切った。安藤さんは「松坂さん、内田さん、松下さん。最初は、そのお三方というだけでものすごく緊張していた」としつつ、「女4人が今井家に集まったら、自分が勝手にイメージで作っていた壁が一切無くて。皆さん優しく接してくださって、両手を広げてくださっていたような印象でした。そこにすごく助けられました」と現場の印象を語り、「撮影初日も、初日という緊張感はものすごくありましたけど、変なものを背負わずに現場に入れたのはその家族のお陰と思っています」と感謝する。

 「マンガでもこんなに楽しみに新刊を待ったことは無いぐらい、台本が届くのが楽しみ」と、今は楽しみながら撮影できていることを明かす安藤さん。長谷川さんが台本を読みながら「腹を抱えて大笑いし始めた」というエピソードも紹介し、「なんて幸せな作品なんだろうと思いました。私も毎回笑ったり泣いたりしています」と楽しそうに話す姿には、気負いは感じられない。福ちゃんとしての時間を過ごし始めている安藤さんは、真っすぐに前を向き、「なんてことのない会話に、いつも味わいがある。やっていて、楽しいです」と、演じる喜びを語ってくれた。

(C)NHK
(C)NHK

菅田将暉、朝ドラ「まんぷく」に弁護士役で出演 岡崎体育も

菅田将暉さん
菅田将暉さん

 俳優の菅田将暉さんが、10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に出演することが9月18日、明らかになった。菅田さんは、安藤サクラさん演じるヒロインの福子と萬平(長谷川博己さん)を助ける若い弁護士・東太一(あずま・たいち)役で出演する。

 菅田さんは「久々の朝ドラだ! しかも以前お世話になった方々がたくさんいる! なんて思っていたら、大阪が舞台のドラマなのに僕ひとり東京弁。しかも弁護士、若き秀才……。ひとつも気が抜けない環境の中ですが、武力を捨て弁論で戦っていこうとする人たちを少しでも風当たりのよいところへ連れていってあげられるように、微力ながら頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。

 また、シンガー・ソングライターの岡崎体育さん、ロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメイナード・プラントさん、ブレイズ・プラントさんが出演することも発表された。岡崎さんはテレビドラマ初出演、メイナードさんとブレイズさんは朝ドラ初出演となる。

「まんぷく」制作統括「胃もたれするくらい」と自信 <第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん(左)と長谷川博己さん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん(左)と長谷川博己さん

 女優の安藤サクラさんがヒロインを務める2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会が9月4日、同局(東京都渋谷区)で行われ、制作統括の真鍋斎さんが取材に応じた。真鍋さんは、同作について「1日1回、朝に見るのがお薦めです。まとめて90分(1週間分)を見ようとすると“胃もたれ”すると思います」とタイトルにちなんでアピールした。

 試写会には、ヒロイン・福子役の安藤さん、福子の夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)役の長谷川博己さんも出席。真鍋さんは、2人について「密度の濃い日を過ごしています。キャストも濃い目で。普段は気さくで朗らかなのですが、芝居に入ると、やはり普通の人じゃないと(感じられて)頼もしい。必ず満足感を得させてもらえる」と力を込めた。

 ドラマのオープニング映像は、「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」が歌う主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」をバックに、安藤さんが山の中や海辺をテンポよく歩いたり、ステップを踏んだりする爽やかな内容になっている。真鍋さんは、試写会後の会見で「手作り感がある感じにしたかった。アニメーションを使ったりしたものも考えたが、素材勝負をしたかった」といい、安藤さんのステップやポーズは「彼女の完全なアドリブ」と明かしていた。

 ドラマは、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルになっている。第1週で福子と萬平がラーメンをおいしそうに食べるシーンが登場するが、真鍋さんは「ラーメンは(同作において)大事なアイテム。(2013年に放送された朝ドラ)『ごちそうさん』のように、食べるシーンが毎回出てくるわけではないが、食べるシーンは大事にしています」と語った。

 ドラマは戦前の大阪を舞台にし、浜野謙太さん扮(ふん)する“情熱の歯医者”牧善之介が白馬に乗って登場するシーンもある。真鍋さんはこの場面について、「クスッとしてもらえる部分もある。取材をしていた時に、実話として聞いたので面白いと思って(そのまま使わせてもらった)」と説明していた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」安藤サクラの演技絶賛「変わりっぷりすごい」 <第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した長谷川博己さん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが9月4日、東京・渋谷のNHKで行われた2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会に、ヒロイン・福子役の安藤サクラさんと登場。長谷川さんは、安藤さんとの共演に「サクラさんとずっと共演したいと思っていました。ファンだったので。今までシリアスな役が多いイメージだったけど、朝ドラでは“朝の顔”になる。柔軟で寛容、可愛らしいんです。日によって表情が変わり、その変わりっぷりがすごい」と絶賛していた。

 長谷川さんは、福子の夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を演じることについて「40歳になって、朝ドラのヒロインの相手役をできるのも役者人生ではなかなかないこと。サクラさんが主役としてやってくれているので、新しいものが何かできたら」と期待していた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」撮影「楽しみで楽しみで…」<第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが9月4日、東京・渋谷のNHKで行われた2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会に登場。ヒロイン・立花福子役の安藤さんは撮影開始から3カ月が経過した現在の心境を聞かれると、「朝ドラをやる前は、ヒロインの撮影は大変とか聞いていたけど、実際に入ってみると、なんてハッピーなんだって(笑い)。印象が変わりました」と満面の笑みを見せた。

 試写会には、夫役で共演の長谷川博己さんも出席。安藤さんは「土日は(撮影が)休みで、月曜がリハーサル、火曜から撮影するのですが、楽しみで楽しみで(笑い)。長谷川さんに、幸せだよねって聞いたら『僕も』って言ってくれてて」と明かした。さらに、安藤さんは「演じるのも、(作品を)見てるのもとにかく楽しい。(撮影がスタートすれば)終わるんだなって思うと、すでに寂しい。いつの間にか終わりを考えちゃう」と苦笑いしていた。

 安藤さんは、福子の十代も演じていて「十代を演じるときは悪あがきせず、しょうがないって。若く見せるのはあきらめました。ただこういう機会はないので、存分に楽しんで撮影しました」と語りながら「(映像のチェックをするときの)モニターを見るときがつらい。目をぼやかしながら、はっきり見ないようにしている」と話し、周囲の笑いを誘っていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの福子を安藤さん、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を長谷川さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

DREAMS COME TRUE、朝ドラ「まんぷく」主題歌 史上初2回目の楽曲提供

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌を担当するDREAMS COME TRUE
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌を担当するDREAMS COME TRUE

 2人組音楽ユニット「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」が、2018年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の主題歌を担当することが8月29日、分かった。主題歌は書き下ろしの新曲「あなたとトゥラッタッタ♪」。1992年後期の朝ドラ「ひらり」の「晴れたらいいね」以来となる楽曲提供で、同一アーティストが2回目となる朝ドラ主題歌を制作・歌唱するのは、朝ドラ史上初。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの福子を女優の安藤サクラさん、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を俳優の長谷川博己さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当し、18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

 ◇DREAMS COME TRUEのコメント

 1992年放送開始の「ひらり」では主題歌「晴れたらいいね」を担当しました。それ以来2度目の主題歌担当ということでとても光栄に思っています。 笑ったり泣いたり怒ったり、福子さんの萬平さんに対するスペシャルな「愛」をマーチのリズムに乗せて届けます。この楽曲が「まんぷく」と一心同体となり、一人でも多くのみなさまが「トゥラッタッタ ♪」と口ずさんでくださることを願っています。

 ◇ヒロイン・安藤サクラさんのコメント

 初めて聴いたときからわくわくが止まりません。わくわくがあふれて聴く度に涙が出ます。この曲と一緒なら、絶対ぜったい大丈夫じゃんってちょっぴりあった不安は全部吹っ飛んでいきました。この曲が毎回ど頭で流れるなら確実におもしろい! この朝ドラ!!

 ◇制作統括・真鍋斎さんのコメント

 “ドリカム”さんに連続テレビ小説の主題歌をお願いするのは2回目となります。そして、それは初の試みでもあります。移ろい行く時の流れに耐えて、30年間、エンターテインメントの第一線で活躍されているDREAMS COME TRUE。その楽曲の数々は、今も色あせず新鮮な輝きを放っています。このドラマが“ドリカム”さんの楽曲のように、いつまでも皆さんの心に残りますように。そんな願いをこめて、2度目の依頼をしました。とても力強く、爽やかな楽曲をいただきました。いつものように、何度聴いても色あせない楽曲です。

芦田愛菜、朝ドラ史上最年少14歳で「まんぷく」“語り” 「見守るような存在で…」

芦田愛菜さん
芦田愛菜さん

 女優の芦田愛菜さん(14)が、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」で語りを担当することが8月27日、明らかになった。朝ドラ史上最年少での語り抜てきとなる。

 ◇芦田さんのコメント

 “朝ドラ”に出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標の一つであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています。ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃんたちを少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います。福ちゃんが萬平さんを支え、強くなっていく姿を、視聴者の皆様と一緒に応援しながら、この、まんぷくという物語が楽しく、親しみ深いお話だと感じていただけるように精いっぱい努めさせていただきます。

 ◇制作統括・真鍋斎さんのコメント

 このドラマの時代設定は昭和の激動期ですが、実はそれほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語であると、私たちは思っています。そこで、「一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている」というような設定で“語り”を紡いでいけないかと考えました。現代の若い世代の方々にも、この物語を身近に感じてほしかったからです。“語り”なので、口舌の切れ味の良さも重要な要素です。あらゆる側面で、芦田愛菜さんは最高のパフォーマンスを発揮してくださっています。少女の純粋さを携えながら、言葉がまっすぐに伝わってくる芦田さんの“語り”にご注目いただければ幸いです。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」 18歳で撮入「笑っていただければ幸い」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に出演する(左から)松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に出演する(左から)松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務める2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が5月1日、NHK大阪放送局でクランクインした。安藤さんはヒロイン今井福子の18歳から撮影をスタート。「あらかじめ、ちょっと、『すみません!』とは謝らせてください。18歳をやらせていただいています。逆に笑っていただければ幸いです。頑張ります!」と意気込んだ。

 また、朝ドラ史上初となる「ママさんヒロイン」としても注目を集めている安藤さんは「もう正直に言います! 私は32歳の子持ちでございます」と発言し、周囲を爆笑させ、「もう、悪あがきをしてもしょうがないと思ってます。25歳だったら、たぶん、頑張ろうとか、若々しくとか思ってたかもしれません。でも、もう『しょうがない! すみません!』と思いながら、18歳はなかなかできない経験ですので、楽しみたいと思っております」と語った。

 この日は福子の母・今井鈴役の松坂慶子さん、今井家の長女・今井咲役の内田有紀さん、次女・香田克子役の松下奈緒さんも登場した。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を俳優の長谷川博己さんが演じる。

 「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当し、18年10月1日~19年3月30日に全151回で放送予定。

 ◇安藤サクラさんのコメントは以下の通り

 こんにちは! 安藤サクラです。ついに、ついに始まったんですね、今日少しだけ朝から撮影して、すごく居心地のいいお家と、一緒にいるとずっと笑っちゃうような楽しい家族と、これからがとても楽しみです。でも、ちょっと、最初のその……、今、(小声で)18歳! 18歳というところがとても不安ではありますが、でももう正直に言います! 私は32歳の子持ちでございます(一同爆笑)。もう、悪あがきをしてもしょうがないと思ってます。25歳だったら、たぶん、頑張ろうとか、若々しくとか思ってたかもしれません。でも、もう「しょうがない! すみません!」と思いながら、18歳はなかなかできない経験ですので、楽しみたいと思っております。あらかじめ、ちょっと、「すみません!」とは謝らせてください。18歳をやらせていただいています。逆に笑っていただければ幸いです。頑張ります!

 ◇松下奈緒さんのコメントは以下の通り

 皆さまこんにちは、松下奈緒です。この長い長い長い、短い?あっという間の10カ月が、いよいよ今日から始まるんだなあという気持ちです。私も、朝から妊婦さん役で、3人の子供がいて、いきなり初日からそういう環境だったので、てんやわんやなんですけれども。やっぱりこのお家のセットも本当にほっこりしますし、私は、ここのお家(今井家)には住んでいないんですけど、ここにきて、お母さんや、妹やお姉ちゃんといろいろな話をするっていうのは、非常に“朝ドラ”らしい雰囲気だなということを実感しながらのシーンでしたので、これからどんなことが始まるのか、どんな人生になっていくのかなというのを非常に楽しみにしております。朝15分という短い中に、すごく内容の濃いストーリーがたくさん詰まっていると思いますので、心まで“まんぷく”になるような朝をお届けできたらなと思っております。頑張ります。よろしくお願い致します。

 ◇内田有紀さんのコメントは以下の通り

 今、言ってたようにサクラちゃんが18歳ということですけど、したがって私たちも順繰りに若くなっているはずなんですけど……。私も無理がありますが……。そういうことではなく、奈緒ちゃんが言ったように本当にすてきな家族、全員で一丸となって、朝の15分を温かい気持ちで、それと「心もまんぷく」になっていただいて、元気に、きょうも一日頑張ろうと思えるような、本当に爽やかで笑えて、温かい気持ちになる“朝ドラ”になると思います。精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 ◇松坂慶子さんのコメントは以下の通り

 今、お聞きいただいたように、本当にしっかり者の娘たちで、私は安心して演じさせていただいてます。大阪の温かい元気な空気に助けてもらいながら、ちょうどこの時代も勢いのある大阪が舞台となっていますので、まあ、私のいつもの1.5倍の早さで、頑張ろうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

松下奈緒、8年ぶり朝ドラ出演「またスペシャルな経験を」 「まんぷく」追加キャスト発表

10月から放送の朝ドラ「まんぷく」に出演する(左から)要潤さん、松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん、大谷亮平さん=NHK提供
10月から放送の朝ドラ「まんぷく」に出演する(左から)要潤さん、松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん、大谷亮平さん=NHK提供

 NHKは3月23日、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、松下奈緒さん、要潤さん、大谷亮平さん、内田有紀さん、松坂慶子さんが出演すると発表した。松下さんは、2010年放送の朝ドラ「ゲゲゲの女房」以来、8年ぶりの朝ドラ出演で「今回このお話をいただいて、あ、また“朝ドラ”のスペシャルな経験をさせていただけるんだなと思いまして、非常にうれしかったです。そして、今度はどんな家族とどんな人生を歩んでいけるのかなと、非常に今から楽しみにしております」と意気込んでいる。

 松下さんは、ヒロインの安藤サクラさん演じる今井福子の三姉妹の次女・香田克子を演じる。三姉妹の長女・今井咲を内田さん、克子の夫・香田忠彦を要さん、咲の婚約者の小野塚真一を大谷さん、福子、克子、咲の母・今井鈴を松坂さんが演じる。

 朝ドラ初出演の内田さんは「皆さんは古巣に帰ってきたとかいう言葉があっていいなと思いますけど、私は本当に全くの、初めましてなので、古巣に帰ってきたといえるくらい、今回の“朝ドラ”で、自分の中でも、福子ちゃんはじめ、家族のみんなの、一応大黒柱を仰せつかってますので、一生懸命、清く正しくチャーミングに演じたいと思っております」とコメントした。

 同じく朝ドラ初出演の大谷さんは「百戦錬磨の方々の中に、僕がいるわけなんですけど、僕は“朝ドラ”は初めてでして、日本に帰って活動を開始してから、やっぱり“朝ドラ”というのは目標でもあり、憧れの舞台でもあるので、今回、“朝ドラ”に出演することになり、うれしく光栄に思っています。少しでも皆さんに愛されるドラマになるように、しっかりやりがいを持って取り組んでいきたいと思います」と語った。

 安藤さんは「今日、皆さんと家族でお会いするのは初めてで、本当についさっき、家族で初めましてという感じだったんですけど、ものすごい家族だなと思って、圧倒されてます(笑い)。でも、その緊張感と、安心感と、福ちゃんも末っ子なので、みなさんに頼って頼って頼って、やっていけたらいいかなと思っております」とメッセージを寄せている。

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」でヒロイン夫役 過去「何度も」落選 40歳の“大役”に「迷った」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの夫を演じる長谷川博己さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの夫を演じる長谷川博己さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を演じることが決まり、NHK大阪放送局で2月7日に行われた会見に出席。長谷川さんは「20代の頃には何度か(朝ドラの)オーディションを受けさせていただいていて、何度も落ちておりまして」と告白し、「今回こうやってお話をいただくことになりまして、40歳で“朝ドラ”のヒロインの相手役というのは『ちょっとどうなのかなあ』と最初ちょっと迷った」と素直な心境を明かした。

 長谷川さん演じる萬平のモデルは“インスタントラーメンの父”と言われる実業家の安藤百福(ももふく)さん。長谷川さんは「百福さんをモデルとした役を演じるということと、“朝ドラ”というのは、ものすごく勢いのあるところだと思いますので、百福さんの言葉にも『大衆の中にこそ変化の(時代が変わる)予兆がある』というのがあって僕はすごく印象的なんですけれども、それこそ自分の役者の人生においてこうやって変化できるいいきっかけになったんじゃないかなと思って、お受けさせてもらいました」と語った。

 さらに「今年の10月から幸せと希望を皆さまにお届けできるように、半年間頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と意気込んでみせた。

 真鍋斎チーフプロデューサー(CP)は「萬平さんイコール完全に百福さんというわけではない」としながらも「おふたりに共通する多面的な顔を持った人物であるという所とか、あるいは清濁併せ飲むような人生を歩んできたという所が、この萬平さんと百福さんの共通する部分だと思っております」と説明。続けて「そうした人物を演じていただくにあたっては、非常に的確な演技力で多彩な役を演じてこられ、そしてどんな役をされても、どんな環境の中にあってもある品格とカリスマ性を漂わせているこの長谷川博己さんにぜひご出演いただきたいと思いまして、このたびお願いした」とコメントしている。

(C)NHK
(C)NHK

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」で安藤サクラの夫役に!モデルは“インスタントラーメンの父”

長谷川博己さん
長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが、2018年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」で、女優の安藤サクラさんが演じるヒロイン、立花福子の夫、萬平を演じることが2月7日、明らかになった。長谷川さんが、連続テレビ小説に出演するのは初めて。

安藤サクラ、朝ドラ初の“ママさんヒロイン”に 「ちょっとひと味違う」魅力も 「まんぷく」ヒロイン発表会見

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインを務めることが1月31日、明らかになった。インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんは、仁子さんがモデルの福子を演じる。安藤さんは17年に第1子を出産しており、ドラマを手がけるNHKの真鍋斎チーフプロデューサー(CP)によると「幼いお子さんのママさんヒロインがフルで(朝ドラに)出演するのは初めて」という。

 安藤さんはオーディションではなく、NHKのオファーを受けて、出演することになったという。この日、東京都内で行われた会見で、真鍋CPは、安藤さんの魅力を「幅が広く、役を憑依(ひょうい)させる。物語の中の人物として生きることを表現する。ちょっとひと味違う」と説明した。

 ドラマで安藤さんは、18歳で女学校を卒業後から50、60歳の福子を演じ、子役は登場しない。また、撮影は大阪で行われるため、安藤さんは子供を連れて大阪入りする。NHKが子連れの安藤さんをサポートするといい、真鍋CPは「どういう形がいいのか相談をしながら決めていきたい」と話した。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」ヒロイン会見でパニックに 子連れで大阪に

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインを務めることが1月31日、明らかになった。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんは、仁子さんが主人公の福子を演じる。同日、東京都内で会見が開かれ、安藤さんは「すごく緊張しています。相当、覚悟を決めて、やっとここに立てた。いろいろなことを考えて、たくさんの時間をかけて、悩んでオファーをお受けした。ここに立って、真っ白になってしまいました。こんなことになると思わなかった。ちょっと一息ついて……。どうしよう恥ずかしい」とパニック状態になりながら語った。

 17年に第一子を出産した安藤さんは「昨年10月の頭にオファーをいただき、子供を産んで、これから先のことは考えずに、子供のために過ごしていこうと考えていました。オファーをいただき、悔しい気持ちになりました。朝ドラは憧れていました。私は、子供を産んだし、この世界にはご縁がなかった、しみじみしていた。まさかヒロインとは、おばちゃんだし、子持ちだし……。子供を育てることが第一」と明かした

 家族の反応について「夫(柄本佑さん)は面白がってくれるな!と思って伝えたら『できるかもしれない。考えてごらん』と言われ、夫に背中を押され、家族に相談しました。夫の両親(柄本明さん、角替和枝さん夫妻)も私の父(奥田瑛二さん)も役者の仕事をしているので、みんな『なんで、やらないの?』という答えが返ってきた。家族に励まされ、やってみよう!という気持ちになった。今はいざ出陣!という気持ち」と話した。

 撮影は大阪で行われるが、子供は「大阪に一緒に行きます」という。「すんなり覚悟が決まったのは、皆さんが本当にアットホームに迎えていただき、『みんなで育てましょう』と言っていただけたことが、心に響いた。働き方改革ということで、ママにも優しい働き方になっている。愛情をたっぷり注いで、みんなにとって幸せな時間になれるように伝えたい」と語った。

 また「プレッシャーを意識してみたけど、嫌なプレッシャーは背負わないようにしたいと思っていた。それは、子育てから学んだ強み。福子は嫌なことがあっても、いいエネルギーに変換する。私もそうでありたい。ちょっとだけ台本を読んだのですが、ものすごく面白い。32歳で演じるには若いところもありますが、温かい目で見守っていただければ」と意気込みを語った。

 「まんぷく」は、ドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当する。99作目で大阪放送局制作の朝ドラとしては42作目。2018年10月1日~2019年3月30日に全151回を放送予定。

安藤サクラ、2018年後期の朝ドラ「まんぷく」のヒロインに!

2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに決まり、会見する安藤サクラさん
2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに決まり、会見する安藤サクラさん

 NHKは1月31日、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」のヒロインが、女優の安藤サクラさんに決まったと発表した。「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語を描く。脚本はドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さん。99作目で大阪放送局制作の朝ドラとしては42作目。

 安藤さんは1986年2月18日生まれ、東京都出身。映画「風の外側」(2007年)で女優デビューを果たす。主な出演映画に「かぞくのくに」(12年)、「春を背負って」「0.5ミリ」「百円の恋」(いずれも14年)、「白河夜船」(15年)、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」「DESTINY鎌倉ものがたり」(17年)などがある。ドラマは「ゆとりですがなにか(16年)にヒロイン役で出演した。父は俳優の奥田瑛二さん、母はエッセイストの安藤和津さん、姉は映画監督の安藤桃子さん。俳優の柄本佑さんと12年に結婚し、17年に第1子が生まれた。

 2018(平成30)年10月1日から2019(平成31)年3月30日まで全151回を予定している。3月までに出演者を発表し、5月にクランクイン予定。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報5止>「HERO」「ガリレオ」脚本家のホームドラマに自信

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――ヒロインの女優のイメージは?

 真鍋CP 年齢的には20歳を超えていて、30歳ぐらいまでですね。いつもですと30歳はかなり上ですが(今回の)射程としては(あり)。朝ドラですので、もちろん笑顔がすてき、爽やかな方を求めますが、(物語上)旦那さんや母親と、お茶の間で会話をしているだけで楽しいという朝ドラにしたいので、お芝居の力を重視したいと思います。

 ――ロケ地は?

 関西一円で、昭和の風景が残っているようなところになると思います。

 ――ヒロインを演じるにあたって特技などは必要か。

 特にないですね。ただ(仁子さんは)水泳がとても得意だったとお聞きしています。朝から水着姿というのもどうかと思うので、場面として(登場するか)は分かりませんが、海辺にしばらく暮らす設定もあり、そんなとき(水泳が得意という)描写もあるのかなと思います。

 ――安藤夫妻をモデルとした人は過去の朝ドラ「てるてる家族」でも登場したが、また取り上げる魅力は?

 「てるてる家族」は、全体のうち1週分ぐらいだったので、重複はないのかなと思います。魅力はあります。我々は2回目だとは認識していません。

 ――大阪放送局制作の朝ドラは史実ものが続いているが。

 たまたまですね。狙いということではない。結果論ですけれど、東京(制作)は割とオリジナルで、大阪は史実みたいな感じでうまく半年ごとに(回っている)。全く申し合わせているわけではない。結果的にそうなってバランスとしてはいいのではないかと思っています。

 ――現時点での福田さんの脚本へのリクエストは?

 やはり福田さんの持ち味であるコメディータッチ。ドタバタコメディーを書くような方ではなくて、クスッと笑えるユーモアが得意な方。そこは僕らも期待しています。「朝、楽しくなれるところを大事にしましょう」というお話をしています。

 ――流行語を狙ってというリクエストは?

 いやいや、ははは。それは特に(リクエストしていない)。(流行語が)生まれれば、生まれたでいいと思いますけれど。

 ――劇中でヒロインは何歳から何歳まで描かれる予定か。

 女学校を卒業した18、19歳から、今のところ50歳過ぎまでを描くつもりでいます。

 ――福田さんの作品にホームドラマのイメージはあまりないが。

 確かに「HERO」(や「ガリレオ」シリーズ)とか、お仕事ものや“ヒーロー”もの(の作品)が多いんですが、僕は以前、大河ドラマ(「龍馬伝」)で1年以上ご一緒して、絶対ホームドラマも書けるし、やったら面白いと思います。ここはご期待いただきたいところですね。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報4>朝ドラ「まんぷく」はホームドラマ ヒロインは「たくましくなっていく女性に」

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――マッサンのような夫婦の物語になるのか。

 真鍋CP 朝ドラですので、ヒロインに重点が置かれることになると思います。ただ、若い女の子が自己実現をしていくお話ではなく、決して会社の話でもない。平たくいえばホームドラマです。あくまで主人公はヒロインですが、ホームドラマなので夫婦の関係、お母さんとの関係、子育て、ご近所さんとの付き合いの話が出てくると思っていただければ。

 ――ヒロイン像は?

 福田さん おそらく(劇中のヒロイン・福子の夫の)萬平さんは、思い込んだら一筋で、ほかのことが目に入らなくなるような方。実際(の百福さん)は、そうじゃないかもしれませんけど、僕は(萬平さんを)そういうイメージだと思っています。

 結果的には成功されましたが、結果論であって、それまで(成功するまで)はよしよしと(好意的に)思っている人ばかりではないはず。結婚をした奥様は信じているかもしれないけど、そのお母さんは「どうしてそういう人と結婚したの? もう少し安定した方と結婚してほしかった」と言われるかもしれない。その間に立ってきっと奥様は苦労されたんだろうなと。全部想像です。

 つまり夫を支え、お母さんとの間に立って、究極のマネジメント能力を発揮していく女性が最初に思い浮かびました。明るい、前向き、よき友達や相談者を持っていることなどイメージが広がる。青年実業家と結婚して幸せになるはずの女性がそうじゃないということに気づき、自分で頑張らねばと思い、だんだんたくましくなっていく女性像を作りたいと思います。

 ――ヒロインはオーディションで決める? 希望は?

 真鍋CP いまオーディションとキャスティングと両方を見据えながら、検討しているところでございます。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報3>脚本の福田靖「コメディー要素は52%」?

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――安藤百福さん、仁子さん夫妻をモデルに選んだ理由は?

 真鍋CP 誰もが知っているインスタントラーメンが、どんな苦労の中で出来上がっていったんだろうと。みんなが知っているのに、その裏側にある知らないこと(物語)には、皆さん興味があるんじゃないかなと思いました。

 調べていくうちに、インスタントラーメンを開発されたのが百福さんが48歳、仁子さんが41~42歳ぐらいだったんです。いまは人生80年ですけれど、(人生が)60~70年という時代に、折り返し地点を過ぎて、ようやくつかんだ大きな成功。まさにテーマでもある「人生いつだってやり直せるんだ」という力強いメッセージを届けられる“敗者復活”の物語だと思いました。

 いまは世知辛い世の中で“失敗”されたりしている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだ頑張って、生きていけるよということを、皆さんにお伝えしたいということで、この(夫妻をモデルにした)企画をやりたいという気持ちが高まりました。

 ――オリジナルストーリーか、史実に基づいた話か。

 真鍋CP 基本的なキャラクターはほぼオリジナルになっていくと思います。(お二人の)業績は縦軸に、ある程度沿いまして作らせていただきます。人間関係、キャラクターだとかは、かなりの部分がオリジナルストーリーになっていくと思います。

 ――脚本は今、どれぐらい進んでいるか。

 福田さん まだ1ページも書いていません。ふふふ。取材し、自分の中で構想を練っているところです。

 百福さんについては、いろいろな本が出ていますが、あくまでも仁子さんをモデルにした話。仁子さんについての本は一冊もないですし、ネットを探しても、(東京・)世田谷の大宅壮一文庫に行って検索してもまったく出てこないんです。ですからここはオリジナルでやるしかない。もちろんご存命の関係者の方に話を聞きました。大変なご苦労があったに違いないと思うんですが、やっぱり昔のことというのは美しい思い出になってしまうのか「大変でした」ぐらいしかないわけです。そこは僕なりに想像し、ドラマを作っていきたいと思います。

 自分が書くものはすべて、ユーモア、コミカルな要素は不可欠だと思っている。暗い話には絶対にならないように、朝から皆さんが楽しい時間を過ごせるようなドラマにしたい。ですから、そうですね……、コメディー要素は52%ぐらいと思っていただければ結構です。

 (一同笑い)

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報2>脚本家の福田靖「151本の100メートルダッシュ」に気合

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 福田さん 脚本家になって22年。とうとう朝ドラを書く日が来てしまいました。いままで、大概のことは経験してきたつもりで、正直言って「ちょっと仕事に飽きちゃったなあ」なんてこともあったんですが、朝ドラを書くとなったら話は別です。身が引き締まる思いです。

 真鍋さんから最初に「朝ドラはマラソンじゃありませんよ。151本の100メートルダッシュ」と聞きまして、これは大変だぞと。体力、気力をあらん限り振り絞って書かなければならないと覚悟しました。とはいえ、毎朝、全国の皆さんに幸せな時間を届けるのが、朝ドラだと思っていますので、僕自身が楽しんで、遊び心を忘れずに、面白いエンターテインメントを届けたいと思っています。

 そして大阪を舞台にして、NHK大阪制作でというのも気合の入る要素の一つです。頑張って最後まで走り抜きますので、どうぞよろしくお願いします。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報1>タイトルには三つの意味 

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 真鍋CP それでは発表させていただきます。平成30年度後期、来年の秋からの連続テレビ小説のタイトルは「まんぷく」でございます。よろしくお願いします。

 このドラマは、戦前から、戦中、戦後の高度経済成長にかけて、激動の時代と言われる大阪を生き抜いた、とある夫婦の物語でございます。

 この物語にはモデルがいらっしゃいます。ヒロインのモデルは安藤仁子(まさこ)さん。夫は安藤百福(ももふく)さん。安藤百福さんは大阪発祥の大きな食品会社の創業者で、かの有名なインスタントラーメンを開発した方でございます。

 百福さんは偉人として紹介されますが、その道のりは決して平坦(へいたん)なものではありませんでした。戦後まもなく、逮捕されてしまったり、全財産を没収されてしまったりというような浮き沈みの激しい人生をお送りになりました。そのたびにお子さんを抱えた妻の仁子さんは、ときには見守り、ときには背中を押すというような感じで、陰日向(かげひなた)に支えておられたということでございます。

 若いころから順風満帆だったわけではなく、最終的にインスタントラーメンを作った時には、もう2人とも40歳を超えていました。晩年にようやく大成功を収めたという波乱の人生をお送りになったお二人。そんなお二人をモデルにしまして、ときには想像力の翼を思い切り広げて、フィクションとして描いていきます。

 このドラマを私どもは、敗者復活の物語であると捉えました。必ず人はやり直せるんだという力強いメッセージを、皆さんにお届けしたいと思っております。「見れば元気が出るドラマ」を目指しております。

 (脚本を担当する)福田さんは「HERO」ですとか、「ガリレオ」ですとか数々の大ヒット作を手がけていらっしゃる方。私は、大河ドラマ「龍馬伝」に携わっておりまして、そのときに福田さんとご一緒しました。大河ドラマというと、やや堅いイメージがおありかと思うんですけれど、そのとき僕が福田さんからいただいていた脚本はとても楽しいものでした。もちろんシリアスなシーンもあるんですけれど、随所にちりばめられたクスッと笑えるようなところ、軽やかなところが印象的で楽しい脚本でした。

 そのころから私は、いつか福田さんに朝ドラを書いていただきたいと思っておりまして、7~8年越しになりましたけれど、ようやく実現をいたしました。おそらく楽しさにあふれた、しかも内容のあるドラマをお書きいただけるのではないかと今から期待しております。

 (スケッチブックに書いた直筆の文字を見せながら)「まんぷく」の一つ目の意味は(劇中のヒロインの夫の名前)萬平(まんぺい)さんと、(ヒロインの名前)福子さんの頭の文字をとって「萬福(まんぷく)」。二つ目はおなかがいっぱいの「満腹」。おなかがいっぱいになれば幸せになるというところ。三つ目は「万福」。ばんぷくとも読むようですけれども、意味は幸せに満ちあふれることです。皆さまの朝が幸せに満ちあふれたものになるようにという願いを込めて、このタイトルをつけました。

2018年秋の朝ドラ「まんぷく」 ヒロイン女優は「20~30歳」が候補に 朝から水着姿も?

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフ・プロデューサー(左)と脚本の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフ・プロデューサー(左)と脚本の福田靖さん

 NHKは11月14日、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の制作発表会見を大阪放送局(大阪市中央区)で開いた。会見後、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフ・プロデューサー(CP)が取材に応じ、想定しているヒロイン役について「20歳を超えていて、30歳ぐらいまで」と明かした。劇中では「18、19歳から50歳過ぎまでを描くつもり」といい、選出方法は「オーディション、キャスティングの両方を見据えて検討している」とした。

 朝ドラのヒロインを演じる女優は、通常、10代後半~20代半ばが多く真鍋CPは「いつもですと30歳はかなり上ですが(今回の)射程としては(あり)」といい、「朝ドラですので、もちろん笑顔がすてき、爽やかな方を求めますが、(物語上)旦那さんや母親と、お茶の間で会話をしているだけで楽しいという朝ドラにしたいので、お芝居の力を重視したい」と語った。

 ドラマは、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語。仁子さんを中心にしたホームドラマで、会社の物語を縦軸に据えながらも、仁子さんについての資料が残っていないことから、関係者に取材を重ね、キャラクターや人間関係などは、ほぼオリジナルで描くことになるという。ドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を手がける。

 真鍋CPは、取材で実際の仁子さんについて「水泳がとても得意だったとお聞きしている」といい、「朝から水着姿というのもどうかと思うので、場面として(登場するか)は分かりませんが、海辺にしばらく暮らす設定もあり、そんなとき(水泳が得意という)描写もあるのかなと思う」とイメージを語った。

 この日の会見には福田さんも出席。脚本は「(まだ)1ページも書いていません」と言いながらも、ヒロイン像について「夫を支え、お母さんとの間に立って究極のマネジメント能力を発揮していく女性が最初に思い浮かんだ。明るい、前向き、よき友達や相談者を持っていることなどイメージが広がる。青年実業家と結婚して幸せになるはずの女性がそうじゃないということに気づき、自分で頑張らねばと思い、だんだんたくましくなっていく女性像を作りたい」と話した。

 放送は18年10月1日から19年3月30日まで全151回を予定している。