まんぷく(朝ドラ) ニュース

GWに総集編放送 萬福夫婦の歩みを3時間一挙振り返り!

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の一場面 (C)NHK

 3月30日に最終回を迎えた女優の安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の総集編が5月2日(BSプレミアムでは5月5日)に放送される。総集編は前編と後編の2本立て。半年間にわたって繰り広げられてきた萬平(長谷川博己さん)と福子(安藤さん)の“萬福(まんぷく)夫婦”の物語を約3時間にわたって振り返ることができる。

 前編は、戦前の大阪から始まり、三人姉妹の末っ子としておおらかに育った福子がバイタリティーあふれる青年実業家の萬平と出会い、結婚。母の鈴(松坂慶子さん)も一緒に3人で生活を送る中、世の中の役に立つという理想のため前進し続ける萬平と、安定を求める鈴の間で、福子は究極のマネージメント能力を培っていく。

 一方、後編では、塩作りや栄養食品ダネイホンの開発、そして進駐軍による逮捕など、さまざまな困難を2人で力を合わせて乗り越えてきた福子と萬平。いよいよインスタントラーメンの開発へ向けて、新たな挑戦が始まる……という内容だ。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。「まんぷく」総集編は前編が5月2日午前8時45分~同10時13分、後編が同10時20分~同11時48分にNHK総合で放送。BSプレミアムでは前編は5月5日午後1時半~同2時58分、後編は同2時58分~同4時26分に放送される。

(C)NHK
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<SNS反響>世良さんの愛の告白に視聴者からも「大好きや!」 鈴さんロス、ぶしむすロスも…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」最終回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」最終回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の最終回が3月30日に放送され、半年間にわたって繰り広げられてきた萬平(長谷川博己さん)と福子(安藤さん)の“萬福(まんぷく)夫婦”の物語が完結した。

 この日は、萬平に対してダメ出しと手のひら返しを繰り返してきた“自称・萬平の親友”世良(桐谷健太さん)が、「大好きや!」と言って萬平を抱きしめるシーンが登場。SNSでは「最終回で世良さんの突然の愛の告白(笑い)」「世良勝夫さん、25年越しの告白きました」「世良さんの突然の愛の告白にビックリしてコーヒーむせた」といった反応のほか、「大好きやー!って言うてる世良さん大好き!」「私も世良さんが大好きやー!」「世良さんの大好きが大好き!」といった投稿も数多く見られた。

 「まんぷく」で世良と共に人気を集めてきたのが、「私は武士の娘です」が口癖で、視聴者から“ぶしむす”の愛称で慕われてきた、ヒロイン・福子の母・鈴(松坂慶子さん)。それだけに最終回の放送終了後から、「多分しばらく鈴さんロスになるwww」「鈴さんロスやわ。あーさみしい!」「まんぷくロスというより、ぶしむすロスになりそう」「明日から、ぶしむすロス……」といった声も上がっていた。

<SNS反響>「すてきなドラマをありがとう」 視聴者から感謝の声続々 最後の「まんぷくごはん写真」も話題

NHK連続テレビ小説「まんぷく」最終回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」最終回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の最終回が3月30日に放送され、半年間にわたって繰り広げられてきた萬平(長谷川博己さん)と福子(安藤さん)の“萬福(まんぷく)夫婦”の物語が完結した。

 放送終了後からSNSでは、「ホント、いいドラマでしたーー。ありがとうございました」「半年、本当に楽しめました! ありがとうございました」「演者のみなさま、スタッフのみなさま、すてきなドラマをありがとうございました」など感謝の声が続々と上がったほか、「終わったらさみしくて涙が止まらない」「まんぷくが終わってしまった…これがロスってやつか…」「早くもまんぷく、ロス……」といった投稿も数多く見られた。

 またこの日は、本編終了後の恒例「まんぷくごはん写真」にも福子役の安藤さんが登場。タイトルは「ママとはじめてのラーメン!!」で、愛娘とおぼしき女児との心温まるツーショットになっていた。「サクラさんとお子さんのまんぷく写真よかった」「最後の写真がハッピーすぎて泣いちゃった」「サクラさんとムスメちゃんがラーメン食べてるところ見てなぜか涙が!!」と、こちらも話題を集めていた。

朝ドラで異例の大規模ロケ 神戸の繁華街100メートル封鎖… 最終回ホコ天シーン舞台裏

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のクライマックスとなった歩行者天国シーン (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」のクライマックスとなった歩行者天国シーン (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の撮影で、朝ドラ史上、他に類を見ない大規模ロケが行われていた。最終回のクライマックスとなる歩行者天国での「まんぷくヌードル」路上販売のシーンで、神戸市の繁華街・元町にある旧居留地に1970年代の歩行者天国を再現。道路を約100メートル封鎖し、250人のエキストラを動員したというロケの舞台裏とは……。

 ◇ロケは今年2月25日、快晴の下で行われた

 ロケが行われたのは2月25日。“ロケ日和”と言いたくなるような快晴の下、番組スタッフは午前5時から道路の歩道側で路上販売のテントなどの準備を開始。試食販売するブースにはまんぷくヌードルのロゴデザインがあしらわれ、さらに「話題のフリースタイルフード まんぷくヌードル 試食販売中!」と書かれたのぼりも登場した。

 ブースの中にはコンロややかんなどが設置され、奥にはまんぷくヌードルが入った段ボールも。この段ボールにもまんぷくヌードルのロゴや商品名がデザインされており、細部にわたる作り込みの跡がうかがえる。さらにブースのすぐ側には、荷台にまんぷくヌードルの在庫を積んだ車両もスタンバイ。まんぷくヌードルのブースの周辺にも、次々とポップコーンやフランクフルト、ドーナツ、カットフルーツを販売する屋台が設営されていった。

 ◇1970年代風の衣装に身を包んだエキストラが続々と

 午前8時半を過ぎると、百貨店のそばに南北に広がる明石町筋の道を約100メートルにわたって封鎖。ここからスタッフは車道の作り込みやカメラのスタンバイを開始。路上にはパラソルやテーブル、イス、さらにまんぷくヌードルのカップをかたどったゴミ箱などがセッティングされて、通りはいっそう華やかなムードに。準備が整いだすと、そこに1970年代風の衣装に身を包んだエキストラが続々と姿を現した。

 この日の撮影には、歩行者天国に訪れる通行人役や路上販売を行う店員役なども含めて約250人のエキストラが参加。中には、神戸市内の大学や専門学校でファッションや美容を学ぶ学生もいて、自分たちで70年代風の服装をコーディネートにして撮影に臨んだという。

 ◇安藤サクラ「すごーい!」と感心 1970年代の歩行者天国が再現

 午前9時ごろになると、まんぷくヌードル販売ブースに開発チームの面々を演じる馬場徹さんや竹村晋太郎さん、ぎぃ子さんに加えて源役の西村元貴さんが。さらに神部役の瀬戸康史さんや営業部部長の岡を演じる中尾明慶さん、タカ役の岸井ゆきのさんや吉乃役の深川麻衣さん、世良を演じる桐谷健太さんらが続々とブースに到着する。

 そこへ萬平を演じる長谷川博己さんがにこやかな表情で姿を現すと、スタッフの士気も上昇。そこに福ちゃん演じる安藤さんも登場。70年代の歩行者天国が再現されたセットに目を向けると、驚いた表情で「すごい! すごーい!」と感心しながら、まんぷくヌードルのブースで待機する他のキャストと合流した。

 ◇グランドフィナーレにふさわしい熱演 エキストラはホコ天で食べ歩き

 キャストがそろったところで、まんぷくヌードルの試食販売を始めるシーンからリハーサルと撮影がスタート。緑のスタッフジャンパーに身を包んだ社員や家族が一丸となって、歩行者天国に集まった人々にまんぷくヌードルを次々と販売していく。半年にわたって放送されてきた「まんぷく」のグランドフィナーレを飾るにふさわしい、歩行者天国という大舞台で、キャストはリハーサルから熱のこもった演技を披露。

 またエキストラが歩行者天国でまんぷくヌードルを試食する姿も撮影され、お湯が注がれたカップが撮影現場に運ばれると、あたりにはまんぷくヌードルの食欲をそそるいい香りが漂う。通行人役の人たちは実際にまんぷくヌードルを食べながら、歩行者天国を行き交うと、助監督からの「歩くペースに緩急をつけましょう!」「さっきよりも楽しそうに!」「麺が見えるようにフォークを上げてください!」などの演出に、芝居で応えていった。

 ◇続々クランクアップ 締めのあいさつは“世良さん” かつてないスケールの映像が

 撮影の合間には、付近を通りかかる方々からの「福ちゃん!」という呼びかけに笑顔で反応する安藤さん。エキストラとして撮影に参加していた方々に話しかけたりと、ラストシーンのロケを楽しんだ様子。 撮影も順調に進んで夕方近くになると、主要キャストの出演シーンはすべて終了。この日の撮影で開発チームを演じた馬場さん、竹村さん、ぎぃ子さん、さらに瀬戸さん、岸井さん、中尾さん、深川さん、桐谷さんがクランクアップを迎えた。

 この日のあいさつの最後を飾ったのは桐谷さんで、撮影現場に響く大きな声で「エキストラの皆さんもありがとう!!」と感謝を伝えると、ロケの参加者からねぎらいの大きな拍手が巻き起こった。笑いあり、涙ありの物語で多くの視聴者に愛されてきた「まんぷく」の最終回クライマックスはたくさんの協力を得て、かつてないスケールの映像を撮ることができた。

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朝ドラで異例の大規模ロケ 神戸随一の繁華街に“1970年代ホコ天”再現 舞台裏は…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のクライマックスとなる歩行者天国シーン (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」のクライマックスとなる歩行者天国シーン (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の撮影で、朝ドラ史上、他に類を見ない大規模ロケが行われていたことが3月29日、明らかになった。最終回のクライマックスとなる歩行者天国での「まんぷくヌードル」路上販売のシーンで、神戸市の繁華街・元町にある旧居留地に1970年代の歩行者天国を再現した。

 ◇ロケ地は港町・神戸を象徴するおしゃれスポット 番組Pも「実現しないだろうと…」

 ロケが行われた神戸市の繁華街・元町にある旧居留地は、大正時代から昭和初期にかけて建てられた近代洋風建築のビルと、百貨店や人気のセレクトショップ、世界的に有名な高級ブランドの路面店が集まる、港町・神戸を象徴するようなおしゃれスポットだ。

 ドラマの企画段階から脚本家の福田靖さんによって提案されていたという歩行者天国シーン。堀之内礼二郎プロデューサーによると、シーンを実現するために必要とする規模や撮影に適したロケ地、道路の使用許可が認められるかなど、さまざまなことを考えつつ、スタッフに相談すると、最初は「いや、できるわけないでしょ!」という反応が返ってきたという。

 その後「まんぷく」放送が折り返しを迎えつつあった昨年末から、今回のロケの準備がスタート。制作スタッフによって候補となりそうなロケ地がいくつかリストアップされたが、堀之内プロデューサーは「神戸元町の目抜き通りを封鎖するのはムリだろう」と感じていて、「NHKからロケ地を管轄する警察に道路使用許可の申請をするだけでは、神戸でのロケは実現しないだろうと考えていました」と当時の心境を明かす。

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 ◇昼の時間帯に道路封鎖 周辺店舗のバックアップ体制があったからこそ…

 そこで堀之内プロデューサーが、歩行者天国ロケについて相談したのが神戸市内で行われる映画やテレビドラマの撮影をコーディネートする「神戸フィルムオフィス」代表の松下麻理さんだった。

 松下さんはロケの打診を受けると、年末には制作スタッフをともなったロケハンを実施。松下さんによると「これまで旧居留地では車道を封鎖してイベントを行ったことや、周辺のお店の営業が終了した夜間に大規模なロケが行われることはありました」とのことだが、実際は「それでも昼の時間帯に道路を封鎖してロケを行うことは初めてなので、私自身も“大丈夫だろうか?”と感じていました」と振り返る。

 そんな不安を抱えながらも松下さんは隣接する店舗に相談を持ちかけたところ、店舗の方からは“ぜひロケをしてほしい!”“旧居留地の美しい街並みが映像に残るならぜひ!”と快い承諾の返事が返ってきたという。周辺の店舗の方々のバックアップ体制があったからこそ、今回のロケは実施にこぎつけた。

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<SNS反響>SNSは「赤津祭り」 鈴さん主催“生前葬”にまさかの!

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第149回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第149回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第149回が3月28日に放送され、ヒロイン・福子(安藤さん)の母・鈴(松坂慶子さん)主催の“生前葬”に、元塩軍団の赤津(永沼伊久也さん)が再登場。SNSではファンから歓喜の声が次々と上がった。

 赤津は、萬平(長谷川博己さん)が興した製塩会社「たちばな塩業」の元従業員(=塩軍団)。当時の鈴との“名コンビ”ぶりを覚えているファンから再登場を期待されていた。

 そんな赤津が鈴の生前葬に登場すると、「まさかのあかつーーーーー!」「赤津キター!(泣)」「赤津ーーー!!!!」とファンは歓喜。さらに「TLにあふれる赤津コール」「TLが赤津~!で埋まる件」「まんぷくハッシュタグが赤津祭り」と大きな盛り上がりを見せ、Yahoo!のリアルタイム検索でも「赤津」が急上昇し、トップ3入りを果たした。

<SNS反響>加地谷さん、久々登場! ピンクの着ぐるみ姿に反響 愛之助“老け演技”にさすがの声

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第146回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第146回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第146回が3月25日に放送され、歌舞伎俳優の片岡愛之助さん演じる加地谷が久しぶりに登場した。

 加地谷が電話で、「まんぷくヌードル」を食べたことやおいしかったことなどを福子(安藤さん)に伝える……という展開で、SNSでは「加地谷さん!」「いきなりの加地谷! 生きてた!」「加地谷、キターー!!」と驚きの声が上がったほか、加地谷がピンクのうさぎの着ぐるみ姿だったことから、「加地谷さん、うさぎの着ぐるみwww」「加地谷さんがスーツアクターに!」「加地谷さん、ゆるキャラのスーツアクター?」と盛り上がりを見せた。

 愛之助さんの“老け演技”も注目され、「年取った演技うまいなー」「ラブリンの老け演技がお見事でした」「声色を高齢対応してた愛之助の演技良い」「年齢を感じさせる演技はさすが、片岡愛之助さん」「中の人の老いた演技はさすがです! 」と感心する声が上がっていた。

<特集>松坂慶子 朝ドラ母親像逸脱し“もう一人のヒロイン”に 「まんぷく」ぶしむすの破壊力

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」にヒロインの母・鈴役で出演している松坂慶子さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」にヒロインの母・鈴役で出演している松坂慶子さん (C)NHK

 残すところ1週となった女優の安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」。萬平(長谷川博己さん)と福子(安藤さん)の“萬福(まんぷく)夫婦”最後(?)の挑戦となる「まんぷくヌードル」の物語もついに佳境に。そんな中、これまで以上にその動向(容体とも?)が注目されているのが、「私は武士の娘です」が口癖で、視聴者から“ぶしむす”の愛称で慕われている、福子の母・鈴(松坂慶子さん)だ。なぜ、鈴さんはここまで人気を集めたのか? そこには、朝ドラにおける母親像を逸脱した特異なキャラクター造形があり……。

 ◇口癖が愛称になるヒロイン母 自分本位でワガママな部分も隠さず…

 鈴さんは「私は武士の娘です」が口癖で、萬平への不平不満をはじめ、何でも思いついたら口に出してしまう性格だが、それでいてどこか憎めない、みんなの愛されキャラだ。ドラマには第1回から登場。よく言えば福子ら家族に“寄り添い”、意地悪な言い方をすれば“寄生”し、今や完走を遂げようとしている。

 朝ドラの母親といえば、ヒロインに対して厳しかったり、優しかったりとタイプはそれぞれではあったものの、その言動や行動の裏には「娘の幸せが第一」という思いがあったはずだ。もちろん、鈴さんにもそういった面はあるが、結局は自分本位というのが透けて見えてしまうこともしばしば。むしろ、ワガママな部分を隠さないところが鈴さんらしさというべきか。

 すねたり、むくれたり、時に仮病を使ったりと、あの手この手で福子ら娘(武士の娘の娘)、または孫たち(武士の娘の娘の娘 or 武士の娘の娘の息子)を自分の都合のいいようにと誘導する、ある意味いつまでたっても子離れできない姿は、これまでの“朝ドラ母親像”とは異なっていて、そこが逆に大きな魅力となっていた気がする。そもそも口癖が愛称になるヒロイン母なんて、これまでいただろうか……?

 ◇気づけば“もう一人のヒロイン”ポジション チャーミングな松坂慶子あってこその…

 当初は自分本位な言動(主に萬平へのダメ出し)のため、「イラッとさせられる」といった意見も多かった鈴さんだが、何度も繰り返される「私は武士の娘です」のフレーズが視聴者もクセになったのか、今や“萬福夫婦”をもしのぐ人気キャラへと成長。朝ドラといえば、ヒロインの友人やライバルが、“第2のヒロイン”“もう一人のヒロイン”“影のヒロイン”などと言われることも多いが、気がつけば鈴さんは、そのポジションにもすっぽりと収まってしまった。いやはや恐るべし、「ぶしむすの破壊力」である。

 もちろん、福田靖さんの巧みな脚本、松坂さんの好演があってこそ。特に松坂さんの上品さ、チャーミングさ、見事なコメディエンヌぶりは、福田さんが作り上げた鈴さんのキャラクターをより輝かせたと言っても過言ではないだろう。

 そんな松坂さんは以前、鈴さんについて「みんな鈴さんの中に『自分のお母さん』を見ているような感じになるのでしょうね」と語っていた。決してステレオタイプではないかもしれないが、間違いなく「愛すべき母」と言える鈴さんに会えるのも、あと少し。「まんぷく」を最後までどうかお見逃しなく。

<SNS反響>「まんぷくヌードル」完成! 名木くんデザインのパッケージに反響 “お約束”に「今日は泣いていい」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に名木純也役で出演している上川周作さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に名木純也役で出演している上川周作さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第145回が3月23日に放送され、ついに「まんぷくヌードル」が完成した。最後の仕上げとなったパッケージデザインを忠彦(要潤さん)の弟子・名木(上川周作さん)が手掛け、SNSでは「名木君、頑張りましたね」「名木君のデザイン、画期的で素晴らしい!」「名木くん、すごいやん! やるやん!!」と感心する声が上がった。

 名木は思い込みが激しく、すぐ泣き出してしまうことから、忠彦から「泣き虫名木くん」と言われる始末で、そのお約束のような“泣き芸”がじわじわと人気に。この日も、萬平(長谷川博己さん)らにデザインをほめられると、思わずうれし泣き。「そんな言われたら、名木さん泣いちゃうって」「ほら、やっぱり泣いたー(笑)」「今日は泣いていい日」「思いっきりうれし泣きしてください!」と視聴者もお約束を楽しんでいた。

<SNS反響>鈴さん、腹痛訴え…容体を心配する声続々 “夢枕”の咲姉ちゃんに懇願も

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第141回が3月19日に放送され、ヒロイン・福子(安藤さん)の母・鈴(松坂慶子さん)が腹痛を訴え、救急車で病院に運ばれた。鈴といえば「私は武士の娘です」が口癖で、視聴者から“ぶしむす”の愛称で慕われている、人気のキャラクター。そのためSNSでは「鈴さん……」「ぶしむす、倒れちゃった!」「鈴さんのことがむちゃくちゃ心配~」「ぶしむすは最終回までガッツリ生き残ってほしい!」と容体を心配する声が続々と上がった。

 またこの日は、“夢枕キャラ”としておなじみの福子の長姉・咲(内田有紀さん)が登場。福子に「もし治らなくても、私がいるから心配しないで」とドキッとする発言も飛び出し、「咲姉ちゃん、鈴さん連れていかないで!」と視聴者は懇願。

 さらに鈴に「内臓逆転」の疑いが浮上すると、マンガ「北斗の拳」「ブラック・ジャック」を思い浮かべたファンが続出。Yahoo!のリアルタイム検索で「内臓逆転」が急上昇し、午前10時前にはトップ10入りを果たした。

 一方で、病院のベッドで横たわる鈴に対しては、「松坂慶子さんの寝顔きれいすぎる」「松坂慶子さん、寝顔もステキ」「美人は寝ているときも美人」「やはりこのお方は大女優」と、こちらも視聴者の注目を集めていた。

<SNS反響>「謎肉」完成も謎は謎のまま? 「プーバラン」がYahoo!検索で急上昇

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第141回が3月19日に放送され、「まんぷくヌードル」に入れる具材の一つとして「謎肉」らしきサイコロ状の加工肉が完成。「ついに謎肉できたのか!」「あっという間に謎肉完成!」「謎肉爆誕www」と「謎肉」ファンの視聴者を喜ばせた。

 一方で、劇中では詳細なレシピは明かされず、萬平(長谷川博己さん)が「肉だ。実は大豆タンパクや野菜エキスが入っているから、限りなく肉に近い食品ということになる」とだけ説明。SNSでは「やはり、謎肉の肉は謎のままなんですね」「結局レシピは謎のまま……」「謎肉のレシピと研究過程はやはり秘密なのか」といった視聴者の意見も。

 ドラマの公式ツイッターでは、具材を“あの肉”と呼び、「肉を少し炒め、生のミンチ、すった大豆やタマネギのみじん切り、卵白や調味料などを混ぜて蒸すことで、香ばしさや味のバランス、大きさの均一化などの問題が解決です!」としながらも、「ミステリアス!」との言葉で締めていて、「あれはドラマオリジナルのものなのかな?」といった反応もあり、謎は深まるばかりだった。

 またこの日は、具材に適したエビとして、インド洋などで採れるエビ「プーバラン」が登場。ドラマの放送直後から「プーバラン」がYahoo!のリアルタイム検索で急上昇し、午前9時半ごろにはトップ5入りを果たした。

3月19日(第141回)のあらすじ タカ&吉乃、萬平に不満顔 鈴、救急車で運ばれ…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第141回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第25週「できました!萬平さん!」を放送。3月19日の第141回では、「まんぷくヌードル」の開発が佳境に入り、神部(瀬戸康史さん)や岡(中尾明慶さん)ら社員たちがさらに忙しくなる。タカ(岸井ゆきのさん)や吉乃(深川麻衣さん)は夫の帰りが遅いのは、社長の萬平(長谷川博己さん)のせいだと不満顔。そんなある日、母・鈴(松坂慶子さん)が突然、腹痛を訴えて救急車で運ばれる。福子は同行し……。

上川周作、「まんぷく」泣き虫名木くんの“泣き芸”が話題 「西郷どん」では末弟役で壮絶な死も…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に名木純也役で出演している上川周作さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に名木純也役で出演している上川周作さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、俳優の要潤さん扮(ふん)する画家・香田忠彦の弟子・名木純也役で出演している上川周作さん。名木は思い込みが激しく、すぐ泣き出してしまうことから、忠彦から「泣き虫名木くん」と言われる始末で、そのお約束のような“泣き芸”に対し、SNSでは「名木くんの泣き芸、好きだわ~」「クセになる」「新喜劇かww」「楽しみの一つになってきた件」といった声が上がるなど、視聴者の注目を集めている。そんな名木くんを好演中の上川さんとは……。

 ◇“泣き芸”でコメディーパート香田家にさらなる彩り

 すぐに感極まって泣いてしまうナイーブな性格の持ち主で、指導する忠彦の頭を悩ませている名木。登場は「まんぷくラーメン」発売から11年が経過した第23週「新商品!?」から。

 当初は長髪にサイケなファッションという、見るからにヒッピーな風貌で、初登場回から忠彦の絵を、「カラスでカオスとエロスが表現されている」と分析し、トンチンカンな発言で忠彦を苦笑いさせた。

 また、忠彦から自分の絵を否定されると、その場を泣きながら脱走。数日、姿を見せなかったが、髪をすっきりとカットし、再び忠彦の前に現れると、実は「丸刈り」にしたかったことを告白した上で、「僕は弱い人間なんです。それでも僕を弟子として受け入れてくださいますか~」と見事な“泣き落とし”を披露。その後もたびたび“泣き芸”をさく裂させ、元々コメディーパートの強かった香田家にさらなる彩りを添えてきた。

 ◇「西郷どん」西南戦争回では視聴者の涙を誘う熱演も…

 そんな「泣き虫名木くん」を見事に体現している上川さんは、松尾スズキさんが主宰する劇団「大人計画」に所属する俳優で、1993年2月18日生まれ、大分県出身の26歳。朝ドラは「まんぷく」以前に、同じ大阪放送局制作の「べっぴんさん」(2016年度後期)にも出演。そのときはキアリスの社員・阿部靖夫を演じた。

 また昨年は、 俳優の鈴木亮平さん主演の大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、主人公の西郷吉之助(鈴木さん)の末弟・小兵衛を熱演。最終回の前週となった第46回「西南戦争」では政府軍との戦闘の中、激しく命を散らし、大勢の視聴者の涙を誘ったことを記憶に新しいところ。

 「まんぷく」出演にあたり、「僕の幼稚園の時の将来の夢はラーメン屋さんになることでした。ラーメン屋にはなれませんでしたが、今でもインスタントラーメンは僕にとって家でラーメン屋になれる自慢の秘密道具です!!」と“ラーメン愛”を語っていた上川さん。

 3月18日からスタートする第25週「できました!萬平さん!」では「まんぷくヌードル」開発が佳境に。上川さん演じる名木が、どう物語にからんでくるのか(それともこないのか)、要注目だ。

(C)NHK
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<SNS反響>「ぶしむすは見た!」 鈴さん、“ハグ”目撃…「今週も絶好調の予感」?

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第134回の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第134回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第134回が3月11日に放送され、ヒロイン・福子(安藤さん)の母・鈴(松坂慶子さん)が孫の幸(小川紗良さん)とレオナルド(ハリー杉山さん)が抱き合っているところを目撃。SNSでは「武士の娘は見た!」「ぶしむすは見た!」「ぶしむす、目撃ドキューン」と盛り上がりを見せた。

 さらに視聴者は、幸とレオナルドのハグを目撃した瞬間の鈴の慌てふためく様子に大喜び。「鈴さんのリアクションが最高すぎる!」「ぶしむす、反応しすぎや」「ぶしむすの心臓止まっちゃうw」のほか、「明日は鈴さんの毒舌全開で大変なことになりそう」「今週もぶしむす絶好調の予感」といった声も上がっていた。

「即席ラーメン研究所」セット公開 「香田家アトリエ」「パーラー白薔薇」も

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に登場した即席ラーメン研究所 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に登場した即席ラーメン研究所 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」で実際に使用したセットの一部が、NHK大阪放送局で3月21日から公開される。

(C)NHK
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 萬平(長谷川博己さん)と福子(安藤さん)がラーメン作りに励んだ「即席ラーメン研究所」、姉の克子(松下奈緒さん)の夫で画家の忠彦(要潤さん)が数々の作品を生み出した「香田家アトリエ」、福子が働いていた「パーラー白薔薇」のセット公開に加え、衣装や忠彦が描いた作品、「まんぷくラーメン」などの小道具も展示する。入場無料で31日まで。午前10時~午後6時。

(C)NHK
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福子&萬平が初めて一緒に食べたあのラーメン再現 東京・渋谷のイベントで提供

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に登場した戦前の屋台ラーメン (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に登場した戦前の屋台ラーメン (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」のスペシャルブースがNHKホール前広場(東京都渋谷区)などで3月8、9日に開催される「ふるさとの食 にっぽんの食」全国フェスティバルに登場。戦前、ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)が初めて一緒に食べた屋台のラーメンを再現し、チャリティーで提供することが分かった。

 ラーメンは数量限定。1杯200円で、売り上げはNHK厚生文化事業団を通じて、「東日本大震災義援金」「平成28年熊本地震災害義援金」「平成29年7月5日からの大雨災害義援金」「平成30年7月豪雨災害義援金」「平成30年北海道胆振東部地震義援金」に寄付される。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。4日から第23週「新商品!?」を放送している。

 7日にNHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた局長会見に出席した制作統括の真鍋斎チーフプロデューサーは「23週に入って1970年代になりました。子供たちも大きくなり、カップ麺の開発に入っている。(カップ麺の)開発のプロセスも楽しんでいただければ」とコメント。さらに「(このドラマの)キャッチフレーズは『人はいつでもやり直せる』。萬平さんが60歳、福子さんが50歳になった今、年を経てなおかつ失われない好奇心や、新しいことに向かって挑戦していく精神という2人の生き様、家族のあり方をいっそう充実させている。その点もぜひご覧いただきたい」と語った。

(C)NHK
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<SNS反響>吉乃ちゃんを射止めたのは岡! 森本も結婚… 視聴者“空白の11年”スピンオフ切望

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第129回の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第129回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第129回が5日に放送され、香田家の次女・吉乃(深川麻衣さん)が岡(中尾明慶さん)と結婚していたことが明らかになった。

 岡と森本(毎熊克哉さん)それぞれから好意を持たれていた吉乃(深川さん)。この三角関係の行方は視聴者も気になっていたところで、第129回のオープニングで「岡 吉乃」のテロップが流れると、SNSでは「岡 吉乃?」「役名が岡 吉乃になっとる……」「岡 吉乃になってたーー!」と驚きの声のほか、「吉乃ちゃん、岡さんと結婚したの?」「吉乃ちゃん、岡さんを選んだのか!?」「岡さんと吉乃ちゃん、おめでとう!!」や「私、森本さん推しやったのに」「残念だなー、森本くん」といった言葉も並んだ。

 また同回では、岡と吉乃の間には「麻美ちゃん」という娘がいることや、森本も可愛らしい奥さんがいて、すでに息子もいることが判明し、岡と森本は家族ぐるみで仲良くしていることも描かれた。物語は先週と今週の間で11年の歳月が経過していることから、「展開が進んでてびっくりです!」といった意見のほか、「すったもんだはスピンオフで」「ちょっと気持ち追いつかないんでやっぱりスピンオフしてくれませんかね」とファンの間では“空白の11年”のスピンオフ化を切望する声が上がっていた。

<SNS反響>鈴さん“生存確認”に視聴者安堵 「ご健在で良かった!」「最後まで元気でいて」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第128回の一場面 松坂慶子さん演じる鈴の姿(一番左)も (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第128回の一場面 松坂慶子さん演じる鈴の姿(一番左)も (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第128回が3月4日に放送された。物語は「まんぷくラーメン」発売から11年後の1970年まで一気に進んだが、“退場”も危惧されていたヒロイン・福子(安藤さん)の母・鈴(松坂慶子さん)も元気な姿で登場。「鈴さんの生存確認」「鈴さんがご健在で良かった!!」「鈴さん生きてた! そして、また孫に同じこと言ってるよ!」と視聴者は安堵(あんど)し、「鈴さんには最後まで元気でいてほしい」といった投稿もあった。

 第128回では、1970年、即席ラーメンの市場には350社以上が参入し、飽和状態に。「まんぷく食品」は、まんぷくラーメン以降のヒット商品がなく、伸び悩んでいる。危機感を抱いた萬平(長谷川博己さん)は、新商品の開発を考える。一方、福子は子育てが一段落し、充実しながらも時間を持て余す日々を過ごしていた。そんなある日、萬平に相談を受けて……という展開。

 23歳になった福子と萬平の長男・立花源役で西村元貴(もとき)さん、21歳になった幸役で小川紗良さん、忠彦(要潤さん)の弟子・名木(なぎ)純也役で上川周作さんも登場した。

今野浩喜、「まんぷく」で朝ドラ出演 「おのぼりさん感」丸出し? まんぷく食品の従業員役

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」にまんぷく食品の従業員・坂部勝役で出演する今野浩喜さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」にまんぷく食品の従業員・坂部勝役で出演する今野浩喜さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、お笑い芸人の今野浩喜さんが出演することが分かった。2月18日スタートの第21週「作戦を考えてください」から、いよいよ「まんぷくラーメン」の量産に乗り出すまんぷく食品の従業員・坂部勝役で、22日に初登場する。

 今野さんは「朝ドラの一番古い記憶は(1992年度後期の)『ひらり』です。ドリカムさんの曲がすごく合っていて良かった記憶があります。朝ドラに出てみたいって気持ちは常々ありました。なので、撮影の時のことを今考えると、『おのぼりさん感』丸出しでやっちゃったかなって思います、ごめんなさい!」とコメントを寄せている。

桐谷健太、安定の“手のひら返し” 「まんぷく」世良は「してもいない約束を守る男」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、世良商事の社長・世良勝夫役で出演している桐谷健太さん。これまで散々、萬平(長谷川博己さん)の即席ラーメンに“ダメ出し”してきた世良だが、試食会で文字通り“味を占める”と、自ら販売を買って出るなど、安定の“手のひら返し”で視聴者を喜ばせている。「何だかんだ言って、世良は立花君(萬平)のことが、すごく好きなんだと思いますし、僕の中では『してもいない約束を守る男』という感じです」と笑顔を見せる桐谷さんに話を聞いた。

 ◇「生きるためにはどんなこともいとわない」世良だが…

 元は技術屋だった世良。ヒロイン・福子(安藤さん)の夫・萬平の優れた技術と才能に圧倒され、「作る方」から「売る方」に転身し、販売の道へと突き進んでいく。常に損得勘定で行動し、萬平を「親友」と呼んだりするが、得にならないと分かるとあっさり見捨てたりすることも。要領がよくて、状況を判断する力にたけた、ある意味「たくましい男」だ。

 長きにわたり世良を演じてきた桐谷さんは、「世良の印象として変わらないのは、自分に正直なところと、子供に優しいところです」と話す。

 「生きるためにはどんなこともいとわない」といった部分が世良にはあるという桐谷さん。「金をパチッた(盗んだ)相手である立花君に、パチった分投資したりもする。それで『僕は投資しているんやぞ』としつこく言うわけですが。もちろんそんな自分を正当化するわけでもなく、金をパチりながらも、どこかで『そんなもん、いつか倍にして返したるわ』ぐらいの気持ちもあったのではないでしょうか」と推測し、「そのぐらい自信があったからこそ、ああいう行動に出たのではと感じます」と結論づけている。

 ◇視聴者の共感呼んだ「不公平の時代」 「言葉で表現できる」のも世良の魅力

 上昇志向が強く、自信家で押しが強い世良。戦後の闇市で福子の母・鈴(松坂慶子さん)から買い取った着物を3倍の値で売ろうとしたこともあった。

 自分をとがめる福子らを前に「今は不公平の時代。戦死した人間と無事で帰ってきた人間。抑留された人間と帰国できた人間。飢えてる人間とたらふく食うてる人間。不公平が当たり前やのに、それを文句言うてる時点であかんのです」と持論を展開。視聴者から「ぐうの音も出ない正論」「真理ついてる」と声が上がったことも。物事を善悪だけで判断しない世良という男の存在を改めて見せつける名シーンとなった……。

 桐谷さんも特に印象に残っているシーンに挙げていて、「飢えている人を見て、世良自身も傷ついているだろうし、たらふく食っている人間を見て憤りなどを感じている部分もあったと思います」と世良の気持ちを代弁。「実際にそういう状況を目の当たりにして『不公平でよし』と思っているわけでは決してありません。ただ、みんなが思っていても口にしにくいことを、世良は言葉で表現できるのだと思います」と考えを明かす。

 ◇ここにきて世良は「どんどん純粋に、どんどんフレッシュに」?

 さらに桐谷さんは、「第15週で福ちゃんに『英語は上達しましたか?』と聞かれたとき、『あれは無理や。せやけど身ぶり手ぶりでどうにかなる。日本はアメリカに負けたが、1対1なら十分勝てるで』と答えるせりふがありますが、これはまさに世良っぽいなあと思います」としみじみ。

 「当時の日本人って、海外からいろいろなものが入ってくる中で、『負けてたまるか』『これからの日本を支えるのは俺ら日本人や!』というプライドや勢いみたいなものがあったんだと思います。世良はそういう気概を持ちながら、海外のものもどんどん取り入れる柔らかさがある。その上で、1対1なら十分勝てるぞと言えるのが、世良のすごいところであり魅力だと思います」と力を込める。

 また、世良は年齢を重ねていくに連れて「さらにどんどん純粋になっていっている気がする」と感じている桐谷さんは、「テカテカのスーツを着て、心はどんどん若くなっていっているなあと。昔のほうがギトギトしていた気がします。仕事もうまくいって、どんどんフレッシュになっていっている世良を楽しみにしてください」と視聴者に呼びかけていた。

「まんぷくラーメン」爆誕でトレンド1位に 世良&鈴のシンクロ率も話題

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第112回の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第112回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第112回が2月13日に放送され、萬平(長谷川博己さん)が日夜、研究、開発を続けてきた即席ラーメンがついに完成。試食会も大成功で、福子(安藤さん)のアイデアにより「まんぷくラーメン」と命名されると、SNSでは「やったー! ついに大発明が爆誕したぞー!」「まんぷくラーメンが爆誕! おめでとうございます」「萬福ラーメン…のちのチキンラーメン爆誕である!」と視聴者から歓喜の声が上がった。

 この日は「まんぷくラーメン」が、Yahoo!のリアルタイム検索で放送後から急上昇。午前9時ごろには1位に。

 また萬平のラーメン作りにいちいち文句を言ってきた鈴(松坂慶子さん)と世良(桐谷健太)が、別々の場所で行われた試食会で「おいしい!」「うますぎる!」とそろって声を上げるシーンも登場。「予想通り、画面二分割キターッ!」「やっぱり世良さんと鈴さんの思考回路は一緒」「世良さんと鈴さんシンクロ具合がすごい」「お約束の鈴さんと世良さんのシンクロw」「鈴さんと世良のシンクロ率ww」「シンクロ率100%の世良&鈴」と双方のファン(?)を喜ばせていた。

岸井ゆきの、タカが妊婦「不思議な感じ」 「14歳に見える」の裏で「悩んでいました」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に神部タカ役で出演している岸井ゆきのさん(C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に神部タカ役で出演している岸井ゆきのさん(C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、ヒロイン・福子(安藤さん)のめいで、香田家の長女・タカ役で出演している岸井ゆきのさん。大好きな神部(瀬戸康史さん)と結婚し、“神部タカ”となったものの、神部は萬平(長谷川博己さん)のことが好きすぎて「全然タカのほうを向いてくれないんです」という不満も。またドラマで妊婦役を演じるのは初めてで「不思議な感じ」とも明かす岸井さんに話を聞いた。

 ◇14歳は「複雑」な年齢? 「当初は、どうやって演じようかと…」 

 タカは初登場時、14歳だった。「実はこんなに『14歳に見える!』と視聴者の方からの反響をいただけるとは思っていなくて……。当初は、どうやって演じようかと悩んでいました」と告白する岸井さんは、「14歳って人の気持ちを推し量れない幼さもある一方で、段々と思考は大人になっていくというような、いろいろな思いを抱えた複雑な年齢ですよね」と改めて実感したという。

 結婚を経て26歳になったタカ。現在27歳の岸井さんは「(年齢が)自分自身と近づいたこともあって、シンプルに役を考えられるようになってきました」といい、「衣装も髪形も変わったことにとても助けられています。自分だけではなく出演者みんなに変化があって、セットも変わっているので、環境からすんなりと入ることができました」と振り返る。

 また、岸井さんは「14歳のときは明るさと愛嬌(あいきょう)で言えるせりふが多かったのですが、26歳になると人の気持ちを考えられるようになり、自分の言葉で話すことができるようになってきたんだなと感じました」と語り、「家族の問題にも、自分なりに突っ込んでいけるようにもなったりして、タカなりに成長しているなって」と変化を感じている様子だった。

 ◇タカの性格に感心 「心からみんなのことを思って一生懸命にお手伝いできる」

 家族思いで、しっかり者のタカ。「福ちゃんにも同じようなところがあると思うんですが、タカには周囲を明るくさせる愛嬌があり、すごくいいなと思います」としみじみと語る岸井さん。

 「たちばな塩業」時代は、福子や祖母の鈴(松坂慶子さん)のことを手伝うだけでなく、従業員たち(=塩軍団)にとっては癒やしの存在にもなっていた。「『愚痴を言わずに頑張っています』ではなく、心からみんなのことを思って一生懸命にお手伝いできる。そういう時代というのもあると思いますが、我慢して『文句言わずに』ではなく、一直線に『文句なしに』というところがすてきですよね」と感心している。

 神部の変わらない“萬平ファースト”に、夫婦関係がギクシャクすることもあったが、優しい家族に囲まれ、幸せそうであることは変わらないタカ。岸井さんは「これからタカがどうなっていくのか、私自身もすごく楽しみです」と声を弾ませ、「朝ドラの場合、視聴者の方からメッセージが届いて、そこから新しい発見ができたり演技に応用できたりして、役と共に成長していけるのが面白いです。キャラクターたちの成長を一緒に見守っていただければと思っています」とメッセージを送っていた。

<インタビュー>桐谷健太「まんぷく」世良の“憎めない”キャラ作りに苦心

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、世良商事の社長・世良勝夫役で出演している桐谷健太さん。世良は、ずうずうしいお調子者で、時として悪事を働くこともあるが、「なぜか憎めない」と感じている視聴者も多いようだ。「一緒にいたら立ち止まっているのがアホらしくなるような、ケツをパーン!とたたいてくれるような魅力が世良にはある」と肯定する一方で、「なんか憎めないよね」という面を空気感や在り方で表現しなければならないのが「難しい」と明かす桐谷さんに、話を聞いた。

 ◇世良の憎めなさ「せりふだけで表現できるわけではない」

 元は技術屋だった世良。ヒロイン福子(安藤さん)の夫・萬平(長谷川博己さん)の優れた技術と才能に圧倒され、「作る方」から「売る方」に転身し、販売の道へと突き進んでいく。常に損得勘定で行動し、萬平を「親友」と呼んだりするが、得にならないと分かるとあっさり見捨てたりすることも。要領が良くて、状況を判断する力にたけた、ある意味「たくましい男」だ。

 「街を歩いていると声を掛けられることが増えました」と喜ぶ桐谷さん。世良については「もし友達にいたら『あいつどうしようもないな』となるかもしれませんが こんなにも行動的で、めげずに前に進めるたくましさをうらやましく思われる方もいるのではないでしょうか」と笑う。

 演じる上で難しいのは、「世良は敵か味方か分からないうさんくささを持っていて、しかも悪いこともやってしまうのに、『それでもなんか憎めないよね』という側面を空気感や在り方で表現しなければならないこと」で、「それはせりふだけで表現できるわけではなく、視聴者の方に感じ取ってもらわなければいけない」と桐谷さんは考えている。

 ◇言い方一つで「世良らしさがなくなってしまう」という難しさも

 世良の賢さは誰もが認めるところ。大阪商工会の三田村会長(橋爪功さん)に積極的に近づいたり、萬平らが苦労して作った塩の売り上げをちょろまかしたりするが、桐谷さんは「普段から計算高く見えてしまったら、周囲から見ると憎めないという気持ちが減り、ただの嫌なやつになってしまう」という持論を持つ。

 それでは世良を「憎めない」と思ってもらうにはどうしたらいいのか? 被害者の筆頭(?)のような萬平自身が、世良のことを「でも憎めないんだ」と口にするシーンもあったが、桐谷さんは「『しゃーないな、この人』という雰囲気を出すのは非常に難しい」と常々感じているという。

 憎めないキャラを意識するあまり「言い方一つで世良らしさがなくなってしまう」という難しさも当然ある。それこそ初めのころは、後に世良が萬平の金を取ることも、「でも憎めないんだ」と言われることも、まったく分からない中での演技だっただけに、“逆算”することもかなわなかった。それでも桐谷さんは「それまでの一つ一つのシーンの積み重ねが生きてくる」と力を込める。

 「とにかく世良はストーリーをものすごくかき回す人物です。本人は狙っているわけではないと思いますが、風穴を開けたり、かき混ぜたりして、周囲を変化させていきますよね。良い悪いは置いておいて、なにかしらの刺激を与えてくれる。人との出会いにも、単純に楽しかったからよかったという典型的ないい出会いもありますが、ちょっと嫌なことがあっても、その後に考えさせられたり、何か成長できたりすれば、それはそれでいい出会いだと思うんです。世良が前者か後者かは見ている人にお任せします」とも語っていた。

<インタビュー>中尾明慶「まんぷく」岡の恋に感慨 「死ぬとき、一番の友達と思えるのは森本」とも…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん。ヒロインの福子(安藤さん)の夫・萬平(長谷川博己さん)の即席ラーメン作りを手伝う形で、森本(毎熊克哉さん)と共に再登場したのはいいが、なぜか2人そろって香田家の次女・吉乃(深川麻衣さん)に一目ぼれ。その“恋のバトル”の行方も気になるところだ。劇中では「たちばな塩業(=塩軍団)」時代から8年が経過したという設定だが、「あの岡と森本が恋をするって。8年前からは想像がつかないですよね」とどこか感慨深げな中尾さんに、話を聞いた。

 ◇あの硬派な岡が…「小学生や中学生みたいな恋をしている」?

 塩軍団の岡といえば、真面目な性格ではあるが、自尊心が高く、けんかっ早いので、同僚とぶつかることもしばしば。時に騒ぎを起こして会社に迷惑をかけることもあった。それでけに中尾さんは、吉乃に恋を、しかも一目ぼれというのがピンとはきていない様子。「あれだけタカちゃん(岸井ゆきのさん)の魅力が分からないって言っていたのに、その妹を好きになるって。『女なんて』と、硬派なタイプだったのが『めっちゃ可愛い、キラーン☆」というタイプに変化していた」と驚いている。

 中尾さんよると、「もともとの岡らしさと、恋をしている岡の可愛さのバランスがどっちに偏ってもいけなくて、両方が絶妙に出ないといけないなと思っているところ」だといい、「8年たつと人は結構成長するとは思いますが、大人になったとしても変わらない部分も絶対にあるはずですから、台本に描かれてないそういった一面を、要所要所で表現できたらいいなと考えています」と話す。

 そんな意味でも「この先、吉乃ちゃんを巡って森本との関係はどうなっていくんでしょうね」と中尾さんは興味津々。「『紳士協定』結んでって、そんな恋愛あります!? でも『抜け駆けすんなよ』って、岡と森本が目も合わせず約束したのかなと想像すると、なんだか、あの2人らしいなと思えました。岡は、吉乃ちゃんのことがすっごくタイプなんじゃないですかね。転校生が来て『可愛いー、しゃべりたいなー』と思っている、小学生や中学生みたいな恋をしているんだと思いますよ」と笑顔で推測する。

 さらに「実際に話してみたら、吉乃ちゃんは柔らかい雰囲気で優しいところがあって、ますます好きになる。岡みたいな男には、映画をすっぽかしたりするくらいがちょうどいいんじゃないですかね。簡単にぱっと振り向いてもらえなくて、振り回されているぐらいのほうがいいと思います」と理解を示す。また「吉乃ちゃんは計算高いわけじゃないし、約束すっぽかされても『あー忘れちゃったあ!』とあっけらかんとした女の子。それに岡は女性にはたぶん怒れないタイプ。女性に何か言われたら、しゅんとしそう。だから、吉乃ちゃんに振り回されても怒らないのだと思います。『吉乃ちゃんは岡がもらうぞ!』という意気込みで演じていますが、どうなるのか3人の今後を楽しみに見ていただきたいですね」と視聴者にメッセージを送った。

 ◇“恋のライバル”森本への思い 2人の関係性「非常に演じがいがあります」

 “恋のライバル”森本への思いも聞いた。「森本とはケンカしかしてきていませんが、塩作りの後半あたりから、意外と森本が岡の行動の良き理解者になってきているなと感じることがあったんです。だから、岡が死ぬときに、一番の友達だと思えるのは森本だと思います」ときっぱり。

 さらには「仲は悪いし、嫌いだ嫌いだと言いながらも、半面、実はめちゃめちゃ仲良しなんじゃないかな。すごく仲が悪いけど、歯車があったらものすごく楽しい組み合わせというか。森本が最高な友達だ、と岡自身は今は気づいていないんだと思います。この先さらに年齢を重ね、ある時、ふと“友人”というものを考えたときに『あいつなのかな』って思い浮かぶんでしょうね」としみじみと語る中尾さん。

 「家族のいない岡が、戦後からずっと一緒に生きてきたのが森本です。お互い多くを語りませんが、気づいたら結構よく隣にいるんです」とどこかうれしそう。「2人が萬平さんのラーメン小屋を作りに行くときも、どこかで待ち合わせたのかな、とか裏設定を想像してみると、意外と仲がいいですよね。作業中も『あれ、取れ』とか、その程度しか会話していませんが、ああだこうだとケンカしながら小屋作りして、客観的にみたらすごく仲がいい。ケンカしてもあんまり引きずらないのは、男同士ならではの友情なのかなって気がします。この2人は、吉乃ちゃんや、萬平さん、神部(瀬戸康史さん)を通してしゃべるんです。面と向かってしゃべることがあまりない関係性がとても面白くて、非常に演じがいがあります」と語った。

<インタビュー>毎熊克哉「まんぷく」元塩軍団・森本を好演 吉乃ちゃん巡る恋のバトル… 意外にも弱気?

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に森本元役で出演している毎熊克哉さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に森本元役で出演している毎熊克哉さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に森本元役で出演している毎熊克哉さん。森本はヒロインの福子(安藤さん)の夫・萬平(長谷川博己さん)が起こした「たちばな塩業」の元従業員(=塩軍団)で、会社解散後は北浜食品に勤務し、萬平の即席ラーメン作りをかつての仲間・岡(中尾明慶さん)と共に手伝っている。4日から始まった第19週「10歩も20歩も前進です!」では、森本と岡がそろって香田家の次女・吉乃(深川麻衣さん)に一目ぼれしてしまい、恋のバトルの行方も気になるところ。そんな森本役を好演している毎熊さんに、役柄やドラマへの思いを聞いた。

 ◇森本との共通点は「グループに入れないところ」

 塩軍団の一員として登場した当時、無愛想な話し方で、周囲の状況に水を差すこともあった森本。毎熊さんは「塩軍団のころは、画(え)の中にすごくたくさん人がいて、どうやって自分の役を立たせるかを僕だけじゃなくみんなが思案しながら演じていました。森本は口数が少なく、しゃべらないところに個性があるので、その分、せりふが少ないし、どのシーンにもいたりはするんですけど、台本に詳しいことは描かれていなくて。その描かれていない部分をどれだけ埋められるか、そこが役者として楽しみでしたね」と懐かしむ。

 役と同じく毎熊さんも広島出身。「(森本が)広島ことばを話す設定は、衣装合わせのときの思い付きです」と明かしながらも、 「自分と森本との共通点は、グループに入れないところですかね。大人になってから多少は社交性が身につきましたが、中学校や高校ではグループのどこにも入らないタイプだったんですよ。斜に構えているわけではなくて、なんとなくうまくできなくて。だから、森本の気持ちはよく分かります」と共感を寄せる。

 そのため、「考えていることを全部素直に言っちゃったら森本になるかな」と毎熊さんは笑う。「萬平さんが実刑判決を受けた際に『この会社もうだめなんじゃないか』って、みんな思ってはいるけど言葉にしてないのに、素直に言っちゃうところが森本らしさ。僕も普段は気を使っているから丸い言葉を選んでいますが、ひがむ気持ちや、ひねくれた気持ちは、本当は心の中に誰しもが持っている。それを素直に出せば、森本とも遠くはないと思います。表に出しているキャラクターは違うかもしれないけれど、森本も可愛いやつだと思います」と印象を明かす。

 また役を演じてきて「たちばな栄養食品がつぶれるかも、と森本が言って岡に胸ぐらをつかまれるシーン」が忘れられないという毎熊さんは、「中尾さんとはケンカするシーンが多いのですが、いつも心でぶつかってきてくれます。あのシーンは僕も本当にぐっときました。その撮影後、塩軍団の面々と飲みにいったのですが『いやあ、今日のシーンは(感動した)……』と言ってくれて。岡と森本の2人が何回もいざこざを起こしているのをずっと目の当たりにしてきたみんなも、感じ入ってくれたようでした」と思い出に浸っていた。

 ◇森本は8年の間にシティーボーイに? 弱気発言の理由は…

 塩軍団解散から8年が経過し、34歳になった森本が再登場してからの話も聞いた。「実は、森本の出演はたちばな栄養食品の解散までだと思っていた」と驚いている毎熊さんは、「8年間の成長と変わらないところをどうやって見せるのか、岡役の中尾君とも話しながら、2人の距離感などを探っている状態」としながらも、「描かれていない8年を過ごして得たシティーボーイ感が、いい具合に出せるといいんですけどね。あまりに丸すぎると、森本らしくないかな」と持論を展開する。

 また、吉乃ちゃんを巡る岡と森本の恋のバトルの行方については、「俺たちこれ、どうなるんだろう?」と中尾さんと話しているという。「『紳士協定』を結びつつも、『絶対こいつには負けない』という バチバチ感があったほうが面白いだろうし、それなのに男として格好つけているというのが岡と森本らしい」と考えていて、「『恋なんて別に』という態度を貫きながらも実は恋をしている。『女なんかよー』といいながらも、吉乃ちゃんが気にな っていてバトルしているのが面白い。映画の約束にも来てもらえなくて、本当は余裕じゃないけど、 余裕をかます。そのちょっと背伸びしている空気感がいいですよね」としみじみ語る。

 それでも最後は「岡、森本、吉乃ちゃんの3人で並んで撮影したところですが、なんだかどちらとも選ばれなさそうに見えました」と意外にも弱気で、「岡も森本も吉乃ちゃんに振り回されて、2人とも振られて一緒に酒でも飲むのかな」と笑っていた。

奥田瑛二「まんぷく」に出演 安藤サクラと親子出演に「ビックリ! 疲れた! 笑った」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演する萬平を支援する大物衆議院員・土井垣隆三役の奥田瑛二さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演する萬平を支援する大物衆議院員・土井垣隆三役の奥田瑛二さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説「まんぷく」に安藤さんの実父で俳優の奥田瑛二さんが出演することが2月5日、7日、分かった。NHKによると、安藤さんと奥田さん親子が同じドラマに出演するのは「今回がおそらく初めて」という。

 奥田さんは安藤さん演じる福子の夫・萬平(長谷川博己さん)を支援する大物衆議院員の土井垣隆三役で出演する。土井垣は元食料庁の長官で、品業界に大きな影響力を持つ衆議院員。即席ラーメンはヒットしたもの、粗悪な類似品があふれることになった状況を改善したいと考えた福子と萬平が、世良(桐谷健太さん)のつてで土井垣議員を紹介してもらうことになり……という役どころ。3月上旬から登場する。

 奥田さんは「まさか……『まんぷく』に呼ばれてビックリ! 疲れた!、笑った……僕僕の心はまんぷくだ!!」とコメントしている。


 

<インタビュー>要潤「まんぷく」忠彦の“創作論”とは? 嫉妬する妻・克子は「すごく可愛い」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に香田忠彦役で出演している要潤さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に香田忠彦役で出演している要潤さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に香田忠彦役で出演している俳優の要潤さん。忠彦は、ヒロインの福子(安藤さん)の次姉・克子(松下奈緒さん)の夫で、画家。2月4日から始まった第19週「10歩も20歩も前進です!」では、忠彦の美人画モデルの秀子(壇蜜さん)を巡る香田家の騒動が描かれている。要さんによると、「忠彦は美人画を描き出しますが、『創作』という意味では、鳥を描くのも、美人を描くのも、本人の気持ちとしてはあまり変わりない」ときっぱり。また、秀子に嫉妬する妻の克子のことは「すごく可愛いなと思います」と明かし、香田夫妻のことを「理想的ないい夫婦」と語る要さんに、忠彦について語ってもらった。

 ◇戦争経験が「ターニングポイント」 家族への比重も「大きく」

 普段からあまり感情を表に出さないタイプだが、心の中では妻の克子や4人の子供たち、そして福子たち家族への深い愛情を秘めている忠彦。戦争では大切な目を負傷し、赤と緑の色の区別がつかなくなってしまったが、要さんは「戦争を経験して地獄を見てきて、 自分のクリエーティブな部分や人生について、改めて考えさせられたことは、忠彦にとって大きなターニングポイントだったと思います」と振り返る。

 復員してから、画家として苦悩することもあったが、そんな忠彦の心の支えになったのが「家族」。要さんも「この先、絵が描けるかどうかという問題を抱えましたが、その壁を乗り越えて、それを自分の絵に生かしていこうとまた絵筆をとった。この心境については想像を絶するほどの挫折と苦悩があったと思います」と当時の心境を代弁しつつ、「まさにお先真っ暗という状態を打開していく原動力となったのは、家族の存在がすごく大きかったのだと思います」と認めている。

 さらには「それまでは寡黙で画家らしいというか、家族のことよりも芸術のことを考えるタイプでしたが、戦争を経験して命の尊さを感じ、生還できたたくましさも加わって、気持ちの中で家族への比重が大きくなっていったのかなと思います」と忠彦の変化や成長を実感している様子だった。

 ◇芸術に強いこだわりも… 忠彦の絵は「だんだん前衛的なアートに」?

 画家役として「最近はなかなか本格的な絵の練習ができていませんが、時間があるときにスケッチ程度を続けるようにしています」とも明かす要さん。「例えば、筆の走らせ方は曲線と直線とでは違うので、絵画指導の先生のおっしゃったように練習しています」といい、「実は忠彦がアトリエで描いている絵は、あらかじめ先生が描いてくださっていて、撮影中、 僕は最後を仕上げるだけなので、なんだか自分が上手になった気がして楽しいですね」と笑う。

 「画商から依頼されるような商売用の絵は描かない」という芸術への強いこだわりを持つ忠彦だが、「創作」という意味では「鳥を描くのも、美人を描くのも、本人の気持ちとしてはあまり変わりない」というのが、要さんが抱く画家としての忠彦の印象だ。

 そのため、美人画モデルの登場に毎回やきもきする克子にも「何を心配してんの?」とどこ吹く風。要さんは「忠彦にとってはクリエーティブへの興味の方が勝っている」と結論づけると、「今後は『どのような絵を描いていくか』ということも忠彦のテーマの一つとしてありますし、忠彦の絵は、だんだん前衛的なアートになっていきます。美人画から、そこに向かっていくところが見どころだと思いますので楽しみにしていてください」とアピールしていた。

(C)NHK
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<インタビュー>松下奈緒「まんぷく」克子姉ちゃん 46歳設定も「恋する少女」 “お母さん”“妻”を忘れて…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に香田克子役で出演している松下奈緒さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に香田克子役で出演している松下奈緒さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、ヒロインの福子(安藤さん)の次姉・香田克子役で出演している松下奈緒さん。4日から始まった第19週「10歩も20歩も前進です!」では、克子の夫・忠彦(要潤さん)の美人画モデル・秀子を巡る、香田家の騒動が描かれるという。「考えてみたら克子は46歳の設定。それでもやっぱりどこか少女のような女心を忘れていない。それがすごくチャーミングに見えたらいいなと思いながら演じていま す。子供がいようが40代だろうが関係なく、忠彦さんへの恋心が、いくつになってもあるんだなぁと思いました」と克子への印象を明かす松下さんに、今後の見どころなどを語ってもらった。

 ◇香田家の騒動「台本を読んだときは結構びっくり」

 第19週では美人画モデル・秀子のこと以外にも香田家で「いろいろなことが起こります」と話す松下さん。

 一方で、「福子夫婦は会社のこととか、お母さん (松坂慶子さん)のことで結構てんやわんやしているので、落ち着いて見てみると、意外と香田家の問題って、夫婦の仲だとか、身近なところで起こるんだなと思いました。台本を読んだときは結構びっくりしましたが、ある意味、すごく平和だと思います」としみじみ。「家を差し押さえられたり、明日どうやって生きていこうかとかということで悩んでいたりする妹をよそに、克子は、夫が女の人を連れ込んで……というところに差を感じますね」と感じているようだ。

 ◇戦争を経て、忠彦と家族を「守らなければいけない」と再確認

 ある意味、すごく平和な香田家や克子の人生にとって一番大きな出来事だったのが、忠彦を戦争に取られたこと。克子にとって「いつも一緒にいたはずの人がいなくなってしまって、帰ってくるのかこないのか、生きているのか亡くなっているのかもわからない」状況が続いたが、「そこで忠彦さんが帰ってきてくれたことによって、あらためて『じゃあ私はどうやって生きていけばいいのか』と再考したでしょうし、『この人と、この家族を守らなければいけない』と再認識したんじゃないかなと思います」と振り返る。

 また、理解しにくい忠彦のことをサポートできるのは克子、という自覚も大きく、「もちろんそこに福ちゃんたちの支えもありますが、『忠彦さんを一番理解しているのは私』『普通の人じゃない』というせりふもあり、絵描きがいかにすごいこと、かつ大変かということも再認識した気がします」と語っていた。

 ◇克子の魅力は「考えてなさそうで意外と考えているところ」

 そんな松下さんから見た克子の魅力は「考えてなさそうで意外と考えているところ」。「あっけらかんとしているし、『そんなことゆーたかて』と、どこか物分かりがいいように見えて、ずっと胸の中には何か引っかかっていたりするんです。明確に描かれてはいませんが、常に何か考えごとをしていて、意外に人のことをいつも考えているんじゃないかと思います」と推測する。

 「それは忠彦さんだけじゃなく、お母さんや福ちゃんのことも含まれます。自由に発言しているだけで、自己中心的な人ではないので、常に大切なものがそばにあるという意識を持っているんじゃないでしょうか」とも。

 ◇“お母さん”“妻”を忘れて「思い切り少女に戻って恋する人になろうと」

 改めて「撮影が半分を過ぎて、本当にいろいろなことが起こるなぁと思っています」といった思いを抱く松下さんは、「ある意味、波瀾(はらん)万丈な人生だと思うのですが、そこにいる人たちは、それぞれ自分なりにそれを楽しんだり悩んだりしながら、一つ一つ乗り越えて乗り切って、また一ついろいろなものをつかんでいく。その様が本当に見事に描かれているので、演じながらも次に何が起こるのか楽しみにしています」と脚本への信頼を示す。

 さらに松下さんは「萬平さん(長谷川博己さん)も、忠彦さんも、とにかく一つの枠に収まらない人たちで、今度は何をやろうとするのか、何をやってくれるのか、ワクワク感があります」といい、「いろいろなことを経て、最終的にどうやって即席ラーメンに行き着くのか。一視聴者としてもすごく楽しみで元気ももらっていますが、視聴者の方にも、何かそういう前向きな気持ちをお伝えできたらいいですね」と力を込める。

 そして最後に「忠彦さんの絵のモデルさんで思い悩むシーンでは、お母さんを忘れて、妻を忘れて、思い切り少女に戻って恋する人になろうと思います」と意気込んでいた。

<インタビュー>瀬戸康史「まんぷく」神部の“萬平愛”“萬平ファースト”語る 塩軍団への思いも…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に神部茂役で出演している瀬戸康史さん(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に神部茂役で出演している瀬戸康史さん(C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に神部茂役で出演している瀬戸康史さん。神部は、ヒロイン・福子(安藤さん)のめいで、香田家の長女・タカ(岸井ゆきのさん)の“争奪戦”に独り勝ちし、晴れてタカと夫婦になってからも、相も変わらず萬平(長谷川博己さん)への“好き好きオーラ”を隠さず、時としてタカとの夫婦関係をギクシャクさせてしまうほど。「タカちゃんと結婚してからも『萬平さん、どないしてるんやろ』と萬平さんのことしか考えられなくなってしまいます。そういう鈍感な部分が、人間味があるというか、神部の可愛らしいところだとは思います」と明かす瀬戸さんに神部の“萬平愛”などを語ってもらった。

 ◇“萬平ファースト”の裏にあるのは「恩」 神部にも何か発明してもらいたい?

 ここまでも“萬平愛”、“萬平ファースト”への気持ちが強すぎて、周りが見えなくなることが何度かあった神部だが、瀬戸さんは「自分が一番に萬平さんと出会い、助けられたという恩がある」と、そんな神部の気持ちを代弁する。

 演じるにあたっては「神部の場合は鈍感というか、一つのことに夢中になると周りがなかなか見えなくなるというどこか抜けているポイントがあります。そこは大事にしていますし、面白く演じられるところだと思っています」と話す瀬戸さん。

 また「萬平さんじゃないですけど、できればいつか神部にも何か発明してもらいたいです」と期待を寄せると、「発明できないにしても、福ちゃんみたいに萬平さんにヒントを与えるような言葉を伝えられればと思います。それは福ちゃんの役目かもしれませんが、これだけ萬平さんが好きなので少しぐらい役に立ちたいですよね」と笑っていた。

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 ◇塩軍団との青春 「『生き抜く』ということの象徴だと思っています」

 一方、ここまでで印象に残っているシーンを聞くと「塩軍団(=たちばな塩業の男たち)が釣りをしながらみんなでお互いにこれまで生きてきたことを話す、あの夕暮れのシーンはすごく好きですね」としみじみ。

 「等身大の若者たちが、でこぼこしているけれども一つにまとまっている感じが『青春やな』ってすごく感じました。やっぱり塩軍団との思い出がまだ心に残っていて、解散のときには本当に悲しかったです」と振り返る。

 そもそも神部も塩軍団メンバーと同じく、戦争後に行き場をなくした男でもあった。「戦争が終わって家族が亡くなっているなど、それぞれ抱えている闇があるにもかかわらず、初登場のとき神部はすごくいい顔をする。だからその笑顔に闇を感じさせたくないと思いました」と明かし、「神部や塩軍団の役割は、そういう闇を乗り越えてさらに生きていくというか、『生き抜く』ということの象徴だと思っています」と思いの強さをのぞかせた。

 ◇神部&タカ夫婦「すごく初々しいです」 「茂さん」呼びには…

 神部とタカの結婚生活のことも聞いてみた。「タカちゃんと神部の夫婦は、すごく初々しいです。萬平さん、福子さん夫婦とも、克子さん(松下奈緒さん)、忠彦さん(要潤さん)夫婦とも違った、夫婦生活を営んでいくんでしょうね。結婚してからは『茂さん』って呼ばれるようになるんですが、どこかちょっと恥ずかしいし照れくさい。ぼくも『タカ』って呼ぶのが照れくさいです」と明かす。

 それでも「泥棒に入った家にまた住むという。そしてそれを受け入れてくれる香田家の皆さん、本当にすてきですよね。家具や内装は時代と共に変わっているんですが、変わらない温かさみたいなものが流れているなと思います。だから香田家で食卓を囲んで、みんなでご飯を食べているシーンなんかは、『あぁ、受け入れられたんだなぁ』と感じましたね。お母さんの克子さんが『茂さん、ご飯おかわりは?』とか聞いてくれたときにはすごくうれしかったです」と笑う。

 今後に向けては「みなさんが本当に楽しく見てくださっているのがSNSなどでもうかがい知れますし、それがすごくうれしいです。今後もいろいろなことがさらに起こっていきますので、ぜひ楽しみにしてほしいです」とアピールしていた。

<インタビュー>牧瀬里穂「まんぷく」しのぶは大助・花子の花子がお手本 “突っ込み”に苦戦も…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に川上しのぶ役で出演している牧瀬里穂さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に川上しのぶ役で出演している牧瀬里穂さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、パーラー白薔薇の店主・川上アキラ(加藤雅也さん)の妻・しのぶ役で出演している牧瀬里穂さん。劇中では、いわゆるステレオタイプの“大阪のおばちゃん”のしのぶとして、夫のアキラと夫婦(めおと)漫才のような会話を繰り広げ、視聴者を楽しませている。「『宮川大助・花子』の花子師匠をしのぶの役柄としてイメージしています」と明かす牧瀬さんに役柄やドラマについて語ってもらった。

 ◇大助・花子の夫婦漫才には“愛”がある? 「私たち夫婦の役もそこに近づきたい」

 宝塚音楽学校の出身だが、タカラジェンヌとしてはあまりふるわなかったという過去を持つしのぶは、アキラに負けず劣らず、コテコテの関西弁の話し手で、2人の言葉の応酬が店の名物に。また福子(安藤さん)の良き理解者で、萬平(長谷川博己さん)の即席ラーメンの開発を支える福子を無条件に応援している。

 劇中では堂々たる演技を披露している牧瀬さんだが、実は今回が初の朝ドラ。出演が決まったときは「『まさか!』という感じで本当に驚きました」といい、今でも「驚き、 喜び、不安……などといったさまざまな感情が、ずっと頭の中をぐるぐると回っています」と話している。

 しのぶという人物への印象は「いわゆるステレオタイプの“大阪のおばちゃん”」。「見ている人にクスッと笑っていただけるような、その場を明るくする人だと思います。福ちゃん(安藤さん)のことが大好きで、にぎやかだけどそっと温かく見守っているような存在でいたいと思っています」と力を込める。

 アキラといつも一緒にいるしのぶ。牧瀬さんがイメージしたのは夫婦漫才で知られる「宮川大助・花子」の花子さんで、「お二人の根底には“愛”があったうえで、突っ込んだりされていますよね。信頼や愛があるからこその“ほほ笑ましさ”だと思うので、私たち夫婦の役もそこに近づきたいと思います」と意気込んでいる。

 ◇愛情がない突っ込みは「ただたたいただけ」? 間によって「面白かったり面白くなかったり…」

 一方で慣れない突っ込みには苦戦。「どうしても、全力でいってしまいそうで」と笑いつつ、「そこに愛情がないままに力を入れてしまうと、ただたたいただけになってしまいますよね。その突っ込みの間(ま)も、0コンマ何秒で、面白かったり面白くなかったり、効いたり効かなかったりという違いが出てきます」といった持論も。

 また、関西出身の加藤さんから「いろいろと教えてもらっています」と明かす牧瀬さん。普段からコミュニケーションで相手の体を触ることがあまりないため、突っ込む際にどこをたたいていいのか分からなかったというが、加藤さんのアドバイスをもらい何とか形にしたという。

 しのぶとアキラの軽妙なやりとりは、今やドラマには欠かせないスパイスとなっているが、牧瀬さんは「アキラさんとしのぶはあまり苦労を知らずに育っているので、感情や性格という意味では、さほど複雑に入り組んだりゆがんだりしているところはないと思います。でも『戦争』を経験して乗り越えたからこその生きる喜びや、人とのつながりのありがたさを感じていると思うので、それは大事にしたいです。ただ能天気なだけではない明るさを表現できればと思います」とも語っていた。

 ◇インスタントラーメン試食に「感動」 今後も萬平&福子を応援

 しのぶとしては「年代を経ていく役柄を演じる経験はなかなかありませんし、これから物語が数年後に飛んだあとも、出番もあるので、今からその衣装も楽しみです」と期待を寄せている牧瀬さん。

 残り2カ月となったドラマは現在、萬平がインスタントラーメン作りに奮闘する日々が描かれているが、「インスタントラーメンを試食するシーンでは『今まさに歴史的な1杯を食べているんだ』と感動しました」としみじみ。

 最後に「日本全国の視聴者の皆さんが福ちゃん夫婦を『頑張れ!』『どうなるんだろう?』って、その先の成功を分かっていたとしても応援されていると思いますが、私も画面の中から、皆さんと一緒にに応援していきたいと思います」と話し、「アキラさんという頼もしいパートナーもいますし、『ハハッ』と笑っていただけるような瞬間が起こるよう、これからも頑張っていきます」と誓っていた。

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<SNS反響>壇蜜、美人画モデル役で「まんぷく」登場 「これは何か起こる」「嵐の予感」と視聴者期待?

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に木ノ内秀子役で出演している壇蜜さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に木ノ内秀子役で出演している壇蜜さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第101回が1月31日に放送され、タレントの壇蜜さん演じる美人画モデル・木ノ内秀子が登場。SNSは「魔性の壇蜜、きたーーっ!」「朝から刺激的」「アトリエから色気が漏れ出てる」「これは何か起こるで(笑い)」「嵐の予感!」といった視聴者の声で盛り上がりを見せた。

 秀子は、香田忠彦(要潤さん)が描く美人画のモデル。奔放な言動で忠彦の妻・克子(松下奈緒さん)を嫉妬させ、香田家をかき回す。また、忠彦の新境地を開くきっかけになるという。

 壇蜜さんは「ドラマの世界観を汚さぬよう励みました。悲劇の中から生まれる芸術に、さらなる一手を加えた秀子の存在、ぜひご覧ください。香田家の皆様を妖しく振り回しました……」とコメントしている。

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加藤雅也「まんぷく」パーラー店主役は自ら味付け濃く 「物語のジョーカー、狂言回しのような役割」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」にパーラー白薔薇の店主・川上アキラ役で出演している加藤雅也さん  (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」にパーラー白薔薇の店主・川上アキラ役で出演している加藤雅也さん  (C)NHK

 女優の安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」にパーラー白薔薇の店主・川上アキラ役で出演している加藤雅也さん。パーラー白薔薇はヒロイン・福子(安藤さん)のアルバイト先で、アキラは若い頃は俳優を目指していた……という設定だ。「オッケー」などのおかしな英語を操り、妻・しのぶ(牧瀬里穂さん)と繰り広げる妻夫(めおと)漫才のような会話でお茶の間にゆる~い笑いを提供してきた。アキラについて「やってみたいなと思っていた役で、演出とプロデューサーとお話して、台本に書いてあるものから、さらに関西の濃さや笑いのトーンを多く詰め込んだ、よりバージョンアップしたキャラクターになっています」と明かす加藤さんに、役柄や現場の様子を聞いた。

 ◇台本になかった「ユーアーコーヒー、オッケー!」 アキラと萬平は同類?

 アキラが使っている「ユーアーコーヒー、オッケー!」という変な英語のオーダーも、台本には「実は最初はありませんでした」と笑ってみせる加藤さんだが、アキラは決してただのおちゃらけキャラではないという。

 加藤さんによるとアキラは「ただ笑っているだけじゃなくて、萬平さん(長谷川博己さん)と同じように物事を深く考えることができる人間」で、「新しいものを頭ごなしに否定しないし、既成概念で物事を考えない。アキラが意図せずに言った言葉も、それが萬平さんと福ちゃん(安藤さん)にポンと響く。奇想天外な発想や角度から物事を見る人なので、物語のジョーカーというか、狂言回しのような役割を狙っています」とも。

 撮影現場の印象は「関西のノリのスタッフが多いので、雰囲気がとても面白いです。もっと乗せたら、さらに違う一面が出てきたりするのかもしれません」ということだが、「ただ僕はスタッフの方々とあまり飲みに行ったりはしないタイプ」といい、「基本収録が終わったら、そのまま部屋に帰って、翌日の準備などをきちんとこなさないと落ち着かないんです」と明かしていた。

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 ◇30年ぶり朝ドラに「不思議な縁」 インスタントラーメンにまつわる思い出話も!

 そんな加藤さんにとって「まんぷく」は、1989年放送の「青春家族」以来、30年ぶりの“朝ドラ”。「昨年、デビュー30周年という区切りの年でもあるので、不思議な縁を感じています」としみじみ。

 残り2カ月となったドラマは現在、萬平がインスタントラーメン作りに奮闘する日々が描かれている。

 加藤さんは「インスタントラーメンは、現代では当たり前に存在しているものですが、僕が子供のころはわりとタイムリーなもので、中でもお湯を注げばそのまま食べることができるカップラーメンは、まさに“魔法のラーメン”といったふうで驚きました」と振り返り、「子供のころに、父親がお土産で持って帰ったカップラーメンを家族で囲んで食べて、まさに映画『三丁目の夕日』のようだったことを今でも思えています(笑い)。まさに特別な味といったふうに、おしかった記憶がありますね」と思い出話も披露。

 最後に「視聴者の皆さんには、そんな“魔法のラーメン”が生み出される物語である『まんぷく』を毎朝ご覧になっていただき、パーラー白薔薇でのアキラとしのぶの丁々発止のやり取りにちょっとクスっと笑っていただきたいです」と呼びかけていた。

真一さんの“再婚相手”に驚きの声? 「真中瞳」がトレンド入り

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第99回に登場した本城好美(東風万智子さん) (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第99回に登場した本城好美(東風万智子さん) (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第99回が1月29日に放送され、大谷亮平さん扮(ふん)する真一が「再婚を考えている相手」として、東風(こち)万智子さん演じる女性・本城好美が登場。ドラマの放送直後から東風さんの旧芸名「真中瞳」がYahoo!のリアルタイム検索で急上昇し、トップ3入りを果たした。

 この日は、福子の姉の咲(内田有紀さん)と死に別れてからずっと独り身だった真一が、福子と萬平を前に「実は再婚を考えているんだ」と告白。そのお相手として福子が紹介されたのが好美で、東風さんが画面に登場すると、SNSでは「真一さんの再婚相手、真中瞳!」「見たことあるなと思ってたら真中瞳さんだ!」「見た目で分からなかったけど、声聞いてすぐに分かった!」「真中瞳さん相変わらず可愛らしいなぁ」とファンが反応。

 また、「真一さんの再婚相手、理事長秘書さんじゃないの?」「真一さんが再婚するのは賛成なんだけど、てっきり理事長秘書のお姉さんだとばかり……」「真一さん、てっきり萬平さんの秘書だった人がお相手かと」「それにしても意外」といった意見も数多く見られた。

大谷亮平「まんぷく」真一の“変化”語る 「ようやく自分自身の幸せを考えてもいいのかな」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に小野塚真一役で出演している大谷亮平さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に小野塚真一役で出演している大谷亮平さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に小野塚真一役で出演中の大谷亮平さん。真一はヒロイン・福子(安藤さん)の姉・咲(内田有紀さん)の夫。福子にとっては、度量が大きくて、口数は少ないながらも、重みのある言葉で常に元気づけてくれる良き義兄であったが、そんな真一の人生にもある転機が訪れようとしている。「真一にもようやく自分自身の幸せを考えてもいいのかなというタイミングが訪れます」と明かす大谷さんに、真一の“変化”について語ってもらった。

 ◇真一は「絶望して戦争で死ぬつもりだった」

 残すところ約2カ月となったドラマを振り返り、「登場人物の中で一番人格が変わったのが真一かもしれませんね」と語る大谷さん。大谷さんによると、真一は「咲が亡くなり、戦争が起きて、全てが無くなってしまった。絶望して戦争で死ぬつもりだった」というが、そんな真一を変えたのが、萬平(長谷川博己さん)と福子の“萬福(まんぷく)夫婦”であり、たちばな塩業で一緒に働いた塩軍団の若者たちだった。

 「自分がこれまで見ていなかった、想像もしていなかった世界がうらやましく見えて、人として価値観が変わった。何かがふっ切れたんだと思います。だから以前よりよく笑ったり、困ったときは顔をしかめたり……。感情表現が以前よりよく出るようになったのは、大きな変化だったと思います」と振り返る。

 たちばな塩業では、出社初日に萬平や塩軍団の若者たちと進駐軍に捕まってしまう“不運”もあった。「進駐軍の取り調べで、自分の気持ちを吐露するシーンが、自分にとってはすごく大きなシーンでした」と語り、「『前の会社では、毎日金のことばかり考えて仕事していました。それが嫌になったんです』というせりふがあるのですが、進駐軍相手に説明しているというよりは、言いながら自分の気持ちを整理して、だから福ちゃんたちを助けたいんだと再確認した場面だったような気がします」と明かす。

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 ◇真一はさらに変わっていく? 「新たな一歩踏み出せた」とも…

 大谷さんから見た真一は「戦争から帰ってきてからは、どんな家に住んでいるのかも分からないし、プライベートが見えない。ある意味、寂しい男」。それでいて「自分の幸せや欲よりも、萬平さんや福ちゃんたちの幸せを願って、助けになりたいというのが、真一の生きがいでもありました。もしも福ちゃんに何かあって、身代わりにならなきゃいけないことが起きたら、一番に手を挙げそうな気がします」とどこか誇らしげでもある。

 そんな真一が「最後まで咲のことを思っていくのかどうか」は、大谷さんも気になっていたところで、「真一にもようやく自分自身の幸せを考えてもいいのかなというタイミングが訪れます。咲が亡くなろうとも咲の家族ともつながっていきたいという気持ちが真一の原点にはあって、そういうところを許して理解してくれる人に出会えたことで、新たな一歩踏み出せたんだと思います」と語る。

 また、「真一は、さらに変わっていくんでしょうね」と推測すると、「ご覧になられている方はその変化を僕以上に感じられると思うんですが、僕自身は、意図的にスイッチを入れて変えたというより、真一として考えているうちに、自然とそうなっていったという感じがします。より感情を表現したり、時には熱くなったり、根底にはこんな明るさがあったんだ、というところが垣間見えると思いますので、それを楽しんでもらえたらなと思っています」と視聴者にメッセージを送っていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。

松坂慶子、「まんぷく」で鈴さん好演も当初は「手探り状態」 節目に福子の成長…

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に今井鈴役で出演している松坂慶子さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に今井鈴役で出演している松坂慶子さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、ヒロインの福子(安藤さん)の母・今井鈴役で出演している松坂慶子さん。鈴さんは「私は武士の娘です」が口癖で、萬平(長谷川博己さん)への不平不満をはじめ、何でも思いついたら口に出してしまう性格だが、それでいてどこか憎めない、みんなの愛されキャラだ。ドラマには第1回から登場し、松坂さんも役を通じて、随所にコメディエンヌとしての才能を発揮するなど、ドラマを大いに盛り上げてきた。「台本を読んで、鈴さんの面白さは分かるんですが、どういうふうに演じていいのか最初は分からなくて……」と明かす松坂さんに、ここまでの撮影を振り返ってもらった。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。脚本はドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などで知られる福田靖さんが手がけた。

 ◇鈴さんの役作り ヒントは方言指導から渡されるテープの中にも

 今回、鈴を演じるにあたり、演出から「いろいろな面があっていいと思います。シーンによって違うことを言っていたりしても構わないので振り幅を大きくやってください」や「時には4姉妹のように、お母さんという立場だけではなく、とにかく楽しんでやってください」と言われたという松坂さん。

 脚本の福田さんからも「コメディエンヌの要素もあるので、もっとハジけてもいいと思いますよ、と伺った」というが、「台本を読んで、鈴さんの面白さは分かるんですが、どういうふうに演じていいのか、最初は分からなかった」というのが正直なところだったといい、役作りは手探り状態で始まった。

 一方、鈴のキャラクターを体現するにあたってのヒントは、方言指導から渡されるテープの中にも隠されていた。「ことば指導の先生の方言のテープ音源が本当に面白くて参考になりましたね。とにかく言ってみる、言ってみて採用されないときは、すっと引っ込める。そんなマッチポンプのように、火をつけてみんなを心配させるところがあるという、大阪の女性の気質のようなものも教えていただきました」としみじみ振り返る。

 さらに、「どうしたらいいのか分からなくても、リハーサルをしていくうちに近づいていき、本番でたどり着ける。これはやっぱり台本がちゃんと組み立てられているからですし、本当に素晴らしいと思います」と感心していた。

 ◇福子の成長を感じられるときが私にとっての節目

 鈴さんとして転機となったのが、終戦後に泉大津に移り住み、神部(瀬戸康史さん)が集めてきた男たち(=塩軍団)と共同生活を送りながら、塩作りをスタートさせたころ。「男の子いっぱいの大所帯になって、今までとは違う鈴さんの一面が自然に出てきました。寮母さんのような立場になり、いつもおなかから大きな声を出して話していましたし、ずっと怒鳴っていた気もします」と思い返す。

 「ずっと『武士の娘』と口に出して気を張って生きてきたので、剛の側面が随分と出てきたなと思いました。女優の仕事をしていても、いただく役によって『自分にもこんな一面があったんだわ』と驚くことがあるのですが、鈴さんもさぞ自分に驚いたんじゃないでしょうか」と笑う。

 また、「やっぱり福子の成長を感じられるときが、私(鈴)にとっての節目になっています」と話す松坂さん。「福子に『咲姉ちゃん(内田有紀さん)を結婚させてあげて』『電話交換手からフロントになったし、しっかりするから』と言われたとき、福子が変わってきたんだな、いつまでも子供と思っていたのが、社会に出てこんなことを言ったり考えたりするようになったんだと感じました」と目を細める。

 「塩作りをやると腹を決めて、『お母さんやりたくないことはやらなくていい。全部やるから』って言われたときも、そうです。でも結局、手伝っているんですけどね(笑い)。『やりたくないことは、やらなくていい』って福子が言っいてたはずなのに、逆にそこまで言うならやってあげなきゃと。そういう福子の成長を感じられるときが、この先もあるんでしょうね」と振り返っていた。

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 ◇みんな鈴さんの中に「自分のお母さん」を見ている?

 ドラマでは、ついに萬平がラーメンの研究をスタートさせた。図らずも「即席ラーメン」の名付けの親になった鈴さんだが、松坂さんに終盤にかけての見どころや注目ポイントも聞いた。

 「鈴さんは、とりあえず何でも思ったことを言ってみる。言いたいことを全部言っているし、よく食べるので、健康なんじゃないでしょうか」と前置きした上で、「鈴さんとして自然にやれたらなと思いながら、あまり意図せず演じています。みんな鈴さんの中に『自分のお母さん』を見ているような感じになるのでしょうね。私もやっぱり自分の母を思いながらやっていますので。あの時代に生きていた健やかなお母さんの感じを出せたらいいなと思います」と意気込みを語った。

 「これからも萬平さんが自分の夢に向かって挑戦します。みんな萬平さんのことが大好きで協力していきますし、鈴さんも不平不満を言いながらも、福子と萬平さんのために一肌脱ぎます。前を向いてみんなで一生懸命生きていきますので、応援よろしくお願いします」と呼びかけ、「最後の最後に鈴さんが萬平さんを認めるかどうか……。それは最後の最後までお楽しみということで」と結んだ。

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第17週「ラーメンだ!福子!」のあらすじ 萬平、ラーメンの研究を開始 福子は戸惑いながらも応援

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第17週の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第17週の一場面 (C)NHK

 安藤サクラさん主演の連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、1月21日から第17週「ラーメンだ!福子!」に入る。池田信用組合の理事長を退任した萬平(長谷川博己さん)は、福子(安藤さん)ら家族と共に、借家の新居で静かな正月を迎える。萬平はふと、「人にとって一番大事なのは食べること」を思い返す。これまで度々出くわした「ラーメン」が心に引っかかり……。

 なぜ、あのうまいラーメンを気軽に家で食べられないのか? と思ってラーメン研究を始める萬平。福子は、いつものごとく戸惑いながらも応援する。研究の結果、理想のラーメンは「おいしく、安く、簡単に作れて、常温保存できて安心安全」との結論にたどり着く。萬平と福子は名前を「即席ラーメン」と名付けて、インスタントラーメン作りに挑み……。

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美人画モデルはゲス極ほな・いこか 奈保美登場に「何か起こるフラグ?」「克子姉ちゃんピンチ!」<SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演したさとうほなみさん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演したさとうほなみさん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第84回が1月11日に放送され、4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー“ほな・いこか”として知られる女優のさとうほなみさんが登場。克子(松下奈緒さん)の夫・忠彦(要潤さん)の美人画モデル・花村奈保美役で、「ほないこかちゃんが朝ドラに!」「ほないこかきたーー!!」「朝ドラにほな・いこか! 美しいいい!!」とファンを喜ばせた。

 この日は、奈保美の登場に克子が珍しく動揺する姿が描かれ、視聴者からは「え、何これ波乱!?」「なんか克子姉ちゃんの所に何か起こるフラグ?」「忠彦さんが何をしても平気と言ってた克子姉ちゃんピンチ!」と心配する声も。また忠彦に対して「忠彦さん、美人画なら何で克子姉ちゃん描かないの?」「克子姉さんを差し置いて美人画だって」「美人画なら妻の克子姉ちゃんをモデルにしろ!」といった抗議の声が上がっていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。

 11日の第84回では、萬平(長谷川博己さん)の話を聞いて、神部(瀬戸康史さん)も万能調理器の開発を手伝うことに。福子(安藤さん)は、神部とタカ(岸井ゆきのさん)の結婚生活を邪魔しないかと心配する。萬平に相談するも、完成間近の万能調理器のことで頭がいっぱいの様子。一方、信用組合に資金援助する銀行から、万能調理器を開発する町工場を含む今後の融資を打ち切るという話が来て……という展開だった。

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“萬福夫婦”の歩みを振り返り! 出会い、結婚、塩作りに逮捕×3…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じている安藤サクラさん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じている安藤サクラさん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」。前作「半分、青い。」とは好対照な、朝ドラの王道とも言える「女の一代記」として2018年10月にスタートし、物語はちょうど折り返し地点に到達した。18年最終週となった第13週「生きてさえいれば」のラストでは、福子(安藤さん)の夫・萬平(長谷川博己さん)も無事、釈放され、家族水入らずの時間を得ることになり、多くの視聴者が安堵(あんど)したに違いない。ここでは、1月4日から始まる第14週「理事長!?」を前に、福子と萬平の“萬福(まんぷく)夫婦”の歩みを中心に、前半を振り返ってみた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。

 ◇第1~3週 鈴の反対や咲の死、萬平“最初の逮捕”も乗り越え、ゴールイン!

 福子と萬平が出会うきっかけとなったのが、福子の姉・咲(内田有紀さん)の結婚。“大好きな咲姉ちゃん”の結婚式で幻灯機を使うことを思いついた福子は萬平の会社を訪れることに。さらに結婚式本番では、心温まるスピーチを繰り広げる福子に萬平がほのかな恋心を抱くと、その3年後に大阪商工会の宴会で再会する。

 ラーメンデートを経て、互いに結婚を意識する2人だったが、ここで立ち塞がったのが「私は武士の娘です」が口癖で、干渉したがりの福子の母・鈴(松坂慶子さん)。さらに咲が結核を患っていることが判明し、やがて悲しい別れが訪れてしまう。

 追い打ちをかけるように今度は萬平が、軍需物資の横流しの罪で逮捕されてしまう。福子は愛する萬平の無実を信じ続けると、持ち前の行動力で大阪経済界の重鎮・三田村(橋爪功さん)に働きかけ、萬平は無事に釈放。福子の友人やホテル仲間の後押しもあり、ついに鈴も根負け、福子と萬平はゴールインする……。

 ◇第4~6週 晴れて夫婦になった福子と萬平 終戦後、新天地で塩作りスタート

 晴れて夫婦になった福子と萬平だが、戦争の激化により、大阪を離れることに。疎開先では、萬平が突然の腹痛に襲われることもあったが、一命を取り留め、終戦を迎える。その1年後、2人は新たなスタートを切るため、泉大津へと向かう。

 ここで萬平は発明家としてアイデアをひらめかせ、大量の鉄板を使って塩作りを始めることに。ひょんなことから福子らにお世話になることになった“元泥棒”の神部(瀬戸康史さん)は、恩返しとばかりに人手として14人の男たち(=塩軍団)を集めてくるが、最初はトラブル続きで……。

 ◇第7~9週 「たちばな塩業」発足 福子と萬平に待望の第1子誕生も…

 ついに製塩会社「たちばな塩業」を発足させた萬平たち。しかし、世良(桐谷健太さん)の“ネコババ”もあって、なかなか製塩業は軌道に乗らない。品質向上に躍起になる萬平だったが塩軍団の士気は日ごとに下がるばかり。ここで福子は、鈴やめいのタカ(岸井ゆきのさん)の協力を得て、塩軍団のため「慰労会」を開催。さらに闇市で世良の悪事を突き止め、三田村会長から投資を引き出すことにも成功する。

 そんな福子は、やがて第1子となる長男の源を出産する。一方で萬平は、産後の肥立ちが悪い福子、そして栄養失調に苦しむ人たちのため、今度は栄養食品「ダネイホン」の開発にとりかかるが、発明家としての悪癖を再発させてしまう。

 「ダネイホン」の開発以外のことに目がいかない萬平に、寂しさを募らせる福子。だが、萬平に不満を抱いているのは福子だけではなく、塩軍団の間でもダネイホン組と塩作り組が対立し、取っ組み合いのけんかに発展してしまう。このトラブルは“萬平、2度目の逮捕”という災いを引き起こすことに……。

 ◇第10~13週 受難続きの萬平 3度目の逮捕、塩軍団の解散…そして!

 「たちばな塩業」に進駐軍が現れ、反乱容疑で萬平以下、従業員全員が逮捕されてしまう。原因は床下にあった手りゅう弾。手りゅう弾を使ったことは使ったが あくまで「魚を捕るため」と説明するも分かってもらえず、拘留は続き、残された福子は会社を守りながら、萬平たちを助けようと奔走する。

 やっとのことで進駐軍から解放された萬平たちだったが、専売局から目をつけられ、塩作りを続けることが困難に。福子は塩作りをやめて、「ダネイホン」の製造・販売に専念することを提案。萬平は課題だった味を改良し、大々的に宣伝した結果、商品は大ヒットする。販売を拡大するため、会社は東京へと進出。福子は第2子を妊娠し、順風満帆だったが、その先に大きな落とし穴が待っていた!

 脱税の容疑をかけられ、重労働4年、罰金7万円の実刑判決を受ける萬平。福子は、妊娠中でありながら上京し、弁護士の東(菅田将暉さん)の助けを借りて、お金を工面するが、今度は財務局から10万円の追徴課税が通達される。福子は財務局の追求を逃れるため、会社の資産を整理。同時に苦楽をともにしてきた塩軍団の解散を決める。

 焦る財務局は、今度は福子たちの個人資産を差し押さえようとするが、東はそれを逆手に取り、国を提訴する手段に打って出る。世間を味方につけた萬平たちの勢いに、旗色が悪くなった財務局は、逆提訴の取り下げを条件に、萬平を釈放すると打診。それでも戦い続けると主張する萬平を福子は説得。ようやく萬平は福子ら家族の元に戻る……という展開だった。

イッセー尾形、「まんぷく」で占師役 萬平の運命を占う? 12月19日から登場

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に占師の受刑者・剛田一隆役で出演するイッセー尾形さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に占師の受刑者・剛田一隆役で出演するイッセー尾形さん (C)NHK

 俳優のイッセー尾形さんが、安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に出演することが分かった。脱税の罪で実刑判決を受けた萬平(長谷川博己さん)が、刑務所で出会う占師の受刑者・剛田一隆役。19日放送の第69回から登場する。

 剛田は萬平が収監された米第8軍刑務所に先に入っていた、少しとぼけた謎の男。再び冤罪(えんざい)で捕まってしまったやりきれない思いを隠せずにいた萬平に気さくに話しかけてくる。本人いわく「自分は『人相見』なので他人の顔を見ればその人の運命が分かる」とのこと。剛田が占った萬平の運命は? そして剛田は、萬平と共に時間を過ごすうちにその人柄に引き込まれていく……という役どころとなっている。

 尾形さんは「どう出るか分からない芝居にもかかわらず、長谷川博己さんはじめスタッフの皆さんに優しく迎えていただきました! おかげさまで自分でもどう出るか分からない芝居をやってのけた模様です(笑い)。 ぜひぜひご覧ください!」とコメントを寄せている。

(C)NHK
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菅田将暉「まんぷく」に次週登場 東京弁の若き秀才弁護士役 福子&萬平の救世主に?

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に若き弁護士・東太一役で出演する菅田将暉さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に若き弁護士・東太一役で出演する菅田将暉さん (C)NHK

 俳優の菅田将暉さんが、安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の第67回(12月17日放送)から登場する。演じるのは福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)を助ける若き弁護士の東太一(あずま・たいち)。「大阪が舞台のドラマなのに僕一人、東京弁。しかも弁護士、若き秀才……。一つも気が抜けない環境の中ですが、武力を捨て弁論で戦っていこうとする人たちを少しでも風当たりのよいところへ連れていってあげられるように、微力ながら頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。

 ドラマは第67回から第12週「絶対何とかなるから!」がスタートする。東は理不尽な理由で逮捕され、有罪となった萬平を助けるため、福子が依頼した弁護士。事務所を開いて2年目と経験は浅いが、東京帝大法学部を首席で卒業した優秀な頭脳と、強い正義感を併せ持っている。また、初対面の相手とは目を合わせられないというシャイな一面がある……というキャラクターで、菅田さんがどう演じるのか、注目だ。

第10週視聴率21.3%で大台続く 萬平にクーデター容疑? 全員逮捕…

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第10週「私は武士の娘の娘!」(3~8日)の週間平均視聴率が21.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出・以下同)だったことが12月10日、分かった。これでドラマのスタートから10週連続で20%の大台をキープと、依然、好調が続いている。

 第10週「私は武士の娘の娘!」では、萬平(長谷川博己さん)や、神部(瀬戸康史さん)ら「たちばな塩業」の従業員たちが、進駐軍への反乱容疑で逮捕された。福子は、萬平たちの疑いを晴らそうと奔走するが、進駐軍のビンガム(メイナード・プラントさん)とメイ(ブレイズ・プラントさん)は追及の手を緩めようとしない。頼みの綱の世良(桐谷健太さん)も逮捕されてしまい……という展開だった。

岡崎体育、朝ドラ「まんぷく」に登場 日系人兵士チャーリー・タナカ役 ビジュアルも公開

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に日系人の兵士チャーリー・タナカ役で出演する岡崎体育さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に日系人の兵士チャーリー・タナカ役で出演する岡崎体育さん (C)NHK

 シンガー・ソングライターの岡崎体育さんが、安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の第55回(12月3日放送)に、萬平(長谷川博己さん)たちを見張る日系人の兵士チャーリー・タナカとして登場する。岡崎さんは今回がテレビドラマ初出演。チャーリー・タナカのビジュアルも公開された。

 チャーリー・タナカは、進駐軍に逮捕された萬平や世良(桐谷健太さん)、会社の仲間たちが収監される雑居房で、動向や発言を見張る監視役のMP(軍警察)。カリフォルニア生まれの日系人だが、大阪なまりの日本語を話す。自らの境遇に屈折した思いを抱えているが、萬平たちの言葉や考えに触れる内、徐々に心情に変化が生まれ……という役どころだ。

 岡崎さんは「『存在するだけで鼻につく』という天性の才能を生かして、生意気なキャラクターを演じられるよう尽力しますので、温かい目と冷ややかな目の両方で見守っていただけると幸いです」とコメントしている。

 ドラマは3日から第10週「私は武士の娘の娘!」がスタートする。同週にはロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメイナード・プラントさん、ブレイズ・プラントさんも登場。萬平たちを逮捕する進駐軍の兵士ハリー・ビンガム、ジョナサン・メイをそれぞれ演じる。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。

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第8週視聴率20.7%で大台続く 鈴の家出騒動に福子の出産 そして萬平は…

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第8週「新しい冒険!?」(11月19~24日)の週間平均視聴率が20.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出・以下同)だったことが11月26日、分かった。ドラマのスタートから8週連続20%の大台をキープし、依然、好調が続いている。

 第8週「新しい冒険!?」では、福子(安藤さん)が臨月を迎えていたある日、萬平(長谷川博己さん)とのささいな口論をきっかけに、母・鈴(松坂慶子さん)が家を飛び出してしまう。福子と共に鈴を捜しに出た萬平は、戦後の焼け野原で食べる物に困り、栄養失調で倒れている人々を目にし、困っている人々を救うためのある新規事業を思いつく。福子は男児を出産するが、産後の肥立ちが悪く……という展開だった。

<特集>「塩軍団」でひときわ目を引く存在感 話題の“演技派”前原滉の横顔…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」に“塩軍団”の一人、小松原完二役で出演している前原滉さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に“塩軍団”の一人、小松原完二役で出演している前原滉さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説「まんぷく」に、「たちばな塩業」で働く男たち(通称・塩軍団)の一人、小松原完二役で出演している俳優の前原滉さん。小松原はランニングシャツに丸メガネがトレードマークの、いつも笑顔で癒やしを与えてくれる好青年で、彼を推しメン(お塩メン)に選んでいる視聴者も多いという。個性的な「塩軍団」メンバーの中でも、ひときわ目を引く小松原だが、役を演じている前原さんはどんな青年なのだろうか……。

 ◇菅田将暉主演「あゝ、荒野」の岸善幸監督は「天才的」と紹介…

 前原さんは1992年11月20日生まれの26歳。小栗旬さんや田中圭さん、綾野剛さん、木村文乃さんといった実力派が所属するトライストーン・エンタテイメントが売り出し中の俳優だ。筆者が前原さんに取材機会を得たのは、菅田将暉さんが第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など数々の映画賞を獲得した「あゝ、荒野」(2017年公開)に出演したときのこと。メガホンをとった岸善幸監督は、前原さんを「天才的」と紹介してくれた。

 この作品で前原さんが演じたのは、前編のクライマックスシーンで衝撃的に散っていった「自殺抑止研究会」の主宰・川崎敬三。「まんぷく」で見せるほのぼのとした表情とは180度違う、エキセントリックな役柄でスクリーンを支配するような存在感を示した。

 ◇オーディションの相手役から本編出演を勝ち取った確かな実力

 「岸組」といえば、ワンシーンの長回しを何度も撮影するなど現場は独特で、俳優には演技力はもちろん、忍耐力や創造性も要求される過酷な現場だが、前原さんは不思議な縁で岸組に参加することになる。最初は俳優として呼ばれたのではなく、ヒロインオーディションの相手役でのオファーだった。つまり、出演者ではなかったのだ。

 菅田さんの相手役を決める重要なオーディション。岸監督は、普段は助監督が務めることが多い相手役を、“演技ができる”というキャスティングプロデューサーの推薦で前原さんに頼んだ。

 5人の候補者女優の相手というのは、それなりにハードな役割だ。前原さんも「つらかった」とこぼしていたが、さまざまな女優が仕掛ける芝居に、臨機応変に対応する前原さんの演技力、想像力は光るものがあったと岸監督は褒めていた。さらに岸監督は「話しているときは普通なのですが、カメラに映ると非常に映えるハッとするものを持っている。それを持っている人はこの世界から消えない」と語っていた。

 ◇「あゝ、荒野」以降も出演作は途切れず 大切なものは“自分の色” 

 岸監督の言葉通り、インタビュー中はとても物腰柔らかで、柔和な印象が漂うが、劇中で前原さんが演じた川崎は、スクリーン映えするヒリヒリするような存在感を存分に発揮していた。その後、連続ドラマ「陸王」(TBS系、17年)で「ダイワ食品」陸上競技部の一員・加瀬尚之役を演じると、「隣の家族は青く見える」(フジテレビ系、18年)では、伊藤沙莉さん演じる琴音の夫・啓太役、さらには「正義のセ」(日本テレビ系、18年)、「絶対零度 ~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系、18年)と作品が続いている。

 岸監督は「良い芝居をしていても、見てもらえなければステップアップできない」と話していた。その意味で現在、前原さんは多くの人に見てもらえるチャンスを得ており、印象に残る俳優として活躍の場を広げている。前原さんは以前のインタビューで、俳優業というのは究極に言えば「なくてもいいもの」かもしれないと話していた。だからこそ、そのなかで生き残るのは大変だという。大切なものは“自分の色”。その色はときに受け入れられないこともあるが、その都度色を変えていたら、結局は「誰からも支持されない」と持論を展開していた。

 「たちばな塩業」を支える「塩軍団」。神部茂役の瀬戸康史さん、岡幸助役の中尾明慶さんらと共に、前原さんの作り出す“色”にも注目していきたい。(磯部正和/フリーライター)

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萬福ベビー誕生を視聴者祝福 命名「源」に星野源ファンも反応!?<SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第47回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第47回の一場面 (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第47回が11月23日に放送され、ヒロインの福子(安藤さん)と夫・萬平(長谷川博己さん)の間に第1子となる男児が誕生。視聴者から「福ちゃん、萬平さん、おめでとう」などの祝福の声が上がった。

 さらに赤ちゃんの名前が「源(げん)」に決まると、SNSでは「星野源さんと同じ源」「源と聞いて星野源さん」「源! 星野源の源!」「お源さん、良い名前!」「お源さん爆誕!」と星野源さんのファンがすかさず反応。「成長したら星野源が演じるんや」「大きくなったら彼を星野源が演じるフラグですね」「成長した息子さんが星野源でも全然構いません(熱望)」と盛り上がっていた。

 また、福子が産後の肥立ちが悪く、寝込んでしまう展開に「福ちゃんの具合が悪い姿、初めて見たよ」「福ちゃんの体調が心配」「早く元気になりますように」と心配する視聴者の声も多かった。

福ちゃんの“おめでた”視聴者祝福 「心もほっこり」「武士の娘に孫が~」 <SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」で主演を務める安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」で主演を務める安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第42回が11月17日に放送され、ヒロインの福子(安藤さん)が妊娠3カ月であることが判明し、視聴者から祝福の声が上がった。

 第42回では、福子の密会疑惑で揺れる「たちばな塩業」。萬平(長谷川博己さん)はモヤモヤして、母・鈴(松坂慶子さん)はイライラ。一方、福子は闇市を歩き回り、世良(桐谷健太さん)が塩を密売した業者を見つけ出し、売り上げをかすめ取っていたことを突き止める。福子が世良を問い詰めようと向かった先には、大阪商工会の三田村会長(橋爪功さん)がいて……。

 福子は世良の悪事を暴いただけでなく、三田村会長から投資を引き出す大活躍。さらに終盤、福子は萬平と鈴に「妊娠3カ月ですって」と告げ、3人で喜び合うという展開に、SNSでは「福ちゃん、おめでた!」「おめでたを報告する福ちゃん、ホントに可愛らしかった!」「福ちゃん、おめでたで心もほっこり」「おめでたを喜ぶシーンで流れる涙にうれし泣き」「武士の娘に孫が~」などの言葉が並んだ

<インタビュー>橋爪功「まんぷく」を朝ドラと知らず出演快諾 「泥臭く人間臭いドラマになれば」と

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に三田村亮蔵役で出演している橋爪功さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に三田村亮蔵役で出演している橋爪功さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、大阪経済界の重鎮の三田村亮蔵役で出演している俳優の橋爪功さん。橋爪さんが朝ドラに出演するのは1999年度前期の「すずらん」以来、19年ぶりで「朝ドラの収録でどれだけNHKに通ったことか……」と懐かしむ。また「実は今回『まんぷく』が朝ドラって知らないで出演を受けてしまったんです」と笑顔で明かす橋爪さんが、役作りの一端やドラマへの思いを語った。

 ◇良くできた台本から受け取れる情報は無尽蔵にある

 三田村亮蔵は、大阪商工会の会長で実業界の大物。面倒見がよく、人望も厚い。誰もが一目置く大人物でありながらも性格は温厚。困っている人を見ると放っておけず、ついつい情にほだされてしまう一面があり、萬平(長谷川博己さん)の危機を救うため一肌脱ぐことになる……。

 橋爪さんは「三田村という男は大阪商工会会長で実業界の大物です。実は僕自身はあまり役作りをしないで、演出担当に任せているところもあります。とはいえ何もしないわけではなく、良くできた台本から受け取れる情報は無尽蔵にありますし、自分の役だけではなく、その周りの人物たちの背景などをいろいろ想像して演じています」と語る。

 また、「現場でいつでも修正できるようにアンテナを張っています」という橋爪さんは、「自分の目線で考えてきたことと、台本を読み込んできた演出陣の目線では、どこかですれ違いやギャップが生じてしまう」とベテランらしく理由を説明。「撮影したあとに演出担当がしっくりきていない顔をしてたら、『じゃあ次はこういうふうに演じるのはどうでしょう?』と僕は(考えを)提供する役割。だから現場ではエネルギーを使いますね」とも明かす。

 ◇登場するのは英雄ではなく、普通だけどちょっと面白くて魅力的な人々

 ドラマについて聞くと、「インスタントラーメンという世紀の発明品の物語ですが、そこに登場するのは英雄ではなく、普通だけどちょっと面白くて魅力的な人々です」と力を込める。「終戦後、価値観ががらりと変わった世の中でも、大阪の商人や研究者たちはエネルギッシュでしたし、そのタフさを伝えるのに関西言葉がしっくりとはまっています。大阪を舞台にしているので、泥臭く、そして人間臭いドラマになればいいなと思っています」と思いを語った。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

芦田愛菜、“福ちゃん”呼びも好評 朝ドラ「まんぷく」語りへの思い

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で語りを担当している芦田愛菜さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で語りを担当している芦田愛菜さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)の“まんぷく夫婦”をはじめとする愛らしいキャラクターたちと共に、人気の要因の一つになっているのが芦田愛菜さんによる語り。視聴者からも「芦田愛菜ちゃんが“福ちゃん”って呼ぶから、福ちゃんに余計に親しみを感じる」といった声が上がっている。朝ドラ史上最年少14歳で全編の語りを担当する芦田さんの思いとは……。

 ◇芝居をより分かりやすくするために語りがある 「いい意味で存在感を消して」

 ドラマの語り(ナレーション)を務めるのは今回が初めて。芦田さんは「これまでいろいろなお仕事をさせていただきましたが、“語り”のように、そのシーンの雰囲気を壊さないように声を入れていくのは、やはり難しいです」と素直に明かす。

 一方で、「1話15分という短い時間の中でお芝居をより分かりやすくするためにナレーションがある」と、ある種の使命感を持って収録に臨んでいるようで、「いい意味で存在感を消して、少し離れたところから登場人物たちを見守るような存在でいられたら」と語りに対して、芦田さんならでは思いも。

 また「雰囲気に合った声でナレーションするというのは、女優として“演じる”という部分に通じるところもある」とも捉えている芦田さん。ドラマは戦前から始まる「女の一代記」ではあるが、制作陣から視聴者の方々に「昔の話だ」と思われてしまわないよう「今と昔をつなぐ懸け橋」になってほしいとのオーダーがあったようで、「特に声を作ったりせずに自然体でナレーションしてほしいというリクエストもあったので、等身大の私で自分らしくナレーションさせていただいています」と明かしている。

 ◇気持ちはテレビの前の視聴者と同じ? 「福ちゃんを応援しながら」…

 そんな芦田さんに台本の印象を聞くと「ちょっとおっちょこちょいで、どこか周りをクスッと笑わせてくれる福ちゃんが憎めなくて、愛らしい可愛らしい女の子だなと思いました。映像を見ても、福ちゃんはみんなからの愛情をたっぷりに受けて育てられてきたことが感じられて、ほっこりと温かい気持ちになっています」と笑顔を見せる。

 今後についても「本当に可愛らしい福ちゃんが、萬平さんを支える強い女性になっていくところが楽しみです」と期待し、「私もテレビの前の皆さんと同じ気持ちで福ちゃんを応援しながら、『まんぷく』という物語をより一層楽しく親しみやすいお話だと感じていただけるような語りを目指します」と力を込めていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

<インタビュー>中尾明慶、「まんぷく」で“塩軍団”の一人に 「朝から元気に男臭く」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に岡幸助役で出演している中尾明慶さん (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に出演している俳優の中尾明慶さん。萬平(長谷川博己さん)の下で働くことになる青年・岡幸助(おか・こうすけ)として、11月7日放送の第33回に初登場した。岡は撮影現場で「塩軍団」と呼ばれる男たちの一人。「5日の放送回から塩作りの話が始まって、ドラマの雰囲気もガラッと変わります。朝から元気に男臭く……。これまでなかなか、男臭い朝ドラはなかったと思うので、見てもらえなくなったらどうしよう(笑い)」とちょっぴり心配そうな中尾さんに、ドラマについて語ってもらった。

 ◇初の朝ドラ「すごく光栄」 岡は「戦後に数多く存在していたであろう、男の一人」

 今回が初の朝ドラで「すごく光栄に思っています」と明かす中尾さん。「出演が決まったという報告をすると、皆さんから『おめでとう』と返ってくるので、やっぱり朝ドラってすごいんだなって思います。国民的に人気のある、本当にみんなが見ているドラマだということを実感し、改めて出演することをうれしく思います」と驚きと喜びを語っている。

 演じる岡は、萬平が後に開く製塩会社で働く従業員。出征前は乾物屋で奉公をしていたが、空襲で店が燃え、路頭に迷っていたところ、人手を集めていた神部(瀬戸康史さん)から声をかけられる。真面目な性格ではあるが、自尊心が高くけんかっ早いので、同僚とぶつかることもしばしば。時に騒ぎを起こして会社に迷惑をかけることも……という役どころ。

 中尾さんは岡という男について、「曲がったことが嫌いで、真面目で、一生懸命働くときは働く、とにかく真っすぐな男だと思います」と印象を明かし、「ちょっとけんかっ早いところもありますが、戦争というつらい経験をして、帰ってきたら周囲からいろいろと批判され、苦しい思いをしている。戦後の時代に数多く存在していたであろう、男の一人なんです」と共感を抱く。

 岡は塩作りを担う集団の中でも、特定の同僚に偏ることなく、みんなと分け隔てない関係を築いていく。中尾さんは「リーダーぶってるわけでもありませんし、いろいろな人とけんかにはなりますが、それをいつまでも引きずることもありません。社長である萬平さんも岡のことを信頼してくださっているので、きっと仕事のできる男なのだと思います」と推測する。

 その一方で岡は、戦争によって苦しい思いをしてきて、心を閉ざしている部分もあるという。中尾さんは「『お金がもらえるのならなんでもやる!』という思いで塩作りに参加してみたら、そこが意外にも温かいところで、時間と共につらい気持ちも薄れてきて、人の温かみを感じていっている」といい、「自分がトラブルを起こしても『気にしないから、明日から頑張ろう』と言ってくれる同僚のみんなに心を動かされ、岡なりにだんだん成長していっているのでしょう。物語が進んでいくにつれて、せりふも柔らかくなっている気はします」と変化を予告していた。

 ◇ヒロイン・安藤サクラは癒やし系?

 そんな中尾さんに撮影現場の様子を聞くと「とにかくにぎやかです」と回答。ヒロイン・福子役の安藤さんは「癒やし系」で、「すごく不思議な雰囲気を持った方。とても気さくでやさしいです」とコメントしている。一方、萬平役の長谷川さんについては「役の雰囲気のままで、落ち着いていて『こんな大人になりたいな』と思う方」といい、「本当にすてきな方々が出演しているドラマだと思います」と実感する。

 中尾さんによると、塩作りの開始と共にドラマの雰囲気はガラッと変わり、青春偶像劇になっていく。「ヒロインの家族だけではなく、塩作りの男たちを含めて登場人物のさまざまな人間模様が描かれているので、人と人とのつながりの大切さを教えてくれている気がします。誰とどのような話をしながら食事をするのか、萬平さんの『人間は食べることが一番大事だ』というせりふにもつながっていくのではないでしょうか」と話している。

 「塩軍団」のふんどし姿も見どころ(?)で、中尾さんは「ふんどし姿の男たちを、ここまでたくさんドラマで見ることはそうないと思いますし、視聴者の皆さんからどんな反響が届くのか楽しみにしています」と笑っていた。

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桐谷健太、「まんぷく」世良は“今”の自分に正直に生きる男 「不公平の時代」に視聴者共感

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で世良勝夫を演じている桐谷健太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で世良勝夫を演じている桐谷健太さん (C)NHK

 NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に世良勝夫役で出演している桐谷健太さん。上昇志向が強く、自信家で押しが強い性格の世良は、10月30日放送の第26回で再登場すると、戦後の闇市で福子(安藤サクラさん)の母・鈴(松坂慶子さん)から買い取った着物を3倍の値で売ろうとするなど、早くも“らしさ”を発揮。自分をとがめる福子らを前に「今は不公平の時代。戦死した人間と無事で帰ってきた人間。抑留された人間と帰国できた人間。飢えてる人間とたらふく食うてる人間。不公平が当たり前やのに、それを文句言うてる時点であかんのです」と持論を展開し、視聴者から「ぐうの音も出ない正論」「真理ついてる」との声が上がった。物事を善悪だけで判断しない世良という男の存在を改めて見せつける名シーンとなったが、桐谷さんはどう考えているのか……。

 元は技術屋だった世良。福子の夫・萬平(長谷川博己さん)の優れた技術と才能に圧倒され、「作る方」から「売る方」に転身し、販売の道へと突き進んでいく。常に損得勘定で行動し、親しくないにもかかわらず、萬平を「親友」と呼んだりするが、得にならないと分かるとあっさり見捨てたりする。要領が良く、状況を判断する力にたけた、たくましい男だ。 
 桐谷さんは世良について、「常に“今”の自分に正直に生きている男。福子のせりふに『世良さんが分からなくなった』とあるのですが、それは一見、世良がつじつまの合わない行動をしているようでも、すべてそのときどきの正直な気持ちによって動いているだけなんです。例えば、昨日いいと思っていなかったことでも、今日の自分がいいと思えたら、素直に行動に移すことができる人。他人から『ウソつきやん』って言われるかもしれませんが、『いや昨日と今日は違うんだ、時代は変わっているんですよ』と素直にそう言える、人の目を気にせず生きてる人だと思います」と印象を明かす。

 さらに「世良には幼いころから苦労して育ったような感じがあります。生きていく上で不公平で当たり前ということに直面し、子どものころはそれですごく悔しい思いをしてきたのではないでしょうか。ただそのことを受け入れて強く笑っていかないと、どんどん自分の心がすさんでいってしまうだけだということにもそのとき気付いたのでしょう。世良には人を蹴落とすという感覚はなく、自分が思うままに前進しているだけです。他人の足を踏んでも『ごめんな、わざと足を踏もうと思ってたわけやないで』と、サラッと言ってのける感じがあります」とも語っている。

 第26回では「ええも悪いもない!」と何があっても生き抜こうとする世良のたくましさが、発明家としてくすぶっていた萬平の闘志に火をつける結果に。「世良は『なんでも笑い飛ばせばいい』と鈍感でたくましい一面とともに、繊細さや洞察力も併せ持っています。だからこそ、萬平の才能にもいち早く気付いたのでしょう。ストーリーが進むにつれて世良の言葉が、萬平にとって刺激になり、彼の背中を押していきます。福子の支え方とはまた違った『もう一人の嫁』的な立場なのではないでしょうか」と語っていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。NHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

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牧善之介“生存確認”にファン歓喜! 恵と夫婦そろって再登場「きたー!!」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第25回が10月29日に放送され、浜野謙太さん扮(ふん)する牧善之介と橋本マナミさん演じる恵が夫婦そろって再登場。視聴者から「牧善之介きたー!!」「牧善之介と恵さん生きてたー!!!!」と歓喜の声が上がった。

 第25回は、昭和20年、終戦を迎え、疎開していた福子(安藤さん)、萬平(長谷川博己さん)、鈴(松坂慶子さん)は大阪に戻り、かろうじて焼け残った克子(松下奈緒さん)の家に身を寄せることに。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で食料を買わなければならず、福子たちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとする。ある日、福子と萬平は闇市でラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし……という展開。

 終盤、福子と萬平が屋台で一杯のラーメンを仲良く分け合っていると、隣に“ある男女”が。福子がその顔を見ると牧善之介と恵で、2組のカップルは思わぬ再会に大喜び。SNS上も「エンディングで、ひゃっほーっとなった」「いつ出てくるかと思ったら! 恵さんも牧ベビーもご無事で何より!!」「うおぉぉぉ~!! 牧・善之介ぇぇぇと、なった朝」と大きな盛り上がりを見せた。

10月29日(第25回) 終戦し、大阪に戻った福子ら 闇市ではラーメンの屋台に行列が…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第25回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第25回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第5週「信じるんです!」を放送。10月29日の第25回では、昭和20年、終戦を迎え、疎開していた福子(安藤さん)、萬平(長谷川博己さん)、鈴(松坂慶子さん)は大阪に戻り、かろうじて焼け残った克子(松下奈緒さん)の家に身を寄せることに。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で食料を買わなければならず、福子たちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとする。そんなある日、福子と萬平は闇市でラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし……。

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“馬に乗った歯医者”牧善之介は実在 ハマケン「ハマり役」ににんまり

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」で牧善之介を演じている浜野謙太さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。10月1日放送の初回で平均視聴率23.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録すると、ここまで一度も20%を下回ることなく大台をキープしている。その要因の一つになっているのが、ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)の“まんぷく夫婦”をはじめとする愛らしいキャラクターたち。中でも“馬に乗った歯医者”こと牧善之介(浜野謙太さん)が人気を集めている。

 ◇脚本家が明かす実話エピソード…

 牧善之介は当初、「福子の姉の咲(内田有紀さん)のかかりつけの歯医者」という設定で登場。どこへ行くのにも白馬の「蘭丸」に乗って移動し、礼儀正しく「牧善之介です」と必ず自己紹介する……というコミカルキャラで、咲に交際を断られるも、福子が働くホテルで恵(橋本マナミさん)と運命的な出会いを果たし、その後、見事にゴールイン。視聴者からは「おめでとう!」と祝福の声が上がった。

 見た目も含めて、まるでマンガの登場人物のような牧善之介。だが、脚本を手掛けた福田靖さんによると、ヒロイン・福子のモデルとなった安藤仁子(まさこ)さんの子孫の方に伺った“実話エピソード”の一つとして、「歯医者さんが長女さんに何度もプロポーズに来られて、その方が馬に乗って家の前までいらっしゃったとか。そのエピソードで生まれたのが、牧善之介です」と“実在していた”ことを明かしている。

 ◇ハマケン「馬に乗る役は初めて」「まさか朝ドラで」

 さらに福田さんは“馬に乗った歯医者”牧善之介について、「このドラマの中で最も僕が好きなキャラクターで、NHKさんのことだから、スタジオに馬を入れるんだろうと思ったら、案の定……」と笑顔で語っていたが、役を演じた浜野さんも、「実は馬に乗る役は初めてです。大河なら分かりますが、まさか朝ドラで乗るとは……」と振り返っている。

 劇中では、白馬で登場するわりに馬の乗り降りに苦戦し、視聴者に一笑い提供するのもお約束になっていた。浜野さんは「これまで、いろいろなドラマでさまざまな役を演じてきましたが『今回はハマり役だね!』って周りに言われると、うれしい半面『運がいいわけじゃないぞ。俺が(腕前で)寄せているんだよっ!』って心の中で思うこともありますが(笑い)、この牧という役はまさに『ハマり役』です! 運が良かった! すごく肩の力を抜いて演じられるんです~」とまんざらでもない様子だった。

 「まんぷく」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

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10月27日(第24回) 意識不明だった萬平、目を覚ます 数日後に入隊も…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第24回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第24回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月27日の第24回では、意識不明だった萬平(長谷川博己さん)が目を覚ます。それから数日後、萬平は入隊するものの、適性検査で落とされ、その日のうちに戻されてしまう。情けなさと悔しさで落ち込む萬平を、福子(安藤さん)は散歩に連れ出す。そこへ突然、米軍の戦闘機がやってきて……。

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朝ドラは「手をかけた家庭料理」 登場人物も「献立」 脚本家が明かす執筆の裏側…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の脚本家・福田靖さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が好調だ。その要因の一つになっているのが、ヒロインの福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)夫婦をはじめとする愛らしいキャラクターたち。「私は武士の娘です」が口癖で、干渉したがりの福子の母・鈴(松坂慶子さん)、何かと缶詰をプレゼントする純な料理人・野呂幸吉(藤山扇治郎さん)、白馬の「蘭丸」に乗って現れるロマンチストな歯医者・牧善之介(浜野謙太さん)……。朝ドラの執筆を「手をかけた家庭料理を毎日作るイメージ」とし、登場人物のことも「献立」と表現する脚本の福田靖さんに話を聞いた。

 ◇朝ドラの王道“女の一代記”も「ほぼオリジナルの世界」

 「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家、安藤百福(ももふく)さんとその妻、仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマだ。

 「物語を作るにあたって、まず『オリジナルにしますか?』『それともモデルを探しますか?』というところから打ち合わせをして、結果、モデルを探すことになりました」と話す福田さん。プロデューサーが用意した「いくつかのモデル候補」の中に安藤夫妻の名前があったといい、「調べれば調べるほど、成し遂げてこられた内容が素晴らしくて。インスタントの袋麺を作ったこと、カップ麺を作ったことは、本当に画期的だということで決定した」と振り返る。

 ところが、仁子さんに関する資料はほぼ皆無。朝ドラの王道ともいえる“女の一代記”でありながら、これは異例のケースで、福田さんも「インターネットで検索しても出てこないし、『大宅壮一文庫』というマスコミの方がよく調べ物をなさる雑誌の博物館でも「安藤仁子」でヒット数はゼロ。本当に表に出てこない方なんです。この方を主人公にするということは、ほぼオリジナルの世界」と認める。

 ◇毎日献立を考えるお母さんに似た大変さある

 その一方で「実在のモデルがありながら、ほぼフィクションですので、物語を一から起こしていくことについての大変さはありますが、それが僕の仕事ですので」とさらりと言ってのける福田さん。

 1話15分という尺についても「大河ドラマのように45分あれば、冒頭のシーンがラストに生きてくる、うねりや流れのある物語を作ることができます。それは週に1度、ちゃんとしたレストランでフルコースの料理を食べるようなもの」と前置きした上で、「朝ドラの場合、例えば月曜日に伏線があり、それが金曜日に生きてくるという作り方をすることはできません。月曜日に何が起こったか、うちのお袋なんて絶対に忘れています(笑い)。ということはフルコースではなく、手をかけた家庭料理を毎日作るイメージです」と説明する。

 「だから、特別すごいものではないかもしれませんし、号泣するほどのことはないかもしれません。もちろん号泣していただけたらうれしいのですが、1回1回が、一品一品ですので、毎日献立を考えるお母さんに似た大変さはありますよね」と苦労はありつつ、「登場人物に関しては、やはり流れの中で、このタイミングで、こういう人物が欲しいということを考慮します。これも献立なんですね。ここは緑黄色野菜が出てきた方がいいとか、お肉が続いたから、次はお魚も食べなさいという感じで入れていきます。毎日のことなので、視聴者の方が飽きないように考えます」と明かしている。

 ◇気をつけているのは登場人物のリアリティー

 また福田さんは「どんなキャラクターにするかというのは、化学反応がどういうふうに起こってくるのかを考えながら采配しています」といい、「物語を描くときに気をつけているのは登場人物のリアリティーです。人にはそれぞれの正義や信念があり、それぞれに愛情を持ち、愛するものがあり、それゆえに互いにぶつかっていくのだろうと思いますし、それを描きたい」と力を込める。

 一人の脚本家として「僕の仕事は日常から逸脱した何かを発明することではありません」とも言い切る福田さんは、「普段の家族での会話や、ワイドショーで今話題になっていることなどをチェックして、視聴者のみなさんと同じ目線でいることを心がけています」とも告白する。

 さらに「実在の人物がモデルである以上、実際に起こった事件というものが存在します。その出来事についての記述は残っていますが、いざ脚本に起こし始めると『なぜその事件にたどり着くのか』ということまでは分かりません。例えば、萬平さんは逮捕されますが、それはある日突然起こるのではなく、そこにたどり着くまでの空気感が必ずあるはずです。それがある時、パッと裏返る。そんなカードの出し方を心がけながら書いています。どのタイミングで、どのカードを出していけば、最後にそのカードが裏返った時に、見ている人が『そうきたか!』と受け入れることができるかどうか、常に考えています」と語った。

 「まんぷく」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時ほかで放送。

10月25日(第22回)福子、疎開して1カ月 萬平は、魚取りをしている子に遭遇し…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第22回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第22回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月25日の第22回では、福子(安藤さん)たちが疎開して1カ月たった。福子と鈴(松坂慶子さん)は台所仕事をしており、手持ち無沙汰な萬平(長谷川博己さん)が、散歩に出かけると、川で魚取りをしている子どもたちに遭遇。子どもたちと一緒に網で魚をつかまえているうちに、もっと効率よく魚を取る方法を思いつく。だが後日、村役場の職員が家にやってきて……。

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10月24日(第21回) 福子が萬平、鈴と疎開 マイペースな夫と母に挟まれ…

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第21回の一場面(C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第21回の一場面(C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)は、第4週「私がみつけます!」を放送。10月24日の第21回では、昭和20年3月、福子(安藤さん)と萬平(長谷川博己さん)と鈴(松坂慶子さん)は、萬平の親戚を頼って、危険の迫る大阪から、兵庫にある上郡という土地に疎開することに。いろりのある昔ながらの一軒家で、3人の生活が始まる。マイペースな夫と母の間に挟まれ、福子は気を使って……。

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咲姉ちゃん・内田有紀の“退場”に「早すぎる」の声 変わらぬ“美”にも再注目 <SNS反響>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」第11回の一場面 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」第11回の一場面 (C)NHK

 安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第11回が10月12日に放送され、ヒロイン・福子(安藤さん)の姉・咲(内田有紀さん)の“最期”が描かれた。同回では、福子の大好きな“咲姉ちゃん”の病状は回復せず、ついに帰らぬ人に。視聴者は「咲姉ちゃんがこんなに早くいなくなっちゃうなんて」「咲姉ちゃん、早すぎる……」「咲姉ちゃん、もう出ないの? 早すぎる」と“退場”を惜しんだ。

 内田さんは今回が初の朝ドラ出演。以前と変わらぬ“美”に改めて注目が集まり、SNSでは「美人薄命とは咲姉ちゃんのことを言うんだ」「内田有紀さん美しいな」「こんなにも美人薄命が似合う女優さんになられるとは」との声も上がっていた。

 12日の第11回では、咲の深刻な病状を知らされ、福子、鈴(松坂慶子さん)、克子(松下奈緒さん)は悲しみにうちひしがれる。一方、大阪東洋ホテルでは、福子の先輩・恵(橋本マナミさん)が突然2人の男性から交際を迫られる“大事件”が。恋愛経験がほとんどない恵は……という展開だった。

新朝ドラ「まんぷく」スタートで視聴者の反応は? 史上最年少語り・芦田愛菜に「さすが」の声 <SNS反響>

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第1回の一場面 (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」第1回の一場面 (C)NHK

 安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が10月1日スタートした。前作「半分、青い。」とは好対照な、朝ドラの王道とも言える「女の一代記」ということで、注目を集めた初回。視聴者からは「ザ・朝ドラ!って感じ」「朝ドラはこうでないと!と思わせてくれる第1話」「なんだろう。このホッコリ感」「朝ドラ的朝ドラで安心する」などの声が上がった。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんはヒロインの福子を演じる。

 今回はヒロインの子供時代がなく、第1話から安藤さんが18歳の福子として登場。SNSでは「福ちゃん可愛い」「無邪気な笑顔に、こちらも自然と笑顔になる」「安藤サクラさんの鉄板の演技力と笑顔最高」「違和感なく18歳に見えた」といった言葉が並ぶなど、評判はは上々。早速ラーメンを食べるシーンも描かれ、「ラーメン食べたくなる」「ラーメンおいしそう」「朝から飯テロの予感」といった意見も見られた。

 また、安藤さんと共に注目を集めたのが、朝ドラ史上最年少14歳で全編の語りを担当する芦田愛菜さん。「芦田愛菜ちゃんのナレがめっちゃ良かった!」「愛菜ちゃんのナレ、とても自然で心地よかった」「芦田愛菜ちゃんさすがの芦田プロだった」「芦田先生、さすがの貫禄です」「芦田愛菜さんの安定感。さすが芦田先輩」と、こちらも視聴者から好評を得ていた。

 1日の第1回では、1938年、大阪。女学校を卒業した今井福子(安藤さん)は、母の鈴(松坂慶子さん)と一番上の姉・咲(内田有紀さん)と3人で暮らしていた。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようと、福子は大阪東洋ホテルの電話交換手として働くことに。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる立花萬平(長谷川博己さん)で……という展開だった。

<インタビュー>安藤サクラ「子育て」と「朝ドラヒロイン」 葛藤と喜び…母親になり「パワーみなぎる」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じる安藤サクラさん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの福子を演じる安藤サクラさん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんがヒロインのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が10月1日スタートする。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんと妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたドラマ。安藤さんはヒロインの福子を演じる。2017年に第1子を出産し、朝ドラ史上初、子育て中のヒロインとなった安藤さんに、オファー直後の苦悩や喜び、ヒロイン役への思いなどを聞いた。

 ◇朝ドラのヒロイン役「今だからこそできる」

 「まんぷく」は99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を長谷川博己さんが演じ、福子の母・鈴を松坂慶子さん、長姉・咲を内田有紀さん、次姉・克子を松下奈緒さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。

 朝ドラ史上初、子育て中のヒロインとなった安藤さん。だが、昨年10月にオファーを受けた直後は子育てに専念しようと決めていて「やる可能性はゼロ」だったという。「悔しかったですね、このタイミングでできるわけがないって」と安藤さんは当時の心境を振り返り、「どうやったらこの悔しさを、子供を育てる上で、より良い方向に自分の気持ちをもっていけるかなと。『悔しい』とか『やりたかった』『この子がいなかったら、やっていた』と考えるのは絶対に嫌だったので、どうやったらハッピーな出来事として子育ての糧にできるか、すごく悩みました」と打ち明ける。

 気持ちを変えたのは、夫の柄本佑さんら家族の後押しだった。「特に、義理の母(角替和枝さん)から言われた言葉に強く背中を押されて。柄本のお父ちゃん(柄本明さん)も、うちのお父ちゃん(奥田瑛二さん)も、夫も、子供は産んでいないじゃないですか。でも、子供を産んで、なおかつ女優としてやってきた義理の母が『これやらないなら、事務所もお仕事も辞めちゃいな』と言ってくれたのが、すごく心強くて。覚悟を決める一つのきっかけになりました」と安藤さん。

 続けて「両方のお父さんも、夫も、『なんでそんなに一大事みたいな顔してんの?』って感じで。やればいいじゃん、と軽く背中を押してくれたことが、一歩踏み出しやすかった」と晴れ晴れとした表情で明かす。

 撮影が始まってみると、家族の存在の心強さを改めて実感したという。安藤さんは「いざ始まってみたら、これはやっぱり自分の家族じゃなかったら絶対できなかったな、と思いました。悩んでいる時にすごく具体的な細かいアドバイスをくれるんです。細かいアドバイスを家族みんながくれて……」と明かし、「楽しくみんなで手をつないで冒険しているんです。みんなで背中を貸し合って山を登っている感じ。みんなで、はあはあ言いながら、ニコニコしながら冒険している時間は、すごくいとおしすぎて。人生の中のすごく貴重な時間。1分、1秒でも、この時間を体中で味わいながら過ごさなきゃいけない、と、セットの中でいつも幸せをかみ締めています」と満面の笑みで喜びを語る。

 母親になったことで、女優としてはどのような変化があったのか。安藤さんは「すごく変わりました」と即答し、「演じる体力も含め、全てにおいて、母ちゃんになったらパワーがみなぎるようになりまして。すごく体力があるんです」と笑う。「心も体も疲れ切って演じていたら出るものって違うと思うんですけど、皆さんのサポートもあるし、日々の生活も含め、すべてがエネルギーに満ちあふれている感覚に驚いています。子供を産む前の体力と違うことが、自分でも不思議。福子という役も、朝ドラのヒロインという役割も、今だからこそできるんだなと感じています」と充実ぶりを語り、「(自身の出産から)まだそんなに年月はたってないので、陣痛のシーンは楽しかったです。新しい陣痛のシーンをお届けできると思います(笑い)」と楽しそうな表情をみせる。

 ◇今までにない真っすぐな役で「生まれ変われる」

 朝ドラについて、安藤さんはどんな印象を抱いていたのか。「映画やドラマより、もっと日本の隅々まで届けられる作品で、携帯の電波が入らないような地域のおばあちゃんも見ている印象。映画のロケでそういう山奥に行き、お住まいの方々にお世話になることが多いんですが、自分が出演した映画って、そういうところにはなかなか届かないこともある。ロケに行く度に『いつか朝ドラに出たら、この地域の方々にも恩返しできるかな』と思っていました」と語る。

 多くの人に見られることへのプレッシャーは? 安藤さんは「無いです」と答え、「商店街で、知らないおばあちゃんたちと売っているお魚の話とかするのが好きで(笑い)。(朝ドラに出演することで)そういう親戚みたいなおじちゃん、おばちゃんが全国に増えるのかなと思っています」と強心臓ぶりものぞかせる。

 安藤さんといえば、「第71回カンヌ国際映画祭」でパルムドールを受賞した「万引き家族」をはじめ、“曲がった役”が多かったイメージがある。真っすぐで明るい福子役を演じることについて安藤さんは「明るい役が無かったわけではないけど、曲がった役が多かったですね。真っすぐに立っていない、真っすぐに座れない、真っすぐに物を見られない、という女性」と振り返り、「今回、カメラテストをして思ったことは、福ちゃんを演じるためには、自分が真っすぐ立てなきゃだめだな、ということ。真っすぐ立って、真っすぐ前を見られる肉体を持たなきゃいけないなと思いました。ここまで真っすぐな役は、今までに無いですから。今回、本当に真っすぐな女性を時間をかけて演じる機会があることで、人として、女性として、すごくいい生き物に生まれ変われるのではないかと思っています」と力を込める。

 ◇台本に大笑い「やっていて楽しい」

 撮影は順調なスタートを切った。安藤さんは「松坂さん、内田さん、松下さん。最初は、そのお三方というだけでものすごく緊張していた」としつつ、「女4人が今井家に集まったら、自分が勝手にイメージで作っていた壁が一切無くて。皆さん優しく接してくださって、両手を広げてくださっていたような印象でした。そこにすごく助けられました」と現場の印象を語り、「撮影初日も、初日という緊張感はものすごくありましたけど、変なものを背負わずに現場に入れたのはその家族のお陰と思っています」と感謝する。

 「マンガでもこんなに楽しみに新刊を待ったことは無いぐらい、台本が届くのが楽しみ」と、今は楽しみながら撮影できていることを明かす安藤さん。長谷川さんが台本を読みながら「腹を抱えて大笑いし始めた」というエピソードも紹介し、「なんて幸せな作品なんだろうと思いました。私も毎回笑ったり泣いたりしています」と楽しそうに話す姿には、気負いは感じられない。福ちゃんとしての時間を過ごし始めている安藤さんは、真っすぐに前を向き、「なんてことのない会話に、いつも味わいがある。やっていて、楽しいです」と、演じる喜びを語ってくれた。

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菅田将暉、朝ドラ「まんぷく」に弁護士役で出演 岡崎体育も

菅田将暉さん
菅田将暉さん

 俳優の菅田将暉さんが、10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に出演することが9月18日、明らかになった。菅田さんは、安藤サクラさん演じるヒロインの福子と萬平(長谷川博己さん)を助ける若い弁護士・東太一(あずま・たいち)役で出演する。

 菅田さんは「久々の朝ドラだ! しかも以前お世話になった方々がたくさんいる! なんて思っていたら、大阪が舞台のドラマなのに僕ひとり東京弁。しかも弁護士、若き秀才……。ひとつも気が抜けない環境の中ですが、武力を捨て弁論で戦っていこうとする人たちを少しでも風当たりのよいところへ連れていってあげられるように、微力ながら頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。

 また、シンガー・ソングライターの岡崎体育さん、ロックバンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメイナード・プラントさん、ブレイズ・プラントさんが出演することも発表された。岡崎さんはテレビドラマ初出演、メイナードさんとブレイズさんは朝ドラ初出演となる。

「まんぷく」制作統括「胃もたれするくらい」と自信 <第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん(左)と長谷川博己さん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん(左)と長谷川博己さん

 女優の安藤サクラさんがヒロインを務める2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会が9月4日、同局(東京都渋谷区)で行われ、制作統括の真鍋斎さんが取材に応じた。真鍋さんは、同作について「1日1回、朝に見るのがお薦めです。まとめて90分(1週間分)を見ようとすると“胃もたれ”すると思います」とタイトルにちなんでアピールした。

 試写会には、ヒロイン・福子役の安藤さん、福子の夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)役の長谷川博己さんも出席。真鍋さんは、2人について「密度の濃い日を過ごしています。キャストも濃い目で。普段は気さくで朗らかなのですが、芝居に入ると、やはり普通の人じゃないと(感じられて)頼もしい。必ず満足感を得させてもらえる」と力を込めた。

 ドラマのオープニング映像は、「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」が歌う主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」をバックに、安藤さんが山の中や海辺をテンポよく歩いたり、ステップを踏んだりする爽やかな内容になっている。真鍋さんは、試写会後の会見で「手作り感がある感じにしたかった。アニメーションを使ったりしたものも考えたが、素材勝負をしたかった」といい、安藤さんのステップやポーズは「彼女の完全なアドリブ」と明かしていた。

 ドラマは、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルになっている。第1週で福子と萬平がラーメンをおいしそうに食べるシーンが登場するが、真鍋さんは「ラーメンは(同作において)大事なアイテム。(2013年に放送された朝ドラ)『ごちそうさん』のように、食べるシーンが毎回出てくるわけではないが、食べるシーンは大事にしています」と語った。

 ドラマは戦前の大阪を舞台にし、浜野謙太さん扮(ふん)する“情熱の歯医者”牧善之介が白馬に乗って登場するシーンもある。真鍋さんはこの場面について、「クスッとしてもらえる部分もある。取材をしていた時に、実話として聞いたので面白いと思って(そのまま使わせてもらった)」と説明していた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」安藤サクラの演技絶賛「変わりっぷりすごい」 <第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した長谷川博己さん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが9月4日、東京・渋谷のNHKで行われた2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会に、ヒロイン・福子役の安藤サクラさんと登場。長谷川さんは、安藤さんとの共演に「サクラさんとずっと共演したいと思っていました。ファンだったので。今までシリアスな役が多いイメージだったけど、朝ドラでは“朝の顔”になる。柔軟で寛容、可愛らしいんです。日によって表情が変わり、その変わりっぷりがすごい」と絶賛していた。

 長谷川さんは、福子の夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を演じることについて「40歳になって、朝ドラのヒロインの相手役をできるのも役者人生ではなかなかないこと。サクラさんが主役としてやってくれているので、新しいものが何かできたら」と期待していた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」撮影「楽しみで楽しみで…」<第1週試写会>

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の第1週試写会に登場した安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが9月4日、東京・渋谷のNHKで行われた2018年10月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1週試写会に登場。ヒロイン・立花福子役の安藤さんは撮影開始から3カ月が経過した現在の心境を聞かれると、「朝ドラをやる前は、ヒロインの撮影は大変とか聞いていたけど、実際に入ってみると、なんてハッピーなんだって(笑い)。印象が変わりました」と満面の笑みを見せた。

 試写会には、夫役で共演の長谷川博己さんも出席。安藤さんは「土日は(撮影が)休みで、月曜がリハーサル、火曜から撮影するのですが、楽しみで楽しみで(笑い)。長谷川さんに、幸せだよねって聞いたら『僕も』って言ってくれてて」と明かした。さらに、安藤さんは「演じるのも、(作品を)見てるのもとにかく楽しい。(撮影がスタートすれば)終わるんだなって思うと、すでに寂しい。いつの間にか終わりを考えちゃう」と苦笑いしていた。

 安藤さんは、福子の十代も演じていて「十代を演じるときは悪あがきせず、しょうがないって。若く見せるのはあきらめました。ただこういう機会はないので、存分に楽しんで撮影しました」と語りながら「(映像のチェックをするときの)モニターを見るときがつらい。目をぼやかしながら、はっきり見ないようにしている」と話し、周囲の笑いを誘っていた。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの福子を安藤さん、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を長谷川さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

DREAMS COME TRUE、朝ドラ「まんぷく」主題歌 史上初2回目の楽曲提供

NHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌を担当するDREAMS COME TRUE
NHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌を担当するDREAMS COME TRUE

 2人組音楽ユニット「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」が、2018年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の主題歌を担当することが8月29日、分かった。主題歌は書き下ろしの新曲「あなたとトゥラッタッタ♪」。1992年後期の朝ドラ「ひらり」の「晴れたらいいね」以来となる楽曲提供で、同一アーティストが2回目となる朝ドラ主題歌を制作・歌唱するのは、朝ドラ史上初。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの福子を女優の安藤サクラさん、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を俳優の長谷川博己さんが演じる。「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当し、18年10月1日~19年3月30日に全151回を放送予定。

 ◇DREAMS COME TRUEのコメント

 1992年放送開始の「ひらり」では主題歌「晴れたらいいね」を担当しました。それ以来2度目の主題歌担当ということでとても光栄に思っています。 笑ったり泣いたり怒ったり、福子さんの萬平さんに対するスペシャルな「愛」をマーチのリズムに乗せて届けます。この楽曲が「まんぷく」と一心同体となり、一人でも多くのみなさまが「トゥラッタッタ ♪」と口ずさんでくださることを願っています。

 ◇ヒロイン・安藤サクラさんのコメント

 初めて聴いたときからわくわくが止まりません。わくわくがあふれて聴く度に涙が出ます。この曲と一緒なら、絶対ぜったい大丈夫じゃんってちょっぴりあった不安は全部吹っ飛んでいきました。この曲が毎回ど頭で流れるなら確実におもしろい! この朝ドラ!!

 ◇制作統括・真鍋斎さんのコメント

 “ドリカム”さんに連続テレビ小説の主題歌をお願いするのは2回目となります。そして、それは初の試みでもあります。移ろい行く時の流れに耐えて、30年間、エンターテインメントの第一線で活躍されているDREAMS COME TRUE。その楽曲の数々は、今も色あせず新鮮な輝きを放っています。このドラマが“ドリカム”さんの楽曲のように、いつまでも皆さんの心に残りますように。そんな願いをこめて、2度目の依頼をしました。とても力強く、爽やかな楽曲をいただきました。いつものように、何度聴いても色あせない楽曲です。

芦田愛菜、朝ドラ史上最年少14歳で「まんぷく」“語り” 「見守るような存在で…」

芦田愛菜さん
芦田愛菜さん

 女優の芦田愛菜さん(14)が、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」で語りを担当することが8月27日、明らかになった。朝ドラ史上最年少での語り抜てきとなる。

 ◇芦田さんのコメント

 “朝ドラ”に出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標の一つであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています。ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、福ちゃんたちを少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います。福ちゃんが萬平さんを支え、強くなっていく姿を、視聴者の皆様と一緒に応援しながら、この、まんぷくという物語が楽しく、親しみ深いお話だと感じていただけるように精いっぱい努めさせていただきます。

 ◇制作統括・真鍋斎さんのコメント

 このドラマの時代設定は昭和の激動期ですが、実はそれほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語であると、私たちは思っています。そこで、「一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている」というような設定で“語り”を紡いでいけないかと考えました。現代の若い世代の方々にも、この物語を身近に感じてほしかったからです。“語り”なので、口舌の切れ味の良さも重要な要素です。あらゆる側面で、芦田愛菜さんは最高のパフォーマンスを発揮してくださっています。少女の純粋さを携えながら、言葉がまっすぐに伝わってくる芦田さんの“語り”にご注目いただければ幸いです。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」 18歳で撮入「笑っていただければ幸い」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に出演する(左から)松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん (C)NHK
NHKの連続テレビ小説「まんぷく」に出演する(左から)松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務める2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」が5月1日、NHK大阪放送局でクランクインした。安藤さんはヒロイン今井福子の18歳から撮影をスタート。「あらかじめ、ちょっと、『すみません!』とは謝らせてください。18歳をやらせていただいています。逆に笑っていただければ幸いです。頑張ります!」と意気込んだ。

 また、朝ドラ史上初となる「ママさんヒロイン」としても注目を集めている安藤さんは「もう正直に言います! 私は32歳の子持ちでございます」と発言し、周囲を爆笑させ、「もう、悪あがきをしてもしょうがないと思ってます。25歳だったら、たぶん、頑張ろうとか、若々しくとか思ってたかもしれません。でも、もう『しょうがない! すみません!』と思いながら、18歳はなかなかできない経験ですので、楽しみたいと思っております」と語った。

 この日は福子の母・今井鈴役の松坂慶子さん、今井家の長女・今井咲役の内田有紀さん、次女・香田克子役の松下奈緒さんも登場した。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、ヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を俳優の長谷川博己さんが演じる。

 「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当し、18年10月1日~19年3月30日に全151回で放送予定。

 ◇安藤サクラさんのコメントは以下の通り

 こんにちは! 安藤サクラです。ついに、ついに始まったんですね、今日少しだけ朝から撮影して、すごく居心地のいいお家と、一緒にいるとずっと笑っちゃうような楽しい家族と、これからがとても楽しみです。でも、ちょっと、最初のその……、今、(小声で)18歳! 18歳というところがとても不安ではありますが、でももう正直に言います! 私は32歳の子持ちでございます(一同爆笑)。もう、悪あがきをしてもしょうがないと思ってます。25歳だったら、たぶん、頑張ろうとか、若々しくとか思ってたかもしれません。でも、もう「しょうがない! すみません!」と思いながら、18歳はなかなかできない経験ですので、楽しみたいと思っております。あらかじめ、ちょっと、「すみません!」とは謝らせてください。18歳をやらせていただいています。逆に笑っていただければ幸いです。頑張ります!

 ◇松下奈緒さんのコメントは以下の通り

 皆さまこんにちは、松下奈緒です。この長い長い長い、短い?あっという間の10カ月が、いよいよ今日から始まるんだなあという気持ちです。私も、朝から妊婦さん役で、3人の子供がいて、いきなり初日からそういう環境だったので、てんやわんやなんですけれども。やっぱりこのお家のセットも本当にほっこりしますし、私は、ここのお家(今井家)には住んでいないんですけど、ここにきて、お母さんや、妹やお姉ちゃんといろいろな話をするっていうのは、非常に“朝ドラ”らしい雰囲気だなということを実感しながらのシーンでしたので、これからどんなことが始まるのか、どんな人生になっていくのかなというのを非常に楽しみにしております。朝15分という短い中に、すごく内容の濃いストーリーがたくさん詰まっていると思いますので、心まで“まんぷく”になるような朝をお届けできたらなと思っております。頑張ります。よろしくお願い致します。

 ◇内田有紀さんのコメントは以下の通り

 今、言ってたようにサクラちゃんが18歳ということですけど、したがって私たちも順繰りに若くなっているはずなんですけど……。私も無理がありますが……。そういうことではなく、奈緒ちゃんが言ったように本当にすてきな家族、全員で一丸となって、朝の15分を温かい気持ちで、それと「心もまんぷく」になっていただいて、元気に、きょうも一日頑張ろうと思えるような、本当に爽やかで笑えて、温かい気持ちになる“朝ドラ”になると思います。精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 ◇松坂慶子さんのコメントは以下の通り

 今、お聞きいただいたように、本当にしっかり者の娘たちで、私は安心して演じさせていただいてます。大阪の温かい元気な空気に助けてもらいながら、ちょうどこの時代も勢いのある大阪が舞台となっていますので、まあ、私のいつもの1.5倍の早さで、頑張ろうと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

松下奈緒、8年ぶり朝ドラ出演「またスペシャルな経験を」 「まんぷく」追加キャスト発表

10月から放送の朝ドラ「まんぷく」に出演する(左から)要潤さん、松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん、大谷亮平さん=NHK提供
10月から放送の朝ドラ「まんぷく」に出演する(左から)要潤さん、松下奈緒さん、安藤サクラさん、松坂慶子さん、内田有紀さん、大谷亮平さん=NHK提供

 NHKは3月23日、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」に、松下奈緒さん、要潤さん、大谷亮平さん、内田有紀さん、松坂慶子さんが出演すると発表した。松下さんは、2010年放送の朝ドラ「ゲゲゲの女房」以来、8年ぶりの朝ドラ出演で「今回このお話をいただいて、あ、また“朝ドラ”のスペシャルな経験をさせていただけるんだなと思いまして、非常にうれしかったです。そして、今度はどんな家族とどんな人生を歩んでいけるのかなと、非常に今から楽しみにしております」と意気込んでいる。

 松下さんは、ヒロインの安藤サクラさん演じる今井福子の三姉妹の次女・香田克子を演じる。三姉妹の長女・今井咲を内田さん、克子の夫・香田忠彦を要さん、咲の婚約者の小野塚真一を大谷さん、福子、克子、咲の母・今井鈴を松坂さんが演じる。

 朝ドラ初出演の内田さんは「皆さんは古巣に帰ってきたとかいう言葉があっていいなと思いますけど、私は本当に全くの、初めましてなので、古巣に帰ってきたといえるくらい、今回の“朝ドラ”で、自分の中でも、福子ちゃんはじめ、家族のみんなの、一応大黒柱を仰せつかってますので、一生懸命、清く正しくチャーミングに演じたいと思っております」とコメントした。

 同じく朝ドラ初出演の大谷さんは「百戦錬磨の方々の中に、僕がいるわけなんですけど、僕は“朝ドラ”は初めてでして、日本に帰って活動を開始してから、やっぱり“朝ドラ”というのは目標でもあり、憧れの舞台でもあるので、今回、“朝ドラ”に出演することになり、うれしく光栄に思っています。少しでも皆さんに愛されるドラマになるように、しっかりやりがいを持って取り組んでいきたいと思います」と語った。

 安藤さんは「今日、皆さんと家族でお会いするのは初めてで、本当についさっき、家族で初めましてという感じだったんですけど、ものすごい家族だなと思って、圧倒されてます(笑い)。でも、その緊張感と、安心感と、福ちゃんも末っ子なので、みなさんに頼って頼って頼って、やっていけたらいいかなと思っております」とメッセージを寄せている。

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」でヒロイン夫役 過去「何度も」落選 40歳の“大役”に「迷った」

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの夫を演じる長谷川博己さん (C)NHK
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインの夫を演じる長谷川博己さん (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインの夫・立花萬平(たちばな・まんぺい)を演じることが決まり、NHK大阪放送局で2月7日に行われた会見に出席。長谷川さんは「20代の頃には何度か(朝ドラの)オーディションを受けさせていただいていて、何度も落ちておりまして」と告白し、「今回こうやってお話をいただくことになりまして、40歳で“朝ドラ”のヒロインの相手役というのは『ちょっとどうなのかなあ』と最初ちょっと迷った」と素直な心境を明かした。

 長谷川さん演じる萬平のモデルは“インスタントラーメンの父”と言われる実業家の安藤百福(ももふく)さん。長谷川さんは「百福さんをモデルとした役を演じるということと、“朝ドラ”というのは、ものすごく勢いのあるところだと思いますので、百福さんの言葉にも『大衆の中にこそ変化の(時代が変わる)予兆がある』というのがあって僕はすごく印象的なんですけれども、それこそ自分の役者の人生においてこうやって変化できるいいきっかけになったんじゃないかなと思って、お受けさせてもらいました」と語った。

 さらに「今年の10月から幸せと希望を皆さまにお届けできるように、半年間頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」と意気込んでみせた。

 真鍋斎チーフプロデューサー(CP)は「萬平さんイコール完全に百福さんというわけではない」としながらも「おふたりに共通する多面的な顔を持った人物であるという所とか、あるいは清濁併せ飲むような人生を歩んできたという所が、この萬平さんと百福さんの共通する部分だと思っております」と説明。続けて「そうした人物を演じていただくにあたっては、非常に的確な演技力で多彩な役を演じてこられ、そしてどんな役をされても、どんな環境の中にあってもある品格とカリスマ性を漂わせているこの長谷川博己さんにぜひご出演いただきたいと思いまして、このたびお願いした」とコメントしている。

(C)NHK
(C)NHK

長谷川博己、朝ドラ「まんぷく」で安藤サクラの夫役に!モデルは“インスタントラーメンの父”

長谷川博己さん
長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが、2018年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」で、女優の安藤サクラさんが演じるヒロイン、立花福子の夫、萬平を演じることが2月7日、明らかになった。長谷川さんが、連続テレビ小説に出演するのは初めて。

安藤サクラ、朝ドラ初の“ママさんヒロイン”に 「ちょっとひと味違う」魅力も 「まんぷく」ヒロイン発表会見

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインを務めることが1月31日、明らかになった。インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんは、仁子さんがモデルの福子を演じる。安藤さんは17年に第1子を出産しており、ドラマを手がけるNHKの真鍋斎チーフプロデューサー(CP)によると「幼いお子さんのママさんヒロインがフルで(朝ドラに)出演するのは初めて」という。

 安藤さんはオーディションではなく、NHKのオファーを受けて、出演することになったという。この日、東京都内で行われた会見で、真鍋CPは、安藤さんの魅力を「幅が広く、役を憑依(ひょうい)させる。物語の中の人物として生きることを表現する。ちょっとひと味違う」と説明した。

 ドラマで安藤さんは、18歳で女学校を卒業後から50、60歳の福子を演じ、子役は登場しない。また、撮影は大阪で行われるため、安藤さんは子供を連れて大阪入りする。NHKが子連れの安藤さんをサポートするといい、真鍋CPは「どういう形がいいのか相談をしながら決めていきたい」と話した。

安藤サクラ、朝ドラ「まんぷく」ヒロイン会見でパニックに 子連れで大阪に

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん
NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが、2018年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」でヒロインを務めることが1月31日、明らかになった。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマで、安藤さんは、仁子さんが主人公の福子を演じる。同日、東京都内で会見が開かれ、安藤さんは「すごく緊張しています。相当、覚悟を決めて、やっとここに立てた。いろいろなことを考えて、たくさんの時間をかけて、悩んでオファーをお受けした。ここに立って、真っ白になってしまいました。こんなことになると思わなかった。ちょっと一息ついて……。どうしよう恥ずかしい」とパニック状態になりながら語った。

 17年に第一子を出産した安藤さんは「昨年10月の頭にオファーをいただき、子供を産んで、これから先のことは考えずに、子供のために過ごしていこうと考えていました。オファーをいただき、悔しい気持ちになりました。朝ドラは憧れていました。私は、子供を産んだし、この世界にはご縁がなかった、しみじみしていた。まさかヒロインとは、おばちゃんだし、子持ちだし……。子供を育てることが第一」と明かした

 家族の反応について「夫(柄本佑さん)は面白がってくれるな!と思って伝えたら『できるかもしれない。考えてごらん』と言われ、夫に背中を押され、家族に相談しました。夫の両親(柄本明さん、角替和枝さん夫妻)も私の父(奥田瑛二さん)も役者の仕事をしているので、みんな『なんで、やらないの?』という答えが返ってきた。家族に励まされ、やってみよう!という気持ちになった。今はいざ出陣!という気持ち」と話した。

 撮影は大阪で行われるが、子供は「大阪に一緒に行きます」という。「すんなり覚悟が決まったのは、皆さんが本当にアットホームに迎えていただき、『みんなで育てましょう』と言っていただけたことが、心に響いた。働き方改革ということで、ママにも優しい働き方になっている。愛情をたっぷり注いで、みんなにとって幸せな時間になれるように伝えたい」と語った。

 また「プレッシャーを意識してみたけど、嫌なプレッシャーは背負わないようにしたいと思っていた。それは、子育てから学んだ強み。福子は嫌なことがあっても、いいエネルギーに変換する。私もそうでありたい。ちょっとだけ台本を読んだのですが、ものすごく面白い。32歳で演じるには若いところもありますが、温かい目で見守っていただければ」と意気込みを語った。

 「まんぷく」は、ドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を担当する。99作目で大阪放送局制作の朝ドラとしては42作目。2018年10月1日~2019年3月30日に全151回を放送予定。

安藤サクラ、2018年後期の朝ドラ「まんぷく」のヒロインに!

2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに決まり、会見する安藤サクラさん
2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに決まり、会見する安藤サクラさん

 NHKは1月31日、今年10月から放送を開始する2018(平成30)年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」のヒロインが、女優の安藤サクラさんに決まったと発表した。「まんぷく」は、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語を描く。脚本はドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さん。99作目で大阪放送局制作の朝ドラとしては42作目。

 安藤さんは1986年2月18日生まれ、東京都出身。映画「風の外側」(2007年)で女優デビューを果たす。主な出演映画に「かぞくのくに」(12年)、「春を背負って」「0.5ミリ」「百円の恋」(いずれも14年)、「白河夜船」(15年)、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」「DESTINY鎌倉ものがたり」(17年)などがある。ドラマは「ゆとりですがなにか(16年)にヒロイン役で出演した。父は俳優の奥田瑛二さん、母はエッセイストの安藤和津さん、姉は映画監督の安藤桃子さん。俳優の柄本佑さんと12年に結婚し、17年に第1子が生まれた。

 2018(平成30)年10月1日から2019(平成31)年3月30日まで全151回を予定している。3月までに出演者を発表し、5月にクランクイン予定。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報5止>「HERO」「ガリレオ」脚本家のホームドラマに自信

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――ヒロインの女優のイメージは?

 真鍋CP 年齢的には20歳を超えていて、30歳ぐらいまでですね。いつもですと30歳はかなり上ですが(今回の)射程としては(あり)。朝ドラですので、もちろん笑顔がすてき、爽やかな方を求めますが、(物語上)旦那さんや母親と、お茶の間で会話をしているだけで楽しいという朝ドラにしたいので、お芝居の力を重視したいと思います。

 ――ロケ地は?

 関西一円で、昭和の風景が残っているようなところになると思います。

 ――ヒロインを演じるにあたって特技などは必要か。

 特にないですね。ただ(仁子さんは)水泳がとても得意だったとお聞きしています。朝から水着姿というのもどうかと思うので、場面として(登場するか)は分かりませんが、海辺にしばらく暮らす設定もあり、そんなとき(水泳が得意という)描写もあるのかなと思います。

 ――安藤夫妻をモデルとした人は過去の朝ドラ「てるてる家族」でも登場したが、また取り上げる魅力は?

 「てるてる家族」は、全体のうち1週分ぐらいだったので、重複はないのかなと思います。魅力はあります。我々は2回目だとは認識していません。

 ――大阪放送局制作の朝ドラは史実ものが続いているが。

 たまたまですね。狙いということではない。結果論ですけれど、東京(制作)は割とオリジナルで、大阪は史実みたいな感じでうまく半年ごとに(回っている)。全く申し合わせているわけではない。結果的にそうなってバランスとしてはいいのではないかと思っています。

 ――現時点での福田さんの脚本へのリクエストは?

 やはり福田さんの持ち味であるコメディータッチ。ドタバタコメディーを書くような方ではなくて、クスッと笑えるユーモアが得意な方。そこは僕らも期待しています。「朝、楽しくなれるところを大事にしましょう」というお話をしています。

 ――流行語を狙ってというリクエストは?

 いやいや、ははは。それは特に(リクエストしていない)。(流行語が)生まれれば、生まれたでいいと思いますけれど。

 ――劇中でヒロインは何歳から何歳まで描かれる予定か。

 女学校を卒業した18、19歳から、今のところ50歳過ぎまでを描くつもりでいます。

 ――福田さんの作品にホームドラマのイメージはあまりないが。

 確かに「HERO」(や「ガリレオ」シリーズ)とか、お仕事ものや“ヒーロー”もの(の作品)が多いんですが、僕は以前、大河ドラマ(「龍馬伝」)で1年以上ご一緒して、絶対ホームドラマも書けるし、やったら面白いと思います。ここはご期待いただきたいところですね。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報4>朝ドラ「まんぷく」はホームドラマ ヒロインは「たくましくなっていく女性に」

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――マッサンのような夫婦の物語になるのか。

 真鍋CP 朝ドラですので、ヒロインに重点が置かれることになると思います。ただ、若い女の子が自己実現をしていくお話ではなく、決して会社の話でもない。平たくいえばホームドラマです。あくまで主人公はヒロインですが、ホームドラマなので夫婦の関係、お母さんとの関係、子育て、ご近所さんとの付き合いの話が出てくると思っていただければ。

 ――ヒロイン像は?

 福田さん おそらく(劇中のヒロイン・福子の夫の)萬平さんは、思い込んだら一筋で、ほかのことが目に入らなくなるような方。実際(の百福さん)は、そうじゃないかもしれませんけど、僕は(萬平さんを)そういうイメージだと思っています。

 結果的には成功されましたが、結果論であって、それまで(成功するまで)はよしよしと(好意的に)思っている人ばかりではないはず。結婚をした奥様は信じているかもしれないけど、そのお母さんは「どうしてそういう人と結婚したの? もう少し安定した方と結婚してほしかった」と言われるかもしれない。その間に立ってきっと奥様は苦労されたんだろうなと。全部想像です。

 つまり夫を支え、お母さんとの間に立って、究極のマネジメント能力を発揮していく女性が最初に思い浮かびました。明るい、前向き、よき友達や相談者を持っていることなどイメージが広がる。青年実業家と結婚して幸せになるはずの女性がそうじゃないということに気づき、自分で頑張らねばと思い、だんだんたくましくなっていく女性像を作りたいと思います。

 ――ヒロインはオーディションで決める? 希望は?

 真鍋CP いまオーディションとキャスティングと両方を見据えながら、検討しているところでございます。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報3>脚本の福田靖「コメディー要素は52%」?

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 ――安藤百福さん、仁子さん夫妻をモデルに選んだ理由は?

 真鍋CP 誰もが知っているインスタントラーメンが、どんな苦労の中で出来上がっていったんだろうと。みんなが知っているのに、その裏側にある知らないこと(物語)には、皆さん興味があるんじゃないかなと思いました。

 調べていくうちに、インスタントラーメンを開発されたのが百福さんが48歳、仁子さんが41~42歳ぐらいだったんです。いまは人生80年ですけれど、(人生が)60~70年という時代に、折り返し地点を過ぎて、ようやくつかんだ大きな成功。まさにテーマでもある「人生いつだってやり直せるんだ」という力強いメッセージを届けられる“敗者復活”の物語だと思いました。

 いまは世知辛い世の中で“失敗”されたりしている方もいらっしゃるかもしれませんが、まだまだ頑張って、生きていけるよということを、皆さんにお伝えしたいということで、この(夫妻をモデルにした)企画をやりたいという気持ちが高まりました。

 ――オリジナルストーリーか、史実に基づいた話か。

 真鍋CP 基本的なキャラクターはほぼオリジナルになっていくと思います。(お二人の)業績は縦軸に、ある程度沿いまして作らせていただきます。人間関係、キャラクターだとかは、かなりの部分がオリジナルストーリーになっていくと思います。

 ――脚本は今、どれぐらい進んでいるか。

 福田さん まだ1ページも書いていません。ふふふ。取材し、自分の中で構想を練っているところです。

 百福さんについては、いろいろな本が出ていますが、あくまでも仁子さんをモデルにした話。仁子さんについての本は一冊もないですし、ネットを探しても、(東京・)世田谷の大宅壮一文庫に行って検索してもまったく出てこないんです。ですからここはオリジナルでやるしかない。もちろんご存命の関係者の方に話を聞きました。大変なご苦労があったに違いないと思うんですが、やっぱり昔のことというのは美しい思い出になってしまうのか「大変でした」ぐらいしかないわけです。そこは僕なりに想像し、ドラマを作っていきたいと思います。

 自分が書くものはすべて、ユーモア、コミカルな要素は不可欠だと思っている。暗い話には絶対にならないように、朝から皆さんが楽しい時間を過ごせるようなドラマにしたい。ですから、そうですね……、コメディー要素は52%ぐらいと思っていただければ結構です。

 (一同笑い)

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報2>脚本家の福田靖「151本の100メートルダッシュ」に気合

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場した脚本家の福田靖さん

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 福田さん 脚本家になって22年。とうとう朝ドラを書く日が来てしまいました。いままで、大概のことは経験してきたつもりで、正直言って「ちょっと仕事に飽きちゃったなあ」なんてこともあったんですが、朝ドラを書くとなったら話は別です。身が引き締まる思いです。

 真鍋さんから最初に「朝ドラはマラソンじゃありませんよ。151本の100メートルダッシュ」と聞きまして、これは大変だぞと。体力、気力をあらん限り振り絞って書かなければならないと覚悟しました。とはいえ、毎朝、全国の皆さんに幸せな時間を届けるのが、朝ドラだと思っていますので、僕自身が楽しんで、遊び心を忘れずに、面白いエンターテインメントを届けたいと思っています。

 そして大阪を舞台にして、NHK大阪制作でというのも気合の入る要素の一つです。頑張って最後まで走り抜きますので、どうぞよろしくお願いします。

<朝ドラ「まんぷく」会見詳報1>タイトルには三つの意味 

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフプロデューサー

 NHKは11月14日、大阪放送局(大阪市中央区)で会見を開き、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)が、脚本家の福田靖さんが手がけ、インスタントラーメンを生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルにしたホームドラマ「まんぷく」に決まったと発表した。福田さんと、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフプロデューサー(CP)が出席した。会見の主な内容は以下の通り。

 真鍋CP それでは発表させていただきます。平成30年度後期、来年の秋からの連続テレビ小説のタイトルは「まんぷく」でございます。よろしくお願いします。

 このドラマは、戦前から、戦中、戦後の高度経済成長にかけて、激動の時代と言われる大阪を生き抜いた、とある夫婦の物語でございます。

 この物語にはモデルがいらっしゃいます。ヒロインのモデルは安藤仁子(まさこ)さん。夫は安藤百福(ももふく)さん。安藤百福さんは大阪発祥の大きな食品会社の創業者で、かの有名なインスタントラーメンを開発した方でございます。

 百福さんは偉人として紹介されますが、その道のりは決して平坦(へいたん)なものではありませんでした。戦後まもなく、逮捕されてしまったり、全財産を没収されてしまったりというような浮き沈みの激しい人生をお送りになりました。そのたびにお子さんを抱えた妻の仁子さんは、ときには見守り、ときには背中を押すというような感じで、陰日向(かげひなた)に支えておられたということでございます。

 若いころから順風満帆だったわけではなく、最終的にインスタントラーメンを作った時には、もう2人とも40歳を超えていました。晩年にようやく大成功を収めたという波乱の人生をお送りになったお二人。そんなお二人をモデルにしまして、ときには想像力の翼を思い切り広げて、フィクションとして描いていきます。

 このドラマを私どもは、敗者復活の物語であると捉えました。必ず人はやり直せるんだという力強いメッセージを、皆さんにお届けしたいと思っております。「見れば元気が出るドラマ」を目指しております。

 (脚本を担当する)福田さんは「HERO」ですとか、「ガリレオ」ですとか数々の大ヒット作を手がけていらっしゃる方。私は、大河ドラマ「龍馬伝」に携わっておりまして、そのときに福田さんとご一緒しました。大河ドラマというと、やや堅いイメージがおありかと思うんですけれど、そのとき僕が福田さんからいただいていた脚本はとても楽しいものでした。もちろんシリアスなシーンもあるんですけれど、随所にちりばめられたクスッと笑えるようなところ、軽やかなところが印象的で楽しい脚本でした。

 そのころから私は、いつか福田さんに朝ドラを書いていただきたいと思っておりまして、7~8年越しになりましたけれど、ようやく実現をいたしました。おそらく楽しさにあふれた、しかも内容のあるドラマをお書きいただけるのではないかと今から期待しております。

 (スケッチブックに書いた直筆の文字を見せながら)「まんぷく」の一つ目の意味は(劇中のヒロインの夫の名前)萬平(まんぺい)さんと、(ヒロインの名前)福子さんの頭の文字をとって「萬福(まんぷく)」。二つ目はおなかがいっぱいの「満腹」。おなかがいっぱいになれば幸せになるというところ。三つ目は「万福」。ばんぷくとも読むようですけれども、意味は幸せに満ちあふれることです。皆さまの朝が幸せに満ちあふれたものになるようにという願いを込めて、このタイトルをつけました。

2018年秋の朝ドラ「まんぷく」 ヒロイン女優は「20~30歳」が候補に 朝から水着姿も?

NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフ・プロデューサー(左)と脚本の福田靖さん
NHK大阪放送局で行われた2018年秋から放送される連続テレビ小説「まんぷく」の制作発表会見に登場したNHKの真鍋斎チーフ・プロデューサー(左)と脚本の福田靖さん

 NHKは11月14日、2018年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の制作発表会見を大阪放送局(大阪市中央区)で開いた。会見後、制作統括の真鍋斎(まなべ・いつき)チーフ・プロデューサー(CP)が取材に応じ、想定しているヒロイン役について「20歳を超えていて、30歳ぐらいまで」と明かした。劇中では「18、19歳から50歳過ぎまでを描くつもり」といい、選出方法は「オーディション、キャスティングの両方を見据えて検討している」とした。

 朝ドラのヒロインを演じる女優は、通常、10代後半~20代半ばが多く真鍋CPは「いつもですと30歳はかなり上ですが(今回の)射程としては(あり)」といい、「朝ドラですので、もちろん笑顔がすてき、爽やかな方を求めますが、(物語上)旦那さんや母親と、お茶の間で会話をしているだけで楽しいという朝ドラにしたいので、お芝居の力を重視したい」と語った。

 ドラマは、インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦の成功物語。仁子さんを中心にしたホームドラマで、会社の物語を縦軸に据えながらも、仁子さんについての資料が残っていないことから、関係者に取材を重ね、キャラクターや人間関係などは、ほぼオリジナルで描くことになるという。ドラマ「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本を手がける。

 真鍋CPは、取材で実際の仁子さんについて「水泳がとても得意だったとお聞きしている」といい、「朝から水着姿というのもどうかと思うので、場面として(登場するか)は分かりませんが、海辺にしばらく暮らす設定もあり、そんなとき(水泳が得意という)描写もあるのかなと思う」とイメージを語った。

 この日の会見には福田さんも出席。脚本は「(まだ)1ページも書いていません」と言いながらも、ヒロイン像について「夫を支え、お母さんとの間に立って究極のマネジメント能力を発揮していく女性が最初に思い浮かんだ。明るい、前向き、よき友達や相談者を持っていることなどイメージが広がる。青年実業家と結婚して幸せになるはずの女性がそうじゃないということに気づき、自分で頑張らねばと思い、だんだんたくましくなっていく女性像を作りたい」と話した。

 放送は18年10月1日から19年3月30日まで全151回を予定している。

まんぷく(朝ドラ)NHK総合など
2018年10月1日から2019年3月30日まで全151回