不発弾 ~ブラックマネーを操る男~

  • スタッフ:
    原作:相場英雄「不発弾」(新潮社)▽監督:星野和成▽脚本:田中眞
  • キャスト:
    椎名桔平▽宅麻伸▽原田知世▽奥田瑛二▽黒木メイサ▽三浦貴大▽入山杏奈(AKB48)▽堀部圭亮▽朝夏まなと▽デビット伊東▽吉沢悠▽葛山信吾▽山口美也子▽渡辺哲▽津嘉山正種
  • 放送日:
    WOWOWプライム
    2018年6月10日から毎週日曜午後10時放送。全6話。第1話は無料放送。
UPDATE

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~あらすじ

 ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」は、相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作。俳優の椎名桔平さんが主演を務める。ドラマは。7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカーの三田電機産業。その裏で暗躍する金融コンサルタント・古賀遼(椎名さん)と、古賀を取り巻く人間たちの様を描くサスペンス。
 金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で妹と育った古賀は、東京の証券会社に入社。やがて、ある出来事を機に欲深い人間たちに復讐(ふくしゅう)を始め、証券業界、経済界の陰の立役者にのし上がっていく……というストーリー。財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役で宅麻伸さん、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役で原田知世さん、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役で奥田瑛二さんも出演する。
 脚本は人気医療ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズの田中眞一さん、映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」などの星野和成さんが監督を務める。

スタッフ

原作:相場英雄「不発弾」(新潮社)▽監督:星野和成▽脚本:田中眞

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~キャスト

椎名桔平▽宅麻伸▽原田知世▽奥田瑛二▽黒木メイサ▽三浦貴大▽入山杏奈(AKB48)▽堀部圭亮▽朝夏まなと▽デビット伊東▽吉沢悠▽葛山信吾▽山口美也子▽渡辺哲▽津嘉山正種

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~放送日

WOWOWプライム
2018年6月10日から毎週日曜午後10時放送。全6話。第1話は無料放送。

<インタビュー>椎名桔平、ダークな主人公「飾らない男のたくましさ感じた」 ドラマ「不発弾~ブラックマネーを操る男~」主演

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に主演する椎名桔平さん
「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に主演する椎名桔平さん

 俳優の椎名桔平さん主演のドラマ「連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~」(星野和成監督)が10日からWOWOWでスタートする。相場英雄さんによる小説「不発弾」(新潮社)が原作で、大手電機メーカー・三田電機産業による巨額の粉飾決算の裏で暗躍する一人の男の半生を描く社会派ヒューマンサスペンス作。主人公の金融コンサルタント・古賀遼を演じる椎名さんに、古賀という男の魅力や役作りなどを聞いた。

 「不発弾」は、金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で妹と育った古賀は、東京の証券会社に入社。やがて、ある出来事を機に欲深い人間たちに復讐を始め、証券業界、経済界の陰の立役者にのし上がっていく……というストーリー。古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする警視庁捜査2課管理官・小堀弓子に黒木メイサさん、三田電機産業相談役・東田章三役で宅麻伸さん、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役で原田知世さん、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役で奥田瑛二さんも出演する。

 ◇朝は「ヤング」で夕方からは白髪混じり

 「幸せではない生い立ちにドキッとさせられましたね」。開口一番、椎名さんから出てきた言葉がそれだった。椎名さんが演じるのは、金融コンサルタントの古賀。貧しい炭鉱町で育ち、不幸な生い立ちを背負った古賀は、妹を幸せにしたい一心で上京、東京の証券会社に入る。しかし、ある出来事を経験したことで、強欲な人間たちへの復讐(ふくしゅう)を始める。そのかたわらで、経済界の影の立役者に上り詰めていくという重層的な役柄だ。椎名さんは古賀の29歳から58歳までを演じている。

 約30年という長いスパンを“生きる”に当たって、「その時代背景と共に、自分の成長度合いを見つめながら演じていく」という「高いハードル」を課せられたわけだが、「その分、やりがいがある」と語る。今作は、原作もそうだが、現在と過去を往来しながら物語が進む。撮影現場では「朝起きたらちょっとヤングで(笑い)、夕方からちょっと白いものを(髪の毛に)入れる。そういうことが、1日のうちに2~3回あったりする」そうで、それは「今まで演じたことのない」ものであり、「メークさんも大変ですけど、僕も頭の中で整理するのが大変です」と苦笑交じりに明かす。

 撮影に入る前には、自分が今、何歳の古賀を演じているのかが分かるように年齢表を作ってもらった。そうすることで、「(古賀としての)あり方とか、相手に対する振る舞い方、言葉遣い、そういうものが不思議とスライドしていった」という。

 ◇三浦貴大に託した青年時代

 椎名さんは、演じる古賀を「ある種、ピュアな部分を持ち続けている人物」と評し、「グレーゾーンの仕事にも随分介入していくのですけど、決して自分の成功のためではない。もともとは妹のためで、今の成功を楽しんでいるという人間ではないのです」と擁護する。さらに、「お金に執着心があるわけでもない。そこが今回の古賀遼という人間の興味深さというか面白さ」であり、「自分を飾らないでずっと生きていける男のたくましさとか、推進力の強さとか純粋さとか、そういうところが僕には非常に魅力的に映りました」と語る。

 古賀の青年時代は、俳優の三浦貴大さんが演じる。同一人物を演じる上で三浦さんとは特にすり合わせはしなかったというが、事前に話し合うことで、互いの演技に「縛り」が生まれることを懸念したからだ。そのため、若いころの古賀は、「信頼して三浦君に託して」、完成するドラマが「楽しみですよ」と目を輝かせる。

 ◇自身の「人間力」は「恥ずかしくて口にできない」

 古賀は、決して清廉潔白な人間ではない。しかし不思議と周囲の人間は彼に吸い寄せられていく。それは古賀が持つ「人間力」のお陰だが、演じる椎名さん自身は「自分が人間力のある人間ではないと思っているので、今さら遅いなと思いながら(笑い)、どうやって人間力を作ろうか」と、また「古賀とは違う人間力があったとしても、それをどう出さないかとか、どう見せないかとか、そういうことを最初に考え」ながら演じていたという。

 その言葉を受け、椎名さん自身の人間力をたずねると、「それはもう、至らない人間力なので、お恥ずかしくて口にすることはできないです」と笑う。「僕は、古賀のような人生を歩んでいませんし、妹もいませんし、母のことも憎んでいませんし、そういうことも含めて、環境的にはないないだらけといいますか。そういう中で自分がないものを作るのは想像でしかできませんから」と答えた上で、「古賀という人間の、持っている、感じる、彼に同調できる自分というものをすごく大きくしていく。うまく言えないのですけど、そういう作業をする」ことで、自分の中の古賀という人間像を膨らませていったと説明した。

 ◇10年後はラーメン店主?

 古賀の30年間を、想像力を駆使して演じていったわけだが、では、自身の10年後を想像することはあるのだろうか。すると、俳優という仕事については「なんの保険も保障もない世界ですから」とした上で、「本当にだめになったときにね、何かできることを考えておかないとね」とちゃめっ気たっぷりに話し、今回、共演しているデビット伊東さんが、ラーメン店の経営者としても成功していることから、将来の身の振り方について、「デビちゃんにラーメンの作り方を教えてもらったりするとか、いろいろね(笑い)。本当に役者なんて分からないですから。皆さんに盛り上げてもらって、1年でも続けられるようにね……よろしくお願いしますよ(笑い)」と、本気とも冗談ともつかない言葉で場を盛り上げた。

 その一方で、「上の世代の役がもっと増えてくると思います。そういう役(のオファー)が増えるということではなく、その役を楽しめるような役が増えるのではないかと思います。例えば米国だったら、(クリント・)イーストウッドさんとか、メリル・ストリープさんとか、年齢を重ねることはすてきなことなんだと思わせてくれるような作品がいっぱいあるじゃないですか。日本ではそういう作品がまだ少ないと思います。もっともっとそういう作品が増えるべきだし、高齢化に伴って増えていくのではないかと。そういうときに自分が、もっとキャリアを積んだ中で、素晴らしい方々といい作品が作れるのであれば、それが10年後かもしれないし、そのときにいいお芝居をできるように、またさらに今から俳優修業を続けていかなければいけないなと思いますね。よろしくお願いします!」と頭を下げた。

 そして顔を上げ、「くれぐれも(ネットで)『炎上』するようなことだけはしない(書かない)でくださいね(笑い)」と念押し。それに「『不発弾』を仕掛けるようなことはしません」と応じると、「そうそう、お願いしますよ!」と爽やかな笑顔で去っていった。「連続ドラマW 不発弾~ブラックマネーを操る男~」は、10日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全6話。第1話は無料放送。

 <プロフィル>

 しいな・きっぺい 1964年7月14日生まれ、三重県出身。主な出演映画に「ヌードの夜」(93年)、「不夜城」(98年)、「溺れる魚」(2001年)、「アウトレイジ」 (10年)、「謎解きはディナーのあとで」(13年)、「映画 暗殺教室」(15年)、「秘密 THE TOP SECRET」 (16年)、「新宿スワンII」(17年)、「THE OUTSIDER」(18年/Netflixで配信)。待機作に「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(7月27日公開)、「走れ!T校バスケット部」(11月3日公開)がある。東京・新国立劇場で上演される舞台「レインマン」(7月20日~8月4日)に出演する。

(取材・文・撮影/りんたいこ)

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~

黒木メイサ、キャリア管理官役に苦労「難しいせりふ多すぎる」 椎名桔平は称賛 <完成披露試写会>

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」の完成披露試写会に登場した黒木メイサさん(左)と椎名桔平さん
「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」の完成披露試写会に登場した黒木メイサさん(左)と椎名桔平さん

 女優の黒木メイサさんが6月4日、東京都内で開かれたWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」の完成披露試写会に登場。椎名桔平さん演じる主人公の金融コンサルタント・古賀遼と対峙(たいじ)する警視庁捜査第2課のキャリア管理官・小堀弓子を演じた黒木さんは「素直に言えば(金融用語など)難しいせりふが多すぎる」と苦労を明かし、「豪華な俳優さんに交ざって役をまっとうできるか不安や緊張もありました」と本音を漏らしていた。

 試写会には、椎名さん、宅麻伸さん、原田知世さん、奥田瑛二さん、星野和成監督も出席。黒木さんは「古賀さんと対決するシーンがあるのですが、シーンの(撮影がある)2、3日前から毎晩古賀さんにうなされて、ずっと古賀さんと作品のことを考える日々でした。撮影が終わってそこから抜け出した解放感がありますし、皆さんにやっと見ていただけるうれしさもあります」と語った。

 椎名さんは「黒木さんと対決するシーンがあるのですが、そこのせりふが、(黒木さん)一人で10ページぐらいというすごい分量でした。こちらを追い込んでくるせりふなんですが、それを完璧に覚えていて焦りました。『覚えすぎじゃない?』と。モチベーションの高い黒木さんでしたね」と称賛。黒木さんは「ありがとうございます」と笑っていた。

 ドラマは、相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作。大手総合電機メーカーの三田電機産業が1500億円の「不適切会計」を発表した裏で暗躍する金融コンサルタント・古賀遼(椎名さん)と、周囲の人間たちを描くサスペンス。WOWOWプライムで10日から毎週日曜午後10時放送。全6話で、第1話は無料放送。

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube
不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」の初回冒頭8分の映像公開

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube

 椎名桔平さん主演のWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」(6月10日スタート)の第1話の冒頭8分の映像が、番組公式サイトなどで先行公開されている。

 ドラマは、相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作。7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカーの三田電機産業。その裏で暗躍する金融コンサルタント・古賀遼(椎名さん)と、古賀を取り巻く人間たちの様を描くサスペンス。

 公開された冒頭映像は、椎名さん演じる古賀の「この国には二通りの人間しかいない。富める者と貧しき者……」というナレーションから始まり、三田電機産業が不適切会計について記者会見を開く場面や、会見後に警視庁捜査第2課管理官の小堀弓子(黒木メイサさん)が古賀と同じエレベーターに乗り合わせる場面などが映し出されている。

 ドラマはWOWOWプライムで6月10日から毎週日曜午後10時放送。全6話で、第1話は無料放送。

WOWOWの「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」第1話の一場面
WOWOWの「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」第1話の一場面

三浦貴大、主人公の青年時代演じる 入山杏奈らも出演 WOWOWドラマ「不発弾」追加キャスト発表

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演する(上段左から)堀部圭亮さん、三浦貴大さん、入山杏奈さん、朝夏まなとさん、デビット伊東さん(下段左から)吉沢悠さん、葛山信吾さん、山口美也子さん、渡辺哲さん、津嘉山正種さん=WOWOW提供
「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演する(上段左から)堀部圭亮さん、三浦貴大さん、入山杏奈さん、朝夏まなとさん、デビット伊東さん(下段左から)吉沢悠さん、葛山信吾さん、山口美也子さん、渡辺哲さん、津嘉山正種さん=WOWOW提供

 俳優の三浦貴大さんが、椎名桔平さん主演で2018年6月から放送されるWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演することが4月12日、明らかになった。相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作の社会派サスペンスドラマで、1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカーが舞台。その裏で暗躍する金融コンサルタント、古賀遼(椎名さん)の高校時代から20代後半までを三浦さんが演じる。

 そのほか、「AKB48」の入山杏奈さん、堀部圭亮さん、朝夏まなとさん、デビット伊東さん、吉沢悠さん、葛山信吾さん、山口美也子さん、渡辺哲さん、津嘉山正種さんも出演することが発表され、新たな特報映像も公開された。

 主人公の古賀は、金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で妹と育ち、東京の証券会社に入社。ある出来事を機に、強欲な人間たちに復讐(ふくしゅう)を始め、証券業界、経済界の陰の立役者にのし上がっていく……という展開。

 入山さんは古賀の妹・睦美を、堀部さんは警視庁捜査2課の巡査部長・今井春彦を、朝夏さんは小堀弓子(黒木メイサさん)の捜査に協力する証券取引等監視委員会の課長・岡田加津美を、デビット伊東さんは古賀に資産運用を依頼するノアレ食品副社長の熊田章吾を、吉沢さんは古賀のパートナーとなるヘルマン証券の杉本匠を、葛山さんは国会議員2世の芦原恒三を、山口さんは古賀の母・良美を、渡辺さんは良美の愛人で大牟田信用金庫理事長・荒井勝利を、津嘉山さんは小堀に情報提供をする謎の男・相楽優一郎を、それぞれ演じる。

 ドラマは、WOWOWプライムで2018年6月10日から毎週日曜午後10時に放送。全6話。第1話は無料放送。
 

不発弾 ~ブラックマネーを操る男~
出典:YouTube

黒木メイサ、連続ドラマで椎名桔平と13年ぶりに共演 若きキャリア捜査官役

「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演する黒木メイサさん=WOWOW提供
「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演する黒木メイサさん=WOWOW提供

 女優の黒木メイサさんが、椎名桔平さん主演のWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男」に出演する。相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作の社会派サスペンス作品で警視庁捜査二課管理官・小堀弓子を演じる。WOWOWプライムで6月10日から毎週日曜午後10時放送。全6話で、第1話は無料放送。

 7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカー、三田電機産業。その裏で暗躍する金融コンサルタント・古賀遼(椎名さん)と、周囲の人間模様を描く。金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で妹と育った古賀は、東京の証券会社に入社。ある出来事を機に、強欲人間たちに復讐(ふくしゅう)を始め、証券業界、経済界の陰の立役者にのし上がっていく。

 黒木さんが演じるのは、古賀を追って不適切会計の真相を暴こうとする小堀捜査官。原作では男性の設定だが、ドラマでは若き女性キャリア管理官として登場する。黒木さんは役柄について「正義感が強くて、自分の信念を持っている女性だと思います」とコメント。

 椎名さんとの共演については「椎名さんとは2005年に舞台『調教師』で共演させていただいて以来の共演です。弓子は古賀(椎名さん)を追う役で、常に古賀の写真を持っているのですが、現場で椎名さんをお見かけした際には役を引っ張って、つい目をそらしてしまいました(笑い)。古賀と対峙(たいじ)するシーンもあるのですが、椎名さんは役を通して緊張感を現場にもたらしてくれる方です」と語っている。

椎名桔平、金融コンサルタント役で連ドラ主演 宅麻伸、奥田瑛二、原田知世も出演 「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」2018年6月スタート

6月スタートの「連続ドラマW 不発弾  ~ブラックマネーを操る男~」に出演する椎名桔平さん(上段)と、(下段左から)宅麻伸さん、原田知世さん、奥田瑛二さん=WOWOW提供
6月スタートの「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」に出演する椎名桔平さん(上段)と、(下段左から)宅麻伸さん、原田知世さん、奥田瑛二さん=WOWOW提供

 俳優の椎名桔平さんが、6月スタートのWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 不発弾 ~ブラックマネーを操る男~」で主演を務めることが3月16日、分かった。

 ドラマは、相場英雄さんの小説「不発弾」(新潮社)が原作。7年間で1500億円の「不適切会計」を発表した大手総合電機メーカーの三田電機産業。その裏で暗躍する金融コンサルタント・古賀遼(椎名さん)と、古賀を取り巻く人間たちの様を描くサスペンス。

 金と男にだらしない母親の下、貧しい炭鉱町で妹と育った古賀は、東京の証券会社に入社。やがて、ある出来事を機に欲深い人間たちに復讐(ふくしゅう)を始め、証券業界、経済界の陰の立役者にのし上がっていく……というストーリー。財界に広い人脈を持つ三田電機産業相談役・東田章三役で宅麻伸さん、和装小物店を営みながら古賀と暮らす内縁の妻・村田佐知子役で原田知世さん、古賀を証券マンに育て上げた元上司・中野哲臣役で奥田瑛二さんも出演する。

 脚本は人気医療ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズの田中眞一さん、映画「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」などの星野和成さんが監督を務める。ドラマはWOWOWプライムで6月10日から毎週日曜午後10時放送。全6話で、第1話は無料放送。

 ◇椎名桔平さんのコメント

――ドラマ出演が決まった際の感想、脚本を読んだ時の印象は。

 依頼のお話をいただいた時に、まず原作を拝読したのですが、経済の世界における深い人間ドラマに感銘しました。特に主人公の古賀の、恵まれない生い立ちから、大企業を裏で支える人物になるまでの半世紀にも及ぶ紆余(うよ)曲折した生き方は、私にとってとても魅力的に感じました。脚本を読んで感じたのは、原作を踏襲しながらも、連続ドラマというエンターテインメントの世界に、大胆さと繊細さを持ち合わせながら、それぞれの役と役の関係性がより立体的になっていると感じました。

――主人公・古賀遼の印象と、演じるにあたり“表現したいこと”や“チャレンジしたいこと”などはありますか。

 古賀という人物像は、とても繊細な面と思わぬ大胆さ、そして清濁併せのむ男という印象です。善悪のはざまで葛藤しながらも、強い意志を持って生きている男です。20代後半から50代後半までを行ったり来たりしながらの撮影ですが、その時間軸をしっかりつかんで演じていきたいと思ってます。

――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

 いわゆる経済ドラマとか金融ドラマとかではくくりきれない、骨太な人間ドラマです。信頼する星野監督のもと、最高のスタッフ、キャストの皆さんで、グッとくる作品をお届けできるように頑張ります。

 ◇宅麻伸さんのコメント

――ドラマ出演が決まった際の感想、脚本を読んだ時の印象は。

 相場英雄さんの原作は「血の轍」でも参加させていただきましたが、数年をかけて取材を積み重ね書き上げる原作も拝読していましたので……それを聞いただけで身が引き締まる思いがしました。

――大手電機メーカー三田電機の元社長である東田章三の印象を教えてください。

 いち実業家だけにとどまらず、日本の先々まで考えている男。万人を救うためなら、一人の犠牲をもいとわない男。それが正しいと信じてしまった男。

――椎名桔平さんとの共演についての感想は。

 以前から「カミソリ」のような俳優というイメージがあり、共演できることをとても楽しみにしていました。 初めてこの作品で共演しましたが、シャープな印象をさらに受け古賀という役に重なり、一瞬演技とは思えない密談シーンの撮影で大企業のリアルさをふかんで垣間見た自分がいたほどです。

 ◇原田知世さんのコメント

――ドラマ出演が決まった際の感想、脚本を読んだ時の印象は。

 人々の思惑が渦巻く経済界で古賀がどう生き抜いていくのか、スリリングな展開に引き込まれていきました。 炭鉱町に生まれ、妹を助けることだけを考えていた少年時代から、復讐を誓い、そのエネルギーだけで前に進んできた古賀の半生を見つめていると、真の悪について、考えさせられました。

――古賀遼の内縁の妻・村田佐知子の印象を教えてください。

 悲しみ、怒り、憎しみを抱いて生きてきた古賀にとって、疑うことなく真っすぐに古賀を見つめる佐知子の存在は彼の唯一の心の支え。冷酷にも見える古賀の、本来持っていた優しさや温かさが佐知子との関係の中で見えてくる。 古賀という人物を描く上で彼女はとても重要な人物だと思いました。

――椎名桔平さんとの共演についての感想は。

 古賀の登場シーンを読んだ瞬間から、椎名さんの姿がはっきりと見えました。 椎名さんによって、孤独をまとったクールな古賀のミステリアスな魅力が引き立っていると思います。この作品で初共演させていただけることをとてもうれしく思っています。

 ◇奥田瑛二さんのコメント

――ドラマ出演が決まった際の感想、脚本を読んだ時の印象は。

 うーむ、なんとも硬質なドラマであろうか。このドラマに身を置くこと、それは自身にとってかなりの冒険である。いざ脚本を手にし、そして演じる……七転八倒! 自律神経崩壊! もはや、この役から逃げ出すことはできない。物語の展開もさることながら、金融界の用語、システム、悪夢の連続である。しかし、我が身は一つ、気合の入れどころを間違えないように、気合を入れて臨んでいます。あとは野となれ山となれ!である。

――中野哲臣の印象を教えてください。

 大海の渦巻きの中をジェットコースター“よろしく”生きた人物。小生と同年。言わずもがなである。

――椎名桔平さんとの共演についての感想は。

 椎名桔平さんとは本格的に共演させていただくのは初めてである。しかし、そのことに浮かれ楽しむ余裕が今のところありませんが、お互いクランクアップしたらうまい酒が飲めるよう渾身(こんしん)満力で臨みます。

6

/6

目次