健康で文化的な最低限度の生活 ニュース

<インタビュー>吉岡里帆、“生活保護”題材の主演「一日一日の重みがすごかった」 最終回の見どころも語る

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主演を務める吉岡里帆さん=カンテレ提供
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主演を務める吉岡里帆さん=カンテレ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)が9月18日に最終回を迎える。前回の第9話(9月11日放送)では、生活保護受給者を支援するケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)が担当する高齢受給者の丸山幸子(小野和子さん)と2人暮らしをしているハルカ(永岡心花さん)のもとに、母の梓(松本まりかさん)が4年ぶりに帰ってきた。自身も生活保護を受けられることになった梓は、幸子を施設に入れ、ハルカを育児放棄するなど好き放題。最終話は、育児放棄する梓と、えみるの全面対決が描かれる。主演の吉岡さんが見どころを語った。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。新人ケースワーカーのえみるが、何らかの事情で生活に困り、生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描いてきた。

 9話と最終話について、吉岡さんは「ドラマのオリジナルストーリーです。柏木先生がつむいでこられた重厚な物語をしっかりと基盤にし、私たちドラマチームが、オリジナルストーリーでこのドラマで伝えたかった家族のお話を描きます。センシティブで、とても愛のある物語です」と語る。最終話では、梓のストーリーと同時に、1話から登場している元受給者の阿久沢(遠藤憲一さん)と、17年離れて暮らしていた娘の麻里(阿部純子さん)の姿も描く。「1話から伏線が張られていました。そこが回収されていく。ケースワーカーとしての腕の見せどころといいますか、核心に迫る回になります」と明かす。

 ドラマ後半からは、ケースワーカー2年目に突入したえみるの姿が描かれてきた。「不器用ながらも一生懸命にやってきことが実を結ぶ。初回からずっと見てきてくださった方には、よかったなって思っていただける内容になっています!」と力を込める。

 えみると梓の対決については「梓さんの本質的な部分が最終話で明らかになるのですが、梓さんが自分の子どもを育てる厳しい現状が目の当たりになります。でも、やっぱり、憎しみややるせなさを感情いっぱいに梓さんからぶつけられると、えみるとしては、どうにかしたいと思いつつも、目の前のわが子をどうして大事にしてあげられないのか、という怒りも湧いてしまう。これまでのえみるは“ただ助けたい”だけだったのですが、“敵対してでも守りたい”に変わっていった。それが、9話と最終話なのかなと思います」と吉岡さんは語る。

 さらに「梓さんの、感情をむき出しで生きている姿、目の前が見えなくなって何を大事にすべきか分からなくなっている様子、渦巻く感情は、見る方の胸をわしづかみにすると思います」と見どころを語っている。

 3カ月間、えみるを演じたことには「ワンクールと一言で言っても、どういう作品でワンクールを過ごすかで、全く心の持ち方が変わってきます。今回は3カ月という期間が濃厚で、一日一日の重みがすごかった。楽しいとか、幸せ以外のところで、人の人生を請け負う重みと闘って作った作品だと思います。人生の瀬戸際、生きるか死ぬかのギリギリのラインを共に歩いていくことは、自然と、自分を強くさせてくれたり、守らなければならないものが見えてきて。意識したというより、自然とこみ上げる感じでした」と振り返った。

 ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の最終回は18日午後9時に放送。

=カンテレ提供
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「健康で文化的な最低限度の生活」第6話で田中圭が“現場”に初出動 「ロケしたよー!」

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第6話のシーンカット=関西テレビ提供
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第6話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の6話が8月21日放送される。6話は、生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)の上司・京極(田中圭さん)が中心となった物語が展開。劇中には、京極が現場に出るシーンはこれまで登場してこなかったが、ついに初出動する。田中さんは6話の見どころについて「一言でいうと、京極が現場に出たよー! 田中圭がロケしたよー! です(笑い)」とコメントを寄せている。

 6話は区役所に生活保護の申請に来た総合病院の院長の息子・島岡光(佐野岳さん)と父・雷(小市慢太郎さん)親子の“確執”が描かれる。えみると京極は、雷を激しく拒絶する光に雷と強引に会わせようとしたところ、光が自殺を図ってしまう。光は一命を取り留めたが、えみるは大きなショックを受け、京極は「この件は、すべて自分の責任で対処する」と宣言する。

 田中さんは、6話について「結構ヘビーなのです。それでヘビーなことを生活課として、どうにかしなきゃいけないので、どうにかするんです、って話です。見どころはやっぱり、管理職の京極が、自分の判断ミスからえみると一緒に現場に立つ、というところ。僕も6話で初めてロケに行きました」と振り返りながら、ロケの感想には「暑かったです!」と答えている。

 田中さんは、京極が現場に出たことで「きっと、京極自身も反省したり、現場から学ぶことだったり、今現場にいるえみるから感じることがあったと思う。逆に、先輩(京極)が現場に出てきたことに対して、えみるが感じることもあっただろうし。どういう決着をつけるのか、ぜひ見てください。見てもらえることがすごく大事です。そして、僕らは、見てくださった方たちの何かをつかまなきゃいけない。そこは戦いです」と、語っている。

関西テレビ提供
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「健康で文化的な最低限度の生活」第4話(8月7日) 吉岡里帆“シングルマザー”安達祐実をめぐって山田裕貴と対立!

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話のシーンカット=関西テレビ提供
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話が8月7日、放送される。4話には女優の安達祐実さんがゲスト出演。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる(吉岡さん)の同期の七条(山田裕貴さん)が、子育てにも求職活動にも精力的なシングルマザー・岩佐朋美(安達さん)を担当。朋美の対応をめぐって、えみると七条が対立する。

 一年前に夫のドメスティック・バイオレンス(DV)が原因で離婚し、以来、生活保護を受けている朋美が、七条を訪ねて窓口へやって来る。朋美は6歳になる娘の育児をしながら求職活動にも積極的。七条は朋美に、同じく女手一つで自分を育ててくれた母の姿を重ね、熱心に求職活動を勧める。一方、朋美の面談中に娘の咲(吉澤梨里花ちゃん)と遊んでいたえみるは、咲の異変に気付き、朋美が咲をストレスのはけ口にしているのではないかと疑う。すぐに七条に相談するが、朋美びいきの七条は、「あの人なら大丈夫」とまともに取り合おうとしない。

 数日後、求職活動の状況を確認しようと七条が朋美に連絡すると、面接を受けた会社に採用されたといううれしい報告が。自分のことのように大喜びする七条だったが、なぜかその日を境に、朋美と連絡がつかなくなってしまう。さらに、七条が街中で見かけた朋美に声をかけるが、朋美はあわてて逃げ出してしまう。

 七条の上司・京極(田中圭さん)は、これ以上、朋美と連絡が取れないなら、生活保護の打ち切りを検討するよう指示する。するとそこへ朋美の妹がやってきて、就労が決まったという朋美の話がうそだったことが判明する。仕事でのつまずき、夫のDV、生活保護を受けている負い目など、同年代の生き生きした女性たちと自分の人生を比べ、追い詰められていた朋美は、とっさにうそをついてしまったのだ。

 七条は、そんな朋美の精神状態を心配しつつも、今まで通り、励ましの言葉をかける。えみるは、朋美の表情から、このままでは朋美が壊れてしまうのでは、と心配する。そして、朋美の就労に向けて再び話を進めようとする七条とえみるは言い争いになる。そんな中、娘からの手紙で、別れた妻が亡くなったことを知った阿久沢(遠藤憲一さん)は仕事に身が入らない。阿久沢にさらなる人生の転機が訪れようとしていた……というストーリー。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で柏木ハルコさんが連載中のマンガが原作。新人ケースワーカーのえみるが、何らかの事情で生活に困り、生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿とえみるの成長を描く。

関西テレビ提供
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安達祐実「母親って、いろいろ背負ってる…」 吉岡里帆主演ドラマで“シングルマザー”に 8月7日放送

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話に出演する安達祐実さん=関西テレビ提供
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の第4話に出演する安達祐実さん=関西テレビ提供

 女優の安達祐実さんが、吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話(8月7日放送)にゲスト出演。生活保護受給者で、心に葛藤を抱えるシングルマザー・岩佐朋美を演じる。

 主人公の新人ケースワーカー・えみる(吉岡さん)の同期・七条(山田裕貴さん)が担当する朋美は、6歳の娘の育児に前向きで、働く意欲もあるものの、「自分はこんなはずじゃない」「早く働かなければ」と焦り、元夫の暴力で受けた心の傷を抱え、育児の負担も大きく、同年代の女性と自分の境遇を比べては、誰にも言えない葛藤にさいなまれる……という役どころだ。

 自らも2人の子供を育てる安達さんは「切羽詰まった状況ですが、ここまでいかなくても、金銭面とか、誰にも協力を頼めない時とか、子育てしていると共感できるなと思うところがありました」と明かし、「自分の中に理想の母親像があるのに、そうなれていない。子供に対する申し訳なさや、可哀そうなことをしてしまっているという罪悪感……。母親っていろいろ背負って生きているんです」とコメントを寄せている。

 第4話では、自身も母子家庭で育った七条が、朋美に1日でも早く就職してもらい、生活保護から脱することができるようにと、「頑張りましょう!!」と繰り返す。しかし、それが重荷になったのか、朋美と音信不通になってしまう。えみるはささいなことから朋美の異変に気が付き、七条に注意を促すが、2人は意見がかみ合わず、大げんかに発展する……という内容。

 安達さんは「この作品は、社会的弱者に焦点を当てていますが、実際に知らない話ではないし、身近にあることだと思いました。人に寄り添っていける作品なので、どの立場の人でも、感動があったり、反省だったり、いろいろ感じられるドラマです」と語っている。

関西テレビ提供
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<ドラマ紹介>「健康で文化的な最低限度の生活」 吉岡里帆が生活保護受給者に寄り添う新人ケースワーカーに 7月17日スタート

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話のシーンカット=関西テレビ提供
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話のシーンカット=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)が7月17日スタートする。原作は、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガ。吉岡さん演じる、生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿を描く。

 えみるの指導係で先輩ケースワーカーの半田明伸を井浦新さん、えみるの上司の京極大輝を田中圭さん、えみるの同期のケースワーカーの栗橋千奈を川栄李奈さん、同じく同期のケースワーカーの七条竜一を山田裕貴さんが演じるほか、第1話でえみるがケースワーカーとして初めて深く関わることになる生活保護受給者の阿久沢正男を遠藤憲一さんが演じる。

 初回は20分拡大。安定と平凡を求めて公務員になったえみるだが、栗橋、七条ら4人の同期とともに配属されたのは、生活保護受給者を支援する“激務必至”の生活課。配属早々、えみるは、先輩ケースワーカーの半田から110世帯の担当を任されてしまう。

 そんな中、役所にえみるの担当受給者から「これから死にます」とだけ告げる電話がかかってくる。大慌てするえみるに対し、前任者や親族はいつものことだからとまともに取り合おうとしない。新人のえみるは、厳しい現実を突きつけられ、自分なりに受給者たちの人生に寄り添っていかなければならないと決意する。

 ある日、えみるは求職活動中の受給者・阿久沢と面談をすることに。阿久沢は、健康上の問題はないのになぜか、せきが止まらず、聞けば、一日一食しか食べていないという。えみるから報告を受けた京極は、阿久沢のお金の使い道に何か秘密があるのではとにらみ、「すぐに家庭訪問。徹底調査!」と指示を出す。意を決して阿久沢の家を訪ね、調査のために冷蔵庫の中を見せてもらったえみるは、そこであるものを見つける……というストーリー。

関西テレビ提供
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吉岡里帆、大阪で主演ドラマをアピール サプライズで約200人にかき氷振る舞う

大阪の関西テレビ本社で行われた連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」のトークイベントに出席した吉岡里帆さん
大阪の関西テレビ本社で行われた連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」のトークイベントに出席した吉岡里帆さん

 女優の吉岡里帆さんが7月13日、関西テレビ本社(大阪市北区)で行われた主演ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系)のトークイベントに出席。イベントの最後に吉岡さんが集まった約200人の観客に手作りのかき氷をサプライズで振る舞った。かき氷機を前に「心を込めて、頑張ります!」と張り切っていた吉岡さんは、氷にシロップを“二度がけ”したり、「涼んでくださいね」と作り立てのかき氷を手渡しし、関西のファンとの交流を楽しんだという。

 吉岡さんは、共演している先輩ケースワーカー役の井浦新さんについて「私が何か質問すると、すごく時間をかけて考えてくれて、2時間ぐらいたってから『さっきの話だけど……』と答えてくださる。すごく真面目で、真面目すぎて面白いぐらいになっているチャーミングな方」と表現した。また、今年4月期に放送された連続ドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)で主演を務めた田中圭さんが、今作では吉岡さんを厳しく指導する上司を演じており、吉岡さんは「今回は、シビアで強くてカッコいい田中さんが見られると思います」と語った。

 イベントでは、吉岡さんをはじめ出演者がプライベートでハマっている趣味を写真や動画で公開するコーナーがあり、米田孝プロデューサーから「面白い走り方をする」と指摘された吉岡さんが、ステージを降りて会場を走り回り、観客を沸かせた。

 その後の会見で吉岡さんは、イベントの感想を聞かれ「かき氷を渡すときに、皆さんが『ドラマを楽しみにしてるよ』『撮影、頑張ってくださいね』と言ってくださって、応援の声にすごく勇気づけられました。明日から意気揚々と撮影を頑張れそう」と笑顔を見せた。さらに「“生活保護”という社会問題を、原作の柏木(ハルコ)先生が時間をかけてとても丁寧に描いた作品。賛否両論ある難しいテーマですが、日本国民として知っておかなければならない現実の問題でもある」と語り、「それをリアルに描きながら、明るく前向きに、希望も見いだせるようなドラマになっています」とアピールした。

 この日、吉岡さんは生放送された関西ローカルの朝の情報番組「よ~いドン!」、夕方のニュース番組「報道ランナー」に生出演。また、14日に生放送された情報バラエティー「にじいろジーン」(午前8時半)にも生出演しドラマをPRした。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木さんの同名マンガが原作。吉岡さん演じる“生活保護受給者”を支援する新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生と向き合いながら、自立させようと奮闘する姿とえみるの成長を描く。17日から毎週火曜午後9時に放送。初回は20分拡大版。

吉岡里帆、“最旬女優”が「スピリッツ」表紙に 主演ドラマへの思いも

「週刊ビッグコミックスピリッツ」33号の表紙に登場した吉岡里帆さん(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
「週刊ビッグコミックスピリッツ」33号の表紙に登場した吉岡里帆さん(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ

 女優の吉岡里帆さんが、7月14日発売のマンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)33号の表紙に登場した。

 吉岡さんは「最旬女優」と紹介され、ブラウス、パンツスタイルで寝そべる写真などが掲載された。また、同誌で連載中のマンガが原作のドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系)で主演を務めることから、インタビューではドラマへの思いを語った。

 同号は「健康で文化的な最低限度の生活」が巻頭カラーを飾った。

(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ
(C)小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ

<インタビュー>吉岡里帆、“生活保護”題材のドラマで主演 「父親が喜んでくれた」

17日スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で主演を務める吉岡里帆さん=関西テレビ提供
17日スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で主演を務める吉岡里帆さん=関西テレビ提供

 女優の吉岡里帆さんが主演を務める連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系)が7月17日スタートする。生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーで、不器用だが情に厚く、ひたむきで一生懸命な性格の主人公・義経えみるを演じる吉岡さんが、ドラマの見どころなどを語った。

 生活保護が題材の同作。吉岡さんは出演オファーされた当時を振り返り、「考えました。(ドラマの)プロットを読ませていただいて、家で原作を読みました。愛情たっぷりに描かれていて、表現も生々しく、膨大な取材の基で作られている作品だなって感じて、やりたいと思いました」と回顧。普段から家族にいろいろなことを相談しているといい、「この原作をやりますって言ったときに、父親が喜んでくれました。大変な思いをしながら生活をされている方がいる。自分の役割を全うしてくださいって言われました」と明かした。

 演じるえみるについて聞かれると、「良くも悪くも『普通』。これに限ります。22歳という就職したばかりで何も知らない。頑張って働きたいという希望を持っている(人)」と説明。「ドラマの監修をしてくださるケースワーカーさんがいて、お話をさせていただき、教材などもいただいたりしました」と役作りについても語った。

 最後に今回のドラマについて、「いろいろな側面も持ち合わせていると思います。関わっている方々の見え方で違ってしまうと思います。美談に描くこともないし暗く描いているわけでもなく、日常を描いています」と説明し、「(ドラマを)見た方が明るく、あしたも『頑張ろう』って思ってもらえるようなストーリーになっています」とアピールした。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り生活保護を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。17日から毎週火曜午後9時に放送。初回は20分拡大版。

関西テレビ提供
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川栄李奈、頭脳明晰な役に「難しいです」と苦笑い <会見>

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の会見に出席した川栄李奈さん
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の会見に出席した川栄李奈さん

 元「AKB48」で女優の川栄李奈さんが7月9日、東京都内で行われた連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の会見に登場した。AKB48時代は“おバカキャラ”というイメージが定着していた川栄さんだが、今作では頭脳明晰(めいせき)な新人ケースワーカー・栗橋千奈を演じており、「難しいです」と苦笑いを見せた。

 司会者が「川栄さんは、今回、頭脳明晰な栗橋千奈を演じますが……」と紹介すると、川栄さんは「笑っていませんか?」と司会者に突っ込みながら「せりふで難しい言葉がずらっと並んでいて、割と早口でしゃべったりするので難しいなと思いました」と明かした。会見には、主演の吉岡里帆さん、共演の井浦新さん、山田裕貴さん、田中圭さん、遠藤憲一さん、ドラマの脚本を担当する矢島弘一さん、米田孝プロデューサーも出席した。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。吉岡さん演じる“生活保護受給者”を支援する新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。

 ケースワーカーにちなみ、「頼れる存在」を聞かれた川栄さんは、えみるや栗橋の同期の新人ケースワーカー・七条竜一を演じる山田さんの名前を挙げ、「いつも変なことをして笑わせてくれる。『疲れたってならないの?』って聞いたら『ならない』と言っていて、すごいなって。お芝居も『こうした方が良くない?』って言ってくれたり、頼れます」とにっこり。一方、山田さんは「ありがとう。うれしいんだけど、何で僕そんなことを言ったのか分からないけど、疲れることはありますよ(笑い)。人間なので」と話していた。

 「健康で文化的な最低限度の生活」は、2018年7月17日から毎週火曜午後9時に放送。初回は20分拡大版。

吉岡里帆、川栄李奈の発言に「たまらない気持ち」 <会見>

連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の会見に出席した吉岡里帆さん
連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の会見に出席した吉岡里帆さん

 女優の吉岡里帆さんが7月9日、東京都内で行われた主演連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の会見に、共演の川栄李奈さんらと出席。「これがあれば“最低限度の生活”ができるもの」を聞かれた川栄さんが「朝、撮影現場に来て、爽やかに『おはよう』って言ってくれる里帆ちゃんや、いつも山田(裕貴)君が笑わせてくれる(こと)」と答えると、吉岡さんは「たまらない気持ちになりました」と照れ笑い。「川栄ちゃんとは同年代で、くたくたになるほど忙しいのに、いつも一生懸命で明るくて元気をくれる」と感謝していた。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。吉岡さん演じる“生活保護受給者”を支援する新人ケースワーカーの義経えみるが、何らかの事情で生活に困り“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。会見には、吉岡さん、川栄さんのほか、共演の山田さん、井浦新さん、田中圭さん、遠藤憲一さん、ドラマの脚本を担当する矢島弘一さん、米田孝プロデューサーも出席した。

 ケースワーカーにちなみ、自身にとっての「頼れる存在」を聞かれた吉岡さんは「井浦新さん。(撮影の合間に)1日が25時間あったら、1時間何に使いますかと聞いたら『本を読んだり、家族と過ごしたり、1時間多く寝たい』って答えてくれました。質問をした1時間後に『もう一回よく考えたんだけど“残りの1時間は意識的に何もしない”』って。吉岡さんが、もしそう答えたら、今後、取材されたときに使えるんじゃないかって(笑い)。そんなところまで考えてくれた優しさが、本当にすてきだなって感じました」と笑顔で明かした。

 井浦さんは、吉岡さんについて「座長として心配していることは何もありません。僕は手放しで頼っています」と絶賛。井浦さんも「頼れる人」を聞かれると「田中圭君。誰よりも滑舌がいい」と答え、田中さんを照れ笑いさせていた。

 吉岡さんは、ドラマについて「本当に明るく、夏にぴったりな題材だと、原作を読みながら感じています。シビアな内容でありますが、ストーリーは温かみのある、人間の大事な部分をとても丁寧に描いています。一つずつ積み重ねたシーンは必ず一つにつながったときに、見てくださった人の心に残ると思います」とアピールしていた。

 「健康で文化的な最低限度の生活」は、2018年7月17日から毎週火曜午後9時に放送。初回は20分拡大版。

AAA、吉岡里帆主演ドラマの主題歌に 新曲「Tomorrow」書き下ろし 

ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主題歌を担当するAAA
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」の主題歌を担当するAAA

 男女ユニット「AAA(トリプルエー)」が、7月17日にスタートする吉岡里帆さん主演の連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)の主題歌を担当することが6月14日、分かった。主題歌はドラマのために書き下ろした新曲「Tomorrow」で、AAAとしては約3年ぶりのバラードとなる。

 ドラマは、柏木ハルコさんがマンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中のマンガが原作。吉岡さん演じるえみるは、安定を求めて公務員となったが、配属先は“生活保護受給者”を支えるケースワーカーだった。えみるが、何らかの事情で生活に困り、“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。

 原作マンガのファンというAAAの日高光啓さんは「このような形で関わらせていただけることをとてもありがたく思います。生活保護の話、なんて文面だけだと頭に入りにくそうかもしれませんが、確実に僕の話で、あなたの話で、あなたの住む街の話であること、近寄りがたい話ではないということを、えみるたちの成長と合わせて感じられる日が楽しみです。何よりこのドラマをいろいろな方に見ていただきたいですし、僕たちの楽曲が少しでも力になれたら、こんなにうれしいことはありません」と語っている。

 ドラマの米田孝プロデューサーは、「AAAさんは、幅広い層から支持を集めているアーティスト。でもそれは、決して一朝一夕のものではなく、時間をかけて努力を重ね、キャリアを積み上げてこられたからこそ、今のステージに立っている。だから、彼らの音楽には誰かの背中を押す力があります。彼ら以上にふさわしいアーティストはいない、と確信し、お願いしました」とコメントを寄せている。

カンテレ提供.
カンテレ提供.

川栄李奈、吉岡里帆主演ドラマで頭脳明晰な才女役 山田裕貴は熱血マザコン公務員に

7月スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」に出演する川栄李奈さん(左)と山田裕貴さん
7月スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」に出演する川栄李奈さん(左)と山田裕貴さん

 女優の川栄李奈さんが、吉岡里帆さんが主演する7月17日スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)に出演することが6月5日、分かった。“生活保護受給者”を支援する新人ケースワーカー・義経えみる(吉岡さん)の奮闘を描くドラマで、川栄さんはえみるの同期の公務員で、頭脳明晰(めいせき)な優等生タイプのケースワーカー・栗橋千奈を演じる。

 俳優の山田裕貴さんの出演も発表された。山田さんはえみるの同期で、マザコンで熱血漢なケースワーカー・七条竜一を演じる。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。吉岡さん演じるえみるは、安定を求めて公務員となったが、配属先は“生活保護受給者”を支えるケースワーカーだった。えみるが、何らかの事情で生活に困り“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。

 川栄さん、山田さんのコメントは以下の通り。

 ◇川栄さんのコメント

 ――「僕たちがやりました」以来、“火9”ドラマに川栄さんが1年ぶりに出演されるということですが、オファーを聞かれていかがでしたか。

 最初マネジャーさんから「面白いドラマなんだけど……川栄まじめな役なんだよ……」って、なんかバカにされた感じで言われたんで(笑い)。逆に、「よし! まじめな役やってやろう!」って思いましたね。公務員役初めてです。

 ――頭脳明晰、同期の中でも一番優秀そうな役です。

 役柄の栗橋は、知識だけを詰め込んで発言するタイプで、逆にえみるみたいな、純粋で素直に物事に向き合えるタイプがうらやましいなって、実は思っている人なんじゃないかなと思います。そういう子って、実際たくさんいると思うので。自分の中で、想像している女性像が、みなさんにうまく伝わるように表現できればいいなって思います。

 ――吉岡さんとの共演は2回目ですが。

 そうですね。でも、1回目の時は、そんなに絡みがなかったです。その時は、山田さん、吉岡さん3人共演でしたが、山田さんとも絡みがなかったです。

 ――役作りのためにやっていることはありますか。

 いつもそんなに役作りっていうふうなことはしないのですが、原作と台本を読んで、自分の想像だったりとかで演じて。で、やってみて、違えば、別の方向からしてみたりしていますね。あとは、現場でみんなの雰囲気を見て、相談しながら演じるようにしています。

 ――原作、台本を読んだ感想は?

 ケースワーカーの仕事って、人の命に関わったりとか、人の人生を選択する……それくらい難しいお仕事でもある半面、適当にやっちゃえばさらっと済んでしまうお仕事なんだろうなと思います。人との関わり方がすごく難しいなと思いますね。

 ――最後に視聴者にメッセージをお願いします。

 このドラマを通して、自分自身も成長できたらなと思います。悩んでいる方や、まだ仕事に就いていない方でも、人とのつながりとか、温かさとか、えみるの素直さだとかにすごく共感できると思うので、いろんな方に見ていただきたいですね。

 ◇山田さんのコメント

 ――「僕たちがやりました」以来、火9ドラマに1年ぶりに山田さんが出演されるということですが、オファーを聞かれていかがでしたか。

 めちゃくちゃうれしかったですね! プロデューサーさんも同じ方でやらせていただくので、いろいろな縁を感じています。

 ――役柄の七条についてはいかがですか。

 今どきの若者で、髪形でマザコンっぽさを出そうとしていますけど、まあ、外見がどうであれ、大事なのは内面なので、きちんと表現できればなと思います。

――共演者の印象は?

 吉岡さんは、共演が2度目で、めちゃくちゃ面白そうな子だなと思いましたね(笑い)。真っすぐで、ピュアな感じもしつつ、お芝居ご一緒するのは楽しみですね。いいサポートができたらいいなと思います。

 ――最後に視聴者にメッセージをお願いします。

 このドラマは、お金、命、親子関係、いろんな悩みを抱える人が出てきます。それを支えるこの職業の方だけじゃなくて、誰しもみんながもっと周りの人のことを考えられて、もっと人に興味を持つことができれば、変わることってたくさんあると思います。今の時代、人とのつながりが希薄になってきてしまっている気がします。だからこそ、大事なことだと伝わればいいなと。またドラマを見た方が、もっと人に踏み込んでみようと、そういうきっかけや原動力になればいいなと思います。

吉岡里帆、フジ系ドラマ初主演 新人ケースワーカー役で「今までと違った新しい挑戦」

7月スタートの「健康で文化的な最低限度の生活」に出演する(左から時計回りに)吉岡里帆さん、遠藤憲一さん、井浦新さん、田中圭さん=カンテレ提供
7月スタートの「健康で文化的な最低限度の生活」に出演する(左から時計回りに)吉岡里帆さん、遠藤憲一さん、井浦新さん、田中圭さん=カンテレ提供

 女優の吉岡里帆さんが、2018年7月スタートの連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)で主演を務めることが5月14日、明らかになった。吉岡さんがフジテレビ系のドラマに主演するのは初めて。不器用だが情に厚く、ひたむきで一生懸命な性格で、“生活保護受給者”を支援する新人ケースワーカーの義経えみるを演じる吉岡さんは「今までと違った新しい挑戦」と意気込んでいる。吉岡さんのほか、井浦新さん、田中圭さん、遠藤憲一さんも出演する。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の柏木ハルコさんの同名マンガが原作。吉岡さん演じるえみるは、安定を求めて公務員となったが、配属先は“生活保護受給者”を支えるケースワーカーだった。えみるが、何らかの事情で生活に困り“生活保護”を受けている受給者たちのさまざまな人生に向き合いながら、自立させようと奮闘する姿と成長を描く。

 井浦さんは、えみるを支える指導係で先輩ケースワーカーの半田明伸、田中さんは、受給者やケースワーカーの甘えを許さず、常に冷静に厳しく判断するえみるの上司・京極大輝、遠藤さんは、第1話で、えみるがケースワーカーとして初めて深く関わることになる生活保護受給者の阿久沢正男を、それぞれ演じる。監督は「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(同)などの本橋圭太さんが務め、脚本はドラマ「コウノドリ」(TBS系)第2シリーズなどの矢島弘一さんが担当する。

 ◇義経えみる役の吉岡里帆さんのコメント

 --カンテレ・フジテレビ系の連続ドラマの主演は初めてで、新人ケースワーカー役に挑戦される心境を教えてください。

 夏にお届けするドラマなので、暑さに負けないようにパワフルな主人公を作っていけたらなと思います。

 えみるは、いい意味で普通の子ですが、その普通さが魅力的だなと思っています。普通に育って、普通に就職した女の子がケースワーカーの仕事を通して、人と真剣に向き合うこと、己のやるべきことに気がついて、少しずつ心をたぐり寄せながら成長していきます。

 優しさや人を思いやる気持ちというのは絶対誰しも持っている感情だと思うので、その気持ちを呼び起こされ成長していく、えみるの姿はきっと見ている方にも伝わってくれるのではないかと思っています。今まで気づけていなかったことに気づいていく、そういう普遍的な主人公になったらいいなと思います。また、人のために一生懸命になる、ということは私自身の人生においても、テーマとしていることなので、すてきな役をいただけて感謝しています。

 --えみるに似ていると思いますか?

 えみるの気持ちはすごく分かります。他人なのだけど、人ごととは思えない部分があったり、成長段階だからこそ、器用に立ち回れなくて、とにかくがむしゃらにぶつかっていくところは共感できます。この役は1対1でどこまで人の人生と真剣に向き合えるのかが肝です。根本的に本人の意識や信念がないと解決できないお仕事の物語で、私にとっても、えみる役は今までと違った新しい挑戦だと思っています。

 --共演する井浦新さん、田中圭さん、遠藤憲一さんの印象と、それぞれの役と照らし合わせて、共演することが楽しみな点はありますか?

 井浦さんは、デビューして初めてのドラマに出演した時に共演させていただいたのですが、昔から大好きな方なので、今回ちゃんと対面してお芝居をすることがすごくうれしいです。またこのセンシティブな内容も井浦さんと一緒ならば繊細に丁寧に表現できると信じています。井浦さんが醸し出している世界観と半田が持っている正義や優しさはどこかリンクしていて、ぴったりだなと思いました。柔らかいけれど、芯が強いという印象です。

 田中さんは、白と黒がはっきりしているイメージです。現場ではすごくストイックとうかがったことがあります。原作でも田中さん演じる京極係長は誰よりもシビアな人なんです。覚悟してついていきます。

 作品から拝見する遠藤さんは、鋭くて切ないイメージがあるのですが、テレビで見る素の遠藤さんはまろやかで、誰よりも周りへの気遣いがある方だと思います。なので私も遠藤さんが現場が楽しいって思っていただけるように、まるでえみるのように真摯(しんし)にぶつかっていきたいなと思います。

 --原作を読んだ感想と、ドラマを通して視聴者に伝えたいことは何ですか?

 このマンガを読むまでは、生活保護についてあまり知りませんでしたが、不正受給者のニュースがテレビで取り上げられるなど、社会問題であることが先にイメージとしてありました。しかし、この物語は人生のどん底に立たされた人たちが、真剣に向き合ったケースワーカーに救われ、絶望から再生していく姿を描いています。

 今作のテーマは、他人と真剣に向き合うことがどれだけ大変で大切なのかという、人間関係の尊さというシンプルなことに尽きます。人と人は適当に向き合うこともできてしまうと思うのですが、どんな小さなことでも相手と向き合っていくということが大切だと原作は伝えています。私はそれを、えみるという役に落とし込んでいきたいと思います。

 ドラマを見てくださった方が、何かをあきらめかけていたり、なかなか人生の一歩を踏み出せない時に、その一歩は恐いかもしれないけれど、大丈夫、その一歩が大切なのだと伝えられたらいいなと思います。

(C)柏木ハルコ/小学館
(C)柏木ハルコ/小学館