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佐藤浩市主演ドラマ「Aではない君と」に新人・杉田雷麟 戸田菜穂、仲村トオルら追加キャスト発表

俳優の佐藤浩市さんが主演するスペシャルドラマ「Aではない君と」のポスタービジュアル(C)テレビ東京
俳優の佐藤浩市さんが主演するスペシャルドラマ「Aではない君と」のポスタービジュアル(C)テレビ東京

 俳優の佐藤浩市さんが主演するテレビ東京系のスペシャルドラマ「Aではない君と」(9月21日放送)の新たな出演者が8月24日、発表され、同作の子役オーディションを勝ち抜いた新人の杉田雷麟(らいる)さんが出演することが、分かった。杉田さんは、佐藤さん演じる会社員の吉永圭一の息子で、事件の加害者である青葉翼を演じる。

 また、吉永の元妻・青葉純子を戸田菜穂さん、吉永の恋人であり部下・野依美咲を市川実日子さん、吉永家族を追う週刊誌記者・中尾俊樹を山本耕史さん、被害者少年の父であり弁護士の藤井智康を仲村トオルさん、吉永の父・吉永克彦を山崎努さんが演じるほか、八嶋智人さん、寺島進さん、安田顕さんも出演する。

 ドラマは、第37回吉川英治文学新人賞を受賞した薬丸岳さんの同名小説(講談社)が原作のヒューマンサスペンス。大手建設会社に勤める圭一は前妻の純子から、離れて暮らす中学2年生の息子・翼が同級生への殺人容疑で逮捕されたと聞かされる。インターネットに翼の実名や個人情報がさらされ、困惑した圭一は弁護士の長戸(八嶋さん)を訪ねる。しかし、翼は沈黙を貫き、圭一にも心の内を明かそうとしない。記者からの情報で、翼が過去に起こした万引き事件を収めたのが、被害者の父で弁護士の藤井だと判明する。そんな中、翼の沈黙が災いし、“逆送”つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。現状を打破すべく長戸は神崎(天海祐希さん)を紹介する……というストーリー。

 杉田さんは、初対面の佐藤さんから「この世界で食っていくのか?」と聞かれたと明かし、「『はい』と即答しました。そんな僕に『俺と関わる場面なら、お前が納得いくまで何度でも付き合ってやる』とも言ってくれました。とにかくうれしかったです!」とコメントしている。

 同局の稲田秀樹チーフプロデューサーは、杉田さんが感情をむき出しにする芝居がうまくいかなかったときのことについて、「現場に不穏な空気が漂い始めたのです。ひとまず食事休憩を挟んで落ち着こうとなったのですが、そんな中、佐藤さんが杉田君にこう声を掛けたのです。『俺の経験でいうと、こういう時は何も食わない方がいい。飯は食うな。俺も食べないから』と。僕はその心遣いに驚きました。それは紛れもなく、人生の先輩から後輩へバトンを手渡すかのような……稀有(けう)な瞬間だったのです。僕には2人の姿がまさに『父と子』に見え、この作品の成功を確信しました」と振り返っている。

 「Aではない君と」は、9月21日午後9時~同11時18分放送。

(C)テレビ東京
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佐藤浩市、「Aではない君と」でテレ東ドラマ10年ぶり主演 天海祐希と共演

今秋放送のスペシャルドラマ「Aではない君と」で主演を務める佐藤浩市さん=テレビ東京提供
今秋放送のスペシャルドラマ「Aではない君と」で主演を務める佐藤浩市さん=テレビ東京提供

 俳優の佐藤浩市さんが、今秋放送のテレビ東京系スペシャルドラマ「Aではない君と」に主演することが6月6日、分かった。ドラマは第37回吉川英治文学新人賞を受賞した薬丸岳さんの同名小説(講談社)が原作のヒューマンサスペンス作で、女優の天海祐希さんも出演する。佐藤さんが同局の主演を務めるのは、2008年放送のスペシャルドラマ「本当と嘘とテキーラ」以来、約10年ぶり。

 佐藤さんが演じるのは一人息子の翼が起こした死体遺棄事件により、翻弄(ほんろう)されていく会社員の吉永圭一。息子は本当に人を殺したのか? 息子の犯した“罪”とは何なのか? そして“命の意味”とは……。難題を突き付けられる難しい役柄に挑む。

 また、天海さんは、翼が起こした事件を担当する弁護士の神崎京子を演じる。神崎は、逮捕後も何も語ろうとしない翼にギブアップした前任者を引き継ぐ形で弁護を担当。なかなか真相への突破口を見いだせない中で、根気よく親子に寄り添い、圭一の最大の理解者として事件の真相と向き合っていく。

 「アンナチュラル」などの塚原あゆ子さんが監督を務め、脚本は「ゲゲゲの女房」「八重の桜」などの山本むつみさんが担当する。プロデューサーは「アンナチュラル」で塚原さんとタッグを組んだ新井順子さんら。

 ドラマは、大手建設会社に勤める圭一(佐藤さん)は前妻の青葉純子から、離れて暮らす中学2年生の息子・翼が同級生への殺人容疑で逮捕されたと聞かされる。インターネットに翼の実名や個人情報がさらされ、困惑した圭一は弁護士の長戸光孝を訪ねる。しかし、翼は沈黙を貫き、圭一にも心の内を明かそうとしない。記者からの情報で、翼が過去に起こした万引き事件を収めたのが被害者の父で弁護士の藤井智康だと判明する。そんな中、翼の沈黙が災いし、“逆送”つまり公開の法廷で刑事審判を受ける可能性が高まっていく。現状を打破すべく長戸は神崎京子(天海さん)を紹介する……というストーリー。

 ◇佐藤浩市さんのコメント

 ――出演にあたっての意気込み、吉永役への思いを聞かせてください。

 薬丸岳さんの原作モノは今回で2作目ですが、どちらも“加害者家族”という、子供が殺人の罪に問われたときに、どういう形で受け止めるのかという正解のなさ……贖罪(しょくざい)を含め、ただ「謝る」ということでは何もクリアできないという、答えがあるようでないような、そういうテーマの作品です。そんな薬丸さんの原作の難しさを僕はどういう形で提示できるのかなと……。その難しさと今、向き合っています。前回出演した映画「友罪」とはまた違った形で踏み込んだあり方、子供との距離感であったり、何かそういったものが一つ踏み込んでできるのではないかな、と。

 ――天海祐希さんとの共演について。

 天海さんと共演するのは久しぶりで。子供を持つ女性弁護士という役柄を、彼女が彼女らしく、また彼女らしくなく、どう演じてもらえるのか非常に今から楽しみです。

 ――視聴者の方へのメッセージを。

 テレビを見られる方々が、テレビに何を求めているのかでずいぶん感じ方が変わってしまうのだと思うんだけれど、こういう題材の作品をテレビで放送するということ、それを視聴者の方に提供するということの意味を、ぜひご覧になる方々にも感じていただけたらと。できれば避けた方がいい題材なのかもしれないけれど、この作品に我々ができるだけ逃げずに、向き合って、向かい合って、これから作品を作ろうとしています。その思いを視聴者の方々にも何か、受け止めていただきたいなと思っています。

 ◇天海祐希さんのコメント

 ――出演にあたっての意気込み、神崎役への思いを教えてください。

 私は、加害者、加害者側家族を支える弁護士の神崎京子を演じさせていただきます。台本を読み終わり、胸の痛みが止まらずにいました。誰の、どの立場も分かるが故、とても苦しかったです。しかし、だからこそこのドラマには、意味があるのではないかと。この作品に参加させていただけて、大変光栄です。丁寧に丁寧に、心を込めて演じたいと思います。「Aではない君と」、この作品に対する主演の佐藤浩市さん、携わる全ての人々の思いがたくさんの方々に伝わることを願っています。

 ――佐藤浩市さんとの共演について。

 佐藤浩市さんは、心から尊敬する先輩で、すてきな兄貴で、お芝居や向き合う姿勢、人としてなど……たくさんのことを教えてくださいます。共演の経験はあるのですが、今回のようにがっつりとお芝居させていただくのは、初めてなんです。なので、怖い半面、とてもうれしくて、やっぱり緊張して……。でも、成長を見ていただきたいし。非常に複雑な心境ですが(笑い)。こんなに幸せなことはないなと思って、全身全力でぶつかろうかと。えへへ。

=テレビ東京提供
=テレビ東京提供