新垣結衣、松田龍平と11年ぶり共演でラブストーリー 「逃げ恥」脚本家と4度目タッグで 2018年10月スタート

女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんが、2018年10月スタートの日本テレビの連続ドラマ「獣になれない私たち」でダブル主演を務めることが8月14日、明らかになった。新垣さんと松田さんが共演するのは、2007年の映画「恋するマドリ」以来、約11年ぶり。ラブストーリーで、新垣さんが仕事と恋に悩む等身大の現代女性を演じる。
ドラマは、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリー。新垣さんと野木さんは「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」に続き、4度目のタッグとなる。松田さんは本作で初めて、日本テレビのドラマに出演する。
ドラマは理想の女性を演じるために、身を削って努力している女性の深海晶(しんかい・あきら)と、世渡り上手で毒舌の男性、根元恒星(ねもと・こうせい)が本気でぶつかり、傷付きながらも自分らしく踏み出す姿を描く。10月から毎週水曜午後10時放送。
◇新垣結衣さんのコメント
--今回のドラマのオファーを受けて
ありがたいです。また新しい景色が見られるかと思うとうれしいです。なにより楽しみたいと思います。そして見てくださる方にも楽しんでいただけるように頑張ります。(このドラマの)主人公のように、嫌なのに、変えたいのに、勇気が出ないまま今と戦ってる人は実はたくさんいるのかなと思います。やっぱり見てくださる方には、好きになってもらったり応援したくなったり、笑ってもらえる晶にしたいです。カチカチになった心がふわっと軽くなるようなドラマになったらいいなと思います。
--映画「恋するマドリ」以来となる松田龍平さんとの共演について
うれしいです! とても貴重な事だと思います。当時私はまだ高校生で本当に子供だったので、今回はご迷惑をおかけしないように、そして当時とはまた違ったお芝居のやり取りができるように頑張りたいと思います。
--脚本の野木亜紀子さんと再び仕事をすることについて
本当に信頼する方なので、またご一緒できて本当に感謝です。なんともいえない安心感があります。それと同時に、だからこそのプレッシャーもあります。脚本に込められた野木さんからの期待と課題に応えられるように頑張りたいです。
◇松田龍平さんのコメント
--今回のドラマのオファーを受けて
面白くなりそうですね。男と女の人間模様が交差して変なことになれば最高ですね。楽しみです。(恒星に関しては)感じたまま演じたいです。言いたいことを正直に言えてしまう人だと思うのでそういう意味でも。
--映画「恋するマドリ」以来となる新垣結衣さんとの共演について
久しぶりに一緒にお芝居ができるのがとてもうれしいです。
--今回演じる根元恒星はかなり裏表のあるキャラクターのようですが、何か共通点は?
裏表は少なからず誰にでもあるんじゃないかと思います。その表し方は人それぞれで、ハッキリするところと、曖昧なところと、根元らしさが出せたら良いですね。
◇松本京子プロデューサーのコメント
「ドラマの登場人物たちは出会ってすぐに恋におちる!!」
→だけど、実際の私たちは、そんな簡単に人を好きになったりしなくないか?
「ドラマの登場人物たちは納得がいかないことがあればすぐに反撃し、正論を言う!!」
→だけど、実際の私たちは、色んな人に気を使って、簡単に本音なんか言えなくないか?
…「獣になれない私たち」は、そんなドラマならではの「登場人物のお約束」をぶっとばし、周りに気を使ったり、自分の本音を隠しながらも毎日頑張って生きている「現実の大人たちのリアル」に徹底的にこだわって描く新しいラブコメディーです。
主演は新垣結衣さんと松田龍平さん。「最高のコメディエンヌ」であり、どんな役でも説得力を持たせてしまう演技力を持つ新垣さんと、「掟上今日子の備忘録」以来またご一緒にお仕事ができて本当にうれしく思っています! 松田龍平さんは、圧倒的な存在感と目が離せなくなるような演技が印象的ですが、「そんな龍平さんのラブストーリーが見てみたい!」と熱烈なオファーをさせていただいたところ、ご快諾いただきました。今から、このお二人の「女と男の本音がとびかう丁々発止の掛けあい」が楽しみです!
このドラマは「リアル」にはこだわりますが、決して暗くて真面目なドラマではありません。魅力的なキャラクターとセリフを生み出す脚本家・野木亜紀子さんが紡ぐ、笑えて切なく、ハラハラドキドキするオリジナルラブストーリーです。お疲れ気味の水曜夜に視聴者の皆様の「一週間の楽しみ」になれるようなドラマを目指します。
深海晶と根元恒星……不器用ながらも一生懸命生きる「彼らの成長と恋」にご期待ください!
◇花井京谷役の田中圭さんのコメント
以前からご一緒したかった主演のお二人、他の方々との共演が楽しみで心踊っています。野木さんのオリジナルシナリオも楽しみですし、初めてご一緒する監督スタッフ、皆で現場を作れたらいいなと、とにかくワクワクしています。すてきな現場になって、それがテレビの前の皆様にも伝わればいいなあと思います。花井という男を楽しみながら生きていきたいと思います。水曜午後10時、皆さまに毎週会えることを楽しみにしています!! みんなでワクワクしましょう!!
◇長門朱里役の黒木華さんのコメント
素晴らしく面白い方々とご一緒できること、大変うれしく思います。久々のドラマで緊張もありますが、野木さんの脚本を自分自身でも楽しみつつできればと思います。
◇橘呉羽役の菊地凛子さんのコメント
(2010年放送の単発ドラマ『さよならロビンソンクルーソー』以来)8年ぶりの野木さんの作品、そして(07年公開の映画『恋するマドリ』以来)11年ぶりの新垣さんと松田さんとの共演、そして初めての水田監督、楽しみしかありません。すてきな時間を過ごし、すてきな時間を皆様にお届けできたらなと思います。
