獣になれない私たち ニュース

<特集>伊藤沙莉、引っ張りだこの理由は? 絶妙な“人間味”の注入

連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演中の伊藤沙莉さん=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演中の伊藤沙莉さん=日本テレビ提供

 連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)で新垣結衣さん扮(ふん)する深海晶が勤務する「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の同僚・松任谷夢子を演じている女優の伊藤沙莉さん。劇中では、ニコニコしながらミスの尻拭いや面倒な仕事を晶に押し付ける、一見すると“ムカつく”キャラクターを愛嬌(あいきょう)いっぱいに演じている。登場シーンこそ多くはないが、なぜか印象に残っている人は多いのではないだろうか。子役出身で、ここ数年、特にNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」(2017年)以降、出演作品が途切れることのない彼女の、女優としての魅力とは……。

 ◇不快感を与えてしまう危険性のあるキャラも好感度の高い役柄に

 伊藤さんは1994年5月4日生まれ、千葉県出身の24歳。子役からキャリアをスタートさせ、デビュー作の連続ドラマ「14ヶ月~妻が子供に還っていく~」(日本テレビ系、2003年)や、その2年後に放送された「女王の教室」(同、05年)、主演を務めた「トランジットガールズ」(フジテレビ系、15年)、さらには映画「獣道」(17年公開)などで個性的かつ、繊細に感情を表現した演技を見せ、以前から制作陣の間では高い評価を得てきた。

 そんな伊藤さんが、広くその存在を示したのは、17年度前期の朝ドラ「ひよっこ」。有村架純さん演じるヒロイン・みね子の幼なじみ・角谷三男(泉澤祐希さん)に恋する米屋の娘・安部米子役だろう。同作で伊藤さんは、三男が恋心を寄せる同郷の時子(佐久間由衣さん)にライバル心をむきだしにする女の子を、ユーモラスに演じていた。「獣になれない私たち」の夢子同様、演じ方によっては不快感を与えてしまう危険性のあるキャラクターながら、行動や立ち居振る舞いにいじらしさや愛らしさをにじませ、好感度の高い役柄に仕上げていた。

 今年7月期の連続ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)で演じた刈谷幸子も、一見、意地悪に振る舞いつつも、その実は心優しいという多面性を見事に表現し、シビアな物語の緩和剤としての役割を果たしていた。

 出演時間の長短にかかわらず、作品の世界観を壊すことなく物語に深みを与えることができるのが伊藤さんの魅力だ。この点について、本人も制作側の「沙莉ならなんとかしてくれるだろう」という期待を、「かなりのプレッシャー」と話しつつも、やりがいに感じていると語っていた。

 ◇「どんなキャラクターでも一面的ではない」という強い信念を持って

 ではなぜ、多面的な人物を造形できるのか。それは伊藤さんが役柄に向き合う際、「どんなキャラクターでも一面的ではない」という強い信念を持って臨んでいるからではないだろうか。強烈ないじめをする子でも、そこには理由があるだろうし、どこかには良い心もある。逆に清廉潔白だと思われている子でも、ドス黒いものは心のどこかにはある……。

 ベースとなるキャラクター設定をブレずに演じる中で、さまざまな方向から、いい部分、悪い部分の“人間味”を物語が破綻しない程度に染み込ませていく。そのさじ加減が絶妙であるからこそ、伊藤さんのキャラクターは心に残る。

 こうした伊藤さんの役へのアプローチ方法への信念を強く感じたのが、今年の4~5月に放送された連続ドラマ「いつまでも白い羽根」(東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表会での発言だ。その席で伊藤さんは、演じた千夏という役について「真っすぐで黒い部分がない人」と表現しつつも、「いい人は、どうでもいい人になってしまう危険性がある」と徹底的に役柄と向き合い、ただの“いい人”ではない“危うさ”を含むキャラクターを造形した。

 朝ドラ「ひよっこ」以降、「片想いの敵」(フジテレビ系、17年)、「隣の家族は青く見える」(同、18年)、「いつまでも白い羽根」に「この世界の片隅に」、そして「獣になれない私たち」と、途切れることなく地上波の連続ドラマに出演し続けていることを見ても、伊藤さんがどれだけ制作サイドにとって欠かせない女優であるかが分かるだろう。

 ◇高い志に負けん気の強さ 屈託ない笑顔も魅力

 もちろんドラマだけではなく、映画女優としても評価は高い。今年だけでも「パンとバスと2度目のハツコイ」(今泉力哉監督)、「blank13」(齊藤工監督)、「榎田貿易堂」(飯塚健監督)、「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)と実に4本の作品に出演している。どの映画でも、伊藤さんらしいキャラクター造形で物語に彩りを添えている。非常に質の高い映画賞として、ファンのあいだでも注目を集めるTAMA映画賞では今年、最優秀新進女優賞を受賞。過去には、満島ひかりさんや安藤サクラさん、二階堂ふみさん、橋本愛さん、黒木華さんらも受賞しているだけに、今後の活躍も大いに期待される。

 子役時代には、とてもつらい経験をしたこともあったと話していた伊藤さん。現在の活躍も「まだまだ」と満足することなく、「この役は伊藤じゃなければというところまで確立したい」と志は高い。こうした負けん気の強さ、トーク番組などで見せる屈託のない笑顔、そして人物に向き合う真摯(しんし)な姿勢……。自身も多面的な“人間味”を兼ね備えている伊藤さんだけに、快進撃はさらに続いていくだろう。

日本テレビ提供
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新垣結衣の「幸せなら手をたたこう」“鼻歌”に視聴者戦慄 「ホラー映画だ…」(ネタバレあり) <SNS反響>

連続ドラマ「獣になれない私たち」で主演を務めている新垣結衣さん(左)と松田龍平さん
連続ドラマ「獣になれない私たち」で主演を務めている新垣結衣さん(左)と松田龍平さん

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第5話が11月7日放送された。晶(新垣さん)が、恋人の京谷(田中圭さん)の元カノ・朱里(黒木華さん)と直接話し合った後、職場で「幸せなら手をたたこう」の鼻歌を歌い続けながら淡々と仕事をするシーンが流れると、SNSでは「ホラー映画を見ているよう」「怖すぎる鼻歌」「演出やばい」「晶が心配」といった声が多数上がった。

 同話の終盤では、近づいてくる京谷を見つけた晶が、あえて恒星(松田さん)に突然キスするシーンもあり、SNSでは「キュンキュン!」「次回が気になる」「今後の展開早く見たい」といったコメントも。壊れかけの晶は、果たして獣になるのか……。次回にも注目だ。

<特集>こだわりの野木脚本&新垣結衣の演技力 相乗効果が生んだ“リアル”

連続ドラマ「獣になれない私たち」のビジュアル=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」のビジュアル=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち(けもなれ)」(日本テレビ系、水曜午後10時)。理想の女性を演じるため、仕事、恋に身を削って努力している深海晶(新垣さん)と世渡り上手の毒舌男・根元恒星(松田さん)の「ラブ(かもしれない)」ストーリーだが、パワハラなどを受け、身を削って奮闘する晶や登場人物たちの恋愛模様に、SNSでは「リアルすぎる」「見ていてつらい」などの声があがった。なぜ視聴者はリアルさを必要以上に感じてしまったのか? その裏には制作陣のリアルにこだわった脚本と、新垣さん、松田さんをはじめとしたキャスト陣の演技力があった……。

 ◇野木脚本は経歴や年表まで…

 ドラマは、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」、「アンナチュラル」(共にTBS系)などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリーだ。

 視聴者の「リアルすぎてつらい」という反響には「良くも悪くも驚きました」と語る松本京子プロデューサー。仕事と恋に八方塞がりの晶の姿に「つらい」といった声が上がると同時に「自分ならすぐ辞める」「自分の境遇を見ているよう」といった“共感”ともとれるコメントも並んだ。松本プロデューサーは「皆さんの中に、怒りなど共感していただける部分があるのだと思います。フィクションとして見ていないというか、自分に重ねて楽しんでくれているんだと感じました」と話す。

 松本プロデューサーは、「『主人公がズバズバと問題を解決する』『恋ができない主人公が運命の人と出会っていきなり恋が始まる』ということが現実的ではない」と説明する。その点については、ドラマを進めるにあたって野木さんとも話し合ったといい、結果、晶と恒星のように“大人になればなるほど恋に落ちづらい”、社長からパワハラを受ける晶が、業務改善を申し込んでも“あっさり切られる”といった「リアルさにこだわった」とも明かしている。

 野木さんは、登場人物たちがどこで生まれ、どこで育ち、どこの学校を卒業したかといった経歴や年表を作るほどの緻密さで、脚本の段階でリアリティーを追求。松本プロデューサーも「ものすごく緻密で(物語に)たくさんの伏線を張ってくれている」と満足そうに語る。

 ◇“リアル増”は新垣結衣らの演技力のたまもの

 実は脚本の段階では、フィクションとして楽しんでもらえるはずだったという松本プロデューサー。視聴者が登場人物と距離を置けないほど、共感してしまった理由の一つに、新垣さんらキャスト陣の「演技力」を挙げ、「新垣さん、松田さんをはじめキャストが自分たちの役とものすごく向き合い、表現する演技が素晴らしいから」と分析。リアルにこだわった脚本と新垣さんたちの演技が「相乗効果を生んで、リアルさを増していったんだと思います」と結論づけている。

 演出についても「けもなれは(進展の)一歩一歩の一歩が小さい。『ながら視聴』『倍速視聴』では見落としてしまうほど、せりふや表情などの動きを丁寧に作っています」と自信をのぞかせる松本プロデューサー。「今後も容赦ないリアルさで進んでいく」という「獣になれない私たち」の明日がほのかにでも明るいことを期待したい。

<特集>犬飼貴丈、仮面ライダーから華麗なる“変身” 「けもなれ」ダメ社員役で見せる新たな顔

連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演中の犬飼貴丈さん=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演中の犬飼貴丈さん=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち(けもなれ)」に出演中の犬飼貴丈さん。8月末まで放送されていた特撮ドラマ「仮面ライダービルド」で、天才物理学者・桐生戦兎(仮面ライダービルド)役を務めた犬飼さんだが、「仮面ライダービルド」後、初の連ドラレギュラーとなった「けもなれ」では、ダメ社員の上野発として“新たな顔”を見せている。仮面ライダーという言わずと知れた「ヒーロー」から華麗なる“変身”を遂げた犬飼さんの俳優としての魅力とは……。

 ◇第1話からいきなり!? ダメさ加減が物語のちょっとしたスパイスに

日本テレビ提供
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 「けもなれ」は、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」(共にTBS系)などで知られる脚本家・野木亜紀子さんのオリジナル作。理想の女性を演じるために身を削って努力している深海晶(新垣さん)と、世渡り上手の毒舌男・根元恒星(松田さん)が本気でぶつかり、傷つきながらも自分らしく踏み出す姿を描く。

 犬飼さんが演じている上野発は、晶が勤務するECサイト制作会社「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の新人営業マン。10月10日の第1話から登場すると、オドオド、キョロキョロとどこか挙動不審で一切、戦力にならず、取引先との会食では居眠りと、ただでさえ手いっぱいの晶の足を引っ張るばかり。

 さらに第2話では、大事な書類を持ったまま出社拒否を決め込み、会社の一大事に仕方なく家まで様子を見にきた晶に対しては、(自分のモチベーションのためという身勝手な理由で)「好きになってもいいですか」と告白。その後も、相手の都合(特に晶の)はおかまいなしの“傍若無人”ぶりとダメさ加減で、物語のちょっとしたスパイスとなっている。

 ◇「けもなれ」Pが語る起用の理由 これぐらい違う役をやってもらったほうが…
 
 「仮面ライダービルド」の桐生戦兎とはタイプが異なる上野発を好演している犬飼さんの俳優としての魅力といえば、イケメン枠には収まらない演技の幅と親しみやすい笑顔。そもそも犬飼さんは「仮面ライダービルド」以前から役者経験があり、演技力には定評があった。「けもなれ」の松本京子プロデューサーも「いわゆるイケメン枠みたいなところに犬飼さんを押し込めたくなかった」と、その演技の幅を評価する一人だ。

 福田雄一監督が演出を手掛け、日本テレビで2017年1月期に放送された連続ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」で犬飼さんが披露した演技を見て、「けもなれ」の上野発役に起用を決めたという松本プロデューサー。

 「もちろん『仮面ライダービルド』でカッコいい仮面ライダーを演じていたのは知っていましたが、カッコいい役の後にカッコいい役ではなく、ものすごく違う役をやってもらった方が彼の可愛らしさや親しみやすさが出ると思った。上野発は晶のことを崇拝していて、パブリックイメージの晶が好き。いろいろ悩んでいる晶にとって救いの存在になるかと思いきや、全くとんちんかん。犬飼さんの親しみやすい笑顔を生かすには、これぐらい違う役をやってもらったほうが面白いと思ってオファーをした」とも明かしている。

 結果、松本プロデューサーのもくろみは見事に成功。“ギャップ萌え”したファンから「犬飼くん、ダメ社員じゃ~ん」「ダメ社員の犬飼くんが癒やしのドラマ」「犬飼くんのダメ営業役めっちゃ似合う」などと温かい視線が注がれている。

 ◇「ベストマッチラーメン」の真相 撮影現場でも「すごく可愛がられている」

 松本プロデューサーによると、犬飼さんは「けもなれ」の撮影現場でも「すごく可愛がられている」という。ドラマの第1話には松本プロデューサーの言葉を裏付けるように「ベストマッチラーメン」が登場。SNSでは「犬飼くんが食べてたカップラーメンに『ベストマッチ』って書いてあった!」「犬飼くんが食ってるラーメン、ベストマッチラーメン!」「犬飼くんが食べてるカップ麺、赤と青パッケージに『ベストマッチ』ってある」と大きな盛り上がりを見せた。

 「ベストマッチ」とは、桐生戦兎(犬飼さん)が仮面ライダービルドに変身するのに必要な2本のボトルのベストな組み合わせ(=ベストマッチ)を指す。ファンから「まさかの小ネタにビビったわ」「気づいて、なんかうれしくなった!」「美術さんなのかな? ありがとう!」との声も上がったが、松本プロデューサーは「脚本に指示があったわけではありません。うちのスタッフが犬飼さんがライダーだと知っていて、本番での遊び心というだけです」と真相を明かしている。

 これは犬飼さんがファンとスタッフ双方に愛されている証拠だろう。この先も犬飼さんは、ヒーローからダメ社員までこなせる演技の幅と親しみやすさで多くの視聴者を魅了してくれるに違いない。

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新垣結衣&松田龍平“ドキドキ”シーンに視聴者「キュンキュン」(ネタバレあり)<SNS反響>

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第4話が10月31日放送された。同話の終盤で流れたシーンに、SNSは「キャー! ドキドキ!!」といった興奮気味のコメントで大いに盛り上がった。

 話題を呼んだのは、主人公・深海晶(新垣さん)が根元恒星(松田さん)と“一夜を共にした”シーン。SNSでは「キャー! ドキドキ!!」「すごくときめいた」「ひげ、ひげ! とか、せりふにキュンキュンした」などの声が多数上がった。

 「獣になれない私たち」は、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」(共にTBS系)などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリー。

 7日に放送される第5話は、晶が恋人の京谷(田中圭さん)の元カノ・朱里(黒木華さん)と直接対決。さらに、5tapで京谷に殴られた恒星は……という展開。

<特集>なぜ視聴者モヤモヤ? ドラマPが語るリアルな大人の恋

連続ドラマ「獣になれない私たち」のポスタービジュアル=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」のポスタービジュアル=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)。理想の女性を演じるために身を削って努力している30歳の晶(新垣さん)と33歳の世渡り上手の毒舌男・恒星(松田さん)が、本気でぶつかり傷つきながらも自分らしく踏み出す姿を描く大人の「ラブ(かもしれない)」ストーリーだ。ここまでは「かもしれない」が続き、恋も仕事もどこか八方塞がりな状況の晶同様に、視聴者もすっきりしない状態に。果たしてこのモヤモヤ感の正体は何なのか? 以前、今作を「『現実の大人たちのリアル』に徹底的にこだわって描く新しいラブコメディー」と語っていた松本京子プロデューサーに制作意図を聞いた。

 ◇リアルな大人の恋=「現実って、そうはならない」

 「獣になれない私たち」は、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」(共にTBS系)などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリー。晶は、身を削るような努力をしながら、誰からも好かれる“愛され女”を演じている。恒星は、世渡り上手で人当たりがよくモテる敏腕会計士だが、実は誰も信用せず、無防備に人を愛せる性質ではない。そんな2人がクラフトビールバー「5tap」で出会った。

 従来のラブストーリーは、出会い、進展、障害、ハッピーエンドがセオリーだが、今作はそうはならない。第2話で、呉羽(菊地凛子さん)から「恋に落ちた瞬間、鐘の音が聞こえる」といわれ、晶と恒星が教会に鐘の音を聞きに行くが、鐘は鳴らずじまいだったというシーンがあったが、このドラマをある意味、象徴している。

 「現実って、そうはならない」ことを描きたいという松本さん。「野木さんと『大人になればなるほど恋に落ちづらくないか』ということを話していました。野木さんが職種、年齢層が違う女性たちから『恋ができない』『恋ってどう始めるんだっけ』などと聞いていた」と明かし、「“誰かと誰かがくっついていくラブストーリー”ではなく、“ラブがしたいのにどうしたらいいんだ”っていうことをテーマにしたラブストーリーをやりたいと思いました」と制作のきっかけを語る。

 ◇「視聴者の皆さんが思う一歩は“一足飛び”の一歩」 だが現実は…

 なかなか2人の恋が進まないことに、視聴者はモヤモヤとしたイメージを持っているが、「5tap」で晶と恒星の席の距離が近づきつつあり、2人のやり取りもくだけた言葉に変化している。また、晶が恋人の京谷(田中圭さん)と、京谷の元彼女・朱里(黒木華さん)について本音をぶつけ合うシーンなど、決して登場人物の男女関係に変化や進展が全くないわけではない。

 ただ視聴者が考える“一歩”と制作陣が考える“一歩”には、微妙なズレがあるようだ。松本さんは「もしかしたら、視聴者の皆さんが思う一歩は“一足飛び”の一歩なのかもしれないです」と前置きした上で、「人生には3歩進んで2歩下がることもある。うまくいったり、いかなかったり、その一歩一歩がこだわりであり、リアルじゃないかと考えています」と強調する。

 また、松本さんは晶や恒星みたいなタイプを「ドラマの主人公になりづらい人たち」と分類。「そんな立場の人たちをドラマにしたいと思いました」といい、「晶のように悩んでいる人はたくさんいる。(晶のように)人生には『うまくいかない』『ままならない』時期が必ずあると思います。登場人物たちは、一足飛びにうまくできない。悩み、あがきながら、今の自分を変えたいと頑張っています。その姿が自分に重ねられるとか、励まされる……となってくれたらいいなって思います」と期待を寄せる。

<br /> 10月31日放送の第4話では、京谷と呉羽が一夜を共にしたことを知り、晶がパニックに。「バカになれたら楽なのに……」と願った晶だが結局“バカになれず”……。そんな晶と恒星が、どんな小さな一歩を踏み出していくのかに注目したい。第5話は7日午後10時から放送。

新垣結衣「バカになります?」 松田龍平を誘う… 「けもなれ」第4話(10月31日放送)で急展開か?

新垣結衣さんと松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」第4話場面写真=日本テレビ提供
新垣結衣さんと松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」第4話場面写真=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち(けもなれ)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第4話(10月31日放送)では、晶(新垣さん)が恒星(松田さん)に向かって「バカになれたら楽なのに……バカになります?」と意味深につぶやくシーンがあるといい、晶と恒星が部屋で2人きりになっている場面写真も公開された。

 第4話では、本能のまま生きる“猛獣キャラ”呉羽(菊地凛子さん)の行動によって衝撃の展開を迎えることになる。深海晶(新垣さん)は京谷(田中圭さん)がなくしたスマホを呉羽が持っていることを知り、京谷の代わりに受け取りに行くが、そこで衝撃の事実を告げられ、パニックのまま思わず根元恒星(松田さん)の事務所に駆け込む。そして……と展開する。

日本テレビ提供
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田中圭&菊地凛子の“急展開”に視聴者ざわざわ 新垣結衣&松田龍平が急接近?<SNS反響>

連続ドラマ「獣になれない私たち」の出演者たち
連続ドラマ「獣になれない私たち」の出演者たち

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第3話が10月24日放送された。同話の終盤で流れた、深海晶(新垣さん)の恋人・花井京谷(はない・きょうや、田中圭さん)と橘呉羽(菊地凛子さん)との“急展開”に、SNSでは「うわあ! 頭を抱える…」「晶がこの事実を知ったら…」「もうぐちゃぐちゃ」「展開どうなるの?」などの声が上がった。

 第4話の予告映像では、「あの夜に起こった衝撃の出来事とは!?」「彼女はとうとう獣になるのか!?」というテロップと共に、京谷が会社の後輩から「シャツとネクタイ、昨日と同じですよ」と突っ込まれる姿や、晶と恒星(松田さん)が“急接近した”シーンが収められている。今後のストーリーの展開について、SNSでは「面白くなってきた」「京谷は流されちゃうの?」などのコメントが並んだ。

主題歌担当のあいみょんが撮影現場訪問 新垣結衣、松田龍平らとの対面に感激

連続ドラマ「獣になれない私たち」の撮影現場を訪れたあいみょんさん(中央)と、ドラマの出演者たち=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」の撮影現場を訪れたあいみょんさん(中央)と、ドラマの出演者たち=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演を務める連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の主題歌を歌うシンガー・ソングライターのあいみょんさんがこのほど、同ドラマの撮影現場を訪問した。

 あいみょんさんが訪れたのは、主人公たちが足しげく通うクラフトビールバー「5tap」での撮影シーン。新垣さん、松田さんをはじめ、田中圭さん、菊地凛子さん、松尾貴史さんらが勢ぞろいしたスタジオに、撮影が休憩に入ったタイミングでやってきたあいみょんさんは「はじめまして、お忙しいのにお邪魔しちゃいました。いつも楽しく拝見しているので、スタジオに来られてとてもうれしいです」と恐縮しながらあいさつ。キャストとともに集合写真を撮影した。

 その後、スタジオを見学したあいみょんさんは「いつもリアルタイムで放送を見ているんですが、手元に置いた缶ビールを(ドラマのように)『タップ1』『タップ2』と呼んで飲みながら、ドラマを楽しんでいます。私にも5tapみたいな行きつけの店があったらいいなと思います」とコメントした。あいみょんさんが訪れた5tapでのシーンは、10月24日放送の第3話に登場する。

新垣結衣、田中圭との10秒キスに反響 「最高!」「キュンキュン!」と視聴者沸く <SNS反響>

連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演している新垣結衣さん(右)と田中圭さん
連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演している新垣結衣さん(右)と田中圭さん

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第2話が10月17日放送され、新垣さんと田中圭さんのキスシーンが話題となった。キスシーンは、新垣さん扮(ふん)する深海晶と田中さん演じる晶の恋人・花井京谷(はない・きょうや)のなれ初めを振り返るシーンで登場。2人が10秒以上のキスを交わすと、SNS上では「キスした!」「キュンキュン!!」「最高!」「やばい~」といった言葉が並び、視聴者を沸かせた。

 また、京谷の元恋人の長門朱里(黒木華さん)が、別れた後も京谷の家から出ていかないことに対して、視聴者は「理解できない」「根が深そうだ」とコメント。さらに、朱里と今も暮らす京谷に複雑な感情を抱く晶が「ほかの人を好きになりたい」と告げるシーンでは「切ない」「なんか共感できてしまった」との声が上がっていた。

新垣結衣、田中圭に抱きしめられる! 「けもなれ」第2話“胸キュン”シーン公開

新垣結衣さんが出演する連続ドラマ「獣になれない私たち」第2話場面写真=日本テレビ提供
新垣結衣さんが出演する連続ドラマ「獣になれない私たち」第2話場面写真=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち(けもなれ)」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第2話(10月17日放送)で、新垣さんが恋人役の田中圭さんに抱きしめられているシーン写真が公開された。

 第2話では、晶(新垣さん)と恋人の京谷(田中さん)との出会いを振り返る回想シーンや、元彼女との問題を解決できずにいる京谷に対して「他の人、好きになりたい」と漏らしてしまう晶の気持ちが描かれ、思わず胸キュンしてしまいそうな甘く切ない「ラブ」の要素も含まれているという。

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“愛され女性”ガッキーに「可愛い!」 パワハラには「見ているのがつらい」の声も <SNS反響>

連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演している新垣結衣さん(左)と松田龍平さん
連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演している新垣結衣さん(左)と松田龍平さん

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第1話が10月10日、スタートした。同作で「常に笑顔」「仕事は完璧」で、誰からも愛される理想の女性を頑張って演じている主人公・深海晶役の新垣さんに、SNSでは「可愛い!」「癒やされる」という声があがった。

 一方、晶が、務めている会社の社長のパワハラや同僚のミスに振り回される姿なども描かれ、「見ているのがつらい」「早く転職したほうが良い」「人ごととは思えない演出」と共感してしまう声も。さらに「頑張ろうとする晶が可愛い」「可愛くて応援したくなる」などという反響もあった。

 新垣さんは、晶を演じるために意識していることとして「“すり減らし感”を出しています。それと、それぞれのキャラクターと絡んでいるときの表情が、全部一緒ではなく、それぞれあれば良いなと思って演じています」と制作会見で語っていた。そんな新垣さんの好演で、パワハラや仕事のトラブルに摩耗していく晶の姿に視聴者は大きなシンパシーを抱いたようだ。第2話は17日午後10時から放送。

犬飼貴丈、ガッキー×松田龍平ドラマに登場 「ベストマッチ」ラーメンにビルドファン反応

犬飼貴丈さん
犬飼貴丈さん

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系)の第1話が10月10日放送され、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)で桐生戦兎(仮面ライダービルド)を演じ、話題を集めた犬飼貴丈さんが登場した。ビルドファンは犬飼さんが劇中で食べていたカップ麺に反応。SNSでは、「犬飼くんが食べてたカップラーメンに『ベストマッチ』って書いてあった!」「犬飼くんが食ってるラーメン、ベストマッチラーメン!」「犬飼くんが食べてるカップ麺、赤と青パッケージに『ベストマッチ』ってある」との声が上がった。

 「ベストマッチ」とは、桐生戦兎(犬飼さん)が仮面ライダービルドに変身するのに必要な2本のボトルのベストな組み合わせ(=ベストマッチ)を指す。ベストマッチによって仮面ライダービルドはより強力なパワーを発揮し、必殺技を繰り出すことも可能……という設定。

 「赤と青」は仮面ライダービルドの基本フォーム「ラビットタンク」のイメージカラーで、「まさかの小ネタにビビったわ」「気づいて、なんかうれしくなった!」「美術さんなのかな? ありがとう!」とファンは歓喜。

 また、犬飼さん演じる新人営業マン・上野発のダメっぷりも話題で「犬飼くん、ダメ社員じゃ~ん」「ダメ社員の犬飼くんが癒やしのドラマ」「犬飼くんのダメ営業役めっちゃ似合う」などとファンからあたたかい視線が注がれていた。

八嶋智人が松田龍平に“こん身”土下座 ガッキーの撮影現場の様子も 第2話に登場

連続ドラマ「獣になれない私たち」の第2話にゲスト出演する八嶋智人さん=日本テレビ提供
連続ドラマ「獣になれない私たち」の第2話にゲスト出演する八嶋智人さん=日本テレビ提供

 俳優の八嶋智人さんが、新垣結衣さんと松田龍平さんがダブル主演を務める連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第2話(10月17日放送)に、ゲスト出演することが10月10日、分かった。八嶋さんは、松田さん演じる、個人事務所の会計士・税理士の根元恒星を訪ねる中小企業の社長・勝俣で、粉飾した税務申告書類に担当税理士として判を押してくれと、土下座をして頼み込むという役どころ。

 “こん身の土下座”シーンを演じたという八島さんは「普段から土下座しないわけではないので……。リビング、寝室、いろいろなところで土下座はしてます。土下座はここ一番って時に全てを帳消しにする力を持っている!と思ってたんですけど、今回は恒星にはそのパワーが使えないっていう。まあ新しい世代の人が来たんだな」と振り返り、松田さんについては「ただひたすらにクールな男だと思ってましたけど、静けさの中に熱さがあるのを感じました」とコメント。「松田さんのクールな芝居と、僕の昭和の芝居のぶつかり合いが見どころです」とアピールしている。

 また、新垣さんについては「ガッキーはずいぶん前に一緒にお仕事をしていたので、『本当に大人の女性になられたな』と。今一番のってる女優なんじゃないかってビシビシ感じましたよ」と話し、「ロケやってたらみんな、新垣結衣ちゃんを見たくて続々と人が集まってくるっていうね。僕のことは完全にスルーでした」と明かしている。

 第2話から、追加キャストとして俳優の吉村界人さんが出演することも発表された。田中圭さん演じる花井京谷(はない・きょうや)の部下・筧文彦を演じる吉村さんは「今まで演じてきた役とはほとんど共通点がなく、また会社員の経験もない中で、模索しながらやっています。少し洞察力に長(た)けていて、また人目に敏感で日本の社会の等身大でもある人、という持ち場を与えてくださりすごくうれしい次第です。少しでもこの作品の1ピースになれるよう僕なりのやり方で参加させていただきたいと思っています」と語っている。

新垣結衣、恋愛は甘えん坊タイプと診断 「甘えたいし、甘えられたい」と満面の笑み <トークイベント&第1話完成披露試写会>

連続ドラマ「獣になれない私たち」のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場した新垣結衣さん
連続ドラマ「獣になれない私たち」のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場した新垣結衣さん

 女優の新垣結衣さんが10月7日、東京都内で行われた連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場。「隠された恋の欲求」が分かる心理テストに挑戦した新垣さんは「心のつながりを大切にする甘えん坊」と診断され、「良かった(笑い)。心のつながりは大切にしたいですし、甘えるのは好きだし、甘えられたいです」と満面の笑みを見せた。

 「生まれて初めてラブになった瞬間は」という質問には、「人生で初めてチョコをあげたのは、幼稚園のときでした。小さいころからマンガ大好きで、マンガによく登場するカップルは、(男の人の方が)背が高いイメージ。私は、小さいころから背が高くて(笑い)。私より背が高い男の子が1人だけいてチョコを渡した。今思うと違った。淡い思い出ですね」と語っていた。会見には、新垣さんとダブル主演を務める松田龍平さん、共演の田中圭さん、黒木華さんも出席した。

 ドラマは理想の女性を演じるために、身を削って努力している女性の深海晶(しんかい・あきら=新垣さん)と、世渡り上手で毒舌の男性、根元恒星(ねもと・こうせい=松田さん)が本気でぶつかり、傷付きながらも自分らしく踏み出す姿を描く。10日から水曜午後10時に放送。初回は10分拡大版。

田中圭、娘に「めっちゃ嫌われている」 新垣結衣の助言に… <トークイベント&第1話完成披露試写会>

連続ドラマ「獣になれない私たち」のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場した田中圭さん
連続ドラマ「獣になれない私たち」のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場した田中圭さん

 俳優の田中圭さんが10月7日、東京都内で行われた連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)のトークイベント&第1話完成披露試写会に登場。2人の娘を持つ田中さんは「惜しみなく愛情を注いでいるけど(次女に)めっちゃ嫌われているんですよ。たまにしか一緒にいられないから、一緒にいようとすると『いや!』って言われて行っちゃう。小さいときは(何を言っても無理だから)大きくなるまで待ちます」と苦笑いで明かした。

 イベントには、同作のダブル主演を務める新垣結衣さんと松田龍平さん、共演の黒木華さんも出席した。司会者から「『いや!』って言うお子さんに、田中さんは何て声を掛けるんですか」と聞かれた田中さんが「『何にも買ってやらないからな!』って言っています」と語ると、新垣さんは「そこだと思う(笑い)。下の子は、上の子の言葉を聞いているから理解していると思いますよ」とアドバイス。田中さんは「そこか! 今度から『何でも買ってやる』って言うようにしたいと思う」と声を弾ませていた。

 ドラマは理想の女性を演じるために、身を削って努力している女性の深海晶(しんかい・あきら=新垣さん)と、世渡り上手で毒舌の男性、根元恒星(ねもと・こうせい=松田さん)が本気でぶつかり、傷付きながらも自分らしく踏み出す姿を描く。10日から水曜午後10時に放送。初回は10分拡大版。

田中圭、「獣になれない私たち」でガッキーの恋人役 「心踊っています」

10月スタートの連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演する(左から)田中圭さん、黒木華さん、菊地凛子さん=日本テレビ提供
10月スタートの連続ドラマ「獣になれない私たち」に出演する(左から)田中圭さん、黒木華さん、菊地凛子さん=日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんがダブル主演する、2018年10月スタートの連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、水曜午後10時)に、俳優の田中圭さん、女優の黒木華さん、菊地凛子さんらが出演することが9月13日、分かった。田中美佐子さん、松尾貴史さん、山内圭哉さん、犬飼貴丈さん、伊藤沙莉さん、近藤公園さん、一ノ瀬ワタルさんの出演も発表された。

 ドラマは、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリー。新垣さん扮(ふん)する、理想の女性を演じるために、身を削って努力している主人公の深海晶(しんかい・あきら)と、松田さん演じる、世渡り上手で毒舌の男性、根元恒星(ねもと・こうせい)が本気でぶつかり、傷付きながらも自分らしく踏み出す姿を描く。連続ドラマ「Mother」「ゆとりですがなにか」などの水田伸生さんが監督を務める。

 田中圭さんは晶の恋人で大手デベロッパー勤務の保身的な花井京谷役で、「以前からご一緒したかった主演のお二人、他の方々との共演が楽しみで心踊っています。野木さんのオリジナルシナリオも楽しみですし、初めてご一緒する監督スタッフ、皆で現場を作れたらいいなと、とにかくワクワクしています」とコメントしている。

 黒木さんは晶のストレスの原因となる“謎の女”長門朱里、菊地さんは恒星の元恋人で野性味ある情熱的なブランドデザイナーの橘呉羽役。田中美佐子さんは京谷の母・千春、松尾さんは晶と恒星の行きつけの飲食店の店長・タクラマカン斎藤、一ノ瀬さんは同飲食店のそばにあるラーメン屋の店員の岡持三郎、山内さんは晶が勤務する「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の社長の九十九剣児、犬飼さんは同社社員の上野発、伊藤さんも同社社員の松任谷夢子、近藤さんは同社のシステムエンジニアチームリーダーの佐久間久作を演じる。

日本テレビ提供
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新垣結衣、松田龍平と11年ぶり共演でラブストーリー 「逃げ恥」脚本家と4度目タッグで 2018年10月スタート

「獣になれない私たち」に出演する新垣結衣さん =日本テレビ提供
「獣になれない私たち」に出演する新垣結衣さん =日本テレビ提供

 女優の新垣結衣さんと俳優の松田龍平さんが、2018年10月スタートの日本テレビの連続ドラマ「獣になれない私たち」でダブル主演を務めることが8月14日、明らかになった。新垣さんと松田さんが共演するのは、2007年の映画「恋するマドリ」以来、約11年ぶり。ラブストーリーで、新垣さんが仕事と恋に悩む等身大の現代女性を演じる。

 ドラマは、ヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」などで知られる野木亜紀子さんによるオリジナルストーリー。新垣さんと野木さんは「空飛ぶ広報室」「掟上今日子の備忘録」「逃げるは恥だが役に立つ」に続き、4度目のタッグとなる。松田さんは本作で初めて、日本テレビのドラマに出演する。

 ドラマは理想の女性を演じるために、身を削って努力している女性の深海晶(しんかい・あきら)と、世渡り上手で毒舌の男性、根元恒星(ねもと・こうせい)が本気でぶつかり、傷付きながらも自分らしく踏み出す姿を描く。10月から毎週水曜午後10時放送。

 ◇新垣結衣さんのコメント

--今回のドラマのオファーを受けて

 ありがたいです。また新しい景色が見られるかと思うとうれしいです。なにより楽しみたいと思います。そして見てくださる方にも楽しんでいただけるように頑張ります。(このドラマの)主人公のように、嫌なのに、変えたいのに、勇気が出ないまま今と戦ってる人は実はたくさんいるのかなと思います。やっぱり見てくださる方には、好きになってもらったり応援したくなったり、笑ってもらえる晶にしたいです。カチカチになった心がふわっと軽くなるようなドラマになったらいいなと思います。

 --映画「恋するマドリ」以来となる松田龍平さんとの共演について

 うれしいです! とても貴重な事だと思います。当時私はまだ高校生で本当に子供だったので、今回はご迷惑をおかけしないように、そして当時とはまた違ったお芝居のやり取りができるように頑張りたいと思います。

 --脚本の野木亜紀子さんと再び仕事をすることについて

 本当に信頼する方なので、またご一緒できて本当に感謝です。なんともいえない安心感があります。それと同時に、だからこそのプレッシャーもあります。脚本に込められた野木さんからの期待と課題に応えられるように頑張りたいです。

 ◇松田龍平さんのコメント

 --今回のドラマのオファーを受けて

 面白くなりそうですね。男と女の人間模様が交差して変なことになれば最高ですね。楽しみです。(恒星に関しては)感じたまま演じたいです。言いたいことを正直に言えてしまう人だと思うのでそういう意味でも。

 --映画「恋するマドリ」以来となる新垣結衣さんとの共演について

 久しぶりに一緒にお芝居ができるのがとてもうれしいです。

 --今回演じる根元恒星はかなり裏表のあるキャラクターのようですが、何か共通点は?

 裏表は少なからず誰にでもあるんじゃないかと思います。その表し方は人それぞれで、ハッキリするところと、曖昧なところと、根元らしさが出せたら良いですね。

 ◇松本京子プロデューサーのコメント

 「ドラマの登場人物たちは出会ってすぐに恋におちる!!」
 →だけど、実際の私たちは、そんな簡単に人を好きになったりしなくないか?
 「ドラマの登場人物たちは納得がいかないことがあればすぐに反撃し、正論を言う!!」
 →だけど、実際の私たちは、色んな人に気を使って、簡単に本音なんか言えなくないか?

 …「獣になれない私たち」は、そんなドラマならではの「登場人物のお約束」をぶっとばし、周りに気を使ったり、自分の本音を隠しながらも毎日頑張って生きている「現実の大人たちのリアル」に徹底的にこだわって描く新しいラブコメディーです。

 主演は新垣結衣さんと松田龍平さん。「最高のコメディエンヌ」であり、どんな役でも説得力を持たせてしまう演技力を持つ新垣さんと、「掟上今日子の備忘録」以来またご一緒にお仕事ができて本当にうれしく思っています! 松田龍平さんは、圧倒的な存在感と目が離せなくなるような演技が印象的ですが、「そんな龍平さんのラブストーリーが見てみたい!」と熱烈なオファーをさせていただいたところ、ご快諾いただきました。今から、このお二人の「女と男の本音がとびかう丁々発止の掛けあい」が楽しみです!

 このドラマは「リアル」にはこだわりますが、決して暗くて真面目なドラマではありません。魅力的なキャラクターとセリフを生み出す脚本家・野木亜紀子さんが紡ぐ、笑えて切なく、ハラハラドキドキするオリジナルラブストーリーです。お疲れ気味の水曜夜に視聴者の皆様の「一週間の楽しみ」になれるようなドラマを目指します。

 深海晶と根元恒星……不器用ながらも一生懸命生きる「彼らの成長と恋」にご期待ください!

 ◇花井京谷役の田中圭さんのコメント

 以前からご一緒したかった主演のお二人、他の方々との共演が楽しみで心踊っています。野木さんのオリジナルシナリオも楽しみですし、初めてご一緒する監督スタッフ、皆で現場を作れたらいいなと、とにかくワクワクしています。すてきな現場になって、それがテレビの前の皆様にも伝わればいいなあと思います。花井という男を楽しみながら生きていきたいと思います。水曜午後10時、皆さまに毎週会えることを楽しみにしています!! みんなでワクワクしましょう!!

 ◇長門朱里役の黒木華さんのコメント

 素晴らしく面白い方々とご一緒できること、大変うれしく思います。久々のドラマで緊張もありますが、野木さんの脚本を自分自身でも楽しみつつできればと思います。

 ◇橘呉羽役の菊地凛子さんのコメント

 (2010年放送の単発ドラマ『さよならロビンソンクルーソー』以来)8年ぶりの野木さんの作品、そして(07年公開の映画『恋するマドリ』以来)11年ぶりの新垣さんと松田さんとの共演、そして初めての水田監督、楽しみしかありません。すてきな時間を過ごし、すてきな時間を皆様にお届けできたらなと思います。

(C)JUNJI HATA
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