パンドラIV AI戦争 ニュース

<インタビュー>向井理「芝居に生きざまが見える人に」 10年後の理想像を語る

WOWOWの「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」で主演を務める向井理さん
WOWOWの「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」で主演を務める向井理さん

 俳優の向井理さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「パンドラ」オリジナルシリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」が11月11日にスタートする。今回演じた医療用AIの開発者・鈴木哲郎や、視聴者から「怪演」という声も上がったドラマ「きみが心に棲(す)みついた」の星名、放送中の「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」のエリート弁護士・海崎など、さまざまな作品で存在感を見せる向井さん。「芝居に生きざまが見える人になりたい」と理想を語る向井さんに、ドラマの見どころや役作り、10年後について聞いた。

(C)2018 WOWOW INC.
(C)2018 WOWOW INC.

 ◇医療用AIは現在進行形の話 「より丁寧にデリケートにやらなければ」

 「パンドラ」オリジナルシリーズは、革命的な発明により“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ。2008年に放送された1作目「パンドラ」ではがんの特効薬をテーマにし、三上博史さんが主演を務めた。その後、佐藤浩市さん主演の「パンドラII 飢餓列島」(10年放送)では遺伝子組み換え食品、江口洋介さん主演の「パンドラIII 革命前夜」(11年放送)では自殺防止治療法、堺雅人さん主演の「ドラマWスペシャル『パンドラ~永遠の命~』」(14年放送)ではクローン人間と、挑戦的なテーマを描いてきた。

 シリーズ10周年を迎えた今作のテーマは「AI」。向井さん演じる鈴木が開発した医療用AIを使って、実際に患者の診断が行われている世界が舞台となる。向井さんは「パンドラという影響力のあるシリーズに参加させていただけることはすごくありがたい」と話し、今作について「これまでと同じように、科学技術の未来に対して人間がどう向き合うかという問題を提起している作品ではありますが、AI医療は実際、すでに行われていること。現在進行形の話でもあるので、より丁寧にデリケートにやっていかなければいけない」と語る。

 ◇冷静さの裏に熱い情熱を秘める鈴木「共感できる」

 主人公の鈴木は、AIの正確な診断能力を使い、医療ミスをなくしたいという理想を持っているが、仕事に没頭するあまり周囲には無愛想で「鈴木先生自身がAIみたい」とも言われるキャラクターだ。向井さんはそんな鈴木を「冷静な青い色が似合うような、でも心の中ではすごく熱いものを持っている人」と表現する。

 「パンドラ」オリジナルシリーズは、ドラマ「白い巨塔」「昼顔~平日午後3時の恋人たち」などの井上由美子さんが脚本を担当している。向井さんは、井上さんについて「当て書きする方なので、前に一度お仕事をして食事をご一緒したりして、そういうやりとりから鈴木というキャラクターを作られたのだと思う」と分析する。

 「僕も普段は熱く語るタイプではないというか、情熱的に表現するタイプではないので、そこは(鈴木と)似ているなと思います。ただ、冷静だから冷めているわけではもちろんないと思いますし、鈴木のようにあまり感情は表に出さなくても、ものすごく努力していたり、ものすごく情熱を持って医療従事者として仕事をしている姿勢はすごく共感できます」と語る。

 ◇「ハッピーエンドでは終わらない」 現実を突きつけるドラマ

 「パンドラIV AI戦争」はタイトルの通り、AI医療がメインテーマだが、向井さんは「引いた目で見ると、新しい未知の技術が人間にもたらす影響や、それが果たして『人間にとって有益なものかどうか』を問いかけるドラマだと思う。『便利なこと=幸せ』ではないというのが大きいテーマ」と語る。

 「AI医療の神秘が人間にどれだけの幸せをもたらしてくれるのか、それと同時にどれだけの人を不幸にするのかもはらんでいる問題。だからこそ、ハッピーエンドでは絶対に終わらない、現実を突きつけるドラマになっている。僕もハッピーエンドは望んでいないですし、どういう結果になろうとも受け入れます。見終わった後に『考えなきゃいけない』と思えるようなドラマになればいいなと思います」と語る。

 ◇理想は「芝居に生きざまが見える俳優」

 作品について語る向井さんは、落ちついた口調ではあるが、そこに作品や自身が演じる役に対する真摯(しんし)でストイックな姿勢がかいま見える。現在36歳の向井さんに「10年後の自分」を想像してもらうと、「芝居に生きざまが見える人になりたい」という言葉が返ってきた。

 ドラマで共演している俳優の渡部篤郎さんの名前を挙げ、「渡部さんを見ていると、お芝居に生きざまがやっぱり出るんだなと思うんです。それは、うまいとか下手ではなくて、男としての色気というか、人間臭さみたいなもの。それを演じるキャラクターによって出したり、出さないようにできることが理想」と思いを明かす。

 向井さんは、渡部さんをはじめ、これまで共演してきた先輩たちについて「それぞれ違う生き方ですが、人間臭い部分がどこかにある」といい、「今の時代にはなかなかできない経験もされてきたと思うんです。テレビや映画の環境も今とは全然違う。コンプライアンスみたいなものが厳しくなかった時代に、表現として今よりも自由だったと思う」と語る。続けて、「渡部さんにも『君たちは本当に不自由だな』とよく言われますけど、それぐらい時代も変わってきている。ただ、その中で僕らにしか経験できないこともあると思うので、それを時代の中で常に感じ取って生きていきたい」と力を込める。

 最後に「10年後は楽しみか」と聞くと、「楽しみでもあり、今からの10年間でやらなければいけないことや、やりたいことはいっぱいあるんだろうなと思うので、それをちゃんとクリアしていけるかどうかは、プレッシャーでもあります」と語る向井さん。芝居の中で見せる生きざまに注目したい。

 ドラマは11月11日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全6話で、第1話は無料放送。

向井理、WOWOW主演ドラマのポスタービジュアル公開 近未来をイメージ

「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」のポスタービジュアル=WOWOW提供
「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」のポスタービジュアル=WOWOW提供

 俳優の向井理さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「パンドラ」シリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」のポスタービジュアルが10月4日、公開された。近未来をイメージさせる空間の中に、向井さん扮(ふん)する医療用AI(人工知能)を開発する医学者・鈴木哲郎が強いまなざしで真っすぐに正面を向いいているビジュアルで、IT企業のCEO・蒲生俊平役の渡部篤郎さん、医師会会長の有薗直子役の黒木瞳さん、毎朝新聞の記者、太刀川春夫役の山本耕史さんらの顔が“ID写真”のように並んでいる。

向井理、WOWOW主演ドラマの場面写真公開 渡部篤郎に不快感を抱き…

「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」の場面写真=WOWOW提供
「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」の場面写真=WOWOW提供

 俳優の向井理さんが主演を務めるWOWOWの連続ドラマW「パンドラ」シリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」の場面写真が9月26日、公開された。向井さん扮(ふん)する医療用AI(人工知能)を開発する医学者・鈴木哲郎が、渡部篤郎さん演じるAI診断を導入したIT企業代表の蒲生俊平に過去の話題を持ち出されて不快感を抱く場面や、哲郎がAI診断システムを調整する姿などが披露された。

 「パンドラ」シリーズは、革命的な発明により“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ。2008年に放送された1作目「パンドラ」では「がんの特効薬」をテーマにし、三上博史さんが主演を務めた。その後、佐藤浩市さん主演の「パンドラII 飢餓列島」(10年放送)では「遺伝子組み換え食品」、江口洋介さん主演の「パンドラIII 革命前夜」(11年放送)では「自殺防止治療法」、堺雅人さん主演の「ドラマWスペシャル『パンドラ~永遠の命~』」(14年放送)では「クローン人間」と、挑戦的なテーマを描いてきた。

 今作のテーマはAI。IT企業が経営するメディノックス医療センターでは、医学者の鈴木哲郎が開発したAIによる患者の診断が行われていた。AI診断は世間で評判を呼び、AI診断を導入したIT企業代表の蒲生俊平は、医療のAI化を進めていくべきだと主張するも、医師会会長の有薗直子(黒木瞳さん)は「時期尚早」と難色を示していた。そんな中、AI診断に基づいて手術された患者が、術後に容体が急変して死亡する事件が発生する……というストーリー。

 今回、向井さんからのコメントも到着。ドラマ後半を撮影しているという向井さんは「まだ僕らも結末を知らないので、いつも新鮮な気持ちで、でも緊張感も持ちながら撮影に臨ませていただいています」と明かし、「オリジナルの脚本を最初から、それもちゃんとリアリティーを持って手がけられるというのはすごいことだと思いますし、原作が無いからこそ自由に、そして現場での発想も交えながら、キャスト、スタッフ一丸となってドラマを作っていますので、楽しみにしていただければと思います」とアピールしている。

 ドラマは11月11日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全6話で、第1話は無料放送。

WOWOW提供
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向井理、「連続ドラマW パンドラIV」で主演 共演に黒木瞳、渡部篤郎、山本耕史ら

「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」に出演する(上段左から)黒木瞳さん、向井理さん、渡部篤郎さん、(下段左から)三浦貴大さん、原田泰造さん、美村里江さん、山本耕史さん
「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」に出演する(上段左から)黒木瞳さん、向井理さん、渡部篤郎さん、(下段左から)三浦貴大さん、原田泰造さん、美村里江さん、山本耕史さん

 WOWOWオリジナルの連続ドラマW「パンドラ」シリーズの最新作「連続ドラマW パンドラIV AI戦争」が2018年11月から放送され、向井理さんが主演することが8月29日、明らかになった。向井さんは医学界を根底から覆す画期的な医療用AI(人工知能)を開発する医学者・鈴木哲郎を演じる。また、黒木瞳さん、渡部篤郎さん、三浦貴大さん、山本耕史さん、原田泰造さん、美村里江さんらが出演することも明らかになった。

 「パンドラ」シリーズは、革命的な発明により“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く社会派ドラマ。2008年に放送された1作目「パンドラ」では「がんの特効薬」をテーマにし、三上博史さん主演を務めた。その後、佐藤浩市さん主演の「パンドラII 飢餓列島」(10年放送)では「遺伝子組み換え食品」、江口洋介さん主演の「パンドラIII 革命前夜」(11年放送)では「自殺防止治療法」、堺雅人さん主演の「ドラマWスペシャル『パンドラ~永遠の命~』」(14年放送)では「クローン人間」と、挑戦的なテーマを描いてきた。

 今作のテーマはAI。IT企業が経営するメディノックス医療センターでは、医学者の鈴木哲郎(向井さん)が開発したAIによる患者の診断が行われていた。人間の医師よりも短時間で正確に、しかも無料のAI診断は世間で評判を呼び、AI診断を導入したIT企業代表の蒲生俊平(渡部さん)は、海外におくれを取らないためにも医療のAI化を進めていくべきだと主張。しかし、医師会会長の有薗直子(黒木さん)は「時期尚早」と難色を示し、さらに優秀な外科医の上野智津夫(原田さん)もAIに診断された患者の手術にあたることを不快に思っていた。

 そんな中、AI診断に基づいて上野が手術した患者が、術後に容体が急変して死亡。上野はAIが余計な診断をしたせいだと主張し、鈴木は上野の判断が間違っていたせいだと反論する。一方、記者の太刀川春夫(山本さん)は、AI診断の患者が死亡したという情報をつかみ、独自の調査を始めていた……というストーリー。美村さんは看護師の橋詰奈美役で出演する。

 ドラマは11月11日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全8話で、第1話は無料放送となる。