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不倫ドラマ 増加の理由は「爽快感」? 制作側も「魅力に感じている」

女優の木村佳乃さん主演のドラマ「あなたには渡さない」の最終回の1シーン(C)テレビ朝日
女優の木村佳乃さん主演のドラマ「あなたには渡さない」の最終回の1シーン(C)テレビ朝日

 近年、増加傾向の“不倫ドラマ”。今クールでも、大人のドロドロの愛憎劇を描き、強烈なセリフも話題の「あなたには渡さない(あな渡)」(テレビ朝日系)や、“家族全員不倫”で話題だった「黄昏(たそがれ)流星群~人生折り返し、恋をした~」(フジテレビ系)が放送。「あな渡」を手がけるテレビ朝日の川島誠史プロデューサーは、これまでにも栗山千明さん主演の「不機嫌な果実」(2016年放送・テレビ朝日系)、倉科カナさん主演の「奪い愛、冬」(2017年放送・同局系)と3年連続で不倫ドラマを担当。不倫ドラマ増加の理由や制作の裏側を川島Pに聞いた。

 ◇不倫ドラマで「疑似体験」したい?

 川島プロデューサーは、1977年生まれ、東京都出身。2001年に同局入社。イベント事業部、バラエティー制作部を経て、07年からドラマ制作部に。これまでに「京都地検の女」「おみやさん」「刑事110キロ」「スペシャリスト」「BG~身辺警護人~」などを手がけてきた。

 もともと“事件モノ”を担当してきた川島Pは、連ドラで“恋愛モノ”を手がけたのが「不機嫌な果実」「奪い愛、冬」「あな渡」の3作品。その3作品とも不倫をテーマにしていることについて、「“不倫総合プロデューサー”みたいになっているんですけど」と笑いつつも、「面白くするポイントがいっぱいあるのが不倫ドラマというか、禁断の恋愛系のドラマなので、好きは好きなんです」と告白する。

 「不機嫌な果実」は、1996年に発表された林真理子さんの傑作不倫小説が原作。マザコン夫(稲垣吾郎さん)に不満を抱える人妻(栗山さん)が、情熱的な音楽評論家(市原隼人さん)とのドロドロの不倫劇を繰り広げた。

 川島Pは「『不機嫌な果実』をやったときに思ったんですけど、月並みですけど、(視聴者は)疑似体験したいんだなというのがすごいあって。実際にできないことをドラマでばんばんばんばんやってくれているというところの爽快感みたいな。普段こんな言葉言えないけど、なかなか一歩踏み出せないというところを躊躇(ちゅうちょ)なくやっている感じが、爽快感と思っていただけているのかなという気がしました」と振り返る。

 ◇制作側も「魅力に感じる」理由とは

 「奪い愛、冬」は、登場人物の「“奪い合う”恋愛=奪い愛」を描く過激な恋愛ドラマで、放送作家の鈴木おさむさんが脚本を手がけた。夫・森山信(大谷亮平さん)が自分から離れていくのを食い止めようとする妻・森山蘭を演じた水野美紀さんの“怪演”も話題となった。例えば、夫の浮気現場を押さえるため、クローゼットの中に潜み、倉科さん演じる池内光と夫の信がキスをすると、蘭が「ここにいるよぉ~! 見てたよ~!」と言いながら飛び出す……といったシーンなどに大きな反響があった。

 「特に『奪い愛』なんかは原作もなかったので、相当遊びましたけど、そういうことができるジャンルかなと。事件モノは、どうしてもきちんと事件が起きて、皆さんが納得する形で解決して……と、一時間のフォーマットが定まっている感じ」と事件モノとの違いを語り、「(不倫ドラマは)かなり自由にできるというところはすごく魅力に感じている」と明かす。

 不倫ドラマが増えている理由を聞くと、「日本人だからなのか、貞操観念がしっかりされている方が多いと思うんですよ。そんな中で、こういうドラマって一定数の需要がきっとあるんだろうなという気がします」と分析する。

 ◇「あな渡」最終回は…

 「あな渡」は、1996年に出版された連城三紀彦さんの小説「隠れ菊」を現代版にリメーク。結婚20年の専業主婦・上島通子(木村佳乃さん)はある日、料亭の板長で夫の旬平の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野さん)と出会う。多衣に「ご主人をいただきに参りました」と告げられ、夫の署名入り離婚届を突き付けられる。夫と対決した通子は、夫の料亭が倒産寸前と知り、自らが女将(おかみ)となって料亭の立て直しを図る……というストーリー。

 22日放送の最終回・第7話では、笠井(田中哲司さん)の贈賄事件に通子が関わっているという疑惑を書かれた記事が週刊誌に載り、料亭「花ずみ」に取材陣が押しかける。一気に客足が遠のき、通子は一つの大きな決断をして……。そして最後には衝撃の結末が訪れるという。

<特集>水野美紀 「奪い愛」「あな渡」…男女の愛憎劇に高マッチング 「人の心をざわつかせる芝居」が魅力

ドラマ「あなたには渡さない」で木村佳乃さん(左)と共演する水野美紀さん。第6話の1シーン(C)テレビ朝日
ドラマ「あなたには渡さない」で木村佳乃さん(左)と共演する水野美紀さん。第6話の1シーン(C)テレビ朝日

 昨年放送のドラマ「奪い愛、冬」(テレビ朝日系)での“怪演”が話題となった女優の水野美紀さんが、放送中のドラマ「あなたには渡さない」(同局系)で、再び男女の愛憎劇に挑んでいる。「奪い愛」では、夫を奪われる妻役だったが、今作では、したたかに他人の夫を奪い取る女社長役で、木村佳乃さん演じる妻に対して、「ご主人をいただきに参りました」と強烈なセリフを言い放つ。両作品を手がけた同局の川島誠史プロデューサーは、水野さんについて「こういう作品とのマッチングが非常に大きい」と語る。水野さんの芝居の魅力を聞いた。

 ◇「奪い愛」では夫を奪われる妻を“怪演” 「ここにいるよぉ~!」

 「奪い愛、冬」は、登場人物の「“奪い合う”恋愛=奪い愛」を描く過激な恋愛ドラマで、放送作家の鈴木おさむさんが脚本を手がけた。水野さんは、大谷亮平さん演じる夫・森山信が、自分から離れていくのを食い止めようとする妻・森山蘭役で、倉科カナさん演じる池内光と夫の浮気現場を押さえるため、クローゼットの中に潜み、二人がキスをすると、「ここにいるよぉ~! 見てたよ~!」と言いながら飛び出す……といった“怪演”が話題となった。

 川島プロデューサーは「あのキャラクターは、水野さんが作ってくださったキャラクター。どちらかというと感情を表出する方だった」と振り返り、今作で演じる女社長・矢萩多衣については「『奪い愛』は奪われる方、『あなたには渡さない』は奪う方で、あのときとはキャラクターも前提も全く違う」と語る。

 ◇多衣は「非常に難しい役」 

 今作では、結婚20年の専業主婦・上島通子(木村さん)の前に突然現れ、通子の夫・旬平(萩原聖人さん)の愛人と名乗り、「ご主人をいただきに参りました」と告げて、旬平の署名入り離婚届を突き付ける矢萩多衣役を演じている水野さん。“ある方法”で6000万円を一夜にして作り、通子に貸すなど、単なる「男の取り合い」ではない不思議な関係性で通子と対峙(たいじ)していく役どころだ。

 多衣について「非常に難しい役」と表現した川島プロデューサーは「あまり感情を表に出さないけれど、結構、芯食ったことをずどんと言う感じがある」「感情を押し殺してでも、だからこそ、醸し出す怖さみたいなところを出す役」と紹介。

 そんな多衣役に、水野さんを起用した理由については、「言葉の重み的なところも、水野さんだったら、絶対表現してくださるだろうなっていうところが大きいですし、(『奪い愛』のときとは)表現方法は全然違うんですけど、実力のある女優さんですので、間違いなくやってくださる(と思った)」と説明する。

 ◇水野美紀の芝居は「人の心をざわざわさせる」

 水野さんの芝居について、「こういう作品(男女の愛憎劇)とのマッチングが非常に大きい」と話した川島プロデューサーは、「ちょっとした仕草とか、指先のちょっとした表現とか、すごく色っぽいですし、セリフ回しというか、語尾というか、非常に人の心をざわざわさせるような感じが、水野さんのお芝居にはあるなと思っていて。そういうところがぴったりなんじゃないかなと感じています」と話す。

 12月15日放送の第6話では、最終章に突入する。予告動画では、通子から「もしかして妊娠していない? おなかの子ってもしかして……」と尋ねられた多衣が、「それ以上聞かないで。今は言いたくない……」と答える姿が映し出されている。さらに、通子に対して多衣が「私がどんな女かまだ分かっていないのね」と高らかに笑う姿も。恐るべき愛人の本性が明らかになり……という展開だ。「人の心をざわざわさせる」水野さんの芝居にも注目したい。

木村佳乃、萩原聖人と「あなたには渡さない」撮了 「毎日を楽しく過ごせた」

連続ドラマ「あなたには渡さない」の撮影を終えた木村佳乃さん(右)と萩原聖人さん=テレビ朝日提供
連続ドラマ「あなたには渡さない」の撮影を終えた木村佳乃さん(右)と萩原聖人さん=テレビ朝日提供

 女優の木村佳乃さん主演の連続ドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系・土曜午後11時15分)で、主人公・立石通子役の木村さんと上島旬平役の萩原聖人さんがこのほど、クランクアップを迎えた。木村さんが最後の撮影を終えると「ドラマはドロドロしていましたが、皆さんと一緒に冗談を言い合いながら毎日を楽しく過ごせました」と振り返った。

 萩原さんが、共演した木村さんのことを「素晴らしい、魔法使いのような女優さんと一緒にお仕事ができて本当にうれしかった」と話すと、木村さんはうれしそうにうなずいていたという。また、2人のオフショットも公開された。

<特集>木村佳乃「あな渡」強烈セリフも話題… 視聴者“巻き込む”「潔さ」が魅力?

女優の木村佳乃さんの主演ドラマ「あなたには渡さない」の第5話の1シーン(C)テレビ朝日
女優の木村佳乃さんの主演ドラマ「あなたには渡さない」の第5話の1シーン(C)テレビ朝日

 女優の木村佳乃さん主演ドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)。大人のドロドロの愛憎劇を描き、「まるで昭和の昼ドラ」などと話題を集めている。木村さん演じる主人公は平凡な専業主婦から一転、夫の愛人の出現を機にかっぽう料理店の女将(おかみ)として再スタートを切る上島通子で、「この姑息(こそく)な、人を馬鹿にしきった泥棒猫をどうやって懲らしめてやろうか」といった強烈なセリフも注目されている。今作を手掛ける川島誠史プロデューサーは「その魅力のとりこになってしまうという雰囲気が、(役に)ぴったり」と語る。木村さんの女優としての魅力に迫った。

 ◇サイコな役からコメディーまで…「振り幅が本当に広い」

 人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で体を張った企画に果敢に挑戦し、「芸人以上に度胸を見せる」「芸人殺し」などと話題になっている木村さんだが、川島プロデューサーは「(女優として)本当にいろいろな顔を持っている方だなという印象。『僕のヤバイ妻』(関西テレビ・フジテレビ系)みたいな、ああいうサイコな感じから、何かを背負った役から、明るいコメディーまで何でもできる方。彼女にしかできないと思わせるほど、魅力的にやられていて、役の振り幅が本当に広い」と舌を巻く。

 今作では、料亭の板長で夫の旬平(萩原聖人さん)の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀さん)から「ご主人をいただきに参りました」と告げられ、夫の署名入り離婚届を突き付けられたのを機に、倒産寸前の料亭の立て直しを自らが女将となって進めていく……という役どころで、「15、6の娘じゃあるまいし、たかが中年の遊びでしょ!?」「今夜、この姑息な人を馬鹿にしきった泥棒猫をどうやって懲らしめてやろうか」といった強烈なセリフを放ってきた。

 木村さん自身は放送開始前の記者会見では、劇中の印象的なセリフとして「泥棒猫」を挙げ、「言ったことのないセリフなので、どのようなイントネーションで言えばいいのか……」などと話していたが、SNSでは「セリフ回しが独特」「ツッコミどころ満載」「古臭くて面白い」などと反響を呼んでいる。

 ◇「潔い演技」に目を奪われる 周囲を巻き込む魅力

 川島プロデューサーは、通子について「ともすれば、非常に突っ走りがちで、人にそっぽを向かれてしまってもしょうがないような行動を取るのに、なぜかみんなその魅力にハマっていく」「すごい振り幅がある役で、本当に不思議なキャラクター」と説明。木村さんについても「周りの方を知らず知らずのうちに巻き込むというか、その魅力のとりこになってしまうという雰囲気がぴったり。彼女が画面に出ていると、すごく輝いて見える」と明かす。

 木村さんについて、川島プロデューサーは放送開始前にも「画面を通して見ていても、思わず手を止めて見入ってしまう魅力を持つ方」と評していたが、笠井芯太郎役で共演している田中哲司さんも「ご飯を食べながらテレビを見ていても『おっ!』と目を引くような潔い演技をする方だなという印象です」とコメントを発表していた。まさに、知らず知らずのうちに木村さんの魅力に視聴者が“巻き込まれ”ていくのかもしれない。

 今作では、木村さん以外の出演者からも「愛人の風上にも置けやしない」「私、今、鬼の顔してましたでしょ?」「あんたの体がいら立ってるの感じてるんだから!」といった強烈で大仰なセリフがたびたび登場してきたが、8日放送の第5話では、ついに通子の怒りが爆発し、水野さん演じる多衣との“死闘”が描かれる。

 予告映像では、木村さんが「あなたの体、見せてもらいます。脱ぎなさい!」と水野さんの帯をクルクルと回して着物を脱がせようとしたり、「どんな罰を下してやろうか!」と“鬼の形相”を見せたりするシーンも。ますます盛り上がりを見せそうな今後の展開と、木村さんの潔い演技に期待大だ。

(C)テレビ朝日
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<ドラマ紹介>「あなたには渡さない」 木村佳乃、夫の愛人・水野美紀と修羅場に 第1話あらすじも

女優の木村佳乃さんが主演し、水野美紀さんが出演するドラマ「あなたには渡さない」の第1話の1シーン(C)テレビ朝日
女優の木村佳乃さんが主演し、水野美紀さんが出演するドラマ「あなたには渡さない」の第1話の1シーン(C)テレビ朝日

 女優の木村佳乃さん主演のドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系・土曜午後11時15分)が11月
10日始まる。1996年に出版された連城三紀彦さんの小説「隠れ菊」を現代版にリメークした作品。木村さんは、平凡な専業主婦から一転、夫の愛人の出現を機にかっぽう料理店の女将として再スタートを切る上島通子役を演じる。夫の愛人・矢萩多衣役の水野美紀さんと数々の修羅場を演じるという。

 結婚20年の専業主婦・通子(木村さん)はある日、料亭の板長で夫の旬平(萩原聖人さん)の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野さん)と出会う。多衣に「ご主人をいただきに参りました」と告げられ、夫の署名入り離婚届を突き付けられる。夫と対決した通子は、夫の料亭が倒産寸前とを知り、自らが女将(おかみ)となって料亭の立て直しをする……というストーリー。通子とは幼なじみの笠井芯太郎役で、田中哲司さんも出演する。

(C)テレビ朝日
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 第1話では、有名料亭「花ずみ」の前にタクシーが止まり、通子が出てくる。通子にとって、この場所を訪れたのは、結婚前にあいさつに来て以来、2度目だった。ある決意を固めた通子は花ずみに入っていく……。

 その2日前。旬平に「金沢から酒造会社の社長が来るから、今から東京駅に迎えに行ってくれ」と言われた通子は、目印に一本の菊を持って東京駅へ。てっきり男性社長だと思って待っていた通子の前に現れたのは、着物姿の多衣だった。

 多衣は、宿泊先のティーラウンジに通子を誘うと、突然、亡くなった義母との思い出を語りだした。「仕事の息抜きに何度か金沢に来てくださって」と自分の知らない義母の姿を楽しそうに話す多衣に、戸惑う通子。そんな通子に、多衣は勝ち誇った顔で「私、ご主人をいただきに参りました」と言い放ち……。

(C)テレビ朝日
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井本彩花、木村佳乃から“愛のビンタ”のバースデープレゼント

連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する(右から)木村佳乃さん、井本彩花さん、山本直寛さん =テレビ朝日提供
連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する(右から)木村佳乃さん、井本彩花さん、山本直寛さん =テレビ朝日提供

 2017年の「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝いた井本彩花さんがこのほど、出演する連続ドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)の現場撮影で15歳の誕生日を迎えた。当日は木村佳乃さん演じる母親との親子げんかのシーンの撮影があり、井本さんは木村さんから“愛のビンタ”をプレゼントされた。

 ドラマは、1996年に出版された故・連城三紀彦さんの小説「隠れ菊」を現代版にリメーク。上島通子(木村さん)は、料亭「花ずみ」の御曹司(おんぞうし)で板長を務める夫・旬平(萩原聖人さん)に嫁ぎ、専業主婦として長年を家庭を守ってきた。そんな彼女の前に、旬平の愛人と名乗る女性、矢萩多衣(水野美紀さん)が出現。旬平の署名入りの離婚届を突きつけられ、さらに料亭が倒産寸前だと明かされる。通子はどん底の思いをしながらも、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらい、自らが女将(おかみ)となって料亭を立て直すことを決意する……という展開。

 通子が娘の優美(井本さん)と2人で暮らしているアパートでの撮影で、上島家の長男で一人暮らし中の一希(山本直寛さん)が訪ねてくるシーンのリハーサル前に、スタッフが「本日、10月23日は井本彩花さんの15歳の誕生日で~す!」と現場で声をかけると、木村さんが花束を井本さんにプレゼント。さらに木村さんの合図で、スタッフとキャストが全員でバースデーソングを大合唱した。井本さんは「すてきな方々と一緒に15歳のスタートが迎えられたので、本当にうれしいです。これからもよろしくお願いします!」と目を潤ませて感激していた。

 その後、木村さんが思わず井本さんにビンタしてしまうという、シリアスなシーンを撮影。監督から「本当にたたいてほしい」と要求された木村さんは、「ごめんね。でも、自分も若いころに同じ状況だったら本当に手を上げてもらった方がお芝居をしやすいと思うだろうから。本気でいくね」と声をかけると、井本さんは「いいえ。ありがとうございます!」と快く答えたという。木村さんや監督から「ここでのお芝居が誕生日プレゼント」と言われ、井本さんは「はい! 頑張ります!」と意気込んでいたという。

 ドラマは11月10日から毎週土曜午後11時15分に放送される。

テレビ朝日提供
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テレビ朝日提供

井本彩花、14歳・国民的美少女が連ドラ初レギュラー 木村佳乃の娘役

11月にスタートする連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演が決まった井本彩花さん=テレビ朝日提供
11月にスタートする連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演が決まった井本彩花さん=テレビ朝日提供

 昨年行われた「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募者8万150人の中からグランプリに輝いた井本彩花さん(14)が、女優の木村佳乃さん主演で11月にスタートする連続ドラマ「あなたには渡さない」(テレビ朝日系)に出演することが9月21日、明らかになった。井本さんが連ドラにレギュラー出演するのは初めてで、木村さん扮(ふん)する主人公・上島通子の娘・優美役で登場する。

 井本さんは2003年10月23日生まれ、京都府出身の14歳。17年8月に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリに輝き、同年10月期に放送された連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(同)に、足の病を抱えたバレエ少女役でゲスト出演し、女優デビューした。

 今回、井本さんが演じる優美は、通子(木村さん)と、その夫・旬平(萩原聖人さん)の長女で、思春期真っ盛りの高校生。専業主婦の母との距離感に息苦しさを感じ、最近では対話も敬遠しがちで、大学進学によって家を出た兄に「家を出たい」と愚痴をこぼす。そうした中で両親の離婚を知り、通子と優美はこれまでの家を出てアパート暮らしになり、最初は通子に反発心をあらわにするが、料亭を立て直そうと孤軍奮闘する母の背中を見つめるうちに、徐々に心境が変わっていく……という役どころだ。

 井本さんは初めての連ドラレギュラー出演が決まったときのことを「最初に聞いた時は本当にビックリしました。自分にできるのかとても心配でしたが、台本や原作を読み込んで役を理解していくうちに、少しだけ自信がつきました」と振り返っている。

 クランクインは木村さん演じる通子とのシーンで、井本さんは木村さんの印象を「すごく明るくて気さくで、優しい方でした」と明かし、「撮影の合間にたくさん話し掛けてくださったおかげで緊張もほぐれました。木村佳乃さんに『失敗を恐れずに何でもやっていいよ』という言葉をいただけてうれしかったです」と語っている。

 ドラマは、料亭の御曹司で板長を務める旬平と結婚して20年になる通子の前に突然、旬平の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀さん)が現れるところから始まる。「ご主人をいただきにまいりました」と告げる多衣は、通子に旬平の署名入りの離婚届を突きつける。しかも料亭は多額の負債で、倒産寸前であることも発覚。思いもよらなかった事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将(おかみ)となって料亭を立て直すことを決意する……というストーリー。

 井本さんは「お父さんとお母さんが離婚して、さらにお父さんに好きな人ができちゃって、というすごく複雑な思いを抱く子なんですけど、その複雑さを表情や動きできちんと表現できるようになりたいです」と力を込め、「優美は少し暗い性格の女の子ですが、お母さんの通子はすごく芯が強くて明るい女性なので、そのDNAを受け継いだ娘として、暗いだけではない、通子のような明るさも併せ持つ女の子であるように表現しないといけないなと思っています」と意気込んでいた。

 ドラマは11月10日から毎週土曜午後11時15分に放送される。

テレビ朝日提供
テレビ朝日提供

木村佳乃、2018年10月期土曜ドラマで主演 夫の愛人・水野美紀と修羅場に

10月スタートの連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する(奥左から)萩原聖人さん、田中哲司さん、(手前左から)水野美紀さん、木村佳乃さん(C)テレビ朝日
10月スタートの連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する(奥左から)萩原聖人さん、田中哲司さん、(手前左から)水野美紀さん、木村佳乃さん(C)テレビ朝日

 木村佳乃さんが、10月スタートのテレビ朝日系の連続ドラマ「あなたには渡さない」で主演を務めることが9月1日、明らかになった。木村さんは平凡な専業主婦から一転、夫の愛人の出現を機にかっぽう料理屋の女将として再スタートを切る上島通子役を演じる。夫の愛人・矢萩多衣役の水野美紀さんと数々の修羅場を演じるという。また、通子の夫・旬平役に萩原聖人さん、通子とは幼なじみの笠井芯太郎役で田中哲司さんが出演することも明らかになった。

 原作は、1996年に出版された連城三紀彦の小説「隠れ菊」で、現代版にリメークする。結婚して20年の上島通子は、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平の元に嫁ぎ、2人の子供にも恵まれ専業主婦として平穏な日々を送っていた。しかし通子の前にある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣が現れ、「ご主人をいただきにまいりました」と告げる。6年前から関係を持っていたと語る多衣は、通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたと明かす。さらに夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚。思いもよらない事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらい、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意する……というストーリー。

 ドラマは「おっさんずラブ」などが放送されたテレビ朝日のドラマ枠「土曜ナイトドラマ」で、10月から毎週土曜午後11時15分に放送。

あなたには渡さないテレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」
2018年10月から毎週土曜午後11時15分に放送