2019/03/02 更新
トクサツガガガ ニュース
<SNS反響>エマージェイソン最終回に特撮ファン感涙… “レジェンド”スーツアクター顔出し出演も話題
2019/03/02
女優の小芝風花さん主演のNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合)の最終回「スキナモノハスキ」が3月1日に放送。劇中特撮番組「救急機 エマージェイソン」の感動の最終回が描かれ、「みんなを好きな気持ちは消えてなくなるわけじゃない」「何かのきっかけがあれば何度だって思い出せる。だからまた、きっと僕らはまた会おう」とのメッセージに、SNSでは「じ~ん!」「涙止まらない」「泣くわこんなん」「エマージェイソンにボロ泣きした」といった声が上がるなど、特撮ファンの胸を熱くさせた。
「救急機 エマージェイソン」は、主人公の仲村叶(かの、小芝さん)が小さい頃に見ていた特撮番組……という設定で、今回のドラマでは、同作に登場する人型ロボット「エマージェイソン」を特撮界の“レジェンド”スーツアクター、岡元次郎さんが演じ、声を鈴村健一さんが担当と、話題を集めてきた。
ドラマ最終回では叶の高校時代が描かれ、学校の先生として岡元さんが顔出し出演。「エマージェイソンの中の人!」「今、次郎さんいた」「岡元次郎さん、先生役で顔出し出演」「次郎先生!!」「ふふふ…よもや自分の学校の先生がエマージェイソンの中身だとは思うまい」と、こちらも特撮ファンは大喜びだった。
緊急ファンミ大盛況! ヒーローショーも再現 岡元次郎「これからも特撮をよろしく」
2019/03/02
女優の小芝風花さん主演のNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合)の最終回「スキナモノハスキ」が3月1日に放送され、NHK名古屋放送局では緊急ファンミーティングが開催された。3000を超える応募の中から当選した約300人が会場に集結。劇中に登場する特撮ヒーロー「エマージェイソン」と「シシレオー」、進行役の「お姉さん」によるヒーローショー再現にファンは声援を送った。 この日は、「エマージェイソン」と「シシレオー」を演じた岡元次郎さんと森博嗣さんらによるトークショーも行われ、「SKE48」の内山命さんや「BOYS AND MEN」の本田剛文さんといったキャストがサプライズで登場。主演の小芝さんらのビデオメッセージも放映され、午後10時からは大スクリーンで最終回のライブビューイングも実施された。
1987~88年に放送された特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK」をはじめ、数々の特撮作品に携わってきた“レジェンド”スーツアクターの岡元さんは「『トクサツガガガ』の撮影は新鮮でした」と明かすと、「そもそもショーが久しぶりでした。テレビの撮影とショーは表現も違うし、同時進行で今回は主人公たちの演技も行われています。『トクサツガガガ』に出られてよかったです。動いていると少し年をとったなと思うこともあるが、応援してくださる皆さんの存在があって、まだもう少し頑張ってみようというチカラが湧いてきます。これからも特撮をよろしく」と呼びかけていた。 ドラマに対して「NHKの本気を見せてもらった」「続編熱望!」「今期一番好きなドラマが終わってしまった」「全7回は短い」「もったいない」といった感想が多く、NHK名古屋放送局・島田敏男局長も最後のあいさつで「これで『トクサツガガガ』を終わらせたくはない! 続編が放送できるように全力を尽くします!」とファンの気持ちを代弁していた。
<SNS反響>視聴者から“続編熱望の声”続々 まさかの「レジェンド、キター!」(ネタバレあり)
2019/03/02
女優の小芝風花さんが主演するNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の最終回「スキナモノハスキ」が3月1日放送され、視聴者から「終わってもうた」「寂しーよー! 最高のドラマでした! ありがとう!!」「ロス確定(泣)」などに加え、「2期やってほしい!!」「続編はいつですか!?」「2期待ってる!」「ぜひseason2を!!」と続編を熱望する声が続々と上がった。 ◇以下ネタバレあり 最終回では、大切なフィギュアをお母ちゃん(松下由樹さん)に壊され、大げんかしてしまった叶(小芝さん)。吉田さん(倉科カナさん)とも気まずくなり、ダミアン(寺田心君)にはウソつきと呼ばれ、落ち込む。 ある日、兄ちゃん(渡部豪太さん)から渡されたエマージェイソンの古いビデオを見て、叶は幼少期からどんなに特撮好きだったかを思い出す。北代さん(木南晴夏さん)の計らいで吉田さんとは仲直りし、残るはお母ちゃんとの関係だが……という展開だった。 またこの日は、書店の店主役として「仮面ライダーV3」や「秘密戦隊ゴレンジャー」などで知られるレジェンド俳優・宮内洋さんが登場。「レジェンド、キター!」「まさかの宮内洋さん登場でガチテンション上がった!」「宮内洋さんでギャーってなったよ」と特撮ファンを興奮させた。 Yahoo!リアルタイム検索でも、「宮内洋」「エマージェイソン」「トクサツガガガ」「ダミアン」といった関連ワードが上位に来るなど、大いに盛り上がった最終回となった。
<インタビュー>小芝風花「トクサツガガガ」最終回も続編に意欲 「お礼を言って回りたい」と感謝も
2019/03/01
女優の小芝風花さん主演で放送中のNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)が3月1日、最終回を迎える。オタクあるあるネタや共感必至の名言の数々、“本気すぎる”特撮パートなど、回を重ねるごとに盛り上がりを見せている同作で、主人公・仲村叶(かの)を演じ、名古屋で最後の収録を行った小芝さんに、ドラマへの思いや撮影の思い出、続編への思いを聞いた。 ◇SNSでの反響「本当にありがたい」 インタビューは、小芝さんが声の収録をするためにNHK名古屋放送局(名古屋市東区)を訪れた際に行った。ドラマ本編の撮影は、すでに終えており、この日の収録が最後となった小芝さんは「今日で完全にオールアップしました!」とにっこり。小芝さんにとって初の連続ドラマ主演となった同作は「めちゃくちゃ特別な作品です。好きなものへの愛が爆発する、情熱を学ぶことができました」と今後の女優業にも生きる経験ができたといい、「皆さんにお礼を言って回りたいくらい好きな作品」と感謝の気持ちをあふれさせた。 ドラマは、SNSでも話題沸騰で、関連するワードがランキングの上位に挙がることも多く「オタさんたちのパワーはすごいなと思いました。本当にありがたいです」と感激している様子。ほかにも「辛口の妹が、私の(出演している)作品で初めて『これは続きが見たい。面白い!』と言ってくれて、すごくうれしかったですね。仲が良い友達から『そのまま風花だね』と言われることもあります。(どこが似ているのか)私には、よく分からないんですけれど……」と身近な人々も楽しんで見てくれているという。 またドラマとは別の仕事場で「楽しみに見ています」と声をかけられることも多いといい、「昔、特撮が好きだった大人の方や、リアタイ(リアルタイム)世代で(特撮が)好きな子供とか、特撮に限らずいろいろなオタさんや、好きなものがある人に刺さる作品なんだなということが、すごく驚きでした」と想像を超えた幅広い人々に親しまれていることを喜んでいる。
<SNS反響>「うたコン」金爆ステージでヒーローショー 「最高かよ!」「NHKの本気見た」
2019/02/27
女優の小芝風花さん主演で放送中のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)に登場する特撮ヒーロー、シシレオーと敵の大将のゲンカ将軍が、2月26日放送の同局の音楽番組「うたコン」に登場。同ドラマの主題歌「ガガガガガガガ」を担当するビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」(金爆)のステージで“ヒーローショー”を繰り広げた。 “ヒーローショー”では、金爆が主題歌を披露しているところにゲンカ将軍が戦闘員を引き連れステージに乱入。次々と金爆メンバーを倒し、残すはボーカルの鬼龍院翔さんのみとなったところへシシレオーが助けに現れ……という展開だった。 視聴者は「シシレオーきたー!!」「『ガガガガガガガ』歌唱中にヒーローショーとか最高かよ!」「シシレオーとゲンカ将軍の闘いにめっちゃ興奮した!!」と興奮。さらに「シシレオーとゲンカ将軍出てきた時、泣きそうになった」「最後、鬼龍院さんとシシレオーでゲンカ倒すのキマッてた!」「NHKの本気見た」「うたコンのシシレオーとゲンカ将軍、中も本物だった!」といったファンは喜んでいた。
小芝風花、「トクサツガガガ」今週最終回「すごく寂しい」 連ドラ初主演に「不安やプレッシャーも…」と吐露
2019/02/26
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の最終回(第7回)「スキナモノハスキ」が3月1日に放送される。主人公の“特オタ”仲村叶(かの)を演じてきた小芝さんは「皆様、『トクサツガガガ』楽しんで見てくださっていますか? いよいよ最終回、すごく寂しいですが、『スキナモノハスキ』それでいいんだ!というメッセージが、皆さんに届きますように」とコメントを寄せた。
小芝さんは今回が連ドラ初主演で、「撮影中はいろいろなことに必死で、不安やプレッシャーもありましたが、スタッフ・キャストの皆様、そしてシシレオーをはじめとするヒーローたちに支えていただいて、最後まで笑顔で、楽しく取り組むことができました」と撮影を振り返っていて、「この作品を見てくださっている皆様を、笑顔にすることができていたら幸せです」と力を込めていた。 最終回(第7回)「スキナモノハスキ」は、大切なフィギュアをお母ちゃん(松下由樹さん)に壊され、大げんかしてしまった叶(小芝さん)。その上、吉田さん(倉科カナさん)とは気まずくなり、ダミアン(寺田心君)にはウソつきと呼ばれ、落ち込む。そんなある日、兄ちゃん(渡部豪太さん)から渡された古いエマージェイソンのビデオを見て、叶は自分が幼少期からどんなに特撮が好きだったかを思い出す。北代さん(木南晴夏さん)のはからいで吉田さんとも仲直りし、残るはお母ちゃんとの関係だが……というストーリー。
<インタビュー>小芝風花、コメディーからシリアスまで多彩な感情演じ分け 「トクサツガガガ」迫真演技も話題…
2019/02/25
3月1日に最終回を迎えるNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)。オタクたちの生態に迫るあるあるネタや共感必至の名言の数々に加え、「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力によって実現した“本気すぎる”特撮パートや劇中ソングが話題を集めてきた。視聴者から「今期(2019年1月期)ナンバーワン!」といった意見のほか、続編、または特撮パートをメインとしたスピンオフ制作を望む声も上がっているが、主演を務めた小芝風花さんの存在を抜きにして、このドラマの盛り上がりを語ることはできないだろう。「トクサツガガガ」の主人公・仲村叶(かの)がまさに当たり役となった、小芝さんの女優としての魅力とは……。 ◇特オタ主人公を持ち前の愛らしさで体現 視聴者も胸が“トゥクン”? 12年、連続ドラマ「息もできない夏」(フジテレビ系)に出演し、女優デビューを果たした小芝さんだが、14年の映画「魔女の宅急便」(清水崇監督)で主人公のキキを演じたことで、その名前を知った人も多いだろう。 小芝さんは翌15年、17歳で「第57回ブルーリボン賞」の新人賞を受賞。その年の10月に放送が始まったNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」では、波瑠さん演じるヒロイン・あさの長女・千代役に抜てきされ、16年の1月から登場すると“母に反抗的な態度を見せる娘”を熱演し、お茶の間をにぎわせた。 以降も数々のドラマや映画に出演と、順調に活躍の場を広げてきた小芝さん。17~18年にかけては「ヒロシマ8.6ドラマ ふたりのキャンバス」「女子的生活」「夕凪の街 桜の国2018」といったNHK制作の良質なドラマに次々と起用され、中でも「女子的生活」では、“まがいもののくせに透明感がすごい”小悪魔女子に扮(ふん)し、初回からトランスジェンダー役の志尊淳さんとのキスにホテルでの“ベッドイン”と、艶っぽい姿も披露していた。 今回の「トクサツガガガ」における叶は、妄想力にあふれた隠れ特撮オタクで、独り語りが多く、表情も豊かで動きもコミカルと、一歩間違えれば見ている側が“寒く”感じてしまうようなキャラクターでもある。しかし、小芝さんは持ち前の愛らしさを、役にきっちりとにじみ込ませることに成功。見た目は清楚(せいそ)な叶=小芝さんが特撮ヒーローに悶絶(もんぜつ)する姿を見て、胸が“トゥクン”としてしまった人も多いのではないだろうか。 ◇コメディエンヌとしてフル稼働も… 第6回ではヒリヒリするような感情のぶつけ合い ドラマは基本的にコメディータッチで、見事なノリツッコミも見せるなど、コメディエンヌとしてフル稼働していた小芝さんだが、物語はファンから「神回」との声が上がった第4回「オタクノキモチ」(8日放送)を境に、主人公が「女の子らしさ」を押しつける母(松下由樹さん)との関係にどうケリをつけるのか、などといったシリアスな面が徐々にフィーチャーされてきた。 最終回の直前回となった第6回「ハハノキモチ」(22日放送)では、周囲に言えないからといって自分の趣味を否定されたくない主人公と、娘の幸せを願うあまり、かたくななまでに自分の考えを曲げない母との息詰まる攻防が描かれ、ヒリヒリするような感情のぶつけ合いの中で見せた小芝さんの迫真の演技に心を大きく揺り動かされた視聴者が続出。SNSでは「さすがに心臓が痛い」「心臓がエグられた」「つらすぎて泣いた」といった投稿が数多く見られた。 「トクサツガガガ」制作統括の吉永証チーフプロデューサー(CP)は「原作では主人公が26、27歳の設定だったので、(21歳の)小芝さんはまだ幼いかなというのはあったのですが、このヒロインがどう見えるといいのかと考えたとき、小芝さんが本来持っている素直さや明るさはとても大きな武器になると思いました」と説明。 また、「今回の主人公はモノローグがすごく多いんですけど、目に見える人物と心の声というものを、小芝さんはしっかりと考えて演じ分けてくれて、そこがとてもチャーミングに、魅力になっていたと思います。あとは基本的に元気で明るいんだけど、どこか人に対して積極的になれない部分とか、いろいろな感情を丁寧に演じてくれて、小芝さんがやってくれて本当に良かったと、すごく思いますね」と感謝していた。
<SNS反響>「テレビきっず焼きイモ事件」に戦慄? 「もはやホラー」「実写化するとよりエグい」
2019/02/23
女優の小芝風花さんが主演する連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第6回「ハハノキモチ」が2月22日に放送され、原作マンガ第12話のエピソードを下敷きにした「テレビきっず焼きイモ事件」が登場。「ホラー感ある」「これはホラーだ!」「一周回ってホラー」と視聴者を震え上がらせた。 「テレビきっず焼きイモ事件」は、主人公の“特オタ”仲村叶(かの、小芝さん)が幼少の頃に体験したトラウマで、ある日、学校から帰宅すると、隠し持っていた児童向け雑誌「テレビきっず」が、特撮嫌いの母・志(松下由樹さん)の手によって、焼きイモを焼くため、“燃やされてしまっていた”という事件。 この痛ましい出来事に対しSNSでは「テレビきっず焼き芋事件こわすぎる」「ひどい事件だ……」「なんて悲しすぎるエピソード」「実写化するとよりエグいなぁ」「いやきっつい……」といった反響があった。
次週ついに最終回! 小芝風花、エマージェイソンのビデオを… ジュウショウワンも集結?
2019/02/22
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の最終回(第7回)「スキナモノハスキ」(3月1日放送)の場面写真とあらすじが公開された。
叶(かの、小芝さん)は大切なフィギュアを母の志(ふみ、松下由樹さん)に壊され、大げんかしてしまう。その上、吉田さん(倉科カナさん)とは気まずくなり、ダミアン(寺田心君)には「ウソつき」と呼ばれ落ち込む……というストーリー。「獅風怒闘ジュウショウワン」のシシレオー、トライガー、チェルダ、セロトルに囲まれ、叶とダミアンが向き合っている場面、叶が「救急機 エマージェイソン」のビデオを手に笑顔を浮かべる場面もある。
<SNS反響>小芝風花の“てへぺろ”「クッソ可愛い」「破壊力ある」 “仲村さんのセクシー写真”も話題
2019/02/17
女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第5回「ウミノジカン」が2月15日に放送され、キラキラとした映像と音楽をバックに、主人公の“特オタ”仲村叶(かの、小芝さん)が2人のイケメンに挟まれ、「てへっ! てへぺろ」と照れるという妄想シーンが登場。ファンから「小芝風花さんのてへぺろ、クッソ可愛いな」「ヤバ、小芝風花のてへぺろ可愛い」「今まで見た中で最も破壊力のある、てへぺろ」「絶妙にヘタクソなのが良かった」といった声が上がった。 また、この日は、叶を含むオタク女子4人が海で「あったらいいなこんなグラビア撮影会」を繰り広げ、叶も“セクシーショット”に挑戦。劇中で写真が公開されると、SNSは「仲村さんのセクシー写真!!」「私も仲村さんのセクシーショットほしい!!」「仲村さんのセクシーショット、円盤化したらオマケ特典で収録して」といった投稿でにぎわった。
NHKの“金10”が人気ドラマ枠に エッジーな作品作りが奏功 うれしい誤算も
2019/02/17
連続テレビ小説(朝ドラ)や大河ドラマで知られるNHKにおいて、金曜午後10時放送の「ドラマ10」が新たな人気ドラマ枠となりつつある。現在も女優の小芝風花さん主演で、丹羽庭さんの同名マンガを実写化した「トクサツガガガ」が好評で、視聴者から「今期(2019年1月期)ナンバーワン!」といった意見のほか、早くも続編、または特撮パートをメインとしたスピンオフの制作を望むファンの声が上がっている。知る人ぞ知るドラマ枠であったNHKの“金10”が、なぜここまで注目を集めるようになったのか。その理由を探ってみた。 ◇“金10”に枠移動してから今春で丸3年を迎える「ドラマ10」 「ドラマ10」が現在の金曜午後10時に放送されるようになったのは、今から約3年前の16年4月から。その第1弾として放送されたのが、石田ゆり子さん主演の「コントレール~罪と恋~」。戸田恵梨香さん、ムロツヨシさんが共演したTBS系連続ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」のヒットも記憶に新しい脚本家・大石静さんによるオリジナル作で、小さな子供を持つ母親でもあるヒロインの“禁断の恋”を描き、ヒロインと同世代の子供を持つ40代女性を中心に支持を得た。 以降、昨年度までに九つのドラマが制作されてきた「ドラマ10」だが、「知る人ぞ知るドラマ枠」からはみ出るようなヒット作が続くという状況にはならず、最近のドラマ視聴の盛り上がりの一つのバロメーターとされる“SNSウケ”という意味で、大きな話題になるような作品は多くはなかったような気がする。 ◇昨夏「透明なゆりかご」が大きな話題に 制作陣の熱意が生んだ“うれしい誤算”とは… そんな「ドラマ10」の潮目が変わり始めたのが18年に入ったあたりから。特に昨年7月期に放送された「透明なゆりかご」がターニングポイントになったと言っても過言ではないだろう。“真実の産婦人科物語”といわれている沖田×華(おきた・ばっか)さんの同名マンガの実写化で、当時16歳だった女優の清原果耶さんを主演に迎え、人工妊娠中絶(アウス)をはじめ、原作同様に妊娠や出産の“陰の部分”を正面から描き、20~30代の女性を中心に大きな共感を呼んだ。 アウス以外にも、10代の妊娠や周囲に理解を得られない出産、母体危機から「死」に至るまで、重いテーマに切り込んだドラマ作りは、ある意味、非常にエッジが効いていたが、清原さんらキャストを含む制作陣の熱意は、30~40代の男性や未成年といったメインターゲット以外にも届き、公式ホームページの掲示板は「娘と一緒に見ています」といった書き込みが見られ、親子2世代視聴の実現といった“うれしい誤算”もあった。 また「透明なゆりかご」の後を受け、18年10月から「ドラマ10」で放送された「昭和元禄落語心中」では、主人公の10代から老年期までを一人で演じた岡田将生さんをはじめキャスト陣の熱演がSNSでたびたび話題に。“質の高いドラマ”を表彰する「第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で岡田さんが主演男優賞、共演の山崎育三郎さんが助演男優賞を受賞したことも、見逃せないだろう。 ◇エッジーな作品作り奏功し「トクサツガガガ」でも親子2世代視聴? エッジーな作品作りという意味では今年1月に始まった「トクサツガガガ」も前2作に負けていない。隠れ特撮オタク役の小芝さんの存在、オタクたちの生態に迫るあるあるネタや共感必至の名言の数々、「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力によって実現した、本気すぎる特撮パートに劇中ソング、他局のパロディーも取り込んだ演出に至るまで、人気の要因は多岐にわたるが、どれも“攻めている”というのが特徴だ。 ゆるやかながら制作側が求めた視聴者層は30~40代だったが、年齢性別に関係なく原作マンガのファンと特撮ファンを取り込むことに成功。さらには仮面ライダーやスーパー戦隊が放送されている“日曜の午前(朝)”を引き合いに「ニチアサ感がハンパない」と言われるほどの特撮パートは子供のハートもとらえたようで、「息子と一緒に見ています」という視聴者も。まさにエッジーな作品作りが奏功した形の“うれしい誤算”だろう。 「トクサツガガガ」の人気を受け、SNSでは「透明なゆりかご、昭和元禄落語心中ときてトクサツガガガ。大変良き」「透明なゆりかご→昭和元禄落語心中ときて、コレ!この枠のドラマ。ハズレなし!」「NHKドラマ10。相変わらずの作り込みの極み」といった投稿が数多く見られるなど、NHKの“金10”が人気ドラマ枠として定着を見せており、今後の動向には注目だ。
<SNS反響>ゲンカ将軍がまさかの“井森ダンス”!? 「ゲンカさんといっしょ」に視聴者大ウケ
2019/02/16
女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第5回「ウミノジカン」が2月15日に放送され、NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」のパロディー「ゲンカさんといっしょ」で、ゲンカ将軍がダンスを披露するシーンが登場。視聴者を喜ばせた。 ゲンカ将軍は、劇中で毎週日曜に放送されている特撮ヒーロー番組「獅風怒闘ジュウショウワン」に登場する敵の大将。今回のドラマではエマージェイソン同様、スーツアクターの岡元次郎さんが演じていることでも話題となっている。 「ゲンカさんといっしょ」は、児童向け雑誌「テレビきっず」の応募者全員サービスのDVDに収録された貴重な映像の一部として登場。原作第12話のエピソードを下敷きにジュウショウワンとゲンカ将軍のビーチバレー対決をはじめ、“カオスにも程がある”やりたい放題の映像が次々と登場した。 リズムに合わせてエアロビ風の踊りを披露したゲンカ将軍に対して、SNSでは「ゲンカさんといっしょ吹いたwww」「ゲンカ将軍のダンス見覚えあると思ったら井森美幸か!」「ゲンカさんといっしょ、見たい! しかもダンスが井森さん!!」「NHKでゲンカ将軍が井森美幸ダンスしてたぞ!」「井森美幸ダンスをするゲンカ将軍www」といた声が上がるなど、盛り上がりを見せた。
<特集>エマージェイソンに特撮ファン熱視線 “レジェンド”起用のワケは…
2019/02/16
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)が話題だ。隠れ特撮オタク役の小芝さんらキャスト陣の熱演ぶり、オタクたちの生態に迫るあるあるネタや共感必至の名言の数々に加え、人気の要因になっているのが、「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力によって実現した、本気すぎる特撮パート。その中で、ファンがひときわ熱い視線を注いでいるヒーローがいる。その名は「エマージェイソン」。主人公の叶(小芝さん)が小さい頃に見ていた特撮番組「救急機 エマージェイソン」に登場する人型ロボットだ。 “熱視線”の大きな理由として挙げられるのが、エマージェイソン(とゲンカ将軍)を演じているスーツアクター・岡元次郎さんの存在。1987~88年に放送された特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK」をはじめ数々の特撮作品に携わってきた岡元さんは、ファンにとっては“レジェンド”の一人で、「トクサツガガガ」でも放送スタートから「エマージェイソン中の人が次郎さんとか胸アツ」といった声が上がっていた。 第2回「トライガーノキミ」では、エマージェイソンのヒーローショーがあり、「岡元次郎のヒーローショーを見られるなんてマジで生きててよかった」というファンも現れるなど、人気の高さを証明。また、岡元さんといえば、“マッシブな体形”も特徴で、「とりあえず次郎さんなのは腹で分かった」「次郎さんだよな、あの腹は」「何度見ても次郎、見れば見るほど次郎」と、その魅惑のボディーが話題となっていた。 ドラマの制作統括・吉永証チーフプロデューサー(CP)は「主人公にとって特撮は“最も心を動かされるもの”であり、視聴者にとってもそうであってほしいと(思った)」と本気すぎる特撮パートが作られた理由を語っていた。岡元さんの起用も、その気持ちの表れといえるのではないだろうか。原作コミックスの帯に「エマージェイソン映像化希望。どうか声をやらせてください」とコメントを寄せていた鈴村健一さんを声優に起用したのも同様だろう。
また、吉永CPは「通常の特撮作品ではないのにもかかわらず、こうやって参加していただいて、かつ自分をどう見せればいいのか、現場でもすごく考えてやってくださっていた」と岡元さんに感謝。さらには「間違いなくレジェンドと呼ばれる人であり、岡元さんの中にある特撮への熱い気持ちに触れることができました。後半にもエマージェイソンの見せ場があるのですが、そのときのたたずまいが、すごくいいので、ぜひファンの方にも見てもらいたいですね」と語っており、これからもエマージェイソンの活躍は見逃せない。 ドラマは、特撮オタクの主人公(小芝さん)が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、その言葉に勇気付けられ、次々にピンチを切り抜けていく……という物語。
“神回”を追体験? カラオケ動画続々 「ラブキュートのテーマ」で“踊ってみた”も!
2019/02/15
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の公式ホームページでカラオケ動画が次々と公開され、視聴者の注目を集めている。「救急機エマージェイソンのテーマ」や「ガガガガガガガ ~獅風怒闘ジュウショウワンのテーマ~」に続いて、「なごやめしのうた(Bee Boys)」も公開。ファンから「神回」の声が上がった第4回「オタクノキモチ」(2月8日放送)のカラオケシーンを追体験できる。 公式ホームページでは、北代さん(木南晴夏さん)のアイドルオタク仲間のみやびさん(吉田美佳子さん)の「ハートにショット! MAXパワー! ~ラブキュートのテーマ~」の「踊ってみた」動画なども楽しめる。
<特集>熱すぎる特撮パートの裏側 準備期間に半年 カメラ、映像の質感にもこだわり
2019/02/11
女優の小芝風花さんが主演を務める連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)が話題だ。隠れ特撮オタク役の小芝さんらキャスト陣の熱演ぶり、オタクたちの生態に迫るあるあるネタや共感必至の名言の数々に加え、他局のパロディーも飛び出すなど、回を重ねるごとに面白さが増していると言っても過言ではない。さらに人気の要因になっているのが、ドラマの大きな題材である特撮パートのクオリティーだ。「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力によって実現した、熱すぎる特撮パートの裏側に迫ってみた。 ◇「ニチアサ感がハンパない」の声続々 初回から特撮ファンの心をがっちりと ドラマは、マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で丹羽庭さんが連載中のマンガが原作。特撮オタクの叶(小芝さん)が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、その言葉に勇気づけられ、次々とピンチを切り抜けていく……という物語。 1月18日放送の第1回「トクサツジョシ」では、冒頭からいきなり、劇中ヒーロー「獅風怒闘ジュウショウワン」のシシレオー、トライガー、チェルダが、敵対するゲンカ将軍や部下の戦闘員と戦いを繰り広げるシーンからスタート。本格すぎる作り込みに対して、視聴者からは、仮面ライダーやスーパー戦隊が放送されている“日曜の午前(朝)”を引き合いに「すげーガチ! ガチのニチアサ感」「ニチアサ感がハンパない」との声が続々上がるなど、特撮ファンの心をがっちりとつかんだ。 以降も、主人公が小さい頃に見ていた特撮ヒーロー番組という設定の「救急機 エマージェイソン」のエマージェイソン、「ジュウショウワン」の追加戦士・セロトルといったマンガの中の特撮キャラが、“本家・ニチアサ”と遜色ないクオリティーで三次元化・映像化されてきた。 ドラマ化の当初から、特撮パートも「三次元として描く」ことを決めていたと話すのが「トクサツガガガ」制作統括の吉永証チーフプロデューサー(CP)。「マンガのファンはもちろん、原作者の丹羽さん自身も自分が生み出したヒーローがどう映像化されるのか、期待していただろうし、ドラマとして作るなら、本物をできる限りのクオリティーで実現したいっていうのが最初からあった」と明かしている。
◇NHK×東映タッグの理由 スーツから小物まで、目指したのは「本物」 朝ドラや大河ドラマで知られるNHKではあるが、決して特撮に明るいスタッフがそろっているわけではない、そこで協力を求めたのが東映だ。「もちろん“なんちゃって”な感じで描く手もあったとは思います。ただ、主人公にとって特撮は“もっとも心を動かされるもの”であり、視聴者にとってもそうであってほしいと。加えて、マンガに出てくるヒーローたちは東映さんが作ってきた作品がモチーフになっているので、本物を目指すなら東映さんに協力をお願いするのが一番」と今回の「NHK×東映」タッグの理由を説明する。 現在、劇中に登場しているヒーローは全5体。さらにゲンカ将軍やカラオケ怪人、戦闘員を合わせると、10近くのキャラクターを三次元化している。それぞれのスーツに加え、武器などのガジェット、フィギュアやキーホルダー、DVDパッケージといった小物に至るまで、その全てが本物に限りなく近く、こちらも“作り込み”のあとがうかがえる。 ジュウショウワン、エマージェイソンのスーツデザイン・製作は「太陽戦隊サンバルカン」(1981年)をはじめ、数々のスーパー戦隊を手がけてきた「レインボー造型企画」が担当。フィギュアやキーホルダーは、スーツの三次元データをもとにミニチュア化、デフォルメ化を進めていったというが、撮影までに要した時間は約半年。吉永CPも「ここまでしっかりと特撮を扱ったことがなかったので、どこまで時間がかかるのか分からなくて……。一つのヒーローものを作るのことの大変さを知りましたね」と振り返る。
◇東映のノウハウが注がれた特撮パート 細部までこだわって“再現” スーツや小物類をどんなに本物に近づけようとも、映像として、その本物感が伝わらないと元も子もない。そういった意味でも、特撮パートの撮影はドラマ制作において重要な部分であった。 「まさしくその通りで。劇中劇ではありますが、カメラも今回、特撮を撮るときのものを使いましたし、映像のスピード、印象的な場面は現場でスローで撮ってみたり、東映さんが普段からやっている手法で、質感や加工の部分含めて、細部までこだわって“再現”したつもりです」と吉永CPも胸を張る。 そのほかスーツアクターや起用声優に至るまで、制作陣の特撮愛は見事に結実し、視聴者からは「ニチアサ感がある」といった言葉に加え、「NHKの本気を見た」という意見も。そうなってくると期待したくなるのが、特撮パートのみのドラマ化だが……。 吉永CPは「原作者の丹羽さんの中には、きっと『ジュウショウワン』の壮大なストーリーがあって、それを“本編”として見せられる機会があったらなって思うんですけど……。それはそれで大変なことだと思いますので、現時点では、私個人として『見てみたい』とだけ言っておきます。今、言えることはここまでですね」と笑っていた。
<SNS反響>特オタ&ドルオタ&アニオタコラボが「カオス」 ラブキュート特殊エンディングに「腹筋崩壊」
2019/02/09
女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第4回「オタクノキモチ」が8日に放送された。主人公の叶(小芝さん)を筆頭に、特撮オタクとアイドルオタク、さらにアニメオタクが一堂に会し、みんなでカラオケで大盛り上がりする展開に、SNSでは「完全にカオス」「カオスすぎるwww」「神回やった。永久保存版ー!」といった声が上がった。 第4回は原作の人気エピソードである第38話「集結ーーッ!!」と第39話「叫べ獣の魂(ソウル)!」が下敷き。叶の「追加戦士」となりつつあった北代さん(木南晴夏さん)は、自分のオタク趣味を人前でばらし、以前、会社を辞める原因を作ったみやびさん(吉田美佳子さん)と仲直りしたいと思っていた。そこで叶は、吉田さん(倉科カナさん)や任侠さん(竹内まなぶさん)を巻き込んで、一肌脱ぐことに……というストーリー。合体ロボ「利害一致ツゴーアウジャン」も登場した。 カラオケのトップバッターを飾ったのは、北代さんとみやびさんのドルオタコンビ。アイドルグループ「BeeBoys」の歌を“2016年のインストアライブのオープニング再現”付きで披露すると、続けて特オタの叶と吉田さんが中心となり、北代さん、みやびさん、任侠さんを加えた5人で、特撮ドラマ「救急機 エマージェイソン」のテーマを振り付きで熱唱。さらにこの日は、女児向けアニメ「ラブキュート」の主題歌に合わせ、任侠さんがセンターで“エンディングダンス”を繰り広げた。 「カラオケのくだり、最高だった」「こんなすてきなカラオケしてみたい!」「オタを全肯定してくれるドラマ」と視聴者には好評で、エンディングも「まさかの特殊エンディング」「エンディングがラブキュートで草」「ラブキュートのエンディングのクオリティ笑笑」「ヤバイ。腹筋崩壊するwww」「EDで腹筋砕けたwww」と大ウケだった。
<SNS反響>「ラララよりガガガ」? “アカデミー賞6冠”の裏で大盛り上がり
2019/02/09
女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第4回「オタクノキモチ」が2月8日に放送された。同時間帯には日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で、アカデミー賞6冠のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が地上波初放送されたが、「トクサツガガガ」でも、主人公(小芝さん)らオタクたちがカラオケボックスで歌って踊っての展開で大盛り上がり。SNSでは「ラララよりガガガ」「ラララよりガガガを取りました」「結局ラララよりガガガにハマってしまった」といった意見が見られた。 また「ラ・ラ・ランド」のヒロインのエマ・ストーンさんと、「トクサツガガガ」の劇中ヒーロー「エマージェイソン」を引っかけ、「エマストーンとエマージェイソン」「エマージェイソンVSエマストーン」といったつぶやきや、「トレンドのエマストーンがエマージェイソンに見えるくらい特撮バカになってる」「エマストーンと一緒にエマージェイソンのトレンド入りやめろwww」といったファンの声も。 そのほかこの日の「トクサツガガガ」では、「帰りたいのナカムラ(風の谷のナウシカ)」や「OMYA~は何しに名古屋へ(YOUは何しに日本へ?)」といったパロディーネタも登場し、視聴者を喜ばせていた。
森永悠希「トクサツガガガ」チャラ彦がウザいと話題 「べっぴんさん」でもチャラかった?
2019/02/09
女優の小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)は、隠れ特撮オタク役の小芝さんの熱演ぶりはもちろん、「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力で撮影された特撮パートのクオリティー、劇中ヒーロー(ジュウショウワンやエマージェイソン)の造形からグッズ、起用声優に至るまで、特撮愛あふれる作り込みが話題になっている。そんな中、視聴者から「ウザい!」という声とともに、ひそかに注目を集めているのが“チャラ彦”こと川島直太朗を演じている俳優の森永悠希さんだ。同じ1月期ドラマ「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!~この女(ひと)に賭けろ~」(テレビ東京系、月曜午後10時)にも出演中の森永さんは、どんな俳優なのだろうか……。 ◇“チャラ彦”の無神経な行動に視聴者から批判殺到… 「トクサツガガガ」は、マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で丹羽庭さんが連載中のマンガが原作。特撮オタクの叶(小芝さん)が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、その言葉に勇気づけられ、次々とピンチを切り抜けていく……という物語だ。 森永さん演じるチャラ彦は、叶の職場の同僚で、ムードメーカーだが、おしゃべり好きで、やや思い込みが激しい面がある。叶を慕っている後輩の小野田くん(本田剛文さん)に的外れな恋のアドバイスを送ることもしばしば。特撮オタクをひた隠しする叶にとってはトラブルの種でありながら、その言動が時として叶にとってのステップになったりと、「狂言回し」の役割も担っている。 1月25日放送の第2回「トライガーノキミ」では、初対面の吉田さん(倉科カナさん)のスマホに保存されていた特撮ヒーローの写真(お尻ショット多数)を勝手に見てしまい、叶をオタバレ危機に追い込むなど、無神経な行動に視聴者から批判が殺到。「ウザすぎる!」との声が多数上がったが、一方で、叶と吉田さんの連絡先交換をうながし、結果として2人の交流を深めるきっかけを作った。
◇「ウェルかめ」で倉科カナの弟役 「べっぴんさん」ではももクロ百田のダメ息子 視聴者が素直に「ウザすぎる!」と感じてしまうほどチャラ彦を好演中の森永さんは、1996年6月29日生まれ、大阪府出身の22歳。現在はピエール瀧さんや矢本悠馬さんらを擁する芸能プロダクション「ソニー・ミュージックアーティスツ」に所属している。 これまで数々の映画やドラマに出演。その中にはNHKの大河ドラマ「平清盛」や「花燃ゆ」、同局の連続テレビ小説「ウェルかめ」や「べっぴんさん」、広瀬すずさん主演の映画「ちはやふる」シリーズも含まれる。 「ウェルかめ」では、倉科さん演じるヒロインの弟役を務めており、「トクサツガガガ」第2回における「スマホ事件」では、姉弟の再共演という別の意味でも注目を浴びた。一方「べっぴんさん」では、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(ももクロ)の百田夏菜子さんと田中要次さんの、どこかチャラくてKYなダメ息子を演じていて、今回の“チャラ彦”と重ねる人も。また実写版「ちはやふる」の“机くん”として記憶している映画ファンも多いことだろう。 どんなにチャラくて、ウザい演技でも、どこか憎めない生来のキュートさを失わないのも森永さんの魅力。今後もさまざまな作品での活躍が期待される。
小芝風花、オタク仲間と海へ! 撮影会も? 第5回「ウミノジカン」では…
2019/02/08
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の第5回「ウミノジカン」(2月15日放送)の場面写真とあらすじが公開された。 叶(小芝さん)はカメラに詳しい吉田さん(倉科カナさん)や北代さん(木南晴夏さん)らオタク仲間と一緒に撮影会と称して海へ出かける。オタク趣味の楽しさ、難しさを語り合う叶たち。そこで叶は、幼いころ絶対に特撮趣味を認めなかった母・志(松下由樹さん)への悔しさをみんなに打ち明ける。 数日後、ファストフード店で男の子用のオマケをほしがる女の子を見た叶は、自分の子供時代を思い出し、女の子を応援しようとある行動に出る……。
再びカラオケで特撮ソング? 小芝風花、シシレオー&エマージェイソン従え…
2019/02/01
女優の小芝風花さんが主演を務めるNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)の第4回「オタクノキモチ」(2月8日放送)の場面写真が公開された。 公開されたカットは、カラオケボックスと思われる場所で、特撮オタクの主人公・叶(小芝さん)が「獅風怒闘ジュウショウワン」のシシレオーと「救急機 エマージェイソン」を従えポーズを決めたカット、オタク仲間の吉田さん(倉科カナさん)や任侠さん(竹内まなぶさん)、ジュウショウワンのトライガー、チェルダ、セロトルらも加わった“集合カット”など。
小芝風花主演の“特オタ”ドラマ「トクサツガガガ」 第1~3回の一挙再放送決定 東映協力の特撮パートも話題
2019/01/29
女優の小芝風花さんが主演する連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第1回「トクサツジョシ」から第3回「ツイカセンシ」までの3話分が、2月3日に一挙再放送されることが分かった。 今回、小芝さんは隠れ特撮オタクの主人公を熱演。「仮面ライダー」や「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力で撮影された特撮パートのクオリティー、劇中ヒーロー(ジュウショウワンやエマージェイソン)の造形からグッズ、起用声優に至るまで、特撮愛あふれる作り込みが話題となっている。 一挙再放送は、NHK総合で2月3日午後3時40分~同5時51分を予定している(変更の可能性あり)。
<SNS反響>“吉田さん”倉科カナの言動「いちいち刺さる」 エマージェイソンの“おなか”も話題
2019/01/26
女優の小芝風花さんが主演する連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)の第2回が1月25日放送され、主人公の隠れ特撮オタク・叶(かの、小芝さん)と、叶の“トライガーノキミ”こと吉田さん(倉科カナさん)との交流が描かれた。 吉田さんは、30代になり、そろそろ“卒業”を考えている特撮オタク。叶と同じく「獅風怒闘ジュウショウワン」を追いかけており、推しは「トライガー」というキャラクターだ。 特オタとして「同期の子たちが、子供たちに買うものを自分に買ってるんだって……」と悩む姿や、オタ同士ながらリアルタイムで見ていた番組によって叶との年齢差が発覚するシーンでの心の声(私、中1だったんですけど……)、終盤の「関係ないと思います! 好きなモノに、性別とか、年齢とか」といった名言に、身に覚えがある視聴者が次々と共感。 SNSでは「分かりすぎて涙が止まらない」「これは本当にハッとさせられる」「リアタイ世代で年齢バレは草」「リアタイ世代で年齢分かっちゃうのはまさに特オタあるある」「なんともエグいリアルさ」「吉田さんのせりふがいちいち刺さるわー」と次々と共感の声が上がった。 またこの日は、「獅風怒闘ジュウショウワン」のシシレオーと「救急機 エマージェイソン」によるヒーローショーも描かれたが、特撮ファンはエマージェイソンの体形に注目。「腹出てるから(スーツアクターの)岡元次郎さんだってすぐ分かった」「とりあえず次郎さんなのは腹で分かった」「次郎さんだよな、あの腹は」「何度見ても次郎、見れば見るほど次郎」と盛り上がりを見せていた。
<特集>小芝風花 特撮オタク女子が当たり役に 朝ドラ「あさが来た」から3年…ついに確変?
2019/01/26
女優の小芝風花さん(21)が主演する連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)。「仮面ライダー」や「スーパー戦隊シリーズ」で知られる東映の協力で撮影された特撮パートのクオリティーはもちろん、劇中ヒーロー(ジュウショウワンやエマージェイソン)の造形からグッズ、起用声優に至るまで、特撮愛あふれる作り込みが早くも話題となっている。その一方で、主演女優として確かな演技を見せているのが主人公・仲村叶(かの)役の小芝さんだ。隠れ特撮オタクとしての妄想から葛藤、興奮に奮闘ぶりまで体現。当たり役になりそうな予感も……。 ◇「魔女宅」キキ、「あさが来た」の千代を超えるインパクトは… 2012年にドラマ「息もできない夏」で武井咲さんの妹役を演じ、女優デビューを果たした小芝さんだが、2014年の映画「魔女の宅急便」(清水崇監督)で主人公のキキを演じたことで、その名前を知ったという人も多いだろう。 小芝さんは翌15年に発表された「第57回ブルーリボン賞」で新人賞を受賞。17歳のときのことで、その年の10月に放送が始まったNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」では、波瑠さん演じるヒロイン・あさの長女・千代役に抜てき。16年の1月から登場すると“母に反抗的な態度を見せる娘”を熱演し、お茶の間をにぎわせた。 以降も数々のドラマや映画に出演と、順調に活躍の場を広げてきた小芝さんだが、巡り合わせもあってか、「魔女の宅急便」のキキ、もしくは「あさが来た」の千代を超えるようなインパクトを視聴者に与える機会はなかったようにも思える。 同じく「あさが来た」で小芝さん演じる千代の親友・田村宜役でブレークし、ここ1、2年で大きく飛躍を遂げた吉岡里帆さん、今井家の女中・ふゆを演じ、10代では浜辺美波さんと並び、期待の若手として真っ先に名前が上がる清原果耶さんの活躍を見て、歯がゆい思いをしたファンもいたのではないだろうか。
◇NHK制作の良質なドラマに次々と 「女子的生活」では艶っぽい姿も披露 かといって小芝さんの演技力が同年代の他の女優に劣っていたわけでは決してない。17~18年にかけて、「ヒロシマ8.6ドラマ ふたりのキャンバス」「女子的生活」「夕凪の街 桜の国2018」といったNHK制作の良質なドラマに次々と起用されていることが何よりの証拠だ。 中でも「トクサツガガガ」と同じ「ドラマ10」枠で1年前に放送された「女子的生活」では、“まがいもののくせに透明感がすごい”小悪魔女子に扮(ふん)し、初回からトランスジェンダー役の志尊淳さんとのキスにホテルでの“ベッドイン”と、艶っぽい姿も披露していた。 ◇妄想特撮オタク女子も持ち前の愛らしさで! 「キレイになった」の声も 一方、今回の「トクサツガガガ」における叶は「女子的生活」の小悪魔女子とは大きく異なる役どころ。妄想がちで一人語りが多く、表情も豊かで動きもコミカルと、一歩間違えれば見ている側が“寒く”感じてしまうようなキャラクターでもある。しかし、小芝さんは持ち前の愛らしさを、役にきっちりとにじみ込ませることに成功。見た目は清楚(せいそ)な叶=小芝さんが特撮ヒーローに悶絶(もんぜつ)する姿を見て、胸が“キュン”しまった人も多いのではないだろうか。 ハタチを過ぎ、最近は「キレイになった」という意見も多い小芝さん。またNHKとの縁の多さも特筆すべき点で、本人も自覚あり。以前のインタビューでは「今、私の3分の2はNHKさんでできていると言っても過言ではないぐらい、お世話になっていて」と語っていたが、次のNHK作品が朝ドラヒロイン、なんてことになっても驚きはしないだろう。 映画「魔女の宅急便」から5年、朝ドラ「あさが来た」から3年、新たな当たり役を得て、確変を迎えようとしている小芝さんの活躍には今後も目が離せなくなりそうだ。
<SNS反響>「大事なことはすべて特撮が…」にファン共鳴 「NHKの本気」「ニチアサ感」も話題
2019/01/19
女優の小芝風花さんが主演する連続ドラマ「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜午後10時)が1月18日スタート。第1回「トクサツジョシ」で早くも飛び出した“名言”「大事なことはすべて特撮が教えてくれる!」に特撮ファンが共鳴。SNSでは「そう、大事なことは特撮が教えてくれるんや」「そうだ、大事なことはすべて特撮が教えてくれたぞ」「大事なことは特撮が教えてくれる……名言だわ!!」と盛り上がりを見せた。 劇中に登場する特撮ヒーロー「獅風怒闘ジュウショウワン」「救急機 エマージェイソン」や怪人、鈴村健一さんや関智一さん、稲田徹さんといった声優陣、スーツアクターやアクション監督にもファンは注目。 「ガワの出来が良すぎてNHKの本気を見た」「ガワ制作からスーツアクター、声優、俳優に至るまで特撮関係者だらけでNHKの本気を見た」「特撮の爆破シーンとかヒーローの造形とか、NHKが人員と予算に任せて本気で作り込んでる」と感心し、「これはテレ朝で放送してもおかしくないwww」「すげーガチ! ガチのニチアサ感」「ニチアサ感がハンパない」と特撮ドラマを日曜の午前中に放送しているテレビ朝日を引き合いに出し、SNSをにぎわせていた。
<ドラマ紹介>「トクサツガガガ」 小芝風花が連ドラ初主演 特撮オタク女子の奮闘描く 第1話
2019/01/18
女優の小芝風花さんが主演するNHKの連続ドラマ「トクサツガガガ」(総合、金曜午後10時)が1月18日スタートする。マンガ誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭さんの同名マンガが原作のコメディー。連ドラ初主演となる小芝さんが、特撮オタクであることを周囲に言えず、隠れ特撮オタクとして暮らす女性会社員・仲村叶(かの)を演じる。 ドラマは、特撮オタクの叶(小芝さん)が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、その言葉に勇気付けられ、次々にピンチを切り抜けていく……という物語。倉科カナさんが特撮オタクの先輩・吉田さん、木南晴夏さんが叶の会社の同僚・北代さん、寺田心君が小学生の男の子・ダミアン、竹内まなぶさんがコワモテの任侠さんを演じ、松下由樹さんや武田玲奈さん、「BOYS AND MEN」の本田剛文さんらも出演する。 第1回「トクサツジョシ」は、24歳で商社勤めの叶は特撮オタクであったが、幼少のころから母(松下由樹さん)にその趣味を拒絶され、ずっと隠して生きてきた。会社では小野田(本田さん)やチャラ彦(森永悠希さん)ら同僚にオタばれしないように気を使っている叶はある日、同じ特撮好きの小学生(心君)と仲良くなる。また、通勤途中に特撮のマスコットをかばんにぶら下げた年上の女性(倉科さん)を見かけて、知り合いになる方法を探し始める……というストーリー。
<インタビュー>小芝風花、20代の変化と成長 周囲からは「大人っぽくなった」の声も
2019/01/18
18日から放送されるNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」で主演を務める女優の小芝風花さん。特撮好きの会社員が前向きに奮闘する姿を描いたコメディードラマで、小芝さんは主人公の特撮オタクの会社員・仲村叶(かの)役を演じる。21歳の小芝さんに、20代に入っての変化、10年後の理想像、連ドラ初主演となった今作への思いなどを聞いた。 ◇20代で得た大人っぽさ 20代に入り、大人っぽさを指摘されるようになった。小芝さんは「ダイエットしてから『大人っぽくなった』と言われることが多くなりました」と明かし、「ピーク時から4~5キロ落ちたんです。水着を着る機会があったので、長期間かけて徐々にやせていったんです。それ以来『大人っぽくなった?』って言われて、めちゃくちゃうれしくて」と屈託のない笑顔で喜ぶ。 20歳を過ぎてお酒を飲む機会が生まれたことも、大人っぽさの遠因になっていると感じている。「お酒が飲めるようになったお陰で、先輩方にご飯に誘っていただいたり、お話を聞いたりできる機会が10代より増えたこともあると思います。自分の意見も、10代の頃は初めてのことだらけで『私なんかが言える立場じゃない』って思っていたんですが、自分の意見や思っていることを、少しずつ伝える努力をしなきゃ、と思い始めた。(その思いも)たぶん20歳を超えてから強くなりました」と内面の変化を明かす。 そんな小芝さんの、20代の目標とは? 「小学校の時って、20歳って大人だと思っていたんですけど、なってみたら『全然やん!』と(笑い)。だから少しずつ……。基本的には楽しくお仕事したいです」と小芝さん。「プライベートも、今まではお友達と遊びに行ったりはなかったんですけど、20歳を超えてから、少しずつ友達とランチに行くことが増えてきて。外に出て行くことが増えたので、もっといろんなことを楽しんでできたらいいなって思っています」とほほ笑む。 ◇連ドラ初主演に喜び 長期間撮影の健康ケアは… 今作が連ドラ初主演。オファーを受けて「すっごくうれしかった」と喜びを語り、「特撮部分はキャラクターたちがめちゃくちゃカッコよくて。マンガから飛び出してきたようなクオリティーなので、そういうところも原作ファンの方には見てほしいです」と見どころを語る。 ドラマは、特撮オタクの叶の前向きな奮闘を描いたコメディーだ。小芝さんは「特撮に限らず、何かに熱中しているものがある人には『分かる!』って部分があると思う。叶ちゃんの会社での印象と心の本当の熱量が爆発した時のギャップがすごく好きで、これを何とか実写でも面白く出せたらいいなと思っています」と意気込みを明かす。 撮影は3カ月にわたったという。長期間の撮影で、小芝さんは健康、美容面でどのようなケアを意識しているのか。聞くと、「それが難しくて……」と苦笑し、「肩凝りがひどくて、硬いの(凝りの部分)が何個かある。それをほぐしたいって思っています(笑い)。これをどうにかできたらいい睡眠をとれて、流れが良くなるんだろうなって思って、今探っている最中です」と笑いながら悩みを明かす。
最後に、10年後の理想像を聞いてみた。小芝さんは「10年後は遠過ぎて分からなくて」としつつ、「20歳の時に、5年間目標というのを作ったんです。とりあえず25歳まで頑張ろうと思って、『今年はドラマに何本出る!』とか『映画を何本やる!』とか、ざっくりと決めていったんです。『ちょっと難しいけど、頑張ったらできるかな』というような、頑張らないとかなえられない目標を書いてみたらかなえられたので、今年も目標をかなえられるようにしたいです」と意気込みを語った。
<インタビュー>小芝風花、連ドラ初主演の喜びと不安 「トクサツガガガ」撮影エピソード語る
2019/01/17
女優の小芝風花さん主演のNHK連続ドラマ「トクサツガガガ」が1月18日から始まる。特撮好きの会社員が前向きに奮闘する姿を描いたコメディードラマ。小芝さんは連ドラ初主演で主人公の特撮オタクの会社員・仲村叶(かの)役を演じる。小芝さんに、ドラマへの思いや連ドラ初主演の心境などを聞いた。
◇連ドラ初主演で不安も 倉科カナら共演者とのエピソードも明かす 原作は「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の丹羽庭さんの同名マンガ。特撮オタクと周囲に言えない隠れ特撮オタクの叶が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、その言葉に勇気付けられ、次々にピンチを切り抜けていく……という物語。倉科カナさん、木南晴夏さん、松下由樹さん、武田玲奈さんらも出演する。 数々のドラマに出演している小芝さんだが、意外にも連ドラ初主演。小芝さんは「連ドラで初めて主演が決まったので、すっごくうれしくて。(事務所の)社長から直接教えてもらって『母に電話していいですか!』って席を外して(笑い)電話して。『頑張ってきます!』と意気込んでいました」とオファーを受けた際の喜びを赤裸々に語る。 とはいえ、プレッシャーもあったという。原作の叶は、商社勤務の26歳という設定のため、「私より年上の役なので、原作ファンの方からしたら若過ぎるんじゃないという声をいただいていて、不安にもなった」と小芝さん。だが、「(ドラマ内の)特撮部分はキャラクターたちがめちゃくちゃかっこよくて……。マンガから飛び出してきたようなクオリティーなので、そういうところも原作ファンの方には見てほしいです」と魅力を説明。「叶ちゃんのちょっとした仕草や特撮好きの熱量を、楽しんでもらえたらうれしいな」と笑顔をみせる。 初の連ドラ主演に「不安を感じることもあった」と小芝さん。「今までは2週間とかで撮り切れていたので、あっという間に終わっちゃっていたんです。でも、今回は全7話で3カ月撮っているので、スケジュールにゆとりがあって、いろいろ考えちゃう時間がある分『どうしよう』って不安になる部分もありました」と心境を吐露する。 そんな時は共演者の存在が支えになった。「倉科カナさんや木南晴夏さんがご飯に連れて行ってくれて。倉科さんは『今日はふーちゃん(小芝さん)のお疲れ会だから!』と焼き肉に連れて行ってくださったり、支えてくださって」とエピソードを明かし、「いつも(映画や単発ドラマで)主演をさせていただくと、どれだけ周りの人に支えられているかを痛感するので、主演という肩書は付けていただいているけど、みんなで面白い作品を作りたいなって全力で頑張っています」と語る。 ◇特撮モノの魅力とは?
原作について、「特撮に限らず、何かに熱中しているものがある人には『分かる!』という部分があると思う」と小芝さん。「叶ちゃんの、会社での印象と心の本当の熱量が爆発した時のギャップがすごく好きで。これを何とか実写でも面白く出せたらいいなと思っています」と意気込む。 原作では、特撮好きを表に出せない叶の葛藤が描かれ、それを表す心の声も見どころの一つだ。小芝さんは「心の声が本当に素直。悪態もつくし、『なんでやねん!』みたいな葛藤もあるし……モノローグ録(ど)りが、すごく楽しいです」と明るく笑い、「(表向きは)こう言っているけど、心の声はこう! というところも、面白いなと思ってもらえたら」と話す。 特撮モノには元々どのようなイメージがあったのか。小芝さんは「やっぱり、小さい子向けというイメージがすごくありました」という。ただ、出演が決まり、ヒーローショーを見に行ってみると、「面白かったです。ヒーローが出てきたら、無意識に拍手していたり」と笑う。「根本的なことを忘れていたんだな、ということに気付かせてくれた。例えば『人に優しくしなさい』とか、当たり前のことだけど、自分のことでいっぱいいっぱいになっていたりする。(原作の)お年寄りに電車で席を譲る話とか、日常にある問題じゃないですか。(ドラマには)共感してもらえる話の中にヒーローという非現実的なものが出てくる面白味もあると思います」と魅力を語る。 ◇NHKドラマに相次ぎ出演で「運命感じる」
NHKのドラマでは、約3年前に、連続テレビ小説の「あさが来た」に白岡千代役で出演。その後も2018年に今回と同じ1月クールのドラマ「女子的生活」でゆい役を演じるなど、引っ張りだこの活躍を見せている。小芝さんは「今、私の3分の2はNHKさんでできていると言っても過言ではないぐらい、お世話になっていて」と笑い、「『女子的生活』にも出演させていただいていて、しかも今『あさが来た』の再放送が始まっていて私が登場するのがちょうど『トクサツガガガ』が始まる頃なんですよね。だから勝手にNHKさんに運命を感じています(笑い)」と縁を喜ぶ。 現在、21歳。20代になって、「ダイエットしてから『大人っぽくなった』と言われることが多くなりました」と明かす小芝さん。外見のみならず、意識の面でも変化があった。「自分の意見も、10代の頃は初めてのことだらけで『私なんかが言える立場じゃない』と思っていたんですが。二十歳だし、自分の意見や思っていることを、少しずつ伝える努力をしなきゃ、と思い始めた。たぶん二十歳を超えてから(その思いは)強くなりました」と変化を明かす。 最後に、ドラマの内容にちなんで、叶にとっての特撮のように大事な存在は? と聞いてみると、「いろいろ突っかかったりとかはあっても、最終的には家族って一番近くで支えてくれている。私がどんな失敗をしても、全世界が敵に回っても、たぶん母だけは私の味方でいてくれるんだろうなって分かっている。小さい時から母がすごく大好きで、『生まれ変わっても絶対ママの娘に生まれてくるわ!』と言っているので、私は、母かもしれないです」とほほ笑みながら教えてくれた。
BOYS AND MEN本田剛文が地元でNHK連ドラ撮影 スーツ姿で会社員役に メンバーもアイドル役で出演へ
2018/11/05
男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の本田剛文さんが11月5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に、共演者と出席した。同作は名古屋で撮影しており、生まれも育ちも名古屋の本田さんは「地元でのドラマ撮影が新鮮。ほとんどのロケ先にチャリ(自転車)で行ける。ホームな感じでうれしい」と笑顔を見せた。本田さんは主人公の会社の同僚役で、この日はいつものボイメンの衣装から一転、役衣装のメガネをかけたスーツ姿だった。 また劇中に8人組のボーイズグループ「ビーボーイズ」が登場し、「ビーボーイズ」をボイメンのメンバーが演じることも発表された。主人公の同僚で、同グループのファンを演じる木南晴夏さんは、ボイメンが登場するライブシーンの撮影を振り返り、「(客席の)隣が本田さんのファンの方でした。この撮影が終わるまでにボイメンの中の“推しメン”を作ろうと思います」とコメント。本田さんはすかさず「(推しメンは)本田でお願いします」とアピールしていた。
SKE48内山命、乃木坂・白石麻衣と“同姓同名”役に「あんなに美しい方と一緒でいいのかしら」
2018/11/05
アイドルグループ「SKE48」の内山命(みこと)さんが11月5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に、共演者と出席した。白石マイという役名で出演することから「乃木坂46に白石麻衣さんがいらっしゃる」と切り出し、「(名前が)あんなに美しい方と一緒でいいのかしら……」とジョーク交じりに語って周囲を笑わせた。 内山さんは今回がドラマ初出演で主人公の同僚を演じる。撮影では「よく分からない単語がすごく出てくる」と言い、SKE48の劇場があるビル「サンシャイン栄」の目の前で撮影をした際のことを、「ホームが見えたので、安心感があった。私はあそこで踊っている、あの観覧車に何回も乗ったことがあると思いながら、精神を保ってやっていました」と緊張していた様子。「リア充な役なので、こういう人いるだろうなという感じで(演じられるよう)最後まで頑張ります!」と意気込んでいた。
倉科カナ、特撮ヒーローは「尻が命」 特撮オタク役で仮面ライダーも見るように <会見>
2018/11/05
女優の倉科カナさんが5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に出席した。特撮オタクからの卒業を考えている30代の吉田久美(ひさみ)を演じる倉科カナさんは「せりふで『スーツは尻が命だ』という言葉があるんですけど、本当にそうだなと思う。劇中でもヒーローショーがあって(スーツアクターは)本当に素晴らしいの(お尻)をしていらっしゃる。納得しました」と役に共感していた。 倉科さんは今回の役をきっかけに「2年分の特撮を見て、最近は仮面ライダーシリーズを見始めた」といい、「改めて見るとカッコよさや、特撮が教えてくれる友情や愛(があって)、感動して見ている。この熱い思いを吉田久美に乗せて撮影できれば」と語った。 また同作が名古屋で撮影されていることから、名古屋の思い出を聞かれると「(名古屋名物の)ひつまぶしを1人で食べに行きました。周りがカップルばかりで、居心地が悪かったんですけど、堂々と1人で食べて……」と語り、ハマっていることを聞かれると「写経です」と明かしていた。 ドラマは、丹羽庭さんが「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に14年から連載しているマンガが原作。特撮オタクであることを周囲に言えない“隠れ特撮オタク”の会社員、仲村叶(かの)が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、叶は彼らの言葉に勇気づけられ、次々にピンチを切り抜けていく……という物語。劇中には、動物をモチーフにした特撮ヒーロー「疾風怒濤(どとう)ジュウショウワン(獣将王)」や、叶が子供のころに見ていた特撮ヒーロー「救急機 エマージェイソン」が登場する。 会見には、主人公の叶を演じる小芝さん、叶の会社の同僚・北代優子を演じる木南晴夏さん、叶を慕う同僚の小野田隆を演じる「BOYS AND MEN」の本田剛文さん、叶の後輩でイケメン俳優好きの白濱幸を演じる武田玲奈さん、叶の同僚の白石マイを演じる「SKE48」の内山命さんも出席した。 放送は総合テレビで19年1月18日から毎週金曜午後10時。全7回。
木南晴夏、パン好きだけど「お米も好き」 <会見>
2018/11/05
女優の木南晴夏さんが11月5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に、共演者と出席した。主人公が、特撮オタクであることを周囲に言えない“隠れ特撮オタク”であることから、実はコレが好きというものがあるか聞かれると、木南さんは「パンが大好きで番組もやらせていただいていますが、実は……お米も好きです」と話して、共演者を笑わせた。 木南さんは「『(お米を)食べないんでしょう』と言われがちなんですけれど……。回数は確かにパンの方が断然多いですが、お米が嫌いなわけではないです。そこは勘違いしないでいただきたい。この場をお借りして言わせていただきたいです」とちゃめっ気たっぷりにコメント。同ドラマの撮影を名古屋で行っていることから「ひつまぶしも食べましたし、天むすも食べました」と米を使った名古屋名物を挙げながら、「小倉トーストも食べました」と“パン愛”も忘れずにアピールした。
武田玲奈、アニメオタクを自任「今クールも四つぐらい追いかけている」 <会見>
2018/11/05
女優の武田玲奈さんが11月5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される小芝風花さん主演の連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に出席した。主人公が特撮オタクであることから、武田さんは「私はアニメオタクなところがある」と切り出し、「アニメに一番熱中している。今クールも四つ(4作品)ぐらい追いかけています」とアニメ愛を語った。 ドラマは、特撮オタクであることを周囲に言えない“隠れ特撮オタク”の主人公が、日々の生活の中でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れる……という展開で、武田さんは「私の場合はすぐにアニメのキャラクターが頭に思い浮かんじゃう」と共感している様子。さらに「私は(アニメオタクを)オープンにしているけど、(主人公の)仲村さんはオープンにできなくてかわいそう」と話していた。
小芝風花、特撮オタク役で特撮ファンに 原作キャラの実写版にも太鼓判 <会見>
2018/11/05
女優の小芝風花さんが11月5日、NHK名古屋放送局(名古屋市東区)で、2019年1月から全国放送される主演連続ドラマ「トクサツガガガ」の会見に出席した。特撮オタクの会社員、仲村叶(かの)を演じる小芝さんは、今回、出演が決まってから、特撮ドラマを見るようになったといい、「ビジュアルもカッコいいし、ワクワクする。なんで小さいとき(子供のころ)に見なかったのか不思議なぐらい面白い!」と笑顔で語った。 ドラマは、丹羽庭さんが「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に2014年から連載しているマンガが原作。特撮オタクであることを周囲に言えない“隠れ特撮オタク”の叶が、日々の生活でさまざまなピンチに陥ると、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れ、叶は彼らの言葉に勇気づけられ、次々にピンチを切り抜けていく、という物語。劇中には、動物をモチーフにした特撮ヒーロー「疾風怒濤(どとう)ジュウショウワン(獣将王)」や、叶が子供のころに見ていた特撮ヒーロー「救急機 エマージェイソン」が登場する。 小芝さんは、ジュウショウワンの中で「一番の(リーダーの)シシレオーがカッコいい」と照れ笑い。「実写化にあたって、原作ファンの方はジュウショウワンやエマージェイソンのビジュアルや完成度が気になると思うのですが、(完成度は)すごいです! 本物です! 本当にカッコいい。フィギュアも完成度が高いのでお楽しみに」と太鼓判を押していた。 会見には、叶の特撮オタクの先輩・吉田久美(ひさみ)を演じる倉科カナさん、叶の会社の同僚・北代優子を演じる木南晴夏さん、叶を慕う同僚の小野田隆を演じる「BOYS AND MEN」の本田剛文さん、叶の後輩でイケメン俳優好きの白濱幸を演じる武田玲奈さん、叶の同僚の白石マイを演じる「SKE48」の内山命さんも出席した。
小芝風花、連ドラ初主演で特撮オタク女子に 「トクサツガガガ」実写ドラマ化 2019年1月スタート
2018/09/11
女優の小芝風花さんが、2019年1月スタートの連続ドラマ「トクサツガガガ」 で主演を務めることが9月11日、分かった。今回が連ドラ初主演で、特撮オタクの主人公を演じる小芝さんは「いろいろなことをオープンにできる世の中になって来ていますが、自分の好きなものをさらけ出せない人はまだまだたくさんいらっしゃると思います。周りから見たら小さな問題でも、自分にとっては大問題。大好きなものを守るため、堪能するため、奮闘する姿を楽しんで見ていただけたらうれしいです」と語っている。
「トクサツガガガ」は、丹羽庭さんのマンガが原作。自分が特撮オタクであることを周囲に言えず、隠れ特撮オタクとして暮らす女性会社員の仲村叶(かの)が主人公。主人公は日々の生活の中でさまざまなピンチに陥るが、突然、脳内が特撮モードに切り替わり、本人にしか見えない特撮ヒーローが現れると、彼らの言葉に勇気づけられ、次々にピンチを切り抜けていく。
倉科カナさんが特撮オタクの先輩・吉田さん、木南晴夏さんが主人公の会社の同僚・北代さん、寺田心君が小学生の男の子・ダミアン、竹内まなぶさんがコワモテの任侠さんを演じ、松下由樹さんや武田玲奈さん、「BOYS AND MEN」の本田剛文さんらも出演する。小芝さんは「連続ドラマの主演は今作が初めてなので、最後までスタッフ・キャストの皆さんと面白い作品を作っていければと思います」と意気込んでいる。
ドラマは全7回。19年1月18日からNHK総合で午後10時~同44分に放送される。