2018/11/25 更新
ルームロンダリング ニュース
<インタビュー>オダギリジョー、10年後「役者である必要もない」 その真意は?
2018/11/18
俳優のオダギリジョーさんが出演する連続ドラマ「ルームロンダリング」が、MBS、TBSで放送中だ。池田エライザさんが演じる主人公・八雲御子(みこ)の叔父・雷土悟郎(いかづち・ごろう)役のオダギリさんに、映画から始まって、その後、連ドラ化した異色の同作の魅力、今後の俳優業への思いなどを聞いた。
◇連続ドラマ化でも映画感覚「この作品のためになる」
ドラマは、7月に公開された同名映画(片桐健滋監督)を連ドラ化。主人公・御子役の池田さんをはじめ、御子の隣人で、“こじらせメガネ男子”の虹川亜樹人役の伊藤健太郎さんら映画キャストが続投している。
オダギリさんは、連続ドラマ化は「とてもうれしいですね。普通は数字のいいドラマを映画化するじゃないですか。今までいろんな作品に関わってきましたが、逆に映画がドラマ化するのって初めてなんですよ。いろいろと好評いただいたからこそできたことなんでしょうね」と笑顔を見せる。共演者やスタッフとの再会も「同じキャストで同じスタッフ、一つのファミリーがまた再会して物が作れるってすごく幸せなことじゃないですか。ゼロスタートではなく、前作を超えたところを目指せますもんね」と喜びをにじませる。
自身も映像作品を手がけるオダギリさん。映画との違いは「そこは監督も気にされて、テレビだからスピード感を出したり、編集しやすくするために(カットを)細かく割った方がいいですかね、みたいな話になったので、僕はむしろ『そういう(ドラマならではの)撮り方はしなくていいんじゃないですか』と生意気ながら言わせていただきました」と、撮り方について片桐監督と意見を交わしたといい、「映画を撮ったときの感覚でドラマを撮った方が、きっとこの作品のためになる。方法論は違っても、感じているものやスピリットはそのままであってほしいと思いました」と力を込める。
◇ドラマ版の見どころは趣の違い ドラマ版は、2話ごとに前後編で構成されており、第1、2話に俳優の矢本悠馬さん、第3、4話に元「乃木坂46」の生駒里奈さん、「TSUTAYAプレミアム」の動画配信サービスで配信されるオリジナルエピソードの第5、6話に、宇野祥平さんがゲスト出演する。映画から出演している死んでも夢をあきらめ切れない幽霊役の渋川清彦さんや、オリジナルエピソードに登場する切腹した侍の幽霊を演じる宇野さんについて、オダギリさんは「同世代というわけではないんですが、昔から共演していた方々。やりやすいというか、気心の知れた仲」とうれしそうに語る。 三つのエピソードは「それぞれ、趣が違うんです。1、2話はストーリーの転がり方が見どころで、3、4話は少しほっこりと感動する話ですし、5、6話はロードムービーみたいな感じになっています。僕の中では5、6話が楽しみですね。宇野さんは見た目もすごく個性的なので、何をしても面白いんですよ」と紹介する。「毎週あの世界観を、深夜のちょうどいい時間に見られるのは、ある意味ぜいたく。6週間、楽しみを持っていただけるとうれしいですね」とアピールした。 ◇10年後、俳優業「やってなくていいんじゃないかな」 2018年は同作のほか、ドラマ「チア☆ダン」(TBS系)ではチアダンス部の顧問教師役、公開を控える主演映画「宵闇真珠」(ジェニー・シュン監督、クリストファー・ドイル監督、12月15日公開)では異国の旅人役と、さまざまな役柄を演じているオダギリさん。現在42歳になり、「10年後はどんな役をやっていると思うか」と聞くと、「20歳のころは、40歳の自分をイメージしていたんですが、40代になった今、50代の(俳優業の)想像はできないですね……」と首をかしげる。「10年後の自分の役者像に興味がない。やってなくてもいいんじゃないかな。そんな言い方はあれですが……」と意外な答えが返ってきた。 7月に長編映画の監督を務めることを発表するなど、幅広い活動をしている中で、オダギリさんは「今後、自分がどういう“役者”になるか、というのに興味がない。役者である必要もないと思っている。もしかしたらデスクワークの方が向いているかもしれないし、農業にはまっているかもしれないし」と説明し、「何かにしばられることなく、その時に楽しいと思えることをやれていればいいと思います」と本音を語っていた。 ドラマは、MBSで毎週日曜深夜0時50分、TBSで毎週火曜深夜1時28分に放送。動画配信サービス「TSUTAYAプレミアム」でも配信される。
<インタビュー>伊藤健太郎 ヤンキーからメガネ男子まで…幅広い役柄演じ分け引く手あまた 切り替えのスイッチは?
2018/11/06
俳優の伊藤健太郎さんが出演する連続ドラマ「ルームロンダリング」(MBS・TBS)が、MBSで11月4日から放送を開始し、TBSでも6日からスタートする。池田エライザさんが演じる主人公・御子の隣人で、“こじらせメガネ男子”の虹川亜樹人役で出演する伊藤さん。同作以外にも、今年に入ってさまざまな役柄での出演作が目白押しだ。そんな伊藤さんに、引く手あまたの現状や役柄を演じ分けるコツなどを聞いた。 ◇連続ドラマ化で映画のクオリティー変わらず 「またあの世界が戻ってきたな」 ドラマは、今年7月に公開された同名映画(片桐健滋監督)を連ドラ化。主人公・八雲御子役の池田さんをはじめ、御子の叔父・雷土悟郎役のオダギリジョーさんら映画キャストが続投している。連続ドラマ化は「温かい作品で、すごく僕の大切な作品の一つだったのでうれしい」と伊藤さんは笑顔で語る。「キャストも同じ方だし、スタッフも同じチームでやれる。(映画撮影から)1年とちょっとたちましたけれど、そんな感じはなく、またあの世界が戻ってきたな、と感じましたね」とうれしそうに話す。 ドラマ版は「撮り方、内容も結構違うのかなと思ったんですが、台本読んでみても、映画を撮っているような、そんなに大きな差はなかったですね」と、そのクオリティーや雰囲気に変化はなかったという。ドラマならではのカット割りも「他のドラマほど割らなきゃいけないこともない。監督が『せりふを変えてもらっていいから』と言ってくれて、一緒に作り上げていく感覚があったので、それも映画っぽいなと感じた」という。「いろんなゲストの方が登場するのが見どころ。亜樹人と御子ちゃんの距離感が、映画と違ってぐっと近くなっていたり、亜樹人が素直になれる部分がより増えている」と笑顔で、ドラマ版の見どころを語る。
◇出演作続々公開で「ありがたい」 声をかけられることも… 伊藤さんは、昨年放送したドラマ「アシガール」(NHK)では若殿様役、「BG~身辺警護人~」最終話では新人ボディガード役、今年に入ってからも、同作の映画版をはじめ、ドラマ化、映画化もされた「覚悟はいいかそこの女子。」(TBS・MBS)、現在放送中のドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)では、主人公の相棒でツンツン頭のヤンキー・伊藤真司役と、時代背景から職業、見た目も幅広い役で出演作が続いている。 テレビをはじめ、メディアでの露出も増えた現状に「すごく地元の仲間たちが喜んでくれていますね。スクリーンやテレビの画面で見る機会が増えたって。いろんな人に支えられながらやっているのでありがたい」と喜んでいる伊藤さん。街を歩いていても出演作の反響を感じることがあるといい、「(声をかけられることが)大分増えましたね。年齢層も幅広い。うれしいですね」。特に「ちびっ子たちが来てくれるのはうれしい。僕がやっていた役名を呼びながら来てくれる。たまにですよ!」と笑顔で明かした。 ◇幅広い役への切り替え「メガネは結構大切」 幅広い役柄への切り替えは「同時進行はやっていないので、そんなに大変だなと感じることは、今のところあまりないんです」というが、スイッチになっているのは「スタッフチームに作ってもらっている自分のビジュアルがすごく大きい」と語る。「衣装を着たり、メガネをかけたりしたら、もう(今回なら)亜樹人のことばっかり考えているので、それが大きいかもしれない。皆さんがいろいろ考えて作ってくださるので、そのお陰で今のところは何とかやれているかな」と自身の演技を分析する。 伊藤さんが今回演じている亜樹人は「映画版では、御子ちゃんの隣に住んでいる男の子で、小説家を目指していて、なかなか人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプ」という“こじらせメガネ男子”で、ドラマ版では「だんだん御子ちゃんに引かれていって、御子ちゃんのために何かしたい、と成長していく。結構男らしい部分を持っていて、見た目とちょっとギャップがある」と表現する。 ドラマ化、映画化もされた「覚悟はいいかそこの女子。」(MBS・TBS)では、恋愛に縁遠い“ヘタレ”男子役、12月から放送されるドラマ「この恋はツミなのか!?」(MBS・TBS)では、柏木由紀さんとのダブル主演で、恋愛経験なし&コミュ障気味のさえない24歳のサラリーマン役などで、数多くの“メガネ男子”を演じる伊藤さんは、役の切り替えには「メガネは結構大切。このメガネをかけたらこれだと、勝手に脳みそでチェンジしているんだと思います。あんまり深く考えすぎないようにしています」と、細かな演じ分けについても明かした。 ◇改名でけじめをつけた役者への思い 芸名だった「健太郎」を改め、6月の21歳の誕生日に「役者としてこれからやっていきたい」という思いから、本名の「伊藤健太郎」という本名で活動を開始。約4カ月たって、周囲からの反響は「あんまりないかもしれないですね。名字を付けただけだし」と笑うが、「気持ちとして大きな変化があった。僕はモデルからやらせていただいたんですけれど、現場で『伊藤さん』と呼ばれると身が引きしまる」と、自身の心境の変化を明かす。 これまでにもさまざまな役を演じているが、今後やってみたい役を聞くと「いろいろやりたいんですけれど、パッと今思いついたのは宇宙飛行士ですね。小さいなころの夢だったんですよ。疑似体験としてやってみたい」とにっこり。年齢を重ねたら「医者とか先生とか、もっとやれる役の幅も広がると思いますが、同じく狭まることもあると思う。学生役を、やれるうちはやりたいです」と役者業への意欲を新たにしていた。 ドラマは、MBSで毎週日曜深夜0時50分、TBSで6日から毎週火曜深夜1時28分に放送。7日から動画配信サービス「TSUTAYAプレミアム」で配信される。
<インタビュー>池田エライザ 出演作が目白押し「面白がってもらっているのかな」
2018/11/04
モデルで女優の池田エライザさんが主演する連続ドラマ「ルームロンダリング」(MBS・TBS)がMBSで11月4日、TBSで11月6日から放送がスタートする。ドラマは、池田さん主演で今年7月に公開された映画「ルームロンダリング」(片桐健滋監督)を連ドラ化。主人公・八雲御子を池田さん、御子の叔父・雷土悟郎をオダギリジョーさん、御子の隣人・虹川亜樹人を伊藤健太郎さん、春日公比古を渋川清彦さんと映画キャストが続投している。主演の池田さんにドラマの見どころや最近気になるファッション、美容などについて聞いた。 ◇連続ドラマ化が決まり「続きが見せられるのが幸せ」 作品が連ドラ化されたことを、「映画は御子が0.5歩前に進み、きっと御子がまたいろんな人に出会って成長していくんだろうなってお客さんが思うところで終わったので、その続きを皆さまにお見せすることができるのは、すごく幸せ」と池田さんは喜ぶ。「私を含めスタッフの方たちもこの作品が好きな人ばかりで、そういう人たちと士気を高め合いながら現場に入れたのはすごくカッコいいというか、誇らしい」と充実感をにじませる。 再び演じることになった御子役については、「原作者が監督なので、段取りの段階で『自分はこう思いましたがこの解釈はどうですか』というのを監督と話し、監督の解釈を聞いて2人でいろいろ考えて作り上げていきました」という。「(御子を映画版と)変えるということはなくて。相手から受け取ったもので何を感じたかという、その作業をずっとやって気づいたら少し成長しているというのが御子。見ている方へのメッセージというか、そういうものを一つ一つ丁寧にやりました」と役作りについて語る。
◇伊藤健太郎とは動画をきっかけに仲よしに… 多彩な登場人物が今作の魅力の一つだが、「みんなキャラクターがしっかり定まってきている。もしかしたら未練があるかもしれないとか、明るく振る舞っているけれど実は……みたいなものが、ドラマ版ではより鮮明になっている」と池田さんは手応えを感じているようだ。「『ルームロンダリング』の世界は、何をやってもあのままというか、日本のどこか片隅でもしかしたらそういうことをしている人たちがいるかもしれないという話。相変わらず独特で、春の暖かい陽気みたいなものは、ずっと現場に流れています」と明るい表情で語る。 そんな個性豊かなキャラクターを演じる共演者の一人、伊藤さんの印象を、池田さんは「私が人見知りで伊藤くんが多分気遣いするところがあるので、気を使ってくださったのか、映画のときはほとんど話をしていなくて」と振り返るも、「(映画版の)最後の方に少し話すようになりましたが、宣伝動画を撮影するときにカメラが回ってしゃべらなきゃいけないので、『どうする?』みたいな感じになり、ちょっと仲よくなりました」と言って笑う。 悟郎役のオダギリさんとは「前回に引き続き、自分のやりたいことを相談をさせていただきました。ゆったりと話を聞いてくださる方」と表現。「(共演の)皆さんはよくしゃべられる方だと思います。疲れているからしゃべらないとか、そういうのもあってもいいと思いますが、皆さんすごく穏やかな気持ちで現場にいらっしゃって。スケジュールがタイトな中、そういうのを感じないぐらいリラックスされていて、楽しかった」と撮影現場の様子を明かす。 ◇チームで「いいものを作ろう」という意識で取り組む 池田さんは今年、「ルームロンダリング」をはじめ、「となりの怪物くん」「SUNNY」「億男」など出演映画が続々と公開されている。自身を取り巻く現状を「面白がってもらっているのかなと。それに尽きます」と冷静に分析。「どこかで自分の名前が挙がるという事実が幸せ。現場に行ったときは、自分でやらなきゃいけないこと、自分に足りていないことは補っていこうと思っているので、(キャスティングという)その前の段階で名前を挙げていただけるだけでも本当に幸せ」と感謝の言葉を口にする。 現場に臨む際は、「主演に選ばれたから……ではなく、次はこのチームの方々と一つの作品を作るという意識でいるので、『よし頑張ろう。いいものを作ろう』という気持ちが大きい。浮かれている暇はないなって……」と自身のスタンスを説明。「もともとそういう性格だと思うので、いい波に乗るとか調子に乗るとか、いい流れを作るためには大事かもしれませんが、私自身はそんなに乗れない(笑い)。見た目だけでも調子に乗って見えていたらいいなって」とちゃめっ気たっぷりに語る。 今作はオリジナルだが、原作ものとの違いを「映画を作る前にファンがいるかいないかの違いはありますが、誰かが作品を生み出したという意味では(オリジナルも原作ものも)変わらない。原作が監督の場合、やる側として生みの親にすぐ相談できるというのはすごくありがたいです。スピーディーだし、裏の意図も聞けて、独りよがりなお芝居にならずにすみます」と冷静に分析する。ただ、原作ものは「舞台あいさつが(キャストが)若くて華やいでいるので、そういうところでパワーをもらうのは原作ものの方が多い。私もイケメンに生まれて『キャー』って言われたいなって思うし、うちわの数で勝ちたい。ちょっと悔しいぐらいうらやましい」と笑顔で語る。 ◇美容や健康で気を付けていること そんな池田さんに、モデルと女優のバランスの取り方を聞くと、「(モデル業では)本当にすてきな写真を撮ってくださるので、仕事の合間の楽しいイベントみたいな感じ。可愛いお化粧や可愛いお洋服などを施していただける場として純粋に楽しんでいます」と笑顔を浮かべる。「昔は求められていることとニーズを考え発信者として頑張ろうという時代もありましたが、今はまたそれとは別に、守らなきゃいけない責任、大事にしなきゃいけないものがある。比重として最近は日々お芝居をやらせてもらっている感じです」と現状を説明する。 最近気になるファッションアイテムは「暖かい服。たまたま寒いからめっちゃ暖かいモコモコのオーバーサイズなアウター買って着ていたら、最近オーバーサイズがはやっていると言われましたが、知らなかった」と笑う。また、忙しい日々を送る中で美容や健康で気を付けている点については、「撮影中は遅くなることもあるので、(午後)7時半に帰ったら8時半に寝たりと早い時間に寝られるときは寝ています。あとは、もずくとか納豆とか、常備して食べるようになりました」と明かす。また「ジムには行かなきゃと思いますが、まあいいかと(笑い)。ずぼらはずぼらなりにできることをまず始めた方がいいと思う」と自分なりのペースが大事だと主張する。 ドラマの見どころについては、「ツッパリ矢本(悠馬)くん、サンタ(クロース)コス(プレ)の生駒(里奈)ちゃん、武士の宇野昇平さんと毎回、濃いキャラで濃い役者で濃い設定があり、エピソードごとにゲストがいらっしゃって新しい風が吹くというのは見どころ。うふふと笑えるコメディー要素がたくさん詰まっている」とアピールする。池田さんに「10年後どうなっているか」と聞くと、「自分が今、想像し得ないことをやっていてほしいので、言えちゃったら嫌。そんな自分に22歳の私から『落ち着け』って言いたい。そこまでが理想です」と笑った。 ドラマは、MBSで11月4日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同6日から毎週火曜深夜1時28分に放送。同7日から動画配信サービス「TSUTAYAプレミアム」で配信される。 (インタビュー・文・撮影:遠藤政樹)
<ドラマ紹介>「ルームロンダリング」 池田エライザ&伊藤健太郎の恋の進展は? ゲスト“幽霊”も続々
2018/11/04
モデルで女優の池田エライザさんが主演する連続ドラマ「ルームロンダリング」(MBS・TBS)が11月4日深夜から順次、放送される。池田さん主演で7月に公開された同名映画(片桐健滋監督)を連ドラ化。池田さん演じるいわくつきの部屋から部屋へと引っ越しを繰り返す八雲御子と、伊藤健太郎さん演じる隣人・虹川亜樹人の“こじらせ同士”の恋のその後、御子の引っ越し先に現れる個性的な幽霊たちとの物語が描かれる。 御子の仕事は、叔父・雷土悟郎が探してくるワケあり物件に住み込んで事故の履歴を帳消しにし、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)すること。ところが行く先々で待ち受けていたのは、幽霊となって部屋に居座る、この世に未練たらたらな“元住人”の幽霊たち。なぜか彼らの姿が見えてしまう御子は、その悩み相談に振り回されていく……というストーリー。 連ドラ版には、池田さん、伊藤さんのほか、御子の叔父・雷土悟郎役のオダギリジョーさん、死んでも夢をあきらめ切れない春日公比古役の渋川清彦さんらも映画版キャストが引き続き登場。ストーリーは2話ごとに前後編で構成されており、第1、2話に俳優の矢本悠馬さん、第3、4話に元「乃木坂46」の生駒里奈さん、「TSUTAYAプレミアム」の動画配信サービスで配信されるオリジナルエピソードに、宇野祥平さんがゲスト出演する。オープニングテーマは4人組ロックバンド「SHE’S」の新曲「The Everglow」。 第1話「1LDK・6万円・撲殺 A面」は、組のお金を持ち逃げしたのがバレて、撲殺されたチンピラの幽霊・山尾純也(矢本さん)の物語。御子(池田さん)が引っ越してきたマンション「トアル」の床下収納にいた純也が成仏できないのは、元恋人でサンバパブで働くキャンディが原因だった。御子は純也に頼まれ、キャンディの様子を見にいくことになる……という展開。御子に恋心を抱きつつ、一向に関係が進展しない亜樹人(伊藤さん)が、御子のために奮闘するシーンも注目だ。 MBSで4日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同6日から毎週火曜深夜1時28分放送。同7日から「TSUTAYAプレミアム」で配信もスタートする。
池田エライザ、生駒里奈の可愛さに“悶絶”「肌ツルッツル!」<第1話先行上映会&スペシャルトークショー>
2018/11/01
モデルで女優の池田エライザさんが11月1日、東京都内で行われた、4日スタートの主演連続ドラマ「ルームロンダリング」(MBS・TBS)の第1話先行上映会&スペシャルトークショーに、共演のオダギリジョーさんとともに登場。ドラマ版で共演したアイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー、生駒里奈さんについて聞かれると即座に「可愛いんですよ! 肌ツルッツルで!!」と悶絶(もんぜつ)するかのように体をくねらせて熱弁し、会場の笑いを誘った。 生駒さんは同ドラマの3、4話でサンタのコスプレをしている幽霊としてゲスト出演する。3、4話について池田さんは「これぞハートウオーミングという家族のお話」と説明。生駒さんの演技については「彼女が涙するシーンがあるんですよ。何かこっちまで泣けてきちゃうくらい美しくて、ピュアで。いいものを見られたなあってすごく思いましたね」と絶賛し、「なかなか生駒ちゃんのサンタコスとか見られないので役得かな」と喜んでいた。 ドラマは、池田さん主演で今年7月に公開された同名映画(片桐健滋監督)を連ドラ化。映画版で主人公・八雲御子を演じた池田さん、御子の叔父・雷土悟郎役のオダギリさん、御子の隣人・虹川亜樹人役の伊藤健太郎さんらが同役で出演する。叔父・雷土悟郎が探してくるワケあり物件に住み込んで事故の履歴を帳消しにし、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)する御子。幽霊となって部屋に居座る元住人たちの姿がなぜか見えてしまう御子は、そのお悩み相談に振り回されていく……というストーリー。 MBSで4日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同6日から毎週火曜深夜1時28分放送。同7日から動画配信サービス「TSUTAYAプレミアム」で配信される。
生駒里奈、サンタコスプレの幽霊に ドラマ版「ルームロンダリング」にゲスト出演
2018/10/16
モデルで女優の池田エライザさんが主演する連続ドラマ「ルームロンダリング」(MBS・TBS)に、元「乃木坂46」の生駒里奈さんがゲスト出演することが10月17日、明らかになった。生駒さんはクリスマスパーティーでお酒を飲まされた揚げ句にトイレで吐きながら“お陀仏”になった幽霊・大野まくず役で、サンタクロースのコスプレをしたビジュアルも公開された。生駒さんの他、俳優の矢本悠馬さん、宇野祥平さんもゲスト出演する。 同ドラマは、池田さん主演で今年7月に公開された映画「ルームロンダリング」(片桐健滋監督)を連ドラ化した作品で、映画版で主人公・八雲御子を演じた池田さんが同役を続投。また映画版で御子の叔父・雷土悟郎を演じたオダギリジョーさん、御子の隣人・虹川亜樹人を演じた伊藤健太郎さん、死んでも夢をあきらめきれない春日公比古を演じた渋川清彦さんも、ドラマ版で同役を演じる。 いわくつきの部屋から部屋へと引っ越しを繰り返す八雲御子(池田さん)の仕事は、叔父・雷土悟郎(オダギリジョーさん)が探してくるワケあり物件に住み込んで事故の履歴を帳消しにし、次の住人を迎えるまでにクリーンな空き部屋へと浄化(ロンダリング)すること。ところが行く先々で待ち受けていたのは、幽霊となって部屋に居座る、この世に未練たらたらな元住人たち。なぜか彼らの姿が見えてしまう御子は、そのお悩み相談に振り回されていく……というストーリー。 ドラマ版は2話ごとに前後編で構成されており、矢本さんは1、2話に、生駒さんは3、4話に、宇野さんは「TSUTAYAプレミアム」の動画配信サービスで配信されるオリジナルエピソードに、それぞれゲスト出演する。矢本さんは、愛する彼女への未練を残したまま撲殺され、床下収納に埋められたチンピラの幽霊・山尾純也を、宇野さんは無実の罪をなすりつけられ、切腹して自害するも、妻や息子の行く末が心配で成仏できず畳に憑(つ)き続けた幽霊・蒔苗(まかなえ)三平太を演じる。 ドラマは、MBSで11月4日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで同6日から毎週火曜深夜1時28分放送。 ◇生駒里奈さんのコメント サンタのコスプレをしてるただの陽気な幽霊かと思いきや、本当は不器用な父親想いの女の子です。 御子ちゃんの力を借りて、最後、親子の絆を感じられる心温まる展開になります。 初めて幽霊になりました。幽霊役はやってみたかったので楽しかったですし、たくさん勉強になりました。 主演の池田さんが年下でびっくりしたのが現場での一番のニュースでした。ぜひ楽しみに観てください。 ◇矢本悠馬さんのコメント お芝居で殺されたり殺したりは、経験あるんですけど、幽霊を演じるのは初めてなので不謹慎なんですがワクワクしてます。 自分の中で今回のテーマは「愛」なので、シャイにならず熱くありたいですね。 映画「ルームロンダリング」の元々の世界観を邪魔せず大切に参加できればいいかなと。 ◇宇野祥平さんのコメント 夜起きてガラスに映る自分を幽霊と間違い、驚いてしまったことはないでしょうか? トイレに起きてさまようおばあちゃんを幽霊と間違い、驚いてしまったことはないでしょうか? でも幽霊を生きている人と間違うことはまずないのではないでしょうか? 片桐監督の幽霊達はそんな間違いをしてしまいそうなほど生き生きとしているので、死んでいるように見えないように心掛けた所存であります。
「ルームロンダリング」連ドラ化決定 池田エライザ、オダギリジョーら映画キャストが続投
2018/09/19
モデルで女優の池田エライザさん主演で今年7月に公開された映画「ルームロンダリング」(片桐健滋監督)が、連続ドラマとして放送されることが9月19日、分かった。ドラマ版でも池田さんが主人公の八雲御子を演じるほか、映画版で御子の叔父・雷土悟郎を演じたオダギリジョーさん、御子の隣人・虹川亜樹人を演じた伊藤健太郎さん、死んでも夢をあきらめきれない春日公比古を演じた渋川清彦さんも、ドラマ版で同役を演じる。ドラマはMBS、TBSの深夜の「ドラマイズム」枠で放送される。
映画は、新たな映像クリエーターの発掘を目的としたコンペティション「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2015」で準グランプリに選ばれた片桐監督の作品を実写化。5歳で父親と死別、その翌年に母親が失踪し、天涯孤独になった御子は、母の弟の雷土悟郎から住む場所とアルバイトを用意してもらう。そのアルバイトは、自殺事件などが起こった訳あり物件を浄化する“ルームロンダリング”だった……というストーリー。
ドラマ版でも、行く先々で待ち受けていている個性的な幽霊たちに振り回される御子の姿や、昔、御子が住み込んだ部屋の隣人だった亜樹人との“こじらせ同士”の恋などが描かれる。
ドラマ「ルームロンダリング」はMBSで11月4日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで11月6日から毎週火曜深夜1時28分放送。