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<インタビュー>真木よう子、“炎上”描いたドラマで「避けてきた」弁護士役に挑戦 SNSも「人対人」

ドラマ「炎上弁護人」で主人公の弁護士・渡会美帆を演じる真木よう子さん (C)NHK
ドラマ「炎上弁護人」で主人公の弁護士・渡会美帆を演じる真木よう子さん (C)NHK

 女優の真木よう子さん主演のNHKの「土曜ドラマスペシャル『炎上弁護人』」が12月15日午後9時~10時13分に放送される。ネット世論の“裁き”が下されかねない時代に立ち向かう弁護士を描いたヒューマンドラマ。真木さんはSNS炎上案件を担当するアウトローな弁護士・渡会美帆を演じる。「ずっと避けてきた」という弁護士役に挑んだ真木さんに、演じた感想やテーマの“SNS炎上”についての思いなどを聞いた。

 ◇ずっと「避けてきた」弁護士役 「正義感の強さ」が共通点
 
 「白い巨塔」や「14才の母」などで知られる井上由美子さん脚本のオリジナルドラマ。ある日、世間やマスコミにバッシングされ“社会の敵”となった人々を担当する弁護士・渡会美帆の元に、ネットで炎上し加害者扱いされた主婦・朋美(仲里依紗さん)が現れる。SNSの炎上案件という勝ち目の薄い内容に迷う美帆だが、朋美に対する攻撃のひどさに、あえて依頼を引き受ける。依頼人と弁護士という立場を超えて、2人の女が固い絆で結ばれていく……というストーリー。岩田剛典さん、岡山天音さん、片桐はいりさん、小柳ルミ子さん、宇崎竜童さん、小澤征悦さんも出演する。
 
 世間の反感に立ち向かう方が燃えるアウトローな弁護士・美帆を演じる真木さん。オファーを受け、真っ先に思ったことは「ずっと避けてきた弁護士役がついに来たか」だったと苦笑する。避けていたのは「難解な専門用語が付き物というイメージがあった」ためだ。「ドラマの中身を聞いたら、お堅い弁護士の役ではないということだったので、やらせていただこうと思いました」と笑い、「今は、SNSで発覚する事件が多くなっている。一般の方でも身を正して生きていかないといけない世の中になったと思っています。だからすごく注目を浴びる、みなさんが見て共感できる、面白いドラマになるんじゃないかと思いました」と話す。
 
 演じる美帆は、正義感の強い弁護士。真木さんは「台本を読んで、お堅い人間というよりも『人を助けたい』という正義感が強くて、その感情で動いてしまう女性なんだという印象を受けたので、そういうふうに演じました」と語り、「自分でも正義感は強い方だと思っているので……(美帆の正義感は)自分にないところではないので、やりやすいところはありましたね」と明かす。
 
 炎上に美帆と共に立ち向かう朋美役の仲さんについては「すごく人見知りで、おしゃべりするタイプじゃないけど、スッと役に入るのがお上手な方。とてもやりやすいですし、すごく可愛いですね」と印象を語る真木さん。ドラマには、美帆と朋美が少しずつ心を通わせて固い絆で結ばれていく“バディーもの”のような側面もある。真木さんは「(朋美は)依頼人ではあるんですけど、ただの依頼人ではなくて、少し面倒な妹的な感じで接するように、せりふ回しをするように心がけていました」と振り返る。

 そんな2人に接近するウェブニュース記者・馬場明も、ある重大な役割を果たすキャラクターだ。馬場を演じている岩田さんについて真木さんは「(ロケで)オーラを消すのがすっごくうまくて(笑い)。本当に誰にも気づかれないから、スムーズに撮影できるんです。オーラを消すことができるテクニックをお持ちなことにびっくりしました」と印象を語る。

 ◇「人対人」に共感 「きれいな言葉を投げかけようぜ!」

 誰もが被害者にも加害者にもなり得る“炎上”を描いたドラマ。真木さんが特に「グッときた」のは宇崎さん演じる父・明彦のせりふだった。「(明彦は)SNSはやっていないし、分からないんですけど、『だけど、人対人だろ、変わりゃしないじゃないか』というせりふがあるんです。すごく、そうだな、と思いました」と共感する思いを明かす。

 「『人対人なんだ』と主人公が気づくあたりから、おそらく、見ているみなさんも、ネットやSNS上の見えない相手に対する感情が少し柔らかくなってくるというか……そういう感じがするんです」。そう語る真木さんは、最後に、「実名も顔も解らないネット上だからこそ、暴言ではなく、きれいな言葉を投げかけようぜ! というメッセージ性のあるドラマになったらいいなと思います」と期待を込めて語った。

岩田剛典、SNS観を明かす 「生の声を書くことが大切」<会見>

ドラマ「炎上弁護人」の会見に登場した岩田剛典さん
ドラマ「炎上弁護人」の会見に登場した岩田剛典さん

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが12月4日、東京都内で行われたNHKドラマ「炎上弁護人」の会見に登場。SNSの“炎上”をテーマにした同作で、相手を選ばず突撃するウェブニュース記者・馬場役を演じる岩田さんは、「自分自身もいろんなSNSを扱う中で、生の声を書くことがやっぱり大切(と思った)」とSNS観を披露。「受け手としても、(リアルで)人対人として接するのと同じように、(ネットでも)接することができたらいいのかなと思いました」と見解を語った。

 岩田さんは「(馬場役で)質問に対して答えてもらう、というシーンが多かったんですが、仕事なんだけど『人と人とのやり取りだな』と改めて思った。馬場という役を演じて、より人に対してやさしくなれたような気がします」と演じた感想を明かした。

真木よう子、炎上に挑む弁護士演じ“SNS観”に変化 「ネットの世界も人対人」 <会見>

ドラマ「炎上弁護人」の会見に登場した真木よう子さん
ドラマ「炎上弁護人」の会見に登場した真木よう子さん

 女優の真木よう子さんが12月4日、東京都内で行われたNHKの主演ドラマ「炎上弁護人」の会見に登場。ネットの“炎上”案件に挑む弁護士・渡会美帆役を演じる真木さんは、撮影の前後でのSNS観の変化について聞かれると、「『ネットの世界も人対人なんだ』と渡会美帆は気づくんですけど、私も役に伴ってそれに気づいたような部分はあります」と吐露。「えたいの知れない何かがうごめいているのではなく、人が書いていることであり……ということはすごく思いました」と考え方の変化を明かした。

 真木さんは、作中で多数の記者に囲まれるシーンも演じており、「人とマイクが結構な至近距離で、囲まれたんですが……あれ、恐怖でしたね。悪いことをした政治家さんとか、こういう気分なんだ、と感じました」と感想を告白。続けて「悪いことしないようにします」と冗談めかして語り、笑いを誘った。

 会見には真木さん、仲里依紗さん、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんも出席した。

真木よう子、SNS炎上に立ち向かうアウトロー弁護士に NHKドラマ「炎上弁護人」主演

NHKの単発ドラマ「炎上弁護人」で主演を務める真木よう子さん
NHKの単発ドラマ「炎上弁護人」で主演を務める真木よう子さん

 女優の真木よう子さんが、NHKで2018年12月に放送される単発ドラマ「炎上弁護人」で主演を務めることが分かった。SNS炎上案件を引き受けるアウトローな弁護士・渡会美帆を演じる真木さんは、「今やネット炎上や、SNSから発信される情報での事件発覚等、私たち表に立つ人間でなくとも皆様全員が襟を正さなければ、次は我が身と姿勢を伸ばす社会になったように思います。誰が本当の犠牲者で、加害者は何者なのか。現代のこの流れにどこか『これでいいのか?』と思っていらっしゃる方々の気持ちがスカッとするようなドラマです」とアピールしている。

 ドラマは、ネット世論によって犯人が決めつけられ“裁き”が下されかねない時代に立ち向かう、一人の弁護士を描いたヒューマンドラマ。ある日、世間やマスコミにバッシングされ“社会の敵”となった人々を担当する弁護士・渡会美帆のもとに、ネットで炎上し“加害者扱い”された主婦・朋美(仲里依紗さん)が現れる。SNSの炎上案件という勝ち目の薄い内容に迷う美帆だが、朋美に対する攻撃のひどさにあえて依頼を引き受けることに。依頼人と弁護士という立場を超えて、2人の女が固い絆で結ばれていく……というストーリー。

 ドラマには岩田剛典さん、岡山天音さん、片桐はいりさん、小柳ルミ子さん、宇崎竜童さん、小澤征悦さんも出演。NHK総合で12月15日午後9時~同10時13分に放送される。