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山下智久「インハンド」がオールアップ 「一生忘れられないドラマに」

連続ドラマ「インハンド」のオールアップを迎えた濱田岳さん(左)と山下智久さん (C)TBS
連続ドラマ「インハンド」のオールアップを迎えた濱田岳さん(左)と山下智久さん (C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)がこのほど、オールアップを迎えた。約4カ月に及んだ撮影が終わり、変人で右手が義手の天才科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ)を演じた山下さんは、最後のシーンを撮り終えて「一生忘れないドラマになりました」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 山下さんは、スタッフから拍手が送られると両手を上げてガッツポーズ。「長い長い旅が終わりました」といい、「1人でも欠けたらこの『インハンド』は完成しなかったと思います。(濱田)岳くん、菜々緒さんをはじめ、キャストの皆さんがそれぞれ妥協することなく自分の情熱をみんなと共有し合って、常に最善の解決策を見つけてこられた」とチーム全員を労った。

 紐倉の助手の高家春馬を演じた濱田岳さんは「紐倉という難役に挑む山下さんの背中を見て、僕も高家として何ができるかを一生懸命考えました」と語り、「本当に引っ張っていただきました」と感謝の気持ちを伝えた。内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴を演じた菜々緒さんは、2人よりひと足先にオールアップを迎え、「雨にも負けず、風にも負けず、花粉にも負けず(笑い)、そして大変なロケにも負けず頑張っている皆さんの姿を見て、私もすごく頑張れました」と笑顔。「いつか続編ができたら」と期待を寄せていた。

(C)TBS
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磯村勇斗「インハンド」最終章のキーパーソンに 初共演・山下智久に「かっこいい」

TBS系連続ドラマ「インハンド」第9話から出演する磯村勇斗さん(C)TBS
TBS系連続ドラマ「インハンド」第9話から出演する磯村勇斗さん(C)TBS

 俳優の磯村勇斗さんが、山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが6月4日、分かった。磯村さんが同局の連続ドラマ初出演で、山下さんとの共演も初めて。時任三郎さん扮(ふん)する福山和成の息子で、米国帰りの若き科学者・新太役で、7日放送の第9話から出演する。21日放送の最終回に向けたキーパーソンになるという。

 新太は「今の時代に合った科学の在り方を模索したい」という志を持って、米国で出会った研究者仲間・柏木(夕輝壽太さん)らと共に父・和成がCEOを務める「フューチャージーン」で研究にいそしんでおり、和成が秘密裏に進めている“ある計画”に関わっているのか……という重要な役どころ。

 ◇磯村勇斗さんのコメント

 「インハンド」は視聴者として楽しく拝見していたので、出演が決まりとてもうれしいです。僕が演じる新太は、時任さん演じる父が作ってきた科学の道を受け継いでいきたいという強い意思を持った科学者。アメリカで研究していただけあって、若いけど自信もあるし、力もある。科学の未来のために突き進む新太のエネルギーをまっすぐに表現していくことで、最終回に向けたスパイスになれたらうれしいです。

 父親役の時任さんとは、顔が少し似ていると勝手に思っているので(笑い)、いい親子感が出せるのではないかと思っています。偉大な“父”に、演技の面でもしっかりついていきたいです。山下さんとは初共演ですが、今回一緒にお芝居をさせていただけて光栄です。ひきつけられるオーラがあって本当かっこいいです。

 ◇浅野敦也プロデューサーのコメント

 時任さん演じる福山和成の息子・新太は、若さと知性、純粋さを兼ね備えたキャラクターです。そこでフレッシュで清潔感のある磯村さんにオファーしました。新太は、最終章のミステリー、そして人間ドラマの大きな要となる重要で難しい役どころです。磯村さんの純粋で熱い芝居に期待します!

<インタビュー>菜々緒 脱“悪女”で“いじられ”キャラに まさかの母親役でさらなる新境地

連続ドラマ「インハンド」に出演中の菜々緒さん
連続ドラマ「インハンド」に出演中の菜々緒さん

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)。女優の菜々緒さんが演じるクールでやり手な内閣官房サイエンス・メディカル対策室の牧野巴(まきの・ともえ)は、これまでの菜々緒さんのイメージを覆す脱“悪女”役で好評を博している。菜々緒さんに、新境地となる役への思い、撮影現場について聞いた。

 ◇脱“悪女”のオファーに歓喜 「初めて人間の役をやるような…」

 牧野は容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)なエリート官僚。変人で天才の科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)と、心優しい紐倉の助手・高家春馬(濱田岳さん)と共に次々と巻き起こる難事件を、科学的な方法で鮮やかに解決していく。紐倉と高家とは、ことあるごとにこぜり合いを繰り広げている。

 菜々緒さんは牧野について「すごく男勝りで、物事をはっきりと言う強い性格ではあるんですが、世のため人のために動く女性。男の人の中に紛れながらも一生懸命働いている女性です。そういう役は初めてでした」と語る。

 さまざまな作品で演じてきた悪女は「人間っぽさをなくすような演技をすることがすごく多かった」といい、今回は「そういう意味では、初めて“人間の役”をやる感覚に近いかもしれない。感性も表情も豊か、感情もコロコロ変わる女性なので、人間味のある女性を初めて演じた感じがありますね」と言う。「ツイッターとかで『新しい』とか『新鮮』という感想をいただけたので、いろんな意味ですごくうれしい作品」と手応えを感じている。

 一方で「今までが、淡々としゃべる感情の起伏がない役が多かったので、全然違うキャラクターを演じる」という新境地への意識は強かったという菜々緒さん。当初は「どういう風にしようかと、いろいろ自分の中で考えながらやっていた覚えはあります」と振り返り、「アメリカ帰り」という設定から「感情の起伏が激しくてはっきりと自分の意見を通す。(具体的には)身振り手振りを多くしてみたり。全く別の役柄を演じているという意識でやらないと、今までの(悪女の演技の)くせみたいなものに引っ張られちゃうんじゃないかと思いました」と工夫を凝らしたようだ。

 同作を手がける浅野敦也プロデューサーは、菜々緒さんが表現する牧野について「一生懸命な感じがとても可愛らしい」と太鼓判を押している。それを聞いた菜々緒さんは「ちょっと空回りするんじゃないかと思うくらい一生懸命さを出す子だったので、『可愛らしい』という感想はすごくうれしいですね」と笑顔を見せた。

 ◇撮影現場でも“キャラ変” 悪女から「いじられキャラ」に?

 これまでとは違う役柄への挑戦で、菜々緒さん自身のイメージにも若干の変化があった様子で、自身が「めちゃくちゃ足が遅い」ことを「濱田さんにいじられるんですよ」と照れ笑いする。

 「(濱田さん演じる)高家君と牧野が駆け出すシーンが結構あるんですが、カットがかかるたびに『ごめんね、速く走っちゃって』といじられるのが毎回面白い。私、いじられキャラじゃなかったのにな。この現場ではいじられている」と首をかしげながらもうれしそう。走っているシーンを見返して、『また突っ込まれたんだろうな』という感じで、視聴者の皆さんが楽しんでくれれば」と隠れた見どころをアピールした。

 ◇牧野に娘がいた! 母親役でさらなる新境地に

 5月17日放送の第6話の最後では、牧野が娘を持つ母親だということが発覚。原作では描かれていない展開にSNSでは「え? 娘?!」と驚きの声が上がった。

 菜々緒さんは「まさか牧野に娘がいるなんて」としてやったりの表情。「牧野というキャラクターだけでも新鮮だと思っていただけていると思うんですが、またさらにその上を行く新鮮さがある」とにっこり。母親役は初めてではないが「こんなにちゃんと子供と向き合って会話をしてという母親役は初めてなので、すごく手探りではありました」とさらなる新境地に挑戦した。

 5月24日放送の第7話では紐倉と高家が、牧野の娘のために奔走する。「2人の姿に私は終始、涙が止まらない回」と“母親”の顔をのぞかせる菜々緒さんの熱演に注目だ。

(C)TBS
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要潤「インハンド」で山下智久と初共演 紐倉をライバル視する“スカーフ男”に

連続ドラマ「インハンド」の第8話に出演する要潤さん(C)TBS
連続ドラマ「インハンド」の第8話に出演する要潤さん(C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)の第8話(5月31日放送)に、俳優の要潤さんと柄本明さんがゲスト出演する。要さんは、紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)の大学の同期で経済産業省のアドバイザーを務める遠藤匡晃、柄本さんは、巨大企業の会長・園川務を演じる。要さんと山下さんは今回が初共演。

 要さん演じる遠藤は、首に巻いたスカーフがトレードマークで、大学時代から一方的に紐倉をライバル視している。何かと回りくどく、ちょっと面倒なタイプ。紐倉は事件を調査していく中で遠藤と再会。偶然にも同じ事件を調べていた遠藤は、久々に再会した紐倉に対し相変わらず対抗心むき出し。何かにつけて紐倉に絡んできて……というキャラクター。“ちょっと残念なスカーフ男”・遠藤を要さんがコミカルに演じる。また、柄本さん演じる園川は、巨大企業の会長。後継者の息子が自殺した原因とされる“鬼の血”とは一体何なのか……。物語のカギを握る重要人物を柄本さんが重厚感たっぷりに演じる。

 要さんは、今回の役柄について「山下さん演じる紐倉を勝手にライバル視している役。頭がキレるかっこいい紐倉とは対照的に、ちょっと滑稽(こっけい)に見えるくらい紐倉に対してのライバル心は強めに出しています。遠藤の目線で見たら、なんでもひょうひょうと完璧にこなしていく紐倉はムカつくんですよ(笑い)。もちろん嫉妬ですけどね。だからこそライバル心を強めに出すことで、遠藤のキャラクターが際立っていくのかなと思って演じています」と明かし、初共演の山下さんについては「クールな印象がありましたが、現場でみんなで笑い合っている時にひそかにクスッと笑っている姿を見て、ギャップが可愛いなと思いました(笑い)。今回は紐倉にかわされる役だったので、またいつか別の役柄でもがっつりご一緒してみたいです」と語っている。

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清原翔、「なつぞら」の照男兄ちゃん 山P主演ドラマで“陸上界の異端児”に!

TBS系連続ドラマ「インハンド」第6話にゲスト出演する清原翔さん (C)TBS
TBS系連続ドラマ「インハンド」第6話にゲスト出演する清原翔さん (C)TBS

 放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の柴田照男役で話題を集める俳優・清原翔さんが、山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)にゲスト出演する。第6話(5月17日放送)に登場する、ドーピング疑惑をかけられた変わり者の陸上選手・野桐俊(のぎり・しゅん)を演じる。

 中学生の頃、山下さんと濱田岳さんが出演していたドラマ「プロポーズ大作戦」(フジテレビ系、2007年)が「大好きだった」という清原さんは、憧れの2人と今回「インハンド」で共演。「めちゃくちゃうれしいです」と喜んでいて、「そしてテレビでドラマを見ていた頃の自分を思い返すと、今こうして共演させていただけていることが不思議な感覚でもあり、とても感慨深いです」としみじみ。

 演じる野桐は、レース前後に野獣のような雄たけびを上げたり、謎のダンスを踊り出したりするなど、競技よりも素行のほうが注目されることが多い陸上界の異端児。そんな野桐のドーピング疑惑の真相を探るため、紐倉(山下さん)、高家(濱田さん)、牧野(菜々緒さん)は野桐に会いに行く。野桐の“ルーティン”に目を付けた紐倉は、彼のトレーニングを観察するために高家を連れ出すが……と展開する。

 清原さんは「野桐は一見嫌なやつに見えるかもしれないんですけど、彼は彼なりにいろいろな思いを抱えているので、深く知るほど熱いものを感じていただけるのではないかと思っています」と話し、「陸上のスペシャリストということなので、撮影に入る前の準備は結構大変でした。ジムで筋トレしたり、競技用の走り方を教わったりして臨んだので、走るシーンにも注目していただきたいです。ぜひ最後までご覧ください!」と視聴者にメッセージを送っていた。

 ドラマの浅野敦也プロデューサーは「長距離ランナー・野桐俊の持つストイックさや内に秘めた熱さ、そしてアスリートにふさわしいしなやかな体形をされているのでお願いいたしました」と説明。「事前の練習にも本当にストイックに向き合われていました。野桐は変わり者であると同時に好きなものに対して誰よりもストイックという、どこか紐倉と同じ性質を持っています。そんな清原さんと山下さんの対決は、いつしか変わり者同士の熱い友情ドラマにもなっていきます。ぜひご期待ください」とコメントしていた。

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<特集>「インハンド」山Pの「人間離れしたかっこよさ」が魅力 ロボットハンドがさまになる

連続ドラマ「インハンド」第4話の場面写真 (C)TBS
連続ドラマ「インハンド」第4話の場面写真 (C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)。主人公の紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)が、右腕に黒いロボットハンドのような義手を装着した天才科学者という設定の異色のドラマだ。山下さんの演技は、SNSでも「美しい山Pの変態キャラ、嫌いじゃない」「変人変態だけど割と人間味あって可愛い」「無表情の中に表情がある」と好評を集めている。同ドラマを手がける浅野敦也プロデューサーに、山下さんの魅力を聞いた。

 ドラマは、朱戸アオさんがマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。紐倉は、人嫌いでドS、変人で、巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、好きな寄生虫の研究をしているというキャラクター。次々と巻き起こる難事件を、元医者で助手の高家春馬(濱田岳さん)、クールでやり手の美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ、菜々緒さん)と共に、科学的な方法で鮮やかに解決していく。

 浅野プロデューサーは、山下さんについて「本人は地に足の付いたすてきな人間なんですが、かっこよさはちょっと人間離れしている」と印象を明かし、「紐倉みたいな、地に足が付いていない感じをそのまんま表現できる、適役だ」と感じたという。

 起用の決め手となったのは「原作とマッチする(イケメンな)ビジュアル面と、彼(山下さん)がもともと持っている個性」だという。ビジュアルについて「ロボットハンドを手に着けて、さまになる人って、他にいます? いないんですよね」「ちょっと人間離れしたかっこいい顔」だからこそ成り立つキャスティングだと熱弁。また山下さんの「底抜けに明るいわけじゃない、どこかニヒルでクール、真面目な部分を持っているのが、原作の紐倉に合っている」とも話した。

 SNSでも、その姿に「山Pさんハマッてるわ」「さすがっす紐倉博士! 原作ファン絶対好きだよ! 山P~ありがとう」と絶賛の声が上がっている。特に不老不死について触れた第3話の放送後は「今日のテーマ、山Pじゃん」「国宝級に美し過ぎる山Pこそ不老不死なんじゃないかって感じる」とビジュアル面でも反応があり、浅野プロデューサーは「(山下さんの起用は)成功していると思います」と自信を見せた。

 5月3日放送の第4話は、“人を自殺させる”という病原体を、紐倉が珍しく自分から調査する。また紐倉の過去についても少しずつ明らかになっていく。「紐倉が、闇にとらわれてしまった人々の心をすくい上げるような話を描きたい」という浅野プロデューサー。原作者と打ち合わせを重ねて、アイデアを共有しながら描かれるという紐倉の義手の謎など、今後のドラマならではの展開にも注目だ。

<特集>山Pのロボットハンドは準備に1年 プロデューサーに聞く見せ方の工夫

連続ドラマ「インハンド」第3話の場面写真 (C)TBS
連続ドラマ「インハンド」第3話の場面写真 (C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)。主人公の紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)が、右腕に黒いロボットハンドのような義手を装着した天才科学者という設定の異色のドラマで、山下さんの演技に自然に溶け込んだロボットハンドが注目されている。また寄生虫や病気感染といった、映像化が難しくともすればシリアスになる題材にも関わらず「重くなりすぎず、軽くなりすぎない」という声も上がっている。同ドラマを手がける浅野敦也プロデューサーに、ロボットハンドへのこだわり、昆虫や寄生虫などの見せ方の工夫を聞いた。

 ◇高クオリティーなロボットハンド 準備期間は…

 紐倉は、人嫌いでドS、変人で、巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、好きな寄生虫の研究をしているというキャラクター。次々と巻き起こる難事件を、元医者で助手の高家春馬(濱田岳さん)、クールでやり手な美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ、菜々緒さん)と共に、科学的な方法で鮮やかに解決していく。

 紐倉のロボットハンドには、SNSでは「見た目も音も存在感あった!」という声が上がったほか、山下さんがロボットハンドで少年の手を握ったり、頭をポンとなでたりする演技が注目され、「頭ポンポン。指先の動きと音、命が通ってる気がする」「なでられたい!」「『ロボットハンドだから君に触れることができる…』ってとこ良かったな……」「時々見せるロボットハンドの所作がとても可愛い」と評判だ。

 見た目も精巧なロボットハンドは「(山下さん)本人がはめなきゃいけないので、手袋みたいなクオリティーではだめ。ロボットハンドだけはものすごく時間がかかるんだろうなと思ったので、準備は昨年の春からやっていた」と、準備に約1年間かけたと明かす。

 ドラマのようなロボットハンドを実際に使う人は「日本にはあんまりいらっしゃらなかった。何とか(使用者を)取材して、プロトタイプを作った」と苦労もあったといい、山下さんの手に合うように「ミリ単位で作った。フィッティングも何度もやってギリギリでした」と撮影直前に完成したという。山下さんが腕にはめるタイプとは別に、指先の動きを撮影するために作られたものもある。効果音にもこだわっているといい、浅野プロデューサーは「音が紐倉の感情表現にも使われて、演技の面白さになっているなと思っています」と自信を見せている。

 ◇虫は可愛いアニメで表現 受け入れやすい見せ方とは

 ドラマは、朱戸アオさんがマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の同名マンガが原作。原作者と打ち合わせを重ねてアイデアを共有しながら、ドラマならではのオリジナリティーを加えている。

 「身近にいる生物と共に暮らしていかないといけない、というのが大きなテーマ」といい、「(紐倉をはじめ)研究者は虫を『セクシー』と言うんですが(笑い)、たぶん7、8割の視聴者はセクシーとは思わない。でもこのドラマでは、虫や病原菌などの存在を知ることが大事だと思う」と力を込める。病気を媒介する寄生虫や病原菌などは、アニメーションで可愛らしく分かりやすく表現することで「(視聴者に)受け入れてもらいやすくした」と言いながらも、「あんなにゆるキャラみたいになるとは思わなかったです」と笑った。

 ドラマ化に当たって、サイエンスを深掘りするハードボイルドな世界観があるマンガとは別に「最後にスカッとする、人を救うような部分を意識した。通常の医療ものなら命を救う物語、刑事ものなら事件を解決する物語になる。僕らは心を救う物語にしたい」と熱い思いがある。異色のドラマの今後の展開にも注目だ。

<ドラマ紹介>「インハンド」 山Pが義手&ドSの天才科学者に 難事件を解決するサイエンスミステリー 第1話あらすじも

連続ドラマ「インハンド」第1話の場面写真 (C)TBS
連続ドラマ「インハンド」第1話の場面写真 (C)TBS

 俳優の山下智久さん主演の連続ドラマ「インハンド」(TBS系)の第1話が4月12日、15分拡大で放送される。原作はマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載している朱戸アオさんの同名マンガ。山下さんの同局ドラマ主演は、2015年4月期に放送された「アルジャーノンに花束を」以来4年ぶり。人嫌いでドS、専門は寄生虫、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着した変人で天才の科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ)を演じる。

 次々と巻き起こる難事件を、紐倉があっと驚く科学的な方法で鮮やかに解決していくサイエンスミステリー。紐倉の助手で、正義感が強く、心優しい熱血タイプの・高家春馬(たかいえ・はるま)を濱田岳さん、クールでやり手な美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ)を菜々緒さんが演じる。ドラマのオープニング曲は、山下さんが作詞も手がけた新曲「CHANGE」。



 第1話は、関東近郊にある巨大な植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもり、気のむくままに好きな寄生虫の研究をしている天才科学者・紐倉(山下さん)の元に、内閣官房サイエンス・メディカル対策室から、美人官僚の牧野巴(菜々緒さん)が訪れる。寄生虫や未知の生物、病気にも詳しい紐倉に、匿名の告発状に書かれた、日本では滅多に見られない感染症「シャーガス病」について話を聞きに来た牧野は、非協力的な紐倉に、ある交換条件を出して力を借りる。紐倉と牧野は、感染が疑われる患者を処置した医師・高家(濱田さん)に会い、調べを重ねていくと、10年前に起きたある事件が浮かび上がる……という展開。

<舞台あいさつ>菜々緒「爬虫類とか昆虫類も全然いける」 ヘビ・ワニ・サソリと戯れる

連続ドラマ「インハンド」舞台あいさつに登場した菜々緒さん
連続ドラマ「インハンド」舞台あいさつに登場した菜々緒さん

 女優の菜々緒さんが4月9日、東京都内で行われたドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時、12日スタート)の試写会の舞台あいさつに、主演の山下智久さん、共演の濱田岳さんと共に登場した。クールでやり手な美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ)を演じる菜々緒さんは、劇中でさまざまな動物と共演し、「動物全般大好き」といい、「爬虫(はちゅう)類とか昆虫系も全然イケることに、最近気づきました」と語って、周囲を驚かせた。

 菜々緒さんは第1話で、カメと遭遇したり、大きなヘビをつかむなどして“共演”。そのほかにも「ワニの赤ちゃん」「タランチュラを頭の上に乗せてみたり、サソリとかを触ってみたり。私、さそり座なので、一度触ってみたいと思っていました」とうれしそうに明かし、「3人の撮影があるときは、爬虫類と戯れています」と笑顔を見せた。

 一方、山下さんは「現場で『(イグアナを)抱いて研究室に向かってください』と言われたときは戸惑いましたね」と苦笑いしたが、「僕のことをイグアナが覚えていて、『白衣のやつだ。なでろ』という顔をするんです。何だかとても愛着が湧いてしまった。爬虫類もいけるようになりました」と告白。濱田さんは「(可愛いのは)ワンちゃんですかね。おやつをもらえれば何でもする。もらえないとやらない。俳優としてあのスタンス、勉強になる」と感心して、観客の笑いを誘っていた。

<舞台あいさつ>山下智久、助手役・濱田岳と夫婦のような円熟味?「言葉を交わさなくても分かり合える」

連続ドラマ「インハンド」舞台あいさつに登場した(左から)濱田岳さん、山下智久さん、菜々緒さん
連続ドラマ「インハンド」舞台あいさつに登場した(左から)濱田岳さん、山下智久さん、菜々緒さん

 俳優の山下智久さんが4月9日、東京都内で行われた主演ドラマ「インハンド」(12日スタート、TBS系、金曜午後10時)の試写会の舞台あいさつに、共演の濱田岳さん、菜々緒さんと共に登場した。山下さんは、助手を演じる濱田さんとの関係を「言葉を交わさなくても分かり合える」と説明。「円熟味を帯びた夫婦みたい?」と聞かれると、「そういう領域に達しています」と笑顔を見せた。

 撮影現場の雰囲気について、山下さんは「すごく自然体ですね。話すときは話すし、話さなくても成立するすごくナチュラルな現場」と明かした。紐倉の助手・高家春馬(たかいえ・はるま)を演じる濱田さんは、山下さんの役柄との関係を「昭和の良き夫婦みたいな感じなんですよ。僕が奥さん側です。研究所の掃除とかかいがいしくやっているんですけど、全然感謝の気持ちは言わない、でもふとしたときにちょと優しい言葉を言うという、良き夫婦像も見られる」と説明。「金曜ドラマだけれど、“朝ドラ”の要素もふんだんに盛り込んだ、ぜいたくなミステリードラマになっています」とアピールした。

 クールでやり手な美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ)を演じる菜々緒さんは「この2人がいつもイチャイチャしているので、それをほほ笑ましく見ています」とうなずいた。

 9日は山下さんの34歳の誕生日で、イベントでは濱田さんと菜々緒さんがサプライズでバースデーケーキを用意。濱田さんが「責任感をもって(山下さんを)ちゃんと支えていこうと思います」、菜々緒さんが「この場のみんなを代表して、生まれてきてくれてありがとうございます」と祝福すると、山下さんは「恥ずかしいね。ありがとうございます」と照れていた。

濱田岳、熱血助手役で山下智久と11年ぶりの共演 菜々緒はクールな美人官僚に

4月放送の連続ドラマ「インハンド」に出演する(左から)濱田岳さん、山下智久さん、菜々緒さん =TBS提供
4月放送の連続ドラマ「インハンド」に出演する(左から)濱田岳さん、山下智久さん、菜々緒さん =TBS提供

 俳優の濱田岳さんと女優の菜々緒さんが、俳優の山下智久さん主演で4月から放送される連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)に出演することが2月7日、分かった。山下さんと濱田さんの共演は、フジテレビ系で放送されたドラマ「プロポーズ大作戦」以来、約11年ぶり。濱田さんは義手の天才科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ、山下さん)の助手・高家春馬(たかいえ・はるま)、菜々緒さんはクールでやり手な美人官僚の牧野巴(まきの・ともえ)を演じる。

 濱田さん演じる高家は、救命救急の専門医。ある事件をきっかけに、紐倉の助手を務めることになる。紐倉とは対照的に、正義感が強く、心優しい熱血タイプ。お人よしな性格で、紐倉にいつも振り回されてしまう。

 菜々緒さん演じる牧野は、紐倉と高家のもとに事件調査の依頼を持ち込むという役どころ。外務省から、未知の病気に対処する内閣官房サイエンス・メディカル対策室に出向してきたが、結果を出してできるだけ早く外務省へ戻りたいと強く思い、あることをエサにして紐倉に事件調査への協力を依頼する。

山下智久、義手を装着した変わり者天才科学者に 「共感できる部分ある」 2019年4月スタート

4月スタートの連続ドラマ「インハンド」の主人公・紐倉哲を演じる山下智久さん(左)と原作の紐倉哲のビジュアル(C)TBS
4月スタートの連続ドラマ「インハンド」の主人公・紐倉哲を演じる山下智久さん(左)と原作の紐倉哲のビジュアル(C)TBS

 俳優の山下智久さんが、朱戸アオさんのマンガを実写化する連続ドラマ「インハンド」(TBS系、金曜午後10時)の主演を務めることが1月21日、分かった。山下さんが同局のドラマの主演を務めるのは、2015年4月期に放送された「アルジャーノンに花束を」以来、4年ぶり。今作は、右手に黒いロボットハンドのような義手を装着した変わり者の天才科学者・紐倉哲(ひもくら・てつ)を演じる。

 「インハンド」はマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中のマンガ。山下さん演じる紐倉は、人嫌いでドS、専門は寄生虫。植物園を買い取って巨大温室を研究所兼自宅とし、さまざまな動物たちと暮らしている。そんな変人で天才の紐倉博士が、次々と巻き起こる難事件を“あっと驚く科学的な方法”で鮮やかに解決していくサイエンスミステリー。TBS系の金曜ドラマとして2019年4月から放送される。

インハンドTBS系
2019年4月スタート 毎週金曜午後10時放送