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<だから私は推しました>次期「よるドラ」で「NHKが誇るアイドルを」 白石聖、松田るからオーディションで選出

NHKの連続ドラマ「だから私は推しました」に出演する(左から)白石聖さん、桜井ユキさん、松田るかさん
NHKの連続ドラマ「だから私は推しました」に出演する(左から)白石聖さん、桜井ユキさん、松田るかさん

 NHK大阪放送局(大阪市中央区)で5月9日、局長会見が開かれ、同局が制作して全国放送される連続ドラマ「だから私は推しました」が、7月27日にスタートすることが発表された。ドラマのテーマは「地下アイドル×女オタ」で、会見に出席した同局の三鬼一希チーフ・プロデューサー(CP)は、劇中に登場する5人組の地下アイドルについて「NHKが誇るアイドルを作ろう」という気持ちでオーディションをして、選出したと明かした。

 ドラマは、連続ドラマ「JIN-仁-」「天皇の料理番」(共にTBS系)やNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などで知られる森下佳子さんのオリジナル脚本。地下アイドルを追いかけて全てを失った主人公の“女オタ”を女優の桜井ユキさんが演じる。

 地下アイドルを演じるのは白石聖さん、松田るかさん、田中珠里さん、松川星(あかり)さん、天木じゅんさんで、今年1月に約100人の候補者の中からオーディションで決定した。

 三鬼CPは5人について「皆さん、歌ったり踊ったりするのが得意。(ダンスの)振りの練習も何日かやらなければと思っていたら、1日でだいたい入ってしまった(できてしまった)。あまりうまくなってしまうと“地下感”がなくなるので、1回で終わろうかと」と手応えを語り、「珠玉のアイドルグループを作っている途中。歌やアイドルも番組に力を与えてくれるのではないかと思っている。皆さんお上手です。期待してください」と自信を見せた。

 NHKでは、連続テレビ小説「あまちゃん」の劇中アイドルグループの曲を配信したこともあり、今回もその可能性について聞かれると、三鬼CPは「ノープラン」と話しつつ、「地下アイドルが、もっと大きな場所で、もっと多くのお客さんの前で……と頑張っていることがオタさんの感情が高ぶる部分でもある。ドラマの中とはいえ、せっかくユニットを作ったので『もうちょっと見たいね』と言ってもらえるように表現していきたい」とコメント。「思いのほか皆さん歌がうまかったので、盛り上げていただいて……。年末(紅白)は無理だと思うんですけど……」と色気を見せていた。

 ドラマは「よるドラ」枠(総合、土曜午後11時半)で放送される。三鬼CPは「ゾンビ(ゾンビが来たから人生見つめ直した件)、腐女子(腐女子、うっかりゲイに告る。)に続く第3弾」と紹介。女性アイドルを応援する女性が増えていることが番組作りのきっかけになったという。「地下アイドルと女オタをテーマに青春ものを繰り広げたい。一生懸命やっている地下アイドルを見て自分も元気をもらう……そういうところをドラマとしてお送りしたい」と展望を語った。

白石聖、松田るかと地下アイドルに NHKよるドラ第3弾出演 主演は桜井ユキ

白石聖さん
白石聖さん

 女優の白石聖さんと松田るかさんが、NHK「よるドラ」枠(総合、土曜午後11時半)の第3弾として7月27日にスタートする連続ドラマ「だから私は推しました」に地下アイドル役で出演することが分かった。ドラマのテーマは「地下アイドル×女オタ」で、連続ドラマ「JIN-仁-」「天皇の料理番」(共にTBS系)やNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などで知られる森下佳子さんのオリジナル脚本。また、地下アイドルを追いかけて全てを失った主人公の“女オタ”を桜井ユキさんが演じる。

 主人公・遠藤愛は、友人とのマウンティングやSNS映え競争の中で日々ちょっとした見えを張り、背伸びを重ねて、疲れ切っている三十路間近の女性会社員。ある日、ひょんなことから地下アイドルのライブに行くことになり、地味で下手なくせにぎこちない笑顔を振りまいているアイドル・ハナを目撃する。あまりの下手さにいら立ちを覚える愛だったが、ハナの懸命さに心打たれ、やがてハナを自分の分身として推すようになっていく。

 だが、それこそが「オタク沼」の始まりで、“キラキラOL”を装う日々から離れ、ズブズブと沼にハマっていく愛。しかし、ハマればハマるほど狂い始めるお互いの関係。果たして推しとの出会いは吉だったのか凶だったのか、愛の運命やいかに……というストーリー。

 白石さんは桜井さん扮(ふん)する遠藤愛が目撃する地下アイドルの栗本ハナを演じ、松田さんが地下アイドルリーダーの原花梨を演じる。ドラマにはオタクリーダー・小豆沢大夢役で細田善彦さん、刑事・聖護院実役の澤部佑さん、古参オタク・椎葉貴文役の村杉蝉之介さんも出演する。

 ◇脚本・森下佳子さんのコメント

 「若い人の若い人たちによる若い人たちのためのドラマを!」そんなことを目標に頑張りたいというこの『よるドラ』枠。正直、「そんなところにこんなおばはんが……」となかなか戸惑ったこのお誘い。しかしながら、「地下アイドル」と「女オタ」「自己承認欲求」というモチーフはいかにも今っぽく、その奥に横たわる「青春」というテーマはすこぶる普遍的。つまり、とても魅力的。聞けばプロデューサーはNHKで一番若い人だというし……。「ここは足して2で割って若手に入っちゃえ!」と開き直り、厚かましくも関わらせていただくことになりました。今作のヒロインは人からの「いいね!」ばかりを気にして生きてきた少々頭が窮屈な女の子。そんな彼女が伸び代だけの地下アイドルと出会い、生まれて初めて人を「推す」。たったそれだけのことで、スカスカだった日々はガンガンに密度を増し、窮屈だった頭はどんどん自由になっていく。そして、その日々の行き着く先は……? 笑いと涙、そして愛すべきオタクたちに彩られた2人の青春を見守ってくださるとうれしいです。