松下奈緒「最高で最強のヘッドハンター目指します!」 内田有紀、小手伸也も

女優の松下奈緒さんが主演を務める。2015年と2018年にWOWOWで放送された「闇の伴走者」シリーズに主演し、元警察官の調査員を演じた松下さんは、今作では新米ヘッドハンターを演じ「新たなキャラクターでドラマWに戻ってまいりました。今回のヘッドハンターという役にワクワク・ドキドキしています」「ヘッドハンター鹿子小穂(かのこ・さほ)と胸を張って言えるよう、最高で最強のヘッドハンターを目指します!」と意気込みを寄せている。
女優の内田有紀さん、俳優の小手伸也さん、渡部篤郎さんの出演も発表された。内田さんは「フォルテフロース」の敏腕女性ヘッドハンター・渡会花緒里(わたらい・かおり)、小手さんは同社のボス・並木剛、渡部さんは“ある陰謀”を抱き小穂たちの宿敵となる切れ者ヘッドハンターの戸ケ里政樹(とがり・まさき)を演じる。
◇松下奈緒さんのコメント
--今作で主演を務めることになった時の心境は。
「連続ドラマW」の作品はとても面白く続きが早く見たい!と思うほどの大ファンですので、「闇の伴走者」に続き、また新たな主人公を演じさせていただけてとてもうれしかったです。
--「ヘッドハンター」という仕事に対する印象や脚本については。
この作品で初めてヘッドハンターという職業を知りました。「ヘッドハンティングされて別の会社に……」という話は聞いたことがあっても、「私ヘッドハンターなんです」という方にはお会いしたことがなかったので、とても新鮮な感じでした。人脈作りの方法にも驚きましたし、新たな経験としてとても興味津々で私自身が知らない世界が広がる脚本にとてもワクワクしました。
--主人公の鹿子小穂を演じるにあたって心がけていることは。
小穂のキャラクターは、プライドは高いけど素直で、とても頭の切れる女性だと思っています。チャーミングな部分が描かれているので、小穂というキャラクターを作り上げていく上で脚本がとても味方してくれたように思います。高圧的にならず、憎まれないキャラクターであり、どんな環境、逆境にも負けない心の強さ。どんなこともやってのけるタイプに見える一方で、実は、不器用なところもあります。プライドを持ちながらも、人の気持ちに寄り添える。小穂の心の変化を、フォーンからフォルテフロースに転職した時に見せたいと思っています。
--意気込みと視聴者へのメッセージを。
新たなキャラクターでドラマWに戻ってまいりました。今回のヘッドハンターという役にワクワク・ドキドキしています。また、西浦監督と初めてご一緒させていただきますので、とても楽しみにしていました。ヘッドハンター鹿子小穂と胸を張って言えるよう、最高で最強のヘッドハンターを目指します! ぜひお楽しみに。
◇西浦正記さんのコメント
--「引き抜き屋」の映像化に対する意気込みを。
引き抜き屋、ヘッドハンター、正直分かりにくい職種でした。しかし「どの仕事にも変わらずに流れている人間味」に気付いてからは、ドラマの中で起こるさまざまな事象を受け止めることができるようになり、自分の中で新しさと昔から大事にしてきたことの両方を強く意識して取り組む作品になりました。今回はカメラに一切三脚を付けずに撮影するなど新しい映像にチャレンジもしています。原作に負けないよう、自分にむち打ち、明日の活力になるドラマを作りたいと思って挑みましたのでお楽しみに!!
--初タッグとなる松下奈緒さんの印象と、今作で期待するポイントを。
とても仕事をしたい女優さんの一人でした。今回の小穂のキャラクターに必要な要素を考えました。それは、ひたむきさ、強さ、純粋さ、人の心を動かす情熱、そして品の良さ。驚くべきことに彼女にはすべてそろっていました。いやもしかすると、女優として全てそろえてくれたのかもしれません。どちらにしろ彼女の役に対する姿勢、仕事に対する取り組み方は想像を超えて素晴らしいものでした。きっと視聴者の皆さんの想像も超えて素晴らしい演技を残してくれると思います。そして、現在撮影中ですがもう一度仕事がしたい女優さんになりました。