テセウスの船 ニュース

鈴木亮平、大河後初連ドラは日曜劇場「テセウスの船」 竹内涼真と“10歳差”父子役 榮倉奈々、上野樹里も出演

来年1月期放送のTBS系日曜劇場「テセウスの船」に出演する(左から)榮倉奈々さん、鈴木亮平さん、竹内涼真さん、上野樹里さん (C)TBS
来年1月期放送のTBS系日曜劇場「テセウスの船」に出演する(左から)榮倉奈々さん、鈴木亮平さん、竹内涼真さん、上野樹里さん (C)TBS

 俳優の鈴木亮平さんが、竹内涼真さん主演で来年1月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「テセウスの船」に出演する。鈴木さんは2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」以来の連ドラで、主人公の田村心(たむら・しん、竹内さん)が過去で出会う両親を榮倉奈々さんとともに演じる。現在36歳の鈴木さんと26歳の竹内さんは、実年齢10歳差の父子役。また、心を支える最愛の妻役で上野樹里さんの特別出演も発表された。

 鈴木さんが演じる心の父・佐野文吾は、村の駐在警察官で、底抜けに明るく豪快な2児の良き父親。家族からも村人からも愛される男で、心はタイムスリップした過去で文吾の人柄に初めて触れ、「父は本当に殺人犯なのか?」という思いが芽生える。

 鈴木さんは、「過去の快活な巡査・佐野文吾、現在の死刑囚・佐野文吾。30年もの時の流れを表現することは大きな挑戦です。人は過酷な環境で年月を過ごすと、何を思い、どう変わるのか。自分自身も発見を楽しみながら、人間というものと向き合っていける作品になるのではと期待しています。竹内君や榮倉さんたちとともに家族の物語を大切につむぎつつ、猟奇的な真犯人は誰なのか、皆様に毎週推理を楽しんでいただけるスリリングな作品にしたいと思います。楽しみに待っていてください」と視聴者に呼びかけている。

 また、大きな愛で家族を見守り、時に叱咤(しった)激励するたくましい母・佐野和子の34歳と65歳の姿を一人で演じる榮倉さんは、「複雑なミステリーと人情の入り組んだ原作に魅了されました。ドラマにはどんなスパイスが盛り込まれるか今から楽しみです」とコメント。

 一方、忌まわしい過去と憎らしい父親から目を背けていた心に、父親を信じて事件に向き合ってみるよう背中を押す、最愛の妻・田村由紀役の上野さんは、「温かい家族の愛が崩壊していく中、世の中を恐れ、父を恨みながら大人になった主人公の心を、妻である田村由紀としてしっかり支えていたいと思います」と意気込み、「暗い現実を変えようと葛藤する心を、時には少し変わった立ち位置から道標の光のように応援していたい。この物語は、大きな事件や過去と現在を描くサスペンスフルファンタジーですが、家族の愛が再生していく物語です。ドラマをご覧になる方々が、心と共に『家族の真実の姿』と向き合う作品になればいいなと願っています」と思いを明かしている。

 渡辺良介プロデューサーは、「豪快で快活ながら後に殺人犯となる二面性を持つ難役・佐野文吾を演じられるのは、鈴木亮平さん以外に考えられませんでした」といい、「そして、朗らかで芯が強い母親・和子役をイメージ通りの榮倉奈々さんに演じていただけることで、原作通りの“理想の家族”が出来上がりました」とキャスティングに自信を見せる。

 さらに「慈悲深く強い思いで主人公を突き動かす説得力が必要な妻・由紀を上野樹里さんに演じていただけることで、これ以上に考えられない最高のキャスティングで、この冬一番アツいヒューマン・ミステリーがお届けできると思います。どうぞご期待ください」と語っていた。

竹内涼真、2020年1月期「テセウスの船」で「日曜劇場」初主演 大役に「すごく幸せ」

連続ドラマ「テセウスの船」で主演を務める竹内涼真さん(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」で主演を務める竹内涼真さん(C)TBS

 俳優の竹内涼真さんが、2020年1月スタートのTBS系の連続ドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される「テセウスの船」で主演を務めることが10月28日、分かった。これまで「日曜劇場」の連続ドラマ「下町ロケット」「陸王」「ブラックペアン」などに出演してきた竹内さんは、今回が同枠初主演。竹内さんは、「日曜劇場の主演ということで、このような大役を演じさせていただけることを今はすごく幸せに思っています」とコメントしている。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉さんによる同名マンガで、今年6月20日に発売された「モーニング」29号でドラマ化を発表し、翌週発売の30号で最終回を迎えた。

 竹内さんが演じる主人公の田村心は、警察官の父親が起こし、家族の運命を変えた殺人事件の謎を追う青年。父親が逮捕されてからずっと、世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきたが、ある日、妻から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所にいる父に会おうと決意。しかし、昔の事件現場に向かうと突然の霧に包まれ、事件直前の1989年(平成元年)、事件現場となる雪深い村にタイムスリップしてしまう……という展開。

 タイトルの「テセウスの船」とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)。英雄・テセウスの船を後世に残すため、朽ちた部品が全て新品に交換されることで、「この船は、同じ船と言えるのか?」という矛盾を問題提起するエピソード。過去を変えても、未来の家族は同じと言えるのかという課題に、心は挑んでいく。

 ◇東元俊哉さんのコメント

 このドラマ化の企画をいただいて一番驚いたのは、キャストの皆さんの豪華さです。田村心役の竹内涼真さんをはじめ、どの配役もぴったりで、続報にご期待いただければと思います。脚本も素晴らしくて、原作にはない設定やシーンが多くあります。僕としてはこれがとてもうれしくて、毎回脚本を読ませていただく度に感動してます。

 また、この作品はサスペンスの部分も魅力の一つですが、その一方で世間から突き放された加害者家族の愛の物語でもあります。原作ファンの方々や、より多くの視聴者の方々に、このドラマが届いてほしいです。

 ◇渡辺良介プロデューサーのコメント

 愛する家族のために困難に立ち向かいながら過去を変えようとする熱く純朴な主人公・田村心を、竹内涼真さんに演じていただけることに今からワクワクしています。竹内さんが持つイノセントな雰囲気と演技に取り組むひたむきな姿は、主人公と見事なまでに合致します。竹内さんが演じる田村心の家族を思う優しさ、逆境に立ち向かう強い姿を通して、思わず胸が熱くなる“泣けるミステリー”にしたいと思っています。