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「テセウスの船」“タイトルの意味”に視聴者「身震い!」 視聴率瞬間最高をマークしたのは、あのシーン!

連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の最終第10話が3月22日、25分拡大版で放送された。同話ラストの心(竹内さん)や文吾(鈴木亮平さん)ら佐野家が集まるシーンで、タイトルでもある「テセウスの船」についての独白が入ると、視聴者からは「そういうことだったのか!」「タイトルの意味を理解できた!」「意味が分かって身震いした!」「鳥肌が立ったー!」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。最終話では、文吾が駐在所のワープロから犯行を記した日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕された。さらに、文吾は一連の事件容疑を認めて自供し、心と和子(榮倉奈々さん)は文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める……という展開だった。

 最終回のラストは、「戦に勝利した英雄、テセウスの船を後世に残すため、朽ちた木材は次々と交換され、やがて全ての部品が新しい物に取り換えられた。さて、ここで矛盾が生じる。この船は最初の船と同じと言えるのだろうか……」というナレーションと共に、心が由紀(上野樹里さん)のおなかに子供がいることを文吾と和子らに報告。文吾が「未来(みく)」と名付けたいと提案するというシーンだった。心は存在するが、“過去にタイムスリップした心”ではないという矛盾。ギリシャ神話がモチーフとなった逆説(パラドックス)を示すタイトルの意味が回収された。

 また、最終回の平均視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。第8話の15.3%(同)を大きく上回り、番組最高の数字で有終の美を飾った。心が由紀のおなかに子供がいることを文吾ら家族に報告したシーンが瞬間最高の21.5%(同)をマークした。

最終回視聴率19.6%で有終の美 瞬間最高21.5% “大人慎吾”登場に視聴者「衝撃!」

連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん
連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演を務める連続ドラマ「テセウスの船」の最終第10話が3月22日に放送され、平均視聴率は19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)を記録。第8話の15.3%を大きく上回り、番組最高の数字で有終の美を飾った。また最終第10話の瞬間最高視聴率は午後10時14分にマークした21.5%だった。

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 最終回は25分拡大版で放送。文吾は、駐在所のワープロから犯行を記した日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕された。さらに、一連の事件容疑を認め、自供する。心と和子(榮倉奈々さん)は文吾に「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める……という展開だった。

 同話のラストで、佐野家のメンバーが集まるシーンがあり、成長した佐野家の長男・佐野慎吾役でお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さんが登場。SNSでは「全部持っていった(笑い)」「ジワる」「坊主つながり!」「ショック! あんなに可愛かった慎吾少年はどこへ!」「1番の衝撃!」といった声が多数上がり、盛り上がった。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

<インタビュー>竹内涼真 「テセウスの船」で得たもの “共感”を大切に

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じた俳優の竹内涼真さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じた俳優の竹内涼真さん(C)TBS

 連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の主人公・田村心として、4カ月に及ぶ撮影を走り抜けた俳優の竹内涼真さん(26)。鈴木亮平さん演じる父・文吾の無実を証明しようと必死にもがき、毎回のように涙を見せながらも、決してあきらめることはなかった。そんな心を演じる上で大切にしたことや、「がむしゃらにやった」という今作を通して竹内さんが得たものとは……。

 ◇心の“あきらめない気持ち”を大事に

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 3月19日にクランクアップを迎え、翌日の電波ジャックの合間に取材に応じてくれた竹内さん。約4カ月の撮影について、「あっという間……という感じはないです(笑い)」と話し、精神的にも肉体的にも大変な撮影であったと振り返る。

 竹内さん演じる心は、1989年(平成元年)に発生した「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人・佐野文吾(鈴木さん)の息子。加害者家族として世間の厳しい非難を浴び続け、教師になるという夢もあきらめて隠れるように生きてきた。唯一の味方である妻の強い訴えで、父親と過去の事件に向き合うことを決意して……という役どころ。

 父のため、家族のために必死に動くも、次々と試練が訪れる。視聴者から「心さん、しっかり!」とエールが送られたこともあった。そんな心を、竹内さんは、「彼は不器用だし、『彼がやっていることは果たして正解なのか?』っていうのは分からないですけど、彼が発する言葉だったり、彼がする行動っていうのは、人を動かす力があると思っていて。それぐらいの熱量というか、『家族を救いたい』という気持ちがこの作品の中で誰よりもある人間」と表現する。

 心は、全話を通して「家族の笑顔を取り戻すこと、家族の未来を守ることを一回もあきらめていない」という竹内さん。「その“あきらめない気持ち”を一番大事にして演じました」と明かす。

 ◇涙の演技の裏側

 毎回のように涙を見せる竹内さんの演技も話題になった。実は、台本上では「涙する」と書かれていなくても、竹内さんは思わず涙してしまうこともあるといい、ドラマを手がける渡辺良介プロデューサーは「(竹内さんは)田村心としてカメラの前に立って、そのシーンを演じたときに止められないらしいんですよ」と明かしていた。

 竹内さんは、「そういうこともありましたね」と振り返りながら、「(心は)抱えてきたものが人より重いので、見たくないものを見てきているし、過去のお母さん(榮倉奈々さん)と話していても、(文吾が殺人犯として逮捕された後の)現在のお母さんを知っている。自分がつらいときに見ていた現在の母親と違うことを言っているっていうだけでも、心に(ぐっと)くるものがある」と心の気持ちを代弁する。

 「どれだけ撮影が忙しくても、役を演じるときの自分の気持ちだったり、テンションというのがやっぱり大事。どんな主人公の人生でも、全力で向き合ってやらないと本当に“その人”にはなれないんだなって思いました」

 そんな竹内さんを、撮影が始まってから「ずっと心でいる」と表現していた渡辺プロデューサー。そのことを伝えると、竹内さんは「彼(心)がする行動だったり、彼が発する言葉を自分の中に落とし込みたいんですよ。本番まで(心のことを)ずっと考えているということが、周りの人から見たら、『ずっと心でいる』ということなのかもしれないです」と話す。

 さらに、「せりふと体は連動していないといけない」と考え、「せりふに聞こえないということを目指している」という。「ちゃんと主人公の気持ちで言葉を発するために、現場での作業は最後まで必要」と話す。

 ◇“思い”で芝居する竹内涼真

 竹内さんの役者としての魅力について、渡辺プロデューサーは「真っすぐさ」と「がむしゃらさ」を挙げ、「思いというか、魂で芝居するのが彼の魅力だと思う」と語っていた。竹内さん自身、「“共感”っていうことを大事にしたいんです」と語リ出した。

 一視聴者として、毎クール、各ドラマの第1話を見るという竹内さんは、「どこか共感したいんですよ。『分かるな』って。そこにひたりたい気持ちがある」と、“共感”を求めている。「ドラマは作られた世界だし、作られた人生を僕ら(役者)が演じますが、例えば一つの行動にも必ず理由があって、監督やスタッフさんと『こういう気持ちだからこう動いている』というのを一つ一つ積み重ねていかないと説得力がなくなる」と続ける。

 また、今作を通じて、改めて“ドラマ”というものを考えたといい、「毎週見てくださる方たちのためにギリギリまで撮影するチームの熱量が今回も感じられて。やっぱり撮影が楽しいなって思ったし、徐々にチームワークがよくなっていくのが肌で分かるんですよ。ドラマの現場っていいなと改めて思えた作品になりました」と実感を込める。

 そんな竹内さんにとって、今作はターニングポイントとなったのではないか。「その作品ごとに気づくことっていろいろあって。たとえば『陸王』(2017年・同局系)の時の反省って、そのときもするんですけど、2年後くらいに、ああすればよかったなと思ったりするんですよ。その場で意外と気づかないことって多いので。今回、『テセウスの船』もやりながらいろいろ反省がありますけど、またちょっとたってから気づいて、自分で修正して、どんどん成長していきたいです」と前を見据えていた。

 「テセウスの船」を経て、役者としてまた一歩先へ。今後の竹内さんがますます楽しみだ。

<SNS反響>“大人慎吾”役でハライチ澤部が登場 視聴者「1番の衝撃!」「ジワる」

連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)最終第10話「過去を変えろ!黒幕との最後の対決」が3月22日、25分拡大版で放送された。同話のラストで、成長した佐野家の長男・佐野慎吾役でお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さんが登場し、SNSでは「全部持っていった(笑い)」「ジワる」「坊主つながり!」「ショック! あんなに可愛かった慎吾少年はどこへ!」「1番の衝撃!」といった声が多数上がり、盛り上がった。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

 最終話では、文吾が、駐在所のワープロから犯行を記した日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕された。さらに、文吾は一連の事件容疑を認めて、自供し、心と和子(榮倉奈々さん)も文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める……という展開だった。

 同話のラストで、佐野家のメンバーが集まるシーンがあり、成長した佐野家の長男・佐野慎吾が登場。澤部さんは、貫地谷しほりさん演じる長女の鈴に突っ込まれるなどの演技を披露した。

<SNS反響>“黒幕”登場に視聴者「まさかすぎた!」「お前だったのかー!!」(ネタバレあり)

連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)最終第10話「過去を変えろ!黒幕との最後の対決」が3月22日、25分拡大版で放送された。同話では、加藤みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)を操っていた“黒幕”が登場し、SNSでは「お前だったのかー!!」「まさかすぎた!」「意外だった」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

 ◇以下、ネタバレあり

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。

 最終話では、文吾が、駐在所のワープロから犯行を記した日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕された。さらに、文吾は一連の事件容疑を認めて、自供し、心と和子(榮倉奈々さん)も文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める……という展開だった。

 同話の終盤で、田中正志(せいやさん)がナイフで文吾を襲撃し、みきおを操っていたのが正志だと判明。毒きのこが混入したきのこ汁を口にした、徳本卓也(今野浩喜さん)の母親が亡くなった1977年の「音臼村祭」で、文吾が、混入の犯人として正志の母親を逮捕したことから、正志と妹を不幸が襲う。夫の義男に捨てられた末、母親は亡くなり、さらに妹が「殺人犯の子」だといじめに遭い、自殺したと、文吾への恨みを明かした。

 鬼の形相で文吾への恨みを吐く、せいやさん演じる正志の姿に、視聴者からは「鬼気迫る表情で見事に犯人を演じきった」「せいやの演技力をなめていた」「せいやの演技に見入った」といった声が上がっていた。

完全ネタバレ!犯人の日記大公開 特典映像Paraviで配信 竹内涼真&鈴木亮平の本音トークも

連続ドラマ「テセウスの船」に出演した竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)東元俊哉/講談社 (C)大映テレビ/TBS
連続ドラマ「テセウスの船」に出演した竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)東元俊哉/講談社 (C)大映テレビ/TBS

 3月22日に最終回を迎えた俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系)の映像「テセウスの船 完全ネタバレ!犯人の日記大公開」が、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で配信されることが、分かった。同作のParavi特典映像として、前編と後編に分けて独占配信される。前編は配信中で、後編は3月29日午後9時から配信される。

 特典映像は、劇中で犯人がつづっていた「犯行日記」を軸にして描く。緻密かつ大胆、予測不能な犯行で主人公・田村心(竹内さん)と視聴者を翻弄(ほんろう)し続けた犯人の視点から、その犯行の一部始終を前編と後編に分けて振り返る。また、ツイッターでひそかに運営してきた真犯人のアカウント「おじいさんの古い斧」の謎めいたツイートの秘密や、地上波本編では明かされなかった事件の裏側の未公開映像も紹介する。竹内さんと佐野文吾役の鈴木亮平さんが「犯行日記」の全貌を見届け、2人も初めて知る事件の裏側に、思わず本音トークが飛び出すという。

 また、Paraviでは、同作の第1話から最終話までを独占配信中。未公開シーンを含んだ「テセウスの船 ディレクターズカット版」が4月6日深夜0時から独占配信される。

竹内涼真「テセウスの船」4カ月やり切った“心さん”役「苦しかった」 最終回は「僕自身は好きなラストに」

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じる俳優の竹内涼真さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じる俳優の竹内涼真さん(C)TBS

 「あっという間、という感じではないですね」。4カ月に及ぶ撮影をこう振り返ったのは、連続ドラマ日曜劇場「 テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)で主演を務めた俳優の竹内涼真さん(26)だ。竹内さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く物語。3月22日の放送でいよいよ最終回を迎える。今作での経験を“宝物”と語る竹内さんに、「がむしゃらにやった」という撮影を通して感じた思いや、父・文吾役の鈴木亮平さんとのエピソード、最終回について直撃した。

 ◇精神的にも、肉体的にも「きつかった」

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 3月19日にクランクアップを迎え、翌日の電波ジャックの合間に取材に応じてくれた竹内さん。昨年11月から撮影がはじまり、今年1月に行われたドラマの会見では、歴史ある「日曜劇場」での初主演ということで、「クランクインの前夜は、眠れなかった。珍しく緊張してしまった」と話していた。ドラマを手がける渡辺良介プロデューサーも、「もうちょっと肩の力を抜いてくれないかなというくらい思い詰める」と竹内さんの様子を明かしていたが、竹内さんは「(撮影は)大変だった」と率直に振り返る。

 「彼(心)がタイムスリップしたり、現実世界で起こっていることは、やっぱりすごく大変なので、そこをどう見ている人に分かってもらえるか。どういうリアクションをしたら、お客さんが物語に引き込まれていくのかということを大切にしなきゃなと思っていた。毎日毎日、集中を切らさずに、“田村心”としてブレずに気持ちを持っていけるかというのが今回の撮影の勝負だった」

 父のため、家族のために必死に動くも、次々と試練が訪れる心。「やっぱり姉ちゃんの言う通りだったのかな……。結局、俺たちはこういう運命なんだよ。もう何しても、どうせ何も変わらないんだよ……」と絶望に打ちひしがれる姿が描かれたこともあった。竹内さんは、「彼が直面している状況って結構つらいので、やっているうちに(自分も)苦しい気持ちになっちゃうんですよね」と振り返る。

 一方で、佐野鈴役の白鳥玉季ちゃん、佐野慎吾役の番家天嵩くんがいる家族のシーンでは、力をもらったといい、「佐野家の子供たちがとても元気だし無邪気で。彼らと一緒にいると、きつくても撮影が頑張れました」と笑顔を見せる。

 竹内さんによると、精神的に一番きつかったのは、第1話だったといい、「タイムスリップの前は一番きつかったです。殺人犯の息子として生きてきて、自分の唯一の味方である奧さんが冒頭で死ぬって、彼の人生の中でものすごいきついことだと思うんですよ。そこから物語が一気に展開していくので、どれぐらい自分を追い込まなきゃいけないのか、ということを探るまでが一番大変だった」と明かす。

 一方、肉体的に大変だったのは、寒さもあり天候も安定しない雪山での撮影だった。暖冬のため、予定していた場所に雪が降らず、別の場所を探さなければいけないハプニングもあったというが、「行ってみたらものすごい雪で(笑い)。ふぶくし、過酷な環境でした」と振り返る。

 「だけど、ああいう過酷さがあったからこそ、『テセウスの船』っていう作品のイメージだったり、田村心がもがきながらがむしゃらに家族のために頑張ろうとする雰囲気が出た。結果、良かったですね」と続ける。

 ◇“父”鈴木亮平は「兄」のよう

 視聴者を引きつける脚本、竹内さんらキャストの熱演、魅力的な音楽、と三拍子そろい、「今クールナンバーワンドラマ」という声も上がっている。第8話では、事件の犯人として、みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)のほかに“黒幕”がいることが分かり、SNSでは考察がさらに盛り上がりを見せている。

 そんな今作での経験を“宝物”と話した竹内さんは、「(出演作は)どの作品も宝物になっていくんですけど、主演という立ち位置で演じていて、今まで見れなかった景色を見ることができたし、それをしっかり肌で感じられることができました。大変でしたが、一方で犯人は誰なんだと、皆さんがすごく盛り上がっているので、頑張ったかいがあったという気持ちですね」と話す。

 中でも、父・文吾役の鈴木さんには、「すごく助けていただいた」といい、「心は気持ちが先行する役なので、どうしても前のめりになりすぎちゃうときがあった。そこは亮平さんが一歩引いて見てくれて、相談しながらシーンを作り上げていきました」と明かす。

 そんな鈴木さんとは、ものの見方、考え方が少し似ている部分があるといい、兄のようだと感じている。「だからこそ、今回の心と文吾さんの距離感というものが、すごく良いバランスで。父と子にも見えるし、バディーにも見えるし。充実感があったので、どのシーンも鮮明に覚えています」と話す。

 ちなみに、最初は鈴木さんを「父さん」と呼ぶのが恥ずかしかったという竹内さんだが、「(今では)父さん父さんって言っています(笑い)。佐野さんより圧倒的に『父さん』のほうがいい」。

 ◇黒幕は? 最終回は「1話から積み上げてきたものが完結」

 クランクアップを迎えての思いを、「本当にきつかった(笑い)、スッキリしたなって思う」と語り、すがすがしい表情を見せた竹内さん。最終回は25分拡大で放送され、黒幕をはじめ、事件のすべての真相が明らかにされる。

 「『なぜ黒幕になったのか?』という理由がちゃんと台本に描かれているので、僕は割とスッキリしています」と明かし、「1話から積み上げてきたものがちゃんと完結する感じもあって。悔いはないですね」と語る。

 最後に、視聴者に向けて「皆さんが待ちに待った黒幕が明らかになります。どんな結末になるかは言えないですけど、僕自身はすごく好きなラストなので、最後まで応援していただきたいし、ラストの1秒まで温かく見守っていただけたらうれしいです」と呼びかけた。“心さん”の時を超えた苦難の旅路に今夜、ピリオドが打たれる。

竹内涼真&鈴木亮平“父子”がそろってオールアップ 最終回に自信「まさに集大成」

連続ドラマ「テセウスの船」をクランクアップした竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」をクランクアップした竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)TBS

 3月22日に最終回を迎える俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)がこのほど、オールアップを迎えた。主人公・田村心役の竹内さん、警察官の父・佐野文吾役の鈴木亮平さんの“父子”はそろってクランクアップし、昨年11月にスタートし、約4カ月におよんだ撮影が終了した。

 同局のドラマ枠「日曜劇場」での初主演作となった竹内さんは「1話から田村心という人物の人生を本気で演じてきましたが、悔いのないようにやり切れたと自信を持って言えます」と振り返り、「最終回はずっと願ってきた家族の笑顔を守れるのか、父の冤罪(えんざい)を証明できるのか、心にとってまさに集大成だと思っています。家族の愛、そして父さんとの絆がすべて詰まった最終回で、僕たちを苦しめてきた真犯人は誰なのか、その結末が果たしてどうなるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです。最後までぜひご覧ください」と最終回に向けて自信に満ちたメッセージを送っている。

 鈴木さんは「こんなに反響のあるドラマに出させていただき、本当にテレビドラマの力はすごいんだなっていうのを改めて思い知りました」といい、「我々キャスト陣を引っ張ってくれた主役・竹内涼真! 責任感の強い男だからいろんな思いを内に秘めてやってきたと思いますが、俺からは一言、よくやった!」と竹内さんを称賛した。

 続けて、「最終話は今までで一番いろんなことが起こります。衝撃の連続ですので、ご覧いただく皆さんを驚かせる準備はできております。一番楽しんで見ていただける回になっておりますので、ぜひテレビの前に家族みんなで集まって、ドキドキしながら1秒たりとも見逃さずに最終回をご覧ください」とアピールした。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の心が31年前にタイムスリップし、父で警察官の文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。最終回は25分拡大版で放送される。

 最終回は、駐在所のワープロから犯行を記した日記が、裏庭からは青酸カリが発見され、文吾は逮捕されてしまった。文吾は一連の事件容疑を認め、自供する。心と和子(榮倉奈々さん)は文吾に「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。すべては黒幕の仕掛けたワナなのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか……。

 そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める。やがて迎える黒幕との対峙(たいじ)。そこで事件の全真相が明らかになる。心と家族の未来はどう変わるのか……という展開となる。最終回は25分拡大版で放送。

<特集>「テセウスの船」“全員黒幕”? 最終回前に考察が過熱 “鈴”白鳥玉季が再浮上

連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち 黒幕は誰だ (C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち 黒幕は誰だ (C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)が3月22日にいよいよ最終回を迎える。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追うストーリーが展開され、7話で加藤みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)に共犯者がいることが判明。この“黒幕”が一体誰なのか、最終回を前にSNSで「村人、全員が犯人っぽい!」という声が多く上がっているほか、前回のラストで「黒幕は誰だ」というテロップと共に、鈴(白鳥玉季ちゃん)の顔が映し出されたことで、「鈴も絡んでいるの?」と考察がさらに過熱している。

 ◇「村人全員」が黒幕説 佐野一家を鍋に誘い、その隙(すき)に?

 前回の9話では、青酸カリによって意識不明となったみきおが文吾のパトカーから発見された。文吾に殺人容疑がかけられる中、駐在所に、黒幕が持っていたとされる由紀(上野樹里さん)のノートが届けられたが、ノートには1977年に行われた「音臼村祭」のチラシがはさまっていた。「音臼村祭」は、音臼小の校長・石坂秀夫(笹野高史さん)が実行委員を担当。石坂と会った心は、祭で出されたきのこ汁に毒きのこが混入し、徳本卓也(今野浩喜さん)の母親が犠牲になったと聞かされ、「必ず、佐野さんを救ってください」と言われるのだった。

 しかし、その直後、石坂は、訪ねてきた木村さつき(麻生祐未さん)に「やはり、ここにも来ましたな」と意味深な発言。石坂は「絵が趣味」で、たびたび鉛筆を削るシーンがあり、劇中に登場する奇妙な絵は鉛筆描きのように見える。視聴者からは、校長室に置かれていた人形と、みきお少年のワープロの奥に置かれた人形が似ていると指摘する声も上がっていた。“何か”を知っているようなそぶりの石坂が今後のストーリーにどう絡んでくるのか、注目だ。

 8話で村を出るため車を運転していた和子の行く手を阻んだのが、道路の真ん中に置かれた大量の野菜が入ったプラスチックケースだったことから、視聴者からは農業を営んでいる徳本を怪しむ声も上がっている。

 村人の井沢健次(六平直政さん)は、これまでに薄ら笑いを見せながらワープロの画面に向かう姿やオレンジジュースを手にした姿が描かれた。9話では「さあ、ひと頑張りだ」と、徳本と会話するシーンも。同話では、「駐在日誌」というラベルが貼られたフロッピーディスク、誘拐された三島明音の隠し撮り写真、オイル切れのライターが山林の中で発見されるシーンもあり、無線で報告する警察官のそばには田中正志(せいやさん)の姿が。さらに、その様子を石坂が見ているという意味深なカットもあった。

 また、徳本と井沢が佐野一家にイノシシ鍋を振る舞うシーンもあり、ラストには、文吾のワープロから、音臼村で起きた一連の事件の犯行をまとめた日記が出てきた。視聴者からは、佐野一家がイノシシ鍋を食べているときに「何者かが、ワープロをすり替えたのではないか」と推理する声など、「全員、怪しい!」「村人全員がグルで、文吾を陥れようとした」と、盛り上がっている。

 ◇鈴・白鳥玉季が再浮上

 これまでSNSの考察では、文吾の娘・鈴(貫地谷しほりさん、玉季ちゃん)の名前も挙がっていた。現代パートでみきおと結婚し、文吾の冤罪(えんざい)を晴らそうとする心に協力しなかったことなど要因だが、9話のラストで「黒幕は誰だ」というテロップと、石坂、徳本、井沢、正志、さつきたちと一緒に鈴(白鳥玉季ちゃん)の顔も映し出されたのをきっかけに再浮上した。

 視聴者からは「みきおと結婚した理由は共謀していたから」「文吾に何かしらのうらみが……」という声も上がっているが、その一方で、和子が運転する車を阻んだ野菜、スタンガンで意識を失った文吾を運ぶには「子供の力では難しい」と指摘する声もある。

 また、紀子(芦名星さん)が目撃した、金丸刑事(ユースケ・サンタリアさん)を崖から突き落とした人物も明かされていない。また、崖から突き落とされる前の金丸刑事が黒幕に「ここか? ここでいいのか?」と、同年代か年下の人物と話すような描写もあった。心が「共犯者が誰なのか、何人いるのか分からない」と語った通り、視聴者も心と同様に“全員なのか”、“誰なのか”と黒幕を探しているようだ。

 22日に25分拡大版で放送される最終回では、なんと文吾が一連の事件容疑を認め、自供する。一方、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く……という波乱の展開だ。9話からは、文吾と過去に因縁がある宮城県警監察官室の馬淵(小籔千豊さん)が登場し、文吾を陥れようとした黒幕とは誰なのか、そもそも文吾は冤罪だったのか。そして「音臼村祭」がどのように絡んでくるのか……。最終回で全てが明かされるはずだ。

<SNS反響>“和子”榮倉奈々の3分にわたる名演説に視聴者「最高の時間」「なんて良い嫁!」

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)第9話「真犯人の最終計画始動!姿を消した父」が3月15日に放送された。同話では、和子(榮倉奈々さん)がマスコミの前で約3分にわたり“名演説”をするシーンが描かれ、SNSでは「超かっこいい!」「嫁最高の時間」「最強の嫁」「なんて良い嫁なんだ!」といった声が多数上がり、盛り上がった。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

 第9話は、真犯人に呼び出された文吾の後を追った心は、パトカーに残されていた、意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅さん)を発見。連絡が途絶え、行方不明となった文吾が殺人未遂の容疑をかけられ、佐野家に県警の監察官・馬淵(小籔千豊さん)が家宅捜索をしにやってくる……という展開だった。

 文吾がみきおの殺人未遂容疑をかけられたことで、マスコミに囲まれた和子は「このたびは主人がお騒がせして申し訳ありません」と頭を下げるも、前を見据え、しっかりとした口調で「主人は、佐野文吾は自分が正しくないと思うことはしません」「妻として、そばでずっと見てきた人間としてそれだけは断言できます。なぜなら佐野文吾は優しく誇り高い人間だからです」「あの人は警察官として私たちをこの村の人たちを守ることしか頭にない人なんです。私たちは主人のことを信じています」と語った。

 さらに、記者の一人から「信じているのはご家族だけですよ」と質問された和子は「家族が信用しないで誰が信じるんですか!」「うっさーい! 蚊柱みたいにブンブン集まってくるなっつーの! 証拠の一つでも見つけてから出直してこい! 帰れー!」と大声を張り上げた。視聴者からは「こんな嫁がいてくれたら頑張れる」「嫁だったら、チューしたくなる!」「すてきな夫婦」といった声も上がっていた。

<特集>「テセウスの船」 「考察」ブームが過熱 SNS時代のミステリーの描き方

連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち この中に“黒幕”が? (C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち この中に“黒幕”が? (C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)。3月8日放送の第8話の平均視聴率は15.3%で、ヒットドラマの目安となる15%を突破した。視聴者をひきつける脚本、竹内さん、鈴木亮平さんらキャストの熱演、魅力的な音楽、と三拍子そろい、「今クールナンバーワンドラマ」という声もあがっている。第8話では、事件の犯人がみきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)のほかに“黒幕”がいることが分かり、SNSでは考察がさらに盛り上がりを見せている。ドラマを手がけるプロデューサーの渡辺良介さんに、SNS時代のミステリーの描き方について聞いた。

 ◇「あな番」に続き、考察がブーム

 視聴者を熱中させたドラマの「考察」といえば、昨年放送された、俳優の田中圭さん、女優の原田知世さんがダブル主演した連続ドラマ「あなたの番です(あな番)」(日本テレビ系)が記憶に新しい。「交換殺人」が題材で、田中さんと原田さん演じる新婚夫婦が、引っ越し先の分譲マンションで起きた連続殺人の謎に挑む姿が描かれるミステリー。SNSを中心に「犯人は誰か」という考察が過熱した。

 現在放送中の「テセウスの船」は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、冤罪(えんざい)で死刑判決を受けた、父で警察官の佐野文吾(鈴木さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追い、真犯人を捜す……というストーリーだ。

 初回放送時から「全員、怪しすぎる!」「犯人が全然、分からない」と注目を集め、SNSでは考察が激化。第2話で描かれた、“犯人”が扉に開いた穴からのぞき込むシーンで目のアップが映し出されると、「若い感じ」「子供じゃないか」と推測する声があふれた。

 渡辺さんは、「『あな番』がヒットして、今回の企画(テセウスの船)もミステリーであるし、原作も『犯人は誰なんだろう?』という面白さ、いろいろな裏切りがある展開だったので、盛り上がればいいなと思っていました」と振り返る。一方で、「想定以上」と感じているといい、「早い時期から盛り上がっているなという印象でもある」と手応えを語る。

 視聴者に楽しんでもらおうと、ポスタービジュアルのほかに、キャストのビジュアルがずらりと並ぶビジュアルを作成した。「“誰もが容疑者に見える”というイメージを作って、楽しんでいただければなと思っていましたので、盛り上がっているのを見てうれしいです」と話す。

 また、第2話の放送後に行われたイベントでは、原作者の東元俊哉さんが「原作と犯人が違う」と手紙で発表。渡辺さんは、「原作がとても面白いので、まず原作を読まれていない方には、原作に触れてほしいという思いもあった。ただ、原作をお読みの方もたくさんいる中で、ドラマ版を楽しんでほしいと思うときに、『違う結末を用意しているから楽しめますよ』というメッセージを出させていただいた」と狙いを明かす。

 原作とは違う結末を用意することについては、「ミステリー作品なので、真相を一個付け加えるということに関しては大きな変更。だいぶ早い段階から、東元さんにお話ししました」と東元さんの了承を得たと明かす。ちなみに、ドラマに登場する犯人からのイラストは、「原作で登場するもの、ドラマオリジナルのもの、全て東元さんに描いていただいている」と明かす。

 ◇“視聴者探偵”の存在

 心がタイムスリップし過去を変えたことで、「音臼小無差別殺人事件」は当初の「青酸カリが入ったオレンジジュース」ではなく「青酸カリが入ったはっと汁」を飲んで死者が出たことになった。

 しかし、2月9日放送の第4話では、新聞記事をまとめたノートの手書きのメモには、青酸カリが入ったジュースを飲んだ、と書かれていた。公式ツイッターでは、2月14日に「『ジュースを飲んだ』とのメモがありましたが、『はっと汁を飲んだ』の誤りでした。大変失礼いたしました」と訂正することがあった。

 この訂正を受けて、SNSでは「あのメモにより、犯人考察も変わってきますね」「みんな混乱してたけど、一番混乱したのはスタッフさんなのね」「悔しい。気づけなかったぁ~」などの声があがった。なかには、「きちんと修正されて、きちんと報告していただけるテセウスの船スタッフさんが好きです」という声もあった。

 渡辺さんは、「事件の概要が微妙に変わっていることに対して、スタッフも混同してしまった。これが“意味があるもの”だと見られる方もたくさんいて。くまなくどこかにヒントがあるんじゃないかと探されているから、そこに関しては気を使わないといけない時代ではある。過ちはすぐに謝らないといけない」と話す。また、「予想以上に皆さんが楽しんで考察してくれているので、気が引き締まる。こちら側のミスで推理が誤るようなことがあっては、“視聴者探偵”の方に申し訳ない」と続ける。

 ◇ミス拡散の恐れ しかし、SNSがあるからこそ…

 配信も含めると、何度も繰り返し高品質な映像で、作品を見ることができる今の時代。渡辺さんは、「SNSの普及によって、ひとつのミスが何倍にも何十倍にも拡散されていくとそこが難しい。ただ、同時に、みんなつながって、『犯人誰なんだろう?』って、考察ブームというか、盛り上がりを持って番組を楽しんでいただけるのは、逆にSNSがあるからこそだと思う。一長一短というか、良さの方が多いんじゃないかと思います」と話す。

 3月15日放送の第9話では、田村心が犯人に呼び出されて向かった文吾の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎さん)がパトカーに残されていた。連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊さん)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。そんななか、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受け……と展開する。一体“黒幕”は誰なのか……。最後まで推理を楽しみたい。

<特集>「テセウスの船」共犯者は誰? 何人? “徳本”今野浩喜、“正志”せいやが急浮上 “校長”笹野高史もやっぱり怪しい… 考察が白熱

連続ドラマ「テセウスの船」、徳本卓也役の今野浩喜さん、田中正志役のせいやさん、石坂秀夫役の笹野高史さん、井沢健次役の六平直政さん(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」、徳本卓也役の今野浩喜さん、田中正志役のせいやさん、石坂秀夫役の笹野高史さん、井沢健次役の六平直政さん(C)TBS

 平均視聴率が4週連続で番組最高を更新し続けている俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追うストーリーが展開され、7話で加藤みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)に共犯者がいることが判明。8話では徳本卓也(今野浩喜さん)が“意味深”な発言をし、SNSでは共犯者が誰なのか、考察が白熱している。同話で心は「共犯者が誰なのか、何人いるのか分からない」と語っていたが……。

 ◇“徳本”今野浩喜、“正志”せいやの「あんなこと」とは…

 第8話では、大量毒殺事件が起きたとされる当日、心と文吾が、お楽しみ会に現れたみきおの行動を監視。心と文吾は、みきおに翻弄(ほんろう)されながらも、事件を防いだ。しかし、村から出たはずの和子(榮倉奈々さん)が何者かに監禁されてしまい、みきおが3人を救出。さらに、みきおと共犯者の狙いが文吾であったことが発覚した。

 同話の終盤では、徳本と田中正志(せいやさん)が母親との思い出について話しながら、徳本が「あんなことがなきゃな……」と発言をするシーンが描かれ、SNSでは「新たなにおわせ!」「どんな過去があるんだ?」「急に怪しくなった!」といった声がたくさん書き込まれ、共犯者に急浮上している。

 村を出るため車を運転していた和子の行く手を阻んだのが、道路の真ん中に置かれた大量の野菜が入ったプラスチックケースだったことから、視聴者からは農業を営んでいる徳本を怪しむ声がある。また、正志は父の義男がみきお少年に毒殺された際、文吾が「司法解剖」を提案すると、けげんな表情を見せていた。現代パートで正志は殺害されており、「何かの口封じでは…」と考察している視聴者もいる。

 ◇“校長”笹野高史の過去に新事実! 1977年の「音臼村祭」のチラシに…

 SNSでは、音臼小の校長・石坂秀夫(笹野高史さん)の共犯説が強い。9話の予告映像には、1977年に行われた「音臼村祭」のチラシが映し出された。実行委員に、石坂の名前が入っており「新事実が登場した」「校長もお祭りに絡んでいた!」と視聴者が興奮する声も溢れた。徳本の「あんなこと」という発言と「音臼村祭」にどんな関係があるのか気になるところだ。

 また、「絵が趣味」という石坂が、たびたび鉛筆を削るシーンがあるほか、劇中に登場する奇妙な絵は鉛筆描きのように見える。視聴者からは、校長室に置かれていた人形と、6話のラストでみきお少年のワープロの奥に置かれた人形が似ていると指摘する声も上がっており、みきおと石坂の共犯説が盛り上がっている。

 ◇「みんな、怪しい!」 文吾と因縁がある新キャラが登場

 8話には、みきお少年が共犯者に「僕の計画は完璧だ」と話しながら一緒にオレンジジュースを飲むシーンもあり、その後、井沢健次(六平直政さん)が自身の店でオレンジジュースを持つ姿も登場した。また、心は木村さつき(麻生祐未さん)と石坂が口論する姿も目撃している。視聴者からは「村人全員が共犯」「みんな怪しい!」という声も上がっている。果たして、共犯者は“誰”なのか。

 9話(3月15日放送)は、文吾がみきおの殺人未遂で容疑をかけられ、佐野家にマスコミが押しかける……という展開。同話からは、文吾と因縁があるという県警の監察官・馬淵(小籔千豊さん)が登場する。今後のストーリーに「音臼村祭」がどのように関わってくるのか、ますます目が離せない。

<SNS反響>“みきお少年”柴崎楓雅の好演に視聴者「素晴らしすぎる!」 今野浩喜の意味深発言に「新たなにおわせ!」

連続ドラマ「テセウスの船」第8話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第8話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第8話「事件を止めろ!黒幕出現!?」が3月8日に放送され、主人公の田村心(竹内さん)と佐野文吾(鈴木亮平さん)を翻弄(ほんろう)する加藤みきおを好演した柴崎楓雅さんに、SNSには「目とか演技や表情が細かい」「素晴らしすぎる!」「演技がうますぎて、みきおに腹が立った」「将来が楽しみな役者だ」といった声が多数上がった。

 第8話では、大量毒殺事件当日、心と文吾が、お楽しみ会に現れたみきおの行動を監視。しかし、心と文吾は、みきおに翻弄され、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。毒が入れられているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため、ある行動に出る……という展開が描かれた。

 みきおが心と文吾の監視の目をすり抜け、はっと汁が入った鍋をかき混ぜたり、心と文吾の前で死んだふりをするシーンも登場。柴崎さんは、鍋をかき混ぜる際に不気味な表情を見せたり、死んだふりをして目を開けた時に冷めた視線を見せ、その後すぐに明るい表情に変化させる細かい演技を披露した。

 また、徳本卓也(今野浩喜さん)と田中正志(せいやさん)が母親との思い出について話しながら、徳本が「あんなことがなきゃな……」と意味深な発言をするシーンも登場。SNSには「気になる発言!」「新たなにおわせ!」「急に怪しくなった」といった声が上がっていた。

<SNS反響>“和子”榮倉奈々が語る夫婦の絆に感動の声 「いい夫婦だなあ」

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第8話「事件を止めろ!黒幕出現!?」が3月8日、放送された。同話では竹内さん演じる主人公・田村心の母・和子役の榮倉奈々さんの演技に、SNS上では感動の声が上がった。

 ◇以下ネタバレあり

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。

 第8話では大量毒殺事件当日、田村心(竹内さん)と父・文吾(鈴木亮平さん)が、お楽しみ会に現れた加藤みきお(柴崎楓雅さん)の行動を監視。しかし、心と文吾は、みきおに翻弄(ほんろう)され、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。毒が入れられているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため、ある行動に出る。

 一方、村を出ようとしていた和子(榮倉さん)と子供たちは何者かによって監禁。しかしその後、みきおによって発見され事なきを得る。まだ事件は終わっていないと考える心は、和子にみきおのたくらみを話し、もう一度村を出るよう懇願する。

 しかし、和子は「この村は出ない。お父さんのそばにいる」と語る。事件に巻き込まれかねない警察官である文吾との結婚を親に反対されたが、「覚悟ぐらいできてる」とたんかを切ったことを心に明かした和子は、「その気持ちは1ミリも変わっていない。警察官の妻として、あの人のそばで子供たちを守る。それが一番幸せだから」と涙ながら話すのだった。

 SNS上では、「和子さんの決意とそれを涙しながら聞いていた文吾さんに号泣。いい夫婦だなあ」「和子サマにしろ由紀サマにしろ、女性陣が素晴らしすぎませんか」「文吾さんと和子さんがとても愛し合っている事を間近に見れてホントに良かったね、心さん」と夫婦の絆に感動の声が上がっていた。

<特集>「テセウスの船」絶妙な表情の演技に絶賛の声も…“母”榮倉奈々の存在感 ドラマP明かす起用理由は「笑顔」

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する女優の榮倉奈々さん(C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)。3月1日放送の第7話の平均視聴率は14.0%を記録し、3話連続で番組最高視聴率を更新するなど、絶好調だ。第7話では、鈴木亮平さん演じる心の父・佐野文吾ら佐野一家でお楽しみ会を開くシーンが描かれ、「家族団らんのシーンは本当に心があたたかくなる」などの声があがった。なかでも、心の母・和子役の榮倉奈々さん(32)の絶妙な演技に、「お父さんだけじゃなくて、お母さんの底抜けに明るい笑顔がドラマを盛り上げていると思う」という声もあがっている。プロデューサーの渡辺良介さんに、榮倉さんの起用理由や狙いを聞いた。

 ◇榮倉奈々の“笑顔”がポイント

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 榮倉さん演じる和子は、心の母親。朗らかで優しい肝っ玉母ちゃんだったが、夫の文吾が殺人犯として逮捕されて以来、世間の目から逃げるようにして、必死で子どもたちを育ててきた……という役どころ。

 榮倉さんの起用理由を「文吾を尻に敷いていて、でも朗らかで、いつも笑っている太陽のような存在でありたいなと思ったときに、榮倉さんがいいなと思った」と話した渡辺さん。榮倉さんの「笑顔」がポイントだったといい、「笑顔がすてきというイメージがあった。朗らかで芯が強い母親、和子をイメージ通りの榮倉さんに演じていただけることで、原作通りの“理想の家族”が出来上がりました」と手応えを明かす。視聴者からも、榮倉さんの笑顔について、「癒やされる」「なごむ」「すてき」などの声があがっており、狙い通りとなった形だ。

 ◇母親役に「ぴたっとハマった」

 第1話では、文吾が殺人犯として逮捕されてしまい、和子が子供たちに対して、「私たちが人様の前で、笑顔や涙を見せられる立場じゃないからね。外では絶対に笑ったり泣いちゃいけないよ」「あなたたちに父親はいない。そう思いなさい」と話す姿が描かれた。また、自宅の壁に「人殺し」などと落書きされ、自宅玄関まで押し寄せるマスコミに対して、頭を下げ続ける和子の姿も描かれた。

 文吾が逮捕されて以来、笑顔をなくしてしまった和子だったが、事件が起こる前の平成元年の佐野家では、周りの空気を明るくするようなはじけるような笑顔を見せていた。音臼村に突然現れた心を家族同然で受け入れるなど、懐の深さを感じさせるキャラクターでもあり、警察官の妻として、夫を叱咤激励する場面もあった。

 第7話では、「音臼小無差別殺人事件」の前夜、文吾は家族を守るため、和子ら家族に「村を出ろ」と一方的に告げるが、理由を知らない家族からは反発され、ケンカになってしまう。心の説得もあり、文吾は正座して「すまん!」と家族に謝罪。「俺がムチャ言っていることは、よーくわかっているんだ。でも今回だけは俺の言うこと聞いてくれないか?」という文吾の姿を見て、和子は「鈴、慎吾、お父さんの言うとおりにしよう。お楽しみ会は残念だけどまた来年もあるから」と時折笑顔を見せながら子供たちを説得するのだった。

 さらに、事件当日の朝、「よく遊んで、よく食べて、よく勉強もして。楽しく暮らせよ」という文吾に、子供たちが「なに言ってんの。お父さん、おおげさ。もう会えないみたい」とツッコミを入れる横で、和子は複雑そうな表情を浮かべていた。また、出発間際に、文吾から「運転気をつけてな」と言われると、和子は何も言わずに静かにうなずく……という展開が描かれ、子供たちを思う母親としての姿と同時に、妻としての姿も演じきっていた。

 渡辺さんは、「(榮倉さんは)実際にお子さんもいらっしゃるから、(これまでは)母親の役をそんなにガッツリやられたことないはずなんですけど、ぴたっとハマりましたよね」と話す。「こちらの意図を的確にくんでくださって、期待以上のものをくれる。安定感抜群」と太鼓判を押す。

 ◇榮倉奈々の笑顔で「救われる」

 視聴者からも「言い方と表情でいろいろ伝える榮倉奈々」という声があがっている。渡辺さんは、「空気感というか、せりふがないところでの存在感がある。榮倉さんが笑っただけで救われる。心は和子の笑顔を見て救われるし、そこが榮倉さんにお願いしてよかったなというところ」と明かす。

 3月8日放送の第8話の予告動画では、和子と子供たちが、予測不可能な事件に巻き込まれる様子が映し出されている。また、「黒幕は誰だ!?」というテロップとともに、「みきおには共犯者がいた」というせりふも。再び“和子”榮倉さんの笑顔を見られることを願いたい。

(C)TBS
(C)TBS

<テセウスの船>“黒幕”は誰だ! “校長”笹野高史? “大人みきお”も…

連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち この中に“黒幕”が? (C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」の出演者たち この中に“黒幕”が? (C)TBS

 平均視聴率が3週連続で番組最高を更新し続けている俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追うストーリーが展開され、6話で事件の犯人が加藤みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)だったことが判明。しかし、7話でみきおのほかに“黒幕”がいることが分かり、SNSでは“黒幕”が誰なのか、考察が盛り上がっている。

 ◇音臼小の校長・石坂秀夫が浮上

 SNSでは、音臼小の校長・石坂秀夫(笹野高史さん)が共犯者に浮上している。「絵が趣味」という石坂が、たびたび鉛筆を削るシーンがあるほか、劇中に登場する奇妙な絵は鉛筆描きのように見え、実に怪しい。また、視聴者からは、校長室に置かれていた人形と、6話のラストでみきお少年のワープロの奥に置かれた人形が似ていると指摘する声も上がっている。ただ一方で、金丸茂雄(ユースケ・サンタマリアさん)が崖から転落する前、「こっちか」という口調で会話をしていたシーンがあり、「年上の人と会話するときにこういう口調になるのか」と疑問視する声もある。

 ◇“大人みきお”を指摘する視聴者も

 心がタイムスリップし過去を変えたことで、「音臼小無差別殺人事件」は当初の「青酸カリが入ったオレンジジュース」ではなく「青酸カリが入ったはっと汁」を飲んで死者が出たことになった。6話で木村さつき(麻生祐未さん)は毒入りのオレンジジュースで殺され、再び過去に戻った心の病室には“謎のオレンジジュース”が置かれていた。劇中で、このオレンジジュースについては特に触れられなかったが、過去と現代でオレンジジュースが事件に絡んでいるのを知っているのは“大人みきお”(安藤さん)だと考察している視聴者もいる。

 みきおは心を襲った際に「先生のせいで死ななくていい人間が2人も死んじゃった。母さん(さつき、麻生さん)に田中正志(せいやさん)」と明かしている。SNSでは、6話のラストで、心と一緒に“大人みきお”もタイムスリップして“少年みきお”に協力しているのでは……と考えている視聴者もいるようだ。

 ◇「村人、全員」説も

 現代で殺害された正志。正志の父で音臼村の名士だった義男は、火事が原因で亡くなるはずだったが、タイムスリップした心によって命拾い。しかし、7話で“少年みきお”によって毒殺されてしまった。一度、助かった義男が再び命を狙われたことに、視聴者からは「なんらかの理由で義男が邪魔だったのでは……」という声も上がっている。

 SNSでは「村人全員共犯なんじゃないか」「明音ちゃんも怪しい」といった声も。第8話の予告映像では、村から出て行った和子(榮倉奈々さん)が運転する車の前に、野菜が入ったケースが置かれているシーンが収められている。数箱のケースが置かれていることから、視聴者からは「子供一人では置けない量」と指摘し、村人が協力しているのではないかと推理している声もある。

 お楽しみ会の中止をうながす文吾に必死に抵抗する姿を見せた井沢健次(六平直政さん)、軽トラックの荷台に大量の除草剤を積んでいた徳本卓也(今野浩喜さん)も怪しい。共犯者が一体誰なのか、考察が激化している。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガだが、先日行われたイベントで、原作の東元さんが手紙で「原作と犯人が違うと聞いている」と衝撃の事実を明かしている。そして、ドラマの渡辺良介プロデューサーは「真犯人はすでに、出ています……」とコメントしている。

 8話(3月8日放送)では、大量毒殺事件当日、心と文吾が、お楽しみ会に現れた“少年みきお”を監視しようとするが、“少年みきお”に翻弄(ほんろう)されてしまう。ついに事件が起きる昼食の時間を迎えてしまい、毒が入れられているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため、ある行動に出る……というストーリー。9話(同15日放送)からは、文吾と過去に因縁があり、心と文吾の敵となる宮城県警監察官室の馬淵(小籔千豊さん)が登場。心と文吾は事件を阻止できるのか、犯人の狙いは……。どんなストーリーが展開されていくのか、まだまだ目が離せない。

第9話から小籔千豊がキャリア警察官役で登場 “心”竹内涼真&“文吾”鈴木亮平の敵に

連続ドラマ「テセウスの船」の第9話から出演する小籔千豊さん(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」の第9話から出演する小籔千豊さん(C)TBS

 俳優の竹内涼真さんが主演し、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送中の連続ドラマ「テセウスの船」の第9話(3月15日)から、お笑い芸人の小籔千豊さんが出演することが3月6日、分かった。小籔さんのドラマ出演は、竹内さんも出演した2017年に同枠で放送された「陸王」以来。竹内さんとの共演も約3年ぶりとなる。

 小籔さんは宮城県警監察官室の馬淵を演じる。馬淵は、組織を守るためならば手段を選ばない冷酷なキャリア警察官。心(竹内さん)と文吾(鈴木亮平さん)を襲ったある事件を機に、2人の前に立ちはだかる大きな敵となる。馬淵と文吾の間には過去の因縁もあり、父と子の運命を握る重要な役どころとなっている。

 ドラマは、放送が進むにつれ「犯人が誰なのか?」という考察が過熱しており、馬淵が父子とどのように関わってくるのか、注目したい。

 ◇小籔千豊さんのコメント

 このドラマを全て見てとても感動したので、途中から出演させていただくにあたってプレッシャーがすごかったです。それに、僕にはキャパオーバーなくらいたくさんせりふをいただいてしまって。必死でせりふを覚えなくてはならないので、撮影が終わるまではゲームを封印するつもりです(笑い)。

 竹内くんは「陸王」の時もすでに人気でしたけど、今の方がさらに売れているので、今回この現場で会う前は「竹内くんがすごく偉そうになっていたらどうしよう」って思っていたのですが、全くそんな雰囲気もなく、本当に前と同じく自然な感じで接してくれたので安心しました。なんかやたら俳優面してしゃべってこられたら嫌だなと思っていたんですけど(笑い)。前と何も変わらない好青年でよかったと思いました。

 今回はせりふも多いので大変ですが、それ以上に本当に標準語を頑張っていますのでそのあたりも見ていただけたらと思います。僕が出させていただいている第9話もめちゃくちゃ面白いのでぜひ見ていただけたらうれしいです。あと、今回このドラマに参加させていただけて本当にありがたいのですが、正直言うと参加せずにオンエアでこのお話を見たかったなという気持ちも半分あります(笑い)。なので、その分、皆さんにはこの先のストーリーをぜひ楽しみにしていただければと思います。

第7話視聴率14.0%で番組最高を更新 “心”竹内涼真&“文吾”鈴木亮平が再タッグ 佐野家のお楽しみ会に視聴者「号泣タイム」

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演を務める連続ドラマ「テセウスの船」の第7話が3月1日に放送され、平均視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。第6話でマークした13.2%(同)を上回り、番組最高を更新。7週連続で2桁と好調をキープしている。

 第7話では、心が、再び平成元年にタイムスリップ。「音臼小無差別殺人事件」発生の2日前だった。心は文吾と共に、少年のみきお(柴崎楓雅さん)を追うが、村から消えてしまった。みきおの消息がつかめず焦る心は、歴史が変わった現代で和子(榮倉奈々さん)と兄・慎吾(番家天嵩くん)が心中していると文吾に明かしてしまう。最悪の未来を知った文吾は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回り。村人、そして、和子、鈴(白鳥玉季ちゃん)、慎吾と溝ができていってしまう……という展開だった。

 同話では、事件前夜に心が文吾の空回りでバラバラになりつつある佐野家でお楽しみ会を開こうと提案。プロレスをしたり、鍋を囲んだりして盛り上がる。さらに、タイムカプセルを作ることになり、心は、由紀(上野樹里さん)との結婚指輪と自筆の家系図をタイムカプセルに入れる。同シーンにSNSでは「めっちゃ泣ける」「号泣タイムきた~」「感動シーン…」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの4位に入った。

<SNS反響>“心”竹内涼真&“文吾”鈴木亮平&“和子”榮倉奈々のお楽しみ会に視聴者「号泣タイム!!」

連続ドラマ「テセウスの船」第7話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第7話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第7話「新章スタート!運命の事件当日」が3月1日、放送された。同話では、再び平成元年にタイムスリップした田村心(竹内さん)の提案で、「音臼小無差別殺人事件」の前夜に佐野文吾(鈴木亮平さん)、和子(榮倉奈々さん)の佐野一家でお楽しみ会を開くシーンが登場。SNSでは「めっちゃ泣ける」「号泣タイムきた~」「感動シーン…」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの4位に入った。

 ◇以下、ネタバレあり

 第7話では、心が、再び平成元年にタイムスリップ。「音臼小無差別殺人事件」発生の2日前だった。心は文吾と共に、少年のみきお(柴崎楓雅さん)を追うが、村から消えてしまった。みきおの消息がつかめず焦る心は、歴史が変わった現代で和子(榮倉さん)と兄・慎吾(番家天嵩くん)が心中していると文吾に明かしてしまう。最悪の未来を知った文吾は取り乱し、絶対に事件を止めなければと空回り。村人、そして、和子、鈴(白鳥玉季ちゃん)、慎吾と溝ができていってしまう……という展開だった。

 事件前夜、心は、文吾の空回りでバラバラになりつつある佐野家でお楽しみ会を開こうと提案。プロレスをしたり、鍋を囲んだりして盛り上がる。さらに、タイムカプセルを作ることに。心は、由紀(上野樹里さん)との結婚指輪と自筆の家系図をタイムカプセルに入れる……。事件当日の朝、文吾が村を出ようとする和子と子供たちに向かって「大好きダーッ!」とアントニオ猪木さんのものまねをするシーンもあり、「こんなに泣ける猪木のものまね、初めて見た」「猪木のものまねが胸にくる」といった声も上がっていた。

鈴木亮平「テセウスの船」でなお魅せる役者魂 叫んで声からし、体重だけでなく「年齢も増減」 ドラマP明かす“頼もしさ”

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する俳優の鈴木亮平さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」に出演する俳優の鈴木亮平さん(C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)。2月23日放送の第6話では、ついに犯人が明らかになり、平均視聴率も番組最高を更新するなど盛り上がりを見せている。3月1日放送の第7話の予告動画では、心とともに犯人を追う鈴木亮平さん(36)演じる佐野文吾の姿が登場している。鈴木さんについて、「演じることに関して『そこまでやるか』というこだわりに脱帽です」と話すプロデューサーの渡辺良介さんに、鈴木さんの起用理由や役者としての魅力を聞いた。

 ◇鈴木亮平は「文吾そのもの」

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 鈴木さん演じる文吾は、心の父親。音臼村の駐在警察官だったが、1989年に発生した「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕される。その後、死刑判決が確定したが、一貫して無罪を主張し続けている。殺人犯として逮捕されるまでは、村民から慕われ、頼りにされる警察官で、家族も大切にしている良き父親だった……という役どころ。

 第1話では、文吾が、子供の腕を強引に引っ張って雪山に向かう姿や不気味な表情を浮かべるさまが描かれ、視聴者からは「極悪非道の殺人鬼なの? それとも警察官の鑑(かがみ)なの?」「演技がうますぎて、分からないんだよ!」などの声もあがった。

 第3話などには、鈴木さんがアントニオ猪木さんのものまねをして「1、2、3、ダー!」と叫んだり、腹踊りをする場面も登場。体を張って、家族を笑顔にしようという文吾の人柄がよく出たシーンで、視聴者にとっても、緊張感のある重いシーンが続く中、ホッとできる場面でもあった。

 撮影現場の鈴木さんについて「文吾そのもの」と表現した渡辺さんは、「(文吾役は)30代の役と60代の役と、一人二役やらないといけない。やっぱりお芝居の実力に信頼がおけて、というのが鈴木さんに対してあった」と起用理由を明かす。

 鈴木さんといえば、体重まで大きく増減させるほどの壮絶な役作りをすることでも知られているが、「カメレオン俳優じゃないですけど、体重が増減できるんだったら、年齢も増減できるっていう(笑い)」と話す。さらに、「どっしりしていて、朗らかで優しい文吾の本来の性格に合致している」と続け、「大河ドラマの主演もやられて、まだ若いですけど、キャリアを重ねてこられている安定感と、我々スタッフの信頼は厚いです」と鈴木さんへの絶大な信頼を明かす。

 ◇研究熱心な横顔 猪木ネタを完コピ

 心が現代にタイムスリップした第4話では、文吾と鈴(貫地谷しほりさん)が拘置所で対面する場面が登場した。村田藍という名前に変えていた上、姿も変えて隠れるように生きていた鈴は、文吾に「もう会いにくることはないと思う。ごめんね」と告げる。そんな鈴に、文吾は「『元気ですか』、昔よくやったよな。元気があればなんでもできる。いくぞー! 1、2、3、ダー!」と言うと、鈴も一緒に「ダー!」ポーズをやり……という展開で、視聴者の涙を誘った。

 実は、渡辺さんによると、第4話ではもともと「1、2、3、ダー!」は入れる予定ではなかったという。「やっぱり作っていく過程で、佐野家にとってプロレスを通じた子供たちのコミュニケーションがとても大事だものなんだと我々の中に生まれました。鈴(藍)と面会したときに、『家族の一番の思い出は何?』と考えたときに、お父さんの“ダー”じゃないかと膨らんでいった」と明かす。

 原作にもプロレスネタは登場するが、時代性を入れるために、猪木さんのプロレスネタを入れたという。腹踊りのシーンでは、撮影の10日前あたりくらいから、リハーサルを重ねていたといい、鈴木さん自ら腹に絵を描き、試行錯誤を重ねた。「鈴木さんは研究熱心で、猪木さんのいろいろなことを調べて完コピして。一緒に努力し、工夫してくれるというのが、一緒にやっていてありがたいし、頼もしい」と役者としての魅力を話す。

 ◇60代の文吾では、声をからして…

 60代の文吾を演じる際には、1時間半ほどかけて特殊メークを施しているというが、「メークだけではフォローできない」部分もあるという。鈴木さんは、「声だけは芝居で年取ることができないから」と言って、声をからしてから撮影に臨んでいるといい、「現場に入る前に、大声で車の中で叫んで。本人はそういう努力は見せたくないのかもしれないけど、(鈴木さんに)『声、全然違う』と言ったら、『からしてきたんですよ』って。そこまでして演じてもらうと、こちらは脱帽ですよね」。

 さらに、渡辺さんによると、特殊メークを施している過程から、鈴木さんの「背中が丸くなる」といい、「だんだんだんだん年をとっていく。背中は丸いし、ゆっくり話すし、ゆっくり歩くようになるし……そこはびっくりします」と驚きを隠せない様子だ。

 第7話の予告動画には、「本当の犯人が動き出す」という意味深なテロップが登場する。渡辺さんによると、原作者の東元俊哉さんが明かした通り、「原作と犯人が違う」ことは間違いないという。さらに、犯人のヒントについては「犯人はもう出ています。すでに出ています」と話す。最後まで物語の行方を見守りたい。

<SNS反響>“心”竹内涼真、“由紀”上野樹里へのプロポーズに視聴者「幸せ空間」

連続ドラマ「テセウスの船」第6話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第6話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第6話が2月23日、放送された。同話では、田村心(竹内さん)が岸田由紀(上野樹里さん)にプロポーズをした回想シーンが登場。SNSでは「心さん、ロマンチック」「小さくガッツポーズするの可愛すぎる」「思わず、にやけた」「幸せ空間」といった声が上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの3位に入った。

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。

 第6話は、心にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平さん)の冤罪(えんざい)を晴らす証言者・松尾紀子(芦名星さん)が、木村さつき(麻生祐未さん)によって殺害された。心は、姉の鈴(貫地谷しほりさん)の話で「音臼小無差別殺人事件」の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く……という展開だった。

 そんな中、心と由紀は、さつきを殺害した「病室から走り去る男」の目撃情報を頼りに「小柄で小太りの眼鏡をかけた男」を捜す。2人は休憩をすることになり、心が、由紀に「俺の友達にすごいへたれがいて…」と切り出し、浜辺でプロポーズをしようとしたときに、由紀が祖母からもらった大切な指輪をなくしてしまい「それどころではなくなって……」と語る。そして、数日後、同じ浜辺に由紀を呼び出し、心は由紀の左手の薬指に指輪をはめながら「見つけたよ、婚約指輪」とプロポーズしたと、由紀に語る。

 さらに、真犯人と直接対決をする決意を固めた心が由紀を呼び出すシーンも登場。心が「タイムスリップした男の話」として、これまでしてきた行動について由紀に打ち明ける。かつて心と結婚していたと悟った由紀が、立ち去ろうとする心に「また、会えますよね!」と大きな声で投げかけた。視聴者からは「涙止まらない」「涙腺、崩壊!」「感動した~」といった声が上がっていた。

竹内涼真「テセウスの船」心役で「魂の芝居」 ドラマPに聞く抜てきの理由 涙止まらず…

ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じる俳優の竹内涼真さん(C)TBS
ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」で主人公・田村心を演じる俳優の竹内涼真さん(C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、毎週日曜午後9時)。回を重ねるごとに謎が深まり、誰が犯人なのか、視聴者による「考察」も盛り上がりを見せており、2月16日放送の第5話では番組最高視聴率を記録した。鈴木亮平さん演じる父・文吾の無実を証明しようと必死にもがき、毎回のように涙を見せる竹内さんの熱演ぶりに、視聴者からは「演技が素晴らしい」などの声があがっている。プロデューサーの渡辺良介さんに、竹内さんの起用理由や魅力を聞いた。

 ◇なぜ心役に竹内涼真? ひたむきなイメージに合致

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 原作の感想を「非常に緻密でよくできたミステリーで、ハラハラドキドキして読めました」と話した渡辺さん。ドラマは、日曜午後9時に放送ということで、原作の良さを損なわずに、家族で見られるような工夫をする必要があった。「(原作は)家族をテーマにしたお話であると受け取って、犯人は誰だというミステリーと同時に、冤罪(えんざい)で捕まった父をめぐる父と子の物語であり、それをとりまく家族の物語であるところから、どう膨らましていくかというのがとっかかりでした」と振り返る。

 竹内さん演じる心は、1989年(平成元年)に発生した「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人・佐野文吾(鈴木さん)の息子。加害者家族として世間の厳しい非難を浴び続け、教師になるという夢もあきらめて隠れるように生きてきた。唯一の味方である妻の強い訴えで、父親と過去の事件に向き合うことを決意して……という役どころ。

 なぜ心役に竹内さんを起用したかを聞くと、「(竹内さんは)原作の心に見えませんか……?」と話して笑った渡辺さん。「まずひたむきで、一生懸命なキャラクターなので、そこにイメージが合致した。心は、ノーブルというかピュアというか、そういう人間性を持ったキャラクターなので、そこも竹内さんのイメージに合ったのが大きいですね」と明かす。

 ◇第5話の上野樹里との抱擁シーンも話題に

 31年前の平成元年で事件を止めるために奮闘した心だったが、第4話で、31年前の世界から現代に帰還。第5話では、心は、記者の由紀(上野樹里さん)の協力を得て、父・文吾の無実を証明できるという松尾紀子(芦名星さん)から連絡を受ける。同じころ、鈴(貫地谷さん)は、木村さつき(麻生さん)に「正体を知っている」と脅されていた。夫の木村みきお(安藤政信さん)に文吾の娘だということを隠し続けてきた鈴は、さつきの謀略に協力させられてしまう。

 一度は証言を拒否した松尾だったが、文吾と面会して再び証言することを決め、心を自宅に呼び出すが、さつきの差し金で急きょ鈴も同席。31年前に金丸(ユースケ・サンタマリアさん)を殺害した犯人に心当たりがあると明かす松尾だったが、肝心のところで、さつきから渡された薬を飲んだ鈴が倒れて救急車で運ばれたせいで証言は中断。その後、病院から戻ってきた心は、由紀から松尾が死んだことを聞かされる。そして、その傍らでさつきは病院に運ばれていった……というストーリーが展開した。

 父のため、家族のために必死に動くも、次々と試練が訪れる心。第5話では、「やっぱり姉ちゃんの言うとおりだったのかな……結局、俺たちはこういう運命なんだよ。もう何しても、どうせ何も変わらないんだよ……」と落ち込み、涙する心に、由紀は「お父さんと約束したんですよね? なにをしてでもお父さんを助けるって。もう運命から逃げないって。私はあきらめません」と勇気づける。心と由紀が抱き合う場面は視聴者の涙を誘った。

 ◇“思い”で芝居する竹内涼真 「涙する」シーンではなくても…

 渡辺さんによると、撮影開始から何カ月も時間がたったが、竹内さんは「ずっと心でいる」という。竹内さんと渡辺さんは今回が初タッグとなるが、「カメラがまわっていないところも、ひたすらブツブツせりふを言っているし、もうちょっと肩の力を抜いてくれないかなというくらい思い詰める。初主演、しかも日曜劇場ってプレッシャーもあると思うんですけど、それでもいいものにしたいという主役としての責任感、俳優としての思いみたいなのがほとばしっていますね」と明かす。

 撮影現場では、共演者とコミュニケーションをとりつつも、重たいシーンが多いことから集中している姿を見せているという竹内さん。「竹内くんは子供が大好きだから、佐野家のシーンは子供たちがいるので、そこが息抜きだと思う」と話す。「あそこまでシリアスな竹内涼真って見たことないというか。背負っているものが重すぎて、彼の笑顔がそんなに出てこない。これまでにない竹内涼真が映せているんじゃないかなとは思います」と手応えを感じているようだ。

 劇中では、毎回のように涙を見せる竹内さんについて、「田村心としてカメラの前に立って、そのシーンを演じたときに止められないらしいんですよ」と明かす渡辺さん。「そこまで感情が、のめりこんで演じてくださっているので、美しい涙だと思います」と表現する。

 実は、台本上では「涙する」と書かれていなくても、竹内さんは思わず涙してしまうこともあるといい、「“思い”で芝居をする俳優なんで(泣いてしまう)。そこが彼の魅力なんだろうなと思っています」と続ける。そんな竹内さんの魅力を「真っすぐさ」と「がむしゃらさ」と話す渡辺さんは、「思いというか、魂で芝居するのが彼の魅力だと思う」と分析する。犯人考察はますます盛り上がりを見せているが、竹内さんの熱演にも注目したい。

<SNS反響>(ネタバレあり) 第6話“衝撃ラスト”に視聴者「ビックリ!」「気持ちの整理が…」

連続ドラマ「テセウスの船」第6話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第6話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第6話「真犯人からの招待状」が2月23日、放送された。同話のラストで起きた展開に、SNSでは「ビックリしすぎた!」「壮大すぎるぞ!」「混乱してる」「気持ちの整理が追いつかない」といった声が多く上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの3位に入っている。

 ◇以下、ネタバレあり

 第6話では、心にとって唯一の希望だった、父・文吾(鈴木亮平さん)の冤罪(えんざい)を晴らす証言者・松尾紀子(芦名星さん)が、木村さつき(麻生祐未さん)によって殺害された。心は、姉の鈴(貫地谷しほりさん)の話で「音臼小無差別殺人事件」の真犯人はさつきではないかと疑うが、さつきの元に毒入りのジュースが届く……という展開。

 心は、さつきに松尾を殺害した理由を聞こうと、さつきがいる病院に向かうも、病室で死亡しているのを発見。視聴者からは「待って! 待って!」「冒頭で混乱してる!」「さつきが真犯人じゃなかったの?」といった声が上がった。

 その後、心は、さつきの息子で車椅子生活を送るみきお(安藤政信さん)から「母は、そいつ(共犯者)に操られていた」「病室から走り去る男を見たという目撃情報が。小柄で小太りのめがねをかけた男だったらしいです」と聞かされる。そして、田中正志(せいやさん)のところにたどり着いた心だったが、すでに正志も何者かに殺害されていた。

 ラストで、“真犯人からの招待状”によって音臼小学校の慰霊碑の前に呼び出された心は、真犯人が来るのを待っていた。そこへ、みきおが現れる。心は、みきおから「真犯人をどうするつもりですか」と問われた後、自分の足で立つみきおにナイフで襲われる……という展開だった。また、放送開始から約20分で、さつきと正志が立て続けに死ぬという展開に、SNSには「展開、早すぎで読めなさすぎる」「金田一ばりに登場人物消えていくじゃん」「黒幕に絶句……」といった感想も書き込まれた。

“魔女化”さつき演じる麻生祐未の魅力 「キーポイントは“一人二役”」

抜群の存在感を見せる麻生祐未さん演じる木村さつき(C)TBS
抜群の存在感を見せる麻生祐未さん演じる木村さつき(C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、毎週日曜午後9時)。31年前の過去は心優しい女性教師だったが、現代パートでは、父・佐野文吾(鈴木亮平さん)の無実を証明しようと奮闘する心の行動を阻むべく恐るべき手段をとり続けている木村さつきを演じている麻生祐未さん。SNS上でも「魔女っぷりがすごい」などとその“怪演”ぶりが話題を読んでいる。自身も「確かに“魔女”でしたね」と話すプロデューサーの渡辺良介さんに麻生さんの起用や魅力について聞いた。

 31年前の平成元年で事件を止めるために奮闘した心だったが、第4話で、31年前の世界から現代に帰還。ところが、文吾は変わらず犯人として死刑判決を受けており、かつては生きていた母の和子(榮倉奈々さん)と兄の慎吾(番家天嵩くん)は心中。生き残った姉の鈴(貫地谷しほりさん)は、顔と名前を変え、被害者・木村みきお(安藤政信さん)の内縁の妻となっていた。

 そんな鈴にとってしゅうとめにあたるのが、麻生さん演じるさつきだ。かつては明るい人柄で生徒からも慕われていたさつきだったが、事件を機に身寄りのないみきおを引き取り養子として育てていた。一方、部屋に監視カメラを設置し、息子の妻にあたる鈴の行動を逐一監視。「村田藍」の名前で素性を偽っていた鈴が文吾の娘であることを突き止めるのだった。

 なぜか文吾の冤罪(えんざい)を晴らそうとする動きを阻もうとするさつきは、鈴に正体を知っていることを明かして、協力するように強要する。情報提供を申し出た松尾紀子(芦名星さん)が心を自宅に呼び出すが、さつきの差し金で急きょ鈴も同席。31年前に金丸(ユースケ・サンタマリアさん)を殺害した犯人に心当たりがあると明かす紀子だったが、肝心のところで、さつきから渡された薬を飲んだ鈴が倒れて救急車で運ばれたせいで証言は中断。その後、紀子の元をさつきが訪れて自分が作った芋ようかんを勧めた後、紀子は殺害されてしまい、その傍らでさつきは病院に運ばれていった……というストーリー。

 今回の麻生さんの起用について「キーポイントは“一人二役”」と語る渡辺さん。安藤さんの義母役ということで、原作より年齢設定を上げるうえで、「麻生さんだったら、怖いんじゃないかな」と考えたという。

 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、主人公が世話になる「三オバ」の一人で、野鳥マニアの藤村麦役でチャーミングな演技を見せ、「義母と娘のブルース」(TBS系)では、下山不動産の“おせっかいおばちゃん”下山和子を好演した麻生さん。渡辺さんも「素の麻生さんは平成元年のさつき先生に近い、優しくて朗らかな方ですよ」と笑顔を見せる。

 31年前は、人懐っこい印象で心にも優しく接していた麻生さん演じるさつきの変貌ぶりとギャップに、SNS上でも驚きの声が上がったが、渡辺さんも「原作でも、さつきはエキセントリックになっていますけど、よくあそこまでやっていただけているなと。ありがたいですよね。怖いですもん」と語る。

 冤罪の証拠を隠蔽(いんぺい)するために、鈴を操るだけでなく、殺人を犯し、自分の身まで犠牲にしようとするさつきの姿は、最も真犯人に近いようだが、逆に命がけで真犯人をかばっているようにも見える。第5話のラストには、オレンジジュースらしき液体が入ったポットを手にした謎の人物のカットも描かれ、まだまだ物語が続くことを暗示している。麻生さんの“怪演”とともに、今後の展開にも注目だ。 

(C)TBS
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<特集>「テセウスの船」真犯人は誰だ? “さつき”麻生祐未が本命? ドラマPが出したヒントは…

連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん
連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さん主演で、主人公が無差別殺人事件の謎を追う姿を描いている連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)が、SNSを中心に真犯人をめぐった考察が大盛り上がりしている。第5話(2月16日放送)では、事件の舞台となった音臼小の教師だった木村さつき(麻生祐未さん)が、佐野文吾(鈴木亮平さん)の無罪を証言しようとする松尾紀子(芦名星さん)の命を狙う姿が描かれた。真犯人は一体、誰なのか……。ドラマの渡辺良介プロデューサーを直撃した。

 ◇真犯人は“さつき”麻生祐未? 見えない動機 

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追うストーリーだ。4話から第2章に入り、31年前から現代に戻ってきた心が、文吾の冤罪(えんざい)を晴らすために奔走している。

 そんな中、心は、村田藍と名前を変え、整形もしていた実姉の鈴(貫地谷しほりさん)と再会した後、冤罪を晴らすため協力を願い出る。鈴は、無差別殺人事件の被害者で車椅子で生活をする木村みきお(安藤政信さん)、そして、みきおの母のさつきと静かに暮らしていた。

 ところが、さつきは、鈴とみきおが暮らす部屋に隠しカメラを仕込み、監視をしていた。その後、心と鈴が、証言者として名乗り出た松尾に会いに行こうとするのを阻止した上、松尾の命を狙った。さつきはしつこく鈴を脅迫し、文吾を犯人扱いし、松尾に証言をさせないようにと執着心をあらわにしたが、現在のところ、音臼小で教師をしていたさつきが無差別殺人事件を起こしそうな動機につながる部分が描かれていない。第6話(2月23日放送)では、さつきに毒入りのジュースが届くという、波乱の展開が待っている。今後、さつきと事件の関わりがどのように描かれるのか、注目だ。

 ◇“みきお”安藤政信が共犯者の可能性を示唆? 真犯人の狙いは鈴?

 第6話の予告映像では、「共犯者の影」というテロップと共に、みきおが「母は操られていた」「藍と母まで傷つけた犯人を僕は許せない」などと語る姿が収められており、何か手がかりを持っているように見える。

 また、3話までの“過去パート”では、ノートに描かれた奇妙なうさぎの絵を見つめる田中正志(せいやさん)、軽トラックの荷台に大量の除草剤を積む徳本卓也(今野浩喜さん)、不気味な表情を浮かべる音臼小の校長、石坂秀夫(笹野高史さん)、薄ら笑いを見せながらワープロの画面に向かう井沢健次(六平直政さん)の姿なども描かれた。この4人は“現代パート”には、まだ登場していない。登場しないかもしれないが、出るとすればどのような形なのか、期待がかかるところだ。

 さらに現在から過去へ、過去から現在へと2回タイムスリップしただけに、再び歴史が変わる可能性を考えると、さまざまな理由で“退場”した登場人物も完全にシロとは言えない。また、第4話の予告映像に登場した「真犯人の狙いは-姉!?」というテロップも思わせぶりだ。

 ◇SNSの考察盛り上がり「うれしい」 真犯人のヒントは…

 2月23日放送の第6話は、心が記者の岸田由紀(上野樹里さん)と共に事件の真相に迫っていく。さらに、心は命と引き換えに真犯人に会いに行く決意をする……というストーリー。予告映像には、「真犯人の真実」というテロップと同時に心が「お前だったのか」と語るシーンも収められており、SNS上での考察もさらに加熱しそうだ。

 渡辺プロデューサーに、SNSで真犯人の考察が盛り上がっていることを、どう受け止めているのか聞くと、「視聴者の皆さんがSNSでつながって『犯人は誰なのか』と盛り上がってドラマを楽しんでくださっているのが、とてもうれしいです!」と語る。

 また、先日行われたイベントでは、原作の東元さんが手紙で「原作と犯人が違うと聞いている」と衝撃の事実を明かしている。そこで「真犯人のヒントをください!」と直撃してみると「真犯人はすでに、出ています……」とコメント。これから出てくる新キャラクターが真犯人ということはないという。そうなるとかなり限定されてくるが……。ますます考察が盛り上がりそうだ。

<SNS反響>竹内涼真を抱きしめる上野樹里に感動の声 「涙止まらない」「温かい気持ちに」

連続ドラマ「テセウスの船」第5話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第5話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第5話が2月16日に放送された。同話のラストでは、記者の岸田由紀(上野樹里さん)が、泣きじゃくる主人公の田村心(竹内さん)を優しくハグするシーンが登場。SNSには視聴者から「ハグに涙が止まらなかった」「温かい気持ちになった」「感動した!」「どハマりした!」と声が多数上がっていた。

(C)TBS
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 第5話は、心は由紀の協力を得て文吾の無実を証明できるという松尾紀子(芦名星さん)から連絡を受ける。同じころ、鈴(貫地谷しほりさん)は木村さつき(麻生祐未さん)に「正体を知っている」と脅されていた。夫の木村みきお(安藤政信さん)に文吾の娘だということを隠し続けてきた鈴は、さつきの謀略に協力させられてしまう。数日後、心は、突然松尾から「証言はできない」と言われる。父を救う唯一の希望を失いたくない心は、由紀に励まされつつ、必死に松尾を説得しようとする。そんな矢先、松尾が命を落としてしまう。希望を失った心はぼうぜん自失。大粒の涙を流してうずくまってしまった心を、由紀が優しく抱きしめる……という展開だった。

 由紀が心の背中に手を回すシーンには、「こんなことされたら、ほれてしまう!」「切ない中にあるキュンにドキッとした」「素晴らしすぎた」といった声も上がっていた。第6話は2月23日午後9時から放送。

<SNS反響>“さつき”麻生祐未の怪演にSNSで「夢に出るわ~!」 心に「録音してるよね?」の声も(ネタバレあり)

連続ドラマ「テセウスの船」第5話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第5話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第5話が2月16日に放送された。同話では、竹内さん演じる田村心の姉・鈴(貫地谷しほりさん)のしゅうとめ、木村さつきを演じる麻生祐未さんの怪演に、SNS上では「夢に出るわ~!」「こええよ!」といった声が上がった。

 ◇以下ネタバレあり

 第4話では田村心(竹内さん)は、記者の由紀(上野樹里さん)の協力を得て、父・文吾(鈴木亮平さん)の無実を証明できるという松尾紀子(芦名星さん)から連絡を受ける。同じころ、鈴(貫地谷さん)は、木村さつき(麻生さん)に「正体を知っている」と脅されていた。夫の木村みきお(安藤政信さん)に文吾の娘だということを隠し続けてきた鈴は、さつきの謀略に協力させられてしまう。

 一度は証言を拒否した松尾だったが、文吾と面会して再び証言することを決め、心を自宅に呼び出すが、さつきの差し金で急きょ鈴も同席。31年前に金丸(ユースケ・サンタマリアさん)を殺害した犯人に心当たりがあると明かす松尾だったが、肝心のところで、さつきから渡された薬を飲んだ鈴が倒れて救急車で運ばれたせいで証言は中断。その後、病院から戻ってきた心は、由紀から松尾が死んだことを聞かされる。そして、その傍らでさつきは病院に運ばれていった……というストーリー。視聴者からは、麻生さんの怪演への反響とともに、心が松尾の証言を聞いているシーンに「録音してるよね?」といった声も上がっていた。

<特集>5分間の圧巻の演技 ドラマPが語る“再登場”上野樹里のインパクトと起用の妙

上野樹里さんが圧巻の演技を見せた「テセウスの船」第4話のシーン(C)TBS
上野樹里さんが圧巻の演技を見せた「テセウスの船」第4話のシーン(C)TBS

 竹内涼真さん演じる主人公・田村心が、タイムスリップした過去で無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「日曜劇場 テセウスの船」(TBS系、毎週日曜午後9時)。かつて心の最愛の妻だった由紀を演じるのは上野樹里さんだ。物語の序盤で命を落とすも、心が歴史を変えたせいで、心とは結婚せず週刊誌の記者として第4話で再登場。心に代わって事件の被害者に懸命に情報提供を訴える5分間のシーンは視聴者の感動を呼んだ。プロデューサーの渡辺良介さんに上野さん起用の理由や魅力を聞いた。

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う。31年前の平成元年で事件を止めるために奮闘した心だったが、第4話で、31年前の世界から現代に帰還。ところが、文吾は変わらず犯人として死刑判決を受けており、かつては生きていた母の和子(榮倉奈々さん)と兄の慎吾(番家天嵩くん)も心中と歴史はさらに悪い状況に。

 そんな中で登場したのが、歴史が変わったせいで生きている由紀だった。しかし、心と結婚しなかった“岸田”由紀は「音臼小無差別殺人事件」について調べる週刊誌の記者となっていたのだ。文吾の冤罪(えんざい)を晴らそうとする心は、由紀から「音臼小事件被害者の集い」を入手し、証言者を求めて会場に向かうが、顔と名前を変え被害者・木村みきお(安藤政信さん)の妻となっていた姉の鈴(貫地谷しほりさん)の幸せを考えて諦めてしまう。

 すると由紀が会場に乗り込み、被害者たちの前で、「真犯人がいるのではないでしょうか」と熱く語り、無実を証言してくれる人を探そうとするが、被害者たちからは罵声が飛び、揚げ句の果てに水をかけられてしまう。しかしそれでも由紀はひたすら情報提供を呼びかける……という展開で、わずか5分足らずのシーンながら上野さんの鬼気迫る演技が光った。視聴者からも「由紀さんの行動に涙が止まらない」「リピート再生して泣いている」「由紀さんはいい人のままで良かった」といった声が上がっていた。

 ところが実はこのシーン、原作にはない。「原作にも由紀が記者として出てくるという設定がある。とても近くて遠い存在の心と由紀の関係をもっと描いてみたくなったんです」と渡辺さん。両親やきょうだいと同様に、心にとって、妻の由紀も“家族”だったが、歴史を変えたせいで“他人”となった。“他人”だが近くにいるという関係性をもっと膨らませてみたいという意図があったという。「原作もそうでしたが、週刊誌の記者というバリバリキャリアウーマンの由紀が、心とどう近づいていくのかというところが見どころになれば」と狙いを明かす。

 そして、あの5分間の感動と緊迫のシーンについて、渡辺さんは「見入っちゃいましたね。アウェーな環境の中飛び込んでいって壇上でしゃべる緊迫感とか、ドキドキした感じが、お芝居ですけれどすごい臨場感を持って演じていただけた」とにっこり。水をかけられるシーンも一発OKだったという。

 どうして上野さんを起用したのか。「まず1話の由紀って2シーンしかなくて、冒頭10分ぐらいですぐ死んじゃう。まず、10分でこの女優さんが死んじゃうのという驚きを作りたかった。上野さんが死んだら視聴者の皆さんもびっくりするだろうなと」と意図を明かす。その上で、「すごく大事なキーパーソンなので、役に対する姿勢、演技力含めて出ていただけたらありがたいなと思っていました」と話している。

 現場での上野さんはといえば、「安定感抜群ですよね。カメラが回ってスイッチが入ると圧倒的な存在感がある」とコメント。「皆さんそうですけれど、本当に真面目というか、演じることに対してとにかくひたむきなんで、絶えず上野さんからも『こうしたらどうか』『ああしたらどうか』という提案がいっぱいくるんです」と語る。

 「役を引き寄せる力なのかなあ?」と上野さんの魅力を語る渡辺さん。「由紀っていう台本にあるキャラクターを彼女なりに解釈してアレンジして『あっ、そういう由紀ありだよね』って我々に思わせてくれる。想像の範囲を広げて、良い意味で裏切ってくれる良さがあるし、もちろん可愛らしい人なのでそういう魅力も随所に出ている」と語る。「上野さんとは今回初めてご一緒するんですけど、割と現代ブロックの由紀は、素に近いんじゃないかと思っています。あっけらかんとしていたりとか、サバサバしているけどやさしかったり、情にもろいとか、現場で見る限り上野さんらしいなと見ています」と明かした。

 最後に、上野さんをはじめとした実力派の名演技と合わせて、SNS上では真犯人の考察も盛り上がっている。そこでイベントに寄せた原作者の東元さんの手紙にあった「原作と犯人が違うと聞いている」というメッセージについて、渡辺さんに確認してみると「間違いない」と改めて断言。いよいよ犯人捜しも盛り上がりそうだ。

(C)TBS
(C)TBS
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(C)TBS
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<SNS反響>“由紀”上野樹里の熱演に視聴者「涙が止まらない」

連続ドラマ「テセウスの船」に出演している上野樹里さん
連続ドラマ「テセウスの船」に出演している上野樹里さん

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第4話が2月9日に放送された。同話のラストで描かれた、週刊誌の記者・岸田由紀(上野樹里さん)の行動に、SNSでは「由紀さーーーん!」「勇気ありすぎる」「かっこよすぎっ!」「ほれてまう!」「好きすぎる」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

 第4話は、31年前の世界から現代に戻ってきた心だったが、文吾は冤罪でとらわれたまま、母の和子(榮倉奈々さん)と兄の慎吾(番家天嵩くん)は心中して亡くなっていた。生き残った姉の鈴は行方知れず。心は、自分が過去を変えたことで最悪の歴史に変わってしまったのを深く後悔する。視聴者からは「この未来は悲しすぎる」「むごい…」「最悪過ぎる」「やるせない」という感想の声があふれた。

 「自分の父親を信じてみて」と背中を押してくれた最愛の妻・由紀が亡くなった歴史も変わっているのではと思った心は、由紀の実家のそばで、歴史が変わって生きている由紀と遭遇。しかし、由紀は「音臼小無差別殺人事件」について調べる週刊誌の記者となっていた。その後、心は、拘置所の文吾と再会し、必ず冤罪を晴らすと約束。さらに、村田藍という名前に変え、音臼小事件の被害者である木村みきお(安藤政信さん)と生活する鈴(貫地谷しほりさん)とも再会する。

 文吾の冤罪を晴らそうとする心は、由紀から「音臼小事件被害者の集い」の情報を手に入れ、会場に向かう。被害者から文吾の冤罪を晴らせるような証言者を得ようとする心だったが、会場にみきおの母・木村さつき(麻生祐未さん)がいるのを知る。鈴の今の幸せを壊してしまう可能性があるため、心は諦めて会場を後にしようとする。すると由紀が、会場に乗り込み、被害者たちの前で、「真犯人がいるのではないでしょうか」と熱く語り、無実を証言してくれる人を探そうとするが、被害者たちからは罵声が飛び、あげくの果てに水をかけられてしまうが、それでもひたすら情報提供を呼びかける……というストーリーだった。視聴者からは「由紀さんの行動に涙が止まらない」「リピート再生して泣いている」「由紀さんはいい人のままで良かった」といった声が上がっていた。

第2章開幕! “心”竹内涼真が戻った現代は“最悪” 真犯人は誰なのか…

連続ドラマ「テセウスの船」第4話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第4話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)が、2月9日放送の4話から第2章を迎える。ドラマは、竹内さん扮(ふん)する主人公・田村心が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……という展開。これまで、真犯人を捜しながら、文吾が逮捕されないように過去の出来事を変えようと奮闘してきた心だったが、タイムスリップして戻ってきた現代は“最悪”だった。真犯人は、一体誰なのか……。

 ◇3人を救出 文吾に事件を告白 ノートが犯人の手に…

 文吾が殺人犯と信じて育つも、文吾と初めて対面して無実を確信した心は、「音臼小無差別殺人事件」発生前に音臼村内で多数起きた奇妙な事件や事故をまとめたノートを頼りに、雪崩に巻き込まれて亡くなるはずの木村敏行、自宅で火事によって亡くなるはずの田中義男、行方不明になるはずだったが、長谷川翼(竜星涼さん)に監禁されていた三島明音の命を救った。

 しかし、その一方で、村に突然現れた心を怪しいとにらむ刑事の金丸茂雄(ユースケ・サンタマリアさん)に逮捕された際に投げ捨てたノートが真犯人の手元に渡ってしまう。さらに、心は金丸に素性を明かしたほか、文吾にも「音臼小無差別殺人事件」のことや、自身が文吾の息子であることを伝えて「村から出てほしい」と懇願するが、動揺した文吾は心を突き放してしまう。その後何者かに突き飛ばされて傷を負った心と文吾が再会し、2人は和解。事件を防ぐべく行動しようとした矢先に、心は2020年の現代にタイムスリップしてしまうのだった。

 ◇第2章は“由紀”上野樹里が生存 父との出会い 姉とも再会

 31年前から現代にタイムスリップした心だが、文吾は冤罪(えんざい)でとらわれたまま。「音臼小無差別殺人事件」の後、母の和子(榮倉奈々さん)と兄の慎吾(番家天嵩くん)は心中して亡くなっているという、最悪の状況だった。

 しかし、第4話のあらすじやドラマの予告映像には、死んだはずの最愛の妻・由紀(上野樹里さん)が生きていたり、心と姉の鈴(貫地谷しほりさん)が再会を果たしたりと、喜ばしい出来事も収められている。

 ◇「犯人が違うと聞いている」 衝撃の原作者コメントで犯人捜しが過熱

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作となっているが、先日行われたイベントでは、東元さんからの手紙によって「原作と犯人が違うと聞いている」という衝撃の事実が明かされた。原作では発見されるも亡くなっていた明音が生きているなど、要所で原作とドラマの展開が異なっており、SNSでは、原作ファンとドラマファンが一緒になって、ドラマ版の真犯人捜しで盛り上がっている。

 第4話は、心が拘置所にいる文吾と再会。文吾の冤罪を晴らすために協力してほしいと鈴に頼むが、内縁の夫(安藤政信さん)との生活を「邪魔しないでほしい」と拒否されてしまう……というストーリー。文吾が逮捕されたままの理由とは。ノートを手にした真犯人はどうなっているのか。また、同話の予告映像に収められている「真犯人の狙いは-姉!?」というテロップも気になる。新たな戦いに挑む、心に待っているのは……。

<SNS反響>“心”竹内涼真の身に起きた“衝撃”ラストに視聴者「バカー!」 (ネタバレあり)

連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん
連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の第3話が2月2日に放送された。ドラマは田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。同話のラストに登場した、文吾が逮捕されないよう真犯人を捜していた心の身に起きた“衝撃展開”に視聴者からは「バカー!!」「むごすぎる…」「展開すごすぎっ!」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

 ◇以下、ネタバレあり

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。第3話で、音臼村で起こった一連の事件の容疑をかけられ、刑事の金丸茂雄(ユースケ・サンタマリアさん)に逮捕された心は、逮捕される瞬間に未来の出来事が書かれたノートをかろうじて投げ捨てる。数日後、釈放された心の元に、ノートと一緒に捨てたはずの免許証が届く。父の文吾が後に殺人を犯すことを誰にも知られたくない心は、ノートも何者かに拾われているのではないかと不安を感じる。そんな心に追い打ちをかけるように、真犯人がまた奇妙な絵で新たな犯行を予告してくる。そして、心は文吾に「音臼小学校で21人が殺されます」と告白するのだが……という展開だった。

 同話では、釈放された心が学校に戻るが、「21」と書かれた箱に入っていたオレンジジュースを児童が飲もうしているところに出くわした。未来のことが書かれたノートを犯人が入手し、青酸カリも入手している可能性を疑い、心は文吾に「音臼小学校で21人が殺されます」と告白。犯人が自分だとして逮捕されることを明かされ、動揺を隠せない文吾を表現する鈴木さんと、未来の自分が文吾の無実を考えられなかったことに頭を下げ続ける心の芝居をする竹内さんの演技には「二人の演技にゾクゾクする」「芝居がうますぎる」「迫真すぎて見入っちゃう」と絶賛する声も上がった。

 その後、未来のことを受け止めることができない文吾は、心を家から追い出す。行く場所がなくなった心は、金丸に全てのことを打ち明け協力を仰いだ。心のことを逮捕した金丸だったが、心の話を聞き、一緒に犯人を捜そうとする一幕も。視聴者からは「味方なの? 敵なの?」「味方と決まったわけではない。まだ信じられないぞ!」「犯人が余計分からなくなった」と困惑する声も上がった。

 金丸と共に犯人を捜す心は、誰もいない学校に宿泊するが、翌朝、犯人が描いたと思われる奇妙な絵が貼られていた。絵をヒントに音臼神社に向かった心は、何者かに階段から突き落とされてしまい、意識を失う。同じ頃、金丸は何者かに呼び出され、崖から落とされてしまった。呼び出される前の金丸から、無線で心に迫る危険を聞かされていた文吾は、意識を失っていた心を発見。未来のことを受け入れた文吾が心に「一緒に戦ってくれないか」と告げるが、心は猛吹雪に見舞われ、現代にタイムスリップ。スマートフォンで「音臼小無差別殺人事件」のことを調べた心だったが、犯人は文吾のままで、生きていたはずの和子(榮倉奈々さん)、兄の慎吾が死んでいるなど、“悪い方向”に変わっていたことが分かる……というストーリーだった。「次回が気になる」「来週まで待てないよ!」「犯人は誰なんだ…」と期待を込めた感想も書き込まれていた。

<特集>「テセウスの船」 「全員、怪しすぎる!」SNSで犯人捜し激化 真犯人は原作と違う?

連続ドラマ「テセウスの船」第3話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第3話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演で、主人公が無差別殺人事件の謎を追う姿を描く連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)が、SNSで犯人をめぐって「全員、怪しすぎる!」「犯人が全然、分からない」「全部、同一犯なの?」と盛り上がっている。原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。第2話(1月26日放送)では、竹内さん演じる田村心が犯人だとにらんでいた新聞配達員・長谷川翼(竜星涼さん)が死体で発見されるなど、SNSでは“真犯人”の考察がさらに激化している。

 ◇「音臼小無差別殺人事件」で逮捕の“文吾”鈴木亮平は犯人ではない?

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。心が生まれる前の1989(平成元)年3月12日に、音臼村の音臼小学校で毎年恒例の「6年生を送るお楽しみ会」において昼食時に出されたオレンジジュースに青酸カリが混入され、それを飲んだ児童18人、職員3人合わせて21人が死亡する「音臼小無差別殺人事件」が発生。心の父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された。31年後、心は最愛の妻・由紀(上野樹里さん)から「自分の父親を信じてみて」と言われ、文吾、そして事件と向き合う決意を固め、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れる。すると、事件直前の1989年にタイムスリップする……という展開。ドラマは、事件の謎を追う心の目線で描かれているのも特徴だ。

 1989年1月7日にタイムスリップした心は、由紀が「音臼小無差別殺人事件」の前に音臼村内で多数発生した奇妙な事件や事故をまとめたノートを手に、それらを未然に防ごうとする。三島医院の次女・三島千夏が除草剤を飲んで死ぬ前の姿を目撃した心は、死因となった除草剤(パラコート)を捨てる。その矢先、心は文吾が千夏の腕を強引に引っ張って雪山に入る姿を目撃するが見失ってしまう。その後、三島医院の倉庫で意識不明となった千夏を文吾が発見するも亡くなってしまった。心は、千夏の殺害と「音臼小無差別殺人事件」の犯人はやはり文吾なのではないかと疑惑を深める。

 劇中では、文吾のデスクの引き出しから除草剤の空き容器が発見されたり、文吾が雪山で遭難した千夏の姉・明音を発見するも、背負って歩く際、不気味な表情を見せたりと、視聴者に“文吾が犯人なのか”と思わせるシーンが多数登場。さらに、正体不明の真犯人が心境を吐露するワープロの画面のシーンの直後に、文吾がワープロをパタンと閉じるシーンもあり、SNSでは「文吾が犯人なのか分からない」「極悪非道の殺人鬼? それとも警察官の鑑?」「鈴木亮平の演技がうますぎて、分からないんだよ!」といった感想が書き込まれた。

 明音の捜索をする中で銃声を聞いた心だったが、文吾が拳銃で熊を追い払うなど、懸命に明音を救出しようとしていたと知ったほか、文吾が妻の和子(榮倉奈々さん)、娘の鈴(白鳥玉季ちゃん)、息子の慎吾(番家天嵩くん)を心底から愛していることを感じ、文吾が犯人ではないと確信。視聴者からも「亮平が犯人じゃなくて良かった!」「真犯人は誰なんだ!」といった声が上がった。

 ◇“金丸”ユースケ? “さつき”麻生祐未? 唯一の手がかりは「目」

 心は、文吾と村で起こる事件を阻止していくことで、文吾が逮捕される過去を変えようと決意する中、音臼小の児童が飼育していたうさぎが何者かに殺害される事件が発生。さらに、長谷川が児童たちにお菓子を配る姿を目撃した心は、長谷川に疑いの目を向ける。その後、鈴と明音が行方不明になり、明音が何者かに監禁されてしまった。

 元県議会議員の田中義男が自宅の火事で亡くなるのを阻止しようとしていた心と文吾は、田中の自宅で、同家を訪問した村人が、田中が読んだ詩を書き留めるノートの中に、2人の少女、うさぎが描かれた奇妙な絵を発見していた。この絵を手がかりに明音の居場所を突き止めた心だったが、以前から村に突然現れた心を怪しいとにらむ刑事の金丸茂雄(ユースケ・サンタマリアさん)に逮捕される。さらに、長谷川が遺体となって発見された。

 SNSでは、金丸、小学校教師の木村さつき(麻生祐未さん)、長谷川と交際中の佐々木紀子(芦名星さん)が真犯人の候補に挙げられているようだ。

 金丸は、犯人だと確信させる描写こそないが、ライターをカチカチさせたりする癖があったり、明音を発見した心を強引に公務執行妨害で逮捕するなどし「身代わりで逮捕か」「ライターの癖とか、そういうヤツが怪しい」という感想のほか、「ユースケという配役自体が犯人っぽい」「ユースケが犯人なら納得」といった声が上がっている。

 さつきは、父の俊行が雪崩に巻き込まれそうになった際、心の助けで俊行が命拾いした。雪崩が起きるのを知っていた心に対して「あなた未来が見えるの? 超能力なの?」と発言。その後、ワープロの画面で「超能力?笑える。誰だろうと邪魔はさせない。計画は完璧だ」と打ち込まれるシーンが登場。さらに、ワープロで「薬を手配した」と打ち込むシーンもあり「工場でシアン化カリウム(青酸カリ)が手に入るのでは」と指摘する視聴者もいた。

 唯一、犯人のビジュアルが映し出されたのは、“犯人”が扉に空いた穴から明音をのぞき込むシーン。目がアップで映し出され、SNSには「女性っぽい」「若い感じ」「子供じゃないか」と推測する声が溢れた。木村メッキ工場で働く紀子は死ぬ前の長谷川に暴力を受け、さらに、明音が写った写真を燃やしていた。

 また、ノートに描かれた奇妙なうさぎの絵を見つめる義男の息子の正志(せいやさん)、薄ら笑いを見せながらワープロの画面に向かう井沢健次(六平直政さん)、軽トラックの荷台に大量の除草剤を積む徳本卓也(今野浩喜さん)の姿なども登場しており、視聴者は「一人に絞れない!」「共犯者がいるパターン?」「謎多すぎて頭パンク」「まだ登場してないキャラクター?」「もしかして、心?」と、“パニック状態”になっているようだ。

 実のところ原作マンガは完結しており、マンガを読めば犯人が分かるのでは、と思われたが、要所で原作とドラマの展開は異なっている。

 さらに、先日行われたドラマのイベントでは、原作の東元さんからの手紙で「原作と犯人が違うと聞いている」という衝撃の事実が明かされた。イベントに出席した竹内さんも驚いていた様子で「初めて知りました。原作は読んでいますが、ドラマの台本では原作にない展開もあったので、どうなるのかなと思っていたんですが……」と語っていた。原作と犯人が異なるとすると、いよいよもって犯人捜しが盛り上がるだろう。

 さて、2月2日放送の第3話は、逮捕される寸前に事件をまとめたノートと免許証を捨てた心のもとに、免許証が届く。さらに、真犯人が奇妙な絵で新たな犯行を予告してくる……という展開。「音臼小無差別殺人事件」の謎と真犯人を追う心と同様、視聴者も登場キャラクターたちの一挙手一投足から目を離してはいけない。

竹内涼真「日曜劇場」初主演作 初回視聴率は11.1%

連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん
連続ドラマ「テセウスの船」主演の竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演を務める連続ドラマ「テセウスの船」の第1話が1月19日に放送され、平均視聴率は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。竹内さん演じる主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、鈴木亮平さん扮(ふん)する父で警察官の佐野文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……というストーリー。

 第1話は、25分拡大版で放送された。心が生まれる前に事件を起こしたとされた文吾。母の和子(榮倉奈々さん)、姉の鈴(貫地谷しほりさん)と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されなかった心は、最愛の妻・由紀(上野樹里さん)から「自分の父親を信じてみて」と言われ、向き合う決意をする。ある日、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れた心は、突然、事件直前の1989年へタイムスリップしてしまう。心はそこで、生まれて初めて文吾と31年前の母・和子に出会う。過去で出会った両親は優しさと笑顔にあふれ、村人に愛されていたが……という展開だった。

<SNS反響>“佐野”鈴木亮平の不気味な表情に視聴者「迫力すご…」 “和子”榮倉奈々の“老けメーク”には…

連続ドラマ「テセウスの船」に出演している鈴木亮平さん
連続ドラマ「テセウスの船」に出演している鈴木亮平さん

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演を務める連続ドラマ「テセウスの船」の第1話が1月19日、25分拡大版で放送された。同話では、鈴木亮平さん扮(ふん)する31年前の「音臼小無差別殺人事件」で逮捕された“死刑囚”佐野文吾が、過去の時代で、子供の腕を強引に引っ張って雪山に向かう姿や不気味な表情を浮かべるシーンなどがあり、SNSでは「笑みが怖い…」「殺人鬼なのか、そうでないのか分からない」「迫力すご…」「演技うますぎる」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

 第1話。心が生まれる前に事件を起こしたとされた文吾。母の和子(榮倉奈々さん)、姉の鈴(貫地谷しほりさん)と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されなかった心は、最愛の妻・由紀(上野樹里さん)から「自分の父親を信じてみて」と言われ、向き合う決意をする。ある日、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れた心は、突然、事件直前の1989年へタイムスリップしてしまう……という展開。

 事件直前の1989年にタイムスリップした心は、佐野一家の近所にある三島医院の次女・三島千夏が除草剤を飲んで死ぬ前の姿を目撃し、死因となった除草剤を捨てる。その矢先、心は佐野が千夏の腕を強引に引っ張って雪山に入る姿を目撃するが見失ってしまう。その後、三島医院の倉庫で意識不明となった千夏を佐野が発見するが、千夏は亡くなってしまうという描写が描かれた。さらに、佐野が雪山で遭難した千夏の姉・明音を背負って歩く際、不気味な表情を浮かべて歩く姿なども登場した。

 佐野が凶悪事件を起こした犯人なのか。タイムスリップした心と同様に、視聴者からは「犯人なのか分からない」「極悪非道の殺人鬼なの? それとも警察官の鑑なの?」「演技がうますぎて、分からないんだよ!」といった感想の声も上がった。

 また、佐野の逮捕後、加害者家族となった文吾の妻・和子を演じる榮倉さんが“老けメーク”姿で登場。おでこ、目のまわり、口元のしわなどに、SNSには「老人メークにびっくりした」「特殊メークか。すごすぎる」「苦労がにじみでてる」といった声が書き込まれた。

<ドラマ紹介>「テセウスの船」竹内涼真「日曜劇場」初主演作 “父”鈴木亮平が逮捕された殺人事件の謎追う 榮倉奈々、上野樹里も出演 特殊メークも 第1話あらすじも

連続ドラマ「テセウスの船」第1話のワンシーン(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」第1話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さんがTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で初主演する連続ドラマ「テセウスの船」が1月19日始まる。原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。竹内さん演じる主人公の田村心が31年前にタイムスリップし、鈴木亮平さん扮(ふん)する父で警察官の佐野文吾が逮捕された音臼村の「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う……という展開。榮倉奈々さん、上野樹里さんらが共演する。

 現代パートは、上野さんが心の妻・田村由紀、安藤政信さんが車椅子の男、貫地谷しほりさんが心の姉・鈴を演じる。

 心がタイムスリップする1989(平成元)年のパートは、芦名星さんがメッキ工場で働く佐々木紀子、竜星涼さんが紀子と婚約している新聞配達員の長谷川翼、「霜降り明星」のせいやさんが音臼村の名士の息子・田中正志、今野浩喜さんが音臼村で農家を営む徳本卓也、六平直政さんが音臼村のまとめ役の井沢健次、ユースケ・サンタマリアさんが村に突如現れた心を不審に思う刑事・金丸茂雄、笹野高史さんが音臼小学校の校長の石坂秀夫、麻生祐未さんが同小学校教師の木村さつきを演じる。榮倉さんは、両パートで文吾の妻の和子、白鳥玉季ちゃんが鈴、番家天嵩くんが心の兄の幼少期を演じる。

 一貫して無罪を主張し続ける死刑囚の文吾、事件後に加害者家族として世間から後ろ指をさされ身を隠すように生きてきた和子を表現するため、鈴木さんと榮倉さんが特殊メークを施して登場するシーンもある。

 初回は25分拡大版で放送。心が生まれる前に事件を起こしたとされた文吾。母の和子、姉の鈴と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されなかった心は、最愛の妻・由紀から「自分の父親を信じてみて」と言われ、向き合う決意をする。

 ある日、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れた心は、突然、事件直前の1989年へタイムスリップしてしまう。心はそこで、生まれて初めて文吾と31年前の母・和子に出会う。過去で出会った両親は優しさと笑顔にあふれ、村人に愛されていた。

 文吾はなぜ殺人犯になったのか。本当に犯人なのか。心は過去の世界で事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう……。

<制作発表会見>鈴木亮平、30年間獄中で過ごす男演じるため特殊メーク1時間半 榮倉奈々は“息子”竹内涼真「可愛い」

連続ドラマ「テセウスの船」の制作発表会見に登場した鈴木亮平さん
連続ドラマ「テセウスの船」の制作発表会見に登場した鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが1月14日、東京都内で行われた19日スタートの連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)の制作発表会見に登場。同作で31年前に殺人事件を犯した主人公の父で警察官の佐野文吾を演じる鈴木さんは、30年獄中にいる文吾を表現するため、白髪、目やしわのたるみなど「特殊メークで1時間半」をかけていると明かし、「すごいです。(自分の肌に)偽の肌を張り付けるのですが境目が分からないぐらい一体化する。いいものができていると思います」と自信をのぞかせた。

 役作りについては「人間はいる環境であったり精神状況によって大きく変わる。死刑囚として過ごす彼がどういう人間になっているのか。たたずまいや雰囲気で彼の30年を想像してもらえるような演技ができたらと思ってやっています」と語った。
 
 会見には、主演の竹内涼真さん、共演の榮倉奈々さん、上野樹里さんも出席。文吾の妻の和子を演じる榮倉さんは、鈴木さんと同じく31年の時を表現するため特殊メークを施すといい、「本当にすごいんです。(特殊メークのスタッフを)尊敬しています」と話し、事件前と事件後で「全く別のドラマを撮っているような気分になる。頭の中で一致しない」とコメントした。

 主人公の田村心を演じる竹内さんについては「まさか30代前半で20代半ばの息子を持つ役をいただけるとは思っていなかったので不思議な気分。さらに不思議なのが、撮影を重ねるうちに竹内くんが本当の息子のように可愛く思えてきて(笑い)」と語り、共演者の笑いを誘っていた。

 「テセウスの船」は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉さんの同名マンガが原作。警察官の父・文吾が起こし、家族の運命を変えた殺人事件の謎を追う青年・心が主人公。心は父親が逮捕されてからずっと、世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきたが、ある日、妻の由紀(上野さん)から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所にいる父に会おうと決意。しかし、昔の事件現場に向かうと突然の霧に包まれ、事件直前の1989(平成元)年、事件現場となる雪深い村にタイムスリップしてしまう……というストーリー。19日から毎週日曜午後9時放送。初回は25分拡大版。

<制作発表会見>竹内涼真、ハグでケータリング80人前“獲得” 日曜劇場初主演は「プレッシャー」

連続ドラマ「テセウスの船」の制作発表会見に登場した竹内涼真さん
連続ドラマ「テセウスの船」の制作発表会見に登場した竹内涼真さん

 俳優の竹内涼真さんが1月14日、東京都内で行われた19日スタートの主演連続ドラマ「テセウスの船」の制作発表会見に、親子役を演じる鈴木亮平さんらと登場。撮影のエピソードを聞かれた竹内さんは、雪山で猛吹雪の中での撮影を乗り越えた後、「どうしても温かいご飯を食べたくて」と地元の飲食店に行き「70歳ぐらいのお母さんが僕らのことを知ってくれていて、帰り際に『抱きしめて』と言われて、抱きしめたんです。3日後くらいにそのご飯屋さんがケータリング出してくれて。僕が抱きしめたから。スタッフ50人ぐらいなのに、サービスで80人前ぐらい用意してくれて」と、1回のハグが80食のケータリングにつながったというエピソードを披露した。

 雪山の撮影と飲食店には鈴木さんもいたといい、鈴木さんは「僕も(70歳のお母さんを)抱きしめましたね。俺の(おかげもある)かもしれないよ」と突っ込み、笑いを誘った。竹内さんと鈴木さんは吹雪の中での撮影について、竹内さんは「本当にきつくて、あんなに寒い経験をしたのは初めて」と振り返り、鈴木さんは「(雪に)ビンタされてるぐらい痛かった」と表現していた。

 ドラマはTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される。同枠初主演の竹内さんは「楽しみたいという思いがあったのですが、プレッシャーがあります。考えすぎて前に進めないときもあった。クランクイン初日(の前夜)は、眠れなかった。珍しく緊張してしまった」と述懐し、「今はいいチームが出来上がり、自信を持っている」とコメント。鈴木さんとの共演には「(役に)入り込みすぎてよくないときとかに、鈴木さんが『俺だったらこうするよ』とか教えてもらったり、本当に感謝しています」と語った。

 鈴木さんは竹内さんについて「身長とあごの下にほくろがあるところがほぼ一緒。自信を持って親子を演じています。(竹内さんが)集中しているときは放っておくし、困っているときは(助言をする)。大河ドラマ(の主演)で同じような経験をしたばかりなので」と明かした。さらに、「竹内くんのバッグの中身が見えたことがあって、(ドラマの題材に似た)本を持ち歩いていた」といい、台本以外に役の幅を広げる資料を読んでいるところから「(竹内さんと)僕は似たようなタイプかな」と語っていた。会見には共演の榮倉奈々さん、上野樹里さんも出席した。

霜降り明星・せいや、日曜劇場「テセウスの船」でドラマ初出演、村人演じる 安藤政信、貫地谷しほりらも

せいやさん(左下)をはじめ、発表された連続ドラマ「テセウスの船」のキャスト陣
せいやさん(左下)をはじめ、発表された連続ドラマ「テセウスの船」のキャスト陣

 お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんが、俳優の竹内涼真さん主演で来年1月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「テセウスの船」で、ドラマ初出演することが12月8日、分かった。せいやさんは、村人の田中正志を演じる。

 また、タイムスリップしてきた心を怪しんで、正体を暴こうとする刑事・金丸茂雄をユースケ・サンタマリアさん、殺人事件のあった小学校の教員・木村さつきを麻生祐未さんが演じるほか、事件の行方を左右する村人役で芦名星さん、竜星涼さんが出演。怪しい村人役で笹野高史さん、六平直政さん、今野浩喜さんが出演。さらに、令和の時代で登場するミステリアスな役どころで、安藤政信さん、貫地谷しほりさんの出演も発表された。

 安藤さん、貫地谷さん、ユースケさん、麻生さんらのコメントは以下の通り。

 ◇安藤政信さんのコメント

 TBSのドラマは21年ぶりくらいの出演で、役者デビュー当初に自分を育ててくれた局ですので、今回この作品に参加させていただき光栄に思います。主演の竹内涼真さん、そしてこのドラマの脚本。本当に素晴らしい作品になります。僕も全力で涼真と芝居 session をして魅力のある登場人物の一つのピースになるよう、頑張ります。

 ◇貫地谷しほりさんのコメント

 もともとマンガを読んでいて大好きな作品でしたので、役を聞く前に「やります!」とお伝えしたのを覚えています。今回の登場人物はみんな複雑な状況に置かれたキャラクターばかりですが、今回私が演じる田村鈴もとても複雑なものを背負い込んでいる役柄です。毎回のハラハラを私自身楽しんで参加したいと思います。ぜひ放送を楽しみにしていてください!

 ◇ユースケ・サンタマリアさんのコメント

 原作のマンガを読んだらドハマりしまして……。僕が演じる金丸というキャラクター、見た目から何から自分とはあまりにもかけ離れたキャラクターなので、ぜひ演(や)りたいと思いました。雪に囲まれた撮影……今はとにかく燃えています。寒いのは苦手ですが、雪を溶かす勢いで燃えています! ちなみにエゴサーチは絶対にしないので、あしからず。

 ◇麻生祐未さんのコメント

 サスペンスとして引き込まれるだけでなく、さまざまな家族、人々がとても魅力的です。誰を、何を、信じて生きていくのか、試練が与えられる度、身近に感じる瞬間があるかもしれません。私が演じさせていただくさつき先生もとても面白いキャラクターなので、原作ファンの期待に近づけられるよう、大切に演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ◇渡辺良介プロデューサーのコメント

 本格ミステリーにふさわしく、本格派の俳優の皆様にお集まりいただくことができて感無量です。緻密で壮大な事件の真相を、各登場人物がどう鍵を握っているのかをお楽しみいただければと思います。そして、事件に翻弄(ほんろう)される主人公とその家族が、絆と愛でどう乗り越えていくのかも楽しみにしていただきたいです。

鈴木亮平、大河後初連ドラは日曜劇場「テセウスの船」 竹内涼真と“10歳差”父子役 榮倉奈々、上野樹里も出演

来年1月期放送のTBS系日曜劇場「テセウスの船」に出演する(左から)榮倉奈々さん、鈴木亮平さん、竹内涼真さん、上野樹里さん (C)TBS
来年1月期放送のTBS系日曜劇場「テセウスの船」に出演する(左から)榮倉奈々さん、鈴木亮平さん、竹内涼真さん、上野樹里さん (C)TBS

 俳優の鈴木亮平さんが、竹内涼真さん主演で来年1月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「テセウスの船」に出演する。鈴木さんは2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」以来の連ドラで、主人公の田村心(たむら・しん、竹内さん)が過去で出会う両親を榮倉奈々さんとともに演じる。現在36歳の鈴木さんと26歳の竹内さんは、実年齢10歳差の父子役。また、心を支える最愛の妻役で上野樹里さんの特別出演も発表された。

 鈴木さんが演じる心の父・佐野文吾は、村の駐在警察官で、底抜けに明るく豪快な2児の良き父親。家族からも村人からも愛される男で、心はタイムスリップした過去で文吾の人柄に初めて触れ、「父は本当に殺人犯なのか?」という思いが芽生える。

 鈴木さんは、「過去の快活な巡査・佐野文吾、現在の死刑囚・佐野文吾。30年もの時の流れを表現することは大きな挑戦です。人は過酷な環境で年月を過ごすと、何を思い、どう変わるのか。自分自身も発見を楽しみながら、人間というものと向き合っていける作品になるのではと期待しています。竹内君や榮倉さんたちとともに家族の物語を大切につむぎつつ、猟奇的な真犯人は誰なのか、皆様に毎週推理を楽しんでいただけるスリリングな作品にしたいと思います。楽しみに待っていてください」と視聴者に呼びかけている。

 また、大きな愛で家族を見守り、時に叱咤(しった)激励するたくましい母・佐野和子の34歳と65歳の姿を一人で演じる榮倉さんは、「複雑なミステリーと人情の入り組んだ原作に魅了されました。ドラマにはどんなスパイスが盛り込まれるか今から楽しみです」とコメント。

 一方、忌まわしい過去と憎らしい父親から目を背けていた心に、父親を信じて事件に向き合ってみるよう背中を押す、最愛の妻・田村由紀役の上野さんは、「温かい家族の愛が崩壊していく中、世の中を恐れ、父を恨みながら大人になった主人公の心を、妻である田村由紀としてしっかり支えていたいと思います」と意気込み、「暗い現実を変えようと葛藤する心を、時には少し変わった立ち位置から道標の光のように応援していたい。この物語は、大きな事件や過去と現在を描くサスペンスフルファンタジーですが、家族の愛が再生していく物語です。ドラマをご覧になる方々が、心と共に『家族の真実の姿』と向き合う作品になればいいなと願っています」と思いを明かしている。

 渡辺良介プロデューサーは、「豪快で快活ながら後に殺人犯となる二面性を持つ難役・佐野文吾を演じられるのは、鈴木亮平さん以外に考えられませんでした」といい、「そして、朗らかで芯が強い母親・和子役をイメージ通りの榮倉奈々さんに演じていただけることで、原作通りの“理想の家族”が出来上がりました」とキャスティングに自信を見せる。

 さらに「慈悲深く強い思いで主人公を突き動かす説得力が必要な妻・由紀を上野樹里さんに演じていただけることで、これ以上に考えられない最高のキャスティングで、この冬一番アツいヒューマン・ミステリーがお届けできると思います。どうぞご期待ください」と語っていた。

竹内涼真、2020年1月期「テセウスの船」で「日曜劇場」初主演 大役に「すごく幸せ」

連続ドラマ「テセウスの船」で主演を務める竹内涼真さん(C)TBS
連続ドラマ「テセウスの船」で主演を務める竹内涼真さん(C)TBS

 俳優の竹内涼真さんが、2020年1月スタートのTBS系の連続ドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される「テセウスの船」で主演を務めることが10月28日、分かった。これまで「日曜劇場」の連続ドラマ「下町ロケット」「陸王」「ブラックペアン」などに出演してきた竹内さんは、今回が同枠初主演。竹内さんは、「日曜劇場の主演ということで、このような大役を演じさせていただけることを今はすごく幸せに思っています」とコメントしている。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載されていた東元俊哉さんによる同名マンガで、今年6月20日に発売された「モーニング」29号でドラマ化を発表し、翌週発売の30号で最終回を迎えた。

 竹内さんが演じる主人公の田村心は、警察官の父親が起こし、家族の運命を変えた殺人事件の謎を追う青年。父親が逮捕されてからずっと、世間から後ろ指をさされ、身を隠すように生きてきたが、ある日、妻から「お父さんを信じてみて」と言われ、拘置所にいる父に会おうと決意。しかし、昔の事件現場に向かうと突然の霧に包まれ、事件直前の1989年(平成元年)、事件現場となる雪深い村にタイムスリップしてしまう……という展開。

 タイトルの「テセウスの船」とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)。英雄・テセウスの船を後世に残すため、朽ちた部品が全て新品に交換されることで、「この船は、同じ船と言えるのか?」という矛盾を問題提起するエピソード。過去を変えても、未来の家族は同じと言えるのかという課題に、心は挑んでいく。

 ◇東元俊哉さんのコメント

 このドラマ化の企画をいただいて一番驚いたのは、キャストの皆さんの豪華さです。田村心役の竹内涼真さんをはじめ、どの配役もぴったりで、続報にご期待いただければと思います。脚本も素晴らしくて、原作にはない設定やシーンが多くあります。僕としてはこれがとてもうれしくて、毎回脚本を読ませていただく度に感動してます。

 また、この作品はサスペンスの部分も魅力の一つですが、その一方で世間から突き放された加害者家族の愛の物語でもあります。原作ファンの方々や、より多くの視聴者の方々に、このドラマが届いてほしいです。

 ◇渡辺良介プロデューサーのコメント

 愛する家族のために困難に立ち向かいながら過去を変えようとする熱く純朴な主人公・田村心を、竹内涼真さんに演じていただけることに今からワクワクしています。竹内さんが持つイノセントな雰囲気と演技に取り組むひたむきな姿は、主人公と見事なまでに合致します。竹内さんが演じる田村心の家族を思う優しさ、逆境に立ち向かう強い姿を通して、思わず胸が熱くなる“泣けるミステリー”にしたいと思っています。