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<インタビュー>山田裕貴 俳優としての“土台”が完成「30代からは骨組み」 朝ドラ出演後の反響や心境も語る

連続ドラマ「SEDAI WARS」と「ホームルーム」で主演した山田裕貴さん
連続ドラマ「SEDAI WARS」と「ホームルーム」で主演した山田裕貴さん

 MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠の連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」が放送中だ。世代間のあつれきで多くの問題が深刻化した近未来の日本を舞台に、首相に代わって日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催されるという内容。連ドラ初主演で、MBS深夜の「ドラマ特区」枠で放送される連ドラ「ホームルーム」と合わせて同時期に2作品で主演を務める山田裕貴さんに、俳優としての20代の活動や現状、今後について聞いた。

 ◇朝ドラ出演の反響の大きさには悔しさも

 山田さんは2019年、“100作目の朝ドラ”として注目を集めた連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の小畑雪次郎役や、映画「HiGH&LOW THE WORST」の村山良樹役など、多くの作品に出演し、注目を集めた。

 中でも朝ドラの雪次郎の注目度は高かったが、反響を聞くと、「予測はしていましたが、『朝ドラ見ているよ』と言われることはすごくうれしい部分もあり、逆に自分に対して悔しくなる部分もある。今までと熱量は変わっていないし、やってきていることも変わっていないので……。なんか悔しい」と揺れる心境を明かす。

 続けて、「今までは違う肩書きで紹介されていたのが『朝ドラ俳優』に。最初から応援してくれている人からすれば、『そんなことない』って思ってくれるのでしょうが、そこから知った人には、その印象が強い」といい、「9年やってきて、これに出たらそういうことになるんだろうなって。もちろんマイナスなイメージじゃなくて、まあ“やきもち”みたいなものですね」と真意を説明する。

 そして、「朝ドラという特別なものではなくても、そういうふうに認めてもらえるような俳優になってなきゃいけなかったなと反省しました」と話し、「そうじゃないところでも認められるようにならなきゃなと思います」と決意を新たにしていた。

 ◇2019年も現場に「愛されたな、愛せたな」と実感

 そんな状況の中で、2020年1月期は連ドラ2作で主演を務めるという異例の挑戦をする山田さん。忙しいスケジュールが容易に想像できるが、山田さんは「(昨年は)結構シリアスな役が多かった。刑事ものをやったり徳川慶喜をやったり、雪次郎は悩んでいたし『HiGH&LOW』もあったりで、僕の中でいろいろぐちゃぐちゃだった」と振り返り、「だから(『SEDAI WARS』の現場の雰囲気が)逆にすごくいいんだと思う。考え込んでいないというか」と話す。

 その理由を、「だいたいアクションものは『うおー!』とか『はー!』とかそういう声が多いじゃないですか」と前置きし、「出合(正幸)さんが気合を入れて走り出すシーンで、(甲高い声で)『やーい!』って。初めて聞いたんですけど、みんな大爆笑。流行語大賞ですよ」と笑いながら説明する。

 また「ホームルーム」の現場では、「演技なのか、演技じゃないのか分からないところが、僕の強み。本当にこの人そうなんじゃないかという変態性が出ていると思う」と自信をのぞかせ、「ポリシーとして“演技しない”ということをずっとやってきた強みというか、『僕の中にあるのでは……』というのを引き出して引き出して、ラブリン(という役)を“生きている”。2019年も愛されたな、愛せたな現場を、と思いますし、味方されているなっていう感覚がすごくあります」と語る。

 ◇同世代俳優を全員“仲間”にしたい

 「SEDAI WARS」ではバブルやゆとりといった「世代」が一つのテーマになっているが、山田さん自身、世代というくくりは気にならないという。そんな山田さんにあえて「同世代俳優」をどう思っているかと聞くと、「同世代の人たちはすごいんです。三浦春馬君、林遣都君、柳楽優弥君、佐藤健さん、岡田将生さんも一つ上で、なんなら僕がテレビの、この世界に来る前から見ている人たちばかり」と答える。

 続けて、「劣っているなとしか思わない。劣っているというのもマイナスの意味ではなくて、経験では確実にかなわないということ。作品数だったりいろんな監督や共演者の方との出会いだったりは、まだ少ない」といい、「だからまだまだだなって思う」と説明する。

 さらに、「若手俳優といわれても、今年30歳だしなって(笑い)。若い子たちはどんどん出てくるし、林君とか岡田さんとかも仲よくしていて、みんな仲間にしちゃえばいいやって。世代とか関係なく、監督もスタッフさんも共演者の方も、全員仲間にしたら絶対やりやすいと思う」と持論を展開する。「ちゃんと愛される人格者にならなきゃなって。有言実行の男であり、ユーモアもあり、人に愛されて、そういうふうに生きていたら、まあ笑って死ねるんだろうなって思いながらやっています」と語った。

 ◇引っ張りだこの現状を冷静に見つめる

 今年9月には30歳となる山田さんに20代を振り返ってもらうと、「せりふがないエキストラから始めているから、(こんなに)出られると思っていなかった」と本音をちらり。「(『ホームルーム』)で“レギュラー生徒”と呼ばれて撮影に来ている子たちよりも全然で、歩いているだけとかからだった。みんなの気持ちは分かるから名前を覚えて、名前を絡めながら授業のシーンとかできたら、より学校感が出るなとか。そういう経験があって良かった」と実感を込める。

 さらに「舞台のセットを組み立てたりもしていたので、舞台に立つときに感謝できるし、出られるだけですごくうれしい」と笑顔を見せ、「だからいいものにしたい。せっかく出させてもらっているのに、『あの作品あまり良くなかった』ってスタッフさんたちに言われたら終わり。お返しできるくらいのところまでは来たのかなって。まだまだですけど……」と自己分析する。

 その根底には、「18歳のときに書いたノートに28歳でアカデミー新人賞を取ると書いてあったけど超えちゃっている。僕の中では、まだまだ。そんなに甘くないなと思っている」といい、「やってきた仕事すべてにおいて、いろいろ変われたし、進化できたと思っている。芝居だけでなく人との関わり方とか、自分には人を変える力があるのかもしれない、愛される力があるのかもしれない、みたいなことを信じさせてもらえる現場が多かった」と感謝する。

 そして、「演技や人物として、もっと残せる人にならないと、30代以降きついのだろうなって」と気を引き締める。

 自身の現状を「城づくりだとしたら、土台です。30代からが骨組み」と表現する山田さんに“完成予定”を聞くと、「人間50年。戦国武将をやっていたので、50代のときに天守閣に座れていたらいいなって思います」と回答。そのときは乗りに乗っていいのでは……と水を向けると、「50代までいったら、乗りに乗っていていいんじゃないですかね。今はまだ“ペーペー”ですよ」と笑う。

 そんな山田さんは、「周りに『すごいね』って言われてふんぞり返っている自分を見たら、その自分をぶん殴りたくなるぐらい嫌いな自分になっていると思う。だからこそ今、一番ピリピリしているし、演技に対しても何かもっとできるのではとか、面白くできたのではとか思ってしまう。抜け目なくやりたい」と真摯(しんし)に語った。

 ◇作品情報

「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」は、世代間のあつれきで多くの問題が深刻化した近未来の日本を舞台に、首相に代わり、日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催されるという内容。山田さんは、「SEDAI WARS」の出場者「SEDAI」に選ばれてしまったゆとり世代の主人公・柏木悟を演じる。MBSで毎週日曜深夜0時50分、TBSは毎週火曜深夜1時28分に放送。

 「ホームルーム」は、ウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」で連載されている千代さんの同名マンガが原作。山田さんは、「ラブリン」の愛称で親しまれている爽やかイケメン教師で、生徒の桜井幸子を好きすぎるあまり、自分でいじめて自分で救う、自作自演の救出劇を繰り返し、幸子のヒーローを装う愛田凛太郎を演じる。MBSで1月23日から木曜深夜0時59分に放送。

 (取材・文・撮影:遠藤政樹)

(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
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(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
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出典:YouTube

<インタビュー>山田裕貴 「SEDAI WARS」でのこだわりは「カッコ悪さ」 同時期に連ドラ2作で主演を務める心境は…

連続ドラマ「SEDAI WARS」と「ホームルーム」で主演した山田裕貴さん
連続ドラマ「SEDAI WARS」と「ホームルーム」で主演した山田裕貴さん

 MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠の連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」が1月5日から順次、放送される。世代間のあつれきで多くの問題が深刻化した近未来の日本を舞台に、首相に代わって日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催されるという内容。連ドラ初主演で、「SEDAI WARS」の出場者「SEDAI」に選ばれてしまったゆとり世代の主人公・柏木悟役を演じる山田裕貴さんに作品の見どころや役作りについて、また同時期にMBSの「ドラマ特区」枠で「ホームルーム」(1月23日スタート、毎週木曜深夜0時59分ほか)に主演するという、同時期に2作品で主演を務める心境などを聞いた。

 ◇外見じゃなくて大事なのは心

 各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルするという今作について、山田さんは、「(自分が演じるのが)主人公ということもあって、アクションだけ楽しんでもらうのではなく、ちゃんとストーリーもしっかり追っていってほしいし、その中で何を受け取ってもらえるかがとても重要」と主演として責任を口にする。

 自身が演じる悟役を、「『HiGH&LOW THE WORST』とか、今までやってきたカッコいい役がある中で、今回はさえないし、一番かっこ悪い男」と評する。そして「そういう男に何ができるのか。カッコ悪い男が何を持っているのか……。誰とでも平等に接するし、人を悪く思わないし、その人の心が世界を変えていく。キャラクターを自分の中で変換しストーリーと沿わせていき、それがうまくはまった」と語る。

 山田さん自身も、「外見じゃなくて大事なのは心」という信念を持ち、「仕事だったり、友人だったり、恋人だったり、人とのつながりに大切なのは見栄えの良さではなく心、ということを受け取ってもらえるキャラクターを目指した」といい、「だから、わざとカッコ悪くしました。別に自分のことをカッコいいと言っているわけじゃないですよ(笑い)。外見で見てもらわないように、そぎ落とし、ちゃんとカッコ悪く見えるようにチャレンジしている感覚」と説明する。

 ◇ゴーカイジャー以来、信頼を寄せる坂本監督とのアクション

 アクションも見どころの一つとなる今作。米国の「パワーレンジャー」のシリーズ監督や総合プロデューサーを歴任し、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」の3大ヒーローすべてでメイン監督を担当した経験を持つ坂本浩一さが監督を務めている。坂本監督とは山田さんのデビュー作である特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011~12年)から4度目のタッグとなるが、「アクション×坂本監督なので、アクションのことは気にしなくていいとは思っていた」と山田さんは全幅の信頼を寄せる。「僕はとにかく逃げている。ほぼ戦っていない。必殺技を受けるシーンは、デビュー作で必殺技を受けて倒れたりした経験させてもらっているので想像がつきやすかった」と話す。

 アクションへのこだわりを、「普通の男の子が、蹴られて痛いときの顔とか声とかってどうなんだろう、普通だったらこうではないか、ということを考えた」といい、「パンチを避けてキック出してとか、普段だったらアクション(シーン)のようにきれいにできないと思う。その普通の状態を追い求めました。ただ必殺技を出したり単純に身体能力が上がっていたり、皆さんそれぞれの世代にちなんだ変身をしたり、VRの世界だからできる面白さもある」と語る。

 ◇世代特有の描写が面白い

 今作は「団塊世代」「バブル世代」「ロスジェネ世代」「ミレニアル世代」「ゆとり世代」など、世代別“あるある”ネタも多く登場する。そんな世代ごとの描写について、山田さんは、「面白いですよ。西岡(徳馬)さんとか、めっちゃ楽しそうにやってくださっていた」と話し、「世代だなと思うのは、『撮影早く終わってゴルフ行きたいんだよな』って言っていたこと」と明かす。

 さらに、「ロスジェネ世代は聞いたことがなかった。『(ロスジェネ世代は)何もないみたいに言われるのは嫌』とか現場で話しながら、すごく楽しかった。ただ、そんなにかみしめて時代を生きてきましたかって(笑い)」と楽しそうに話す。

 各世代のキャラクターが登場する中、山田さんの“お気に入り”は岡田浩暉さんが演じる大谷修と横山めぐみさん演じる鈴木香織のバブル世代。「時代のニオイがするってすごい」と称賛し、「失礼に当たるかもしれませんが、バブルだけ印象が強くないですか。巻いた前髪とかジュリ扇(ジュリアナ扇子)も分かりますし、プロデューサー巻きとかも似合いすぎていた」と語る。

 ◇自身が“ゆとり世代”と呼ばれるのは「言わせておけばいい」

 世代描写を楽しむ山田さんだが、自身がゆとり世代と呼ばれることには、「全然ゆとりじゃない」ときっぱり。「『自分でやると決めたことは最後までやれ』とか、家は厳しかったし、流れで生きていけばいいと思ったこともなく、何かを人に任せようと思ったこともない。ゆとり世代じゃないですし、『言わせておけばいい』ぐらいの心の広さは持っています」と真剣な表情で語る。

 さらに、「世代は関係ない。人といったら、ヒト科の動物で男も女も関係なくて、地球に住んでいる動物の一種。みんな仲よくすればいいのにと思っている」と前置きし、「先輩、後輩とか社会というものがあってこの世界が存在するので、もちろんそういうことはきっちりと守りますが、それで苦しめられている部分もたくさんあると思う。世代でしか考えられなかったり、世代でしか世の中を見られなかったりするのはもったいない。みんな仲よくなれば、それでいいとは思っています」と持論を語る。

 そして、「“本物”は、どんな人とも仲よくなれるし、どんな人とも会話できるし、どんな人も愛せる人。僕はそういう男になりたいと思って生きているし、悟もそうなってほしい。そう思っていたら、台本がまったくそういう形になっていた」と自身の理想と役がリンクしたという。

 ◇現状は「神様が味方してくれている感覚」

 山田さんは、今作と同時期にMBS深夜の「ドラマ特区」枠で放送される連ドラ「ホームルーム」でも、「ラブリン」の愛称で親しまれている爽やかイケメン教師でありながら、生徒の桜井幸子(秋田汐梨さん)に“狂愛”を注ぐ愛田凛太郎役で主演を務める。

 同時期に2作で主演することについて、山田さんは「『難しいです』って言ってもやらなきゃいけない」と切り出し、「『ちょっと時間ください』という思いはありますが、やっていけばいくほど芝居は変わっていくし、気持ちとしても感覚としても違っていて、すごくいい状態……。プロ野球選手みたいなことを言っていますね。今いい状態って(笑い)」と本音を交えつつ話す。

 そんな現状に、「運がいいというか神様が味方してくれている感覚」と感じており、「弱音を吐きたくないし、本当はつらいんですよ(笑い)」と山田さん。「休みがほしいのではなく、パフォーマンスを落としたくない。最初から100%でやりたいから準備時間がほしいというのは、めちゃくちゃ思っています」と真意を明かす。

 そして、「もともと細々とやらせてもらっていた。一度に2、3作とかが普通で(笑い)。1作だけだと仕事がない……と思うぐらいだけど、そんな状態にも限界がきているかな(笑い)。ただ、だからこそ研ぎ澄まされてきているし、集中力が半端ない」と明かし、「『ホームルーム』の撮影では、台本には書いていませんが、なぜか『ジョーカー』の踊りをしています(笑い)。そこに階段があったので。そういうのも楽しんでほしい」とアピール。

 最後に「SEDAI WARS」の見どころについて、「ちょくちょく笑える。『SEDAI WARS』の出場者は大々的に抽選だったり時間を決めたりとかあるのが普通だけど、急に指されていく。ぶっ飛び感みたいなのは面白い」といい、「僕も最後大好きなマンガの技を使わせてもらっていて、その必殺技がどうなっているか楽しみ。あと最後は、僕が一番なりたかったものになれている。見たら分かります。気軽に見ていただければ」と呼びかけていた。

 「SEDAI WARS」は、MBSで毎週日曜深夜0時50分、TBSは毎週火曜深夜1時28分に放送。TBSの初回は1月7日深夜2時29分に放送。

 *西岡徳馬さんの「徳」は旧字。

 (取材・文・撮影:遠藤政樹)

<ドラマ紹介>「SEDAI WARS」 連ドラ初主演・山田裕貴がゆとり世代代表でバトルロイヤル? 第1話あらすじも

連続ドラマ「SEDAI WARS」第1話の場面写真 (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
連続ドラマ「SEDAI WARS」第1話の場面写真 (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

 俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」が、MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で1月5日から順次放送される。山田さんは連ドラ初主演で、ゆとり世代の主人公・柏木悟を演じる。

 舞台は、世代間のあつれきでさまざまな問題が深刻化した近未来の日本。首相に代わり日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催され、各世代の代表者「SEDAI(セダイ)」がVR空間内でバトルロイヤルする。米国の「パワーレンジャー」シリーズの監督、総合プロデューサーを歴任し、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズの3大ヒーロー全てでメイン監督を務めた坂本浩一監督がメガホンを取る。

 山田さんと同じ「ゆとり世代」の代表・玉川麻美役で奥山かずささん、「ミレニアル世代」代表として参戦する西條萌役で、アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」の元メンバーで女優の浅川梨奈さんが出演。団塊世代代表で西岡徳馬さん、鈴木正幸さん、「バブル世代」代表で岡田浩暉さん、横山めぐみさん、「ロスジェネ世代」代表で真飛聖さん、出合正幸さん、浅川さんと同じ「ミレニアル世代」代表で池田優斗さんが参戦する。バトルロイヤルの仕掛け人である総理大臣役で大友康平さん。ほかに、ロスジェネ世代で長澤奈央さん、焼け跡世代で坂本長利さん、マスコットキャラの声で高山みなみさんも出演する。

 第1話は、焼け跡、団塊、バブル、ロスジェネ、ゆとり、ミレニアル……各世代が、不幸と不運を全て他世代のせいにして生きる近未来、総理大臣・安藤直樹(大友さん)は、日本の時代をどの世代に委ねるのかをバトルで決める「SEDAI WRAS」の開催を宣言。ゆとり世代の柏木悟(山田さん)は、出場者「SEDAI(セダイ)」に選ばれ、流されるがまま参加する……という展開。

 MBSは1月5日深夜1時25分に放送。以降は毎週日曜深夜0時50分に放送。TBSは初回は同7日深夜2時29分、以降は毎週火曜深夜1時28分放送。

<特集>「SEDAI WARS」坂本浩一監督が明かす山田裕貴の魅力 初主演ドラマは「ヒーローとは違うかっこよさ」

連続ドラマ「SEDAI WARS」第1話の場面写真 (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
連続ドラマ「SEDAI WARS」第1話の場面写真 (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

 俳優の山田裕貴さん主演の連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」が、MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で1月5日から順次放送される。本作で連ドラ初主演となる山田さんは、ゆとり世代の主人公・柏木悟を演じる。メガホンをとる坂本浩一監督は、山田さんとはデビュー作からの付き合いになるといい「彼の魅力は人懐っこさと可愛さ」、今回のドラマでは「ヒーローとは違うかっこよさ」を見せると語る。坂本監督に、作品への思い、山田さんの魅力について聞いた。

 ◇「SEDAI WARS」誕生のきっかけは「とんでもない企画」

 ドラマの舞台は、世代間のあつれきでさまざまな問題が深刻化した近未来の日本。首相に代わり日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催され、「団塊世代」「バブル世代」「ロスジェネ世代」「ゆとり世代」「ミレニアル世代」から、それぞれ代表者「SEDAI(セダイ)」2人が選ばれ、VR空間内でバトルロイヤルする。

 「ゆとり世代」代表で、主人公役の山田さんと奥山かずささんが出演するほか、「団塊世代」代表で西岡徳馬さんと鈴木正幸さん、「バブル世代」代表で岡田浩暉さんと横山めぐみさん、「ロスジェネ世代」代表で真飛聖さんと出合正幸さん、「ミレニアル世代」代表として、浅川梨奈さんと池田優斗さんが出演。それぞれがVR空間内で、自身の世代の力に“覚醒”し、個性あふれる技を繰り出す。バトルアクションでもあり、日本特有の人間関係を描くドラマでもあるという異色作だ。

 坂本監督は、米国の「パワーレンジャー」シリーズ監督や総合プロデューサーを歴任し、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」の3大ヒーローシリーズすべてでメイン監督を務めたという経歴の持ち主。今回は「いがみ合う各世代間が、どの世代が一番優秀かを競って、日本の政治を任せるというバトルをする、とんでもない企画をいただきました。日頃のうっぷんがたまっていたんでしょうか(笑い)。『面白いからぜひやりましょう』」と話が進んだという。

 坂本監督自身はロスジェネ世代にあたるが「18歳の時に日本を出てアメリカ人になってしまったので、会社での世代間のギャップに困ったことはない」という。それでも、日本で仕事をするようになると「海外にいたので、日本に来た時のカルチャーギャップは大きかった。日本人のシステムはこういうもの、さらに世代によって分かれているんだ」と、逆に世代間の違いを鮮明に感じたといい、「今回の作品に生かせたのでは」と語る。

 ◇山田裕貴の魅力は 「SEDAI WARS」でのアクションはない?

 坂本監督は、今回主演を務める山田さんのデビュー作となった特撮作品「海賊戦隊ゴーカイジャー」を担当し、山田さんとは今回が4度目の仕事、「ゴーカイジャーでは、僕が担当した放送回が、山田君の主役回だった」と振り返る。山田さんは、その後坂本監督の映画「俺たち賞金稼ぎ団」で悪役を経験、次の映画「破裏拳ポリマー」では、主演を務めた溝端淳平さんの相棒役である2番手を演じ、今回満を持して坂本作品の主役となった。

 演じる役柄の幅広さから“カメレオン俳優”ともいわれる山田さんについて、坂本監督も「彼のポジションが上がってきて、演技の振り幅が広くなってきている。会うたびにすごく成長していて、デビューの時は一緒に『こうやればいいんだよ』と教えていた山田君が、今はこちらが頼れる存在になっていて、演技の提案をする側になっている」と、その成長を喜んだ。約8年ほどの付き合いとなる山田さんの魅力を聞くと「気心が知れている分、(坂本監督には)いろいろ言いやすいのかもしれないけれど、彼の魅力は人懐っこさと可愛さ」だという。「いろんな役を演じているけれど、基本的には可愛いんですよ。男の僕から見ても息子のように可愛がれる存在。しっかりしているところも抜けているところもある」と笑顔で説明する。

 VR内でのバトルアクションがある今作だが、山田さん演じるゆとり世代の悟は、戦いに積極的に参加するのではなく、どちらかというと逃げ回る役どころ。映画「HiGH&LOW THE WORST」などで見せた山田さんのアクションの魅力は発揮されないのではという心配があるが、「敵から逃げたり、怖がって物を投げたりするかっこ悪い普通の人の動きは、アクションができなくて崩すと危険に見えたりする。できるからこそ崩せる」という。特に山田さんは「何をやらせても器用ですね。身体能力を逆手にとって、できなく見せるのがうまい」と、太鼓判を押す。

 また「彼はアクションに加え、表情も計算して作れる。見ていると本当にうまいと思いますね」と感心。キャラクターの動き自体はかっこいいものではないが「回を重ねると、頼りないゆとり世代の悟の魅力がほかの世代に浸透し始める。主役として、不思議な魅力でみんなを引き付けてくるので、ヒーローとは違うかっこよさがある。期待していいと思います」と、自信を見せていた。

 MBSは1月5日深夜1時25分に放送。以降は毎週日曜深夜0時50分に放送。TBSは初回が同7日深夜2時29分、以降は毎週火曜深夜1時28分に放送。

山田裕貴「僕がかっこいいシーンが一切出てこない」 主演ドラマ「SEDAI WARS」を逆アピール

連続ドラマ「SEDAI WARS」制作発表上映会に登場した山田裕貴さん
連続ドラマ「SEDAI WARS」制作発表上映会に登場した山田裕貴さん

 俳優の山田裕貴さんが12月19日、東京都内で行われた主演連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」(MBS・TBS)の制作発表上映会に、坂本浩一監督と登場。ゆとり世代の主人公、柏木悟を演じる山田さんは、自身の役について聞かれると「僕が今まで演じた役で一番ナヨナヨしている」「僕がかっこいいシーンが一切出てこない」と説明して、会場の笑いを誘った。

 ドラマは、世代間のあつれきでさまざまな問題が深刻化した近未来の日本が舞台。首相に代わり、日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が開催され、各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルするという内容。山田さんは「SEDAI WARS」の出場者「SEDAI(セダイ)」の一人に選ばれてしまったゆとり世代を演じる。

 メガホンを取った坂本監督とは、山田さんのデビュー作である特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」から4度目の仕事だといい、山田さんは「僕がデビューからお世話になっている監督。すごく楽しみでしたし、成長した姿を見せられたらいいなと思いながら現場に臨んでいました」と笑顔。坂本監督も「毎回お仕事するたびに、どんどん大きい存在になっていた」といい、「今回は『はい、自由にどうぞ』という感じです」と信頼を寄せ、山田さんを喜ばせた。

 また、ドラマの出来栄えに、山田さんは「監督はめちゃくちゃ笑ってた」と自信を見せるも、「身内だけじゃなくお客さんにもにも伝われば。それが一番心配です」といい、「世代別で『これ懐かしい』とか、『そのギャグ知らねえな』とか、ツイッターとかで『私は何世代』とかつぶやいて見てほしい」と、興奮気味に語っていた。

 イベントでは、追加キャストとして、総理大臣秘書役で長澤奈央さん、焼け跡世代の勝役で坂本長利さん、マスコットキャラの声で高山みなみさん、アナウンサー役で宮島咲良さんの出演も発表。「ロスジェネ世代」で出演する出合正幸さん、オープニング主題歌を担当する「Blue Vintage」もサプライズ登場した。MBSで2020年1月5日から日曜深夜0時50分、TBSで同月7日から火曜深夜1時28分に放送。

浅川梨奈「ミレニアル世代」代表でバトルロイヤル参戦 山田裕貴主演ドラマ「SEDAI WARS」出演

浅川梨奈さん(上段右から2番目)ら連続ドラマ「SEDAI WARS」の新キャスト (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
浅川梨奈さん(上段右から2番目)ら連続ドラマ「SEDAI WARS」の新キャスト (C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

 アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」の元メンバーで女優の浅川梨奈さんが、俳優の山田裕貴さん主演で、2020年1月から放送される連続ドラマ「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」(MBS・TBS)に出演することが12月10日、明らかになった。日本のリーダーを決めるため、各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルする「SEDAI WARS」に、「ミレニアル世代」代表として参戦する西條萌を演じる。

 また、スーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(テレビ朝日系)で明神つかさ/パトレン3号を演じ、話題を集めた奥山かずささんが「ゆとり世代」の玉川麻美役で出演。そのほか「団塊世代」として西岡徳馬さん、鈴木正幸さん、「バブル世代」として岡田浩暉さん、横山めぐみさん、「ロスジェネ世代」として真飛聖さん、出合正幸さん、浅川さんと同じく「ミレニアル世代」として池田優斗さんが「SEDAI WARS」に参戦する。また大友康平さんがバトルロイヤルの仕掛け人である総理大臣を演じることも発表された。

(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

山田裕貴、バトルアクション「SEDAI WARS」で主演

(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS

 映画「HiGH&LOW THE WORST」や朝ドラ「なつぞら」などで知られる俳優の山田裕貴さんが、MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で放送される「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」と、MBS深夜の「ドラマ特区」枠の学園サイコ・ラブコメ「ホームルーム」の両ドラマで主演を務める。山田さんは連ドラ初主演で、なおかつ同時期のドラマ2作品で主演を務めるのは極めて異例。

 「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」は、世代間のあつれきでさまざまな問題が深刻化した、近未来の日本が舞台。内閣総理大臣に代わり、日本を治める大統領を決める「SEDAI WARS」が展開される、バトルアクション。山田さんは、「SEDAI WARS」の出場者「SEDAI」に選ばれてしまったゆとり世代の主人公・柏木悟を演じる。

 監督は、米国の「パワーレンジャー」シリーズ監督、総合プロデューサーを歴任し、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズの3大ヒーロー全てでメイン監督を務めた坂本浩一さんが担当する。MBSで2020年1月5日から日曜深夜0時50分、TBSで同月7日から火曜深夜1時28分放送。

 ◇「SEDAI WARS」坂本浩一監督のコメント

 とんでもないドラマです! どの世代にも必ず突き刺さる要素満載。コメディー? アクション? 特撮? 人情ドラマ? 自分でもどんなジャンルか分かりません……(笑い)。今までに見たことないドラマだということは間違いなしです! 山田裕貴の魅力爆発です! キャスト&スタッフ全員ハイテンションで挑みました。全編クライマックスでお届けします!