教場2 キャスト
木村拓哉の“最恐”教官が帰ってくる! 2021年新春に「教場」第2弾放送決定
今年1月4、5日に2夜連続で放送された木村拓哉さん主演のフジテレビ開局60周年特別企画新春SPドラマ「教場」の第2弾が、2021年の新春に2夜連続で「教場2」(仮)として放送されることが8月30日、明らかになった。木村さんが主演を務めた単発ドラマのシリーズ化は、今作が初めてとなる。前作は2夜連続で個人全体視聴率9.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・4日の世帯視聴率は15.3%、5日は15.0%)を獲得。後編放送直後から、番組の公式ホームページやSNSなどで「続編に期待」「早く続編見たい!」「ぜひ続編を!」など、続編を希望する声が上がっていた。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作。警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官の風間公親(きみちか)と、よこしまな思惑を持つ生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。
木村さん演じる警察学校“最恐”の教官・風間は、ほかを寄せ付けることすら許さないすごみのある立ち居振る舞いで、生徒たちを恐怖で震え上がらせる冷酷無比な教官。生徒がトラブルを抱えた途端、退校届を突きつける非情にも思える行動を取る風間だが、それは警察学校を“適性のない人間をふるい落とす場”と考えているため。前作では、木村さんの「新境地」という評価が目立った。
脚本は「踊る大捜査線」シリーズの君塚良一さん、演出は木村さんも出演した「若者のすべて」「眠れる森」「プライド」などの中江功さんが引き続き担当する。
前作後編のラストシーンでは伊藤健太郎さんや三浦貴大さん、上白石萌歌さんらが登場しており、新作への出演に注目が集まる。追加キャストは後日発表される。クランクインは9月を予定。
◇木村拓哉さんのコメント
ーー「教場2」(仮)の放送が決まった時の思いをお聞かせください。
(『教場』第1弾を)年明け早々にこういう空気感のドラマを放送することが当初はどうなんだろうか……?と疑問に思っていましたが、監督をはじめ、制作陣のモチベーションの高さ、挑戦の形がしっかり作品に投影できていたことが、見てくださった方に伝わったのかなと思います。制作サイドが“いける”と思って作るモノと、視聴者の方が見たいと思ってくださり、制作がそれに応えて作るモノなど、いろんなパターンの作品がある中で、今回は視聴者の方からのお気持ちとこちら(制作)の気持ちのバランスが非常に取れたことで、今作をスタートできることになったのではないかなと思います。
ーー前回の「教場」の撮影・放送の反響など振り返っていただけますでしょうか?
風間公親という男のキャラクターにすごく特徴があるので、見てくださった反響をじかに自分に届けてくださる方の多さにびっくりしました。(ドラマの)内容が内容なので放送直後に、実際に勤務されている警察官の方々を見かけたときに、自分は私生活を送っているだけなんですが、警察官の方々から“あ、キムタクだ!”じゃなくて、“あ、風間教官だ!”というような目で見ていただけて、現職の方々にそういうふうに捉えていただけたことがうれしかったですね。一応、僕らがやっているのはフィクションですが、少しでも面白いエンターテインメントをこれから作るにあたって、いろんなさじ加減が必要になると思いますので、そのさじ加減を見ながらバランスよく作っていきたいです。
ーー改めて、風間公親という男についての印象や役に対する思いは?
僕自身、原作を読ませていただいて、風間公親は“すごく偏った真心を持っている人”。愛情的にも偏っているし、真心も本気もすべてが偏っています。ですが、見返りを一切求めない、風間公親というキャラクターは、笑顔はないですが、すごくいとしい人だなと思います。演じたからこそ、よりそう思えるのかもしれません。立場上教官なので、不完全な人間を世の中に送り出すことはできない、送り出したくはないという思いが人一倍強いのだと思います。
ーー生徒役の皆さんの印象はいかがですか?
生徒役の皆さんが訓練されているところに今日初めて立ち会わせていただきました。今回も彼らの魅力や輝き、集中力だったりの力を借りることになると思います。生徒の皆さんは“なんでこんなこと(厳しい訓練)をやらされないといけないんだろう?”と、思っていると思いますが……(笑い)。でもそこは切り替えていただいて、前回の198期に負けない期にしていただきたいなと思います。
ーーコロナ禍での撮影になりますが“チーム教場”でどんな「教場2」(仮)を作っていきたいですか?
正直な話、「教場」の次作があるかもしれないといううわさ話が自分の耳に届いた時点では、“この状況で最後までやり通せるだろうか”というのが最初の思いでしたが、自分が一番好きではない“やる前からできないと決めつける”というのは違うと思い、出演者・スタッフが力を合わせ、全てに対して本気でやるしかないと思っています。
ーー「教場2」(仮)の放送を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願い致します。
やると決まった以上は全力で取り組ませていただきますので、皆さんにお届けできるようにやり切りたいと思います。
“最恐教官”木村拓哉の教え子に福原遥、眞栄田郷敦、矢本悠馬、杉野遥亮ら 「教場」第2弾の生徒役7人発表
木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」(仮)に、福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さんが出演することが9月30日、分かった。福原さんらは、警察官を目指す人たちが通う警察学校の「200期」の生徒を演じる。福原さんら7人が、木村さんと共演するのは初めて。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送され、今回はその第2弾。
福原さんは、とある出来事から警察官を目指しているが自分に自信を持てない忍野(おしの)めぐみ、矢本さんは時間の感覚が人と違っていて、たびたび遅刻をする問題児の漆原透介、杉野さんは真面目で実直な性格の元剣道国体選手・比嘉太偉智(ひが・たいち)、眞栄田さんは手先が器用で鑑識を目指す稲辺隆、岡崎さんは優秀かつ快活で、誰にでも人当たりのよい優等生的存在の伊佐木陶子(とうこ)、戸塚さんはムードメーカーの吉村健太、高月さんは勝ち気な性格で負けず嫌いの体育会系女子・堂本真矢を演じる。
福原さんは出演について「前回の『教場』を見て、すごく感動して、『私もこの作品に出たい』と思っていたので、出演が決まった時はとてもうれしかったです。緊張や不安はすごく感じましたが、それ以上に楽しみという感情の方が勝っていました」と喜び、「今回、自分がこの作品に出られるということは憧れの場所に立つようなものなので、本当に楽しみです」と意気込んでいる。今回、役作りでショートヘアとなった福原さんは「ドラマでここまでのショートカットでお芝居することは今までなかったです。なので、ショートカットの自分にまだ見慣れないです(笑い)」と語っている。
矢本さんは「木村拓哉さんと初共演ということもあり、お会いしたい方だったので素直にテンションが上がりました。ただ、稽古(けいこ)を進めていくうちに、大変な現場に来たなと(笑い)。なめていたわけではないんですが、思っていた以上の緊張感があります」と語り、初共演の木村さんについては「テレビでしか見たことがありませんが、プロ意識が高く、自分に妥協を許さない方だと思いますし、訓練でお会いしたときはすごく情熱のある熱い方という印象でした。所作訓練に木村さんに来ていただいたんですが、僕は木村さんに気付くまでが他の生徒より遅くて……。自分の練習の反省点を頭で振り返っていたときに、ふと見たら『知らない人いるな。刑事の服ってことは……』と思って、生徒全員の顔を見渡した瞬間に、全員の緊張感を察して、『木村さんだ!』と気付きました」と振り返っている。
杉野さんは「実は、この作品の出演が決まる前、『教場』第1弾に出ていた友達がいまして、『相当厳しい現場だった』という話を聞いていました。今回自分の出演が決まり、“自分がどこまでやれるのか”と、少し楽しみでもありましたが、初めて所作訓練をしたときに、打ちのめされてしまって……。厳しい現場ですが、どんどん気持ちも入ってきて楽しんでできるようになってきています」とコメント。木村さんについては「先日、所作訓練で初めてお会いして、『こんなにカッコイイ人いるんだ』という印象で、すごく輝いていました。僕、オーラに敏感なんです(笑い)」と語っている。
眞栄田さんは出演について「ワクワクとプレッシャーが今でもすごいです」とコメント。鑑識を目指す稲辺を演じることには「自分にとってすごく大きなチャレンジになると思いました」と語り、今回の台本を読んで「すごく面白かったですが、読めば読むほどプレッシャーが大きくなっていきました。今の自分の実力と、稲辺という役にしっかり向き合っていきたい」と意気込んでいる。初共演の木村さんについては「近くでいろいろと見させていただきたいですし、盗めるものはしっかり盗んでいきたいです」と語っている。
岡崎さんは、今回の出演に「本当にうれしかったです。前回の『教場』は、放送の発表があったときからすごく注目していて、見るのを楽しみにしていた作品でした。第2弾となる今作に出させていただける、そしてその仲間になれるというのはすごく光栄なこと」と喜んでいる。優等生的存在の陶子を演じるために「筋トレはやっています。通常の訓練にプラスして自主的にトレーニングしないと追いつかないと思うので、自分でダンベルをひたすら上げたり、外出自粛の期間中も自宅で欠かさずトレーニングしていました」と明かし、「髪形も物心ついてからずっとロングだったんですが、この役のためにバッサリ切ったので、今の自分を見るのはすごく新鮮ですし、警察学校の生徒だという気持ちのスイッチも入りました」とコメントしている。
戸塚さんは、所作訓練について「初日が特に大変でした。普段やらないことばかりなのと、団体行動なので、個々ができていても成功にはならないというのが一番難しいところだと思います。合わせるのが本当に大変で、スタッフさんや指導していただいている警察監修の先生から『前作と比べられるからね』とすごいプレッシャー掛けられていて(笑い)。僕自身たき付けられて熱くなれるので、いいモチベーションで臨めています」と明かしている。初共演の木村さんについては「妥協しない方というのを、すごく感じるので、生徒の訓練にもいらっしゃって、訓練が終わるまで一日ずっと見てくださったりするのは、僕らにプレッシャーを与えるためにあえてやってらっしゃることだと思っています」と話し、「僕らに対しても自分に対しても、プロフェッショナルとして役作りに専念する姿や姿勢をちゃんと見せてくださるのは作品に対しての自信すら感じますし、役を演じる上でとても大切なことを教えてくれている気がします」と語っている。
高月さんは、今回の出演に「視聴者として見ていた作品でしたので、出演が決まったというお話をいただいた時はびっくりで、プレッシャーより先にうれしさが込み上げてきました。その後、プレッシャーや緊張が募ってきましたが、憧れの作品の現場で戦えるということがすごく楽しみでした」と語っている。体育会系女子の真矢を演じるため「ジムに行って筋トレをやっていますが、実は筋トレが苦手で、運動神経もよくないのですごく不安です……。役に合わせて髪の毛も短く切り、しぐさや姿勢など、見た目から警察学校の生徒に近付けるようにしています」とコメントしている。
木村さんは、福原さんらについて「一度お会いしただけなので、まだ分からないですが、前回の生徒たちと比べ、200期のみんなは、非常に『偏差値が高そう』な印象です。その分おとなしくて、自分を含めた30人の集合体にいかにしてなじもうか、いかにして溶け込もうかとしている感じなのかなと。撮影を進めていく中で、彼らがここからどうなっていくのか楽しみです」とコメントを寄せている。
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
警察学校という知られざる密室の中で繰り広げられる、個性豊かな生徒たちの人間模様が、この「教場」という作品の大きな魅力の一つです。今回の風間教場の生徒たちももちろん、それぞれの動機を胸に、警察官を目指す真面目で聡明(そうめい)な生徒たちばかりですが、心の中には人には言えない秘密や悩みを抱えて、さまざまな葛藤を持って警察学校に入校してきています。
一見、従順そうに見えても、風間や他の教官の手にも負えないくせ者ぞろいの生徒たちを演じていただく俳優陣には、すでに多くの映画・ドラマでその活躍を見せてくれている若手の実力派から、フレッシュな魅力あふれるこれからの注目株まで、まさに粒ぞろいの面々が集結しました!
彼らは皆、撮影に入る前から、警察学校という場のリアリティーを極限まで高めるべく、並々ならぬ覚悟で所作訓練に挑んでいます。前作に負けない“最強”の200期を作るべく、全力で役に向き合い、“最恐”の風間教官にも逃げることなくぶつかっていってくれることでしょう。今が旬の豪華俳優陣たちが見せる、熱く若い輝きに、視聴者の皆さんにも期待していただきたいです。
そして実は、今作の中心となる200期の生徒は、今回発表した彼らだけではありません。ストーリーのカギを握る生徒たちについては、後日改めて発表しますので、続報をお楽しみに!
Snow Man目黒蓮、“トレードマーク”のテクノカットをバッサリ「ここまでの短髪は人生初」 「教場2」で“初物づくし”のドラマ出演
人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演することが10月18日、分かった。目黒さんがゴールデン帯のドラマに出演するのは初めて。また、Snow ManとしてCDデビュー後初のドラマで、フジテレビ系ドラマにも初出演となる。目黒さんは本作への出演にあたり、自身のトレードマークであるテクノカットから短髪に変身。「ここまでの短髪は人生初」だという。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送され、今回はその第2弾。
目黒さんは、風間が教官を務める200期の生徒で、冷静な観察眼を持ち、警察一家に生まれた杣利希斗(そま・りきと)を演じる。木村さんとの共演は本作が初となる。
目黒さんのほかに、生徒役で福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さんも出演する。
◇目黒蓮さんのコメント
ーー「教場2」(仮)の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
一言で言うと、“震えました”。うれしいという気持ちと、プレッシャーが同時にきました。自分がやってみたかったことをやらせてもらえることはすごくうれしいことなので、出演が決まった瞬間から自分には何ができるのか、どんな準備ができるのかを考えながらここまで過ごしてきました。
ーーSnow Manデビュー後、初ドラマ、ゴールデン帯ドラマ初出演、フジテレビ系ドラマにも初出演と“初物づくし”になりますが?
とにかく僕は人生において、“どれだけ楽しいことを経験できるか”ということを考え方の土台にしていて、いろんなことに挑戦したいという思いで常にいます。今回初めてのことがたくさんあるということは、それだけいろんなことに挑戦できているということなので、“初物づくし”は非常にうれしいですね。今までお芝居をすることについて興味は持っていましたが、その興味をいつかお仕事につなげたいと思っていたので、このお話をいただいたときは、“楽しみ”という感情が大きかったです。
ーー今回の「教場2」(仮)の台本を読んでの印象はいかがですか?
第1弾の「教場」を拝見したので、台本を読んでいて、“あー、この感じ!”とすぐに映像がイメージできました。緊張感のある、あの雰囲気というのをイメージしながら台本を読んでいるので、生徒のみんなが成長していく過程で、いろんなエピソードがあって、またその伏線が回収されていくという、この作品の僕が好きな要素を強く感じました。
ーー役に合わせて3年半ほどしていたテクノカットをバッサリと切って、メガネ姿となりますが?
ここまでの短髪は人生初ですね。メガネも普段はしないので、ファンの方は、この姿をどう見られるんでしょうね。この髪形って、もう“教場”じゃないですか(笑い)。なんとか出演が発表されるまでにバレないように、撮影現場以外ではちょっとでも髪形を変えておきます(笑い)。
ーー「教場2」(仮)への出演が決まって、メンバーの反応はいかがですか?
実はまだ、メンバーに言っていないんです(笑い)。絶対に喜んでくれるというのは分かっているので、僕が言うよりも、世の中に“バン!”と、情報が出てから知った方がメンバーのみんなは喜んでくれるだろうと思っています。
ただ、グループで共有しているカレンダーには、“目黒→所作訓練”、“目黒→ドラマ”のようなスケジュールが入っているので、メンバーは内心、“何のドラマだろう?”と、気にはなっていると思います。実際に何のドラマか聞いてきたメンバーもいるんですが、絶対に教えないようにしています! そして、この発表の時に、“「教場2」(仮)のことだったんだ!”と、ファンの皆さんと一緒に驚いてくれるのを楽しみにしています。
ーー初共演となる事務所の大先輩・木村拓哉さんの印象はいかがですか?
僕がジャニーズに入って、もうすぐ10年になるんですが、入所してからしばらくは全く自分の思うようにできなくて、デビューなんて絶対にできないであろう位置にずっといました。中学・高校くらいのときは、“辞めたい”と思うことが何度もありました。それでも仕事やレッスンには行かないといけない、行きたくないな……という憂鬱な気持ちで電車に乗っているときに、SMAPさんの「この瞬間、きっと夢じゃない」だけを永遠にリピートして聴いて、自分を奮い立たせていたんです。あの曲がなかったら心が折れていたと思います。
あの時にすごいパワーをいただいた方が自分の目の前にいて、お仕事できているんだというのがすごく感慨深かったです。今でもたまに聴きますが、聴くだけで当時のことを全部思い出して、涙が出ちゃうくらいです。当時は本当につらかったです。でも、そんなところにいた自分がこうやってご本人と一緒にお仕事できているというのは、人生本当に何があるか分からないなと思っています。
今回せっかくご一緒できるので、その時間、緊張感、全てを味わえることは自分にとってものすごく勉強になるので、その空間を楽しみたいと思います。芸能界のトップを走られている方なので、お芝居についてどんなことを意識されているのかなどできる限り聞いて、勉強したいと思っています。
ーー「教場2」(仮)の放送を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いいたします。
前回の「教場」を見ているファンの方たちに、今回も面白いと思ってもらえるような作品にしたいと思います。今のご時世にこの作品を見て、卒業していく生徒たちを見て、“頑張っていればいつか報われる!”と、思ってもらえるように一生懸命頑張ります!
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
お仕事でご一緒するのは今回が初めてですが、現場で見る役者としての目黒さんは、「学べるものはすべて吸収してやろう」とする“ひたむきさ”が魅力であり、大きな武器でもあると感じました。木村さんとの2ショットのお芝居でも、自分自身の役と、風間教官に対しても真っすぐに向き合っていく姿が印象的です。
杣は、あまり感情を表に出さず、他の生徒たちとは少し距離を置いている、どちらかというとクールなタイプですが、実は内面に警察官としての信念につながるものを持っていて、風間にも似た鋭い観察眼を持った優秀な生徒でもあります。自分とは違った道を歩んできた役を演じる、役を生きる喜びみたいなものが、毎回の撮影後の目黒さんの表情から感じられるのが、スタッフとしてもうれしく思います。
トレードマークだったテクノカットに別れを告げて、短髪になって役に挑む目黒さんの覚悟と、役者・目黒蓮という新たな魅力を、今作で存分に味わっていただきたいです!
乃木坂46樋口日奈、役作りでロングヘアを30センチばっさり 「教場2」生徒役で“覚悟”の黒髪ショートに
アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演することが10月27日、明らかになった。樋口さんがゴールデン帯(午後7~9時)のドラマに出演するのは初めてで、同局系ドラマに出演するのも初。役作りのため、デビュー以来、変えてこなかったロングヘアをおよそ30センチばっさりカットし、黒髪に。“最恐”の教官である風間(木村さん)の厳しい訓練に立ち向かう生徒を体当たりで演じる。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作。警察官を目指す者が通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送された。今回は第2弾。
樋口さんは、風間が教官を務める200期の生徒で、争いを好まない温厚な生徒・坂根千亜季(さかね・ちあき)を演じる。樋口さんはショートカットにした感想を「私はデビュー以来、ロングヘアを守ってきたんですが、この役のために30センチくらいばっさり切りました。(乃木坂46の)メンバーに会ったときは最初『誰だか分からない』って言われて(笑い)。でも、『ショートの方がいいかも』って言ってくれるメンバーもいたり、どんな反応があるか少し不安もあったんですが、予想以上の反響に驚きました」と語っている。
◇樋口日奈さんのコメント
――「教場2」(仮)の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
第1弾の「教場」を見ていたので、マネジャーさんから出演のお話を聞いた時は、風間教官の顔がすぐに浮かんで、自然と両膝に手を置いて、背筋をピシッと伸ばして、「はい!」と返事をしました。あの緊張感や世界観が分かっているからこそ、大きな作品に携われるということへのうれしさと同時に覚悟して臨まなければならないと気が引き締まりました。
――ゴールデン帯ドラマに出演するのは自身初となりますが。
作品が大きすぎて、“本当に私でいいんですか?”とマネジャーさんに聞いたくらい信じられなかったです。でも、やらせてもらえるからには一人の人間として本気で取り組みたいと強く思います。デビュー当時から、演技をすることが好きだったので、ドラマ出演はうれしいですし、幼稚園の時に “将来の夢は警察官になりたい”と言っていたんです。小さいときに抱いていた夢がこんな形でかなうとは思いませんでした。
――実際に本格的にお芝居をされてみていかがですか?
お芝居は舞台での経験が多かったので、ドラマ撮影のすべてが新鮮で、すごく緊張もしますね。クランクインの前日は、何回も所作訓練の動画を見返したり、台本を読み直したり、ソワソワしてなかなか眠れなかったです。他の生徒役の皆さんは演技経験が豊富な方も多いので、皆さんについて行くので必死ですが、一つ一つ私が今出せる全力を出すしかないと思っています。
――前回の「教場」第1弾はご覧になっていかがでしたか?
画面からも伝わる緊張感やピリッとした空気感。警察官の方がここまで過酷な訓練を受けているというのを知らなかったので、人の命を守ったり、安全を守る人はこんなに厳しい状況を乗り越えてきているんだなというのを初めて知りました。何かに対して本気で向き合ったり、本気で取り組むことの大切さを改めて感じました。
――今回の「教場2」(仮)の台本を読んでの印象はいかがですか?
台本を読むと、風間教官のせりふが音声で再生されちゃうんです。シーンの一つ一つが自然と頭の中に浮かんできて、読んでいるだけなのにドキドキしてしまいました。生徒それぞれが抱える葛藤や秘密が、風間教官によってほどかれていき、そんな生徒たちみんなが卒業に向けて成長していく、その中に自分も入っているのは緊張もありながら楽しみでもあります。
――坂根千亜季という役に対する印象、思いをお聞かせください。
原作を読み、監督ともお話しさせていただいた中で、原作の千亜季は誰に対しても分け隔てない優しさを持っている子だなという印象がありました。そして今回の台本を読んで、その優しさもありつつ、厳しい訓練を黙々と乗り越える“静かな強さ”がある子だなと感じました。私もグループ(乃木坂46)の中では、あまり前に出るタイプではないのですが、それでも厳しい競争の中で黙々と努力して、やってきたので、そこは自分とリンクする部分があり、愛情を持てました。
――役作りのためのショートカットについての感想、周りの反響は?
私はデビュー以来ロングヘアを守ってきたんですが、この役のために30センチくらいばっさり切りました。(乃木坂46の)メンバーに会ったときは最初『誰だか分からない』って言われて(笑)。でも、『ショートの方がいいかも』って言ってくれるメンバーもいたり、どんな反応があるか少し不安もあったんですが、予想以上の反響に驚きました。ファンの方からも『似合ってる』と言ってもらえて、こういう機会がなければ黒髪のショートカットにすることはないので、運命的な巡り合わせで自分を変えることができて、いい経験になりました。
――「教場2」(仮)への出演が決まって、メンバーの反応はいかがですか?
情報解禁前だったので、メンバーに聞かれてもはっきりとは言わずに「警察学校の……」「木村さんの……」と話すんですけど、すぐに「『教場』でしょ!」って当てられちゃいます(笑い)。放送を見ていたメンバーが多かったので、「すごいよ!」とみんな喜んでくれて、楽しみにしてくれていますね。
――初共演となる木村拓哉さんの印象はいかがですか?
初めて生徒の所作訓練に来てくださったときに、木村さんではなく、“風間教官がいる”と自然に思えて、みんなの気がピン!と張るのを感じて、震えました。一人一人のことをすごく見てくださっていて、所作訓練でも「もう少し手を上に」ってすごく的確にアドバイスしてくださったり、“一度でみんなのことをこんなに細かく見られるんだ!”と驚きました。現場ではずっと“風間教官”で、実際に警察学校の教官と生徒の緊張感ってこんな感じなのかなと思うほど、いい緊張感を与えていただいています。ただ、撮影の合間に皆さんとお話しになっている時に笑っている姿を見て、“風間教官でも笑うんだ!”と感動しました(笑い)。お弁当を食べている時も“ご飯食べてる!”って(笑い)。いつも風間教官として本当に隙(すき)を見せない方なので、そういう瞬間を見るだけで少しホッとしますね。
――「教場2」(仮)の放送を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願い致します。
全身全霊を懸けて、一生懸命頑張りますので、みなさんに楽しみにしてほしいと思います。どうかよろしくお願いします!
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
ファンの皆さんの間でも話題になっていた“ひなちま”のショートカットの真相を、やっとお伝えすることができてうれしく思います! 樋口さんに演じていただく坂根千亜季は、風間教場の中でも誰からも愛される人気者ですが、それがゆえに教場の中で起きた“ある事件”に巻き込まれてしまいます。舞台などではすでにその実力を評価されてきた樋口さんのしなやかな演技で、「教場2」(仮)という作品全体にも彩りを加えてくれると確信し、オファーさせていただきました。乃木坂46のメンバーとしては1期生としてオーディションからグループに加入して以来、アイドルとしてファッションモデルとして、そして女優として、コツコツと努力を重ねてきた“隠れた実力派”である樋口さんの経験が、風間教場200期のアイドル・千亜季のキャラクターに生きてくることを期待しています!
松本まりか、「教場」で木村拓哉と初共演「楽しさを超える感動」 濱田岳は「HERO」以来、6年半ぶり
女優の松本まりかさんが、木村拓哉さん主演で2021年新春に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場2」(仮)に出演することが11月11日、分かった。俳優の濱田岳さんも出演する。松本さんと木村さんが共演するのは初めてで、濱田さんと木村さんの共演は2014年7月期に放送された「HERO」(同局系)以来、約6年半ぶり。
松本さんは、冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)を演じる木村さんとの初共演について「現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるかの本質を誰よりも早く見抜く、“風間教官”のように全ての感覚がずば抜けている方だと思います。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に“風間教官”を演じられる木村さんとのお芝居は役者として楽しさを超える感動がありました」と語っている。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。第1弾は、今年1月に2夜連続でフジテレビ開局60周年特別企画新春スペシャルドラマとして放送された。第2弾には「200期」の生徒役で、木村さんと初共演となる福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さんらが出演する。
濱田さんは、「白バイ隊員」になるという夢を持つ、聴覚が異常に優れた生徒の鳥羽暢照(のぶてる)、松本さんは、風間と共に生徒を指導する“謎多き”副教官見習いの田澤愛子(たざわ・あいこ)を演じる。
また、正式タイトルが「教場II」に決定し、1月3、4日に放送されることも発表された。
◇濱田岳さんのコメント
--「教場II」の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
前作は一視聴者として見ていましたが、中江(功)監督、風間教官を演じる木村さんの作品ということで、僕ら生徒になる可能性がある俳優は、誰もが見ているだけでもピリッとする作品だと思います。そんな中で、出演のお話をいただけたときは、とてもうれしい気持ちがありました。それと同時に、思わず尻込みするような、圧のある作品なので、作品の持つ力にとても緊張したのを覚えています。
--前回の「教場」第1弾はご覧になっていかがでしたか?
いい意味で「こんなに重々しいドラマはなかなかないな」という印象が強く残っています。この「見応えがある重々しさ」の背景として、つまり撮影が大変であるというのも、想像がつきました。真剣にアプローチしないと、この作品の重々しさに俳優たちは負けてしまうんだろうなと、生徒の皆さんもいろいろなご苦労があったんだろうなと簡単に想像できるくらい、重厚な作品でしたね。もしかしたらその頃から、そんな作品にチャレンジしてみたいという思いは芽生えていたのかもしれません。
--今回の「教場II」の台本を読んでの印象はいかがですか?
前作があるおかげで、イメージしやすく読めたのですが、イメージできるからこそ「教場」の世界を感じながら読めたので、読むだけで緊張していきました。僕自身としては、とあるシーンでの戦いが待っているので、台本を読んで「これはどういうことなんだ!?」と思いました。同時にこのシーン、演出を考えた、中江監督に恐怖を抱きました(笑い)。常人には思いつかない演出なので……。
--鳥羽暢照に対する印象、思いをお聞かせください。
警察学校の募集要項の年齢上限ギリギリで入ってくるのが鳥羽です。200期生徒の中では最年長。せりふの端々にも、「一番年上で、生徒との仲間意識も特にない」と言っているので、生徒たちの中では、ある種メンタルはおじさんで、群れない生徒という印象ですね。「もうすぐ30歳だし、そろそろ定職に……」というせりふもあるんですが、そんな気持ちだけでは乗り越えられないのが警察学校なので、実は熱い思いを秘めた男なのではないかなと思っています。
--200期生徒の中で、唯一木村さんと共演経験があるのが濱田さんですが?
共演経験が何度あっても、俳優として木村さんと密に共演するというのは、やはり緊張感があります。そんな中で、何度もお仕事ができるというのはとてもうれしく思っています。何作もご一緒させていただいている分、木村さんがその役柄に対してどのように臨んでいるかは、他の生徒の方々よりは知っていると自負しているので、生徒の中で僕が最年長にもなるわけですし、生徒と教官との間に入る「中間管理職」ではないですが、200期の教場をいい環境にできるようにとは思っています。
--撮影現場で、木村さんとは話しましたか?
例えば、「HERO」で共演させていただいたときとも全く別で、そこには風間教官として立たれている木村さんがいて、一方で僕は生徒という立場なので、頻繁に話すことはないですが、ふと二人きりになったときに、昔一緒に遊びに行った時の話をしたりはしました。撮影現場では、徹底して風間教官としているので、そんな中で、僕もお芝居でご迷惑をかけず、少しでも負担を減らせる存在であれたらなと、そういう気持ちで臨んでいます。
--「教場II」の放送を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージをお願いします。
僕たち200期は、どうしても前作と比べられてしまう運命にあるのですが、200期は200期のカラーを存分に出して臨んでいます。前作のファンの方々を決してガッカリさせないように生徒全員で臨んでいますし、実際にがっかりさせないものになっているという自信もあります。そして今回初めて見る方には、この作品の特徴でもあり、僕らが一番痛感している、いい意味での“重さ”というのを皆さんにお届けできると思っています。「教場」という作品を汚さないように200期全員で頑張っているので、ぜひ楽しみにしていてください!
◇松本まりかさんのコメント
--「教場II」の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
ドキッとしました。前作を見て、この作品に関われたらと思っていたので、まさかのオファーに、巡り合わせを感じました。出演のお話を聞いたときは、ちょうど別のドラマを撮っていたときで、忙しさもあってフラフラなときだったんですが、一気にモチベーションが上がり、高揚したのを覚えています。
--田澤愛子に対する印象、思いをお聞かせください。
生徒でもなく、教官でもない、“副教官見習い”という前作にはいなかったポジションの役柄で、ちょっと“えたいの知れない女”。警察学校を成績トップで卒業し、配属された先もエリートコース。そこから、風間教場に移ってくるわけですが、どこか掴めないキャラクターで、裏では何を考えているのか分からない女です。風間教場に、いてはいけない人物なのではないかと思うような(笑い)。自分にとって、実験的、挑戦的な役柄をいただいた気がします。
-- “怪演女優”と呼ばれることが多いですが、今回の役ではどんな姿を見せたいですか?
今まで犯罪者や悪女など、どちらかといえば“正しくない役”が多かったですが(笑い)、今回は初めて“正しさ”の象徴でもある警察官、しかも生徒の見本となるような“副教官見習い”役ということで挑戦もすごくありましたし、新しい一面をお見せできると思います。
--役作りのためにされていることはありますか?
撮影前に生徒役の方々の所作訓練も参加し、“副教官見習い”役としての準備を始めましたが、この“愛子”という役をどのように演じたほうがいいのか撮影が始まるまでに悩みました。しかし、実際に木村さんの演じる“風間教官”とのシーンに入ると、その場で自分が愛子としてどういう感情を持って、どんな動きをすれば良いのか、考えなくてもその方向に自然と導かれました。風間教官とのシーンは、全て緊張感のあるシーンではありますが、お芝居をする上では緊張とは真逆の安心感があり、そこに全力でぶつかることで自然と“愛子”が完成していきました。
--木村拓哉さんとの共演についてはいかがですか?
初めてせりふを交わすシーンでは、せりふが言えなくなってしまうほど木村さんのオーラと義眼のインパクトに圧倒されました。現場での木村さんは今何が起きていて、どうすれば解決できるかの本質を誰よりも早く見抜く、“風間教官”のように全ての感覚がずば抜けている方だと思います。所作や姿勢、動き一つ、足音一つにも無駄がなく完璧に“風間教官”を演じられる木村さんとのお芝居は役者として楽しさを超える感動がありました。
--「教場II」の放送を楽しみにしている視聴者に向けてメッセージをお願いします。
この作品は、風間と接する中で生徒が変わっていくという物語が軸としてある中で、副教官見習いという立場で、風間によって愛子も変化していく。生徒だけではなく、教官という立場の人間が、風間と出会うことでどのような化学反応を起こすのか、という前回にはなかった新しい視点も楽しんでいただけたらと思います。そして、「え? こんなの教場でありなの?」というシーンもあると思います(笑い)。私にとって今回の「教場II」の反応は正直怖いところもありますが、新しい生徒たちの見どころもたくさんありますのでぜひ放送を楽しみにしていてください!
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
発表されていなかった200期の“最後の一人”に濱田岳さんが決定しました! 木村さんとのコンビネーションは折り紙付き! なのですが、今回はあくまで教官と生徒という役柄、いつも以上にストイックに、風間教場の一生徒として、過酷な訓練にも挑んでくれています。そんな濱田さん演じる鳥羽は、他の生徒たちにも言えない“ある秘密”を抱えています。その秘密は実は、鳥羽自身にとってだけでなく風間にとっても重要な意味を持つことになるのですが……。1月3日(日)・4日(月)のオンエアでお確かめください!
そして、今回の「教場II」で風間教官の元で“ふるい”にかけられるのは、生徒だけではありません。謎多き副教官見習い・愛子を演じていただくのは、これまでも数多くの作品で“怪演女優”の名をはせてきた、松本まりかさん。彼女の行動はすべてが伏線と言っても過言でないので多くは語れませんが、いい意味で「教場」らしさを壊してくれる、常識外のキャラクターを演じてくださっています。ぜひ、ご期待ください!
上白石萌歌、木村拓哉に「カマキリを背中に付けられた」 “スターのオーラ”感じる 「教場II」続投
女優の上白石萌歌さんが、木村拓哉さん主演で2021年1月に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場II」に出演することが11月20日、分かった。上白石さんは、今年1月に放送された前作「教場」のラストに、「199期生」の石上史穂役でサプライズ出演していた。続編の史穂は、休学し「200期」の生徒として復学するという役どころ。
上白石さんは、木村さんとの共演について「実はすごくチャーミングな方で、私がクランクインの日に、少し緊張していたら、無言で大きいカマキリを背中に付けられたんです(笑い)」と明かしながら、「撮影が進むにつれて気さくに話しかけてくださったり、緊張をほぐしていただいたりして、木村さんとしての一面が垣間見えるたびに魅力的な方だなと思います」とコメント。さらに「現場にいらっしゃるときに、どれだけ人がいても、木村さんの周りだけ光って見えるので、木村さんがどこにいるのかすぐに分かるんです。“スターのオーラってこういうことなんだ”と思いました」と語っている。
「199期生」として登場した浦美慶介役の三浦貴大さん、佐久野みゆ役の佐久間由衣さん、小嘉竜一役の嘉島陸さん、さらに、警察学校の学校長・四方田秀雄(よもだ・ひでお)役の小日向文世さん、副教官・服部京子役の佐藤仁美さん、同じく副教官・須賀太一役の和田正人さん、同校事務員・小野春江役の高橋ひとみさんも続投する。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。第2弾には「200期」の生徒役で、福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さん、濱田岳さんらが出演する。
「教場II」は2021年1月3、4日の2夜連続、共に午後9時から放送される。
◇上白石萌歌さんのコメント
--「教場II」の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
前回の「教場」のラストのワンシーンに出演させていただいて、見られた方の中には「ん?」と疑問に思われた方もいると思います。でも、今回は私たちの199期ではなく、さらに先の200期の物語ということで、きっと今回私の出演が発表されて、さらに「どういうこと?」と思っている方が多いのではないでしょうか。前回一瞬でもこの作品に携われたことが、とてもうれしかったので、今回はたっぷり教場の現場を過ごせることがすごく楽しみです。
--前回の「教場」第1弾への出演について
すごく驚いたのは、あのワンシーンの一瞬のために、ものすごい時間をかけて撮影したことですね。1日で所作訓練も撮影も全てを詰め込んで撮影したのですが、それが凝縮されて、緊迫感のある、あのラストシーンが生まれたので、本当にうそがない作品だと思いました。
--今回の「教場II」の台本を読んでの印象はいかがですか?
警察学校って、なかなかイメージの付かない場所ですが、警察官の方は街を歩いていたらたくさんお見かけするので、ものすごく厳かで、完璧な人という印象を抱いていました。でもそういう方たちも、最初から完璧な人間ではなく、そこに至るまでに悩みや葛藤、屈折があったり、一人一人人間らしい部分がある。そういった人の心理や心の動きを細かい部分までくみ取っている作品だなと感じました。
--撮影現場の雰囲気はいかがですか?
「教場」の現場は、普通のドラマとは少し違っていて、撮影に入る2カ月前くらいから、訓練が始まるんです。ドラマの撮影というよりドキュメンタリーのような感じで。なので、厳しい訓練を通じて、自然と役への意識が生まれてきました。
今では、警察官が体力的にも精神的にも大変なお仕事だと痛感しています。訓練の期間があったので、クランクインが全くクランクインという感じがしなくて、そこにはすでに仲間意識が生まれていて、休憩時間も時間さえあればみんなで自主的に練習したりするなど、意識の高い仲間と一緒に撮影できていることをすごくうれしく思います。「教場」の面白いところは、男性も女性もあまり区別が付かないところだなと。「女だから弱い」「男だから強い」とかそういうことではなく、同じ制服、同じ帽子をかぶって並んでいれば、みんな同じで、だからこそ団体としての意識も生まれていますね。
--演じる石上史穂の印象は?
私が演じる史穂は、とある理由で警察学校を休学し、でも強い気持ちがあってまた警察になるために奮闘する女の子です。多くを語らないキャラクターではあるので、たたずまいやまなざしでいろんなことを表現できるように意識しています。
--木村拓哉さんとの共演はいかがですか?
カメラが回っている間は、木村さんという要素は一つもなく、“風間教官”でしかないという印象です。「カメラが回っていないときも、常に風間教官なのかな?」と思っていたんですが、実はすごくチャーミングな方で、私がクランクインの日に、少し緊張していたら、無言で大きいカマキリを背中に付けられたんです(笑い)。まだその時は風間教官の印象が強かったので、すごくびっくりしたんですが、撮影が進むにつれて気さくに話しかけてくださったり、緊張をほぐしていただいたりして、木村さんとしての一面が垣間見えるたびに魅力的な方だなと思います。現場にいらっしゃるときに、どれだけ人がいても、木村さんの周りだけ光って見えるので、木村さんがどこにいるのかすぐに分かるんです。“スターのオーラってこういうことなんだ”と思いましたね。
--視聴者に向けてメッセージをお願いします。
私と同じように、テレビの前でかじりつくようにこの作品を見ていらっしゃった皆さんに、「教場II」も同じように愛していただけるように、全身全霊で頑張っていきたいと思います。テレビって日常の中の一つの娯楽で、特に今はSNSなど他にも生活の中でやることがたくさんある中で、テレビだけをずっと見ることってなかなか難しいと思うんです。でも、前回の「教場」は、全ての動きを止めて、ずっと見させてしまう力があったので、そんな作品をまたこのメンバーで作れたらと思っています!
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
前作の放送直後から「ラストに登場した生徒たちはまた出るの?」という疑問を多くいただいていたのですが、彼らに再び「風間教場」に出席していただくことになるとは、その時は全く決まっておりませんでした。上白石萌歌さん演じる史穂は、199期の間で起きた“とある事件”がきっかけで、1年間の休学を経て200期に途中から入ってくることになるのですが、彼女が二つの教場を通して経験することが、今回の「教場II」においてとても重要な意味を持つことになります。すでに重要なシーンのいくつかは撮影を終えていますが、大きな葛藤を乗り越えた先にある、小さくても力強い心の炎が、上白石さんの熱演から伝わってきました。1年前の教場で一体何が起きたのか? 風間教官によって明らかにされるであろう事件の真相と、史穂に訪れる“ある決意”を、ぜひオンエアでお確かめください!
「198期」工藤阿須加、川口春奈、大島優子、三浦翔平ら続投 第1弾SP編集版も年末に放送
木村拓哉さん主演で2021年1月に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場II」に俳優の工藤阿須加さんが前作と同役で続投することが11月26日、分かった。工藤さんのほか、川口春奈さん、葵わかなさん、富田望生さん、味方良介さん、村井良大さん、大島優子さん、三浦翔平さんも続投する。
工藤さんらが演じるのは「198期」の生徒たちで、工藤さんが宮坂定(さだむ)、川口さんは菱沼羽津希(ひしぬま・はづき)、葵さんは岸川沙織、富田さんは枝元祐奈、味方さんは都築耀太、村井さんは石山広平、大島さんは楠本しのぶ、三浦さんは日下部准。続編でどのように登場するのかは明かされていない。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作で、警察官を目指す人たちが通う警察学校の教室“教場”を舞台に、木村さん演じる右目が義眼の冷徹無比な教官・風間公親(きみちか)と、生徒たちの姿を描く“警察ミステリー”。第2弾には「200期」の生徒役で、福原遥さん、矢本悠馬さん、杉野遥亮さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さん、岡崎紗絵さん、戸塚純貴さん、高月彩良さん、濱田岳さん、「Snow Man」の目黒蓮さん、「乃木坂46」の樋口日奈さん、「199期」の生徒役で上白石萌歌さん、三浦貴大さん、佐久間由衣さん、嘉島陸さんが出演する。「教場II」は2021年1月3、4日の2夜連続、共に午後9時から放送される。
前作「教場」のスペシャル編集版が12月29、30日に2夜連続で放送されることも発表された。共に午後9時から放送される。
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
「教場II」ではなんと、198期・199期・200期と、三期にまたがって風間教場の教え子たちが登場することになりました。198期の生徒たちがどのような登場の仕方になるかは、ネタバレになるので言えませんが、今作のテーマに深く関わる大事なシーンであることは間違いありません! 新春のオンエアをお楽しみに! また、「教場II」のポスタービジュアルも完成しました。前作のポスタービジュアルを踏襲しつつも、風間の“全てを見抜く眼光の鋭さ”をより強調したビジュアルになっています。街やHP上で見かけた際には、ぜひ“見抜かれて”いただきたいと思います!
重岡大毅「教場II」で“先輩”木村拓哉と初共演「独特の緊張感」 役作りで髪を「思い切って刈り上げた」
人気グループ「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんが、木村拓哉さん主演で2021年1月に2夜連続で放送されるフジテレビのスペシャルドラマ「教場II」に出演することが12月3日、分かった。重岡さんと木村さんが共演するのは初めて。警察官を目指す人たちが通う神奈川県警警察学校の「199期」の生徒・出馬求久(いずま・もとひさ)を演じる。
出馬は、199期として入学したが、あることをきっかけに休学し「200期」として復学する石上史穂(上白石萌歌さん)が休学する理由に深く関わる人物。199期の浦美慶介(三浦貴大さん)、佐久野みゆ(佐久間由衣さん)、小嘉竜一(嘉島陸さん)も関わっているという。
「教場II」は2021年1月3、4日の2夜連続、共に午後9時から放送される。
◇重岡大毅さんのコメント
--「教場II」の出演が決まった時の思いをお聞かせください。
まずは、木村(拓哉)さんの顔が浮かびました。同じ事務所の後輩として一度は共演したいと思っていた先輩なので、「よっしゃ!初共演や!」って(笑い)。メンバーにも出演が決まった話をしたら「よかったやん!」ってみんな喜んでくれました。この現場のスタッフさんで顔見知りの方もいらっしゃいましたし、そういったことも含めて良い縁の巡り合わせだなと感じました。
--役作りのためにされていることはありますか?
まずは髪を刈り上げましたね(笑い)。警察学校の生徒は髪が耳にかかってはいけないということで、思い切って刈り上げました! 僕は短髪が好きなので、全然問題なかったです。あとは、警察学校での『気を付け』や『礼』の仕方は、所作訓練をさせてもらったんですが、難しくて何度も練習しました。
--木村拓哉さんとの初共演について
いろいろな先輩と共演させていただくたびに緊張感がありますが、木村さんとの共演は特に独特の緊張感がありました。前作を見ていて、映像からピリピリとした雰囲気は伝わってきていたので、それを現場で直接味わうことができて、貴重な経験をさせていただきました。
--「教場II」の放送を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いいたします。
生徒たち一人一人にいろんなエピソードがあって、前作とは全く違うものにもなっていますし、想像できない展開がてんこ盛りなので、僕自身も早く完成したものを見たいと思う作品です。いろんな話が詰め込まれていて、すごくぜいたくな作品だと思いますので、ずっと引き込まれっぱなしになると思います。とにかく僕も早く見たいです!
◇渡辺恒也プロデューサーのコメント
風間教場199期の新キャストとして、重岡大毅さんの出演が決定しました! 明るさの中に繊細さやもろさを抱える出馬というキャラクターを表現して、新たに「199期教場」に参加してもらうとしたら誰か……と考えた時に、以前それぞれが仕事でご一緒させていただいた縁もあり、スタッフの総意で出演をオファーすることになりました。直感に裏打ちされた瞬発力のあるお芝居で、教場の世界観にすっと溶け込んでもらえて、「教場II」の物語にさらなる奥行きを与えてくれたと思います。さて、これで「教場II」の“生徒役”のキャストは全て発表済みとなります! 3期にわたる個性豊かな生徒たちが、一体どのような物語をつむいでいくのか。中江(功)監督と風間教官の旗の下に、若手実力派と次世代スターが集結した豪華キャストの共演を、ぜひお楽しみに!
北村匠海が刑事時代の“風間”木村拓哉の後輩役 義眼の真相が明らかに
木村拓哉さん主演のスペシャルドラマ「教場II」(フジテレビ系)の1月4日に放送される後編に、俳優でダンス・ロックバンド「DISH//」の北村匠海さんが出演することが同日、明らかになった。後編では、風間公親(木村さん)がなぜ義眼になったのかが明らかになり、北村さんはその鍵を握る風間の刑事時代の後輩・遠野章宏を演じる。
ドラマは長岡弘樹さんのベストセラー小説(小学館)が原作。さまざまな秘密や思惑を抱きながら警察官を目指す生徒が集う警察学校を舞台に、警察官にふさわしくないと判断した生徒たちに容赦なく退校届を突き付ける“最恐”の教官・風間と生徒との関係を描く作品。昨年1月に2夜連続で放送された第1弾の続編となる。
3日に放送された前編は、激しく降る雨の中、風間と思われるスーツ姿の男性が、うずくまっており、男性の目には何かが刺さっていて……というシーンで幕を閉じた。視聴者からは、「ついに風間の義眼の謎が明かされるの!?」と話題になったが、後編ではそのシーンの前後に何が起きたのかという“真相”が描かれる。
フジテレビの渡辺恒也プロデューサーは「風間教官の目には、かつて一体何が起きたのか……ついにその秘密が明らかになります! その秘密に重大な関わりを持つ後輩刑事・遠野役に、映画・ドラマ・歌と、まさに2020年を代表する大活躍を見せた若手実力派俳優・北村匠海さんの出演が決定しました! 写真の(雨の中の)シーンは、実は初日に撮影したシーンなのですが、降らせた雨の量はなんと約60トン! 過酷な撮影にもかかわらず、木村さんと北村さんの集中力はすさまじく、映画さながらの大迫力のシーンが完成しました。今夜放送の後編の中でどのような物語になっているのか、ご期待ください!」とコメントしている。
また後編には、風間にとって重要な意味を持つ“ある人物”として小林薫さん、前作に引き続き、現役警察官・平田国明役として光石研さんも出演することも発表された。光石さん演じる平田は、“風間教場198期”を卒業した・宮坂定(工藤阿須加さん)が警察官になろうと思ったきっかけを作った人物で、宮坂ら198期生のその後も描かれる今作で、どのようなシーンに登場するのかに注目だ。
後編は1月4日午後9時から放送される。