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石原さとみ、テレ東ドラマで初主演 “家族”テーマの「人生最高の贈りもの」で余命宣告受けた女性役 「今の自分だからこそできる作品」

新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」で主演を務める石原さとみさん=テレビ東京提供
新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」で主演を務める石原さとみさん=テレビ東京提供

 女優の石原さとみさんが、2021年1月4日に放送される新春ドラマスペシャル「人生最高の贈りもの」で、テレビ東京のドラマで初主演を務めることが11月20日、明らかになった。本作は、余命宣告を受けた1人の女性と、彼女を取り巻く家族の絆を描いた作品。自分の運命を明るく前向きに進もうとする主人公・田渕ゆり子を演じる石原さんは、「自分自身の生活にも豊かさを生み出すことに幸せを感じられる今の自分だからこそできる作品だと感じました」と作品について語っている。

 ドラマは、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ひよっこ」などの岡田惠和(よしかず)さんによるオリジナル脚本。日本テレビ時代に「池中玄太」シリーズなどを手がけた石橋冠監督がメガホンをとる。石原さんが、岡田さんと石橋監督の作品に出演するのは初めてとなる。

 東京・豊島区で、妻に先立たれた元大学講師の翻訳家・笹井亮介が1人暮らしをしていた。ある日、長野県安曇野で夫・田渕繁行と暮らしていた一人娘・ゆり子が、父のもとに帰ってくる。連絡もなく突然の帰省に驚く亮介は理由を尋ねるが、ゆり子は一切語ろうとしない。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていく父と娘の2人暮らし。ところが、娘の人生に残された時間はわずかだった……という展開。

 父・笹井亮介、夫・繁行など、ゆり子の家族や周囲の人々を演じるキャストは後日発表される。ドラマは2021年1月4日午後8時から放送。

テレビ東京提供
テレビ東京提供

 ◇石原さとみさんのコメント

 ――ドラマ特別企画「人生最高の贈りもの」の放送が決定いたしました。作品の印象などお聞かせください。

 岡田さんの脚本には、せりふやト書きに“どうとらえるかは役者次第”みたいな余白が多くて、こういう余白があって考えさせられるものをやりたいと思っていたので、台本をいただいたとき、とてもうれしかったです。せりふは、説明せりふじゃなくてちゃんとその人の心が動いたときに発する言葉になっていて、こういう作品をやらせていただいて、さらにうれしくなりました。

 ――本作のような“家族”がテーマの作品に出演された感想をお聞かせください。

 本作では、父親との2人のシーンが多いのですが、私自身、父親と2人っきりで生活することが人生で一度もないので、少し難しかったです。全父親が感じる、娘に対しての思いみたいなものがあるのかなと思うと、より切ないというか、娘なのにちょっと他人感があるというか……。ただ、自分の命と向き合うときに、そこを少しだけ近づけていくっていうのはすごく美しくて、そういう選択があるのだと感じました。

 病気や余命があってもこれだけ日常を尊く映しているのを見て、お茶を入れるにしても、ご飯を作るにしても、ただ家で過ごすにしても、自分自身の生活にも豊かさを生み出すことに幸せを感じられる今の自分だからこそできる作品だと感じました。

 特別な喜びを求めるのではなく、ただ一緒においしいものを作って、おいしいって言えて、その空間すらもなにか心地がいいというか……。こういう中で、一緒のものを作って達成感を味わうのは、親子でも成立するし兄弟でも成立するような、生活の幸せを知ることができる尊い作品だなと思いました。

 最近は、自分で自炊したものがすごくおいしくて、体も心も喜んでいるのが分かるんです。それが幸せだと感じられる自分になれたときに、こういう作品に携わることができているなんて、すごいタイミングだなと思います。ありがたいです。

 ――石橋冠監督とは初めてとのことですが、エピソードなどございましたらお聞かせください。

 スタッフ含めみんなが尊敬していて、慈しんでいて、ついていきたいと思っている監督です。作品中のキャラクターを愛してしてくださっているのが伝わってきますし、監督の雰囲気がこの物語を作っている感じがして、今回石橋監督とご一緒できてとてもうれしいです。ずっとやりたいと思っていたので、これからもこういう作品をやっていきたいです。

 ――テレビ東京ドラマ初主演となりましたが、視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

 台本を読んでも、現場に入ってからも温かい気持ちになれて、今の自分だからできると思える作品に出会えました。この作品に込められた穏やかさとか温かさとか優しさとか……日常の尊さみたいなものが伝わって、見てくださっている方々の生活が少しでも温かくなったらいいなと思います。見てほしいです。ちゃんと伝わったらいいなと思います。放送が楽しみです。