夢中さ、きみに。 ニュース

<インタビュー>高橋文哉 仮面ライダーは「役者人生の基盤」 “初めてづくし”の一年で成長 目標は「泣かせられる俳優に」

連続ドラマ「夢中さ、きみに。」に出演する高橋文哉さん
連続ドラマ「夢中さ、きみに。」に出演する高橋文哉さん

 2019年9月から放送された特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)で、主人公の飛電或人/仮面ライダーゼロワン役を演じてドラマ初出演にして主演を果たした高橋文哉さん。放送終了後の昨年10月には「先生を消す方程式。」(同局系)、現在は「夢中さ、きみに。」(MBSほか、木曜深夜0時59分)と間を置かずドラマに出演し、気鋭の若手俳優として注目を集めている。仮面ライダーとして走り抜いた一年を「僕の役者人生の基盤」だと語る高橋さんに、自身の成長や目標の俳優像、塚原あゆ子監督のもとで挑む今回のドラマなどについて聞いた。

 ◇“初めてづくし”の一年で成長 一番の変化は…

 高橋さんは「仮面ライダーゼロワン」で、ドラマ初出演にして初主演。さらに、同作の劇場版で映画初主演も飾った。改めて、仮面ライダーとして過ごした日々を振り返ってもらうと、「ドラマも映画も経験させていただいて、本当に貴重な一年でした。出演をきっかけに取材していただく機会も増え、自分の思いを言葉にできるようにもなりました。まさに、僕の役者人生の基盤です」と、しみじみと語る。

 俳優として“初めてづくし”だった一年は、すべての経験が成長につながったといえるだろう。そんな中で、自身が感じる一番の変化を「芝居に対する向き合い方」と答える高橋さん。「クランクイン当時は、お芝居というものが何かも分かっていなくて。自分と役との境界線もあいまいだったように思います。そこから撮影を重ねていくうちに、役としての気持ちや、歩んできた道のりを考える楽しさを知って。それが自分の中で一番大きかったです」と明かしてくれた。

 ◇“ヒーロー”から“ヒール”に イメージ覆すキャラに充実感

 「仮面ライダーゼロワン」の次に出演した「先生を消す方程式。」では、表向きは優等生だが、裏ではクラスを牛耳るリーダーとして暗躍する藤原刀矢を演じた高橋さん。クラスメートに担任教師を“消す”ように提案するなど、狂気に満ちた演技を見せ、それまでの“ヒーロー”の印象を180度覆すようなヒールな役どころが注目を集めた。

 2作目で一気に雰囲気の異なる役柄に挑戦し、高橋さんは「大変でしたね……」と率直な思いを語る。しかし、「でも、本当にありがたい苦労をさせていただいたというか、役者としては幸せな苦労だったと思います。以前よりも、役について考える時間が増えましたし、振り切って演じるというのも身につきました」と、自身にとってはプラスになったようだ。

 また、ファンからも「怖い」という反響が多くあったといい、「刀矢を演じているうえでは、それが褒め言葉だった。役者として皆さんの中にある僕のイメージを覆せたらいいなと思っていたので、そう言っていただけてうれしかったです」と、演じることへの充実感をのぞかせていた。

 ◇「個性的な役は楽しい」 塚原監督のもとで「成長できる予感」

 そして今回、「夢中さ、きみに。」で新たに挑んでいるのが、中学生のときにモテすぎた反動から、平穏な日常を求めて“逆・高校デビュー”を果たした高校2年生の二階堂明というキャラクターだ。高橋さんは「二階堂みたいに個性的な役は、演じるのがすごく楽しい。『こんな人、現実にはなかなかいないよね』というキャラクターを作っていけるじゃないですか」と声を弾ませる。

 さらに、本作では、「アンナチュラル」「MIU404」(ともにTBS系)など数々のヒット作を手がけてきた塚原監督がメガホンを取る。高橋さんは「ご一緒させていただけることを本当にうれしく思います」と感謝し、「本読みをさせていただいたときに、この現場ですごく成長できる予感がしました。塚原監督のアドバイスは明確で、言われてみて『確かに』と思うことが本当に多くあるんです。そのおかげで自分では気づけなかった癖に気づくこともできて……。この現場で役者としての基礎をしっかり学びながら、大切に過ごしていきたいです」と力を込めた。

 ◇「芝居で人を泣かせられる俳優に」

 “ヒーロー”から“ヒール”、そして、今回の個性派キャラと、さまざまな役に挑戦し、今まさに演技の幅を広げている真っ最中だが、目標とする俳優像はどのようなものなのだろうか。高橋さんは「芝居で人を泣かせられる俳優になりたい。自分の芝居で誰か一人でも心を動かすことができたら、役者としてすごく幸せ」だと話す。

 憧れの存在は窪田正孝さんだ。「お芝居が繊細で、例えば怖さの中にも、優しさ、悲しさ、悔しさがあったり。そういったいろいろな要素がスッと心に入ってくる演技が印象的だなと思います。それにメーキング映像などで見える人柄や、クランクアップのコメントなども本当にすてきで……」と愛をあふれさせる。記者が「いつかは共演もしてみたい?」と聞くと、はにかみながら「いつか……! できたらうれしいです」と目を輝かせていた。

 最後に、2021年をどんな一年にしたいか尋ねた。高橋さんは「出会う役すべてに向き合いたい。悩むこともたくさんあるとは思いますが、一つ一つの役を全うして、純粋にお芝居を楽しみたいです。そして、去年より一人でも多くの方に感動をお届けできたらと思います」と語った。

 主演作を完走し、自身のイメージを変える役柄にも挑戦した2020年。その経験を糧に俳優の階段を上っていく高橋さんを、これからも追いかけたい。

<会見>なにわ男子・大西流星 「キラキラ感に蓋を」変わり者の不思議男子役に挑戦 初単独主演ドラマで「ファンに恩返しができたら」

連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん=MBS提供
連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん=MBS提供

 関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」の大西流星さんが、主演を務める連続ドラマ「夢中さ、きみに。」(MBS)の会見に、このほど出席した。自身が演じる不思議な魅力で周囲を惹(ひ)きつける男子高校生・林美良について、「本当に変わっていて、僕は今までに林くんみたいな子を見たことがないです(笑い)」と印象を語り、「第一印象で不思議だというのが伝わるように目の力を抜くことを意識しています」と役作りを告白。「アイドルの仕事では、どうしたら1ミリでもキラキラできるのかと考えていますが、今回はそれを狙わずに、蓋(ふた)をしたいと思います(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 ドラマは、全8編の短編を収めた和山やまさんの同名マンガが原作。ミステリアスな魅力を持った中高一貫の男子校に通う高校2年生の林美良を中心にした4編と、中学生の時にモテすぎた反動から、平穏な日常を求めて“逆・高校デビュー”を果たした高校2年生の二階堂明(高橋文哉さん)の姿を描く4編で構成される。

 大西さんは「タイトルを聞いて甘酸っぱい青春物語を想像していたのですが、実際に原作を読んでみたら、クスッと笑えるようなシュールさがちりばめられた独特の世界観で、面白い作品だなと思いました」とコメント。「メンバーの大橋(和也)くんとか大ちゃん(西畑大吾さん)からも『恋愛のシーンあるの?』と聞かれたんですけど、まだ詳しくは話していなくて。良い意味で裏切れるかなと思うので、反応が楽しみですね(笑い)」と期待を寄せた。

 また大西さんは、今回が初の連ドラ単独主演。「メンバーから『おめでとう』と言葉をかけもらって励みになりました」といい、「林くんが無表情なぶん、僕自身は現場で笑顔でいたいと思っていて、スタッフの方ともたくさん会話をしていきたいです。外は寒いですけど、心温まる現場になれば」と意気込んだ。

 本作では、ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」などの塚原あゆ子監督がメガホンを取る。大西さんは「本読みのときも現場でも的確なアドバイスをくださるので、本当に勉強になっています」と話し、「塚原さんには着いていきたくなるたくましさや落ち着きがあって、“できる大人”という匂いがプンプンしている。カッコいいなと思いながら背中を見ています」と憧れのまなざしを向けていた。

 最後に、大西さんは「2020年は演技をする機会が多く、その中での単独主演ということで、ファンの方も喜んでくださって、大きな反響をいただきました。少しでも恩返しができるように、そしてもっと僕に夢中になっていただけるように、大事にやっていきたい」と力を込め、事務所の先輩であり、なにわ男子をプロデュースする「関ジャニ∞」の大倉忠義さんに対しても「同じクール、しかも同じ曜日のドラマに出演されるので、僕も黙々と頑張って、大倉くんに良かったねと言ってもらえるようにしたいです」と目標を掲げた。

 「夢中さ、きみに。」は、MBSの「ドラマ特区」(毎週木曜深夜0時59分)枠ほかで1月7日から放送。

MBS提供
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高橋文哉、イケメン隠して“逆・高校デビュー” 大西流星主演ドラマ「夢中さ、きみに。」で二階堂役

連続ドラマ「夢中さ、きみに。」に出演する高橋文哉さん(C)「夢中さ、きみに。」製作委員会・MBS
連続ドラマ「夢中さ、きみに。」に出演する高橋文哉さん(C)「夢中さ、きみに。」製作委員会・MBS

 特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)で、主人公・飛電或人/仮面ライダーゼロワンを演じた俳優の高橋文哉さんが、人気グループ「なにわ男子」の大西流星さん主演で2021年1月7日からスタートする連続ドラマ「夢中さ、きみに。」(MBS)に出演することが12月15日、分かった。「イケメンを隠す」ために“逆・高校デビュー”を果たす男子高校生、二階堂明を演じる。

 高橋さんが演じる二階堂は、長い前髪にメガネ、制服のブレザーをインという奇妙な格好をしており、「二階堂と口をきいたらハゲる」などとうわさされ、学園中から気味悪がられているという役どころ。ひょんなことから、前の席の目高優一に秘密を握られ、二階堂の高校生活が少しずつ変化していく……というキャラクターだ。

 高橋さんは、原作のある作品には初出演で、「原作を読ませていただいて、男子高生の日常だけでこんなにもクスッとほほ笑ましい物語が生まれるんだと感じました。和山先生や、原作ファンの方々の気持ちを大切に、僕が演じる『二階堂明』を皆様にお届けすることができたら」と意気込んでいる。

なにわ男子・大西流星 塚原あゆ子監督作品でドラマ単独初主演 誰もが“夢中”になる男子高校生に パンダの着ぐるみ姿のビジュアルも

2021年1月7日スタートの連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん(C)「夢中さ、きみに。」製作委員会・MBS
2021年1月7日スタートの連続ドラマ「夢中さ、きみに。」で主演を務める「なにわ男子」の大西流星さん(C)「夢中さ、きみに。」製作委員会・MBS

 関西ジャニーズJr.の人気グループ「なにわ男子」の大西流星さんが、2021年1月7日からスタートする連続ドラマ「夢中さ、きみに。」(MBS)で主演を務めることが12月5日、分かった。大西さんがドラマに単独で主演するのは初めて。不思議な魅力で周囲を惹(ひ)きつける男子高校生の林美良(はやし・みよし)を演じる。

 ドラマは、全8編の短編を収めた、和山やまさんの同名マンガが原作。ミステリアスな魅力を持った、中高一貫の男子校に通う高校2年生・林美良を中心に描かれた4編と、中学生のときにモテすぎた反動から、平穏な日常を求めて「逆・高校デビュー」を果たした高校2年生の二階堂明を描いた4編で構成される。

 ドラマ化にあたり、原作では出会わなかった登場人物たちの運命が交差する内容に再構成。林のキャラクターは、林の周りにいる都内の女子校に通う松屋めぐみ、クラスメイトの江間譲二、後輩で美術部の小松豊、同じ高校に通う山田章太郎ら、それぞれの登場人物の目線を通して浮き彫りになっていくという。ドラマ「MIU404」「アンナチュラル」などの塚原あゆ子監督がメガホンを取り、映画「桐島、部活やめるってよ」などの喜安浩平さんが脚本を担当する。

 MBSの「ドラマ特区」(毎週木曜深夜0時59分)枠で放送。テレビ神奈川、テレ玉ほかでも放送される。

 ◇大西流星さんのコメント

 主演ドラマと聞いた時は驚きましたが、こうして演技のお仕事をする機会をいただけてとてもうれしかったです。原作のマンガ「夢中さ、きみに。」を読んだのですが、とてもシュールでクスッと笑えるような日常が描かれていてすっかり原作ファンになってしまいました! このドラマと共に自分自身成長できるよう主人公 林くんを追求して撮影を頑張りたいと思います!

 ◇塚原あゆ子監督のコメント

 和山やまさんの作品に「夢中」になりました。キャラクターが愛らしく、穏やかな世界の中心に独特なユーモアがある。全ての人がこんな風に明日を見られたら、毎日は少し楽しくなるんじゃないかと思います。キャスト、スタッフ一同、大切に丁寧に作っていきます。2021年新春、どうぞお楽しみに。

 ◇原作者・和山やまさんのコメント

 「夢中さ、きみに。」ドラマ化とてもうれしく思います。ありがとうございます。私はいつも頭の中でドラマのような映像に起こしながらマンガを描いているので、まさか本物の映像になる日が来るとは、夢のようです。今世の中が生きづらく感じる方でも、この瞬間だけは全てを忘れられるような作品になればと思います。林くん役の大西さんもまさにキャラクターそのもので、実際に演じられるのを心待ちにしております。とても楽しみです!

夢中さ、きみに。MBS「ドラマ特区」
2021年1月7日からスタート 週木曜深夜0時59分
テレビ神奈川、テレ玉ほかでも放送