黒革の手帖~拐帯行 キャスト

黒革の手帖~拐帯行キャスト

武井咲
渡部篤郎
仲里依紗
高畑淳子
高嶋政伸

武井咲「黒革の手帖」スペシャルで3年ぶりドラマ復帰 「悪女は楽しい!」

「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」で3年ぶりにドラマ復帰を果たす武井咲さん=テレビ朝日提供
「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」で3年ぶりにドラマ復帰を果たす武井咲さん=テレビ朝日提供

 女優の武井咲さんが、自身の主演ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)の新作スペシャル「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」で3年ぶりにドラマ復帰を果たすことが9月2日、明らかになった。武井さんは、「3年という時間がたったとは思えないくらい、元子という女性は常に近くにいたような感覚。正直、原口元子という役以外での復帰は考えられませんでした」と思いを語っている。

 「黒革の手帖」は、1978~1980年に「週刊新潮」(新潮社)で連載された松本清張の人気小説(新潮文庫)。派遣社員として勤めていた銀行から1億8000万円を横領した原口元子が、その金と借名口座のリストを記した“黒革の手帖”を盾に東京・銀座に自身のクラブ「カルネ」をオープンさせ、夜の世界でさらにのし上がろうとする……というストーリー。これまで何度も実写化されたが、2017年に武井さん主演の連続ドラマが放送され、人気を博した。

 今回のスペシャルは、清張の短編小説「拐帯行」が原作で、連ドラ版の最終回で逮捕された元子が、刑期を終えて出所した3年後が舞台。刑期を終えたものの、生活をなかなか軌道に乗せられない元子は、自分の過去を知る人物がいない土地で新しい人生をスタートさせたいと考え、金沢へ旅立つ。そこで、黒革の手帖と因縁を持つある人物から、総売り上げ1000億円を誇る神代グループCEO・神代周吾を紹介され、彼が経営する高級クラブ「アルテローズ」でホステスとして働き始めることになる。そんな時、森村隆志という男が「アルテローズ」に現れる。森村との出会いが元子の人生を大きく動かしていく……。今冬放送予定。

 ◇武井さんのコメント

 2017年に「黒革の手帖」の撮影と放送を終えてからも、この作品のことを忘れたことはありませんでした。3年という時間が経ったとは思えないくらい、元子という女性が常に近くにいたような感覚でしたので、正直、お芝居への復帰は「元子じゃないと」「『黒革の手帖』じゃないと」という強い思いがあったんです。なので、今回のお話をいただいたときは本当にうれしかったです!

 「黒革の手帖」は、特別でとても大切に思っている作品。連ドラを撮影しているときもいろいろな方からいろいろなご意見をいただき、それに対するある種の闘争心を燃やしながら取り組んでいました。そういう意味でも元子と重なる部分があり、演じ終えたときの達成感は今でも鮮明に覚えています。

 私の中で元子という女性のイメージはもう出来上がって固まっているのですが、それでもやっぱり「こうしたいな」「あぁしたいな」って考え出すと止まらなくなってしまって、夜も眠れなくなってしまうほど! それくらい今は毎日楽しい現場を過ごしています!

 今回のスペシャルは連ドラとはまた違ったストーリー。元子が刑務所から出てきた“その後”を描いています。私個人としても、その始まり方といい、ストーリーの駆け上がり方といい、演じていて“燃えます”! 悪女は楽しい! 元子のようなキャラクターってなかなかいないですからね(笑い)。

 着物を着て、豪華なクラブのセットに立つと、見えないたくさんのスタッフさんたちから背中を押してもらっているような気持ちになるんです。チームが同じ熱量で作品に挑めているので、毎日楽しくて本当に幸せです。

 ドラマのお仕事に復帰させていただく記念すべき作品になるので、私自身もとても愛情がありますし、生半可な気持ちでは立てない現場だということは連ドラのときに身にしみてわかっていたので、今回も私なりに精いっぱい準備して挑みました。

 私もいち「黒革の手帖」ファンとして、刑務所を出た元子の新たなスタートに胸が踊ったので、皆さんにも元子の行く末をぜひ見届けていただきたいです。絶対に期待を裏切らないストーリーが待っています!

「黒革の手帖」ドラマSPに仲里依紗、高畑淳子、高嶋政伸 因縁の宿敵たちが元子に襲いかかる

ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」に出演する(左から)高嶋政伸さん、仲里依紗さん、高畑淳子さん=テレビ朝日提供
ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」に出演する(左から)高嶋政伸さん、仲里依紗さん、高畑淳子さん=テレビ朝日提供

 女優の武井咲さんが主演を務めるドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」(テレビ朝日系)に、連続ドラマ版にも登場した仲里依紗さん、高畑淳子さん、高嶋政伸さんが出演することが12月16日、分かった。因縁の宿敵たちが、またも原口元子(武井さん)に襲いかかる。

 仲さんが演じた山田波子は、もともとは元子と東林銀行世田谷北支店で同僚だった派遣社員。誘われるがまま夜の世界へ足を踏み入れ、元子の強力なライバルに急成長すると、異常なまでに元子を敵視し、あらゆる手段を講じて営業を妨害した。今作でもすさまじい敵対心は健在で、金沢でホステスとして再出発した元子に“ある嫌がらせ”をするため、はるばる東京からやってくる。

 高畑さんが演じる「楢林クリニック」の看護師長で、院長・楢林謙治の愛人でもあった中岡市子。今回は、物語冒頭で登場し、出所してきた元子が働き始めたスーパーでたまたま出会い、声をかける。市子の登場は、元子の決断に大きな影響を与えるという。

 また、高嶋さんが演じた「上星ゼミナール」の理事長・橋田常雄は、金沢で思いがけず元子と再会。橋田は、彼女を神代グループCEO・神代周吾(渡部篤郎さん)に紹介し、再び夜の世界へと復帰させ、のちに思いもよらぬ運命をたぐり寄せることになる。

 ◇仲里依紗さんのコメント

 久しぶりの「黒革の手帖」、久しぶりの波子、とても懐かしい気持ちで演じました。3年たっても波ちゃんは変わってなかったですね。わざわざ元子に嫌がらせをするためだけに、東京から金沢まで出かけていく……冷静に考えると、その行為のほうがムカつきますよね(笑い)。だって、カッとなってさっと行けるような距離じゃないですよ、金沢って。向かっている途中で「やだ、私ったら恥ずかしい」ってならなかったのかしら……。でもそれくらい積もり積もった恨みと執念はさすがだな、と思いました。そして、波ちゃんがまだちゃんと現役で、夜の世界にいたこともうれしかったです。

 武井さんとは今回はちょっとしかご一緒できなかったんですけど、美しさが増していましたね。3年という時間は流れているのですが、対峙(たいじ)すると不思議とすぐに波子と元子になるんです。元子さんも3年前より語り口やたたずまいが大人になっていたような気がしました。

 わざわざ金沢まで元子にケンカを売りに行く相変わらずな波ちゃんですが、普段はどんなお店でママをしているのかな、とか、またランボルギーニねだってるのかな、とかそんなことにも思いをはせながら楽しんでいただけたらうれしいです。

 ◇高畑淳子さんのコメント

 「黒革の手帖」は大好きな作品なので、またスペシャルドラマがあることがとてもうれしかったですし、ドラマの幕開けに出演させていただき、ありがたいです。武井咲さんは、ちっとも変わらず、ママになったのに疲れも見せずキラキラと……相変わらずキレイでした!

 皆さ~ん、「黒革の手帖」! 帰って来ましたよ! 女の執念はドラマチックです。

 ◇高嶋政伸さんのコメント

 こうして「黒革の手帖」の続編に呼んでいただけたことは大変光栄なことです。久しぶりに橋田を演じるのは、懐かしの我が家に戻ってきたような感覚があります。そして、なんといっても、ますますすごみのある元子を演じられる、武井さんとお会いできたのがうれしかったです。

 今作も台本がとても面白くて、作品と役に取り組みやすかった気がします。物語の中に橋田がすごく自然に存在していて、セリフもすぐに入ってきましたので、すぐにそれを“工夫する”という作業に入れました。

 3年たっても相変わらず橋田は粘着質な男です。そこの部分だけは絶対に残そうと思っていましたし、武井さん自身にも、「近寄られたくない!」と思われるくらいのリアリティーを出せればと思いながら臨みました。連ドラに続いて、またも元子と橋田の“組んずほぐれつ”なシーンがあるので、ケガにだけは注意をし、“安心感の中のお化け屋敷”のような感覚で表現できればと思っています。

 金への執着と元子への征服欲にまみれた橋田は、自分の欲を達成するためには他人がどうなろうと知ったこっちゃないという男。そんな男が今回どんな動きを見せ、そしてどんな運命をたどることになるのか、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。