大河ドラマ 「どうする家康」 ニュース

徳川家康「どうする家康」で松本潤も仲間入り 大河“家康俳優”に個性豊かな名優ずらり!

2016年の「真田丸」で家康を演じた内野聖陽さん(左)と2017年の「おんな城主 直虎」で家康を演じた阿部サダヲさん
2016年の「真田丸」で家康を演じた内野聖陽さん(左)と2017年の「おんな城主 直虎」で家康を演じた阿部サダヲさん

 2023年のNHK大河ドラマのタイトルが「どうする家康」に決まり、松本潤さんが主人公・徳川家康を演じることが先日、発表された。ドラマは、新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く、ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作になるという。ここでは、織田信長、豊臣秀吉と並ぶ「三英傑」の一人で、戦国時代を舞台にした大河ドラマに欠かせない徳川家康を、松本さんより前に演じた、大河“家康俳優”をおさらいする。

 ◇近年の戦国大河で家康を演じたのは… “41年ぶり2度目”の寺尾聰も

 1963年に始まったNHK大河ドラマで、“戦国もの”とされるのは、放送中の「麒麟(きりん)がくる」を含めて20作。2月14日に始まる次回作「青天を衝(つ)け」は幕末から近現代、2022年放送の「鎌倉殿の13人」は平安末期から鎌倉時代にかけてが舞台のため、「どうする家康」は21作目の戦国大河となる。

 「麒麟がくる」では風間俊介さんが、“まだ何も成し遂げていない”青年期から家康を演じ、話題となっているが、その一つ前の戦国大河が2017年の「おんな城主 直虎」。このときは阿部サダヲさんが、まだまだ気弱な中間管理職的な悩める家康を、持ち前のコミカルさと愛嬌(あいきょう)で体現し、好評を博した。

 「直虎」の前年の2016年の戦国大河「真田丸」にも家康はもちろん登場。同役を務めたのは内野聖陽さんで、主人公の真田幸村(信繁、堺雅人さん)の“最大最強の宿敵”でありながら、臆病で慎重な性格が強調された家康も、まだまだ記憶に新しいところ。

 また2010年代では、2014年の「軍師官兵衛」に寺尾聰さんが、1973年の「国盗り物語」以来、41年ぶり2度目の家康役で出演したことも話題になった。

 ◇“家康俳優”と聞いて思い浮かべるのは? そうそうたる顔ぶれ…

 寺尾さんと同じく大河ドラマで2度にわたって家康を演じたのが津川雅彦さんだ。作品は、1987年の「独眼竜政宗」と2000年の「葵 徳川三代」。“家康俳優”と聞いて、津川さんのことを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

 ちなみに大河“初代家康”は1965年の「太閤記」での尾上菊蔵さん。1969年の「天と地と」で松山政路さん、1971年の「春の坂道」で山村聡さんが“家康俳優”として続き、大河ドラマの歴史に名を刻んでいる。

 そのほか、児玉清さん(1978年「黄金の日日」)、フランキー堺さん(1981年「おんな太閤記」)、滝田栄さん(1983年「徳川家康」)、中村橋之助さん(1988年「武田信玄」)、丹波哲郎さん(1989年「春日局」)といったそうそうたる顔ぶれが並ぶ、大河“家康俳優”。以降も、郷ひろみさん(1992年「信長 KING OF ZIPANGU」)、西村まさ彦さん(1996年「秀吉」)、高嶋政宏さん(2002年「利家とまつ」)、北村和夫さん(2003年「武蔵 MUSASHI」)、松方弘樹さん( 2009年「天地人」)、北大路欣也さん(2011年「江~姫たちの戦国~」)といった個性豊かな名優が家康を演じてきた。

 ちなみに、計13作の大河ドラマに出演している西田敏行さんは、自身11作目の大河となる2006年の「功名が辻」で満を持して家康に……。「どうする家康」の松本さんが仲間入りを果たすのは、今から2年後の話。まずは、2月7日に最終回を迎える「麒麟がくる」を見守りつつ、新たな戦国大河の放送を心待ちにしたいと思う。

23年大河ドラマの主演は松本潤 「どうする家康」で徳川家康役

2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務める松本潤さん
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務める松本潤さん

 2023年のNHK大河ドラマの主演を松本潤さんが務めることが1月19日、分かった。ドラマのタイトルは「どうする家康」で松本さんは徳川家康を演じる。

 ドラマは一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く、ハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作となるという。

 松本さんは「初めに聞いた時はビックリしました。自分に大河のオファーが!? しかも誰もが知っている、あの家康を!? 脚本が僕も大好きな古沢良太さん!! しかし、うれしかったのと同時に、大きな不安も感じました」と話す。

 また「そんな大役を自分が務め上げられるのかと。初めにこの話を聞いたのは昨年の11月」で、嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きなことを決めることはできないと思い、結論を待っていただきました」と明かす松本さんは、「スタッフの皆さんには本当に感謝しています。そして年が明けてから今一度考えました。嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません。また次に、心血を注いでみんなとモノづくりができるなら、この大きな挑戦をしてみたい」と結論に至ったという。

 さらに「古沢さんの考える家康像はとても斬新です」と期待を寄せ、「今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています。そして乱世に振り回されながら、必死に生き抜き戦国の世を平定させた人物を熱く演じられたらと思います。日曜の夜を大河ドラマが好きな方はもちろんのこと、若い世代の皆さんにも楽しんでいただけるようなエンターテインメントをお届けできるよう一所懸命やらせていただきたいと思います。楽しみにしていてください」と視聴者に呼びかけた。

 大河ドラマは現在、長谷川博己さん主演の「麒麟(きりん)がくる」が放送中で、2月7日に最終回を迎える。2月14日から吉沢亮さん主演の「青天を衝(つ)け」がスタートし、2022年は小栗旬さん主演の「鎌倉殿の13人」が放送される。