2021/07/17 更新
ウルトラマントリガー ニュース
寺坂頼我、豊田ルナ、金子隼也に期待 坂本浩一監督が語る“新しい才能”の魅力
2021/07/17
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が、7月10日から毎週土曜午前9時に放送される。特撮は若手俳優の登竜門と言われることもあり、「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきたことで知られ、「ウルトラマントリガー」の監督を務める坂本浩一さんは「新しい存在、才能を見つけていくというのが僕たちの仕事」とも感じているという。「ウルトラマントリガー」は、主人公・マナカ ケンゴ役の寺坂頼我さんに加え、豊田ルナさん、金子隼也さんら“新しい才能”が集まった。坂本監督に「ウルトラマントリガー」のキャストの魅力を聞いた。
◇ウルトラマンにふさわしい寺坂頼我 素直で真面目な好青年
「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。
マナカ ケンゴを演じるのは、ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂さんだ。坂本監督はオーディションで見た時から「輝いていた」と絶賛する。
「可愛いんですよ。本当に素直な子で。今回主役を決めるに当たってオーディションで大々的に募集したのですが、頼我の持つ素直さが輝いていました。ウルトラマンとしてふさわしい子です。『ウルトラマンZ』のナツカワ ハルキ(平野宏周さん)がすごく好青年でしたし、それに続く好青年は難しいかも……と思っていたのですが、頼我がいました。オンオフが全くなくて、ずーっと明るいです(笑い)。しかも、すごく真面目で、一生懸命なんですよね。『子供の頃からヒーローになりたかったんです』『もう泣きそうです』と涙ぐんで語ってくれたのが、とても印象に残っています。本当によい子に出会えました」
◇豊田ルナの演技に期待 金子隼也が可愛い! シズマ財団の令嬢で怪獣災害に対応するエキスパートチームGUTS-SELECTの一員でもあるシズマ ユナを演じる豊田さんは、ミスマガジン2019のグランプリに選ばれたことも話題の18歳。豊田さんは、坂本監督からのオファーで出演することになった。 「笑顔がすごくステキで、普段から本当に明るい子です。僕は普段から雑誌やテレビを見たりして、男性、女性を含めて気になる子がいるとメモしているのですが、ヒロインのユナが『この子は、豊田ルナちゃんに雰囲気が似ているな』と思い始めたんです。子役の頃からキャリアがあるので、演技経験も豊富です。17歳設定のユナに年齢的にも近いですしね。とても魅力的な子です」 GUTS-SELECTの隊員で開発担当のヒジリ アキトを演じる金子さんも人気が出そうだ。 「金子君は、まだ演技経験が浅いんですけれども、オーディションで金子君の一生懸命さがしっかり伝わりました。ついつい、親目線になってしまいますね。僕には娘と息子がいるので、自分の子供を見るようになっちゃいますね。可愛いんです。失敗しても『大丈夫だよ~!』って(笑い)」 ◇ケンゴ、ユナ、アキトの成長物語 特撮は若手俳優の登竜門とも言われており、これまで坂本監督が手がけた特撮作品をきっかけに“スター”となった俳優、女優も多い。 「本当に。自分と一緒に作品に参加し、その後に羽ばたいていくメンバーを見ているとすごくうれしいです。本当にみんな、可愛いですね。メイン監督やるとキャスト陣は自分の子供のように感じます。で、サブで入るときには親戚の子供みたい(笑い)。どっちも可愛いんですけれども、自分の子供の可愛さと、親戚の子供の可愛さってあるじゃないですか。今まで僕が経験してきた中で感じるのがそこですね」 「ウルトラマントリガー」の撮影について「キャストがみんな和気あいあいとしてて仲よくて、毎日楽しい」と語る坂本監督。同作は「ケンゴ、ユナ、アキトの成長物語でもある」といい、寺坂さん、豊田さん、 金子さんの成長も注目される。
GUTS-SELECT隊員服を再現 女性用も
2021/07/10
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)に登場するエキスパートチーム「GUTS-SELECT」の隊員服を商品化した「ウルトラマントリガー GUTS-SELECT『ジャケット』」(バンダイ)が、バンダイのアパレル関連の公式ショッピングサイト「バンコレ!」で2次受注をスタートした。価格は1万9800円。 ジャケットの左胸、背中、右腕部分には「GUTS-SELECT」の文字、ロゴがデザインされる。仕様が異なる男性用、女性用をラインアップする。価格は各1万9800円。 10月に発送予定。
<SNS反響>#ウルトラマントリガー トレンド入り “ユナ”豊田ルナも歓喜 “ケンゴ”寺坂頼我「ボロ泣き」
2021/07/10
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が7月10日、スタートした。ツイッターでは「#ウルトラマントリガー」がトレンド入り。ヒロインのシズマ ユナを演じる豊田ルナさんは、自身のツイッターで「トレンド入りだぁぁ!」と歓喜した。 豊田さんは「ミスマガジン」で2019年のグランプリに輝いたことも話題の18歳。ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんが主人公マナカ ケンゴを演じる。第1話の放送終了後、寺坂さんは自身のツイッターで「ご視聴くださった皆さん、ありがとうございました! いかがでしたか? 僕はボロ泣きでした!笑」と思いをつづった。
「ウルトラマントリガー」新ウルトラマンは“抜群のスタイル” 小顔で筋肉質な理由 坂本浩一が語るデザイン秘話
2021/07/10
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が、7月10日から毎週土曜午前9時に放送される。1996~97年に放送された「ウルトラマンティガ」の「“真髄”を継ぐもの」として企画。「令和版ウルトラマンティガ」を目指すことも話題になっている。ウルトラマントリガーのデザインを見て、まず驚いたのは“小顔”であることだ。筋肉質にも見える。同作を手がける坂本浩一監督に“抜群のスタイル”のウルトラマントリガーのデザイン秘話を語ってもらった。 ◇今の時代にアップデートされたバランス比 「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんがマナカ ケンゴを演じる。 坂本監督は「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきたことでも知られる“特撮アクションの申し子だ。なぜ、小顔、筋肉質なデザインにしようとしたのだろうか? 「『ウルトラマン』の歴史の中で一番というくらい小顔です。『ウルトラマン クロニクルZ ヒーローズオデッセイ』でトリガーとティガが並ぶ映像があるのですが、遠近法!?となるくらいトリガーの顔が小さい。例えば近年のアメコミ作品などは、コスチュームも段々アップデートされていて、スーパーマンのスーツにもディテールがあります。今の子供たちはさまざまなメディアに触れる機会が多く、目も肥えています。そんな中、これまでのファンや、これからの子供たちが見ても格好よく見えるバランス比を目指し、昔のスタイルをアップデートしています」 「新しい造形技術を取り入れたい」という思いもあった。 「細かい話ですが、アクターがどこからのぞくのか?などを考慮しつつ、小顔にするために限界まで削っていきました。目穴が遠いと見えなくなってしまうので、近づけなければいけないのですが、どこが限界なのかを探ったり。スーツの素材もどうすれば、抵抗力を最小限にして動きに支障がないか、キレイに見えるかを探りました。筋肉描写にもこだわりました。僕がウルトラマンゼロを担当した時、初めて腹筋が割れているウルトラマンが出てきましたが、それをさらに進化させ、造形で筋肉を作り、美しさを強調することを目指しました」 ◇TDGの雰囲気を大切に ウルトラマントリガーにはマルチタイプ、パワータイプ、スカイタイプがある。よく見ると肉付きが少し違うようにも見える。 「それぞれのタイプの肉付きの違いなど、細部にもこだわっています。『パワータイプはこれでお願いします!』などと、造形部に筋肉の写真をたくさん送らせていただきました(笑い)」 「令和版ウルトラマンティガ」を目指した作品ということもあり、1990年代後半に放送された「ウルトラマンティガ」「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」(TDG)も意識した。 「TDGの頃の雰囲気を大切にしたかったんです。ニュージェネレーション(『ウルトラマンギンガ』以降の作品)のウルトラマンたちの中には、さまざまなラインが組み込まれたデザインも存在するのですが、今回はTDGの要素を意識しつつ、できるだけシンプルにまとめていただきました。また、プロテクターに入っている古代の紋章などの細かい描写も、こだわりどころの一つでもあります」 ウルトラマントリガーのデザインには、新しいだけでなく、これまでのウルトラマンへのリスペクトが込められている。“抜群のスタイル”のウルトラマントリガーはどんな活躍を見せてくれるのだろうか? 期待が高まる。
<インタビュー>豊田ルナ “ミスマガ美少女”が「ウルトラマントリガー」ヒロイン抜てき チャームポイントは笑顔
2021/07/09
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)で、ヒロインのシズマ ユナを演じる豊田ルナさん。豊田さんは、斉藤由貴さんや細川ふみえさん、中川翔子さんらを輩出したコンテスト「ミスマガジン」で2019年のグランプリに輝いたことも話題の18歳で、5歳から子役としても活動してきた。笑顔がチャームポイントという豊田さんに「ウルトラマントリガー」に懸ける思いを聞いた。 ◇大役に不安、緊張も 「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど、今年で25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。 「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきた坂本浩一さんがメイン監督を務め,ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんが主人公マナカ ケンゴを演じる。テレビ東京系で7月10日から毎週土曜午前9時に放送される。 豊田さんは、坂本監督からのオファーで出演することになった。大役ということもあり、最初は「信じられなかった」と驚いたという。 「びっくりしました。まさか!と信じられなくて、すごくうれしいのですが、何かの間違いだったら……と怖くなってきたんです。衣装合わせ、本読み、といろいろなことが進む中で、段々と本当なんだ……と実感がわいてきました。隊員服を着ると、気合が入りますね。袖を通すと、やらせていただくんだ!という気持ちになるんです」 「ウルトラマン」は誕生55年を迎えた説明不要の人気シリーズだ。豊田さんは、歴史の重みを感じている。 「『ウルトラマンZ』、『ウルトラマンティガ』の映画、共演したこともある其原有沙ちゃんが出演している『ウルトラマンR/B』を見て、やっぱり格好いいですし、感動しました。『ウルトラマンZ』の腕相撲のエピソードなんて、涙なしには見られません。出演が発表された際もツイッターで見たことがないくらいリツイートしていただき、ワクワクしたのですが、緊張、不安もありました。でも、こんなに温かく迎えていただき、もっともっと頑張らないと!という気持ちになりました」 豊田さんが演じるユナは、シズマ財団の令嬢として、幼い頃からさまざまな英才教育を受けて育った才女で、17歳。怪獣災害に立ち向かうエキスパートチームGUTS-SELECTの一員として活躍する若き女性隊員でありながら、女子高生でもある。 「ユナちゃんは明るいですし、私も明るいところは似ていますね。ユナちゃんは、地球を守るという信念を持っています。私もお仕事をする中で、女優という夢に向かって進んでいます。一つの思いを持っているところは共通しています。ユナちゃんと自分の共通点を広げていくイメージで役作りをしています。似ていないところは運動神経かな? ユナちゃんは運動神経がよさそうですけど、私は……。豊田ルナがGUTS-SELECTに入ったら、役に立たないでしょうね(笑い)。怪獣に向かっていく桁違いの勇気もすごい! 私だったら逃げてしまいます」 ◇みんなに笑顔を 坂本監督は「ウルトラマントリガー」について「みんなを笑顔にしたい」がテーマと説明したことがあった。先日、「ウルトラマントリガー」のオンライン発表会が開催された際、豊田さんの笑顔が印象的だった。 「笑顔がチャームポイントなのかな? ファンの方から『笑った時に見える歯が好きです』と言っていただいたこともあります。大変な時期ではありますが、『ウルトラマントリガー』をきっかけに少しでも笑顔になっていただければ!という思いで撮影に臨んでいます。発信する立場として役をしっかり全うしていきたいです」 撮影でも笑顔を大切にしている。 「笑顔が絶えない撮影です。テッシンさん(水野直さん)が、カメラが回っていない時も面白くて、みんな笑顔になるんです。坂本監督もすごく優しく、アクションについて教えていただいています。アクションもやるよ!と言われて、大丈夫かな?できるかな?とも思ったのですが、新しいことに挑戦できることがうれしい! 難しいけど、映像を見て、格好よく映っていると達成感がありますね」 ◇子供の憧れの存在に ウルトラマンは、子供にとって憧れのヒーローだ。豊田さんも子供に憧れられるヒロインを目指す。 「外で撮影していると、子供たちに『ウルトラマンだ!』と言っていただけることもあります。子供の憧れの存在になることがうれしいのですけど、普段の行動を見直さないといけませんね。そんな変なことはしないんですけど(笑い)。しっかりしないといけません!」 豊田さんにとってヒーローは自身の母だという。 「ヒーローは、何でもできて、困難に立ち向かう姿が格好いいです。私が憧れるのは母ですね。先のことまで知っているの? 未来予知能力があるのかな?と思うことがあったり、何でもできちゃったりして、憧れますね。母でもあり、友達のような存在でもあり、助けてもらっています」 「ヒロインという大役をいただき、ここで終わらないようにどんどん先を見ていきたいです。シリアスや役、個性的な役などいろいろな役ができるような女優さんになりたいです」と話す豊田さん。「ウルトラマントリガー」、そしてさらにその先の活躍が期待される。
<インタビュー>「ウルトラマンティガ」のインパクトを再び コロナ禍に笑顔を 坂本浩一監督の思い
2021/07/09
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が、7月10日から毎週土曜午前9時に放送される。1996~97年に放送された「ウルトラマンティガ」の「“真髄”を継ぐもの」として企画。「令和版ウルトラマンティガ」を目指すことも話題になっている。監督を務めるのは、「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきた坂本浩一さんだ。坂本監督は「ウルトラマントリガー」で「『ティガ』が当時、子供たちや世間に与えたインパクト」を再び表現したいと考えたという。また、コロナ禍に「みんなに笑顔を」という特別な思いがあった。坂本監督に「ウルトラマントリガー」に込めた思いを聞いた。 ◇「ティガ」の続編、リブートではない リスペクトを 「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんがマナカ ケンゴを演じる。 「ウルトラマンティガ」は今年、放送開始25周年を迎えた。「ウルトラマンティガ」は、「ウルトラマン80」以来、約16年ぶりとなる国内地上波のテレビシリーズで、人気グループ「V6」の長野博さんが主人公のマドカ・ダイゴを演じたことでも知られる人気作だ。 「僕の世代からすると“光の国のウルトラマン”が当たり前だったのですが、『ウルトラマンティガ』は“光の国のウルトラマン”ではない世界観で、タイプチェンジ、本格SFを取り入れるなど、とても魅力的な作品だと思いました。僕は早い時期から『ウルトラマントリガー』の制作に関わっていたのですが、僕が参加した時点では何かしら『ティガ』と関連した作品にするということしか決まっていませんでした。ほぼゼロ発進でアイデア出しから始まりました」 坂本監督は「『ティガ』は人気作で、一つの完結した、完成された作品として存在する」と感じていたという。「ウルトラマントリガー」は「ウルトラマンティガ」のリブートや続編ではない。 「続編とかリブートという形だと、蛇足になってしまうと感じました。ただ、『ティガ』が当時、子供たちや世間に与えたインパクトは大きかったと思います。その社会現象を再び起こしたいという意気込みが、『ニュージェネレーションティガ』というタイトルにも現れていると思います。そして、それが僕たちの理想でもあります。作品として『ティガ』の要素を含んでいるので、見ていただけるファンの方はいると思います。ただ、『ティガ』を見る機会が少ない今の子供たちにも、同じインパクトを与えたい、伝えていきたいと感じました」 放送当時、「ウルトラマンティガ」を見ていた子供たちも大人になった。「これはこうだったよねと子供たちと2世代で楽しめる作品になればと思います」と幅広い世代が楽しめる作品を目指した。 ◇夢と希望を与えられる光に 先日、「ウルトラマントリガー」のオンライン発表会が開催された際、坂本監督、キャストの笑顔が印象的だった。坂本監督は「みんなを笑顔にしたいをテーマに掲げています」と話す。 「もちろん明るい要素もありますが、過去の秘密とか、それぞれが背負った運命などシリアスな面も出てきます。ただ、今の時代はコロナの影響で世界が大変な時期で、この状況下でも見てもらって活力になる作品にしたいという思いがあります。作品を見て、何か感銘を受けたり、元気が出たり、そういうことがエンターテインメントには必要だなとすごい強く感じています」 坂本監督は2011~12年放送の「仮面ライダーフォーゼ」を手がけたことがある。東日本大震災の年に放送された作品だった。 「『フォーゼ』もみんなを明るくする『仮面ライダー』を作ろうという思いがありました。今回はやっぱり、みんなを笑顔にしたいんです。みんながマスクをしていますし、笑顔がなかなか見えないじゃないですか。その中で、みんなが笑顔になれるような作品にできればいいですね」 「『ウルトラマン』55周年、『ティガ』25周年という大きな看板を背負っている作品です。『ウルトラマン』は、みんなに夢と希望を与える希望の光でもあります。『ティガ』の超古代の戦士、超古代の光という要素をうまく絡めていきながら、人々に夢と希望を与えられる光にしていきたい」と話す坂本監督。その思いはきっと子供たちにも伝わるはずだ。
<インタビュー>寺坂頼我「祭nine.」リーダー 「ウルトラマントリガー」で念願のヒーローに 「笑顔を届けたい」
2021/07/09
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(テレビ東京系)が、7月10日にスタートする。同作の主人公で、ウルトラマントリガーに変身するマナカ ケンゴを演じるのが、ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんだ。「ヒーローになることが一番の夢だった」という寺坂さんに「ウルトラマントリガー」への意気込み、憧れのヒーロー像を聞いた。 ◇念願のヒーロー役に「生きててよかった!」 「祭nine.」の仲間の激励も 「ウルトラマントリガー」は、超古代の光の巨人伝説というコンセプトやシリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど、今年で25周年を迎えた「ウルトラマンティガ」の原点を踏襲。3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。 「ウルトラマン」シリーズはもちろん、「仮面ライダー」シリーズ、「スーパー戦隊」シリーズを手掛けてきた坂本浩一さんがメイン監督を務める。テレビ東京系で7月10日から毎週土曜午前9時に放送。 寺坂さんは、1999年12月26日生まれの21歳。ヒーローに憧れて芸能界入りし、2014年に名古屋を拠点に活動する人気グループ「BOYS AND MEN」の研究生メンバーとしてデビュー。2017年に研究生による選抜ユニット「祭nine.」が発足し、リーダーとしてメンバー入りした。「祭nine.」のライブ、舞台への出演のほか、ドラマやバラエティーなどでも活躍している。 特撮好きの父親の影響で「物心が付く前から特撮が日常にあった」という寺坂さんは「特撮ドラマを見て兄と一緒に変身ポーズをまねたり、戦ってみたりして、いつしか『ヒーローになりたい』と思うようになりました。次第に自分が夢見たものを届ける側になりたいと、役者として学んでいこうという意欲に変わりました」と振り返る。 寺坂さんは、オーディションで「ウルトラマントリガー」の主演に選ばれた。念願のヒーロー役に「『生きててよかった!』と思うぐらいうれしくてたまらなかった」と喜びを表現する。出演を真っ先に伝えたのは、「祭nine.」のメンバーだった。 「『祭nine.』の活動にどうしても穴を開けてしまうので、メンバーに最初に伝えました。メンバーはみんな『マジで!』とすごく喜んでくれて。『全力で地球を守ってきて』と言ってくれたのがすごく心強かったです。みんなが背中を押してくれて、本当に頑張ろうと思えました」 ◇マナカ ケンゴは誰かのために熱くなる 変身シーンは気迫の一発 寺坂さんが演じるマナカ ケンゴは、怪獣災害に立ち向かうエキスパートチーム・GUTS-SELECTの新人隊員。元々は、火星で植物学者として働いていたが、ある日、光の巨人と運命的な出会いを果たし、ウルトラマントリガーに変身することになる。寺坂さんはケンゴの魅力を「純粋無垢(むく)で明るくて、楽しいことが大好き」と表現し、演じる上では、ケンゴの「みんなの笑顔を守るために立ち上がる」という信念を大切にしているという。 「ケンゴは『誰かのために』と思うことで熱くなる男です。そこはぶれないように意識しています。『誰かのために』となると、普段は明るくてふわふわしているケンゴが真剣モードになる。そのギャップも届けられるのかなと。それに、僕は『祭nine.』の活動でも、普段の生活でも『誰かのために』と思うことをずっと心がけてきたので、そこはケンゴと共通しているところですね」 撮影では、「臨場感を出すための動きだったり、カメラの動きに合わせて動いたり、勉強すること、感動することばかりで、一日が終わるのが早すぎて、『きょうも一日が終わってしまった!』と口癖のように言っています」と笑顔を見せる。なかでも寺坂さんが「めちゃくちゃ緊張した」のがウルトラマントリガーの変身シーンだ。 「変身シーンは、ウルトラマントリガーの変身として永遠に使われるものですし、『みんながまねしたくなるようなものに絶対したい!』と思って臨みました。精いっぱい練習した末に変身シーンを演じたら、坂本監督が『今、変身したよ』と言ってくれて、めっちゃうれしくて! 自信が持てました。僕の気迫の一発なので、皆さんにも楽しみにしていてほしいです」 坂本監督からは、ことあるごとに「自信を持ってケンゴを演じてくれたらいいから」と声をかけられるという。 「励ましてくださることがすごく多くて、本当に愛のある方だなと実感しています。そういう優しい言葉を受けて僕自身も成長できるように、毎話成長を感じてもらえるようにケンゴを高めていきたいです。作品としても、お芝居としても、見た人が何倍も面白みを感じてもらえるようにしなければと思っています」 ◇諦めなければヒーローになれる 寺坂さんは、出演発表の際のコメントで「ウルトラマントリガー」を「笑顔あふれる作品」と表現していた。見る人に「笑顔」を届けたいと思いを語る。 「今回の作品のテーマの一つが『笑顔』なんです。今は、本当に大変な時代だと思います。だからこそ、笑顔になること、誰かを笑顔にすることの大切さをこの作品を通じて感じてもらえたらと思います。自分ももっと笑ってみようと思えたりとか、皆さんの日常が希望であふれていくようなメッセージがたくさん込められていると思うので、それをぜひ受け取っていただけたらうれしいです」 同作は、寺坂さんが「ヒーローになる」という夢をつかんだ作品でもある。ヒーローとは、どんな存在なのだろうか? 「ヒーローには、諦めない強さがあるので何にも屈しない。それは弱くても強くても関係なくて、誰かのために行動できる人、何かに立ち向かっていける人が、ヒーローになれるのではないかと思います。僕が夢見たのはそんなヒーロー像なので、僕自身もそれと近いものになれたらと思っています」 寺坂さんは「僕自身が諦めずに夢をかなえたことで、ヒーローに憧れるちびっ子たちや大人の方たちに『絶対にヒーローになれる』ということも伝えられたら」と思いを語る。寺坂さんが熱い思いを持って演じるマナカ ケンゴの活躍に期待したい。
「Z」の“ナツカワ ハルキ”平野宏周がゲスト出演 「ゼットさんと一緒に盛り上げる」
2021/06/24
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」に前作「ウルトラマンZ」の主人公・ナツカワ ハルキを演じた平野宏周さんがゲスト出演することが分かった。ナツカワ ハルキの登場回は、「ウルトラマンZ」でメイン監督を務めた田口清隆さんがメガホンを取る。 平野さんは「ハルキが先輩になる!と考えるだけで、どんなふうになるのか今からドキドキです。でもハルキらしさ全開でゼットさんと一緒に『ウルトラマントリガー』を盛り上げることができればと思っています。また皆さんで熱い朝にしましょう! ぜひテレビの前でまた『ご唱和』してください」と話している。 「ウルトラマントリガー」は、1996~97年に放送された「ウルトラマンティガ」の「“真髄”を継ぐもの」として企画。超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ティガ」の原点を踏襲し、「令和版ウルトラマンティガ」を目指す。
GUTS-SELECTの隊員服が商品化 ジャケット、キャップ、ベルトも
2021/06/10
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー」に登場するエキスパートチーム「GUTS-SELECT」の隊員服を商品化した「ウルトラマントリガー GUTS-SELECT『ジャケット』」などがバンダイから発売される。 GUTS-SELECTは、主人公のマナカ ケンゴらが所属するエキスパートチーム。ジャケットの左胸、背中、右腕部分には「GUTS-SELECT」の文字、ロゴがデザインされる。仕様が異なる男性用、女性用を展開する。価格は各1万9800円。 ジャケットのほか、Tシャツ(6600円)、ボトム(1万6500円)、キャップ(4180円)、ベルト(8500円)、アウタージャケット(1万3200円)もラインアップする。 バンダイのアパレル関連の公式ショッピングサイト「バンコレ!」で6月10日午前11時から予約を受け付ける。7月に発送予定。
高木勝也がGUTS-SELECTのタツミ セイヤ隊長に 「全パワーを込めてお届けします!」
2021/05/20
俳優の高木勝也さんが、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」のエキスパートチーム・GUTS-SELECTの隊長、タツミ セイヤを演じることが5月20日、分かった。 タツミ セイヤは、老若男女、地球人、宇宙人を問わず、いかなる者もまとめることができる、厳しさと優しさを兼ね備えた理想的な隊長。対怪獣用戦闘艇・ナースデッセイ号の司令室から陣頭指揮を執る。 高木さんは「出演決定から1週間は驚きとプレッシャーであまり眠れませんでした。ウルトラマンは正に僕の小さい頃のヒーローそのもので。そんな自分が隊長に。小さい頃、勇気をもらい憧れを抱き、信じる力をくれたヒーローや隊員。今度は僕たちが責任を持って未来のある子供たちやもちろん大人たちにも届ける番だと。記念すべきウルトラマン55周年、ティガ25周年の年に隊長を任せていただけることを心から光栄に思います」とコメント。 「トリガーは、ティガを愛した僕らの世代もきっと心が動きます。世代を越えて愛される作品になるように全員で全パワーを込めてお届けします! よろしくお願いします!」とメッセージを送った。
豊田ルナ、「ウルトラマントリガー」ヒロインに ミスマガ2019の18歳美少女がJK隊員役
2021/04/22
ミスマガジン2019のグランプリに選ばれた豊田ルナさん(18)が、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」のヒロイン、シズマ ユナを演じることが4月22日、明らかになった。シズマ ユナは、怪獣災害に立ち向かうエキスパートチーム・GUTS-SELECTの一員で、その素顔は女子高生。シズマ ユナの隊服姿のビジュアルも公開された。 シズマ ユナは、世界規模の巨大在団・シズマ財団の令嬢として、幼い頃から英才教育を受けて育った才女でもある。主人公のマナカ ケンゴの教育係として行動を共にする。豊田さんは「ユナちゃんは明るく天真らんまんで、でも自分の中に強い信念を持っている女の子です。私とも似ている部分があり、自分とユナちゃんとの共通点を見つけながら丁寧に演じることを心がけています」とコメント。 新作について「希望あふれる物語と個性豊かなキャラクターたちで視聴者の皆様をより笑顔にできる、そんな作品になっています」と話し、「私自身もシズマ ユナとして親子3世代、幅広い世代の皆様に笑顔と勇気を届けられるよう精いっぱい頑張ります。ウルトラマントリガーへたくさんの期待をよろしくお願いいたします!」と意気込みを語っている。
「ウルトラマン」新作「ウルトラマントリガー」7月スタート 令和版ウルトラマンティガ目指す
2021/04/15
特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」が制作され、7月10日から毎週土曜午前9時にテレビ東京系で放送されることが明らかになった。1996~1997年に放送された「ウルトラマンティガ」の「“真髄”を継ぐもの」として企画された。超古代の光の巨人伝説というコンセプトや シリーズ史上初めて描かれたウルトラヒーローのタイプチェンジなど「ティガ」の原点を踏襲し、「令和版ウルトラマンティガ」を目指すという。坂本浩一さんが監督を務める。
新作のヒーロー・ウルトラマントリガーは、3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人。光を継ぐ主人公・マナカ ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう。ボーイズグループ「祭nine.」のリーダー・寺坂頼我さんがマナカ ケンゴを演じる。
ウルトラマントリガーは、基本形態であるマルチタイに加え、 地上戦における剛力に特化したパワータイプ、 空中戦や俊敏性に特化したスカイタイプにタイプチェンジし、神秘のアイテム・サークルアームズを駆使して戦う。
変身アイテムのGUTSスパークレンスは、 超古代の遺跡から発掘された神器を解析し、 その構造を科学的に再現したアイテム。 普段はハイパーガンモードで銃として使用する。怪獣が出現して光の力が求められた時、マナカ ケンゴがスパークレンスモードに変形させ、 光の力を宿したGUTSハイパーキー(マルチタイプキー)を装填し、 天高く掲げてトリガーを引くことでウルトラマントリガーに変身する。
◇坂本浩一監督のコメント
こんにちは! 監督の坂本浩一です。ウルトラマン誕生55周年、 ウルトラマンティガ誕生25周年の記念すべき年に、 新シリーズのメイン監督を任せていただけるという大役に身が引き締まる思いです。絶大的な人気を誇る「ウルトラマンティガ」の系譜の作品ということで、 プレッシャーに押しつぶされそうですが、 全ての世代の人たちを笑顔にする作品をお届けできるように、 キャスト&スタッフ一同全力で取り組んでいます。 今作品では数々の新しいことにチャレンジしています。 造形、 撮影、 VFXなど、 特撮作品にとって最も重要なこれらの要素の進化にもご期待ください! 生活環境も変わり、 色々と制限が生まれ、 闇が世界を覆っているような状況ですが、 ウルトラマンの持つ光の力で吹き飛ばしましょう!