風の向こうへ駆け抜けろ キャスト
平手友梨奈、NHKドラマ初出演&主演 初の女性騎手役「お馬さんたちと力を合わせていきたい」
女優の平手友梨奈さんが、12月18、25日に放送されるNHKの土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」(総合)に主演することが分かった。平手さんはNHKドラマに初出演で初主演。廃業寸前の厩舎で奮闘し、桜花賞を目指す新人女性騎手・芦原瑞穂を演じる。
原作は、古内一絵さんの小説「風の向こうへ駆け抜けろ」(小学館)。瑞穂はプロデビューしたものの、成績が上がらず苦しんでいた。そんな瑞穂は、地方の鈴田競馬場の緑川厩舎に迎え入れられるが、そこは社会のあぶれ者たちのたまり場だった……という物語。
平手さんは「今回、初めてNHKのドラマに参加させていただきます。また、女性騎手という役も初めて務めさせていただきます。馬に対する思いを強く持っている芦原瑞穂という役と向き合っていきたいと思います」と意気込みを披露。
「ご一緒させていただく出演者の皆様、スタッフの皆様、そしてお馬さんたちと、いい作品になるよう力を合わせていきたいです。競馬に詳しい方も、そうでない方も楽しんでいただける作品になったらうれしいです」とコメントを寄せている。
ドラマは前後編で、12月18、25日午後9時~10時13分に放送。
中村蒼、朝ドラ「エール」以来のNHKドラマ出演 「風の向こうへ駆け抜けろ」で調教師役 相手役は平手友梨奈
俳優の中村蒼さんが、12月に放送されるNHKの土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」(総合)に出演することが分かった。居場所をなくした女性騎手と廃業寸前の厩舎を運営する調教師の男が出会い、共に桜花賞に挑む……という物語で、やる気のない調教師・緑川光司を演じる。中村さんが同局のドラマに出演するのは、2020年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」以来となる。
ドラマは古内一絵さんの同名小説(小学館)が原作。主人公の女性騎手・芦原瑞穂は女優で歌手の平手友梨奈さんが演じる。ドラマは前・後編で、12月18、25日午後9時に放送される。
中村さんは「一癖も二癖もある厩舎の登場人物たち。僕の演じる緑川光司もその内の1人です。しかしそこに現れる若き女性騎手。挫折し挑戦し続ける彼女の夢を共に叶(かな)えようとすることにより、光司も厩舎の皆も成長していきます。登場人物の悩みながらも挑み続ける姿は今の若い人にはもちろん、そんな頃もあったなという大人たちにも届く物語だと思います」とコメント。「人馬一体となり駆け抜ける姿をどうぞ見届けてください」とアピールした。
板垣李光人、平手友梨奈主演ドラマで失声症の厩務員に “声を使わない”表現、難役挑戦も「楽しい毎日」と充実感
女優で歌手の平手友梨奈さん主演のNHK土曜ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」(総合)で、俳優の板垣李光人さんが演じる失声症の厩務(きゅうむ)員・木崎誠のビジュアルが10月26日、公開された。馬を連れた厩務員姿の板垣さんが写し出され、「“声を使わない”ということは自分の中でも新しい表現方法で、撮影に入る前は若干の不安があったものの、いざ始まってみると監督や共演者の皆さんのおかげもあり、誠と共鳴し苦しくなるシーンもありましたがとても楽しい毎日です」と板垣さんは充実感をにじませた。
ドラマは古内一絵さんの同名小説(小学館)が原作。平手さん演じる主人公の女性騎手・芦原瑞穂のひたむきな情熱が、人生を諦めていた人々の心に火をつけ、廃業寸前の厩舎が桜花賞に挑んでいく物語。同局の連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」などで知られる大森寿美男さんが脚本を手掛けた。
板垣さんは「特によく話しかけてくださる平手さんには癒やされながらも、ジョッキーという危険と隣り合わせの撮影の中でひたすら役と向き合い作品を創り上げてゆく、瑞穂そのものの姿に、とても背中を押されています」と明かす。
演じる誠は、馬には優しい厩務員で、「キャスト、スタッフの人間陣はもちろんですが、馬たちも本当に頑張ってくれています。まさしく人馬一体となったこの作品は必ず素晴らしいものになると思いますので、楽しみにしていてください」と視聴者に呼びかけた。
内藤愼介プロデューサーは「ドラマは、平手さん演じる女性騎手・瑞穂の成長物語ですが、同時に彼女が厩舎で出会う変な仲間たちの再生物語でもあります。板垣李光人さんが演じる木崎誠は、美男子で失声症の男です。彼の存在感とセンシティブな演技は、言葉を発せず意思を伝えていく、そのようなことが成立するのかと心配する私たちの不安をふっ飛ばしました。瑞穂と共に前に進む仲間たちの再生物語の中、板垣さんの馬を思う強いまなざし、チョットした細かいしぐさに目が離せなくなること必見です。ご期待ください」と語っている。
ドラマはNHK総合で12月18、25日午後9時~同10時13分に放送される。