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<インタビュー>清水尋也 朝ドラで改めて芽生えた自覚 「おかえりモネ」後初ドラマは「今までにない役」

1月20日スタートの「となりのチカラ」に出演する清水尋也さん
1月20日スタートの「となりのチカラ」に出演する清水尋也さん

 2021年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」の気象予報士・内田衛役で話題になった俳優の清水尋也さん。「おかえりモネ」後初の連ドラとなる「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜午後9時、1月20日スタート)で演じるのは、凶悪少年犯罪事件の真犯人「少年A」だとうわさされる美しい青年・上条知樹(かみじょう・ともき)。「今までにない。演じるのがすごく難しいです」と語る清水さんに、改めて自覚することがあったという朝ドラ出演後の反響や、「となりのチカラ」の見どころ、主演を務める松本潤さんの印象などを聞いた。

 ◇初共演、松本潤のスゴさは?

 「となりのチカラ」は、「女王の教室」(日本テレビ系、2005年)、「家政婦のミタ」(同、2011年)、「過保護のカホコ」(同、2017年)などで知られる遊川和彦さんのオリジナル作。松本潤さんの主演で、思いやりと人間愛にあふれていながらも、何をしても中途半端な主人公・中越チカラ(松本さん)が、問題を抱えた同じマンション内の住人たちの悩みを解決していく姿を描く社会派ホームコメディー。

 清水さん演じる上条は、美しい外見ながらも、凶悪少年犯罪事件の真犯人とうわさされるどこか不気味な男だ。物語が進むにつれ、その素顔が明かされていくというが、初めは感情の起伏もない、一見何を考えているか分からない人物。「上条の全体像は撮影前に監督に丁寧に説明していただきました」という清水さんは「ドラマを通して見てもらってこその役だと思います。前半のお芝居が、後半に生きるよう流れは意識して、常に先を考えた上でお芝居をしています」と語る。

 しかし、感情をここまで抑えての演技は初めてだといい、難しさもあるという。「監督からは『もっと“棒”で、無機質な感じで』ってよく言われます。本当にこれでいいのかな?って思いながら、毎回モニターをチェックしながら演じています」と明かした。

 初共演となる主演の松本さんについて聞くと「小さいときからテレビで見ていました。同じドラマに出演させていただくなんて、想像もできなかったです。たくさん勉強させていただきたいです」と目を輝かせる。

 印象を聞くと、「誰よりも現場が見えていらっしゃる印象があります。現場すべての指揮を司(つかさど)り、引っ張っていってくださいます。空き時間に話しかけてくださることもありますし、お芝居以外のところもすごく見てくれているなって感じています。お芝居でも、こっちのカメラで何を撮っているのとかすべて把握した上で、考えて演じている。本当にすごい方だなって思います」と話していた。

 ◇「おかえりモネ」を経て改めて実感したことは?

 「おかえりモネ」では、根っからの“気象オタク”でおかっぱ頭にメガネ姿の気象予報士・内田衛を演じた清水さん。そのいでたちも相まって普段は頼りない印象だが、高校時代にモデルの過去もあり、スーツを着ると“イケメン化”する……という個性的な役だった。また、恒松祐里さん扮(ふん)する主人公の幼なじみと、互いを「スーちゃん」「マモちゃん」と呼び合うカップリングなども話題となった。

 「街で声をかけていただくことが多くなり、影響力を実感しています」と朝ドラの影響をしみじみ語る清水さん。「特に感じるのは、友人たちからの反響です。普段、友人たちとは僕の仕事の話はあまりしないのですが、朝ドラはやっぱり普段から習慣として見ている子が多かったのか、『すごいね!』『見るね!』って反応が結構きました。『トレンド入りしてたよ!』とかも教えてくれたりして、やっぱりそういうのはうれしいですよね」と顔をほころばせる。

 そんな「おかえりモネ」を経て改めて実感したこともあったという。

 「いろんな人に知っていただいた分、良くも悪くも常に人に影響を与えている、人の人生に関わっている仕事だというのは考えます。これまでも、僕のインタビューを読んで『進路を決めました!』みたいな報告とかをいただくことがあったのですが、たくさんの方に知っていただく機会があったからこそ、改めて、僕の発言やお芝居が、少なからず人の人生に影響を与えることもあるんだっていうことを自覚しました」

 2019年には第11回TAMA映画賞で「最優秀新進男優賞」に選ばれるなど、着実に若手実力派俳優としての道を進んでいる清水さん。芸能デビューから今年で10周年。理想の俳優像などあるのかと聞くと、「“代えが利く”役者になるのは嫌ですね。『じゃあ清水くん』って選ばれ方よりも、『清水くんしかできない』っていう言われ方をするような“個性”のある役者になりたいです」との答えが返ってきた。「となりのチカラ」では、どんな“個性”を見せてくれるのか楽しみだ。

出典:YouTube

ソニン、10年ぶり地上波連ドラレギュラー ワケありの“幸薄美人”に

2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」の出演者=テレビ朝日提供
2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」の出演者=テレビ朝日提供

 女優のソニンさんが、松本潤さん主演で2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に出演することが10月25日、分かった。ソニンさんが地上波の連ドラにレギュラー出演するのは、2012年の「はつ恋」(NHK)以来、約10年ぶりとなる。

 「となりのチカラ」は、遊川和彦さんオリジナルの社会派ホームコメディー。思いやりと人間愛にあふれていながらも、何をしても中途半端な主人公・中越チカラ(松本さん)が、問題を抱えたマンションの住人たちの悩みを解決していく姿を描く。

 ソニンさんは、チカラが暮らす部屋の真下に住むマリアを演じる。幸薄そうな美人で、夜な夜な複数の男性が頻繁に部屋に出入りしている、という役どころだ。

 併せて、小澤征悦さん、映美くららさん、清水尋也さん、浅野和之さん、風吹ジュンさんの出演も発表された。小澤さんと映美さんはチカラの部屋の隣に住む夫婦・木次学と木次達代、清水さんは凶悪少年犯罪事件の真犯人「少年A」だとうわさされる美しい青年・上条知樹、浅野さんは一見人当たりがいいがどこか笑顔がうそっぽいマンションの管理人・星譲、風吹さんはチカラの部屋の真上に高校生の孫と2人で住む柏木清江を演じる。

松本潤、テレ朝ドラマ初主演で遊川和彦とタッグ 「失敗しないドクターの次に、失敗だらけの中途半端な男」

2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」に主演する松本潤さん=テレビ朝日提供
2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」に主演する松本潤さん=テレビ朝日提供

 松本潤さんが、2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)に主演することが9月20日、分かった。松本さんが同局のドラマに主演するのは初めてで、「家政婦のミタ」(日本テレビ系、2011年)などで知られる遊川和彦さんが脚本と演出を担当。松本さんは、妻と2人の子を持つ主人公・中越チカラを演じる。

 「となりのチカラ」は、遊川さんオリジナルの社会派ホームコメディー。思いやりと人間愛にあふれていながらも、何をしても中途半端な主人公が、問題を抱えたマンションの住人たちの悩みを解決していく姿を描く。

 松本さん演じる中越チカラは、自称小説家だが、実は著名人のゴーストライター。いつもにこにこしていて、特技は人の話をいつまでも聞けること。困っている人は放っておけないものの、いざ手を差し伸べようとすると、あれこれ余計なことを考えてしまうという役どころだ。

 松本さんは、「失敗しないドクターの次に、失敗だらけの中途半端な男を演じることになりました(笑い)。しかも脚本、監督は気鋭の遊川和彦さん。今まで見たことのないドラマになると思います。僕自身、どんな作品になるのかまだ想像できていません。遊川さんに怒られないようにしながら(笑い)、ガッチリ組み合って作っていきたいと思います」とコメント。

 「現代社会のさまざまな問題に、中腰の中途半端な男がオロオロと立ち向かい、ほんの少しでも世界が良くなることを願うドラマです。大変な状況が続く日々ですが、見てくださった方の心が軽くなり、少しだけ勇気を持てる、そんな作品にしたいと思いますので、楽しみにしていてください」とアピールしている。

 遊川さんは、「格好いい俳優が、格好いい役をやることに猛烈な拒否反応があるへそ曲がりな僕に、『松本潤さんで連ドラを』というオファーがテレ朝から来たことは、ファンの方にはものすごくアンラッキーなことだったかもしれません。実際、僕は『今まで見たことのない情けない男をやらせたい』と即答したから」と告白。

 「でも企画書を読んで、『面白いですね』と出演を快諾してくれた松潤の笑顔を見た瞬間、何だかものすごく心地よいというか、ほんわかと幸せな気持ちになりました。『こ、これは、主人公チカラそのものじゃないか』と内心興奮したのを覚えています。彼なら、決断力がなくてすぐ中腰になるけど、限りない優しさを持つ主人公を、リアルな人間として見事に演じてくれると確信し、ワクワクが止まりません」と話している。